JPH02101090A - 新規抗生物質sf2543物質およびその製造法 - Google Patents

新規抗生物質sf2543物質およびその製造法

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JPH02101090A
JPH02101090A JP63253828A JP25382888A JPH02101090A JP H02101090 A JPH02101090 A JP H02101090A JP 63253828 A JP63253828 A JP 63253828A JP 25382888 A JP25382888 A JP 25382888A JP H02101090 A JPH02101090 A JP H02101090A
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JP
Japan
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substance
antibiotic
culture
spectrum
cultured
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JP63253828A
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Inventor
Shuichi Gomi
修一 五味
Masayuki Takagi
高木 誠之
Hiromi Watabe
渡部 宏臣
Tadaaki Okada
岡田 忠昭
Takashi Shomura
庄村 喬
Masaji Sezaki
瀬崎 正次
Naotoshi Akai
赤井 直利
Shigeharu Inoue
重治 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規抗生物質SF2543物質ならびにその
製造法に関する。
従来の技術及びその課題 従来、微生物が生産する種々の抗生物質は知られている
が、抗トレポネーマ活性を有する抗生物質はそれ程多く
見出されていないため、トレポネーマに起因する各種感
染症の治療分野においては新規な抗トレポネーマ活性を
有する抗生物質の出現が常に要望されている。本発明の
課題は、新規な抗トレポネーマ活性を有する抗生物質な
らびにその製造法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 第1の本発明の要旨とするところは、新規抗生物質SF
2543物質およびその塩にある。
1)SF2543物質の理化学的性状を列記すると2次
の通りである。
(a)  色および形状:黄色結晶 (b)分子式:C2oH1605S (c)  マススペクトル (FD−MS): m/z
 368 (M+)(d)  融  点 :227−2
28℃(分解)(e)  比旋光度 + [α1P−1
57°(c 0.1、CHCl3− CH3OH= l
:1) (f)  紫外部及び可視部吸収スペクトル1% λlTlaXnm(Elom) [MeOH]: 209(794)、 233(928
)、 257(sh、490)。
291(490)、 309(479)、 360(2
26)。
[0,1N HCI−MeOH]: 210(746)
、 234(928)。
255(sh、500)、 291(486)、 31
0(476)。
360(229)、 401(274)(g)  光外
部吸収スペクトル (KBr cm’)  : 3420.3070.29
60.2920゜2850、1710.1680.16
60.1640.1600゜1580、1560.15
50.1460.1390.1360゜1280、12
15.1190.1170.1130.1085゜10
60、 970. 930. 845. 800. 7
80゜■ (h)  HNMR7,ペクト” (400MHz 、
DMSOda)δ(ppm):  1.37(3H,s
)、 2.63(3H,s)。
2.71(IH,br d)、  2.77(IH,d
)、  2.93(IH,br d)、 3.07(I
H,d)、  5.07(IHs)。
7.28(IH,br d)、  7.45(IH,b
r d)、  7−75(IH,dd)、  7.81
(IH,s)、  11.95(IH,s)(i)  
CN M Rスペクトル(100MHz、 DMSOd
6)δ(ppm):  196.5 s、  186.
5 s、  181.7 s。
160.8 s、  146.3 s、  144.0
 s、  137.2 d。
135.5 s、 134.9 s、 132.2 s
、 130.4 s。
!23.0 d、  121.1 d、  11g、4
 d、  115.0 s。
71.2 s、  52.3  t、  40.7  
t、  30.Oq。
14.1  q (D  m解性:クロロホルム、酢酸エチル、アセトン
に溶け、メタノールに溶け難く、水に溶けない。
(k)  塩基性、酸性、中性の区別二弱酸性物質SF
2543物質の塩としては、金属塩、特にナトリウム塩
の如きアルカリ金属塩、カルシウム塩の如きアルカリ土
類金属塩等がある。
本発明のSF2543物質と理化学的性状が類似する化
合物として、抗生物質SF2609A。
BおよびC物質(特願昭63−179786.分子式は
それぞれC19H1405,C2oH1605およびC
2oH1606)、テトランゴマイシン(Tetran
gomycin) [Dannsら。
Antimicrob、 Agents Chemot
her、1965: 832−835゜1966  分
子式はC19H1405]、およびラベロマイシン(R
abelomycin)[Liusら、 J、 Ant
ibiotics 23:437−441.1970.
分子式はC19H1406]などがある。
しかし、硫黄原子を含有するSF2543物質はこれら
の物質とは分子式が異なり明確に区別され、新規物質で
ある。
2)SF2543物質の生物活性を次に示す。
本発明によるSF2543物質の各種嫌気性細菌、各種
トレポネーマおよび各種マイコプラズマに対する最小発
育阻止濃度はそれぞれ第1表、第2表および第3表に示
すとおりである。
第2表 (μg/m1) Streptococcus parvulus Mo
ore 5229      >100Peptost
reptococcus m1cros Moore 
5462      1.56Peptostrept
ococcus asaccharolyticus 
R161,56Bifidobacterium ad
olescentis ATCC15705>1100
Eubacteriu Ientum ATCC255
591,56Eubacterium Iimosum
 ATCC8486>1100Eubacteriu 
aerofaciens ATCC25986>110
0Propionibacteriu acnes A
TCC6919>1100C1ostridiu pe
rfringens JAM 3−2       >
1100C1ostridiu tetani G−4
150C1ostridium sporogenes
 No、1            6.25C1os
tridium difficile No、72  
         ’  50C1ostridium
 difficile No、92         
  50Actinomyces naeslundi
i ATCC1210450Bacteroides 
fragilis NCTC9343>100Bact
eroides fragilis GM−7000>
100Bacteroides fragilis C
−2)IQQBacteroides melanin
ogenicus ATCC2526012,5Bac
teroides melaninogenicus 
NCTC93376,25Bacteroides m
elaninogenicus NCTC9338W 
     O,78Bacteroides prae
acutus ATCC25539100Bacter
oides ruminicola C−12100B
acteroides distasonis E−3
2100Bacteroides ovatus AT
CC8483>100Bacteroides fur
cosus ATCC256621100Fusoba
cteriu varium ATCC8501>10
0被検菌 Treponema hyodysenteriae 
PF9Treponema hyodysenteri
ae YD−3Treponema hyodysen
teriae DJ70Treponema hyod
ysenteriae Kochi最小発育阻止濃度 (μg/ml) F2543 ≦0.05 ≦0.05 ≦0.05 0.20 第3表 被検菌 Mycoplasma gallisepticum 
S−6Mycoplasma galliseptic
um 4AS最小発育阻止濃度 (μg/ml) F2543 第2の本発明の要旨とするところは、放線菌に属する抗
生物質SF2543物質生産菌を培養し。
その培養物から抗生物質SF2543物質を採取する抗
生物質SF2543物質の製造法にある。
本発明に使用されるSF2543物質生産菌の一例とし
ては、北海道の土壌から新たに分離されたSF2543
株がある。
1)SF2543物質生産菌の菌学的性状1、形態 基土菌糸は長く伸長し、よく分岐し1通常の条件下では
分断しない。気菌糸はスターチ寒天、オートミール寒天
等で豊富に着生し、胞子形成も良好である。気菌糸の分
岐は単純分岐であり、車軸分岐は見られない。気菌糸先
端の胞子連鎖は直線状である。電子顕微鏡による観察で
は、胞子は楕円型ないし円筒型で、 0.5−0.8 
X 0.7〜1.4μmの大きさを有し9表面は平滑状
である。胞子は通常50個以上連鎖する。胞子のう、運
動性胞子、菌核などは観察されない。
■、各種培地上の生育状態 SF2543株の各種培地上の生育状態は第4表に示す
通りである。色の記載に9いて()内に示す標準はコン
テイナー・コーポレーション・オブ6アメリカ(Con
tainer Corporation of Ame
rica)社製の「カラー春ハーモニイ・マニアル(C
olor Harmony Manual)Jに記載の
ものを用いた。
観察は28℃で14〜21日培養後に行った。
第4表 ■、生理的性質 (1)生育温度範囲:スターチ寒天において15〜30
℃の温度範囲で生育し、25〜30℃で良好に生育する
(2)ゼラチンの液化:陰性 (3)スターチの加水分解:陽性 (4)硝酸塩の還元:陽性 (5)脱脂乳のペプトン化:陽性 脱脂乳の凝固:陰性 (6)耐塩性:4%NaCl含有培地では僅かに生育す
るが、5%以上では生育しない。
(7)メラニン様色素の生成:陽性、但し、チロシン寒
天では陰性。
■、炭素源の利用性(ISP  No、9培地使用)(
1)利用する:D−グルコース、D−フラクトース、グ
リセロール (2)利用しない:D−マンニトール、L−ラムノース
、シュクロース、D−キシロース、ラフィノース、 m
yo−イノシトール、L−アラビノースV、細胞壁組成 ベラ力−(BeCker)らの方法(Appl、 Mi
crobiol。
13: 236.1965)により分析した結果、全菌
体加水分解物中のジアミノピメリン酸はLL型であった
以上の性状より、SF2543株は放線菌の中でストレ
プトミセス属に属し、気菌糸色調は” Re d ”シ
リーズ、気菌糸先端は直線状で、胞子表面は平滑状、裏
面色調は灰黄色〜黄褐色で、メラニン様色素を生成する
菌株と要約出来る。
本発明者らはSF2543株をストレプトミセス・エス
ピー−S F 2543 (Streptomyces
 sp、   SF2543)と称することにした。な
お2本菌株は工業技術院生物工業技術研究所に、微工研
菌寄第10291号(FERM P−10291)とし
て受託されている。
SF2543株は、他の放線菌に見られるようにその性
状が変化し易い。例えば、SF2543株に由来する突
然変異株(自然発生または誘発性)。
形質接合体または遺伝子組換え体であっても、SF25
43物質を生産するものは全て本発明に使用できる。
2)SF2543物質生産菌の培養法 放線菌に属するSF2543物質生産菌は通常の微生物
が利用しうる栄養物を含有する培地で培養する。栄養源
としては、従来放線菌の培養に利用されている公知のも
のが使用できる。例えば。
炭素源としては、グルコース、水飴、デキストリン、澱
粉、糖蜜、動・植物油等を使用しうる。また、窒素源と
しては、大豆粉、小麦胚芽、コーン・ステイープ・リカ
ー、綿寅粕、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、硫酸ア
ンモニウム、硝酸ナトリウム、尿素等を使用しうる。そ
の他必要に応じ。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、コ
バルト、塩素、燐酸、硫酸およびその他のイオンを生成
することができる無機塩類を添加することは有効である
。また、菌の発育を助け、SF2543物質の生産を促
進するような有機および無機物を適当に添加することが
できる。
培養法としては、好気的条件での培養法、特に深部培養
法が最も適している。培養に適当な温度は25〜30℃
であるが、多くの場合28℃付近で培養する。SF25
43物質の生産は培地や培養条件により異なるが、振盪
培養、タンク培養のいずれにおいても通常2〜7日間で
その蓄積が最高に達する。培養中のSF2543物質の
蓄積量が最高になった時に培養を停止し、培養液から目
的物質を単離精製する。
3)SF2543物質の精製法 本発明のSF2543物質を培養物からの採取するには
、その性状を利用した通常の分離手段。
例えば、溶剤抽出法、イオン交換樹脂法、吸着または分
配カラムクロマト法、ゲルろ適法、yPL折法。
沈澱法等を単独でまたは適宜組み合わせて抽出精製する
ことができる。例えば、SF2543物質は、培養菌体
中からはアセトン−水またはメタノール−水で抽出され
る。また、培養液中に蓄積されたSF2543物質は1
合成吸着剤であるダイヤイオンHP−20(三菱化成工
業社製)等に吸着される。更に、水と混ざらない有機溶
剤9例えば。
ブタノール、酢酸エチル等で抽出すればSF2543物
質は有機溶剤層に抽出される。
SF2543物質を更に精製するには、シリカゲル(フ
コ−ゲルC−200,和光純薬工業社製等)。
アルミナ等の吸着剤やセファデックスLH−20(ファ
ルマシア社製)、トヨパールHW−40C東ソ一社製)
等を用いるクロマトグラフィーを行うとよい。
このようにして培養物中に生産されたSF2543物質
は遊離の形、すなわちSF2543物質それ自体として
分離することができ、またSF2543物質を含有する
溶液またはその濃縮液を塩基。
すなわち例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
アルカリ金属化合物、水酸化カルシウム。
水酸化マグネシウム等のアルカリ土類金属化合物等のよ
うな無機塩基により、各工程の操作中例えば抽出1分離
または精製の各工程の操作中に処理した場合、SF25
43物質は対応するその塩類の形に変化し9分離される
。また別にこのようにして製造されたSF2543物質
の塩類は、常法により遊離の形に変化させることができ
る。更に遊離の形で得られたSF2543物質を前記の
塩基により常法で対応するその塩類に変化させることも
できる。従ってSF2543物質と同様にその塩類も、
この発明の範囲内に包含されるものとする。
犬嶌を 以下に本発明の実施例を示すが、SF2543物質の性
状が本発明によって明らかにされたので。
それらの性状にもとづきSF2543物質の製造法を種
々考案することができる。従って本発明は実施例に限定
されるものではなく、実施例の修飾手段は勿論9本発明
によって明らかにされたSF2543物質の性状にもと
づいて公知の手段を施してSF2543物質を生産、濃
縮、抽出、精製する方法をすべて包含する。
実施例1 種培地として、スターチ1.0%、グルコース1.0%
、綿実粕1.0%、小麦胚芽1.0%、大豆粕1.0%
、硫酸マグネシウム0.05%、燐酸二カリウム0.2
%および塩化ナトリウム0.2%の組成からなる培地を
用いた。また、生産培地として、水飴4.0%、小麦胚
芽1.0%、大豆粕1.0%、グルテンミール0.5%
、ポリペプトン0.5%、炭酸カルシウム0.1%、硫
酸マグネシウム0.05%、塩化ナトリウム0.2%お
よび塩化コバルト(6水塩)0.0005%の組成から
なる培地を用いた。なお、殺菌前pnはすべてpH7,
0に調整して使用した。
前記の種培地20mffを分注した100mQ容三角フ
ラスコを120℃で30分間殺菌し、これにストレプト
マイセス・エスピー・SF2543株(FERMP−1
0291)の斜面寒天培養の2〜3白金耳を接種し、2
8℃で3日間振盪培養して第1種培養とした。次いで9
種培地(80mQ)を分注した500m0.容三角フラ
スコを120℃で30分間殺菌し、前記第1種培養(4
m12)を接種し、28℃で2日間振盪培養してこれを
第2種培養とした。更に1種培地(lL)を分注した5
L容三角フラスコを120℃で30分間殺菌し、第2種
培養(50mQ、)を接種し、28℃で2日間振盪培養
して、これを第3種培養とした。
予め120℃で30分間殺菌した35Lの種培地を含む
50L容ジヤー・ファーメンタ−に、第3種培養(lL
)を接種し、28℃で2日間通気(20L/分)、撹拌
(25Orpm)培養し、これを第4種培養とした。予
め120℃で30分間殺菌した200Lの生産培地を含
む300L容7アーメンター2基に前記の第4種培養を
各6Lずつ接種し、28℃で3日間通気(100LZ分
)、撹拌(400rpm)培養した。培養終了後、ろ過
動剤として珪藻土を加えてろ過し、ろ液(320L)と
菌体を得た。
この菌体に50%アセトン水(20OL)を加え、20
分間撹拌後菌体をろ別して菌体抽出液を得た。菌体抽出
液は、減圧下でアセトンを留去して80Lの濃縮液とし
た。この濃縮液と培養ろ液を混合し。
ダイヤイオンHP−20カラム(2OL)にかけて活性
成分を吸着させた。このカラムを水洗(100L)後。
50%アセトン水で活性成分を溶出して活性画分(70
L)を得た。得られた活性画分は減圧下でアセトンを留
去後、酢酸エチル(20L  x  2)でSF254
3物質を抽出した。この酢酸エチル層を濃縮すると油状
物質(30g)が得られた。この油状物質をシリカゲル
カラム(1kg)の上部に載せ、クロロホルム−メタノ
ール(40: l )を展開溶媒とするクロマトグラフ
ィーを行い、溶出液を500m12ずつ分画した。SF
2543物質を含む画分(fractionNo、6−
7)を濃縮乾固し、残渣(970mg)をシリカゲルカ
ラム(90g)の上部に載せ、ヘキサン−アセトン(1
:1)を展開溶媒とするクロマトグラフィを行った。得
られた粗SF2543物質(31Cmg)を更に、メタ
ノールを展開溶媒とするセファデックスLH−20(6
00m(2)カラムクロマトグラフィーを行って精製す
ると、純粋なSF2543物質(135mg)が得られ
た。このSF2543物質(50mg)をヘキサン−ア
セトン(1:I)から再結晶すると、SF2543物質
が黄色針状結晶(37mg)として得られた。
発明の効果 本発明のSF2543物質は第2表に示したごとく強力
な抗トレボ不−マ活性を有し、また第1表に示したごと
く嫌気性細菌に対しても抗菌作用を有している。これら
の性質に基づき本発明のSF2543物質を抗トレポ不
−マ剤、抗嫌気性細菌剤、あるいはそれらへの変換用素
材として用いることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図: SF2543物質ノメタノール中(20Lg
/m4.実線)および酸性メタノール中(20Lg/m
Q、破線)での紫外部および可視部吸収スペクトルを示
す。 第2図: SF2543物質の臭化カリウム錠での赤外
部吸収スペクトルを示す。 第3図: SF2543物質の重ジメチルスルホキシド
溶液中での400MHz 1HNMRスペクトルを示す
。 第4図:SF2543物質の重ジメチルスルホキシド溶
液中での100MHz 13CN M Rスペクトルを
示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の特性を有する抗生物質SF2543物質お
    よびその塩 (a)色および形状:黄色結晶 (b)分子式:C_2_0H_1_6O_5S (c)マススペクトル(FD−MS):m/z368(
    M^+) (d)融点:227−228℃(分解) (e)比旋光度:[α]^2^5_D=−157°(c
    0.1、CHCl_3−CH_3OH=1:1) (f)紫外部及び可視部吸収スペクトル:第1図に示す
    。 (g)赤外部吸収スペクトル:第2図に示す。 (h)^1HNMRスペクトル:第3図に示す。 (i)^1^3CNMRスペクトル:第4図に示す。 (j)溶解性:クロロホルム、酢酸エチル、アセトンに
    溶け、メタノールに溶け難く、水に溶けない。 (k)塩基性、酸性、中性の区別:弱酸性物質
  2. (2)ストレプトマイセス属に属する、抗生物質SF2
    543物質生産菌を培養し、その培養物から抗生物質S
    F2543物質を採取することを特徴とする抗生物質S
    F2543物質の製造法。
JP63253828A 1988-10-11 1988-10-11 新規抗生物質sf2543物質およびその製造法 Pending JPH02101090A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1952690A2 (en) 2007-01-31 2008-08-06 Basf Se Pesticidal mixtures based on triazolopyrimidines and insecticides

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EP1952690A2 (en) 2007-01-31 2008-08-06 Basf Se Pesticidal mixtures based on triazolopyrimidines and insecticides

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