JPH02100940A - 用紙搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、画像形成装置における用紙の用紙搬（従来の
技術） 複写機やプリンター等のように、感光体からの画像転写
部分に向けて用紙を送込み、画像を転写Ｊることによっ
て、記ｌＪ＆紙を作成するように構成してなる装置にお
いては、感光体に形成された画像に合せて、その用紙の
先端部の位置決めの動作を行うためにゲート部材を配置
している。

例えば、第２図に示される複写機の場合のように、感光
体ベルト２０からの画像転写位置に向けて、用紙トレイ
等の給紙手段からの用紙搬送路２８を形成し、該用紙搬
送路２８に設けた搬送０−ラ装置１ａにより用紙を搬送
する。

そして、感光体ベルトからの画像転写位置の手前の部分
で、ゲート部材１３により用紙の先端部の位置決めを行
ってから、感光体ベルトに形成ざれたトナー画像にタイ
ミングを一致させＣ１用紙の送り出しを行うような手法
が用いられる。

前記したような給紙方式においては、ゲート部材１３に
より用紙Ｐが一旦停止された際に、前記ゲート部材１３
により停止された用紙に対して、搬送ローラ装置１ａに
よって若干の余分な送りの作用を行って、用紙のループ
ｐａを形成する。

そして、ゲート部材１３が開かれた際に、ループ部分Ｐ
ａが前方に跳ね出すことによって、送り出しローラ１１
のニップ部分に用紙の先端部が挿入され、その用紙の送
り出しをスムーズに行うことが出来るようにする手段が
用いられる。

上記したような用紙トレイからの用紙搬送路の他に、通
常の画像形成装置においては、手差しトレイ２５から用
紙を手差しで供給することも行なわれている。この手差
し１〜レイを用いる場合には、通常の定型サイズのコピ
ー用紙を用いて、小数枚の記録紙を作成することの他に
、ハガキや図書カード等のような厚紙や、トレーシング
ペーパー等のような薄紙等に画像の転写を行う場合等に
利用している。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記したような従来の用紙搬送装置にお
いては、ゲート部材の手前部分に設けた搬送ローラ装置
が、比較的摩擦係数の大きなゴム材料によって、そのロ
ーラが構成されていた。

したがって、厚くて腰の強い用紙を給紙する場合に、ゲ
ート部材によって停止された後で、用紙を搬送ローラに
よってさらに送る動作を行うと、その用紙がループを形
成せずに、その搬送ローラ装置による強い送りの力によ
って、ゲート部材を突き扱（）てしまう等の問題が発生
することがある。

そして、用紙の先端部がゲート部材を通過した後で停止
されることによって、その用紙の正確な位置決めを行う
ことが出来なくなり、トナー画像を用紙の正確な位置に
転写出来なくなる等の問題が発生して、良質のコピーを
作成出来ない等の大きな問題が生じる場合がある。

（発明の目的） 本発明は、上記したような従来より用いられている用紙
搬送装置の欠点を解消するもので、搬送ローラ装置によ
る送り力を比較的小さく設定することによって、用紙が
ゲート部材を突尖ける等の問題が発生することを防止出
来るような装置を提供することを目的としている。

（問題点を解決するだめの手段および作用）本発明の用
紙搬送装置は、複写機等の画像形成装置の記録部の上流
の部分にゲート部材を配直し、該ゲート部材により用紙
の先端部を位置決めして、記録部に向けて送り出すよう
に構成してなる装置において、前記ゲート部材の上流の
部分に配置する搬送ローラ装置の駆動ローラを、摩擦係
数の小さい部材で構成し、ゲート部材により停止された
用紙に対して、適正な送りの作用を行い得るように構成
しでなる装置である。

そして、本発明の用紙搬送装置においては、ゲート部材
の上流部分に配置する搬送ローラ装置の駆動ローラを、
金属部材または摩擦係数の小さいプラスチック等により
構成するので、９紙等に対する送りの作用を強く発揮さ
せることがなく、ゲート部材に用紙の先端が突き当てら
れて停止した場合に、前記搬送ローラ装置が用紙に対し
てスリップＪることになり、駆動ローラによる余分な送
りの作用が行なわれないことになる。

したがって、本発明の用紙搬送装置においては、厚紙を
送る際に、その用紙がゲート部材を突尖ける等の問題が
発生することが防止されて、用紙の位置決めを正確に行
うことが可能になる。

（実施例） 図示された例に従って、本発明の用紙搬送装置の構成を
説明する。

第１図に示される本発明の実施例は、複写機の画像転写
部分の上流部に設けられるゲート部材１３と、その前後
のスリップローラ装置１０１送り出しローラ装置１１、
および、搬送ローラ装置１との組合Ｕを示している。

この第１図に示される用紙搬送装置において、手差しト
レイからの給紙路、または、用紙トレイ等からの用紙搬
送路の端部で、用紙の搬送を行うための搬送ローラ装置
１は、駆ＵＪローラ２とピンチローラ５とから構成され
る。これ客のＯ−ラのうち、駆動ローラ２は駆動軸３に
ポリアセタール樹脂（ＰＯＭ）製のローラ部材４を設け
ているもので、該ＲＯＭＩ′ｆｉ摩擦係数の小さい部材
であることより、駆動臼−ラ２による用紙の搬送作用が
比較的小さいものとして設定される。

前記駆動ローラ２に対向して配置されるピンチローラ５
は、支持＠６に通常のローラのようにゴム製のローラ部
４４７を設けており、該ピンチローラ５が駆動ローラ２
の回転に従動じて回転が行なわれ、両日−ラの間にニッ
プした用紙に対する送りの作用を行う。

この搬送ローラ装置１により用紙の搬送を行う場合に、
通常のコピー用の用紙や薄い紙に対しては、通常のゴム
ローラを対向さゼて形成した搬送ローラ装置の場合と、
はぼ同様な搬送性能を発揮させ得るものである。

しかし、厚紙等のように腰の強い用紙に対しては、その
用紙の先端部がゲート部材に当接して停止された場合に
、その用紙を強い抑圧力によって送り出すことはなく、
駆動１」−ラが用紙に対してスリップする状態になる。

上記した本発明の搬送ローラ装置１にａ３いては、駆動
ローラ２として、前記したようなＰＯＭ製の１コ一ラ部
材の他に、金属製のもの、または、その他の摩擦係数の
小さいプラスチック製のローラ部材を用いることが可能
である。

上記したような構成を有する本発明の搬送ローラ装置１
は、スリップローラ装置１０と送り出しローラ装置１１
との間にゲート部材１３を設け、該ゲート部材１３によ
り用紙の先端部の位置決めを行うような、レジストレー
ション装置に適用することが出来る。

この第１図に示されるレジストレーション装置において
は、ゲート部材１３は＠１３ａに支持されて揺動が行な
われるが、該ゲート部材１３の先端部が当接する上ガイ
ド板１５１．：は、凸部１６が設けられていて、該ゲー
ト部材の先端部が上ガイド板１５の用紙案内面よりも、
十の位置で用紙搬送路を閉じるように構成される。また
、下ガイド板１７は平らな案内面を構成しているもので
、該下ガイド板１７と上ガイド板１５との間で用紙を案
内するようにしている。

用紙搬送路内での用紙の搬送を行うためのスリップロー
ラ装置１０と送り出し臼−ラ装置１１とは、従来より用
いられているローラ装置と同様に構成されており、スリ
ップローラ装置１０は比較的弱い搬送力で用紙の搬送を
行う。しかし、送り出しローラ装置１１はゲート部材で
一旦停止された用紙を、画像転写位置に送り出すもので
あるから、駆動ローラとピンチローラともにゴム製のロ
ーラ部材で構成され、用紙に対する搬送力を強く発揮出
来るものである。

上記したような用紙搬送装置は、第２図に示される画像
形成装置の用紙搬送路に適用することが可能である。こ
の第２図に示される画像形成装置は、感光体として感光
体ベルト２０を用いる複写機の例を示しているが、該複
写機の感光体ベルト２０に対して、その画像転写位置に
は転写・剥離コロトロン２１を配置し、その画像転写部
分に向けて用紙の先端部の位置決めを行った状態で、用
紙を送り出ずために、本発明のゲート部材を含む用紙搬
送装置が用いられる。

そして、通常の定型用紙を用いてコピーを作成する場合
には、用紙は用紙搬送路２８を経て、搬送ローラ装置１
ａからゲート部材による先端部位置決め装置に向けで搬
送される。また、手差しトレイ２５から給紙される厚紙
等の用紙は、手差し給紙装置２６を経て、その先端部の
搬送ローラ装置１を経て、ゲート部材による位置決め位
置に搬送が行なわれることになる。

上記したような構成の用紙搬送装置において、搬送ロー
ラ装置１と１ａとは、それぞれ前記したような表面摩擦
係数の小さいローラ部材を用いた駆動ローラと、通常の
ローラ部材により構成されるピンチローラとを、一対に
形成したものを用いることが出来る。そして、それ等の
搬送ローラ装置を用いることによって、用紙の先端部が
ゲート部材により停止された際でも、特に厚い用紙に対
して、強い搬送力が作用することがなく、そのような用
紙の先端部がゲート部材を突抜けたりすることを防止し
て、レジストレーションの作用を良好に発揮させ得るも
のとすることが可能である。

もちろん、上記した本発明の搬送ローラ装置においては
、通常のコピー用紙を搬送する際には、その用紙の先端
部がゲート部材により停止された場合には、その搬送ロ
ーラＨＷＩの送りの作用によって、用紙ＰにループＰａ
が形成される。そして、そのループによってゲート部材
が聞かれた場合に、用紙の先端部が送り出しローラ装置
１１にニップされて、画像転写部に向けて用紙の先端部
の位置決めが行なわれた状態で搬送が行なわれるものと
なる。

なお、上記した本発明の実施例において、手差しトレイ
２５からの給紙部分にのみ、本発明の搬送ローラ装置を
用いることが出来るものであり、用紙１〜レイからの用
紙搬送路には通常のゴム製のローラ部材を対向して配置
した搬送ローラ装置を用いても良いものである。

（発明の効果） 本発明の用紙搬送Ｍｌは、上記したＪ：うな構成を有す
るものであり、ゲート部材のト流部分に配置する搬送ロ
ーラ装置の駆動ローラを、金属部材または摩擦係数の小
ざいプラスチック等により構成するので、厚紙等に対す
る送りの作用を強く発揮させることがなく、ゲート部材
に用紙の先端が突き当てられて停止した場合に、駆動臼
−ラにＪ：る余分な送りの作用が行なわれることを防止
出来るものである。

したがって、本発明の用紙搬送Ｈ置においては、特に厚
紙を送る際に、その用紙がゲート部材を突扱ける等の問
題が発生することが防止されて、用紙の位置決めを＋Ｅ
確に行うことが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の用紙搬送装置の構成を示す側面内であ
り、第２図は複写機における用紙搬送路の構成を示す説
明図である。 図中の符号 １・・・・・・搬送ローラ装置、２・・・・・・駆動ロ
ーラ、５・・・・・・ピンチローラ、１０・・・・・・
スリップローラ装置、１１・・・・・・送り出しローラ
装置、１３・・・・・・ゲート部材、１５・・・・・・
上ガイド板、１７・・・・・・Ｆガイド板、２０・・・
・・・感光体ベルト、２５・・・・・・手差しトレイ、
２６・・・・・・手差し給紙装置、２８・・・・・・用
紙搬送路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複写機等の画像形成装置の記録部の上流の部分にゲート
   部材を配置し、該ゲート部材により用紙の先端部を位置
   決めして、記録部に向けて送り出すように構成してなる
   装置において、 前記ゲート部材の上流の部分に搬送ローラ装置を配置し
   、該ローラ装置の駆動ローラを摩擦係数の小さい部材で
   構成し、 ゲート部材により停止された用紙に対して、適正な送り
   力を加え得るように構成したことを特徴とする用紙搬送
   装置。