JPH0210013A - ごみ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ごみを焼却減量するごみ処理装置に関するも
のである。

従来の技術 従来、この種のごみ処理装置は第５図に示すような構成
であった。第５図において、上部に開閉自在々蓋４を有
する燃焼炉を構成する箱状の枠体１の内部に断熱性の炉
側２を貼り巡らし、その側２　・＼−７ 壁面に外部へ連通ずる排気口９を設け、この排気口９の
下流側には加熱用ヒーター１１と触媒１２で構成された
浄化器１ｏを接続している。前記枠体１の内底部には先
端を内側に突出させてヒータ３が固定されている。そし
て前記枠体１の内部には金属性の処理容器５を前記ヒー
ター３の上に置いている。処理容器５の底には、ヒータ
ー３を包みこむ凸部５ａが形成され、その凸部５ａの壁
面には開口部５ｂが設けられている。この開口部５ｂか
ら処理容器６内へ空気を流入させる給気ロアを前記枠体
１の底面に設け、との給気ロアに連通して、給気送風機
８を備えている。

そして、蓋４を開けごみ６を処理容器５内に投入し、蓋
４を閉めた後ヒーター３に通電すると、ヒーター３の熱
エネルギーによりごみ６を加熱し、焼却減量する。燃焼
に必要な空気は給気ロア、処理容器６の凸部５ａの開口
部５ｂから給気送風機８によって処理容器５内に流入さ
せ、燃焼により発生した排ガスは排気口９から排出し、
浄化器１０内に入り、加熱用ヒーター１１で触媒１２の
反応３ノ＼−ン 温度まで加熱され、触媒１２により浄化して外部へ排出
するものであった。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、給気送風機８の寿命あるい
は故障によシ給気送風機８が停止すると燃焼に必要な空
気が送られなくなシ、わずかに自然に流入する空気で不
完全燃焼をおこして、人体に非常に有害となる一酸化炭
素を含む排ガスを発生し、この排ガスが給気送風機８側
に逆流して、装置外へ排出されてしまうという課題を有
していた。特に、このごみ処理装置は排気を室外へ出す
ようにすれば室内使用が可能であり、室内仕様のもので
前述の状態がおこると装置外、つ捷９室内に排ガスが漏
れてくることになり、室内の空気が汚れて人体に悪影響
を与えるという課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、給気送風機
が何らかの原因で亨１にしても、排ガスが給気送風（幾
（＋１１１へ逆流することを防いで安全性を高めたごみ
処理装置を提供するととを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のごみ処理装置は、ご
み焼却減量する開閉自在な蓋を有する燃焼炉と、この燃
焼炉の内底部に突出したヒーターと、底部に前記ヒータ
ーを覆う凸部を有し、かつ前記燃焼炉内に配されるごみ
投入用の処理容器と、前記燃焼炉内の内面に設けた給気
口および排気口を備え、前記給気口に連通ずる給気流路
内に逆止弁を設けた構成である。

作　　　用 この構成により、寿命、故障等何らかの原因により給気
送風機が停止しても、逆止弁により燃焼により発生した
排ガスが逆流して、給気送風機の吸込口から漏れること
を防ぐこととなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図にもとづき説
明する。第１図において、ごみ６を投入する開閉自在な
蓋４を有する枠体１は内壁部に炉材２を備えている。枠
体１の内底部には枠体１の底面を貫通し、枠体１内へ突
出したヒーター３を５　ヘーン 設けている。上記枠体１、炉月２、ヒーター３、および
蓋４によシ燃焼炉を構成している。また前記ヒーター３
の上部には底部にヒーター３を包みこむ凸部５ａを形成
したごみの処理容器６が設けられ、前記蓋４を開けて投
入されたごみ６が処理容器５内に貯留されるようになっ
ている。前記処理容器５の凸部５ａの壁面にはごみ６が
燃焼するだめの空気を流入させる開口部５ｂを有してい
る。

また枠体１の内底部には給気ロアを開口させ、給気送風
機８から、燃焼に必要な空気を給気流路１３を介して送
る構成になっている。また燃焼により発生した排ガスは
側壁に開口した排気口９から排出し、前記排気口９には
浄化器１０を連通させ、浄化器１０内の加熱用ヒーター
１１で排ガスを触媒１２の反応温度寸で加熱し、触媒１
２で浄化し、外へ排気する構成になっている。また、前
記給気流路１３には逆上弁１４が設けられておシ、この
逆止弁１４は第２図に示すように、箔状のバルブ板１５
とフレーム１６で構成されている。フレーム１６には空
気が通る穴１７が穿設されており、６　・＼−／ バルブ板１５はこの穴１７を塞ぐ位置に片側だけを固定
して取シつけである。

上記構成において、ごみ６は蓋４を開けて処理容器５内
に投入される。そしてヒーター３により加熱され、給気
送風機８によシ送られた空気が給気通路１３、給気口γ
、処理容器６の開口部６ｂを通って流入して燃焼する。

そして燃焼により発生した排ガスは排気口９から浄化器
１０内に流入し、浄化器１０内の加熱用ヒーター１１で
触媒１２の反応温度にまで加熱され、触媒１２により浄
化され外部へ排出するようになっている。このとき給気
流路１３内の逆止弁は第３図に示すように給気送風機８
から送られてくる空気の圧力で箔状のバルブ板１５がた
わんでフレーム１６の穴１７が開いて空気が流入してい
る。このように通常時の動作については逆止弁１４の動
作以外は同じである。ところが給気送風機８の寿命、ま
たは故障、電気エネルギーを供給する導線の断線等の理
由で給気送風機８が停止してしまうことが考えられる。

このような場合は燃焼に必要な空気が送られない７へ一
部 寸丑、ヒーター３による加熱でごみ６が燃焼しようとす
るため不完全燃焼を起し、−酸化炭素を発生する。この
とき従来では給気流路１３が開通しだｉｔの状態である
ため、不完全燃焼により発生した一酸化炭素を含む排ガ
スが逆流し、給気送風機８の吸込口から外へ而れてし甘
うようになっていた。しかし、本発明では給気流路内に
逆止弁１４があり、給気送風機８が停止すると第４図に
示すように逆止弁１４のバルブ板１５が自身の弾性によ
りフレーム１６に密着して、フレーム１６の穴１７を塞
ぎ、排ガスの逆流を防止する。また排ガスの圧力が高く
なってもバルブ板１５はフレーム１６に押しつけられる
だけでフレーム１６の穴１了は塞いだ捷捷であり、逆流
することはない。甘た給気流路が閉塞されるため、空気
の流入が遮断され、不完全燃焼も止まることとなる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、何らかの理由で給気送風
機が停止しても逆上弁により給気流路を塞ぐため、燃焼
を停止させて、−酸化炭素の発生を防ぎ、給気送風機側
へ排ガスが逆流することを防ぐことができる。まだ、こ
の装置は排気を室外へ出すようにして室内に設置するこ
とが考えられ、この場合、−酸化炭素を含んだ排ガスが
室内側へ漏れることを防ぎ、安全性が高く、悪臭の発生
も防ぐことができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のごみ処理装置を示す縦断面
図、第２図は同ごみ処理装置の給気流路部の一部破断斜
視図、第３図は同ごみ処理装置の逆止弁の通常時の動作
を示す断面図、第４図は同逆止弁の給気送風機停止時の
動作を示す断面図、第５図は従来のごみ処理装置を示す
縦断面図である。 １・・・・・・枠体、２・・・・・・炉材、３・・・ヒ
ーター、４・・・・・・蓋、５・・・・・・処理容器、
７・・・・・給気口、９・・・・・排気口、１３・・・
・・給気流路、１４・・・・・逆止弁。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ごみを焼却減量する開閉自在な蓋を有する燃焼炉と、
   この燃焼炉の内底部に突出したヒーターと、底部に前記
   ヒーターを覆う凸部を有し、かつ前記燃焼炉内に配され
   るごみ投入用の処理容器と、前記燃焼炉内の内面に設け
   た給気口および排気口を備え、前記給気口に連通する給
   気流路内に逆止弁を備えたごみ処理装置。