JPH02100112A - 位置検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、制御装置により制御される被制御対象の回
転角度を角度検出器によって検出し、その検出値に基づ
いて上記制御装置に位置検出出力を送出する位置検出装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来のこの種の位置検出装置を示す構成図で、
同図において、（１）は位置検出装置、（２）は図示し
ない被制御対象の回転角度を検出する角度検出器、（３
）は上記位置検出装置（１）による位置検出出力に基づ
き被制御対象を制御する制御装置を示し、上記位置検出
装置（１）は、角度検出器（２）による検出データをデ
ジタル変換するコンバータ（４）、該コンバータ（４）
の出力に対応し制御データ格納メモリ（６）に格納され
たデータに基づいて演算処理を行う回転角度制御用演算
処理部（５）、上記制御データ格納メモリ（６）及び制
御装置（３）に位置検出出力を送出する外部インターフ
ェース（７）を有する。

次に動作について説明する。図示しない被制御対象の回
転角度を検出する角度検出器（２）からの入力信号は位
置検出装置（１）のコンバータ（４）でデジタル値に変
換され、変換された入力により回転角度制御用演算処理
部（５）はあらかじめ設定された回転角度制御データを
格納している制御データ格納メモリ（６）のデータに基
づき演算処理を行う。そして、処理後、回転角度制御用
演算処理部（５）は外部インターフェース（１）　を通
じて入力信号に対する出力を制御装置（３）に出力する
ようになされている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の位置検出装置は以上のように構成されているので
、回転角度制御を行う際の制御データ調整時には、実際
に角度検出器を動かし角度検出器の入力により回転制御
による出力の状態を確めなければならず、制御の出力状
態だけを知る時でも角度検出器を動かす必要があるとい
う問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、角度検出器からの入力によらず回転角度制御
の出力状態を知ることができる位置検出装置を得ること
を目的とする。

（課題を解決するための手段） この発明に係る位置検出装置は、被制御対象の回転角度
を検出する角度検出器による検出データをデジタル変換
するコンバータと、このコンバータ出力に対応し制御デ
ータ格納メモリに格納されたデータに基づいて演算処理
を行う回転角度ＩＩＪｍ用演算処理部と、その演算処理
結果を被制御対象を制御する制御装置に出力する外部イ
ンターフェースを備えた位置検出装置において、オフラ
イン時にキー入力された回転角度の設定テストデータに
基づいて演算処理を行うべく上記回転角度制御用演算処
理部に上記設定テストデータを与えるテスト機能制御部
を備えたものである。

〔作　用〕

この発明による位置検出装置においては、テスト機能制
御部により角度検出器の入力なしで位置検出装置と制御
装置のみで回転制御の出力を得ることができる。

〔実施例） 以下、この発明の一実施例を第３図と同一部分は同一符
号を付して示す第１図について説明する。

第１図において、（８）、はテスト機能制御部、（９）
はキーボード（１０）を有して上記テスト機能制御部（
８）にデータを入力するテスト機能データ入力部を示し
、上記テスト機能制御部（８）はオフライン時にキー入
力された回転角度の設定テストデータに基づいて演算処
理を行うべく回転角度制御用演算処理部（５）に設定テ
ストデータを与えるようになされている。

次に動作について説明する。角度検出器（２）からの入
力をコンバータ（４）によってデジタル値に変換して回
転制御を行う時をオンラインとし、角度検出器（２）に
よらずテスト機能制御部（８）によって回転制御を行う
時をオフラインとする。

まず、回転制御を行う際に、オンラインで行うかオフラ
インで行うかを選択する。この選択はキーボード（１０
）によりテスト機能データ入力部（９）にキーインする
ことにより行う。テスト機能データ入力部（９）には、
キーインするためのキーボード（１０）があり、このキ
ーボードよりオンラインとするならオンラインキー　オ
フラインとするならオフラインキーとあらかじめ決って
いるキーを入力することによりオンライン／オフライン
の選択ができる。

オンラインを選択する場合は、従来技術の動作と同じで
角度検出器（２）からの入力信号がコンバータ（４）で
変換され、回転角度制御用演算処理部（５）で演算処理
され、外部インターフェース（７）を通じて制御装置（
３）に出力される。

オフライン選択の場合は、テスト機能データ入力部（９
）のキーボード（１０）より角度検出器（２）の任意の
ポイントを設定する。

設定されたデータは、テスト機能制御部（８）で入力信
号となる。この入力信号は角度検出器（２）の入力信号
がコンバータ（４）で変換されたものと同じ様にあたか
も角度検出器（２）からの入力信号のように回転角度制
御用演算部（５）に入る。

入力信号は、オンライン時と同様に制御データ格納メモ
リ（６）に格納されたデータに基づき演算処理され、外
部インターフェース（７）を通じて制御装置（３）に出
力される。ここで、テスト機能制御部（８）の制御過程
を第２図にフローチャートで示すと、オンラインかオフ
ラインかをテスト機能データ入力部（９）のキーボード
（１０）よりキーインしく５２１）　、オンライン、オ
フラインとも角度検出器（２）の現在値を読み出す。オ
ンラインの場合は角度検出器（２）から現在値を読みだ
しく５２３）　、オフラインの場合は角度検出器（２）
ではなくテスト機能データ入力部（９）からキーインさ
れる値を現在値として読みだしく５２４）　、この現在
値により回転角度制御用演算部（５）で処理され制御装
置へ出力される（Ｓ２５）。

なお、上記実施例では、テスト機能制御部（８）を位置
検出装置（１）の内部に組み込んでいたが、組み込まず
外部にテスト機能制御部（８）を持ち、位置検出装置（
１）とケーブル等で接続してもよい。

また、上記実施例では位置検出装置について説明したが
、プログラマブルコントローラ用位置検出装置であって
もよく、上記実施例と同様の効果を奏する。

（発明の効果） 以上のように、この発明によれば、位置検出装置にテス
ト機能制御部を付加し構成したので、回転角度制御を行
う際の調整、メンテナンス等が簡単にできる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による位置検出装置のブロ
ック図、第２図は同実施例におけるテスト機能制御部の
フローチャート、第３図は従来の位置検出装置のブロッ
ク図である。 （１）は位置検出装置、（２）は角度検出器、（３）は
制御装置、（４）はコンバータ、（５）は回転角度制御
用演算処理部、（６）は制御データ格納メモリ、（７）
　は外部インターフェース、（８）はテスト機能制御部
。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被制御対象の回転角度を検出する角度検出器による検出
   データをデジタル変換するコンバータと、このコンバー
   タ出力に対応し制御データ格納メモリに格納されたデー
   タに基づいて演算処理を行う回転角度制御用演算処理部
   と、その演算処理結果を被制御対象を制御する制御装置
   に出力する外部インターフェースを備えた位置検出装置
   において、オフライン時にキー入力された回転角度の設
   定テストデータに基づいて演算処理を行うべく上記回転
   角度制御用演算処理部に上記設定テストデータを与える
   テスト機能制御部を備えたことを特徴とする位置検出装
   置。