JPH0724758A - 位置決め機構の位置教示方式 - Google Patents

位置決め機構の位置教示方式

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JPH0724758A
JPH0724758A JP16690093A JP16690093A JPH0724758A JP H0724758 A JPH0724758 A JP H0724758A JP 16690093 A JP16690093 A JP 16690093A JP 16690093 A JP16690093 A JP 16690093A JP H0724758 A JPH0724758 A JP H0724758A
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JP
Japan
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contact
tool
teaching
robot
positioning mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP16690093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Furukawa
善久 古川
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPH0724758A publication Critical patent/JPH0724758A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークに接触して作業するロボット等の位置
決め機構に位置を教示する位置決め機構の位置教示方式
に関し、位置決め機構に対する教示操作を向上させる。 【構成】 ロボット10先端のツール11の根元に力覚
センサ12が、またツール11の先端側に触覚センサ1
3が取り付けられている。オペレータがツール11を直
接把持してツール11に力を加えると、力覚センサ12
はその力を検出して検出信号をダイレクト教示手段1に
送る。ダイレクト教示手段1は、その検出信号を基にし
てロボット10にインピーダンス制御を行う。ロボット
10が移動し、その先端の触覚センサ13がワーク20
の周縁に接触すると、接触判別手段3は、その接触信号
を受けてツール11とワーク20とが接触したと判別す
る。教示位置記憶手段4は、その判別結果を受けて、接
触判別手段3がツール11とワーク20とが接触したと
判別した時点での当該接触位置をロボット10の教示位
置として記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位置決め機構のツール先
端位置を教示する位置決め機構の位置教示方式に関し、
特にスポット溶接、アーク溶接等のワークに接触して作
業するロボットに位置を教示する位置決め機構の位置教
示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットに動作を教示する場合、教示操
作盤を操作してロボットを目標点まで移動させ、目標点
に到達した時点で教示操作盤の所定キーを押すことによ
りその位置を教示するようにしている。
【0003】他の方法としては、例えばダイレクトティ
ーチによる方法がある。このダイレクトティーチは、ロ
ボットを目標点まで移動させる際に、教示操作盤を用い
ず、ロボットに取り付けた力センサに加わる力に応じて
ロボットを移動させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、教示操作盤に
よる教示においては、ロボットを動作させる際の教示操
作盤の操作にある程度の熟練が必要になる。特に、ワー
クにツールを接触させるような微妙なロボットの動作に
は、教示操作盤の煩雑なボタン操作が必要となる。
【0005】また、ダイレクトティーチによる教示にお
いては、ロボットを動作させる操作が簡単になるため、
操作性は向上するが、目標点に到達したときに、教示操
作盤の所定キーを押す等の教示操作が必要であったり、
ロボットの制御モードの変更が必要となり、やはり教示
操作が煩雑になるという問題点があった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、位置決め機構に対する教示操作を向上させる
ことができる位置決め機構の位置教示方式を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、位置決め機構のツール先端位置を教示す
る位置決め機構の位置教示方式において、前記ツールに
設けられ前記ツールに加えられた力を検出する力検出手
段と、前記ツールの先端側に設けられ前記ツールの対象
物との接触を検出する接触検出手段と、前記力検出手段
の検出信号を基にして前記位置決め機構の移動を教示す
るダイレクト教示手段と、前記ダイレクト教示手段の教
示に応じて前記位置決め機構が移動するとき前記接触検
出手段の検出信号を基にして前記ツールが前記対象物と
接触したか否かを判別する接触判別手段と、前記接触判
別手段が前記ツールが前記対象物と接触した判別した時
点での接触位置を前記位置決め機構の教示位置として記
憶する教示位置記憶手段と、を有することを特徴とする
位置決め機構の位置教示方式が、提供される。
【0008】
【作用】力検出手段が位置決め機構のツールの根元側に
設けられ、ツールに加えられた力を検出する。ダイレク
ト教示手段は、その検出信号を基にして位置決め機構の
移動を教示する。また、接触検出手段がツールの先端側
に設けられ、ツールの対象物との接触を検出する。接触
判別手段は、ダイレクト教示手段の教示に応じて位置決
め機構が移動するとき、その接触検出手段の検出信号を
基にしてツールが対象物と接触したか否かを判別する。
そして、教示位置記憶手段は、接触判別手段によってツ
ールと対象物とが接触したと判った時点での当該接触位
置を位置決め機構の教示位置として記憶する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明を実行するためのハードウェア構
成を示す図である。ここでは、位置決め機構としてロボ
ットが用いられる。図において、ロボット10は6軸多
関節ロボットであり、そのアーム10aの先端に設けら
れたツール11の根元に力覚センサ12が、またツール
11の先端側に触覚センサ13が取り付けられている。
【0010】ロボット制御装置100は、プロセッサ1
01を中心に構成され、ロボット10の動作全体を制御
している。メモリ102には本発明を実行するためのプ
ログラムが格納されており、プロセッサ101は、その
プログラムに従って本発明に係る位置教示を実行する。
後述するダイレクト教示手段1、接触判別手段3及び教
示位置記憶手段4は、このプロセッサ101がメモリ1
02のプログラムに従って実行するソフトウェアによる
機能である。
【0011】メモリ102はROMまたはRAMで構成
され、制御プログラムや上記の本発明を実行するための
プログラム、また各種のデータを格納する。その各種デ
ータの中には、ツール11の先端形状に関するデータ
や、その位置データ等が含まれる。プロセッサ101及
びメモリ102は、互いにバス110で結合されてい
る。
【0012】バス110には、さらにD/A変換器10
4、A/D変換器106、並びに入出力回路107及び
108が結合されている。D/A変換器104は、プロ
セッサ101からの指令に応じてロボット10各関節の
サーボモータ(図示せず)を駆動する駆動信号をサーボ
アンプ103を経由して出力する。A/D変換器106
は、ロボット10の各関節に設けられたエンコーダから
の回転角度検出信号をアンプ105を経由して受信す
る。また、入出力回路107は力覚センサ12の検出信
号をセンサコントローラ111を経由して受信し、入出
力回路108は触覚センサ13の検出信号をセンサコン
トローラ112を経由して受信する。
【0013】上記構成において、本発明に係る位置教示
は以下のようにして実行される。先ず、オペレータがツ
ール11を直接把持してツール11に力を加えると、力
覚センサ12はその力を検出する。ロボット制御装置1
00のCPU101は、その検出信号をセンサコントロ
ーラ111及び入出力回路107を経由して受け取り、
その検出信号を基にしてロボット10に移動量を教示す
べくインピーダンス制御を行う。その移動量データは、
D/A変換器104及びサーボアンプ103を経由し
て、ロボット10の各サーボモータに出力される。それ
によってロボット10が駆動し、所定のダイレクトティ
ーチが行われる。ロボット10が上記ダイレクトティー
チによって移動し、その先端の触覚センサ13がワーク
20の周縁に接触すると、その接触信号はセンサコント
ローラ112及び入出力回路108を経由してロボット
制御装置100のCPU101に送られる。CPU10
1は、その接触信号を受けてツール11とワーク20と
が接触したと判別すると共に、ロボット10の各関節に
設けられたエンコーダからの回転角度検出信号をアンプ
105を経由して受信する。その回転角度検出信号から
ツール11の先端位置を決定し、その位置をロボット1
0の教示位置として記憶し、メモリ102に格納する。
次に、本発明の処理手順を図3を用いて説明する。
【0014】図3は本発明の処理手順を示すフローチャ
ートである。図において、Sに続く数値はステップ番号
を示す。 〔S1〕教示点に付す変数iを1に設定する。 〔S2〕インピーダンス制御によるダイレクトティーチ
を行う。すなわち、オペレータがツール11を直接把持
してツール11に力を加えたときの力覚センサ12の検
出信号を基にしてインピーダンス制御を行い、ロボット
10に移動を教示する。 〔S3〕触覚センサ13による接触の判別を行う。すな
わち、ツール11の先端がワーク20に接触したか否か
を判別する。接触したときは次のステップS4に進み、
そうでなければステップ2に戻る。 〔S4〕ツール11の先端がワーク20に接触した場合
であり、その接触位置を第i番目の教示点として記憶す
る。 〔S5〕変数iに1を加算する。 〔S6〕変数iが所望の教示点数Nより大きい値になっ
たか否かを判別する。iがNより大であればそのままプ
ログラムを終了し、そうでなければステップS2に戻
る。
【0015】図1は本発明の原理ブロック図である。図
において、ロボット10側の構成を上記図2の構成と同
一とし、その説明を省略する。オペレータがツール11
を直接把持してツール11に力を加えると、力覚センサ
12はその力を検出して検出信号をダイレクト教示手段
1に送る。
【0016】ダイレクト教示手段1は、その検出信号を
基にしてロボット10に移動量を教示すべくインピーダ
ンス制御を行う。その移動量データは、サーボアンプ1
03で電流指令値に変換されてロボット10の各サーボ
モータ(図示せず)に出力される。それによってロボッ
ト10が駆動し、所定のダイレクトティーチが行われ
る。
【0017】ロボット10が上記ダイレクトティーチに
よって移動し、その先端の触覚センサ13がワーク20
の周縁に接触すると、接触判別手段3は、その接触信号
を受けてツール11とワーク20とが接触したと判別す
る。
【0018】教示位置記憶手段4は、接触判別手段3の
判別結果を受けて、接触判別手段3がツール11とワー
ク20とが接触したと判別した時点での当該接触位置を
ロボット10の教示位置として記憶する。
【0019】このように、本実施例では、力覚センサ1
2を用いてダイレクトティーチを行うことにより、ロボ
ット10を移動させ、その結果として触覚センサ13が
検出した接触位置を教示点として記憶するようにしたの
で、煩雑な操作が必要であったワークに接触する教示点
の教示を容易に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、力検出
手段を用いてダイレクトティーチを行うことによりロボ
ットを移動させ、その結果として接触検出手段が検出し
た接触位置を教示点して記憶するようにしたので、煩雑
な操作が必要であった対象物に接触する教示点の教示を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明を実行するためのハードウェア構成を示
す図である。
【図3】本発明の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ダイレクト教示手段 3 接触判別手段 4 教示位置記憶手段 10 ロボット 11 ツール 12 力覚センサ 13 触覚センサ 20 ワーク 100 ロボット制御装置 101 CPU 102 メモリ 103 サーボアンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決め機構のツール先端位置を教示す
    る位置決め機構の位置教示方式において、 前記ツールに設けられ前記ツールに加えられた力を検出
    する力検出手段と、 前記ツールの先端側に設けられ前記ツールの対象物との
    接触を検出する接触検出手段と、 前記力検出手段の検出信号を基にして前記位置決め機構
    の移動を教示するダイレクト教示手段と、 前記ダイレクト教示手段の教示に応じて前記位置決め機
    構が移動するとき前記接触検出手段の検出信号を基にし
    て前記ツールが前記対象物と接触したか否かを判別する
    接触判別手段と、 前記接触判別手段が前記ツールが前記対象物と接触した
    判別した時点での接触位置を前記位置決め機構の教示位
    置として記憶する教示位置記憶手段と、 を有することを特徴とする位置決め機構の位置教示方
    式。
  2. 【請求項2】 前記ダイレクト教示手段はインピーダン
    ス制御によって前記位置決め機構の移動を教示すること
    を特徴とする請求項1記載の位置決め機構の位置教示方
    式。
JP16690093A 1993-07-06 1993-07-06 位置決め機構の位置教示方式 Pending JPH0724758A (ja)

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Cited By (8)

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