JPH019961Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019961Y2 JPH019961Y2 JP3484180U JP3484180U JPH019961Y2 JP H019961 Y2 JPH019961 Y2 JP H019961Y2 JP 3484180 U JP3484180 U JP 3484180U JP 3484180 U JP3484180 U JP 3484180U JP H019961 Y2 JPH019961 Y2 JP H019961Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- copy paper
- photoreceptor
- brush
- copying machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 claims description 9
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
転写式の電子写真複写機においては、感光体に
形成されたトナー像をコピー用紙に転写するため
に、転写電界の印加のもとで、コピー用紙を感光
体に密接させるが、両者は静電吸引力によつて吸
着するので、転写後、コピー用紙を感光体から分
離する必要がある。この分離の方法には種々のも
のがあるが、分離搬送ベルトを用いるのもその一
つである。この方法は転写電界の印加の際にコピ
ー用紙を帯電させると共に、転写後のコピー用紙
の背面に外部回路に接続された導電性のベルトを
接近走行させ、該ベルトとコピー用紙との間に生
じる静電吸引力により、コピー用紙を感光体から
分離し、かつそれをベルトに吸着して搬送するも
のである。したがつて、ベルトには外部回路との
間の電気的接続手段が必要となるが、本考案は、
この分離搬送装置の電気的接続手段の改良に関す
るものである。
形成されたトナー像をコピー用紙に転写するため
に、転写電界の印加のもとで、コピー用紙を感光
体に密接させるが、両者は静電吸引力によつて吸
着するので、転写後、コピー用紙を感光体から分
離する必要がある。この分離の方法には種々のも
のがあるが、分離搬送ベルトを用いるのもその一
つである。この方法は転写電界の印加の際にコピ
ー用紙を帯電させると共に、転写後のコピー用紙
の背面に外部回路に接続された導電性のベルトを
接近走行させ、該ベルトとコピー用紙との間に生
じる静電吸引力により、コピー用紙を感光体から
分離し、かつそれをベルトに吸着して搬送するも
のである。したがつて、ベルトには外部回路との
間の電気的接続手段が必要となるが、本考案は、
この分離搬送装置の電気的接続手段の改良に関す
るものである。
第１図は、従来の分離搬送装置の一例を示すも
のである。この例においては、少なくとも内面を
導電性にしたベルト１が導電性のプーリー２ａ，
２ｂに巻掛けてある。プーリー２ａ，２ｂはフレ
ーム３に対して絶縁された導電性の軸受４ａ，４
ｂによつて回転自在に支持される。プーリー２ａ
は軸受４ａを介して直流電源５に接続され、ベル
ト１に直流電圧を供給する。
のである。この例においては、少なくとも内面を
導電性にしたベルト１が導電性のプーリー２ａ，
２ｂに巻掛けてある。プーリー２ａ，２ｂはフレ
ーム３に対して絶縁された導電性の軸受４ａ，４
ｂによつて回転自在に支持される。プーリー２ａ
は軸受４ａを介して直流電源５に接続され、ベル
ト１に直流電圧を供給する。
ところで、この装置においては、電気回路中に
軸受４ａとプーリー２ａが含まれるため接触不良
が生じやすい。
軸受４ａとプーリー２ａが含まれるため接触不良
が生じやすい。
第２図は、従来の分離搬送装置の別の例を示す
ものである。この例においては、ベルト１は絶縁
性のプーリー６ａ，６ｂに巻掛けられ、直流電源
５に接続されたブラシ７がベルト１の表面に摺接
している。
ものである。この例においては、ベルト１は絶縁
性のプーリー６ａ，６ｂに巻掛けられ、直流電源
５に接続されたブラシ７がベルト１の表面に摺接
している。
この装置においては、軸受が電気回路に含まれ
ることはない反面、ベルト１の表面にブラシ７が
摺接しているため、摺接面のトナー、ほこり等に
よる汚れのため接触不良が生じやすく、かつ、ベ
ルト１の表面をブラシ７によつて傷付けるおそれ
がある。ベルト１の表面が傷付くと分離搬送性能
が低下するだけでなく、感光体８の表面を傷付け
るおそれもある。
ることはない反面、ベルト１の表面にブラシ７が
摺接しているため、摺接面のトナー、ほこり等に
よる汚れのため接触不良が生じやすく、かつ、ベ
ルト１の表面をブラシ７によつて傷付けるおそれ
がある。ベルト１の表面が傷付くと分離搬送性能
が低下するだけでなく、感光体８の表面を傷付け
るおそれもある。
本考案は、前記の問題点を解消することを目的
とするものであつて、第３図はその実施例を示す
ものである。
とするものであつて、第３図はその実施例を示す
ものである。
導電性のベルト１は、絶縁性のプーリー６ａ，
６ｂ間に巻掛けられ、感光体８に接近して矢印方
向に走行駆動される。直流電源５に接続された金
属ブラシ９は、ベルト１の内面に摺接してそれに
電圧を印加する。
６ｂ間に巻掛けられ、感光体８に接近して矢印方
向に走行駆動される。直流電源５に接続された金
属ブラシ９は、ベルト１の内面に摺接してそれに
電圧を印加する。
第４図は、金属ブラシ９を拡大して示すもので
ある。金属ブラシ９は、金属製のホルダー１０
に、ステンレスのワイヤー１１を多数植設したも
のである。
ある。金属ブラシ９は、金属製のホルダー１０
に、ステンレスのワイヤー１１を多数植設したも
のである。
本考案は以上のように、ベルトの内面にブラシ
を摺接させ、それを介してベルトを外部回路に接
続するので、表面に比して清浄な内面が摺接面と
なる結果、接触不良が生じない。また、ベルト表
面を傷付けるおそれがないので、分離搬送性能を
低下させるおそれや、感光体を傷付けるおそれが
なくなる。
を摺接させ、それを介してベルトを外部回路に接
続するので、表面に比して清浄な内面が摺接面と
なる結果、接触不良が生じない。また、ベルト表
面を傷付けるおそれがないので、分離搬送性能を
低下させるおそれや、感光体を傷付けるおそれが
なくなる。
第１図は従来の分離搬送装置の正面図、第２図
は別の従来例の側面図、第３図は本考案の実施例
の側面図、第４図は金属ブラシの斜視図である。 １……ベルト、５……直流電源、８……感光
体、９……金属ブラシ。
は別の従来例の側面図、第３図は本考案の実施例
の側面図、第４図は金属ブラシの斜視図である。 １……ベルト、５……直流電源、８……感光
体、９……金属ブラシ。
Claims (1)
- 感光体上に形成した静電潜像にトナーを吸着さ
せ、その得られたトナーによる顕像を転写部にお
いて転写電界の印加のもとにコピー用紙に転写
し、次いでコピー用紙と導電性のベルト間に静電
吸引力を作用させて、該コピー用紙を前記感光体
から分離するようにした電子写真複写機の転写・
分離装置に於て、導電性ベルト内面にブラシを摺
接し外部回路に接続してなる電子写真複写機の分
離搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3484180U JPH019961Y2 (ja) | 1980-03-17 | 1980-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3484180U JPH019961Y2 (ja) | 1980-03-17 | 1980-03-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56137159U JPS56137159U (ja) | 1981-10-17 |
| JPH019961Y2 true JPH019961Y2 (ja) | 1989-03-20 |
Family
ID=29630479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3484180U Expired JPH019961Y2 (ja) | 1980-03-17 | 1980-03-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH019961Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-17 JP JP3484180U patent/JPH019961Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56137159U (ja) | 1981-10-17 |
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