JPH0197713A - 浚渫用汚濁拡散防止膜 - Google Patents

浚渫用汚濁拡散防止膜

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JPH0197713A
JPH0197713A JP25815087A JP25815087A JPH0197713A JP H0197713 A JPH0197713 A JP H0197713A JP 25815087 A JP25815087 A JP 25815087A JP 25815087 A JP25815087 A JP 25815087A JP H0197713 A JPH0197713 A JP H0197713A
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JP
Japan
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frame
dredging
dredger
ballast
silt
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JP25815087A
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Shuichi Arakawa
秀一 荒川
Keizou Mera
敬象 目良
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NIPPON KENSETSU KIKAIKA KYOKAI
Taiyo Kogyo Co Ltd
Original Assignee
NIPPON KENSETSU KIKAIKA KYOKAI
Taiyo Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、浚渫作業時に生じるシルト、土砂等の汚濁物
の流出拡散を防止する浚渫用シルトプロテクタに関し、
更に詳細には水流によって流されないように位置を保持
することができる浚渫用シルトプロテクタに関する。
(従来の技術) 従来、浚渫用シルトプロテクタとしては、実公昭59−
5069号公報に記載されたものが提案されている。
この浚渫用シルトプロテクタ(1)は、第8図に示すよ
うに、浚渫船(2)に連結した浮枠体(3)と、この浮
枠体(3)の周りに吊設した筒状膜(4)と、この筒状
膜(4)に取付けたバラスト枠(5)と、前記筒状# 
(4)の下端に設けた末広がり状のエプロン体(6)と
を備えたものである。そして、この浚渫用シルトプロテ
クタ(1)にあっては、海底の起伏に伴なって同浚渫用
シルトプロテクタ(1)と海底との間に生じていた隙間
を筒状M(4)の下端に設けた末広がり状のエプロン体
(6)を海底に密接させることにより覆い、これにより
浚渫作業時或いは同浚渫用シルトプロテクタ(1)の移
動時に生じるシルト、土砂等の汚濁物の流出拡散を防止
するようになっていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の浚渫用シルトプロテクタ(1)に
あっては、同浚渫用シルトプロテクタ(1)を連結する
浚渫船(2)の方向(図中矢印方向)の強い水流(0,
:1m/s程度以上)があるなかで浚渫作業を行なう場
合、第9図に示すように、その水流で同浚渫用シルトプ
ロテクタ(1)の下部が流されて舞い上がるということ
があった。このため、海底に沈められたグラブバケット
(7)が浚渫用シルトプロテクタ(1)の水流で流され
た下部に接触して浚渫用シルトプロテクタ(1)の下部
が破損するといった不都合を生じていた。
また、水流で同浚渫用シルトプロテクタ(1)の下部が
流されて舞い上がると、第1θ図に示すように、筒状膜
(4)により囲まれる浚渫箇所(I)が後方にズしてし
まい、グラブバケット(7)により海底の浚渫作業を行
なうことができないという不都合も生じていた。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、
浚渫船の方向から強い水流があるなかで浚渫作業を行な
う場合ても水流によって同浚渫用シルトプロテクタの下
部が流されて舞い上がらないように位置を保持すること
かできる浚渫用シルトプロテクタを提供しようとするも
のである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は浚渫船に連結した浮枠体と、この浮
枠体の周りに吊設した筒状膜と、この筒状膜に取付けた
バラスト枠と、このバラスト枠と前記浚渫船とを接続す
る接続線とを備えたことを特徴とする浚渫用シルトプロ
テクタである。
(発明の作用) 従って1本発明の浚渫用シルトプロテクタにあっては、
浚渫船に連結した浮枠体と筒状膜に取付けたバラスト枠
とが浮枠体の周りに吊設した筒状膜を引き伸ばすととも
に、バラスト枠と前記浚渫船とを接続する接続線がバラ
スト枠の位置を水流に抗して固定するようになっている
(実施例) 以下1本発明の浚渫用シルトプロテクタを図面に示した
一実施例に従って詳細に説明する。
第112i1には本発明の浚渫用シルトプロテクタを浚
渫船に連結した状態が示されており、MS2図はその平
面図である。
第1図及び第2図に示すように、本発明の浚渫用シルト
プロテクタ(11)と浚渫船(12)とは両者の間に緩
衝材(31)を介在させて保留線(32)により連結さ
れており、浚渫船(12)の後部側にはグラブバケット
(17)を吊設した浚渫Mffl(18)を取付けであ
る。この浚渫装置t(18)は回転可能に設けてあり、
浚渫船(12)に横付けされる土砂運搬船(図示しない
)上に海底より掘上げたシルト、土砂等の汚濁物を載置
するようになっている。また、浚渫船(12)の左右上
面には後述するバラスト枠(15)に取付けた接続線(
16)を巻き挙げるウィンチ(19)が配置されている
第1図、第2図及び第3図に示すように、本発明の浚渫
用シルトプロテクタ(11)は、浮枠体(13)と筒状
膜(14)とバラスト枠(15)と接続線(16)とを
備えて、浚渫作業時に生ずるシルト、土砂等の汚濁物の
流出拡散を防止する枠体である。
浮枠体(13)は、四角形の枠状に組み立てたフロート
である。この浮枠体(13)の上面には作業者が歩行す
る歩行路(20)が設けてあり、浮枠体(13)の各辺
には後述する筒状8 (14)及びバラスト枠(15)
の引き上げ用ロープを巻き取るつオンチ(21)が配置
されている。この浮枠体(13)の各辺の下部には筒状
l! (14)の上端が取付けられ、浮枠体(13)の
下層りに筒状!i (14)が吊り下げられた状態にな
っている。なお、浮枠体(13)の形、大きさはどんな
ものであワても良く、浚渫箇所の大きさや形状等を考慮
して適宜決定する。また、浮枠体(13)の構造として
は多数のフロートを内接したパイプによって構成したも
のや多数のフロートを連結して枠状にしたもの等を好ま
しい例として挙げることができる。
筒状膜(14)は、可撓性及び耐水性を有する帆布等の
強靭な生地により形成されたものであり、この筒状WJ
(14)が前記浮枠体(13)の下部に吊設さ杉て、浮
枠体(13)とほぼ同じ大きさの四角形の筒が形成され
るようになっている。そして、この筒状[(14)によ
り浚渫箇所全体が覆われて浚渫作業時に生じる汚濁物の
拡散が防止されるようになっている。また、筒状1ul
l(14)には縦方向に複数の引き上げ用ローブ(22
)が取付けられており、前記浮枠体(13)上のウィン
チ(21)により筒状膜(14)及び後述するバラスト
枠(15)が引き上げられるようになっている。また、
筒状@(14)の下端にはチェーン(24)が取付けら
れており、起伏の大きな海底であっても海底と筒状II
(14)との間に隙間が生じないようになっている。こ
の筒状!!(14)にバラスト枠(15)が取付られて
いる。
バラスト枠(15)は、前記浮枠体(13)とほぼ同一
の形状に形成された重りである0本実施例においてバラ
スト枠(15)は金属製のパイプを四角形の枠状に組み
立てたものであり、このバラスト枠(15)が前記筒状
膜(14)の下部、中央部及び上部の三箇所に外側から
夫々取付けである。なお、バラスト枠(I5)の筒状!
I(14)への取付けはどんな方法によっても良いが、
筒状膜に取付ロープを固着してこの取付ロープでバラス
ト枠を取付けるようにしたもの、筒状膜の取付位置に該
バラスト枠を差し入れる袋状部を形成してこれによりバ
ラスト枠を筒状膜に取付けるようにしたもの等を好まし
い例として挙げることができる。そして、バラスト枠(
15)が筒状II!(14)に取付けられることにより
、前記浮枠体(13)と共働′して浮枠体(13)の周
りに吊設した筒状膜(14)が引き伸ばされるようにな
っている。このバラスト枠(15)の浚渫船(12)側
には、該バラスト枠(15)と前記浚渫船(12)とを
接続する接続線(16)が設けられている。
接続線(16)は、第1図、第6図及び第7図に示すよ
うに、バラスト枠(15)の浚渫船(12)側の辺の両
端に設けた引掛部材(23)(23)と浚渫船(12)
の左右−ヒ面に設けたウィンチ(19)(19)とを接
続する線材であり、この接続線(16)によってバラス
ト枠(15)が水流により流されないように、その位置
を水流に抗して固定できるようになっている。
本実施例において、接続線(16)は最下位に配された
バラスト枠(15)に海水面と接続線(16)とのなす
角度が30°となるように引掛られてSす、第1図中矢
印方向に水流が加わったとき、この接続線(16)がバ
ラスト枠(15)を器め上方に引張り、バラスト枠(1
5)が流されないようになっている。
また、水流の大きさに合せて浚渫船(12)上に配置し
たウィンチ(1g)によって接続線(16)の長さを変
えて接続線(16)が水流で切断されないように調節で
きるようになっている。
なお、本実施例においては、ウィンチ(19)で接続線
(16)の長さを調節できるようにしたが、単に引張部
材で引掛けるようにしてもよい。
また1本実施例において接続線(16)を海水面となす
角度が30°になるように接続するようにしたが、これ
に限定されるものてはない。
なs、istgに示すように、バラスト#(15)を筒
状g(14)下部に1つだけ取付け、このバラスト枠(
15)と浚渫船(12)とを接続線(16)で接続する
ようにしたものであっても良い、これは小型のシルトプ
ロテクタには好適な例である。
なお、第7図に示すように、本実施例において筒状II
(14)の上部と中央部と下部とに夫々バラスト枠(I
s)(Is)(15)を取付けた場合において、これら
バラスト枠(Is)(15)(15)とそれぞれに接続
線(16)(16)(16)を取付けてもよく、この場
合、同シルトプロテクタ(11)の水流に対する対向力
を一層高めることができ、大きな水流の中でも同シルト
プロテクタ(11)を安定した状態に保持することがで
き、浚渫作業の効率を更に高めることがてきる。
(発明の効果) 以り詳述したように、本発明の浚渫用シルトプロテクタ
にあっては、浚渫船後部に連結した浮枠体と筒状膜に取
付けたバラスト枠とが浮枠体の周りに吊設した筒状膜を
引き伸ばすとともに、バラスト枠と前記浚渫船とを接続
する接続線がバラスト枠の位置を水流に抗して固定する
ようになっている。このため、浚渫船の方向から強い水
流があるなかて浚渫作業を行なっても、水流により同浚
渫用シルトプロテクタの下部が流されて舞い上らず、海
底に沈められたグラブバケットが浚渫用シルトプロテク
タ下部に接触することがなく、浚渫用シルトプロテクタ
の下部の破損を未然に防止することができる。
また、本発明の浚渫用シルトプロテクタにあっては、バ
ラスト枠と前記浚渫船とを接続する接続線がバラスト枠
の位置を水流に抗して固定するようになっているため、
筒状膜により汚濁物の拡散が防止された浚渫箇所を常に
一定の位置に保持することができ、浚渫作業を効率よく
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の浚渫用シルトプロテクタを浚渫船に連
結した状態を示す側面図、第2図は同じく平面図、第3
図はバラスト枠とこれに接続した接続線とを示す平面図
、第4図は第3図のXx′線で囲まれた部分の拡大平面
図、第5図は第4図のYY’線から切断した拡大縦断面
図、第6図は本発明の浚渫用シルトプロテクタの別の例
を示した側面図、第7図は本発明の浚渫用シルトプロテ
クタの更に別の例を示した側面図、第8図は従来の浚渫
用シルトプロテクタを示す側面図、第9図は従来の浚渫
用シルトプロテクタの水流を受けた状態を示す側面図、
第1θ図はその平面図である。 符  号  の  説  明 13−・・浮枠体、14−・・筒状膜、15−・・バラ
スト枠。 16−・・接続線。 特許出願人 社団法人 日本建設機械化協会特許出願人
 太陽工業 株式会社 IfEZ図 1し 第3図 第4図 第5図 第7図 第8図 手続補正書(自制

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 浚渫船に連結した浮枠体と、この浮枠体の周りに吊設し
    た筒状膜と、この筒状膜に取付けたバラスト枠と、この
    バラスト枠と前記浚渫船とを接続する接続線とを備えた
    ことを特徴とする浚渫用シルトプロテクタ。
JP25815087A 1987-10-12 1987-10-12 浚渫用汚濁拡散防止膜 Granted JPH0197713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25815087A JPH0197713A (ja) 1987-10-12 1987-10-12 浚渫用汚濁拡散防止膜

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JP25815087A JPH0197713A (ja) 1987-10-12 1987-10-12 浚渫用汚濁拡散防止膜

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JPH0197713A true JPH0197713A (ja) 1989-04-17
JPH0378449B2 JPH0378449B2 (ja) 1991-12-13

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ID=17316218

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JP25815087A Granted JPH0197713A (ja) 1987-10-12 1987-10-12 浚渫用汚濁拡散防止膜

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JP (1) JPH0197713A (ja)

Cited By (2)

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JP2005264703A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Noda Kogyo Kk 浚渫汚濁防止枠
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JPH0378449B2 (ja) 1991-12-13

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