JPH019741Y2 - - Google Patents

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JPH019741Y2
JPH019741Y2 JP1985073750U JP7375085U JPH019741Y2 JP H019741 Y2 JPH019741 Y2 JP H019741Y2 JP 1985073750 U JP1985073750 U JP 1985073750U JP 7375085 U JP7375085 U JP 7375085U JP H019741 Y2 JPH019741 Y2 JP H019741Y2
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JP
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side frame
reinforcement
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closed cross
joined
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JP1985073750U
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JPS61187778U (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/082Engine compartments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2306/00Other features of vehicle sub-units
    • B60Y2306/01Reducing damages in case of crash, e.g. by improving battery protection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の前部車体構造に関するもの
である。
(従来の技術) 従来より、自動車の前部車体構造として、例え
ば特開昭58−47667号公報に開示されるように、
エンジンルームの側壁を構成するホイールエプロ
ンに接合されて閉断面を形成するサイドフレーム
を車体前後方向に設け、該サイドフレームの前部
を上下に分岐させて分岐サイドフレームを形成し
て、正面衝突時、先ずバンパーが取付けられた上
側分岐サイドフレームが座屈を生じ、しかる後サ
イドフレームの他の部分(下側分岐サイドフレー
ムおよサイドフレーム後部)が座屈を生じること
により、衝撃を有効に吸収し得るように構成にし
たものは知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この場合、上記サイドフレームの分
岐部は、衝撃荷重を受けた際に応力集中が生じ易
くなつているので、該分岐部のみが座屈を起こし
てサイドフレーム全体の座屈による衝撃荷重の吸
収効果が設定通りに発揮されなくなるという問題
があつた。
また、上記サイドフレームは、車体前部の強度
部材としてエンジンやトランスミツシヨン等を支
持するものであるため、その曲げ剛性を十分に確
保する必要があるが、従来の如く単にホイールエ
プロンに接合して閉断面を形成するだけでは十分
な曲げ剛性を確保できていないのが現状である。
本考案はかかる諸点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、上述の如くホイー
ルエプロンに接合されて閉断面を形成しかつ前部
が上下に分岐したサイドフレームを有効に補強す
ることにより、該サイドフレームの曲げ剛性を十
分に確保するとともに、正面衝突時にサイドフレ
ームの分岐部のみの座屈を防止し、サイドフレー
ム全体の座屈により衝撃荷重を有効に吸収し得る
ようにするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段
は、自動車の前部車体構造として次のように構成
されていることを前提とする。すなわち、エンジ
ンルームの側壁を構成するホイールエプロンに接
合されて閉断面を形成するサイドフレームが車体
前後方向に設けられており、該サイドフレームの
前部は、上下に分岐して分岐サイドフレームが形
成されてなる。
そして、このような自動車の前部車体構造にお
いて、下側分岐サイドフレームの先端からサイド
フレーム後端まで延びて設けられた第1レインフ
オースメントと、サイドフレームの分岐部に設け
られた第2レインフオースメントとを備え、上記
第1レインフオースメントをサイドフレームの内
側壁に接合して車体前後方向に閉断面を形成する
一方、上記第2レインフオースメントをホイール
エプロンに接合して閉断面を形成して、上記サイ
ドフレームの分岐部を3重の閉断面構造としたも
のである。
(作用) 上記の構成により、本考案では、ホイールエプ
ロンと閉断面を形成するサイドフレームは、その
内側壁に第1レインフオースメントが接合されて
下側分岐サイドフレームの先端からサイドフレー
ム後端まで2重の閉断面構造になつているので、
その曲げ剛性を十分に確保することができること
になる。
しかも、上記サイドフレームの分岐部は、上記
第1レインフオースメントとは別に第2レインフ
オースメントがホイールエプロンに接合されて3
重の閉断面構造になつていて、その曲げ剛性が更
に大きくなつているので、正面衝突時に上記分岐
部のみで座屈が生じるのを防止できることにな
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例に係る
自動車の車体前部構造を示し、1はエンジンルー
ム、2はエンジンルーム1と車室内とを仕切るダ
ツシユパネル、3はエンジンルーム1の側壁を構
成するホイールエプロンであつて、該ホイールエ
プロン3の上部にはホイールハウス4およサスペ
ンシヨンタワー5がそれぞれ形成されているとと
もに、ホイールエプロン3の下部にはその内面に
接合されて閉断面を形成するサイドフレーム6が
車体前後方向に延びて設けられている。
上記サイドフレーム6の前部は、上下に2叉状
に分岐して上側分岐サイドフレーム7と下側分岐
サイドフレーム8とが形成されている。上記下側
分岐サイドフレーム8は、サイドフレーム6後部
と一体形成されかつ該サイドフレーム6後部側か
ら前方下向きに延びており、該下側分岐サイドフ
レーム8の先端部には、車幅方向に延びかつ央部
にエンジン取付部9aを有するフロントクロスメ
ンバ9の端部が連結されている。一方、上記上側
分岐サイドフレーム7は、サイドフレーム6後部
とは別の部材よりなりかつ該サイドフレーム6後
部と略同一線上に位置しており、該上側分岐サイ
ドフレーム7の先端部には前部バンパー10が取
付けられるようになつている。尚、サイドフレー
ム6の後部は、車体のタイロツド貫通部11を介
して下部フロントフレーム(図示せず)に連結さ
れている。
そして、本考案の特徴として、上記サイドフレ
ーム6の閉断面内には、上記下側分岐サイドフレ
ーム8の先端からサイドフレーム6後端まで延び
る第1レインフオースメント12が配設されてい
るとともに、サイドフレーム6の分岐部に第2レ
インフオースメント13が配設されている。上記
第1レインフオースメント12は、その上下両側
端部がサイドフレーム6の内側壁に接合されてサ
イドフレーム6の閉断面内に更にその全長に亘り
車体前後方向に延びる閉断面を形成している。ま
た、上記第2レインフオースメント13は、第4
図にも示すように、2条のビード部13a,13
aを有する平板よりなり、サイドフレーム6内側
壁と反対側のホイールエプロン3に接合されて上
記ビード部13a,13aにて閉断面を形成して
いる。よつて、上記サイドフレーム6の分岐部
は、サイドフレーム6自体による閉断面と上記第
1および第2レインフオースメント12,13の
各々による閉断面とにより3重の閉断面構造にな
つている。
したがつて、上記実施例においては、前部車体
の強度部材たるサイドフレーム6は、従来の如く
単にホイールエプロン3に接合されて閉断面を形
成しているだけではなく、その内側壁に第1レイ
ンフオースメント12が接合されて下側分岐サイ
ドフレーム8の先端(フロントクロスメンバ9を
介してエンジン等を支持する支持部に相当する)
からサイドフレーム6後端(下部フロントフレー
ムとの連結側端部)まで2重の閉断面構造になつ
ているので、その曲げ剛性を十分に確保すること
ができ、エンジン等を強固に支持する上で非常に
有利である。
一方、自動車の正面衝突時には、上記サイドフ
レーム6のうち、先ず、前部バンパー10が取付
けられた上側分岐サイドフレーム7の先端に衝撃
荷重が作用し、該上側分岐サイドフレーム7が座
屈変形を生じる。尚、この際、上側分岐サイドフ
レーム7先端に作用した衝撃荷重は、該上側分岐
サイドフレーム7を介してサイドフレーム6後部
にも伝達されるが、該サイドフレーム6後部は、
上述の如く第1レインフオースメント12により
補強され、上側分岐サイドフレーム7よりも曲げ
剛性が大きくなつているので、上側分岐サイドフ
レーム7と同時に座屈変形を生じることはない。
そして、上記上側分岐サイドフレーム7の座屈
変形が終つた後、衝撃荷重は下側分岐サイドフレ
ーム8の先端側に作用する。この際、上記下側分
岐サイドフレーム8はサイドフレーム6後部と一
体であつて、該下側分岐サイドフレーム8の基端
側つまりサイドフレーム6の分岐部は湾曲してい
るため、その分岐部には応力集中が生じる。
これに対し、上記サイドフレーム6の分岐部
は、上述の第1レインフオースメント12とは別
に第2レインフオースメント13がホイールエプ
ロン3に接合されて3重の閉断面構造になつてい
て、その剛性が更に大きくなつているので、衝撃
荷重により上記分岐部のみで座屈が生じることは
なく、下側分岐サイドフレーム8およびサイドフ
レーム6後部が全体的に座屈変形を生じることに
なる。この結果、上側分岐サイドフレーム7と下
側分岐サイドフレーム8およサイドフレーム6後
部との間で段階的に座屈変形が生じることと相俟
つて衝撃荷重を有効に吸収することができ、正面
衝撃時での乗員の安全を確保する上で非常に有利
である。
(考案の効果) 以上の如く、本考案における自動車の前部車体
構造によれば、ホイールエプロンと閉断面を形成
するサイドフレームは、その内側壁に第1レイン
フオースメントが接合されて下側分岐サイドフレ
ームの先端からサイドフレーム後端まで2重の閉
断面構造になつており、また該サイドフレームの
分岐部は、更に第2レインフオースメントがホイ
ールエプロンに接合されて3重の閉断面構造にな
つているので、サイドフレームの曲げ剛性を十分
に確保することができるとともに、正面衝突時に
上記分岐部のみで座屈が生じるのを確実に防止で
き、サイドフレーム全体の座屈により分岐サイド
フレームでの段階的座屈と相俟つて衝撃荷重を非
常に有効に吸収することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
第2図のA方向から一部を切開して見た矢視図、
第2図は自動車の前部車体構造を示す斜視図、第
3図は第1図の−線における拡大断面図、第
4図は第2レインフオースメントの平面図であ
る。 1……エンジンルーム、3……ホイールエプロ
ン、6……サイドフレーム、7……上側分岐サイ
ドフレーム、8……下側分岐サイドフレーム、1
2……第1レインフオースメント、13……第2
レインフオースメント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンルームの側壁を構成するホイールエプ
    ロンに接合されて閉断面を形成するサイドフレー
    ムが車体前後方向に設けられており、該サイドフ
    レームの前部は、上下に分岐して分岐サイドフレ
    ームが形成されてなる自動車の前部車体構造にお
    いて、上記下側分岐サイドフレームの先端からサ
    イドフレーム後端まで延びて設けられた第1レイ
    ンフオースメントと、上記サイドフレームの分岐
    部に設けられた第2レインフオースメントとを備
    え、上記第1レインフオースメントは、サイドフ
    レームの内側壁に接合されて車体前後方向に閉断
    面を形成しており、上記第2レインフオースメン
    トは、上記ホイールエプロンに接合されて閉断面
    を形成していて、上記サイドフレームの分岐部は
    3重の閉断面構造になつていることを特徴とする
    自動車の前部車体構造。
JP1985073750U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPH019741Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985073750U JPH019741Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17
KR2019850007995U KR900001827Y1 (ko) 1985-05-17 1985-06-29 자동차의 앞부분 차체구조

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985073750U JPH019741Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61187778U JPS61187778U (ja) 1986-11-22
JPH019741Y2 true JPH019741Y2 (ja) 1989-03-17

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ID=30613402

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JP1985073750U Expired JPH019741Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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KR (1) KR900001827Y1 (ja)

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Publication number Publication date
KR860014687U (ko) 1986-12-18
KR900001827Y1 (ko) 1990-03-10
JPS61187778U (ja) 1986-11-22

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