JPH0196235A - 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物の製造方法

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JPH0196235A
JPH0196235A JP25359387A JP25359387A JPH0196235A JP H0196235 A JPH0196235 A JP H0196235A JP 25359387 A JP25359387 A JP 25359387A JP 25359387 A JP25359387 A JP 25359387A JP H0196235 A JPH0196235 A JP H0196235A
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JP
Japan
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density polyethylene
density
resin composition
weight
kneading
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JP25359387A
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Fumio Saito
文男 斉藤
Shuichi Tanaka
秀一 田中
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィルム、ラミネート等の押出し成形性及びこ
れら成形品の熱シール性、開封性にすぐれた熱可塑性樹
脂組成物を提供する。
〔従来の技術〕
ポリプロピレン(pp)、高密度ポリエチレン(HDP
E)、低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポ
リエチレン(LLDPE )  等のポリオレフィン系
樹脂は周知のごとく単独又は併用してフィルム又は基材
へのラミネート用に供され包装材として用いられ、密封
には主に熱シール法が用いられ、熱シール後は当該シー
ル部の剥離開封はほとんど不可能なほどであり、剥離強
度は必要以上の値を示めし、内容物使用時には却って不
便なことさえある。しかし、レトルト処理の必要な内、
容物の場合はレトルト処理中、又は処理後の自然剥離を
おそれて使用時の剥離による開封性は通常、考慮されな
い。
最近、これらの点を考慮し、レトルト処理用にはPPに
LDPEを少t(例えば数多)予め混合、混練しておき
、続いて再び同じLDPEを20〜30%加え混練し、
フィルム又はラミネート成形し、他ようとする試みがな
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のとと(PPとPP間では適度の範囲にコントロー
ルされた剥離強度は得られないことの解決策としてLD
PEの混練、混練が試みられているが、LDPEのみの
混合、混線ではフィルム又はラミネート成形時の溶融樹
脂の拡がり特性が悪く、具体的には、T−ダイから吐出
時のサージング、裂け。
ネッキング等の発生、厚さの低減の困難性等としてあら
れれ問題点とされて来た。
更に熱シール剥離強度は自然剥離防止のためのシール強
度と内容物使用時の易剥離強度とを共に満足する値o、
s〜1.5 kl//−15tanの範囲に確実乏はい
らずバラツキが大きくこの点も問題視されて来た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等はこれら問題点に注目し、熱可塑性樹脂組成
物について広く研究をした結果、LLDPIを用いるこ
とにより解決することを見出し、本発明を完成した。
本発明の要旨は、メルトフローインデックス(230℃
、 2.160kl?/crn2) 0.5〜50のポ
リプロピレン(Al と称す)80〜95重量%、とメ
ルトインデックス(190℃、 2.160に97cm
2) 2〜15、密度0.915〜0.927の高圧法
低密度ポリエチレン(A2と称す)5〜20重量%とを
混練してなる樹脂組成物(Aと称す)55〜65重量%
にメルトインデックス2〜20、密度0.90〜0.9
3の線状低密度ポリエチレン(Bと称す)23〜33重
量%とメルトインデックス2〜15、密度0.915〜
0.927の高圧法低密度ポリエチレン(Cと称す)1
0〜14重量%とをそれぞれ単独に、もしくは予め混練
してなるものを混合した熱可塑性樹脂組成物にある。
以下、本発明の内容を更に詳述する。
本願発明はAIにA2を混合し、予め混練しであること
に1つの特徴を有し、これにより得られた組成物AにB
とCとをそれぞれ単独に加えてA十B+Cの混合物にす
るかBとCとを予め混合混練した( B+C)とAとか
らなる混合物にするものであり、Al  e A2  
+ B e Cの混合物を混練したり・Al  IA2
  e (B+C)の混合物を混練しては効果がない。
このことはLDPEのA2とCとが物性的に全く同じも
のである場合にもいえることであり、上記のごと<Al
 とA2とを予め混練しておくことは必要不可欠で、A
2とCのごとく適量づつに分けて混合される。
本願発明にいうA1は通常の結晶性ポリプロピレンであ
り、メルトフローインデックス(2301: 、 2.
160kg/α2)0.5〜50のものが成形性の点か
ら選ばれる。A2は通常の高圧法低密度ポリエチレンで
あり、メルトインデックス(190℃。
2.160に97cm2) 2〜15 、密度0.91
5〜0.927のものが成形性、混和性、熱シール剥離
強度の適性の点から選ばれる。AはAI 80〜95重
量%とA25〜2025〜20重量%押出機、パンパリ
レンであジ、メルトインデックス(前記に同じ)が2.
0〜20、密度0.90〜0.93のものが成形性、接
着強度コントロールの点で選ばれる。Cは高圧法、低密
度ポリエチレンであり、メルトインデックス(前記に同
じ)が2.0〜15.0であり密度0.915〜0.9
27のものが成形性の点から選ばれる。このLDPEは
A2と同じものを用いてもよいがメルトインデックス及
び密度がこの範囲にある限り異なったものを用いてもよ
い。A2はA中に5〜20重量係含まれる。5重量係未
満では成形性。
混和性は良いが他のポリプロピレンフィルム又ハシート
との熱接着強度が大になりすぎて易開封性に劣る。逆に
20重量係を越えると反対に熱接着強度が小になりすぎ
て使用に耐えない。A、B。
Cは全体100%中それぞれ55〜65重量%。
23〜33重量%、10〜14重量%が選ばれる。
Aが55重量係未満の場合は他のポリプロピレンフィル
ム又はシートとの接着強度が低くなり使用に耐えない。
逆に65重量係を越えると接着強度が必要以上に高くな
り易開封性に劣るようになる。
Bが23重量%未満の場合及び33重量係を越える場合
はともに成形性に劣り、均一な薄物(フィルム、シート
、ラミネート)成形ができなくなり、作業性1品質とも
に落ちてくる。Cが10重量係未満の場合は熱接着強度
が高くなりすぎ、易開封性が低下する。逆に14重量係
を越える場合は接着性が劣り使用に供し難い。
以下実施例、比較例により本発明を説明する。
実施例1〜2.比較例1〜6 PP(A+)にLDPE(A2)を混練したAにLLD
PE (B )及びLDPE (C)を混合又は予め混
練したのち混合して得た組成物を用いてPPシート(2
00μ)上に押出しく20μ)ラミネートしてカップ用
シートを作り、次に160〜170℃にてかつ周囲にシ
ール用フランジを有する外側がPP層の力、プを真空成
形した。
一方、アルミニウム箔(15μ)にPP(A、)(15
μ)をラミネートし、pp層を前記力、7″の面にあて
る蓋としてカップと蓋を280℃にてヒートシールし、
剥離強度測定用に供した。観察は上記PPシートへの樹
脂組成物の押出しラミネート時の成形性(主にドローダ
ウン、成形速度)及び剥離強度が適正な範囲にはいるか
否かとについて行った。
第1表にはその結果を示す。
表中Al  *A2  yA*Btcについての数値は
重量%を示し、A、+A2=A(100チ)。
A+B+C=100チと力る。また表中「+」は2成分
の単なる混合を「/」は2成分を予め混練して用いたこ
とを示す。
〔効 果〕
本発明は以上詳述のごとく、特定のppに特定のLDP
Eを予め混練し、これに特定のLLDPE及びLDPE
を独立に又は予め混練したものを配合して得た組成物に
あり、このようにして得られた組成物は押出し適性にす
ぐれ、また単独又はラミネートとして押出して得られた
層とPPの層とは所望の適度の範囲のシール強度を有し
、イージーシールとイージーオープンの両性能のバラン
スのとれた容器2袋等を作り得る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  メルトフローインデックス0.5〜50のポリプロピ
    レン80〜95重量%とメルトインデックス2〜15、
    密度0.915〜0.927の高圧法低密度ポリエチレ
    ン5〜20重量%とを混練してなる樹脂組成物55〜6
    5重量%にメルトインデックス2.0〜20、密度0.
    90〜0.93の線状低密度ポリエチレン23〜33重
    量%とメルトインデックス2〜15、密度0.915〜
    0.927の高圧法低密度ポリエチレン10〜14重量
    %とをそれぞれ単独に、もしくは、予め混練してなるも
    のを混合したことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
JP62253593A 1987-10-09 1987-10-09 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 Expired - Lifetime JPH07716B2 (ja)

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JPH02281055A (ja) * 1989-04-21 1990-11-16 Mitsui Petrochem Ind Ltd ポリプロピレン樹脂組成物
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