JPH0192916A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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Publication number
JPH0192916A
JPH0192916A JP24814387A JP24814387A JPH0192916A JP H0192916 A JPH0192916 A JP H0192916A JP 24814387 A JP24814387 A JP 24814387A JP 24814387 A JP24814387 A JP 24814387A JP H0192916 A JPH0192916 A JP H0192916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
magnetic substance
insulating layer
upper magnetic
etching
Prior art date
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Pending
Application number
JP24814387A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kato
吉明 加藤
Satoshi Yoshida
敏 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP24814387A priority Critical patent/JPH0192916A/ja
Publication of JPH0192916A publication Critical patent/JPH0192916A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明はPCM(Pulse Code Modula
tion)記録再生装置や電子スチルカメラ等に用いら
れる薄膜磁気ヘッドに関し、特に上部磁極パターンエツ
チングの改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来の薄膜磁気ヘッドの製造方法は、第1°図に示すよ
うに磁性あるいは非磁性基板(30)上にCoNbZr
合金(アモルファス)、FaAISi合金(センダスト
)、 FeNi合金(バーマロ・イ)等の軟磁性材料(
31)をスパッタリング等の真空薄膜形成技術を用いて
形成する。その後SiO□等から成る第一絶縁層(32
)を形成した後、CuあるいはA1等の金属材料から成
る第一のコイル導体(33)を形成し、さらにその上に
第二絶縁層(34)を被着した後、第一のコイル導体(
33)と同じ材料から成る第二コイル導体を形成し、さ
らに第三絶縁層(36)を前記第二コイル導体(35)
上に形成する。その後フロントギャップ部(a)及びリ
アギャップ部(b)にある絶縁層(32) 、 (34
)。
(36)をテーパーエツチングによりエツチング除去す
る。その後、ギャップ長の厚さ分だけSiO□等から成
るギャップ層(37)をスパッタリングなどにより形成
する。その後アモルファス、センダスト、パーマロイ等
からなる上部磁性体(38)をパターンエツチングして
形成する。
ところが、上記上部磁性体(38)をパターンエツチン
グする時、以下に示すような問題があった。
すなわち、第2図において、上部磁性体(38)上にフ
ォトレジスト(図示せず)を塗布した後に露光・現像を
施し、所望形状のフォトレジストパターンを得る。その
後イオンミリングなどのエツチング手段を用いて上部磁
性体(38)をエツチングするわけであるが(第2図(
A) 、 (A’))、この際にエツチングが途中の段
階で、マスクとなるフォトレジストパターンが泡を発生
したり、まるで加熱した時の様にパターンのエッチが丸
くなってしまったり(以下、これをフローと呼ぶ)して
エツチングが完了した時点で、フォトレジストに泡が発
生した個所の上部磁性体がエツチングされて消失したり
(第2図(C)、(C’))、フォトレジストのフロー
が生じたものは、上部磁性体(38)の形が崩れてしま
ったりした(第2図(B)、(B’))。
そのために、薄膜磁気ヘッドの磁気抵抗が大きくなり、
記録再生効率が悪くなり、また歩留が非常に悪いという
問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題点に鑑み、上部磁性体の
エツチングに際して、フォトレジストパターンの変形を
防止し、製品歩留を向上させた薄膜磁気ヘッドの提供を
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、基板上に下部磁性体、複数のコイル導体及び
上部磁性体が絶縁層を介して積層形成されて成る薄膜磁
気ヘッドにおいて、前記絶縁層を酸化珪素とし、かつ前
記絶縁層の上部磁性体と下部磁性体でかこまれた厚みが
12μm未満である事を特徴とする薄膜磁気ヘッドによ
り、上述の問題点を解決せんとするものである。
〔作 用〕
本発明の薄膜磁気ヘッドは、上部磁性体と下部磁性体で
かこまれた絶縁層の厚みを12μm未満とする事により
、上部磁性体のパターンエツチングの際に、マスクとな
るフォトレジストパターンの変形を防止して、エツチン
グ後の磁気抵抗の低下を防ぎ、かつ歩留が大巾に向上す
るという作用を奏する。
〔実施例〕
本発明によζ一実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
第3図において、まず、基板(1)としては、Ni−Z
n系フェライトやMn−Zn系フェライト等の強磁性酸
化物基板、またはZn系フェライト、あるいは単結晶A
l2O,の非磁性基板上にCoNbZr合金(アモルフ
ァス)、FeA ISi合金(センダスト)、FeNi
合金(パーマロイ)等の強磁性金属材料から成る下部磁
性体(2)を形成する。その後、Sin、、あるいはS
iOの第一絶縁層(3)を形成した後、Cu及びAI等
の金属材料より成る第一コイル導体(4)を形成する。
さらに前記第一コイル導体(4)を全て覆うような形で
Sin、 、あるいはSiOから成る第二絶縁層(5)
を形成する。その後第一コイル導体(4)と第二コイル
導体(6)を接続するためのコンタクト窓(図示せず)
をエツチングにより開口した後、第一コイル導体(4)
と同じ金属材料から成る第二コイル導体(6)を形成す
る。その次に前記第一、第二絶縁層(3) 、 (5)
と同じ材料から成る第三絶縁層(7)を形成した後。
フロントギャップ部(イ)及びリアギャップ部(ロ)に
存在する上記絶縁層(3) 、 (5) 、 (7)を
テーパーエツチングによりエツチング除去する。次にギ
ャップ長の厚み分だけ例えば0.2μm程度、SiO□
等の絶縁層から成るギャップ層(8)をフロントギャッ
プ部(イ)に被着形成する。その後、センダスト、アモ
ルファス、パーマロイ等から成る上部磁性体(9)をス
パッタリングなどで例えば10μm程度全面に被着形成
する。そしてフォトレジストを全面に塗布した後、露光
・現像を行ない所望のフォトレジストパターン(図示せ
ず)を得る。そうした後、イオンミリングで例えばイオ
ンビーム入射角(フォトレジス1−上面の法線方向の傾
き)30°で、フォトレジストパターンをマスクしてエ
ツチングを行なう。このエツチングする際に、従来技術
ではどうしてもフォトレジストの変形(泡またはフロー
)が生じてしまうため、これを防止するために、本発明
者等は以下に示す様な種々の実験を行なった。
まず、基板として比較的熱伝導率の悪い、Mn−Zn系
、Ni−Zn系の強磁性酸化物基板、あるいはZn系フ
ェライトの非磁性基板を用い、これらの熱伝導率はいず
れも0.01callcIl−9ec・℃であった。
また比較的熱伝導性の良好な単結晶基板Al2O,(熱
伝導率0.1cal/cm−sac・”c)を用い、上
部磁性体(9)と下部磁性体(2)でかこまれたSiO
あるいはSiO□から成る絶縁層(3) 、 (5) 
、 (7)の総厚(4)を12 p m。
10.0μrn、 8.5μmと変えて、エツチング後
におけるフォトレジストパターンの変形の様子をみた。
その結果、第午1!lに示す結果を得た− seaから
れかるように12μmの時にフォトレジストの泡及びフ
ローが生じたのみであった。そして、実験に用いた基板
の熱伝導率の差によるフォトレジストの変形の差は見ら
れなかった。
以上の結果かられかるように絶縁層に酸化珪素系を用い
、かつ前記絶縁層の総厚を12μm未満とする事により
上部磁極パターンエツチングに際してフォトレジストパ
ターンの変形がなく、これにより、磁気抵抗の悪化を防
ぎ、製品歩留りが向上する。
〔発明の効果〕
本発明の薄膜磁気ヘッドは、絶縁層として酸化珪素を用
い、かつ上部磁性体と下部磁性体でかこまれた絶縁層の
総厚が12μm未満とする事により、上部磁極のパター
ンエツチングに際し、マスクとなるフォトレジストの熱
変形を防止出来、その結果磁気抵抗の悪化を防ぎ、製品
の歩留りが著るしく向上するという顕著な効果を奏する
なお、上記実施例では二層スパイラルコイルの薄膜磁気
ヘッドについて述べたが、コイル導体層が3層以上の多
層になっても同等の効果が得られる事は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の薄膜ヘッドの製造工程を示す断面図。 第2図(A)は最終的に得ようとする薄膜ヘッドを説明
する平面図、第2図(A′)は第2図(A)のA−A断
面図、 第2図(B)は、従来技術で製造される薄膜ヘッドのフ
ォトレジストフローによるエツチング後の上部磁性体の
様子を示す平面図、第2図(B′)は第2図(B)のA
−A断面図、 第2図(C)は:同じ〈従来技術で製造される薄膜ヘッ
ドのフォトレジスト泡発生によるエツチング後の上部磁
性体の様子を示す平面図、第2図(C′)は第2図(C
)のA−A断面図、第3図は本発明にょる一実施例を示
す薄膜ヘッド断面図、第4図は本発明を得るために行っ
た実験結果を示す図である。 I・・・基板 2・・・下部磁性体 3.5.7・・・絶縁層 4.6・・・コイル導体 8・・・ギャンプ層 (ほか3名) 第  1   図 (B) (C) (A) jj (B) (C) 2図 (A′) 1J (8′) (C′) 第  3  図 手続主甫正書(Σ式) %式% 1、朝牛の耘 昭和62年特許願第248143号 2、発明の名称 薄膜磁気ヘッド 3、補正をする者 事件との間係:特許出願人 名称  (520)富士写真フィルム株式会社4、代理
人 〒100 (1)図面 1)明細書第1貞下より4行目の「第1図」の後K「〜
第3図」を加入する。 2)同省第2頁18行目のI、R2図において」を「第
4図〜第9図において」と補正する。 3)同書第3頁3行目の「(第2図(A) 、 (A’
))Jを「(第4図、第5図)」と補正する。 4)同省部3頁10行目の「(第2図(C)、(C))
Jを「(第8図、第9図)」と補正する。 5)同書第3頁12行目の「(第2図(B)、(B))
Jを「(第6図、第7図)」と補正する。 6)同書第4頁19行目の「第6図」を「第10図」と
補正する。 7)同書第7頁4行目の「第4図妬示す」及び「第4図
から」を各々「第11図に示す」及び「第11図から」
と補正する。 8)同省第8頁8行目の「第1図」の後に「〜第6図」
を加入する。 9)同書第8頁10行目の「第2図(A)」を「第4図
」と補正する。 10)同省第8頁11行目の「第2図(A′)は第2図
(A)の」を「第5図は第4図の」と補正する。 11)明細書第8頁13行目の「第2図(B)」を「第
6図」と補正する。 12)同書第8頁15〜16行目の「第2図(Bつは第
2図(B)の」を「第7図は第6図の」と補正する。 13)同省第8頁17行目の「第2図(C)」を「第8
図」と補正する。 14)同書第8頁19〜20行目の「第2図(C′)は
第2図(C)の」を「第9図は第8図の」と補正する。 15)同書第9頁1行目の「第3図」を「第10図」と
補正する。 16)同書第9頁2行目の「第4図」を「第11図」と
補正する。 ・讐    1    = 一Δ;    λ    ト! 第  2  図 ン;3    3     狂] 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下部磁性体上に複数層のコイル導体及び上部磁性体が絶
    縁層を介して積層形成されてなる薄膜磁気ヘッドにおい
    て前記絶縁層に酸化珪素を用い、かつ前記絶縁層の総厚
    が12μm未満である事を特徴とする薄膜磁気ヘッド。
JP24814387A 1987-10-02 1987-10-02 薄膜磁気ヘッド Pending JPH0192916A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24814387A JPH0192916A (ja) 1987-10-02 1987-10-02 薄膜磁気ヘッド

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JPH0192916A true JPH0192916A (ja) 1989-04-12

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JP24814387A Pending JPH0192916A (ja) 1987-10-02 1987-10-02 薄膜磁気ヘッド

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