JPH0192473A - アスフアルト防水シート - Google Patents
アスフアルト防水シートInfo
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- JPH0192473A JPH0192473A JP62242521A JP24252187A JPH0192473A JP H0192473 A JPH0192473 A JP H0192473A JP 62242521 A JP62242521 A JP 62242521A JP 24252187 A JP24252187 A JP 24252187A JP H0192473 A JPH0192473 A JP H0192473A
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- JP
- Japan
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- sheet
- asphalt
- waterproof sheet
- fabric
- base fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は繊維基布にアスファルトを含浸してなるアスフ
ァルト防水シートに関する。
ァルト防水シートに関する。
建築物の屋根、屋上等には従来からアスファルトルーフ
インクが防水材料として使用されている。
インクが防水材料として使用されている。
しかし、このアスファルトルーフインクは古紙や屑綿を
主体としたルーフインク原紙を芯材としているため強度
が弱く、施工時に破断しやすく、また下地コンクリート
に生ずる亀裂に対して追従できずに破断し漏水の原因と
なっている。このためルーフインク原紙に変えて強度の
高い合成繊維をランダムに絡ませて不織布を形成して、
これにアスファルトを含浸させたアスファルトシート（
所謂スドレツチルーフイング）が開発されたが、これは
高温の溶融アスファルトを含浸させた際の繊維の収縮に
よる変形があり安定した防水シートが得られなかった。
主体としたルーフインク原紙を芯材としているため強度
が弱く、施工時に破断しやすく、また下地コンクリート
に生ずる亀裂に対して追従できずに破断し漏水の原因と
なっている。このためルーフインク原紙に変えて強度の
高い合成繊維をランダムに絡ませて不織布を形成して、
これにアスファルトを含浸させたアスファルトシート（
所謂スドレツチルーフイング）が開発されたが、これは
高温の溶融アスファルトを含浸させた際の繊維の収縮に
よる変形があり安定した防水シートが得られなかった。
本発明者らは、かかる従来技術の欠点すなわち、アスフ
ァルトーフイングの低強度、ストレッチルーフインクの
収縮変形に着目し、高強度で安定した加工が可能なアス
ファルト防水シートの提供を目的に鋭意研究を重ねた結
果、本発明を完成するに至ったものである。
ァルトーフイングの低強度、ストレッチルーフインクの
収縮変形に着目し、高強度で安定した加工が可能なアス
ファルト防水シートの提供を目的に鋭意研究を重ねた結
果、本発明を完成するに至ったものである。
本発明は、繊維基布にアスファルトを含浸してなるアス
ファルト防水シートにおいて、繊維基布に４０００ｍ／
分以上で溶融紡糸したナイロン繊維の編織物を用いるこ
とを特徴とするアスファルト防水シートである。
ファルト防水シートにおいて、繊維基布に４０００ｍ／
分以上で溶融紡糸したナイロン繊維の編織物を用いるこ
とを特徴とするアスファルト防水シートである。
本発明に係るアスファルト防水シートの繊維基布を構成
するナイロン繊維の代表的なものはへキサメチレン・ク
アミンとア・クビン酸よ多重合されたナイロン６６．６
−カプロラクタムよ多重合されたナイロン６であるが他
のポリアミド繊維も使用できる。また本発明の目的を損
なわない限シ、他の成分との共重合体も用いることがで
きる。さらに通常ポリアミド繊維に用いられる添加剤、
例えば安定剤、艶消剤、制電剤などを含んでいてもよい
。本発明の構成は４０００ｍ／分以上で紡糸されたポリ
アミド繊維を用いることにある。この繊維の製造法は例
えば、特開昭５７−１４３５．１４号公報に開示されて
いる。
するナイロン繊維の代表的なものはへキサメチレン・ク
アミンとア・クビン酸よ多重合されたナイロン６６．６
−カプロラクタムよ多重合されたナイロン６であるが他
のポリアミド繊維も使用できる。また本発明の目的を損
なわない限シ、他の成分との共重合体も用いることがで
きる。さらに通常ポリアミド繊維に用いられる添加剤、
例えば安定剤、艶消剤、制電剤などを含んでいてもよい
。本発明の構成は４０００ｍ／分以上で紡糸されたポリ
アミド繊維を用いることにある。この繊維の製造法は例
えば、特開昭５７−１４３５．１４号公報に開示されて
いる。
紡糸速度１０００ｍ／分程度の一般的な速度で紡糸した
ナイロンフィラメントは、結晶のサイズが３５λ以下、
かつ１１０Ｈｙ、における動的伸性率ｔａｎδのピーク
位置が１１５〜１２５℃であるのに対し、本発明でいう
４０００ｍ／分以上で溶融紡糸したナイロンフィラメン
トは結晶サイズが４０λ以上と大きく、ｔａｎδのピー
ク位置が８０〜１００℃と低いためできあがった編織物
の熱収縮率が極めて小さくなる。
ナイロンフィラメントは、結晶のサイズが３５λ以下、
かつ１１０Ｈｙ、における動的伸性率ｔａｎδのピーク
位置が１１５〜１２５℃であるのに対し、本発明でいう
４０００ｍ／分以上で溶融紡糸したナイロンフィラメン
トは結晶サイズが４０λ以上と大きく、ｔａｎδのピー
ク位置が８０〜１００℃と低いためできあがった編織物
の熱収縮率が極めて小さくなる。
また、１０００ｍ／分程度の一般的な速度で紡糸したフ
ィラメントを用いた繊維基布は高温にするほど熱、収縮
率が犬となり溶融したアスファルトに含浸すると繊維基
布が急激に収縮を起し、寸法安定性が劣シ実質的に防水
シートを得ることが不可能であシ、このため繊維基布を
予め熱処理して収縮を抑える工程が考えられるがコスト
アップにつながり、また加工が困難であるが本発明は、
この低収縮率を利用したもので、アスファルト含浸時の
寸法変化が少なく、また編織物を用いるためシートｉ度
の高いアスファルト防水シートを得ることができる。
ィラメントを用いた繊維基布は高温にするほど熱、収縮
率が犬となり溶融したアスファルトに含浸すると繊維基
布が急激に収縮を起し、寸法安定性が劣シ実質的に防水
シートを得ることが不可能であシ、このため繊維基布を
予め熱処理して収縮を抑える工程が考えられるがコスト
アップにつながり、また加工が困難であるが本発明は、
この低収縮率を利用したもので、アスファルト含浸時の
寸法変化が少なく、また編織物を用いるためシートｉ度
の高いアスファルト防水シートを得ることができる。
ナイロン繊維の単糸デニール及びフィラメント数は一般
の合成繊維に用いられる構成のものであれば全て適用で
きる。また繊維基布の組織は編物、織物、全てのものを
使用することができる。
の合成繊維に用いられる構成のものであれば全て適用で
きる。また繊維基布の組織は編物、織物、全てのものを
使用することができる。
第１図は、本発明のアスファルト防水シートの拡大構造
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
第１図において１は繊維基布に含浸したアスファルト、
２はアスファルトを示す。
２はアスファルトを示す。
以下、本発明のアスファルト防水シートを具体的に説明
するが、本発明はこの実施例のみに限定されるものでは
ない。冑、実施例に示した特性の測定方法は下記の通９
である。
するが、本発明はこの実施例のみに限定されるものでは
ない。冑、実施例に示した特性の測定方法は下記の通９
である。
引張強度及び伸度＋ ＪＩＳ−Ｌ−１０９６但し、試験
片の大きさを長さ１０ｃｙ＋ｓ幅３ｃｎ１とした。
片の大きさを長さ１０ｃｙ＋ｓ幅３ｃｎ１とした。
引裂強度ｉ ＪＩＳ−Ｌ−１０９６Ｄ法破裂強度ｉ Ｊ
ＩＳ−Ｌ−１０９６Ａ法形態変化ｉアスファルト含浸時
の形態変化を観原した。
ＩＳ−Ｌ−１０９６Ａ法形態変化ｉアスファルト含浸時
の形態変化を観原した。
実施例１
４０００ｍ／分で紡糸したナイロン６６．７０ ｄ／２
４ｆを用いて経密度１００本／インチ、緯密度８５本／
インチの平織に製織し、これを繊維基布としてアスファ
ルトを含浸させることによυ本発明のアスファルト防水
シートを製造し実施例１とした。
４ｆを用いて経密度１００本／インチ、緯密度８５本／
インチの平織に製織し、これを繊維基布としてアスファ
ルトを含浸させることによυ本発明のアスファルト防水
シートを製造し実施例１とした。
１０００ｍ／分で紡糸したナイロン６６．７０ｄ／２４
ｆを用いて経密度１００本／インチ、綿密度８５本／イ
ンチの平織に製織し、これを繊維基布としてアスファル
トを含浸させて比較例１を製造した。
ｆを用いて経密度１００本／インチ、綿密度８５本／イ
ンチの平織に製織し、これを繊維基布としてアスファル
トを含浸させて比較例１を製造した。
アス゛ファルトルーフイング（２ｚＫｑ）を比較例２と
した。
した。
実施例１、比較例１．２の各々の特性を測定して比較し
た結果を第１表に示す。
た結果を第１表に示す。
第 １ 表
第１表に示すように、実施例１は、比較例２に比べて強
度が優れたものであることが明らかにな、つた。
度が優れたものであることが明らかにな、つた。
比較例１は実施例と同程度の強度を示すがアスファルト
含浸時に繊維基布が熱により収縮し、寸法安定性が不良
で幅方向の変化が大きく安定したシートが得られなかっ
た。
含浸時に繊維基布が熱により収縮し、寸法安定性が不良
で幅方向の変化が大きく安定したシートが得られなかっ
た。
実施例１を屋根下地シートに使用しても従来の欠点であ
る施工時の破断は見られず良好なシートであった。
る施工時の破断は見られず良好なシートであった。
本発明のアスファルト防水シートは４０００ｍ／分以上
で溶融紡糸したナイロン繊維を繊維基布としているので
ｘＱＱＯｍ／ｅ程度の一般的な速度で紡糸した繊維に比
べて熱収縮率が極めて小さくなるためアスファルト含浸
時の寸法安定性が良好で安定した防水シートを得ること
ができる。また、本発明のアスファルト防水シートを用
いて木造住宅用の屋根下地材に使用した場合、シート強
度が優れているため施工時の破断が認められず問題なく
施工することができ、優れたアスファルト防水シートで
ある。
で溶融紡糸したナイロン繊維を繊維基布としているので
ｘＱＱＯｍ／ｅ程度の一般的な速度で紡糸した繊維に比
べて熱収縮率が極めて小さくなるためアスファルト含浸
時の寸法安定性が良好で安定した防水シートを得ること
ができる。また、本発明のアスファルト防水シートを用
いて木造住宅用の屋根下地材に使用した場合、シート強
度が優れているため施工時の破断が認められず問題なく
施工することができ、優れたアスファルト防水シートで
ある。
第１図は、本発明のアスファルト防水シートの拡大構造
を示す斜視図である。 １・・・・・・繊維基布に含浸したアスファルト、２・
・・・・・アスファルト。 特許出願人 旭化成工業株式会社
を示す斜視図である。 １・・・・・・繊維基布に含浸したアスファルト、２・
・・・・・アスファルト。 特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- 繊維基布にアスファルトを含浸してなるアスファルト防
水シートにおいて、繊維基布に４０００ｍ／分以上で溶
融紡糸したナイロン繊維の編織物を用いることを特徴と
するアスファルト防水シート
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62242521A JPH0192473A (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | アスフアルト防水シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62242521A JPH0192473A (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | アスフアルト防水シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0192473A true JPH0192473A (ja) | 1989-04-11 |
Family
ID=17090342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62242521A Pending JPH0192473A (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | アスフアルト防水シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0192473A (ja) |
-
1987
- 1987-09-29 JP JP62242521A patent/JPH0192473A/ja active Pending
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