JPH0192396A - カチオン型電着塗装方法 - Google Patents

カチオン型電着塗装方法

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JPH0192396A
JPH0192396A JP24928587A JP24928587A JPH0192396A JP H0192396 A JPH0192396 A JP H0192396A JP 24928587 A JP24928587 A JP 24928587A JP 24928587 A JP24928587 A JP 24928587A JP H0192396 A JPH0192396 A JP H0192396A
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JP
Japan
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coating
electrodeposition
paint
electrodeposition coating
bath
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JP24928587A
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Inventor
Teiji Katayama
片山 禎二
Masayuki Misawa
三沢 正幸
Toshio Ogasawara
小笠原 利男
Eisaku Nakatani
中谷 栄作
Masafumi Kume
久米 政文
Kiyoshi Kato
清 加藤
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は袋部構造を有する被塗物にカチオン電着塗料を
2回塗り重ねて、防食性に優れ、複合硬化塗膜を形成す
る浴安定性の良好なカチオン型電着塗装方法に関するも
のである。(以下2同型着塗装方法と称する) 近年、塗膜の防食性を向上させる方法として、電着塗膜
を2層形成する2凹型着塗装法が提案されている。この
方法においては第1回目のカチオン電着塗装後電着塗膜
を水洗し、未硬化のままで第2回目の電着塗装を行なっ
た後、焼付けて複層硬化塗膜を形成させることが一般的
に行なわれる。
この塗装法においては被塗物の形状が複雑な場合、特に
袋部構造を有する場合、第1回目の電着塗装後の水洗が
不充分となり、第2回目の電着塗装浴が、第1回目の電
着塗料組成物により経時的に汚染されるため、得られる
複合硬化塗膜が徐々に、本来の機能を発揮しなくなると
いう欠陥がある。
このような欠陥を改良する方法として、第1回目の電着
塗装後の電着塗膜の水洗を今日一般的に行なわれている
ウルトラフィルトレージョン枦液による水洗工程中に浸
漬水洗工程を複数段は水洗を充分に行なうことが考えら
れるが、多額の設備投資とランニング費用を要する。
また、従来、着色顔料、例えばチタン白、ベンガラ、カ
ーボンブラック壱体質顔料、例えばタルク、クレーなど
を配合したカチオン型電着塗料は、浴固形分濃度を10
%以下として塗装に供するのは、顔料分散安定性が劣り
、実用化し得なかった。
そこで、木発明者らは、前記のような従来技術の問題点
を解決し、自動車ポデーのような袋部構造を含む複雑な
形状の被塗物に対する2回電着塗装法において本来の機
能を有する複層硬化塗膜を長期にわたって形成すること
のできる電着塗装方法を開発すべく鋭意研究を重ねた結
果、このたび第1回目の電着塗装浴の固形分濃度を一般
的に行なわれている固形分濃度より大幅に下げ、且つ特
定の酸濃度に調製することにより、塗装作業性の問題が
なく、第2回自重着塗装浴の汚染を大幅に減少せしめ、
防食性良好で、本来の機能を有する塗膜を形成すること
ができることを見い出し1本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、袋部構造を有する被塗物を陰極とし
て第1回目の電着塗装により形成した第1層目の未硬化
のカチオン型電着塗膜上に、第2回目の電着塗装を行な
い第2層目のカチオン型定着塗膜を形成した後、加熱硬
化によって複層硬化塗膜を形成させるカチオン型電着塗
装方法において、第1回目の電着塗装を電着浴固形分濃
度2〜10重量%で、かつ有機酸濃度30〜60meq
で行なうことを特徴とするカチオン型電着塗装方法に関
する。
かくして本発明に従えば、第1回目の電R塗装に際し、
電着浴固形分濃度を一般的に行なわれている固形分濃度
約20重量%より大幅に低下せし。
め、2〜10重量%、好ましくは2.5〜5重量%とし
て行なうものであり、有機酸濃度(塗料固形分100g
に対する、中yaのために使用される有機酸のミリグラ
ム当量)を30〜60meq、好ましくは35〜50m
eqに調整することによって、良好な顔料分散性が得ら
れ、顔料沈降などの問題がなく、かつ塗面平滑性の良好
な塗膜が得られる。固形分濃度が2重量%未満となると
、顔料分散安定性が悪く、経時の貯蔵で顔料凝集が原因
と推定される400メツシユ金網1濾過による4濾過残
渣が増大し、一方、10重量%を超えると第2回口重着
塗料浴への第1回自重着塗料の混入による組成変化の減
少が充分でなくなるという問題がある。また、有機酸濃
度が30meq未満であると、顔料分散安定性が不良と
なり、一方。
60meqを超えると得られる塗膜の塗面平滑性が劣る
という問題が生ずる。
袋部構造を有する被塗物を2回電着塗装する場合、第1
回口重着塗装の際、袋部に侵入した第1回目の電着塗料
(I)は一般的に行なわれているスプレー水洗では除去
されず、第2回口重着浴中に持ち込まれ、第2回口重着
塗料(II )と混合することになる。
塗装か連続して行なわれると、必然的に、第2回目の電
着塗料浴中に混合される第1回目のカチオン型電着塗料
(I)の割合いは次第に大となる。その割合は、固形分
についてみると第2回目の電着塗装浴に持ち込まれる第
1回目のカチオヌ型″rLR塗料(1)の固形分量A部
と第2回目の電着塗装により被塗物に塗着して系外へ持
ち出されるカチオン電着塗料(11)の固形分量B部と
第2回目の電着塗装の際、袋部に浸入し、一般的に行な
われているスプレー水洗では除去されないまま、系外へ
持ち出されるカチオン電M塗料(II )の固形分量C
部により決まる。すなわち、連続的に塗装を行うと、第
2回自重着塗装浴(II)の固形分量は、電着浴(II
)から持出される固形分B部および0部の和から、持込
まれる固形分A部を差し引いた(B+C−A)部だけ減
少することになり、固形分量を一定にするため第2回百
雷着塗装浴に補給されるカチオン型電着塗料の固形分は
(B+C−A)部となる。結局、第2回目の電着塗装浴
に補給などによって外から入る固形分はカチオン型電着
塗料CI)A部と補給用塗料(E+(、−A)部である
。外部から入る固形分の比率はカチオン型電着塗料(■
)/補給用塗料=A/ CB+C−A)となる。
第2回自重着塗装浴に対し3ターンオーバー(1ターン
オーバーとは塗料消費量に応じて補給する塗料の累計使
用量が初期の電着浴仕込み量に等しくなることをいい、
3ターンオーバーは累計使用量が初期の電着浴仕込み量
の3倍量に等しくなることをいう、外部から入ってくる
塗料が補給塗料のみである場合、電着浴の外部から入っ
てくる塗料による置換率は、lターンオーバー約64%
、2タ一ンオーバー約87%、3タ一ンオーバー約95
%となる。)の塗装を行なうと、第2回口重着浴の組成
の95%以上が、外部から入ってくる塗料、すなわち、
カチオン電着塗料(1)/補給用塗料=A/ (B+C
−A)に置き換えられほとんど、この組成となる。
この式において、第2回目覚着塗料の劣化φ汚染を防ぐ
ためにはカチオン電着塗料(I)の持込み固形分量を減
少すなわちカチオン電着塗料(1)の固形分濃度を下げ
ればよい。
本発明において1回目および2回目に塗装するカチオン
型電着塗料(1)及び(II)はそれぞれ、その樹脂結
合剤成分(A)及び(C)として電着塗料において通常
使用されている樹脂結合剤、例えばアミン付加エポキシ
樹脂のようなポリアミン樹脂、例えば(i)ポリエポキ
シドと1縁上ノー及びポリアミン、2級モノ−及びポリ
アミン又は1,2級混合ポリアミンとの付加物(例えば
米国特許第3.984.299号参照);(ii)ポリ
エポキシドとケチミン化された1級アミン基を有する2
級モノ−及びポリアミンとの付加物(例えば米国特許第
4,017,438号参照) ;G11)ポリエポキシ
ドとケチミン化された1級アミン基を有するヒドロキシ
化合物とのエーテル化により得られる反応物(例えば特
開昭59−43013号公報参照)などを含有しうる。
また1本発明で形成される複合硬化塗膜を良好な耐候性
が要求される場合には、樹脂結合剤(A)及び/又は(
C)として耐候性の優れたアミノ基含有もしくは非イオ
ン性のアクリル系樹脂を前記アミン付加エポキシ樹脂と
併用してもよい。また、樹脂結合剤(A)及び/又は(
C)は、アミノ基含有アクリル系樹脂単独であってもよ
い。
前記したアミン付加エポキシ樹脂はアルコール類でブロ
ックしたポリイソシアネート化合物を用いて硬化させる
ことができ電着塗膜を形成する。
また、ブロックイソシアネート化合物を使用しないで硬
化させることが可能なアミン付加エポキシ樹脂も使用す
ることができ、例えばポリエポキシド物質にβ−ビトロ
キシアルキルカルバメート基を導入した樹脂(例えば特
開昭59−155470号公報参照);エステル交換反
応によって硬化しうるタイプの樹脂[例えば特開昭55
−80436号公報参照]な参照用いることもできる。
前記した樹脂結合剤を用いてのカチオン系水性分散液の
調製は通常、該樹脂結合剤をギ酸、酢酸、乳酸などの水
溶性有機酸で中和することによって行なわれる。かくし
て得られる水性分散液を主成分とするカチオン電着塗料
はさらに顔料を含有し、そして第1回目の電着塗装に用
いるカチオン電着塗料(I)に・おいては、被塗物のエ
ツジカバリング性および浴安定性およびWIJ2層目の
電着塗料の塗装時の塗膜の析出のしやすさなどの点から
顔料として、吸油量100以上、好ましくは150以上
の顔料を、全顔料の少なくとも5重量%、好ましくは2
0重量%〜90重量%含有するものが望ましい。また、
全顔料の総吸油量が樹脂成分100gに対して1.00
0−10.000、好ましくは3.000〜7,000
の範囲内になるような量とすることが望ましい。
上記吸油量100以上の顔料としては、例えば無水二酸
化珪素、含水無定形二酸化珪素などの二酸化珪素系顔料
およびカーボン系顔料を挙げることができ、好適には二
酸化珪素系顔料である。
本発明において用いられるカチオン型電着塗料(I)に
配合される顔料としては、吸油量100以上の前記顔料
以外に、電着塗料において通常用いられている顔料、例
えば、ベンガラ、チタン白などの無機着色顔料;タルク
、クレー、炭酸カルシウムなどの体質顔料を使用するこ
とができる。
本発明における顔料の総吸油量はJIS  Kstox
−78(顔料試験方法)に朝し、煮あまに油を用いて測
定される。
つぎに、第2回目の電着塗装に用いるカチオン型電着塗
料(II )としては、最小電析電流密度が0 、7 
rnA/crn2以下、好ましくは0 、5 mA/ 
cm2以下で且つエマルション化度80重量%以上、好
ましくは85重量%以上であることが望ましい。
また、第2回目の電着塗料は顔料を含有してもよいが、
顔料の総吸油量が1.000未満であることが望ましい
前記した最小電析電流密度が下記の方法により測定され
る値である。
表面積1 cm2の裏面を絶縁した白金板をそれぞれ被
塗物と対極として用い、両者の表面が対面するように1
5cn+の距離をおいて電着塗料浴中に配置する。28
℃、無攪拌で定電流を流して時間と電圧を記録し、電流
密度を0 、05 mA/ cm”毎に変えて、塗料が
電気析出することによる抵抗増大に伴う電圧の急上昇が
3分または3分を超える近傍で生じるときの電流密度を
最小電析電流密度とする。
また、前記した電着塗料(II )のエマルション化度
とは、電着塗料中で真に粒子として懸濁している粒子の
割合(重量%)を表す指標であり、クリヤーエマルショ
ンを遠心分離し、次の式によって求められる。
No(N2  N1) NO=クリヤーエマルションの不揮発分(%)N1 :
遠心分離したクリヤーエマルションの上澄液の不揮発分
(%) N2 :遠心分離したクリヤーエマルションの沈降物の
不揮発分(%) 本発明においてカチオン型電着塗料(TI )の最小電
析電流密度が0 、7 mA/ cm2を超えると、塗
面平滑性を付与する膜厚の確保が困難になる傾向がある
また、エマルション化度が80重量%未満であると、第
2層目の電着塗膜が1層目の電着塗膜と混じり合いが起
こりエツジ耐食性、塗面平滑性の両方とも低下する傾向
がある。
本発明において、カチオン型電着塗料(1)及び(II
 )を用いて被塗物に電着塗装を行なう方法及び装置と
しては、従来から陰極電着塗装において使用されている
それ自体既知の方法及び装置を使用することができる。
その際、被塗物をカソードとし、アノードとしては炭素
板を用いるのが望ましい。用いうる電着塗装条件は、特
に制限されるものではないが、一般的には、浴温:20
〜30℃、電圧: 100〜400V (好マシくは2
00〜300V)、電流密度+0.01〜3A/dm2
、通電時間:30秒〜10分、極面積比(A/C)+ 
6/1〜1/6、極間距)撃:10〜100cm、攪拌
状態で電着することが望ましい。
前記の電着塗装方法を用いて形成される第1回目の電M
塗膜の膜厚(乾繰状8)は5〜30戸、好ましくは10
〜25mの範囲内であり、またその上に形成される第2
回目の電着塗膜の膜厚(乾燥状態)は5〜70%、好ま
しくは10〜50−の範囲であるのが好都合である。
本発明において、第2回目の電着塗装は第1回目の電着
塗装が未硬化の状態で行なわれることが、複合塗膜を形
成する上で、また付着性の面から好適であり、必要条件
である。
被塗物上に形成された複層電着塗膜は、洗浄後約150
〜約180℃で焼付けて硬化される。全体の電着塗膜厚
は、前記した第1回目覚着塗膜厚と第2回自重着塗膜厚
の合計膜厚であることができるが、経済性等の面からそ
の全体の電着塗膜厚は一般に15〜80戸の範囲内であ
るのが望ましい。かくして形成される電着塗膜には必要
に応じて上塗り塗料を適宜塗り重ねて仕上げることがで
きる。
本発明の方法に基づいて袋部構造を有する被塗物に対し
第1回目及び第2回目の電着塗装を連続的に行なった後
も、第2回目に塗装した電着塗膜が第1回目の電着塗膜
の表面上に析出し、第1回目の電着層と第2回目の電着
層とが複層の状態で塗膜が形成される。すなわち、例え
ば高吸油量の顔料を配合した第1回目の電着塗料を用い
た場合、1層目の電着塗膜でエツジ部のカバリングを達
成し、第2回目の電着塗膜で塗面平滑性及び塗膜の均−
造膜性又耐候性等の機能を分担するようにすることが好
ましい。
本発明に係る電着塗装方法によれば、自動車、電気機器
等の広範囲の工業塗料分野の防食塗装法として応用する
ことができる。
実施例 以下実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明
する。部および%は重量部および重量%を意味する。
実施例1 関西ペイント会社製ニレクロンNo、9000相当品で
ある水溶性エポキシ系ポリアミノ樹脂を用いた下記カチ
オン型電着塗料(塗料1−A)を1回目の電着塗料とし
、固形分2.5%に脱イオン水で調整(このときの有機
酸濃度は48meq)して表−1の条件で電着塗装した
ついで塗膜を水洗し、未硬化の塗膜上に下記2回目のカ
チオン型電着塗料(塗料1−B)を固形分20%に脱イ
オン水で調整(このときの有機酸濃度は26 、7rn
 eq) L、て表1の条件で電着塗装した後、水洗後
約180℃の電熱乾燥器で焼付は複合硬化塗膜を形成さ
せた。また、この電着塗装を2回目型着塗料が3ターン
オーバーするまで行い、初期および3タ一ンオーバー時
の第2回自重着塗料の有機酸濃度、最小電析電流密度の
測定および複合硬化塗膜の試験を行った。結果を表2に
示す。
塗、LL二五 樹脂:顔料=100:49 総吸油量  8 、765 よl 樹脂塩基価80のエポキシ系ポリアミノ樹脂を酢
酸により中和当量0.50で水分散化したもの。
I2  旭カーボン社製 商品名「カーボンASMJ木
3 富士デヴイゾン社製 含水無定形二酸化珪素顔料(
吸油量300)、商品名 塗土LL二1 木4 樹脂塩基価80のエポキシ系ポリアミノ樹脂を酢
酸により中和当量0.24で水分散化したもので最少電
析電流密度は0.50IIIA/cva2及びエマルシ
ョン化度85重量%を示す。
実施例2 水性エポキシ系ポリアミノ樹脂を用いた関西ペイント会
社製ニレクロンNo、9000相当品であるカチオン型
電着塗料(塗料2−A)を固形分5%となるよう脱イオ
ン水で調整(このときの有機酸濃度は36meq)して
1回目の電着塗料とし、表1の条件で電着塗装した後水
洗し、未硬化の塗膜上に関西ペイント会社製ニレクロン
No、9600相当品であるアクリル系樹脂を含むエポ
キシ系樹脂を用いたカチオン型電着塗料(塗料2−B)
を固形分20%となるよう脱イオン水で調整(このとき
の有機酸濃度は20meq)して表1の条件で電着塗装
して、水洗後約t a o ’cの電熱乾燥器で焼付は
複合硬化塗膜を形成させた。
また、この電着塗装を2回目型着塗料が3ターンオーバ
ーまで行い、初期および3ターンオーバー後の第2回自
重M塗料の有機酸濃度、最小電析電流密度の測定および
複合硬化塗膜の試験を行った結果を表2に示す。
樹脂:顔料=100:18 総吸油量  2 、050 求5 塗料(1−A)で用いた水性エポキシ系ポリアミ
ノ樹脂において、中和当量を 0.30とする以外、同様にして水分散化したもの。
本6 樹脂堪基価45のアクリル変性エポキシ系樹脂を
酢酸により中和当量0.3で水分散化したもので最少電
析電流密度は0.27mA/am2及びエマルション化
度90重量%の値を示す。
比較例1 実施例1において、塗料1−Aを固形分20%に調整し
て電着塗装する以外は実施例1と同様に行なった。
比較例2 実施例2において、塗料2−Aを固形分20%に調整し
て電着塗装する以外は実施例2と同様に行なった。
表2の試験は下記の試験方法に従って行なった。
[試験方法] 糸さび抵抗性: ASTM−D2803−69T  糸さび試験に準拠す
る。片刃安全カミソリで試片に対角線状の素地に達する
X状の切りきすをつくり、塩水噴霧試験機内に24時間
入れる。塩水噴霧抜脱イオン水でよく洗浄し、試片が乾
燥する前に恒温恒湿室に入れて温度50±2℃、湿度8
5±2%RHに保持し、720時間試験をつづける。試
験中240時間および480時間時間中間チエツクして
糸さび発生の有無を調べ、糸さびが明瞭に認められるも
のについては、その長さを測定した。
45°工ツジ部耐食性: SPC軟鋼板を45°の角度に加工し、表面処理ボンデ
ライト#3004処理を施し、所定の電着塗装を行ない
試験に用いる。耐食試験はJIS  22371塩水噴
霧試験による。最長720時間試験をつづけた。試験中
240時間、480時間時間中間チエツクして点錆発生
の有無を調べた。
一般部耐食性: JIS  22371塩水噴霧試験による。切りきすを
つけない一般部の@nりの点錆、フクレを調べる最長2
000時間続けた。1000時間目時間量チエツクして
点錆、ククレの発生の有無を調べた。
促進耐候性: サンシャインウエザオメーターで100時間試験し、塗
膜の光沢保持率(600グロス)を調べた。
光沢保持率(%)は O:光沢保持率80%以上 ■:  〃  50〜80%未満

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 袋部構造を有する被塗物を陰極として第1回目の電着塗
    装により形成した第1層目の未硬化のカチオン型電着塗
    膜上に、第2回目の電着塗装を行ない第2層目のカチオ
    ン型電着塗膜を形成した後、加熱硬化によって複層硬化
    塗膜を形成させるカチオン型電着塗装方法において、第
    1回目の電着塗装を電着浴固形分濃度2〜10重量%で
    、かつ 有機酸濃度30〜60meqで行なうことを特徴とする
    カチオン型電着塗装方法。
JP24928587A 1987-10-02 1987-10-02 カチオン型電着塗装方法 Pending JPH0192396A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT404260B (de) * 1996-02-05 1998-10-27 Astec Schmied Gmbh & Co Kg Verfahren zum lackieren eines werkstückes durch ein elektrophoretisches abscheiden von lack auf dem werkstück
JP2018172712A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 マツダ株式会社 電着塗装方法
JP2020020009A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 神東アクサルタコーティングシステムズ株式会社 カチオン性電着塗料の塗装方法

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