JPH0192052A - 加工装置の工具摩耗補正装置 - Google Patents

加工装置の工具摩耗補正装置

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JPH0192052A
JPH0192052A JP25139887A JP25139887A JPH0192052A JP H0192052 A JPH0192052 A JP H0192052A JP 25139887 A JP25139887 A JP 25139887A JP 25139887 A JP25139887 A JP 25139887A JP H0192052 A JPH0192052 A JP H0192052A
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machining
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abrasion
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Shuichi Nakada
周一 中田
Seiichiro Miyajima
宮嶋 誠一郎
Masao Kawase
昌男 川瀬
Makoto Asada
麻田 真
Makoto Tonai
誠 藤内
Kaneo Ito
伊藤 金雄
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Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、砥石車により鋳造品のパリ取りを行う加工装
置等に適した工具摩耗補正装置に関する。
(従来技術) この種の加工装置においては、加工の度に砥石車等の工
具が摩耗し、これによりパリの取残し量等の加工誤差が
次第に増大するので、所定数の工作物を加工する毎に工
具の摩耗量を検出し、この摩耗量に応じて制御装置によ
り加工装置の作動状態を制御して、工具の摩耗による加
工誤差を補正するようにしている。しかして、この補正
間隔を定める前記工作物の加工数は一定であった。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、1回の加工における砥石車等の工具の摩耗量
は、工作物や工具の状態により変化して一定とはならな
い。一方、前記補正間隔は一定であるので、工具の摩耗
量が大なる場合は補正直前における前記加工誤差が大と
なって品質にばらつきを生じ、これを防止するために補
正間隔を減少させれば摩耗量が小なる場合には加工誤差
が許容限度よりも相当に小さいにも拘わらず補正が行わ
れるので無駄な補正時間を消費するという問題がある。
本発明は工具の摩耗量に応じて補正間隔を変化させて、
このような問題を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このために、本発明による加工装置の工具摩耗補正装置
は、第1図に示す如く、加工装置5の工具Tにより所定
数の工作物を加工する毎に摩耗量検出手段1により前記
工具Tの摩耗量を検出し、この摩耗量に応じて前記加工
装置5の作動状態を制御して工具Tの摩耗による加工誤
差を補正する制御装置2を備えてなる加工装置の工具摩
耗補正装置において、少なくとも1つの摩耗基準値を記
憶する記憶手段3と、前記摩耗量検出手段1により前記
工具Tの摩耗量を検出する毎に検出された摩耗量を前記
摩耗基準値と比較しそその直後における工作物の加工数
を定める前記所定数を、同摩耗量が大なる場合はその直
前における前記所定数よりも減少し、同摩耗量が小なる
場合はその直前における前記所定数よりも増大するよう
に決定する加工数演算手段4を備えたことを特徴とする
ものである。
(作用) 所定数の工作物を加工した後に制御装置2は摩耗量検出
手段1により工具Tの摩耗量を検出し、次いで加工数演
算手段4は直前の所定数の工作物を加工することにより
生じた工具Tの摩耗量を記憶手段3に予め記憶されてい
る摩耗基準値と比較し、次回に工具Tの摩耗量を検出し
て摩耗による加工誤差を補正するまでの工作物の加工数
を、前記摩耗量が大なる場合は前回の工作物の加工数よ
りも減少し、同摩耗量が小なる場合は前回の工作物の加
工数よりも増大するように決定する。次いで制御装置2
は工具の摩耗量の分だけ工具が工作物の加工面に接近す
るように加工装置5の作動状態を制御して工作物の加工
を行い、工具Tの摩耗による加工誤差を補正する。この
制御状態において先に決定された数の工作物を引き続い
て加工した後、制御装置2は再び摩耗量検印手段1によ
り工具Tの摩耗量を検出し、以下同様の作動を行う。
1回の所定数の工作物の加工の間における工具の摩耗量
が大なる場合には次回の摩耗補正までの間の工作物の加
工数は減少してその間における工具の摩耗量すなわち次
回の摩耗補正直前における最大の加工誤差を減少させ、
この摩耗量が小なる場合には次回の摩耗補正直前におけ
る最大の加工誤差を増大させることなく、次回の補正ま
での間の工作物の加工数を増大する。
(発明の効果) 上述の如く、本発明によれば工具の摩耗量に応じて補正
間隔が変化し、この摩耗量が大なる場合は次の摩耗補正
までの間の加工数が減少するので工具の摩耗による加工
誤差が過大となって品質にばらつきが生ずることがなく
、またこの摩耗量が小なる場合には次の摩耗補正までの
間の加工数が増大するので補正回数が減少し、これによ
り工作物1個当りの平均加工時間を減少させて生産性を
向上させることができる。
(実施例) 以下に第2図〜第7図により本発明の詳細な説明する。
第2図に示す如く、基台10上には5軸制御の多関節型
ロボット11と、フォトインクラブタ13と、工作物W
を支持する取付台15が設けられ、多関節型ロボット1
1の手首部11aには砥石車(工具)Tを備えたグライ
ンダ12が取り付けられている。フォトインタラプタ1
3は投光部13aと光電スイッチ13bよりなり、多関
節型ロボット11の作動と協働して砥石車Tの半径を測
定し、これにより砥石車Tの摩耗量を検出するものであ
る。此等の各部は防塵カバー16により覆われ、その内
部は集塵装置17により吸引されている。
多関節型ロボット11及びグラインダ12の作動を制御
する電子制御装置は、第3図に示す如く、マイクロプロ
セッサ30と記憶装置31を主要な構成要素としている
。マイクロプロセッサ31には、多関節型ロボット11
の各軸を制御する6つのサーボモータM1〜M6を駆動
する6つのモー夕駆動回路Di−D6及びグラインダ1
2を駆動する工具駆動回路32が接続され、また操作盤
33及び前記フォトインクラブタ13が接続されている
。多関節ロボット11の各軸に設けられた6個のエンコ
ーダE1〜E6は各軸の回動角を検出して、これを各モ
ータ駆動回路D1〜D6にフィードバックしている。記
憶装置31のROMには多関節ロボット11を含む加工
装置を作動させるためのプログラムデータが記憶され、
また記憶装置31のRAMには砥石車T及び工作物Wに
関する各教示データが記憶されている。此等の教示デー
タには次のものが含まれている。
rO:基準砥石半径 dra:第1摩耗基準値(品質限界) drb:第2摩耗基準値(=%dra)drc:第3摩
耗基準値(= ’A d ra)砥石車Tの半径の測定
は、第4図に示す如く、フォトインタラプタ13の投光
部13aから光電スイッチ13bに向けて放射される光
線りが砥石車Tにより遮断されることを検出して行う、
マイクロプロセッサ30は多関節型ロボット11を作動
させて砥石車Tの軸線が光線りと平行となるようにして
砥石車Tを投光部13aと光電スイッチ13bの間に近
付け、砥石車Tが光線Lt−遮った瞬間に多関節型ロボ
ット11を停止させ、その状態における各軸の回動角に
基づいて砥石車Tの半径(第4図のroまたはrn)を
演算する。
マイクロプロセッサ30は、第5図に示す如く砥石車T
が工作物Wの表面Waに沿って移動するように多関節型
ロボット11を作動させて表面Waから突出するパリw
bを除去する。第5図(a)に示す如(砥石車Tの半径
がroのときにパリWbが完全に除去されていた場合に
おいて、砥石車Tが摩耗してその半径がrnとなれば、
第5図(blに示す如く、摩耗量dr (=ro−rn
)に相当する高さのパリの取残しWcが生ずる。この状
態において摩耗量drだけ工具Tが工作物Wの表面Wa
に接近するように、砥石車Tの移動軌跡の変更をマイク
ロプロセッサ30により行えば、第5図(C)に示す如
くパリの取残しは0となる。このようなパリ取残し量の
補正は、所定数の工作物Wのパリ取り加工が行われる毎
になされるが、本実施例においてはこのような加工数I
は一定ではなく次のように変化する値となっている。
dr≧dra:  I=1 d IB> d r≧drb:  1.=前回のlx%
d rb> d r≧drc:  I=前回のIのま\
drc>dr    ;  I=前回のIX2但しdr
=ro−rn rO:前回の補正時の砥石車半径 rn:今回の補正時の砥石車半径 すなわち加工数■は、前回の補正と今回の補正の間の摩
耗量drがパリの取残し量の品質限界である第1摩耗基
準値ara以上となった場合は加工数が1つまり直ちに
再度のパリ取残し量の補正を行うようにし、摩耗量dr
が品質限界より多少減少してd ra> d r≧d 
rb (= ’A d ra)となれば■をそれまでの
値の半分とし、drが更に減少してd rb> d r
≧drc(=%drc)となればIをそれまでの値のま
−とし、drが更に減少してd rc>drとなればI
をそれまでの値の2倍とするものである。すなわち加工
数■は摩耗量が大なる場合はそれまでの値よりも小とし
、摩耗量が小なる場合は大とするものである。なお加工
数■の最大値は32個としている。
1回の加工における砥石車Tの摩耗量に影響を与える工
作物Wのパリの状態や砥石車Tの表面状態及び半径等の
時間的変化は、普通は急激に変化することはないので、
加工数Iの工作物Wのパリ取りの間における砥石車Tの
摩耗量drもそれ程急激に変化することはない。従って
加工数■の変化もなだらかである。
次に本実施例の作動を第6図に示すフローチャートによ
り説明する。このフローチャートによる動作を実行する
ための制御プログラムは記憶装置31に記憶されている
先ずステップ101においてマイクロプロセッサ30は
内蔵するワークカウンタのカウンタ値nに1を加えた後
、ステップ102において加工数■と比較し、カウンタ
値nが加工数■に達していなければそのま−ステップ1
14に進んで、前回と同一条件でパリ取り加工を行う。
カウンタ値nが加工数■に達すれば制御動作はステップ
103に進んで砥石車Tの摩耗によるパリの取残しの補
正を行う。
ステップ103おいてマイクロプロセッサ30は前述の
如くフォトインクラブタ13を使用して砥石車Tの現在
の半径rnを検出し、続くステップ104において基準
砥石半径rOに対する砥石車Tの摩耗量S (=rO−
rn)を演算し、基準砥石半径rOの場合の砥石車Tの
移動軌跡に対し摩耗量Sだけ砥石車Tが工作物Wの表面
Waに接近するように座標変換を行う、ステップ105
においてマイクロプロセッサ30は前回の摩耗補正から
今回の摩耗補正までの間における1個の工作物Wのパリ
取りによる砥石車Tの半径の摩耗量dr (=ro−r
n)を演算し、続くステップ106〜111によりdr
≧draならば■の値を1、とし、d ra> d r
≧drbならば夏をそれまでの値の半分とし、d rb
> d r≧drcならば■をそれまでの値のま−とし
、drがそれ以外すなわちd rc> d rならばI
をそれまでの値の2倍とした後、制御動作をステップ1
12に進める。
マイクロプロセッサ30はステップ112においてカウ
ンタ値nを0にリセットし、ステップ113において次
回の摩耗補正に備えてrOにrnO値を代入した後、ス
テップ114において前記座標変換により砥石車Tの摩
耗を補正して、第5図(C1の如くパリ取り加工を行う
。ステップ113が終了すれば、加工済の工作物Wが搬
出され、未加工の工作物Wが取付台15上に取り付けら
れて加工が再開するまで第6図のフローチャートによる
動作は停止する。
第7図は半径がrolの新しい砥石車Tが装着された後
における工作物Wの加工数と砥石車半径rの関係を示す
ものである。第1個目の工作物Wのパリ取り加工開始時
には、次の摩耗補正までの加工数10は所定の値に定め
られており、先ず砥石車Tの半径を検出して基準砥石車
半径rOとの差を補正した後、第1個目の工作物Wのパ
リ取り加工が行われる。IO個のパリ取り加工後に測定
した砥石車半径はrlであり、この間の砥石車Tの摩耗
量drl(−rol−rl)は、図示の如(d rb>
 d rl≧drcであるので次の摩耗補正までの加工
数11は前回のま−(−10)である0次いで前述の如
(摩耗を補正して11個のパリ取り加工を行った後に測
定した砥石半径はr2であり、図示の如(d rc< 
d r2 (=r2−rl)であるので次の摩耗補正ま
での加工数■2は前回の2倍である。
以下同様にその次の加工数■3は■2の2倍となり、更
にその次の加工数!4は■3の半分となる。
加工数■4の間における摩耗量dr5は、図示の如< 
d r5> d raであるので加工数■5は1となり
、次いで加工数I6,17は再び増加する。このように
砥石車Tの摩耗補正時に、その直前の補正間隔における
摩耗量drを3つの補正基準値ara。
drb、drcと比較して、摩耗量drが大ならばその
直後の補正間隔における工作物Wの加工数を直前の補正
間隔における加工数よりも減少させ、これと逆に摩耗量
drが小ならばその直後の加工数Iを直前の加工数より
も減少させる。
なお、補正基準値の数は、上記実施例の如く3つには限
らず、任意である。また、砥石車Tを新しいものと交換
した場合に限らず、加工装置をしばらく停止した後に加
工を再開する場合の最初の加工数は前記所定の値■0と
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による加工装置の工具摩耗補正装置の構
成を示す図、第2図〜第7図は一実施例を示し、第2図
は加工装置の全体図、第3図は全体のブロック図、第4
図は砥石車がフォトインクラブタの光線を遮断する瞬間
の状態を示す図、第5図は砥石車が工作物を加工してい
る状態を示す図、第6図は制御プログラムのフローチャ
ート図、第7図は加工数に対する砥石車の摩耗状態を示
す図である。 符号の説明 1・・・摩耗量検知手段、2・・・制御装置、3・・・
記憶装置、4・・・加工数演算手段、5・・・加工装置
、T・・・工具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  加工装置の工具により所定数の工作物を加工する毎に
    摩耗量検出手段により前記工具の摩耗量を検出し、この
    摩耗量に応じて前記加工装置の作動状態を制御して工具
    の摩耗による加工誤差を補正する制御装置を備えてなる
    加工装置の工具摩耗補正装置において、少なくとも1つ
    の摩耗基準値を記憶する記憶手段と、前記摩耗量検出手
    段により前記工具の摩耗量を検出する毎に検出された摩
    耗量を前記摩耗基準値と比較してその直後における工作
    物の加工数を定める前記所定数を、同摩耗量が大なる場
    合はその直前における前記所定数よりも減少し、同摩耗
    量が小なる場合はその直前における前記所定数よりも増
    大するように決定する加工数演算手段を備えたことを特
    徴とする加工装置の工具摩耗補正装置。
JP25139887A 1987-10-05 1987-10-05 加工装置の工具摩耗補正装置 Expired - Fee Related JPH0753339B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2021167013A1 (ja) * 2020-02-20 2021-08-26

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