JPS6362338B2 - - Google Patents

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JPS6362338B2
JPS6362338B2 JP21855285A JP21855285A JPS6362338B2 JP S6362338 B2 JPS6362338 B2 JP S6362338B2 JP 21855285 A JP21855285 A JP 21855285A JP 21855285 A JP21855285 A JP 21855285A JP S6362338 B2 JPS6362338 B2 JP S6362338B2
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JP
Japan
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dressing
workpiece
grindstone
machining
grinding
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JP21855285A
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JPS6279961A (ja
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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、研削盤の砥石修正装置に関するも
のである。
(従来技術) 従来、第2図に示す砥石20を回転駆動して、
主軸ヘツド21に保持されているワーク22の内
面を研削する研削盤において、たとえば砥石20
の目詰りや偏摩耗を解消するために、ドレス装置
23によつて、ドレス作業、つまり砥石修正作業
がなされる。
この砥石修正作業は、ワーク22が比較的大形
で、かつ研削代が大きい場合、ワーク22に対す
る荒研削工程と仕上研削工程との間に行なわれ、
ワーク22がさらに大形で、しかも研削代が大き
い場合には、荒研削工程中に1もしくは複数回行
なわれる。
また、ワーク22が小形で研削代が小さい場合
は、複数のワーク22を研削加工したのちに砥石
修正を行なうスキツプドレスがなされる。
これらの砥石修正作業は、砥石20を回転させ
ながら、仮想線X,Xで示すストローク量lによ
つて往復移動させ、かつドレス装置23を実線で
示す待機位置から仮想線Yで示すドレス位置に所
定の切込み量だけ切込み送りすることによつてな
される。
一方、研削盤は、主軸モータ24、砥石駆動モ
ータ25、および切込み送りモータ26などの駆
動部の発熱や、潤滑油温の上昇によつて昇温す
る。
すなわち、研削盤は、第3図のaで示す始動点
からbで示す平衡点至る昇温期間を経たのち、c
で示す停止点に至る安定期間を経て、停止点cか
らdで示す回復点に至る降温期間を経ることで、
常温に回復する特性によつて温度が変動する。
そのために、上記a〜bに至る昇温期間の領域
では、研削盤に熱膨張による熱変形が生じ、第2
図の砥石20の研削面からドレス装置23までの
距離が熱変形量に応じて変動する。
すなわち、上記の距離は第3図の始動点aで最
も小さく、始動点aから平衡点bに至る間の温度
上昇に応じて増大し、平衡点bで最大となる。
したがつて、上記の砥石修正作業がスキツプド
レスによつて行なわれる場合、ドレス時期が昇温
期間の領域と安定期間の領域とでは、第2図の実
線で示すドレス装置23の待機位置に熱変形量に
相当する差が生じる。
ところが、ドレス装置23は一定の切込み送り
量によつて切込み送りされるから、ドレス装置2
3の待機位置が変動することにより、ドレス位置
が変動することになる。
すなわち、第3図の安定期間の領域において切
込み送りされたドレス装置23のドレス位置より
も、昇温期間の領域で切込み送りされるドレス装
置23のドレス位置の方が、砥石20の軸線に近
づくことになり、ドレス量が増大して適正な修正
作業がなされない問題がある。
(発明の目的) この発明は、上記従来の問題を解決するために
なされたもので、研削盤が昇温期間の領域にある
場合の砥石修正作業を回避し、常時安定期間の領
域において砥石修正作業がなされて、適正な砥石
の修正が実現される研削盤の砥石修正装置を提供
することを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、この発明にかかる研
削盤の砥石修正装置は、1回の砥石修正により複
数個の加工を行なうようにした研削盤の砥石修正
装置であつて、砥石修正直後からの加工数にもと
づいて、つぎの砥石修正時まで加工可能なワーク
の数を演算するワーク加工残量演算装置を有して
いる。
そして、機械停止時に、上記演算装置の加工残
量数とワーク1個当りの加工時間との積を求める
一方、この積時間と機械起動時の熱変形時間とを
比較し、積時間が小さいときにドレス信号を出力
するドレス実行判定装置と、上記ドレス信号によ
り砥石の修正を行なう制御装置とを備えた構成と
している。
したがつて、砥石修正作業は、機械起動時の熱
変形時間、つまり昇温期間の領域を回避した安定
期間の領域においてのみ行なわれることになる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成図
であり、図において、1は砥石で駆動モータ2に
よつて回転駆動される。駆動モータ2はテーブル
3上に配設され、図示されないシリンダのような
往復移動機構によつて、砥石1の軸方向、つまり
前後方向に往復移動される。
4はワークで、上記砥石1の前方に配設されて
いるワーク取付台5に対して、図示されない回転
機構とクランプ機構とにより、回転自在にセツト
されて砥石1に対応している。
ワーク取付台5は切込台6上に載置され、切込
み送りモータ7の作動により、砥石1の切込み方
向と逃げ方向とに往復移動される。
砥石1とワーク4とは、この実施例では、砥石
1が円柱状のものでワーク4が筒状のものによつ
てなり、砥石1の外周研削面でワーク4の内面が
研削される。8はドレス装置で、切込台6の一側
に載置され、常時は実線で示す待機位置にある。
9は制御装置で、この制御装置9より砥石1の
修正直後から、つぎの修正直前までの間に加工で
きるワークの数値信号NOと、実際の加工回数の
カウント信号NSがワーク加工残量演算装置10
に入力され、該ワーク加工残量演算装置10によ
りワーク4の加工残量が演算されたのち、ドレス
実行判定装置11に加工残量値信号Nとして入力
される。
ドレス実行判定装置11は、機械、つまり研削
盤の停止時に、上記ワーク加工残量演算装置10
から入力された加工残量数Nと、タイマ装置12
から入力されるワーク4の1個当りの加工時間信
号TMとの積を求める一方、この積時間N×TM
研削盤起動時の熱変形時間T(第3図のTに相当
する)を比較し、積時間N×TMが熱変形時間T
よりも小さい時にドレス信号Dを制御装置9に出
力する。
上記構成において、第1図のワーク取付台5に
セツトされて回転するワーク4の内面が、駆動モ
ータ2によつて回転駆動され、かつあらかじめド
レス装置8により従来と同様の手法で修正された
砥石1によつて順次研削加工される。
この場合、研削盤は、第3図の始動点aから平
衡点bに至る熱変形時間Tに相当する間、熱膨張
により変形し、第1図の砥石1の研削面からドレ
ス装置8までの距離が徐々に大きくなる。
この熱変形量は第3図の平衡点bで最大とな
り、平衡点bから停止点cに至る安定期間の領域
では変動しない。
一方、第1図の研削盤がスタートした場合(第
3図のa点)、あらかじめ設定されているワーク
4の数、つまり砥石1がつぎに修正される直前ま
での間に加工し得るワーク4の数が制御装置9か
ら数値信号NOとしてワーク加工残量演算装置1
0に入力される。
また、ワーク4の加工の進行に応じて、実際の
加工回数のカウント信号NSがワーク加工残量演
算装置10に入力される。
ワーク加工残量演算装置10により演算された
ワーク4の加工残量は、加工残量値信号Nとして
ドレス実行判定装置11に入力される。
そして、ワーク4の加工残量が0になると、砥
石1を回転させながら、仮想線X,Xで示すスト
ローク量lによつて往復移動させ、かつドレス装
置8を実線で示す待機位置から、仮想線Yで示す
ドレス位置に所定の切込み量だけ切込み送りする
ことによつて、砥石1の研削面をドレスする修正
作業がなされ、この修正作業が完了したのち、再
び研削盤をスタートさせ、上記同様の作動によつ
てワーク4の加工がなされる。
今、一日の操業を終えて、研削盤を停止したと
する。この時点でドレス実行判定装置11におい
て、ワーク加工残量演算装置10から入力された
加工残量値信号Nと、タイマ装置12から入力さ
れるワーク4の1個当りの加工時間信号TMとの
積を求める。
そして、この積時間N×TMと、翌日研削盤を
スタートさせた時点から、熱変形が完了するまで
の熱変形時間T(第3図)とを比較し、積時間N
×TMが熱変形時間Tよりも小さい場合、つまり、
つぎのドレスのタイミングが、第3図の熱変形時
間T内に入る場合、第1図のドレス実行判定装置
11から制御装置9に対してドレス信号Dを出力
し、ドレス装置8によつて上記同様に砥石1をド
レスする。
これにより、第3図の始動点aから平衡点bに
至る昇温期間の領域でのドレスが回避され、砥石
1に対して適正な修正がなされる。
他方、第1図の研削盤の停止時における積時間
N×TMが熱変形時間Tよりも大きい場合は、つ
ぎのドレスのタイミングが、翌日の作業開始後に
おいて、研削盤の熱変形が完了した第3図の平衡
点b以後に繰り込まれるから、ドレス実行判定装
置11から制御装置9に対してドレス信号Dが出
力されない。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によればワーク
の加工残量数と、ワーク1個当りの加工時間との
積を求め、この積時間と機械起動時の熱変形時間
とを比較して、積時間が小さいときにドレスする
ようになされているから、ドレス装置のドレス位
置が昇温期間中における機械の熱変形による影響
をうけないので、砥石に対して適正な修正がなさ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成
図、第2図は従来の概略平面図、第3図は操業時
の温度特性線図である。 1……砥石、8……ドレス装置、9……制御装
置、10……ワーク加工残量演算装置、11……
ドレス実行判定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1回の砥石修正により複数個の加工を行なう
    ようにした研削盤の砥石修正装置であつて、砥石
    修正直後からの加工数にもとづいてつぎの砥石修
    正時まで加工可能なワークの残量を演算するワー
    ク加工残量演算装置と、機械停止時上記演算装置
    の加工残量数とワーク1個当りの加工時間との積
    を求める一方、この積時間と機械起動時の熱変形
    時間とを比較し積時間が小さいときにドレス信号
    を出力するドレス実行判定装置と、上記ドレス信
    号により砥石の修正を行なう制御装置とを備えた
    ことを特徴とする研削盤の砥石修正装置。
JP21855285A 1985-09-30 1985-09-30 研削盤の砥石修正装置 Granted JPS6279961A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21855285A JPS6279961A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 研削盤の砥石修正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21855285A JPS6279961A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 研削盤の砥石修正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6279961A JPS6279961A (ja) 1987-04-13
JPS6362338B2 true JPS6362338B2 (ja) 1988-12-02

Family

ID=16721723

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21855285A Granted JPS6279961A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 研削盤の砥石修正装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4670694B2 (ja) * 2006-03-16 2011-04-13 トヨタ自動車株式会社 ホーニング加工装置及びホーニング加工装置の制御方法

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JPS6279961A (ja) 1987-04-13

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