JP4670694B2 - ホーニング加工装置及びホーニング加工装置の制御方法 - Google Patents

ホーニング加工装置及びホーニング加工装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ホーニング加工に使用されるホーニング砥石の目詰まりによる研削能率低下を制限して、加工サイクルタイムを安定させるための技術に関する。
従来、スティック状の砥石を放射状に複数配置したホーンを、被加工物内面部に押し付けながら回転と同時に軸方向に運動させて、穴の内壁面を平滑且つ高精度に加工するホーニング加工が知られている。
このホーニング加工において、加工面(穴の内壁面)に発生する切粉が、砥石面の気孔に詰まったり溶着したりすることによって、該砥石面の目詰まりが発生する。砥石面に目詰まりが発生すれば、砥石の研削能率が低下して加工に要する時間が長くなり、サイクルタイムがばらつくという不具合が発生するため、砥石の目詰まりの防止、目詰まりの解消が課題となっている。
通常、砥石は、砥粒同士を結合剤にて気孔を含んだ状態に結合させることにより形作られる。研削時において、砥石面にある砥粒にかかる抵抗は、研削により発生した切粉により大きくなり、この研削抵抗が結合剤による砥粒の保持限界を超えたときに砥粒が砥石面より脱落し、新しい砥粒が砥石面に現れる。この自生作用により、新たな砥粒により砥石面が再生されて加工性能が回復するとともに、目詰まりも解消される。
しかし、CBN砥石などの、高硬度、高靭性で耐摩耗性が高い超砥粒で成る砥石や、砥石結合度が硬いメタルボンドやビトリファイドボンドを結合剤とする砥石などでは、自生作用が発生するよりも前に気孔に切粉が詰まったり溶着したりして、研削能率が低下してしまう。
そこで、目詰まりが発生したときに、砥石面を外側へ瞬間的に押し出して加工面に圧接させることにより、加工面と砥石面との間に自浄作用を起こさせて目詰まりを解消させる方法が採用されている。
例えば、特許文献1では、外周面に複数の砥石を表出させたホーンと、該ホーンの内部に設けられ砥石を外周側へ押し出すコーンと、該コーンに押圧力を付与する電磁式制御弁を備えた油圧シリンダとを、ホーニング加工機に備えて、加工時間が設定加工時間を連続して設定回数を越えると、電磁式制御弁を起動し、油圧シリンダにてコーンに押圧力を付与し、砥石を加工面に圧接させるように制御する技術が公開されている。また、この技術においては、砥石を加工面側へ押し出す拡張圧を、目詰まり解消のために一旦高めてから、加工回数が設定回数繰り返される毎に、段階的に低下させるように制御される。
しかし、上述のように、加工時の砥石を加工面に圧接させることによって目詰まりを解消させる方法では、加工時に砥石より加工面に与えられる圧が変化するために、特に仕上げ工程等の高精度が要求される工程においては加工精度の悪化が懸念される。
特開昭64−51266号公報
本発明では、ホーニング加工の加工サイクルタイムのばらつきの要因である砥石の目詰まりを予測し、砥石の研削能率が所定の程度以上に低下する前に目詰まりを解消させることによって、加工サイクルタイムを安定化し、効率的な設備サイクルタイムの設定を可能とするための、ホーニング加工装置及びホーニング加工装置の制御方法に係る技術を提案する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、砥石を備えたホーンと、該ホーンの駆動手段と、該駆動手段の制御手段と、被加工物における取代の計測手段と、加工数の計測手段とを備え、前記ホーンの砥石の目詰まりを解消するために該砥石を加工面に圧接させる自浄動作を伴うホーニング加工と、前記自浄動作を伴わないホーニング加工とを被加工物に施すことが可能であるホーニング加工装置において、前記制御手段は、取代と加工数の積と、加工時間と、の相関関係を予め試験的に求めた相関マップとして作成し、計測された前記取代及び加工数、及び、前記相関マップに基づいて、次回の加工時間を予測し、予測した次回の加工時間が、加工時間上限として予め設定された閾値よりも大きい値となれば、次回の加工において自浄動作を伴うホーニング加工を行うように前記駆動手段を制御するものである。
請求項2においては、砥石を備えたホーンと、該ホーンの駆動手段と、該駆動手段の制御手段と、被加工物における取代の計測手段と、加工数の計測手段と、加工時間の計測手段とを備え、ホーンの砥石の目詰まりを解消するために該砥石を加工面に圧接させる自浄動作を伴うホーニング加工と、前記自浄動作を伴わないホーニング加工とを被加工物に施すことが可能であるホーニング加工装置において、前記制御手段は、計測された加工時間が或第一の閾値を越えたときの加工数に、取代と加工数の積と、加工時間と、の相関関係を予め試験的に求めた相関マップとして作成し、前記相関マップに基づいて予め試験的に求めて設定された、加工時間が或第一の閾値を越えてから加工時間上限としての或第二の閾値を越えるまでの加工数を、加えた加工数のときに、自浄動作を伴うホーニング加工を行うように前記駆動手段を制御するものである。
請求項3においては、前記自浄動作を伴うホーニング加工において、前記制御手段は、加工面に対するホーンの拡張圧を一サイクルの加工のうちに変化させて、砥石の目詰まりを解消する程度に高圧としたのち、加工面の仕上げ段階では、自浄動作を伴わないホーニング加工における加工面に対するホーンの拡張圧に略等しい低圧とするように、前記駆動手段を制御するものである。
請求項4においては、砥石を備えたホーンと、該ホーンの駆動手段と、該駆動手段の制御手段と、被加工物における取代の計測手段と、加工数の計測手段とを備え、前記ホーンの砥石の目詰まりを解消するために該砥石を加工面に圧接させる自浄動作を伴うホーニング加工と、前記自浄動作を伴わないホーニング加工とを被加工物に施すことが可能であるホーニング加工装置の制御方法において、前記制御手段により、取代と加工数の積と、加工時間と、の相関関係を予め試験的に求めた相関マップとして作成し、計測された前記取代及び加工数、及び、前記相関マップに基づいて、次回の加工時間を予測し、次回の加工時間が、加工時間上限として予め設定された閾値よりも大きい値となれば、次回の加工において自浄動作を伴うホーニング加工を行うものである。
請求項5においては、砥石を備えたホーンと、該ホーンの駆動手段と、該駆動手段の制御手段と、被加工物における取代の計測手段と、加工数の計測手段と、加工時間の計測手段とを備え、ホーンの砥石の目詰まりを解消するために該砥石を加工面に圧接させる自浄動作を伴うホーニング加工と、前記自浄動作を伴わないホーニング加工とを被加工物に施すことが可能であるホーニング加工装置の制御方法において、前記制御手段により、計測された加工時間が或第一の閾値を越えたときの加工数に、取代と加工数の積と、加工時間と、の相関関係を予め試験的に求めた相関マップとして作成し、前記相関マップに基づいて予め試験的に求めて設定された、加工時間が或第一の閾値を越えてから加工時間上限としての或第二の閾値を越えるまでの加工数を、加えた加工数のときに、自浄動作を伴うホーニング加工を行うものである。
請求項6においては、前記自浄動作を伴うホーニング加工において、加工面に対するホーンの拡張圧を一サイクルの加工のうちに変化させて、砥石の目詰まりを解消する程度に高圧としたのち、加工面の仕上げ段階では、自浄動作を伴わないホーニング加工における加工面に対するホーンの拡張圧に略等しい低圧とするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、ホーニング加工の加工サイクルタイムのばらつきの要因である砥石の目詰まりを予測し、砥石の研削能率が所定の程度以上に低下する前に目詰まりを解消させるので、加工サイクルタイムを安定化させることができる。これにより効率的な設備サイクルタイムの設定が可能となる。
また、砥石の自浄動作において、加工サイクルの初期にホーンの加工面に対する拡張圧を一次的に高圧に切り換えて砥石の目詰まりを解消し、同じ加工サイクル中に拡張圧を低圧に戻すので、加工精度の低下を回避することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施例に係るホーニング加工装置の全体的な構成図、図2は図1におけるホーンのY矢視断面図、図3は取代を説明する図、図4はホーニング加工装置の制御ブロック図である。
図5は加工数と加工時間との関係を示す図、図6は取代と加工時間との関係を示す図、図7は取代と加工数の積と加工時間との相関図である。
図8は本発明の実施例1に係る自浄動作制御の流れを示す図、図9は自浄動作付随ホーニング加工におけるホーンの拡張圧の変化を説明する図である。
図10は本発明の実施例2に係る自浄動作制御の流れを示す図である。
先ず、本発明の実施例1について説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の実施例に係るホーニング加工装置10は、大概して、被加工物に研削加工を施す研削工具としてのホーン5と、該ホーン5の駆動手段としての油圧シリンダ20と、該油圧シリンダ20を制御する制御手段としての制御装置25等で構成される。
前記ホーン5の基礎土台として、略円筒状の保持体4が設けられる。該保持体4には、その外周面に開口する放射状の切欠9が形成され、本実施例においては、前記切欠9は、略90度間隔に4箇所に設けられる。
前記保持体4の切欠9には、シュー6と、砥石台7aに保持された砥石7とが、該保持体4の軸心側から順に嵌設され、砥石7がホーン5の外周面に表れる。
また、前記保持体4の軸心部には、先細りのコーン8が配置される。前記コーン8の傾斜面13は、前記シュー6に形成された傾斜面14に当接するように設けられる。
本実施例においては、コーン8は保持体4の軸方向に2つ連接され、後側のコーン8には、後述するシリンダロッド21が連結される。
前記コーン8に連結されたシリンダロッド21は、油圧シリンダ20にて保持体4の軸方向に伸縮駆動される。また、シリンダロッド21には、該シリンダロッド21を保持体4の軸心を中心として回転駆動する回転駆動体19が設けられる。
つまり、シリンダロッド21は、ホーン5の軸方向に伸縮駆動されるとともに、ホーン5の軸心を中心として回転駆動される。これらの油圧シリンダ20及び回転駆動体19の動力を受けて、ホーン5は、被加工物に形成された穴の内壁面(加工面)に砥石7を押し付けながら回転と同時に軸方向に運動して、被加工物にホーニング加工を施す。
上述のようにホーニング加工を継続するうちに、砥石7の砥石面の目詰まりが生じる。
この目詰まりを解消するためには、油圧シリンダ20のシリンダロッド21を伸長させて、コーン8をホーン5の先端側へ移動させる。すると、コーン8の傾斜面13が、シュー6の傾斜面14に面で接して該シュー6を外周側へ押し出すことにより、砥石台7aに保持された砥石7も外周側へ押し出されて、砥石7が加工面を押圧する圧力(拡張圧)が高まる。砥石7の加工面に対する拡張圧が高くなれば、砥石7が加工面に圧接されることによって、砥石7の砥石面に付着又は溶着している切粉が剥がれ落ち、目詰まりが解消される。
このホーン5の目詰まりを解消するための動作を、以下、『自浄動作』と記載する。ホーニング加工装置10は、上述の自浄動作を伴うホーニング加工と、自浄動作を伴わない通常のホーニング加工とを、制御装置25の制御により切り替えて、被加工物に施すことが可能である。
続いて、制御装置25の構成について説明する。
図4に示すように、前記制御装置25には、油圧シリンダ20への作動油の供給を制御する電磁式制御弁22を動作させる制御弁回路24、エアゲージ41、カウンタ42、タイマ43等が電気的に接続される。そして、ホーニング加工装置10では、エアゲージ41、カウンタ42、タイマ43等からの検出信号を受けた制御装置25にて、制御弁回路24の動作が制御される。
前記制御装置25として、例えば、図1に示すように、制御部61及び演算部62として機能するCPUや、記憶部63として機能するメモリ、入力部64として機能するキーボード、出力部65としてのモニタ等を備えた、電子計算機を採用することができる。
前記記憶部63には、自浄動作を伴わない通常のホーニング加工を行う通常加工プログラム、自浄動作を伴うホーニング加工を行う自浄動作付随加工プログラム、ホーニング加工装置10の自浄動作を制御する自浄動作制御プログラム等の、プログラムが格納される。このプログラムが前記演算部62にて実行されることによって、制御装置25によるホーニング加工装置10の自浄動作の制御が行われる。
前記電磁式制御弁22は、油圧シリンダ20への油路に設けられる。電磁式制御弁22には、該電磁式制御弁22を動作させる制御弁回路24が備えられ、該制御弁回路24は、制御装置25の制御を受けて動作する。
また、前記油圧シリンダ20へ作動油を供給するための油圧ポンプ23には、調整弁26が具備される。
前記エアゲージ41は、穴3の加工状態を検出するためにホーニング加工装置10に備えられた、ホーン5が研削した穴3の取代φの計測手段であって、該エアゲージ41の検出信号は制御装置25に伝達される。
なお、前記『取代φ』とは、図3に示すように、ホーニング加工にて研削されることにより、ホーニング加工前の穴3bから加工後の穴3aまでの拡大径を指すものとする。予めホーン5を挿入するために被加工物に形成された穴3bの径は被加工物ごとにばらつくため、略同一径の穴を複数の被加工物に形成するにあたって、個々の被加工物において取代φは微量に異なることとなる。この取代φは被加工物に加工される穴3の仕上がり状態の目安となる数値である。
前記カウンタ42は、被加工物の加工数nを計測するために、ホーニング加工装置10に備えられた加工数nの計測手段であって、該カウンタ42の検出信号は制御装置25に伝達される。
また、前記タイマ43は、一つの被加工物の加工時間(加工時間t)を計測するために、ホーニング加工装置10に備えられた加工時間tの計測手段であって、該タイマ43の検出信号は制御装置25に伝達される。
続いて、上記構成のホーニング加工装置10の自浄動作の制御について説明する。
図5では、ホーニング加工装置10にて略同一径の穴を複数回加工した際の、一加工における加工時間t(サイクルタイム)と、前回自浄動作を行ってからの加工数nとの関係が示されている。また、図6では、ホーニング加工装置10にて異なる径の穴を加工した際の、一加工における加工時間tと、一加工における取代φとの関係が示されている。
加工時間tと加工数nとの関係は、一次直線でおおよそ近似することができ、また、加工時間tと取代φとの関係も、一次直線でおおよそ近似することができる。つまり、加工数nが増大するほど、また、取代φが増大するほど、加工時間tが長くなることが分かる。
そこで、図7に示すように、一加工における取代φと前回自浄動作を行ってからの加工数nとの積(φ×n)と、一加工における加工時間tとの相関関係を定める。
これらの関係は、次の式でおおよそ近似することができる。
[加工時間t=α×取代φ×加工数n+β ;(α、βは定数)]
実際にホーニング加工が行われる量産ラインでは、略同一径の穴をホーニング加工するため、取代φは多少のばらつきがあるものの略一定である。そこで、ホーニング加工中に、今回までの取代φの値をフィードバックして次回の取代φの値を予測し、予め定めた取代φと加工数nの積と加工時間tとの相関関係に基づいて、次回の加工時間tを予測することができる。次回の加工時間tを予測できれば、次回の加工で自浄動作を行う必要の有無を判断することができる。
以上より、取代φと加工数nの積と、加工時間tとの相関関係を、予め試験的に求めた相関マップを作成しておけば、この相関マップに基づいて、ホーニング加工装置10の自浄動作を行うに適したタイミングを求めることが可能である。この考え方に基づいて、本実施例に係るホーニング加工装置10では、制御装置25にて自浄動作の制御が行われる。
自浄動作の制御のために、制御装置25に『加工時間上限Tz』が加工時間tの閾値の一つとして予め設定される。この加工時間上限Tzは任意に設定することのできる値である。但し、この値を超えると生産が非効率となる程度の加工時間(サイクルタイム)を、加工時間上限Tzとして採用するものとする。
また、自浄動作の制御のために、制御装置25に『自浄準備加工時間Tk』が加工時間tの閾値の一つとして予め設定される。この自浄準備加工時間Tkとして、前記加工時間上限Tzよりも小さな任意の値を設定することができる。但し、砥石7の自浄動作を行うことが必要となる程度の加工時間(サイクルタイム)を、自浄準備加工時間tkの値として採用するものとする。
そして、取代φと加工数nの積と、加工時間tとの相関関係を示す相関マップ(図7)において、加工時間上限Tzを超える加工時間tに該当する領域を『異常領域D3』とし、自浄準備加工時間Tkと前記加工時間上限Tzとの間の加工時間tに該当する領域を『自浄準備領域D2』とし、自浄準備加工時間Tkよりも小さな加工時間tに該当する領域を『通常領域D1』とする。
ここで、制御装置25による自浄動作のための制御の流れについて、図8に示す流れ図を用いて説明する。
なお、以下において、自浄動作を伴わない通常のホーニング加工を『通常ホーニング加工』と、自浄動作を伴うホーニング加工を『自浄動作付随ホーニング加工』とそれぞれ記載して区別することとする。
被加工物に対してホーニング加工を行うために、制御装置25にて自浄動作制御プログラムが実行されると、先ず、カウンタ42のカウントが初期段階に戻されて、加工数n=1とされる(S1)。
そして、制御装置25では、通常加工プログラムが実行され、ホーン5にて加工数n回目の通常ホーニング加工が被加工物に施される(S2)。通常ホーニング加工が開始されるとともに、タイマ43による時間計測が開始され(S3)、通常ホーニング加工が終了すると(S4)、タイマ43による時間計測が終了される(S5)。
上述のようにタイマ43にて計測された加工数n回目の加工時間tnは、制御装置25に取得され(S6)、記憶部63に格納される。さらに、エアゲージ41にて計測された取代φも制御装置25に取得され(S7)、記憶部63に格納される。
そして、前記加工数n回目の加工時間tnと、予め設定された自浄準備加工時間Tkとが比較演算される(S8)。
加工時間tnが自浄準備加工時間Tkよりも小さいとき、すなわち、加工時間tnが通常領域にあるときには、カウンタ42の加工数を一つ増やして加工数n=n+1として(S15)、ステップS2に戻って、加工数n+1回目の通常ホーニング加工が行われる。このS2〜S8までのステップは、加工時間tが自浄準備加工時間Tk以上となるまで繰り返される。
一方、加工時間tnが自浄準備加工時間Tk以上のとき、すなわち、加工時間tnが自浄準備領域にあるときには、加工数次回目(n+1回目)の取代が算出される(S9)。この取代を『予測取代φn+1』とする。
予測取代φn+1は、加工数n回目までの取代φの平均値としたり、予め試験的に求めて設定された値としたりすることができる。
更に、取代φと加工数nの積と、加工時間tとの関係を予め試験的に求めて作成した相関マップに基づいて、加工数n+1回目の加工時間が算出される(S10)。算出された加工数n+1回目の加工時間を『予測加工時間tn+1』とする。
そして、前記予測加工時間tn+1と、加工時間上限Tzとが比較演算される(S11)。
予測加工時間tn+1が加工時間上限Tzよりも小さいとき、すなわち、予測加工時間tn+1が自浄準備領域にあるときには、カウンタ42の加工数を一つ増やして加工数n
=n+1として(S15)、ステップS2に戻って、加工数n+1回目の通常ホーニング加工が行われる。
一方、予測加工時間tn+1が加工時間上限Tz以上のとき、すなわち、予測加工時間tn+1が異常領域にあるときには、自浄動作付随加工プログラムが実行されて、ホーン5にて被加工物に対して自浄動作付随ホーニング加工が施される(S12)。
この自浄動作付随ホーニング加工では、図9に示すように、一つの被加工物を加工するうちに、先ずホーン5の加工面に対する拡張圧を一時的に高圧としたのち、高圧から低圧へ変化させ、加工面の仕上げ段階では、低圧とするように、制御装置25にて制御弁回路24の制御が行われる。
なお、『低圧』とは、通常加工の際の拡張圧であり、『高圧』とは、砥石7の砥石面に固着又は溶着した切粉を落脱させるために十分な拡張圧とする。これらの高圧・低圧の拡張圧は、予め実験的に求められ、制御装置25に設定される。
上述のように、ホーン5にて自浄動作を付随した自浄動作付随ホーニング加工が終了すれば(S13)、ステップS1に戻って、カウントがクリアされたうえで、再び加工数1回目の通常ホーニング加工が行われる。
上述のように、本発明の実施例1に係るホーニング加工装置10では、ホーニング加工の加工サイクルタイムのばらつきの要因である砥石7の目詰まりを予測し、砥石7の研削能率が所定の程度以上に低下する前に自浄動作を行って目詰まりを解消させるので、加工サイクルタイムを安定化させることができる。これにより効率的な設備サイクルタイムの設定が可能となる。
また、本発明の実施例1に係るホーニング加工装置10では、自浄動作において、加工サイクルの初期に拡張圧を一次的に高圧に切り換えて砥石7の目詰まりを解消し、同じ加工サイクル中に拡張圧を低圧に戻すので、穴3の仕上げ段階においては低圧で加工できるので、加工精度の低下を回避することができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。
この実施例2に係るホーニング加工装置10では、取代φと加工数nの積と、加工時間tとの関係を予め試験的に求めて作成した相関マップ(図7)に基づいて、加工時間tが自浄準備領域に入ってから何回目の加工で異常領域に達するかを試験的に求めて予め設定し、自浄動作のタイミングを決定する点で、上記実施例1に記載のものと異なる。
なお、ホーニング加工装置10の機械的構成は、上記実施例1に記載のものと同様であるので、説明は省略する。
ここで、制御装置25による自浄動作のための制御の流れについて、図10に示す流れ図を用いて説明する。
なお、以下において、自浄動作を伴わない通常のホーニング加工を『通常ホーニング加工』と、自浄動作を伴うホーニング加工を『自浄動作付随ホーニング加工』とそれぞれ記載して区別することとする。
被加工物に対してホーニング加工を行うために、制御装置25にて自浄動作制御プログラムが実行されると、先ず、カウンタ42のカウントが初期段階に戻されて、加工数n=1とされる(S31)。
そして、制御装置25では、通常加工プログラムが実行され、ホーン5にて加工数n回目の通常ホーニング加工が被加工物に施される(S32)。
通常ホーニング加工が開始されるとともに、タイマ43による時間計測が開始され(S33)、通常ホーニング加工が終了すると(S34)、タイマ43による時間計測が終了される(S35)。
上述のようにタイマ43にて計測された加工数n回目の加工時間tnは、制御装置25に取得され(S36)、記憶部63に格納される。さらに、エアゲージ41にて計測された取代φも制御装置25に取得され(S37)、記憶部63に格納される。
そして、前記加工数n回目の加工時間tnと、予め設定された自浄準備加工時間Tkとが比較演算される(S38)。
加工時間tnが自浄準備加工時間Tkよりも小さいとき、すなわち、加工時間tnが通常領域にあるときには、カウンタ42の加工数を一つ増やして加工数n=n+1として(S45)、ステップS32に戻って、加工数n+1回目の通常ホーニング加工が行われる。このS32〜S38までのステップは、加工時間tが自浄準備加工時間Tk以上となるまで繰り返される。
一方、加工時間tnが自浄準備加工時間Tk以上のとき、すなわち、加工時間tnが自浄準備領域にあるときには、前回(加工数n−1回目)の加工時間tn−1と自浄準備加工時間Tkとが比較演算される。すなわち、前回の加工時間tn−1が通常領域であったか否かが判断される(S39)。
このステップを設けることにより、砥石7の目詰まり以外の原因で加工時間が自浄準備加工時間を超えたが、次回の加工には加工時間が通常領域に復帰したような場合の、自浄動作タイミング決定ミスを防止することができる。
前回の加工時間tn−1が自浄準備加工時間Tkより小さいときには、自浄動作付随ホーニング加工を行うタイミングが決定される(S39)。
加工時間tが自浄準備加工時間Tkを越えて自浄準備領域に入ってから異常領域に達するまでの加工数αが、予め試験的に求められ、制御装置25に設定される。そして、初めて加工時間tが自浄準備領域に入ったときの加工数nkに、α回の加工数を加えた加工数(nk+α)回目において、自浄動作付随ホーニング加工を行うように決定される。
このように、自浄動作付随ホーニング加工のタイミングが決定されたうえで、カウンタ42の加工数を一つ増やして加工数n=n+1として(S45)、ステップS32に戻って、加工数n+1回目の通常ホーニング加工が行われる。
一方、前回の加工時間tn−1が自浄準備加工時間Tk以上のときには、次の加工数(n+1)と、自浄動作付随ホーニング加工を行う加工数(nk+α)とが比較される(S41)。
次の加工数(n+1)が(nk+α)回目の加工でないときには、カウンタ42の加工数を一つ増やして加工数n=n+1として(S45)、ステップS32に戻って、加工数n+1回目の通常ホーニング加工が行われる。
一方、次の加工数(n+1)が(nk+α)回目の加工であるときには、自浄動作付随加工プログラムが実行されて、ホーン5にて加工数次回目の自浄動作付随ホーニング加工が施される(S42)。
この自浄動作付随ホーニング加工では、図9に示すように、一つの被加工物を加工するうちに、先ずホーン5の加工面に対する拡張圧を一時的に高圧としたのち、高圧から低圧へ変化させ、加工面の仕上げ段階では、低圧とするように、制御装置25にて制御弁回路24の制御が行われる。
なお、『低圧』とは、通常ホーニング加工の際の拡張圧に略等しい拡張圧であり、『高圧』とは、砥石7の砥石面に固着又は溶着した切粉を落脱させるために十分な拡張圧とする。これらの高圧・低圧の拡張圧は、予め実験的に求められ、制御装置25に設定される。
上述のように、ホーン5にて自浄動作を付随した加工数次回目の自浄動作付随ホーニング加工が終了すれば(S43)、ステップS31に戻って、カウントがクリアされたうえで、再び加工数1回目の通常ホーニング加工が行われる。
上述のように、本発明の実施例2に係るホーニング加工装置10では、ホーニング加工の加工サイクルタイムのばらつきの要因である砥石7の目詰まりを予測し、砥石7の研削能率が所定の程度以上に低下する前に自浄動作を行って目詰まりを解消させるので、加工サイクルタイムを安定化させることができる。これにより効率的な設備サイクルタイムの設定が可能となる。
また、本発明の実施例2に係るホーニング加工装置10では、自浄動作において、加工サイクルの初期に拡張圧を一次的に高圧に切り換えて砥石7の目詰まりを解消し、同じ加工サイクル中に拡張圧を低圧に戻すので、穴3の仕上げ段階においては低圧で加工できるので、加工精度の低下を回避することができる。
本発明の実施例に係るホーニング加工装置の全体的な構成図。 図1におけるホーンのY矢視断面図。 取代を説明する図。 ホーニング加工装置の制御ブロック図。 加工数と加工時間との関係を示す図。 取代と加工時間との関係を示す図。 取代と加工数の積と加工時間との相関図。 本発明の実施例1に係る自浄動作制御の流れを示す図。 自浄動作付随ホーニング加工におけるホーンの拡張圧の変化を説明する図。 本発明の実施例2に係る自浄動作制御の流れを示す図。
5 ホーン
6 シュー
7 砥石
8 コーン
10 ホーニング加工装置
20 油圧シリンダ
22 電磁式制御弁
24 制御弁回路
25 制御装置
41 エアゲージ

Claims (6)

  1. 砥石を備えたホーンと、該ホーンの駆動手段と、該駆動手段の制御手段と、被加工物における取代の計測手段と、加工数の計測手段とを備え、前記ホーンの砥石の目詰まりを解消するために該砥石を加工面に圧接させる自浄動作を伴うホーニング加工と、前記自浄動作を伴わないホーニング加工とを被加工物に施すことが可能であるホーニング加工装置において、
    前記制御手段は、
    取代と加工数の積と、加工時間と、の相関関係を予め試験的に求めた相関マップとして作成し、計測された前記取代及び加工数、及び、前記相関マップに基づいて、次回の加工時間を予測し、
    予測した次回の加工時間が、加工時間上限として予め設定された閾値よりも大きい値となれば、次回の加工において自浄動作を伴うホーニング加工を行うように前記駆動手段を制御することを特徴とする、
    ホーニング加工装置。
  2. 砥石を備えたホーンと、該ホーンの駆動手段と、該駆動手段の制御手段と、被加工物における取代の計測手段と、加工数の計測手段と、加工時間の計測手段とを備え、ホーンの砥石の目詰まりを解消するために該砥石を加工面に圧接させる自浄動作を伴うホーニング加工と、前記自浄動作を伴わないホーニング加工とを被加工物に施すことが可能であるホーニング加工装置において、
    前記制御手段は、
    計測された加工時間が或第一の閾値を越えたときの加工数に、
    取代と加工数の積と、加工時間と、の相関関係を予め試験的に求めた相関マップとして作成し、前記相関マップに基づいて予め試験的に求めて設定された、加工時間が或第一の閾値を越えてから加工時間上限としての或第二の閾値を越えるまでの加工数を、加えた加工数のときに、
    自浄動作を伴うホーニング加工を行うように前記駆動手段を制御することを特徴とする、
    ホーニング加工装置。
  3. 前記自浄動作を伴うホーニング加工において、
    前記制御手段は、
    加工面に対するホーンの拡張圧を一サイクルの加工のうちに変化させて、
    砥石の目詰まりを解消する程度に高圧としたのち、加工面の仕上げ段階では、自浄動作を伴わないホーニング加工における加工面に対するホーンの拡張圧に略等しい低圧とするように、前記駆動手段を制御することを特徴とする、
    請求項1又は請求項2に記載のホーニング加工装置。
  4. 砥石を備えたホーンと、該ホーンの駆動手段と、該駆動手段の制御手段と、被加工物における取代の計測手段と、加工数の計測手段とを備え、前記ホーンの砥石の目詰まりを解消するために該砥石を加工面に圧接させる自浄動作を伴うホーニング加工と、前記自浄動作を伴わないホーニング加工とを被加工物に施すことが可能であるホーニング加工装置の制御方法において、
    前記制御手段により、
    取代と加工数の積と、加工時間と、の相関関係を予め試験的に求めた相関マップとして作成し、計測された前記取代及び加工数、及び、前記相関マップに基づいて、次回の加工時間を予測し、
    次回の加工時間が、加工時間上限として予め設定された閾値よりも大きい値となれば、次回の加工において自浄動作を伴うホーニング加工を行うことを特徴とする、
    ホーニング加工装置の制御方法。
  5. 砥石を備えたホーンと、該ホーンの駆動手段と、該駆動手段の制御手段と、被加工物における取代の計測手段と、加工数の計測手段と、加工時間の計測手段とを備え、ホーンの砥石の目詰まりを解消するために該砥石を加工面に圧接させる自浄動作を伴うホーニング加工と、前記自浄動作を伴わないホーニング加工とを被加工物に施すことが可能であるホーニング加工装置の制御方法において、
    前記制御手段により、
    計測された加工時間が或第一の閾値を越えたときの加工数に、
    取代と加工数の積と、加工時間と、の相関関係を予め試験的に求めた相関マップとして作成し、前記相関マップに基づいて予め試験的に求めて設定された、加工時間が或第一の閾値を越えてから加工時間上限としての或第二の閾値を越えるまでの加工数を、
    加えた加工数のときに、自浄動作を伴うホーニング加工を行うことを特徴とする、
    ホーニング加工装置の制御方法。
  6. 前記自浄動作を伴うホーニング加工において、
    加工面に対するホーンの拡張圧を一サイクルの加工のうちに変化させて、
    砥石の目詰まりを解消する程度に高圧としたのち、加工面の仕上げ段階では、自浄動作を伴わないホーニング加工における加工面に対するホーンの拡張圧に略等しい低圧とすることを特徴とする、
    請求項4又は請求項5に記載のホーニング加工装置の制御方法。
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