JPH019140Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019140Y2 JPH019140Y2 JP6762482U JP6762482U JPH019140Y2 JP H019140 Y2 JPH019140 Y2 JP H019140Y2 JP 6762482 U JP6762482 U JP 6762482U JP 6762482 U JP6762482 U JP 6762482U JP H019140 Y2 JPH019140 Y2 JP H019140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- iron core
- thermoplastic resin
- case
- mounting hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 15
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 6
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- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は内燃機関用イグニシヨンコイルの改
良に関するものである。
良に関するものである。
従来この種のイグニシヨンコイルとして第１図
および第２図に示すものがあつた。図において１
は積層された鉄心、２は１次コイル、３はこの１
次コイル２の外周に巻回された２次コイル、４は
高圧ピンで前記２次コイル３の巻終りと接続され
ている。５は樹脂含浸用ケース、６は前記１次コ
イル２、２次コイル３等を絶縁、固定する熱硬化
性樹脂、７は前記１次コイル２の巻終り、および
２次コイル３の巻始めと接続されて外部へ口出し
されている１次線、８は高圧コード、９はイグニ
シヨンコイルの取付上必要な取付穴、１０はこの
取付穴９部にもうけられたワツシヤ、１１は熱可
塑性樹脂等の外装モールドである。
および第２図に示すものがあつた。図において１
は積層された鉄心、２は１次コイル、３はこの１
次コイル２の外周に巻回された２次コイル、４は
高圧ピンで前記２次コイル３の巻終りと接続され
ている。５は樹脂含浸用ケース、６は前記１次コ
イル２、２次コイル３等を絶縁、固定する熱硬化
性樹脂、７は前記１次コイル２の巻終り、および
２次コイル３の巻始めと接続されて外部へ口出し
されている１次線、８は高圧コード、９はイグニ
シヨンコイルの取付上必要な取付穴、１０はこの
取付穴９部にもうけられたワツシヤ、１１は熱可
塑性樹脂等の外装モールドである。
この種のイグニシヨンコイルは電気的には周知
のように低圧用に１次コイル２、高圧用２次コイ
ル３、および鉄心１とからなり、変圧器を構成し
ている。またイグニシヨンコイルは各種の内燃機
関に使用されており、例えば船外機等に使用され
るイグニシヨンコイルは電気的に耐食性を向上さ
せると同時に、外観的にも美観を保持する必要が
ある。その方法の一手段としてイグニシヨンコイ
ルの外周に例えば熱可塑性樹脂を使用し、鉄心の
部分もこの樹脂で被えばよいわけである。しかし
通常はこの鉄心の一部にイグニシヨンコイルを内
燃機関等に装着するための取付穴を設け、これに
ボルト等を挿入し締付けて取付ける。そのため前
記熱可塑性樹脂を直接押える方法では同樹脂の経
年変化等による寸法変化が生じ、前記ボルトとの
間に隙間を生じ、取付の固定が不完全になる。こ
のため従来のものは取付穴部に金属材よりなる前
記ワツシヤ９を挿入し、前記不具合がないように
形成している。
のように低圧用に１次コイル２、高圧用２次コイ
ル３、および鉄心１とからなり、変圧器を構成し
ている。またイグニシヨンコイルは各種の内燃機
関に使用されており、例えば船外機等に使用され
るイグニシヨンコイルは電気的に耐食性を向上さ
せると同時に、外観的にも美観を保持する必要が
ある。その方法の一手段としてイグニシヨンコイ
ルの外周に例えば熱可塑性樹脂を使用し、鉄心の
部分もこの樹脂で被えばよいわけである。しかし
通常はこの鉄心の一部にイグニシヨンコイルを内
燃機関等に装着するための取付穴を設け、これに
ボルト等を挿入し締付けて取付ける。そのため前
記熱可塑性樹脂を直接押える方法では同樹脂の経
年変化等による寸法変化が生じ、前記ボルトとの
間に隙間を生じ、取付の固定が不完全になる。こ
のため従来のものは取付穴部に金属材よりなる前
記ワツシヤ９を挿入し、前記不具合がないように
形成している。
従来のイグニシヨンコイルは以上のように構成
されているため、前記外装熱可塑性樹脂を成形す
る時は、前記イグニシヨンコイルの熱硬化性樹脂
の含浸硬化後、前記ケース５の中央部に前記鉄心
１を挿入した状態で、前記外装熱可塑性樹脂の成
形型にインサートとしてセツテイングするが、こ
の時前記ワツシヤ１０も同時にインサートとして
セツテイングする必要があり、この従来例では４
枚分をセツテイングする必要があるため、この成
型に比較的加工時間を多く費消し、またワツシヤ
がネジ締付時に回転し、モールドを破壊する欠点
があつた。
されているため、前記外装熱可塑性樹脂を成形す
る時は、前記イグニシヨンコイルの熱硬化性樹脂
の含浸硬化後、前記ケース５の中央部に前記鉄心
１を挿入した状態で、前記外装熱可塑性樹脂の成
形型にインサートとしてセツテイングするが、こ
の時前記ワツシヤ１０も同時にインサートとして
セツテイングする必要があり、この従来例では４
枚分をセツテイングする必要があるため、この成
型に比較的加工時間を多く費消し、またワツシヤ
がネジ締付時に回転し、モールドを破壊する欠点
があつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するするためになされたもので、あらかじめ鉄
心に前記従来例のワツシヤ１０に相当する部分を
作りこんで、外装モールド時のワツシヤのインサ
ートセツテイングを省き、かつワツシヤの回転に
よるモールドの破かいがなく耐水性に優れた内燃
機関用イグニシヨンコイルを提供することを目的
とする。
去するするためになされたもので、あらかじめ鉄
心に前記従来例のワツシヤ１０に相当する部分を
作りこんで、外装モールド時のワツシヤのインサ
ートセツテイングを省き、かつワツシヤの回転に
よるモールドの破かいがなく耐水性に優れた内燃
機関用イグニシヨンコイルを提供することを目的
とする。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第１図と同一部分を同一符号で示す第３図、
第４図において２０は鉄心、２１は前記鉄心の一
部を構成し、その積層方向の両端に設けられ、前
記従来例のワツシヤ１０と略同等の比較的厚い端
板である。９は取付穴、２２は前記端板２１の一
部で、取付穴９部よりコイル中央部に寄つた部分
に作られたくぼみ部で、その巾Ｔは、前記取付穴
部径Ｄより小さく形成している。
る。第１図と同一部分を同一符号で示す第３図、
第４図において２０は鉄心、２１は前記鉄心の一
部を構成し、その積層方向の両端に設けられ、前
記従来例のワツシヤ１０と略同等の比較的厚い端
板である。９は取付穴、２２は前記端板２１の一
部で、取付穴９部よりコイル中央部に寄つた部分
に作られたくぼみ部で、その巾Ｔは、前記取付穴
部径Ｄより小さく形成している。
本考案は以上のように構成されている。即ち従
来例のワツシヤに相当する部分を鉄心２０の両端
にあらかじめ組み込むものである。これにより外
装熱可塑性樹脂１１の成形時、従来例のようなワ
ツシヤのインサート挿入をなしに、成形が可能と
なり、成形加工時間の短縮がはかれる。ただ前記
鉄心２０に要する材料費が従来例にくらべ多くな
るが、前記加工時間短縮にともなう加工費の減少
額よりは小さい。また外観上鉄材の露出している
部分は従来ではワツシヤ１０のみであるが、本考
案では巾Ｔの部分がさらに露出している。しかし
これは従来のワツシヤ径Ｄに対しＴ＜Ｄとするこ
とにより受容できるものである。
来例のワツシヤに相当する部分を鉄心２０の両端
にあらかじめ組み込むものである。これにより外
装熱可塑性樹脂１１の成形時、従来例のようなワ
ツシヤのインサート挿入をなしに、成形が可能と
なり、成形加工時間の短縮がはかれる。ただ前記
鉄心２０に要する材料費が従来例にくらべ多くな
るが、前記加工時間短縮にともなう加工費の減少
額よりは小さい。また外観上鉄材の露出している
部分は従来ではワツシヤ１０のみであるが、本考
案では巾Ｔの部分がさらに露出している。しかし
これは従来のワツシヤ径Ｄに対しＴ＜Ｄとするこ
とにより受容できるものである。
このようにこの考案によれば従来外装熱可塑性
樹脂の成形時必要であつたワツシヤのインサート
作業が廃止でき、安価な耐食性を向上させたイグ
ニシヨンコイルの提供が可能となる効果がある。
樹脂の成形時必要であつたワツシヤのインサート
作業が廃止でき、安価な耐食性を向上させたイグ
ニシヨンコイルの提供が可能となる効果がある。
第１図は従来のイグニシヨンコイルを示す一部
断面を含む正面図、第２図は第１図の同側面図、
第３図は本考案の一実施例を示す一部断面を含む
正面図、第４図は第３図の同側面図。 １……鉄心、２……１次コイル、３……２次コ
イル、５……ケース、６……熱硬化性樹脂、１１
……熱可塑性樹脂、１０……ワツシヤ、２０……
鉄心、２１……鉄心の側板、２２……くぼみ部。
なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
断面を含む正面図、第２図は第１図の同側面図、
第３図は本考案の一実施例を示す一部断面を含む
正面図、第４図は第３図の同側面図。 １……鉄心、２……１次コイル、３……２次コ
イル、５……ケース、６……熱硬化性樹脂、１１
……熱可塑性樹脂、１０……ワツシヤ、２０……
鉄心、２１……鉄心の側板、２２……くぼみ部。
なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- １次コイルと、前記１次コイル上に巻回された
２次コイルと、前記一次コイル、二次コイルをケ
ースに入れ熱硬化性樹脂にて含浸、硬化し、前記
ケース中央部に鉄心を挿入して熱可塑性樹脂にて
外装成形したイグニシヨンコイルにおいて、前記
鉄心の両端に比較的厚い側板を設け、この形状と
して取付穴部よりケース中央部の近傍に取付穴部
の外径より小さくなるようにくぼみ部を設け、取
付部の前記側板の一端のみを露出するようにし、
それ以外の前記鉄心の外周を前記熱可塑性樹脂で
被覆するよう成形したことを特徴とする内燃機関
用イグニシヨンコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6762482U JPS58170820U (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 内燃機関用イグニシヨンコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6762482U JPS58170820U (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 内燃機関用イグニシヨンコイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58170820U JPS58170820U (ja) | 1983-11-15 |
| JPH019140Y2 true JPH019140Y2 (ja) | 1989-03-13 |
Family
ID=30077441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6762482U Granted JPS58170820U (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 内燃機関用イグニシヨンコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58170820U (ja) |
-
1982
- 1982-05-07 JP JP6762482U patent/JPS58170820U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58170820U (ja) | 1983-11-15 |
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