JPH018812Y2 - - Google Patents

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JPH018812Y2
JPH018812Y2 JP1982051088U JP5108882U JPH018812Y2 JP H018812 Y2 JPH018812 Y2 JP H018812Y2 JP 1982051088 U JP1982051088 U JP 1982051088U JP 5108882 U JP5108882 U JP 5108882U JP H018812 Y2 JPH018812 Y2 JP H018812Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は可搬形ストーブなどに用いる芯上下式
燃焼装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
この種の燃焼装置は、繊維等で編組した円筒状
の灯芯を芯案内筒の外周に昇降自在に装着し、こ
の灯芯の下端を灯油等の液体燃料中に常時浸漬さ
せ、芯案内筒の上端縁側には火皿部を環状に構成
し、この火皿部に燃焼筒を着脱自在に載置し、そ
して燃焼運転時に灯芯を上昇させ、その上端を火
皿部に臨ませ、この部分に点火をして燃焼を継続
させるものである。燃焼火力の調節は、灯芯をそ
の上端が火皿部に臨む状態のもとで昇降させて行
い、また消火は灯芯を火皿部の下方に没するよう
に大きく下降させることにより行う。
灯芯を昇降させる機構について説明すると、灯
芯のほぼ下半部外周に金属で形成された円筒状の
芯ホルダが取付けられている。そしてこの芯ホル
ダの外周に斜めにラツクが設けられ、このラツク
にピニオンが噛合い、このピニオンを操作ダイヤ
ルを介して回動操作することにより灯芯の昇降を
行う構成となつている。そして芯ホルダはラツク
とピニオンとが的確に噛合し、また使用中にこの
芯ホルダと共に灯芯が芯案内筒から不用意に抜け
出るのを防止するために、金具類やピン類を用い
て燃焼器の本体側に連結されている。
しかしながらこのような従来のものにあつて
は、ラツクおよびピニオンならびに連結用の金具
類やピン類を用いるから構成が複雑で組立が面倒
となり、また灯芯にタール等が付着してそれを交
換する際の取外し作業が煩しいものとなる難点が
あつた。
〔考案の目的〕 本考案は上述のような点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、灯芯を昇降させ
る機構が簡単で、灯芯の着脱を容易に行うことが
できる芯上下式燃焼装置を提供することにある。
〔考案の概要〕
操作軸にこの操作軸から直角に延出して芯ホル
ダの両側面部に配置する一対の腕を設け、これら
腕にそれぞれその長手方向に沿う取付溝を形成す
るとともに、これら取付溝の互いに反対側の端部
から各腕の上縁部に至る開放路をそれぞれ形成
し、芯ホルダの両側面部に軸を突設し、これら軸
を上記各開放路を通して各取付溝の奥方側に臨ま
せて芯ホルダを支持するようにしたことを特徴と
する芯上下式燃焼装置。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。図中1は基台で、この基台1上に固定タン
ク2が設けられている。固定タンク2の一端側内
底面から芯案内筒3が突出し、この芯案内筒3の
上端部は固定タンク2の上面に形成された開口4
を通してその上方に臨んでいる。芯案内筒3の外
周には、不燃繊維で形成された円筒状の灯芯5が
昇降自在に嵌合されている。この灯芯5の外周に
は金属製の芯ホルダ6が取付けられており、この
芯ホルダ6は灯芯5のほぼ下半部外周を被うとと
もに、上端縁に鍔7を有し、灯芯5がこの芯ホル
ダ6と一体に昇降動作するようになつている。固
定タンク2の上面には、開口4から突出する芯案
内筒3と同心的に配置してその外周を被うバーナ
バスケツト8が着脱可能に設けられている。この
バーナバスケツト8は上端縁にその外方に折曲す
る折曲片9を有し、この折曲片9と芯案内筒3の
上端に設けられた板材10とで火皿部11が構成
されている。そしてこの火皿部11に燃焼筒12
が着脱自在に載置されている。なお、固定タンク
2の他端側上面には給油口13が形成され、この
給油口13にカートリツジタンク(図示せず)が
装着され、そのタンクから固定タンク2内に常時
一定のレベルを保つて灯油等の液体燃料が供給さ
れ、この燃料中に灯芯5の下端が常時浸漬するも
のである。
固定タンク2の前面側には基板14が垂直に設
けられ、この基板14から固定タンク2の内部に
亘つて操作軸15が回動自在に貫挿されている。
そしてこの操作軸15に固定タンク2の内部にお
いて連動体16が固着されている。この連動体1
6は操作軸15と直角をなしかつ互いに対向する
一対の腕17,18を有し、これら腕17,18
が芯ホルダ6の両側面部に配置している。各腕1
7,18の先端部にはそれぞれその長手方向に沿
つて長い取付溝19,20が形成されている。一
方の腕17の取付溝19はその先端側に切欠形成
された開放路21を通して腕17の上縁部に開放
し、他方の腕18の取付溝20はその基端側に切
欠形成された開放路22を通して腕18の上縁部
に開放している。つまり開放路21と22とが互
いに反対側に位置しているのである。そして芯ホ
ルダ6の両側面に軸23,24が設けられ、これ
ら軸23,24がそれぞれ上記取付溝19,20
に遊合している。なお、操作軸15が固定タンク
2の壁面を貫通する部分には適宜な油漏れ防止手
段が施されている。
固定タンク2から突出する操作軸15の一端に
は連結筒25がねじ26を介して固定され、この
連結筒25が軸受27を介して基板14に回動自
在に支持されている。基板14の内側には第1お
よび第2の操作レバー28,29が設けられ、こ
れら操作レバー28,29はそれぞれその一端が
上記連結筒25に連結されている。第1の操作レ
バー28は、連結筒25に一体に形成された舌片
30,30を介してその連結筒25に固着し、ま
た第2の操作レバー29は連結筒25に回動自在
に支持されている。さらに連結筒25には、操作
レバー28と29との間において係止レバー31
が回動自在に支持されている。この係止レバー3
1は一端側の端縁に鉤状の係止部32を、他端側
の下側縁に直角に折曲する折曲片33をそれぞれ
有するとともに、スプリング34を介して図中反
時計方向に弾性的に付勢されている。そして上記
折曲片33が第1の操作レバー28の下側縁に衝
合し、この衝合により第1の操作レバー28も係
止レバー31と一体的に上記スプリング34によ
つて反時計方向に弾性的に付勢されている。
基板14の前面には、点火操作板35および火
力操作板36がそれぞれ上下動自在に設けられて
いる。これら操作板35,36は前面に摘み3
7,38を背面にピン39,40をそれぞれ有し
ている。そして点火操作板35のピン39が第1
の操作レバー28の他端側の上側縁部分を経て第
2の操作レバー29の他端部の長孔41に遊合し
ている。火力操作板36のピン40は基板14に
形成された上下に長い長孔58を挿通し、その長
孔58によつて火力操作板36の上下の移動範囲
が一定範囲に規制されている。そして上記ピン4
0の先端に連接レバー42の一端が回動自在に取
付けられ、この連接レバー42の他端に調節レバ
ー43の一端がピン44を介して回動自在に取付
けられている。調節レバー43にはほぼ中間部に
支持ピン45が突設されているとともに、他端の
端縁にその長手方向に沿つて係合溝46が切欠形
成されている。上記支持ピン45は基板14に形
成された横方向に長い長孔47に遊合するととも
に、基板14に掛止されたスプリング48により
その長孔47の一端側に偏位するように弾性的に
付勢されている。また係合溝46の一側縁と調節
レバー43の上側縁との間を結ぶ部分に円弧状の
導入部49が形成されている。第1の操作レバー
28の他端側の側面に上記係合溝46と係脱自在
の係合ピン50が突設されている。
基板14の一端側の内面部分には消火機構が設
けられ、51がそのフレームで、このフレーム5
1の上面に感震振り子52が配設されている。フ
レーム51の下面側にはほぼL字状に折曲する連
動板53がピン54を介して回動自在に設けられ
ている。この連動板53は、上記ピン54を境に
して一端側に感知部55を、他端側に係止レバー
31の係止部32と係脱自在の係止受部56をそ
れぞれ有している。そしてスプリング57を介し
て常時、図中反時計方向に弾性的に付勢されてい
る。フレーム51の上面および上記感知部55に
はそれぞれ透孔51a,55aが形成され、上記
感震振り子52に突設された軸59がこれら透孔
51a,55aを遊挿し、この軸59の先端に円
盤60が取付けられている。そして感震振り子5
2が地震等の発生により傾動すると、円盤60の
周縁が感知部55の下面に当接して連動板53が
スプリング57に抗して回動操作されるようにな
つている。さらにフレーム51には手動消火レバ
ー61が回動自在に設けられ、この手動消火レバ
ー61を介して上記感震振り子52の動作と別個
に連動板53を回動操作することができるように
なつている。なお、手動消火レバー61の先端に
は摘み62が設けられ、この摘み62が基板14
の前面側に臨んでいる。
バーナバスケツト8の外側面には点火機構が設
けられ、63がそのフレームである。フレーム6
3には点火レバー64が軸65を介して回動自在
に設けられ、この点火レバー64の自由端に点火
ヒータ66が取付けられている。点火レバー64
はスプリング67によりバーナバスケツト8から
離間する方向すなわち図中時計方向に弾性的に付
勢されているとともに、中間部にブラケツト68
を有し、このブラケツト68に押上げレバー69
の一端が軸70を介して回動自在に取付けられて
いる。押上げレバー69の他端には掛合部71が
形成され、この掛合部71が燃焼筒12の最外周
に配置する保護筒72の下端縁に掛合している。
フレーム63には乾電池(図示せず)と導通する
電極板73が設けられ、この電極板73が点火レ
バー64と対向していて、この点火レバー64の
回動変位に伴つてそれと接触し、点火ヒータ66
に通電をするようになつている。ブラケツト68
の端部には軸74が設けられ、この軸74に伝達
レバー75の一端が掛合している。基板14の内
面に支持板76が設けられ、この支持板76に伝
達レバー75の中間部がピン77を介して回動自
在に支持されている。そして伝達レバー75の他
端と第2の操作レバー29の中間部とが連結条7
8により連結されている。また、伝達レバー75
の他端と支持板76との間にスプリング79が張
設され、このスプリング79により連結条78を
介して第2の操作レバー29が上方側すなわち図
中反時計方向に付勢されている。
次に動作について説明する。燃焼待機状態にお
いては、第1および第2の操作レバー28,29
がそれぞれ連結筒25を支点に上方側に傾斜し、
また灯芯5が芯案内筒3の下端部に位置してい
る。この状態から点火操作板35を摘み37を介
して下方に押下げると、第2の操作レバー29が
スプリング79に抗して連結筒25を支点に時計
方向に回動する。この際、第1の操作レバー28
が点火操作板35の背面に設けられたピン39に
よつて押下げられ、第2の操作レバー29と一体
的に回動する。この回動に伴い、第1の操作レバ
ー28の係合ピン50がまず調節レバー43の導
入部49に当接し、この当接により調節レバー4
3がスプリング48に抗して左方向に押動かさ
れ、この動作で係合ピン50が導入部49を通過
し、この通過後に調節レバー43がスプリング4
8の付勢力で右方向に移動復帰し係合ピン50が
係合溝46に係合する。この係合後にもさらに係
合ピン50が下降し、この下降により調節レバー
43が支持ピン45を支点に反時計方向に回動
し、火力操作板36が連接レバー42を介して押
上げられる。第1の操作板28の回動により操作
軸15も一体に回動し、連動体16を介して灯芯
5が芯ホルダ6とともに引上げられ、灯芯5が火
皿部11に突出する。すなわち、連動体16の各
腕17,18が斜め下方を向く状態から斜め上方
を向く状態に操作軸15を中心にして回動変位
し、これに伴い軸23,24が取付溝19,20
内を移動しながら芯ホルダ6および灯芯5が芯案
内筒3に沿つて上昇するのである。第1の操作レ
バー28が最下部にまで押下げられている状態の
もとで、灯芯5は最も高い点火位置に保持され
る。第2の操作レバー29の回動により連結条7
8を介して伝達レバー75の他端側が引下げら
れ、一端側が上昇する。この上昇により点火レバ
ー64が軸65を支点にスプリング67に抗して
回動し、この回動に伴い押上げレバー69が上昇
し、燃焼筒12の一側面側が押上げられる。この
押上げにより燃焼筒12が傾斜し点火ヒータ66
と対向する部分の火皿部11が開放される。そし
て点火レバー64の回動に伴い、このレバー64
が電極板73に接触して点火ヒータ66が通電さ
れ、このヒータ66が火皿部11の上方に進入し
て灯芯5に接触し、この接触により灯芯5に対す
る点火が達成される。第1の操作レバー28が回
動する際には、これと一体的に係止レバー31も
回動し、その一端の鉤状の係止部32が消火機構
の連動板53の係止受部56に一時接触してそこ
を通過する。
灯芯5への点火が達成されたのちに、操作者に
よる点火操作板35の押下げが解除され、この解
除により第2の操作レバー29がスプリング79
の付勢力で反時計方向に回動し、当初の位置に復
帰する。またこれに応じて点火レバー64および
押上げレバー69がスプリング67の付勢力で当
初の位置に復帰し、燃焼筒12が火皿部11上に
正規の正立状態で定置する。第2の操作レバー2
9が回動復帰するのに伴い第1の操作レバー28
および係止レバー31もスプリング34の付勢力
で反時計方向に回動するが、その回動直後に係止
レバー31の係止部32が消火機構の係止受部5
6に係止し、したがつて第1の操作レバー28お
よび係止レバー31の回動量はごく僅かに抑えら
れる。そしてその回動に連動して灯芯5が点火位
置から僅かに引下げられ、強火力の燃焼位置に定
まる。したがつてこのまま放置すれば強火力の燃
焼が継続する。
これに対し、燃焼火力を他の中火力や弱火力に
設定する場合には、火力操作板36を押下げ操作
してそれを行う。すなわち火力操作板36を摘み
38を介して押下げると、連接レバー42を介し
てその動作が調節レバー43に伝わり、この調節
レバー43が支持ピン45を支点にして反時計方
向に回動する。調節レバー43は係合溝46と係
合ピン50との係合により第1の操作レバー28
と連結しており、このため調節レバー43に連動
して第1の操作レバー28が反時計方向に回動す
る。第1の操作レバー28の時計方向の動きは係
止レバー31の折曲片33によつて規制されてい
るが、反時計方向に対する動きは何ら規制される
ことはなく、したがつてこの第1の操作レバー2
8は調節レバー43に連動して自由に回動する。
そしてこの回動により灯芯5が強火力の燃焼位置
から火力操作板36の押下げ量に応じる中火力や
弱火力の燃焼位置にまで引下げられ、これにより
その設定火力の燃焼状態が継続する。また、燃焼
状態を再び強火力に設定する場合には火力操作板
36を押上げてそれを行う。
次に消火について説明する。燃焼の消火は手動
消火レバー61の摘み62を押下げることにより
行う。摘み62を押下げると、手動消火レバー6
1が回動し、連動板53がピン54を支点にスプ
リング57に抗して時計方向に回動操作される。
この回動により係止受部56が係止レバー31の
係止部32から離脱し、この離脱により係止レバ
ー31がスプリング34の弾性力で反時計方向に
回動する。この際、係止レバー31の折曲片33
が第1の操作レバー28の下側縁に衝合するか
ら、その第1の操作レバー28も係止レバー31
と一体的に反時計方向に回動する。第1の操作レ
バー28の係合ピン50は調節レバー43の係合
溝46に係合しているが、その操作レバー28の
回動力で係合溝46から離脱する。第1の操作レ
バー28の反時計方向の回動により、連動体16
を介して灯芯5が一気にかつ大きく引下げられ、
これにより瞬時消火が達成される。
燃焼中に地震が発生し、感震振り子52が傾斜
すると、この振り子52の円盤60により、手動
消火レバー61の場合と同様に連動板53が回動
操作され、したがつてこのような地震発生時にお
いても、瞬時消火が行なわれ、安全が図られる。
芯ホルダ6を連動体16に取付ける手順につい
て説明すると、バーナバスケツト8を取外した状
態のもとにおいて、まず灯芯5とともに芯ホルダ
6を芯案内筒3の外周に装着する。ついで連動体
16の各腕17,18を手指等の操作で水平に保
持し、芯ホルダ6の各軸23,24を各開放路2
1,22に挿入する。そして芯ホルダ6を回動操
作し、各軸23,24を取付溝19,20の奥方
側に変位させる。これにより取付けが完了する。
連動体16の各腕17,18は、燃焼時には斜め
上方を向き、消火時には斜め下方を向くが、この
ように各腕17,18が傾斜する状態のもとにお
いては芯ホルダ6に回動力を加えてもその芯ホル
ダ6は各取付溝19,20に拘束されて回動する
ことがない。つまり例えば第4図の実線の状態に
おいて芯ホルダ6を反時計方向に回動しようとす
ると、軸23が取付溝19に沿つて下方に移動し
ようとする。ところが他方の軸24は取付溝20
に沿つて上昇しようとするため、結局芯ホルダ6
は下降も上昇もできず、回動動作が阻止されるの
である。そして回動動作が阻止されるから、芯ホ
ルダ6が腕17,18から離脱することがない。
各腕17,18が水平となる状態のもとにおいて
は、芯ホルダ6が回動しえる状態となるが、各腕
17,18が水平となるのは、燃焼から消火に操
作される際の瞬時的な一時期であるから、問題は
ない。
一方、タールの付着等により灯芯5を芯ホルダ
6とともに取外して交換する場合には、手指等の
操作で各腕17,18を水平に保持して上述の取
付時の逆順作業を行うことにより、芯ホルダ6を
容易に取外すことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、芯ホルダ
を一対の腕で簡単に支持して昇降させることがで
きる。芯ホルダを取付ける場合には、芯ホルダの
両側面部に突設した軸を各腕の開放路に通し、芯
ホルダを回動してその軸を取付溝の奥方側に臨ま
せるだけで簡単に取付けることができる。そして
このように取付けた芯ホルダは、各腕を水平にし
ない限り外部から回動力が加わつても回動しない
からその離脱が防止される。芯ホルダを取外す場
合には、各腕を水平に保持した状態で上記取付手
順の逆順操作を行うことにより容易に取外すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の構成図、第2図は基板の正面図、第3図は灯芯
を昇降させる機構部分の平面図、第4図は同じく
側面図、第5図は灯芯を昇降させる連動体の斜視
図、第6図は灯芯を昇降操作する機構部分の燃焼
待期時における状態を示す正面図、第7図は同じ
く燃焼時における状態を示す正面図、第8図は消
火をする機構部分の正断面図、第9図は同じく側
断面図、第10図は点火をする機構部分の点火前
の状態を示す側断面図、第11図は同じく点火時
の状態を示す側断面図、第12図は点火レバーを
連動する機構部分の正面図である。 3……芯案内筒、5……灯芯、6……芯ホル
ダ、15……操作軸、17,18……腕、19,
20……取付溝、21,22……開放路、23,
24……軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯案内筒の外周に昇降自在に装着された灯芯お
    よびこの灯芯の外周に一体的に取付けられた芯ホ
    ルダと、操作軸に設けられこの操作軸から直角に
    延出して上記芯ホルダの両側面部に配置した一対
    の腕とを具備し、上記各腕にそれぞれその長手方
    向に沿う取付溝を形成するとともに、これら取付
    溝の互いに反対側の端部から各腕の上縁部に至る
    開放路をそれぞれ切欠形成し、上記芯ホルダの両
    側面部に軸を突設し、これら軸を上記各開放路を
    通して各取付溝の奥方側に臨ませて芯ホルダを支
    持したことを特徴とする芯上下式燃焼装置。
JP5108882U 1982-04-08 1982-04-08 芯上下式燃焼装置 Granted JPS58154322U (ja)

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