JPH018542Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH018542Y2 JPH018542Y2 JP1984066022U JP6602284U JPH018542Y2 JP H018542 Y2 JPH018542 Y2 JP H018542Y2 JP 1984066022 U JP1984066022 U JP 1984066022U JP 6602284 U JP6602284 U JP 6602284U JP H018542 Y2 JPH018542 Y2 JP H018542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- fibers
- porous
- adhesive
- tea pack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 32
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 claims description 17
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 15
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 12
- 229920003043 Cellulose fiber Polymers 0.000 claims description 10
- QKSIFUGZHOUETI-UHFFFAOYSA-N copper;azane Chemical compound N.N.N.N.[Cu+2] QKSIFUGZHOUETI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 12
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 10
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 description 2
- 230000001112 coagulating effect Effects 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 239000011550 stock solution Substances 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
- 230000002522 swelling effect Effects 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、通液性の改善されたテイーパツクに
関する。
関する。
〈従来の技術〉
従来のテイーパツクは、一般にセルロースの短
繊維からなる紙および不織布が用いられ、セルロ
ース繊維単独で形成して接着剤を含浸させたも
の、またその表面に接着剤を塗布したもの、セル
ロース繊維に少量の合成繊維をブレンドしてなる
もの(例えば、実開昭57−99475号公報)、紙叉は
不織布の片面の表層部の繊維部に接着剤の大部分
をフイルム化して付着させたもの(例えば、特開
昭57−149598号公報)等があるが、これらはいづ
れも繊維積層間隙の目がつまりすぎて通液性の悪
いものが多い。
繊維からなる紙および不織布が用いられ、セルロ
ース繊維単独で形成して接着剤を含浸させたも
の、またその表面に接着剤を塗布したもの、セル
ロース繊維に少量の合成繊維をブレンドしてなる
もの(例えば、実開昭57−99475号公報)、紙叉は
不織布の片面の表層部の繊維部に接着剤の大部分
をフイルム化して付着させたもの(例えば、特開
昭57−149598号公報)等があるが、これらはいづ
れも繊維積層間隙の目がつまりすぎて通液性の悪
いものが多い。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案の目的は、通液性が改善され、かつ、袋
の縁が接着性良好なテイーパツクを提供するにあ
る。
の縁が接着性良好なテイーパツクを提供するにあ
る。
〈問題点を解決するための手段〉
上記、本考案の目的を達成するための本考案の
要旨は、単糸1.0〜1.8デニールの銅アンモニアセ
ルロース繊維の連続フイラメントからなり、多孔
性で、かつ目付量10〜50g/m2に形成されてなる
不織布と、熱接着性繊維からなる不織布とを重ね
合わせてなることを特徴とするテイーパツクにあ
る。
要旨は、単糸1.0〜1.8デニールの銅アンモニアセ
ルロース繊維の連続フイラメントからなり、多孔
性で、かつ目付量10〜50g/m2に形成されてなる
不織布と、熱接着性繊維からなる不織布とを重ね
合わせてなることを特徴とするテイーパツクにあ
る。
第1図は、本考案のテイーパツクの一実施例を
示す平面図であり、一部を切欠いて示している。
第1図において1はテイーパツクであり、不織布
を袋状にして三方を熱接着している。2は熱接着
部分である。3は前記袋状物の片側、すなわち、
第1図では上面を示しているが、この部分は、単
糸1.0〜1.8デニールの銅アンモニアセルロース繊
維の連続フイラメントからなる多孔性の不織布
(以下、多孔性不織布という)である。4は該袋
状物の片側3の一部切欠部を示し、この部分は熱
接着性繊維からなる不織布である。
示す平面図であり、一部を切欠いて示している。
第1図において1はテイーパツクであり、不織布
を袋状にして三方を熱接着している。2は熱接着
部分である。3は前記袋状物の片側、すなわち、
第1図では上面を示しているが、この部分は、単
糸1.0〜1.8デニールの銅アンモニアセルロース繊
維の連続フイラメントからなる多孔性の不織布
(以下、多孔性不織布という)である。4は該袋
状物の片側3の一部切欠部を示し、この部分は熱
接着性繊維からなる不織布である。
多孔性不織布は、例えば、特公昭50−988号公
報に開示の不織布の製造法により製造されたもの
が用いられる。
報に開示の不織布の製造法により製造されたもの
が用いられる。
すなわち、多数の紡糸孔を設けた長方形の紡糸
口金板と長方形の紡糸濾斗を組合わせて、紡糸濾
斗に凝固液を満たしながら、紡糸孔より銅アンモ
ニアセルロース繊維の紡糸原液を連続的に押出し
流下させ、凝固作用を与えながら紡糸濾斗の下部
スリツトより、液膜と共に多数のフイラメント群
を流下させ、これを下方に設けて進行しているネ
ツトコンベア上に載置して、酸洗、水洗、乾燥し
て多孔性の不織布を得る。
口金板と長方形の紡糸濾斗を組合わせて、紡糸濾
斗に凝固液を満たしながら、紡糸孔より銅アンモ
ニアセルロース繊維の紡糸原液を連続的に押出し
流下させ、凝固作用を与えながら紡糸濾斗の下部
スリツトより、液膜と共に多数のフイラメント群
を流下させ、これを下方に設けて進行しているネ
ツトコンベア上に載置して、酸洗、水洗、乾燥し
て多孔性の不織布を得る。
この不織布は接着剤なしで構成され、フイラメ
ントが一部互いに付着して構成されている。
ントが一部互いに付着して構成されている。
また顕微鏡で20〜30倍に拡大してみると、フイ
ラメント間に多数の貫通孔がみられる。
ラメント間に多数の貫通孔がみられる。
多孔性不織布を構成する単糸は1.0〜1.8デニー
ルが好ましい。1.0デニール以下は不織布が緻密
に構成されて通液性が悪くなる。また1.8デニー
ル以上では不織布が粗になることと、お茶の葉等
内容物とフイラメントとの絡みが悪くなり、その
内容物が出易くなる。より好ましい範囲は、1.2
〜1.6デニールである。そして構成繊維が連続フ
イラメントであることが、上記お茶の葉等との絡
みをよくしている。
ルが好ましい。1.0デニール以下は不織布が緻密
に構成されて通液性が悪くなる。また1.8デニー
ル以上では不織布が粗になることと、お茶の葉等
内容物とフイラメントとの絡みが悪くなり、その
内容物が出易くなる。より好ましい範囲は、1.2
〜1.6デニールである。そして構成繊維が連続フ
イラメントであることが、上記お茶の葉等との絡
みをよくしている。
また、多孔性不織布の目付量は、10〜50g/m2
の範囲とする。10g/m2以下では薄すぎて多孔性
にすぎ、内容物が出易く、50g/m2以上では厚す
ぎて目が詰りすぎ通液性が改善されない。より好
ましい範囲は15〜40g/m2である。
の範囲とする。10g/m2以下では薄すぎて多孔性
にすぎ、内容物が出易く、50g/m2以上では厚す
ぎて目が詰りすぎ通液性が改善されない。より好
ましい範囲は15〜40g/m2である。
本考案でいう多孔性とは、不織布を顕微鏡で20
〜30倍に拡大して観察して、貫通孔が多数みられ
る程度に小孔が形成されている構成である。小孔
は直径1〜100μmのものが分布しているのが望
ましい。1μm以下では通液性が改善されず、
100μm以上では通液性が過剰にすぎる。より好
ましい範囲は5〜80μmである。
〜30倍に拡大して観察して、貫通孔が多数みられ
る程度に小孔が形成されている構成である。小孔
は直径1〜100μmのものが分布しているのが望
ましい。1μm以下では通液性が改善されず、
100μm以上では通液性が過剰にすぎる。より好
ましい範囲は5〜80μmである。
本考案のテイーパツクは、湿潤時ただちに膨潤
する。この膨潤性と多孔性に基づく特性と考えら
れるが、通液性が従来のものよりも約1.5倍も改
善される。
する。この膨潤性と多孔性に基づく特性と考えら
れるが、通液性が従来のものよりも約1.5倍も改
善される。
熱接着性繊維からなる不織布は、可塑剤等溶出
物を全く含まないポリプロピレン繊維、ポリエチ
レン繊維からなる不織布が用いられる。これらの
不織布は繊維の自己融着により構成されている。
物を全く含まないポリプロピレン繊維、ポリエチ
レン繊維からなる不織布が用いられる。これらの
不織布は繊維の自己融着により構成されている。
この不織布の役割は熱接着により袋状物を形成
することにあり、薄手で通液性の良いものが用い
られる。例えば、大和紡績〓製「NBF」繊維か
らなる不織布(目付量5〜15g/m2)が用いられ
る。
することにあり、薄手で通液性の良いものが用い
られる。例えば、大和紡績〓製「NBF」繊維か
らなる不織布(目付量5〜15g/m2)が用いられ
る。
〈実施例〉
前記、銅アンモニアセルロース繊維の連続フイ
ラメントからなる目付量15〜20g/m2の多孔性不
織布と前記「NBF」繊維からなる目付量5〜10
g/m2の不織布とを重ね合わせ一体化し、テイー
パツクを形成するために、前記重ね合わせた不織
布で封筒状に形成し、一方の縁を熱ローラー接着
法で熱接着し、これを1/2に折り曲げて開口より、
茶の葉等を投入しその後、開口縁を熱接着して、
テイーパツクを形成した。
ラメントからなる目付量15〜20g/m2の多孔性不
織布と前記「NBF」繊維からなる目付量5〜10
g/m2の不織布とを重ね合わせ一体化し、テイー
パツクを形成するために、前記重ね合わせた不織
布で封筒状に形成し、一方の縁を熱ローラー接着
法で熱接着し、これを1/2に折り曲げて開口より、
茶の葉等を投入しその後、開口縁を熱接着して、
テイーパツクを形成した。
〈考案の効果〉
本考案のテイーパツクは、その素材が銅アンモ
ニアセルロース繊維の連続フイラメントからなる
多孔性の不織布と熱接着性繊維からなる不織布と
を重ね合わせて構成されているために、テイーパ
ツクの袋状物を形成して袋の縁を熱接着すれば、
熱接着性繊維が溶融固化されて簡単に接着され、
袋の縁全面に充分な熱接着を行うことができる。
ニアセルロース繊維の連続フイラメントからなる
多孔性の不織布と熱接着性繊維からなる不織布と
を重ね合わせて構成されているために、テイーパ
ツクの袋状物を形成して袋の縁を熱接着すれば、
熱接着性繊維が溶融固化されて簡単に接着され、
袋の縁全面に充分な熱接着を行うことができる。
このように本考案のテイーパツクは、本考案の
目的とする通液性が良く、かつ袋の縁が接着性良
好なテイーパツクであり、消費者のニーズを満足
する製品を提供するものである。
目的とする通液性が良く、かつ袋の縁が接着性良
好なテイーパツクであり、消費者のニーズを満足
する製品を提供するものである。
第1図は本考案のテイーパツクの一例を示す平
面図であり、一部を切欠いて示している。 1……テイーパツク、2……熱接着部分、3…
…銅アンモニアセルロース繊維の連続フイラメン
トからなる多孔性の不織布、4……熱接着性繊維
からなる不織布。
面図であり、一部を切欠いて示している。 1……テイーパツク、2……熱接着部分、3…
…銅アンモニアセルロース繊維の連続フイラメン
トからなる多孔性の不織布、4……熱接着性繊維
からなる不織布。
Claims (1)
- 単糸1.0〜1.8デニールの銅アンモニアセルロー
ス繊維の連続フイラメントからなり、多孔性で、
かつ目付量10〜50g/m2に形成されてなる不織布
と、熱接着性繊維からなる不織布とを重ね合わせ
てなることを特徴とするテイーパツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6602284U JPS60177058U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | テイ−パツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6602284U JPS60177058U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | テイ−パツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60177058U JPS60177058U (ja) | 1985-11-25 |
JPH018542Y2 true JPH018542Y2 (ja) | 1989-03-07 |
Family
ID=30598537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6602284U Granted JPS60177058U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | テイ−パツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60177058U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522318Y2 (ja) * | 1988-09-08 | 1993-06-08 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512069U (ja) * | 1974-06-19 | 1976-01-08 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53161881U (ja) * | 1977-05-25 | 1978-12-18 |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP6602284U patent/JPS60177058U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512069U (ja) * | 1974-06-19 | 1976-01-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60177058U (ja) | 1985-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5752945A (en) | Absorbent article with liquid transfer layer | |
US9475034B2 (en) | Nonwoven fibrous webs containing chemically active particulates and methods of making and using same | |
US6155083A (en) | Absorbent body for medical use | |
EP1035820B1 (en) | Absorbent article | |
US4813948A (en) | Microwebs and nonwoven materials containing microwebs | |
US20130037481A1 (en) | Nonwoven nanofiber webs containing chemically active particulates and methods of making and using same | |
CZ20004184A3 (cs) | Pytel do vysavače | |
JPS63500013A (ja) | 吸収性物品 | |
CN102573736A (zh) | 层合型吸收性片材 | |
CZ284980B6 (cs) | Absorpční hygienický výrobek a způsob jeho výroby | |
JP3710278B2 (ja) | 油吸着材 | |
JP4748838B2 (ja) | 熱接着性複合シート | |
US20030093044A1 (en) | Method of producing a fibrous material layer, a fibrous material layer and an absorbent article containing same | |
JPH018542Y2 (ja) | ||
JP4303505B2 (ja) | 複合不織布 | |
US20060052024A1 (en) | Liquid absorbent sheet and method for manufacturing the same | |
CA3003503A1 (en) | Super absorbent mop | |
EP0174152B1 (en) | Absorbent products | |
CN212592729U (zh) | 一种吸收物品 | |
JPH059056Y2 (ja) | ||
JPS6023154Y2 (ja) | 複合構造体 | |
JPH06226899A (ja) | 多層構造不織シート | |
JP4201131B2 (ja) | 吸水能力に優れた食品用吸水マット | |
JP3676836B2 (ja) | 給水シート | |
JP4301398B2 (ja) | 積層一体化された食品用吸水マット |