JPH018526Y2 - - Google Patents

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JPH018526Y2
JPH018526Y2 JP1982166579U JP16657982U JPH018526Y2 JP H018526 Y2 JPH018526 Y2 JP H018526Y2 JP 1982166579 U JP1982166579 U JP 1982166579U JP 16657982 U JP16657982 U JP 16657982U JP H018526 Y2 JPH018526 Y2 JP H018526Y2
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JP
Japan
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cutout
cut groove
opening
outer corner
closing plate
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JP1982166579U
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JPS5972253U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、しようゆ、ソース等各種液体を収納
した容器の開口部を閉塞する密封栓に関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般に、この種密封栓は、使用に際して切取部
に連結した摘み片を引つぱり、切取部を引き裂く
ことによつて開封が行われるが、この引き裂性を
良くするために、第5図に示す如く、切取部の切
溝の断面形状を巾を持たしめてほぼU字状に形成
し、該U字状の切溝の上面で、U字状の切溝に底
部に対応する箇所に、平ら状部から立ち上げる段
部を形成するものが、従来から知られている(実
開昭55−74663号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来品は、段部がU字状の切溝の底部に対
応する箇所に形成してあるために、切取部の摘み
片を引つぱると、肉薄になつている切溝の底部の
中間で破断されて、第6図に示す如く、開口縁が
バリ状になり、そこに液体が付着したり、バリ状
の破片が液体に混入するという欠点があつた。
本考案は、切溝の外側から破断し切溝全体が切
取られるように構成することによつて、開封後開
口縁がバリ状にならないようになし上述のような
従来の欠点を解消した密封栓を提供するものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は密封栓は、容器の開口部に密嵌して該
開口部を閉塞し、閉塞板に設けた切取部を切除し
て開封するもので、上記切取部の下面周縁に断面
略下向コ字状の切溝を形成してある。この切取部
の上面で、かつ、上記切溝の外側隅部の直上また
は該直上よりやや外側には閉塞板から立ち上がる
段部を形成したことを特徴としている。
〔考案の作用〕
本考案においては、段部を切溝の外側隅部の直
上または該直上のやや外側に形成してあるから、
開封にあたつて摘み片を引き上げると、切溝の外
側隅部に沿つて破断し、切溝の部分全体が切取部
に付着した状態で切取部とともに取り除かれる。
言い換えれば切溝の底部の中間で破断しないよう
になる。
〔実施例〕 次に、本考案の実施例を添付の図面において説
明する。
第1図は本考案の密封栓を示す1部切欠斜視
図、第2図は平面図、第3図は使用状態を示す1
部断面図、第4図は主要部分の拡大断面図、第5
図は従来の密封栓の主要部分を示す拡大断面図、
第6図は従来の密封栓の開封状態を示す平面図で
あつて、図中Aは密封栓、Bは外栓、Cは瓶等の
容器を示す。
密封栓Aは、容器Cの開口部に密嵌する内筒1
と外筒2とが頂壁3で連結した構造を有し、内筒
1から立ち上がる筒部4の外周には外栓Bと螺合
するねじ41が設けられている。この筒部4の内
側に注液筒5を設け、該注液筒5の下端部に連設
した閉塞板6に切取部7を設けてあり、この切取
部7を切除することにより開封するようになつて
いる。切取部7は、上記閉塞板7から若干立ち上
がらせて形成し、その下面周縁には断面略下向コ
字状の切溝8を形成してある。この切溝8の断面
形状は断面V字状のものに比べ成形し易く、引き
裂きが安定する。また、第4図に示すように、少
し下広がりの台形の断面形状であつてもよい。
一方、切溝8に対応する反対側、即ち、切取部
7の上面側には、閉塞板6から立ち上がる段部9
を形成する。この段部9は、第4図実線で示す如
く、切溝8の外側隅部10の直上に形成してあ
る。また段部9は、同図点線で示す如く、切溝8
の外側隅部10の直上よりやや外側に形成しても
よい。なお、上記段部9に接近した切取部7の上
面に摘み片11を立設してある。
本考案の密封栓は上述の構成からなるものであ
つて、容器開口部には第3図に示すように密嵌さ
れる。この状態から開封するには、まず外栓Bを
取りはずし、摘み片11に指を引つ掛けて上方に
引き上げる。摘み片11を引き上げると、段部9
の直下に応力が集中し、このせん断力が切溝8の
外側隅部10の肉薄部に作用するので、切溝8の
外側隅部10の一部分から破断し始め、次いで切
溝8の外側隅部10に沿い切溝8の全周に亘り破
断して切取部7が取り除かれる。この際、切溝8
の部分全体が切取部7に付着したまま切取部7と
ともに取り除かれ、切溝8の部分は閉塞板6に残
存しないようになる。
〔考案の効果〕
以上詳述した如く、本考案の密封栓によれば、
切溝によつて形成された肉薄部の中間から破断さ
れず、切溝の外側隅部から破断し、切溝全体が切
取部とともに取り除かれるので、開封した後、開
口縁がバリ状になることがない。よつて、液体が
開口縁に付着したり、バリ状の破片が液体に混入
することもない等、密封栓として優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の密封栓を示す1部切欠斜視
図、第2図は平面図、第3図は使用状態を示す1
部断面図、第4図は主要部分の拡大断面図、第5
図は従来の密封栓の主要部分を示す拡大断面図、
第6図は従来の密封栓の開封状態を示す平面図で
ある。 図中Aは密封栓、Bは外栓、Cは容器、6は閉
塞板、8は切溝、9は段部、10は切溝の外側隅
部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器の開口部に密嵌して該開口部を閉塞し、閉
    塞板に設けた切取部を切除して開封する密封栓に
    おいて、上記切取部の下面周縁に断面略下向コ字
    状の切溝を形成し、切取部の上面で、かつ、上記
    切溝の外側隅部の直上または該直上よりやや外側
    には閉塞板から立ち上がる段部を形成したことを
    特徴とする密封栓。
JP16657982U 1982-11-02 1982-11-02 密封栓 Granted JPS5972253U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16657982U JPS5972253U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 密封栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16657982U JPS5972253U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 密封栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5972253U JPS5972253U (ja) 1984-05-16
JPH018526Y2 true JPH018526Y2 (ja) 1989-03-07

Family

ID=30364655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16657982U Granted JPS5972253U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 密封栓

Country Status (1)

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JP (1) JPS5972253U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617342U (ja) * 1979-07-18 1981-02-16
JPS5644686U (ja) * 1979-09-10 1981-04-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815315Y2 (ja) * 1978-11-16 1983-03-28 三笠産業株式会社 切取り部を有する容器蓋

Patent Citations (2)

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JPS5617342U (ja) * 1979-07-18 1981-02-16
JPS5644686U (ja) * 1979-09-10 1981-04-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5972253U (ja) 1984-05-16

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