JPS5933778Y2 - 密封容器 - Google Patents

密封容器

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Publication number
JPS5933778Y2
JPS5933778Y2 JP14627680U JP14627680U JPS5933778Y2 JP S5933778 Y2 JPS5933778 Y2 JP S5933778Y2 JP 14627680 U JP14627680 U JP 14627680U JP 14627680 U JP14627680 U JP 14627680U JP S5933778 Y2 JPS5933778 Y2 JP S5933778Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
top wall
container
opening
wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP14627680U
Other languages
English (en)
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JPS5767926U (ja
Inventor
克弘 城尾
Original Assignee
四国化工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 四国化工機株式会社 filed Critical 四国化工機株式会社
Priority to JP14627680U priority Critical patent/JPS5933778Y2/ja
Publication of JPS5767926U publication Critical patent/JPS5767926U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、密封容器、さらに詳しくは栓抜きやナイフ
などの道具を使用せずに開封しつる密封容器に関する。
従来技術 この種従来の密封容器としては、容器の頂壁に開口部と
なるべき部分を取り囲むように環状切断溝が設けられる
とともに、開口部となるべき部分にこれと一体的に引張
り片が設けられたものが知られている。
この容器によれば、引張り片を摘んで環状切断溝を引き
裂くことにより開口部が形成されるために、開封に際し
て道具を使用する必要がない。
しかしながら同容器はこれを一端開封してしまうと、そ
の開口部を閉じる必要がある場合は、容器と別個に栓な
どを用意しておかなければならない欠点があった。
また従来の容器としては英国特許第935117号明細
書(1963年B 676)に記載されたものが知られ
ている。
この容器は容器の首部に容易に破りうる弱め線によって
栓が一体に結合されたものである。
この容器では弱め線を破って首部から栓を取外すること
によって容器が開口され、開口後において首部に栓をは
め入れることによって開口が閉じられる。
したがってこの容器によれば、容器と別個に栓などを用
意する必要がないために上述の欠点は解消されているが
、つぎの欠点がある。
第1に、開口に際して弱め線を破るために栓に加えられ
る力は首部と栓とを相互に折り曲げる方向に作用するた
めに、その力は相当強力で゛なければならず、開封作業
が容易でない。
第2に、再封に際して首部と栓の輪を一致させた状態で
首部に栓をはめ入れなければならないために、再封作業
が容易でない。
考案の目的 この考案は、上述した2種の従来容器のうち、前者の欠
点すなわち容器と別個に栓などを用意しておかなければ
ならないこと、後者の欠点すなわち容器の開封作業と再
封作業を容易になしえないことをすべて解消した密封容
器を提供することを目的とする。
考案の構成 上記目的を達成するための技術的手段は、容器の頂壁が
合成樹脂で形成され、頂壁に垂直の周壁を有する栓が上
方突出状に一体に設けられ、栓周壁の外面下端にテーパ
一部が形成せられるように頂壁と栓との境界が薄肉とな
され、栓周壁は平面から見て容器頂壁の中央部から周縁
部に向かってのびた外拡がりの長円形に形成され、栓の
上記頂壁中央部がわ端部に引張り片が設けられているも
のである。
いま、作用を説明すると、容器を開封するには、引張り
片を指で摘んで引張り、これによって栓を頂壁より引き
千切ればよい。
この場合に、引張り片を引張ると、容器頂壁の中央部が
わ端部に引張り力が集中して作用することと、周壁が外
拡がりの長円形に形成されているために同端部が先細り
に尖っていることによって、まず同端部の周辺テーパ一
部に裂は目が生じ、この裂は目がテーパ一部にそって順
次拡がることによって栓が頂壁より引き千切られること
から、わずかな力によって開口することができる。
こうして形成された開口部より内容物を取り出した後に
、開口部を閉じるには栓の周壁を開口部にはめ入れれば
よい。
この場合に周壁を傾けてその中央部がわ端部を先にして
開口部にはめ入れるようにすれば、開口部の周面に案内
されて周壁が開口部に滑らかにはめ入れられる。
実施例 図面を参照してこの考案の実施例について説明する。
密封容器は、紙製有底筒状容器本体1と、これの上端開
口を閉塞した頂壁2とからなる。
頂壁2の周縁部には立ち上がり周壁4が形成されるとと
もに、この周壁4の上端に外向きの鍔5が形成されてい
る。
立ち上がり周壁4は、鍔5が容器本体1の上端に当接す
る位置まで容器本体1にはめ入れられてその内周面に密
接させられ、かつこの状態で容器本体1に熱融着または
接着されている。
なお、合成樹脂で頂壁2と容器本体1とを一体戊形する
ようにしてもよい。
頂壁2には開封されて開口部6となる部分(以下開口相
当部16という)が設けられるとともに、開口相当部1
6を閉鎖するように同開口相当部16の周縁部にこれと
一体的に上方突出状に栓7が設けられている。
開口相当部16は頂壁2の中央部から周縁部に向かって
のびた外拡がりの長円形であり、その周面ば下方に向か
って拡がったテーパー状とされている。
栓7は、頂壁2に垂直の周壁8を有している。
周壁8は平面から見て開口相当部16の形状にほぼ等し
い形状であって、開封後に形成される開口部6にはめ入
れられうるようになされている。
頂壁2と栓7との境界には、周壁8の外面下端にテーパ
一部8aが形成されるように薄肉部9が形成されている
周壁8の上端にはその開口を閉鎖するように天板10が
一体に形成されている。
天板14の周縁部は周壁8より張り出している。
天板14の容器頂壁2中央部がわ端部にはリング状引張
り片11が一体的に設けられている。
また頂壁2の所要個所には小円形部14を取囲むように
環状の切断用薄肉部12が形成されるとともに、小円形
部14にこれと一体的に上向きの突起13が形成されて
いる。
突起13を押し倒すことによって薄肉部12を切断する
と、小円形部14が取れ、そこに空気孔15が形成され
る。
考案の効果 この考案によれば、容器の頂壁が合成樹脂で形成され、
頂壁に垂直の周壁を有する栓が上方突出状に一体に設け
られ、栓周壁の外面下端にテーパ一部が形成せられるよ
うに頂壁と栓との境界が薄肉となされているから、栓を
頂壁より引き千切って容器を開封した後においても、栓
周壁を開口部に嵌め入れることにより再び閉じることが
出来るため、従来容器のように、別個に栓又は頂壁キャ
ップを用意する必要がなく、極めて便利であり、上述の
ように栓周壁が頂壁に垂直であることと相俟って、栓周
壁は平面から見て頂壁の中央部から周縁部に向かっての
びた外拡がりの長円形に形成され、栓の上記頂壁中央部
がわ端部に引張り片が設けられているから、わずかな力
によって開口することができ、したがって、開口作業が
容易となり、またこうしてあけられた開口部は頂壁の中
央部から周縁部に向かってのびた長円形となるために、
内容物の取り出しが容易となり、さらに栓を開口部に嵌
め入れるに際しては、周壁を傾けてその中央部がわ端部
を先にして開口部に嵌め入れるようにすれば、開口部の
再封作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は平面図、第2
図は第1図II −II栓にそう断面図、第3図は容器
開封後において開口部に栓をした状態を示す第2図相当
の断面図である。 2・・・・・・頂壁、7・・・・・・栓、8・・・・・
・周壁、8a・・・・・・テーパ一部、9・・・・・・
薄肉部、11・・・・・・引張り片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器の頂壁2が合成樹脂で形成され、頂壁2に垂直の周
    壁8を有する栓7が上方突出状に一体に設けられ、栓周
    壁8の外面下端にテーパ一部8aが形成せられるように
    頂壁2と栓7との境界が薄肉となされ、栓周壁8は平面
    から見て容器頂壁2の中央部から周縁部に向かってのび
    た外拡がりの長円形に形成され、栓7の上記頂壁2中央
    部がわ端部に引張り片11が設けられている密封容器。
JP14627680U 1980-10-13 1980-10-13 密封容器 Expired JPS5933778Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14627680U JPS5933778Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13 密封容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14627680U JPS5933778Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13 密封容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5767926U JPS5767926U (ja) 1982-04-23
JPS5933778Y2 true JPS5933778Y2 (ja) 1984-09-20

Family

ID=29505855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14627680U Expired JPS5933778Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13 密封容器

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JP (1) JPS5933778Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5767926U (ja) 1982-04-23

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