JP2720190B2 - 複合容器蓋 - Google Patents
複合容器蓋Info
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- JP2720190B2 JP2720190B2 JP1056150A JP5615089A JP2720190B2 JP 2720190 B2 JP2720190 B2 JP 2720190B2 JP 1056150 A JP1056150 A JP 1056150A JP 5615089 A JP5615089 A JP 5615089A JP 2720190 B2 JP2720190 B2 JP 2720190B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、外蓋と合成樹脂製中栓との組合せから構成
された複合容器蓋に関する。
された複合容器蓋に関する。
飲料用瓶の如き容器のための容器蓋として、従来か
ら、特開昭63-33263号公報、実開昭57-186357号公報、
実公昭41-17428号公報及び実公昭40-27112号公報に開示
されている如く、外蓋と中栓との組合せから構成された
複合容器蓋が提案されている。
ら、特開昭63-33263号公報、実開昭57-186357号公報、
実公昭41-17428号公報及び実公昭40-27112号公報に開示
されている如く、外蓋と中栓との組合せから構成された
複合容器蓋が提案されている。
金属薄板或いは合成樹脂から形成される外蓋は、円形
天面壁、及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形スカ
ート壁を有し、スカート壁の上部には半径方向内側に突
出せしめられた環状突条が形成されている。一方、合成
樹脂から形成することができる中栓は、円筒形嵌入壁、
この嵌入壁の上端部から半径方向外方に延びる環状フラ
ンジ壁、及び周方向に間隔を置いて配設された複数個の
橋絡部を介して上記フランジ壁の外周縁部に接続された
係止リングを有する。係止リングは上記フランジ壁の半
径方向外側に位置せしめられていると共に、上記フラン
ジ壁の上面を越えて上方に突出せしめられている。係止
リングの外径は、外蓋にいおける上記環状突条の内径よ
りも幾分大きい。外蓋内に中栓を挿入し、中栓の係止リ
ングを弾性的に変形せしめて外蓋の環状突条を通過せし
めることによって、外蓋に中栓が一体的に組合せられ
る。
天面壁、及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形スカ
ート壁を有し、スカート壁の上部には半径方向内側に突
出せしめられた環状突条が形成されている。一方、合成
樹脂から形成することができる中栓は、円筒形嵌入壁、
この嵌入壁の上端部から半径方向外方に延びる環状フラ
ンジ壁、及び周方向に間隔を置いて配設された複数個の
橋絡部を介して上記フランジ壁の外周縁部に接続された
係止リングを有する。係止リングは上記フランジ壁の半
径方向外側に位置せしめられていると共に、上記フラン
ジ壁の上面を越えて上方に突出せしめられている。係止
リングの外径は、外蓋にいおける上記環状突条の内径よ
りも幾分大きい。外蓋内に中栓を挿入し、中栓の係止リ
ングを弾性的に変形せしめて外蓋の環状突条を通過せし
めることによって、外蓋に中栓が一体的に組合せられ
る。
複合容器蓋を容器の口頚部に装着して口頚部を密封す
る際には、口頚部に複合容器蓋を被嵌して下降せしめ
る。かくすると、中栓の嵌入壁が容器の口頚部内に嵌入
せしめられ、中栓のフランジ壁が口頚部の頂面に密接せ
しめられる。加えて、中栓において、係止リングの上面
がフランジの上面と同高になるまで係止リングがフラン
ジに対して下降せしめられ、これに起因して複数個の橋
絡部が破断され、係止リングがフランジから分離され
る。
る際には、口頚部に複合容器蓋を被嵌して下降せしめ
る。かくすると、中栓の嵌入壁が容器の口頚部内に嵌入
せしめられ、中栓のフランジ壁が口頚部の頂面に密接せ
しめられる。加えて、中栓において、係止リングの上面
がフランジの上面と同高になるまで係止リングがフラン
ジに対して下降せしめられ、これに起因して複数個の橋
絡部が破断され、係止リングがフランジから分離され
る。
容器の口頚部を開封する際には、所要様式によって口
頚部から外蓋を離脱せしめる。かくすると、橋絡部の破
断によってフランジから分離された中栓の係止リングも
外蓋に付随して口頚部から離脱される。しかる後に、必
要に応じて更に中栓の主部、即ち係止リング以外の部分
を口頚部から離脱せしめる。かかる中栓の主部は、開封
された口頚部を一時的に密封するために、再び口頚部に
装填することができる。中栓に排出開口が形成されてい
る場合には、中栓の主部をそのまま口頚部に残留せしめ
て、口頚部から内容物を排出することができる。
頚部から外蓋を離脱せしめる。かくすると、橋絡部の破
断によってフランジから分離された中栓の係止リングも
外蓋に付随して口頚部から離脱される。しかる後に、必
要に応じて更に中栓の主部、即ち係止リング以外の部分
を口頚部から離脱せしめる。かかる中栓の主部は、開封
された口頚部を一時的に密封するために、再び口頚部に
装填することができる。中栓に排出開口が形成されてい
る場合には、中栓の主部をそのまま口頚部に残留せしめ
て、口頚部から内容物を排出することができる。
従来の複合容器蓋においては、容器の口頚部に装着す
る際に中栓における複数個の橋絡部の全てが破断される
ことが重要であるが、少なくとも幾つかの橋絡部が破断
されることなく残留する恐れが少なくない。幾つかの橋
絡部が破断されることなく残留すると、口頚部を開封す
るために外蓋を口頚部か離脱する際に、中栓の係止リン
グが外蓋から弾性的に離脱して係止リングも口頚部に残
留する、という不都合が発生する。
る際に中栓における複数個の橋絡部の全てが破断される
ことが重要であるが、少なくとも幾つかの橋絡部が破断
されることなく残留する恐れが少なくない。幾つかの橋
絡部が破断されることなく残留すると、口頚部を開封す
るために外蓋を口頚部か離脱する際に、中栓の係止リン
グが外蓋から弾性的に離脱して係止リングも口頚部に残
留する、という不都合が発生する。
かような問題を解決するためには、中栓における複数
個の橋絡部の強度を著しく小さくすることが意図され得
るが、かくすると中栓と外蓋を組合せる際に橋絡部が破
断されてしまって、中栓における係止リング以外の部分
が外蓋から脱落してしまうという問題が発生する。ま
た、中栓の係止リングと外蓋との弾性的相互係止を著し
く強固なものにせしめて、容器の口頚部から外蓋を離脱
する際に、外蓋に付随せしめて中栓の係止リングも確実
に移動せしめ、かくして破断されることなく残留してい
た全ての橋絡部を破断するようになすことも意図され得
る。しかしながら、中栓の係止リングと外蓋との弾性的
相互係合を充分に強固なものにせしめることは容易では
ない。そして又、従来の複合容器蓋における外蓋はその
天面壁が変形されることなくそのまま全体が上昇せしめ
られる形態である故に、破断されることなく残留してい
る橋絡部の破断を実質上同時に生成せしめることが必要
であり、これに起因して口頚部の開封操作、更に詳しく
は残留橋絡部を破断せしめて外蓋と共に中栓の係止リン
グを口頚部から離脱せしめる操作に相当大きな力を要
し、特に女性或いは子供には著しく困難になる。
個の橋絡部の強度を著しく小さくすることが意図され得
るが、かくすると中栓と外蓋を組合せる際に橋絡部が破
断されてしまって、中栓における係止リング以外の部分
が外蓋から脱落してしまうという問題が発生する。ま
た、中栓の係止リングと外蓋との弾性的相互係止を著し
く強固なものにせしめて、容器の口頚部から外蓋を離脱
する際に、外蓋に付随せしめて中栓の係止リングも確実
に移動せしめ、かくして破断されることなく残留してい
た全ての橋絡部を破断するようになすことも意図され得
る。しかしながら、中栓の係止リングと外蓋との弾性的
相互係合を充分に強固なものにせしめることは容易では
ない。そして又、従来の複合容器蓋における外蓋はその
天面壁が変形されることなくそのまま全体が上昇せしめ
られる形態である故に、破断されることなく残留してい
る橋絡部の破断を実質上同時に生成せしめることが必要
であり、これに起因して口頚部の開封操作、更に詳しく
は残留橋絡部を破断せしめて外蓋と共に中栓の係止リン
グを口頚部から離脱せしめる操作に相当大きな力を要
し、特に女性或いは子供には著しく困難になる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その
主たる技術的課題は、容器の口頚部に装着する際に中栓
の橋絡部が破断されなくても、容器の口頚部を開封する
際に、過剰な力を必要とすることなく中栓の橋絡部を充
分確実に且つ容器に破断せしめることができる、改良さ
れた複合容器蓋を提供することである。
主たる技術的課題は、容器の口頚部に装着する際に中栓
の橋絡部が破断されなくても、容器の口頚部を開封する
際に、過剰な力を必要とすることなく中栓の橋絡部を充
分確実に且つ容器に破断せしめることができる、改良さ
れた複合容器蓋を提供することである。
本発明者等は、鋭意研究及び実験の結果、（１）外蓋
として、円形天面壁、この天面壁の周縁から垂下する円
筒形スカート壁と共に、上記スカート壁の下端縁から延
出する把持片を有し、上記スカート壁には少なくとも一
対の破断ラインが形成されている形態のものを使用し、
そして（２）中栓には係止リングを代えて接合リングを
配設し、その上面を上記外蓋の天面壁の内面に接合せし
める、ことによって上記主たる技術的課題を達成するこ
とができることを見出した。
として、円形天面壁、この天面壁の周縁から垂下する円
筒形スカート壁と共に、上記スカート壁の下端縁から延
出する把持片を有し、上記スカート壁には少なくとも一
対の破断ラインが形成されている形態のものを使用し、
そして（２）中栓には係止リングを代えて接合リングを
配設し、その上面を上記外蓋の天面壁の内面に接合せし
める、ことによって上記主たる技術的課題を達成するこ
とができることを見出した。
即ち、本発明によれば、外蓋と合成樹脂製中栓との組
合せから構成され、 該外蓋は円形天面壁、該天面壁の周縁から垂下する円筒
形スカート壁、及び該スカート壁の下端縁から延出する
把持片を有し、該スカート壁には少なくとも一対の破断
ラインが形成されており、 該中栓は円筒形嵌入壁、該嵌入壁の上端部から半径方
向外方に延びる環状フランジ壁、及び周方向に間隔を置
いて配設された複数個の橋絡部を介して該フランジ壁の
外周縁部に接続された接合リングを有し、 該中栓の該接合リングの上面は該外蓋の該天面壁の内
面に接合されている、ことを特徴とする複合容器蓋が提
供される。
合せから構成され、 該外蓋は円形天面壁、該天面壁の周縁から垂下する円筒
形スカート壁、及び該スカート壁の下端縁から延出する
把持片を有し、該スカート壁には少なくとも一対の破断
ラインが形成されており、 該中栓は円筒形嵌入壁、該嵌入壁の上端部から半径方
向外方に延びる環状フランジ壁、及び周方向に間隔を置
いて配設された複数個の橋絡部を介して該フランジ壁の
外周縁部に接続された接合リングを有し、 該中栓の該接合リングの上面は該外蓋の該天面壁の内
面に接合されている、ことを特徴とする複合容器蓋が提
供される。
本発明の複合容器蓋においては、中栓の複合リングが
外蓋の天面壁の内面に接合せしめられている。従って、
容器の口頚部から外蓋を離脱せしめる際に、中栓の接合
リングは確実に外蓋に付随して移動せしめられ、かくし
て破断されることなく残留している橋絡部が存在してい
る場合にはかかる残留橋絡部が確実に破断される。容器
の口頚部から外蓋を離脱する時には、外蓋の把持片を半
径方向外方に、そして上方に引張ってスカート壁に形成
されている破断ラインを破断せしめると共に、把持片が
形成されている部位から直径方向反対側に向けて天面壁
を漸次変形せしめて漸次的に上方に移動せしめる。従っ
て、中栓の接合リングも特定角度部位（外蓋の把持片が
存在する部位）から直径方向反対側に向けて漸次上方に
移動せしめられる。それ故に、中栓の残留橋絡部はそれ
らの実質上全てが同時に破断されるのではなくて、上記
特定部位から直径方向反対側に向かって漸次破断され
る。かように橋絡部の破断が漸次的に生成せしめられる
故に、橋絡部の破断に要する力は充分に小さく、従って
充分容易に口頚部の開封操作を遂行することができる。
外蓋の天面壁の内面に接合せしめられている。従って、
容器の口頚部から外蓋を離脱せしめる際に、中栓の接合
リングは確実に外蓋に付随して移動せしめられ、かくし
て破断されることなく残留している橋絡部が存在してい
る場合にはかかる残留橋絡部が確実に破断される。容器
の口頚部から外蓋を離脱する時には、外蓋の把持片を半
径方向外方に、そして上方に引張ってスカート壁に形成
されている破断ラインを破断せしめると共に、把持片が
形成されている部位から直径方向反対側に向けて天面壁
を漸次変形せしめて漸次的に上方に移動せしめる。従っ
て、中栓の接合リングも特定角度部位（外蓋の把持片が
存在する部位）から直径方向反対側に向けて漸次上方に
移動せしめられる。それ故に、中栓の残留橋絡部はそれ
らの実質上全てが同時に破断されるのではなくて、上記
特定部位から直径方向反対側に向かって漸次破断され
る。かように橋絡部の破断が漸次的に生成せしめられる
故に、橋絡部の破断に要する力は充分に小さく、従って
充分容易に口頚部の開封操作を遂行することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成され
た複合容器蓋の好適具体例について詳細に説明する。
た複合容器蓋の好適具体例について詳細に説明する。
第１図を参照して説明すると、全体を番号２で示す図
示の複合容器蓋は、外蓋４と中栓６との組合せから構成
されている。アルミニウム薄板、クロム酸処理鋼薄板又
はブリキ薄板の如き金属薄板製であるのが好都合である
外蓋４は、円形天面壁８、この天面壁８の周縁から垂下
する円筒形スカート壁10、及びスカート壁10の下端縁か
ら延出する把持片12を有する。把持片12の先端部は、リ
ング形状に成形せしめられている。外蓋４のスカート壁
10には２対の破断ライン、即ち第１の破断ライン対14と
第２の破断ライン対16とが形成されている。第１の破断
ライン対14は、把持片12の両側縁に合致乃至近接した角
度位置において、スカート壁10の下端縁から上端部まで
延びている。かかる第１の破断ライン対14は、上方に向
かって相互に離隔する方向（換言すれば、把持片12から
離隔する方向）に幾分傾斜して延びているのが好都合で
ある。第２の破断ライン対16は、周方向に見て把持片12
の中心か両側に夫々略90度乃至それ以上の角度間隔を置
いた角度位置において、スカート壁10の下端縁から上端
部まで実質上鉛直に延びている。第１の破断ライン対14
及び第２の破断ライン対16は、材料厚さを低減せしめる
ことによって規定される所謂スコアでよい。
示の複合容器蓋は、外蓋４と中栓６との組合せから構成
されている。アルミニウム薄板、クロム酸処理鋼薄板又
はブリキ薄板の如き金属薄板製であるのが好都合である
外蓋４は、円形天面壁８、この天面壁８の周縁から垂下
する円筒形スカート壁10、及びスカート壁10の下端縁か
ら延出する把持片12を有する。把持片12の先端部は、リ
ング形状に成形せしめられている。外蓋４のスカート壁
10には２対の破断ライン、即ち第１の破断ライン対14と
第２の破断ライン対16とが形成されている。第１の破断
ライン対14は、把持片12の両側縁に合致乃至近接した角
度位置において、スカート壁10の下端縁から上端部まで
延びている。かかる第１の破断ライン対14は、上方に向
かって相互に離隔する方向（換言すれば、把持片12から
離隔する方向）に幾分傾斜して延びているのが好都合で
ある。第２の破断ライン対16は、周方向に見て把持片12
の中心か両側に夫々略90度乃至それ以上の角度間隔を置
いた角度位置において、スカート壁10の下端縁から上端
部まで実質上鉛直に延びている。第１の破断ライン対14
及び第２の破断ライン対16は、材料厚さを低減せしめる
ことによって規定される所謂スコアでよい。
第１図と共に第２図及び第３図を参照して説明する
と、ポリプロピレン又はポリエチレンの如き適宜の合成
樹脂から射出又は圧縮成形によって一体に成形すること
ができる図示の中栓６は、円筒形嵌入壁18、嵌入壁18の
下面を閉塞する底面壁20、嵌入壁18の上端部から半径方
向外方に延びる環状フランジ壁22を有する。第２図に明
確に図示する如く、嵌入壁18の下部外径は上部外径より
も若干小さく設定されている。底壁20の中央部は幾分上
方へ膨出せしめられている。底面壁20の上面には、そこ
から上方に延びる直立連結柱部24を介して引張リング26
が接続されている。また、中栓６の上記フランジ壁22に
は、複数個の橋絡部28を介して接合リング30が接続され
ている。第２図から明確に理解される通り、接合リング
30はフランジ壁22の半径方向外方に位置せしめられてい
る。また、接合リング30はフランジ壁22に対して上方に
変位せしめられており、従ってフランジ壁22の上面は接
合リング30の上面よりも下方に変位せしめられている。
フランジ壁22と接合リング30とを接続する橋絡部28は、
周方向に等間隔を置いて６個配設されており、フランジ
壁22の外周面上端部から接合リング30の内周面下端部ま
で延びている。
と、ポリプロピレン又はポリエチレンの如き適宜の合成
樹脂から射出又は圧縮成形によって一体に成形すること
ができる図示の中栓６は、円筒形嵌入壁18、嵌入壁18の
下面を閉塞する底面壁20、嵌入壁18の上端部から半径方
向外方に延びる環状フランジ壁22を有する。第２図に明
確に図示する如く、嵌入壁18の下部外径は上部外径より
も若干小さく設定されている。底壁20の中央部は幾分上
方へ膨出せしめられている。底面壁20の上面には、そこ
から上方に延びる直立連結柱部24を介して引張リング26
が接続されている。また、中栓６の上記フランジ壁22に
は、複数個の橋絡部28を介して接合リング30が接続され
ている。第２図から明確に理解される通り、接合リング
30はフランジ壁22の半径方向外方に位置せしめられてい
る。また、接合リング30はフランジ壁22に対して上方に
変位せしめられており、従ってフランジ壁22の上面は接
合リング30の上面よりも下方に変位せしめられている。
フランジ壁22と接合リング30とを接続する橋絡部28は、
周方向に等間隔を置いて６個配設されており、フランジ
壁22の外周面上端部から接合リング30の内周面下端部ま
で延びている。
上述した通りの外蓋４と中栓６とは、第２図に図示す
る通りに組合されて複合容器蓋２を構成する。更に詳述
すると、外蓋４が中栓６に被嵌されて、中栓６における
接合リング30の上面が外蓋４の天面壁８の内面に当接せ
しめられる。そして、本発明においては、接合リング30
の上面は単に天面壁８の内面に当接せしめられるのみな
らず、これに接合されることが重要である。かかる接合
は、例えば、外蓋４の天面壁８の内面の所要領域に加熱
型接着塗料を塗布しておき、接合リング30の上面を天面
壁８の内面に当接せしめた状態において上記接着塗料を
加熱することによって遂行することができる。上記加熱
型接着塗料は、中栓６の材料に応じて周知の合成樹脂塗
料を適宜に選択使用することができる。接着塗料の加熱
は、誘導加熱等によって好都合に遂行することができ
る。
る通りに組合されて複合容器蓋２を構成する。更に詳述
すると、外蓋４が中栓６に被嵌されて、中栓６における
接合リング30の上面が外蓋４の天面壁８の内面に当接せ
しめられる。そして、本発明においては、接合リング30
の上面は単に天面壁８の内面に当接せしめられるのみな
らず、これに接合されることが重要である。かかる接合
は、例えば、外蓋４の天面壁８の内面の所要領域に加熱
型接着塗料を塗布しておき、接合リング30の上面を天面
壁８の内面に当接せしめた状態において上記接着塗料を
加熱することによって遂行することができる。上記加熱
型接着塗料は、中栓６の材料に応じて周知の合成樹脂塗
料を適宜に選択使用することができる。接着塗料の加熱
は、誘導加熱等によって好都合に遂行することができ
る。
第４図は、上述した複合容器蓋２を容器の口頚部32に
装着して口頚部32を密封した状態を図示している。ガラ
ス或いは適宜の合成樹脂から形成することができる容器
は、上面が開口せしめられた円筒形である口頚部32を有
し、かかる口頚部32の外周面上端部には、環状係止突条
34が形成されている。口頚部32に複合容器蓋２を装着す
る際には、中栓６の嵌入壁18を口頚部32内に嵌入せしめ
て複合容器蓋２の全体を下方に押圧する。かくすると、
複合容器蓋２の全体は、中栓６のフランジ壁22の下面が
口頚部32の上端面に当接せしめられるまで、そのまま下
降せしめられる。中栓６のフランジ壁22が口頚部32の上
端面に当接せしめられると、中栓６における嵌入壁18及
びフランジ壁22の下降が阻止されるが、中栓６における
フランジ壁22及び接合リング30の弾性変形と共に複数個
の橋絡部28（第２図及び第３図）の弾性変形等に起因し
て、中栓６における接合リング30は外蓋４の下降に付随
して更に下降せしめられる。かくして、フランジ壁22に
対して接合リング30が相対的に下降せしめられ、フラン
ジ壁22の上面と接合リング30の上面とが実質上同高にせ
しめられる。この時点において、口頚部32を囲繞する外
蓋４におけるスカート壁10の下端部は、口頚部32の係止
突条34よりも下方になる。次いで、外蓋４におけるスカ
ート壁10の下端部を半径方向内側に変形せしめて口頚部
32における係止突条34の下面に係合せしめ、かくして口
頚部32に複合容器蓋２が装着せしめる。
装着して口頚部32を密封した状態を図示している。ガラ
ス或いは適宜の合成樹脂から形成することができる容器
は、上面が開口せしめられた円筒形である口頚部32を有
し、かかる口頚部32の外周面上端部には、環状係止突条
34が形成されている。口頚部32に複合容器蓋２を装着す
る際には、中栓６の嵌入壁18を口頚部32内に嵌入せしめ
て複合容器蓋２の全体を下方に押圧する。かくすると、
複合容器蓋２の全体は、中栓６のフランジ壁22の下面が
口頚部32の上端面に当接せしめられるまで、そのまま下
降せしめられる。中栓６のフランジ壁22が口頚部32の上
端面に当接せしめられると、中栓６における嵌入壁18及
びフランジ壁22の下降が阻止されるが、中栓６における
フランジ壁22及び接合リング30の弾性変形と共に複数個
の橋絡部28（第２図及び第３図）の弾性変形等に起因し
て、中栓６における接合リング30は外蓋４の下降に付随
して更に下降せしめられる。かくして、フランジ壁22に
対して接合リング30が相対的に下降せしめられ、フラン
ジ壁22の上面と接合リング30の上面とが実質上同高にせ
しめられる。この時点において、口頚部32を囲繞する外
蓋４におけるスカート壁10の下端部は、口頚部32の係止
突条34よりも下方になる。次いで、外蓋４におけるスカ
ート壁10の下端部を半径方向内側に変形せしめて口頚部
32における係止突条34の下面に係合せしめ、かくして口
頚部32に複合容器蓋２が装着せしめる。
而して、上述した通りの装着工程において中栓６にお
ける接合リング30がフランジ壁22に対して相対的に下降
せしめられる際には、両者間を延在する複数個の橋絡部
28に相当な応力が作用し、従って橋絡部28が破断される
ことが予期乃至期待される。しかしながら、本発明者等
の経験によれば、接合リング30とフランジ壁22との相対
的移動が合成樹脂の弾性変形によって吸収される等に起
因して、全ての橋絡部28を確実に破断せしめることは容
易ではなく、少なくとも幾つかの橋絡部28は破断される
ことなくそのまま残留することが少なくないことが判明
している。本発明に従って構成された複合容器蓋２にお
いては、口頚部32に複合容器蓋２を装着する際に中栓６
における複数個の橋絡部28を破断せしめることは特に必
要ではなく、従って、装着工程の際に接合リング30がフ
ランジ壁22に対して相対的に移動せしめられるように構
成することは必ずしも必要ではない。
ける接合リング30がフランジ壁22に対して相対的に下降
せしめられる際には、両者間を延在する複数個の橋絡部
28に相当な応力が作用し、従って橋絡部28が破断される
ことが予期乃至期待される。しかしながら、本発明者等
の経験によれば、接合リング30とフランジ壁22との相対
的移動が合成樹脂の弾性変形によって吸収される等に起
因して、全ての橋絡部28を確実に破断せしめることは容
易ではなく、少なくとも幾つかの橋絡部28は破断される
ことなくそのまま残留することが少なくないことが判明
している。本発明に従って構成された複合容器蓋２にお
いては、口頚部32に複合容器蓋２を装着する際に中栓６
における複数個の橋絡部28を破断せしめることは特に必
要ではなく、従って、装着工程の際に接合リング30がフ
ランジ壁22に対して相対的に移動せしめられるように構
成することは必ずしも必要ではない。
容器の口頚部32を開封して容器の内容物を消費する際
には、最初に、外蓋４における把持片12のリング形状部
に指をかけて、把持片12を半径方向外方に、次いで上方
に引っ張る。第５−Ａ図、第５−Ｂ図及び第５−Ｃ図
は、かような操作が加えられた際の複合容器蓋２の挙動
を図示している。把持片12を半径方向外方に引っ張る
と、スカート壁10に形成されている第１の破断ライン14
が破断され、そしてスカート壁10おける把持片12に隣接
する部位が上方に変位されて口頚部32の係止突条34から
離隔される（第５−Ａ図）。次いで、把持片12が上方に
引っ張られると、外蓋４の天面壁８及びスカート壁10が
把持片12に隣接する部位から直径方向反対側に向けて漸
次上方に変位され口頚部32の係止突条34から離隔され、
そしてスカート壁10に形成されている第２の破断ライン
16が破断される（第５−Ｂ図）。スカート壁10の周方向
半分以上（180度以上）の領域が口頚部32の係止突条34
から離隔されると、口頚部32に対する外蓋４の係止が解
除され、しかる後においては外蓋４の全体が口頚部32か
ら離脱される（第５−Ｃ図）。
には、最初に、外蓋４における把持片12のリング形状部
に指をかけて、把持片12を半径方向外方に、次いで上方
に引っ張る。第５−Ａ図、第５−Ｂ図及び第５−Ｃ図
は、かような操作が加えられた際の複合容器蓋２の挙動
を図示している。把持片12を半径方向外方に引っ張る
と、スカート壁10に形成されている第１の破断ライン14
が破断され、そしてスカート壁10おける把持片12に隣接
する部位が上方に変位されて口頚部32の係止突条34から
離隔される（第５−Ａ図）。次いで、把持片12が上方に
引っ張られると、外蓋４の天面壁８及びスカート壁10が
把持片12に隣接する部位から直径方向反対側に向けて漸
次上方に変位され口頚部32の係止突条34から離隔され、
そしてスカート壁10に形成されている第２の破断ライン
16が破断される（第５−Ｂ図）。スカート壁10の周方向
半分以上（180度以上）の領域が口頚部32の係止突条34
から離隔されると、口頚部32に対する外蓋４の係止が解
除され、しかる後においては外蓋４の全体が口頚部32か
ら離脱される（第５−Ｃ図）。
而して、上述した通りにして外蓋４が離脱される際に
は、中栓６における接合リング30の上面は外蓋４におけ
る天面壁８の内面に接合せしめられている故に、接合リ
ング30も外蓋４に付随して上方に変位せしめられて口頚
部32から離脱される。接合リング30が上方に変位されて
口頚部32から離脱される間には、複数個の橋絡部28の内
の装着の際に破断されることなく維持されていたものが
破断され、かくして接合リング30が中栓６のその他の部
分から離隔される。第５−Ａ図、第５−Ｂ図及び第５−
Ｃ図を比較参照することによって容易に理解される通
り、外蓋４に付随する接合リング30の上方への変位は、
外蓋４における把持片12に隣接する部位から直径方向反
対側に向けて漸次に生成される。従って、複数個の橋絡
部28の破断も、同時ではなく把持片12に隣接して位置す
るものから直径方向反対側に位置するものに向けて漸次
に遂行される。それ故に、複数個の橋絡部28の破断に要
する力は充分に小さく、複数個の橋絡部28の破断に起因
して外蓋４の離脱に過大な力を要することはない。中栓
６における接合リング30以外の部分は、その嵌入壁18が
比較的緊密に口頚部32内に嵌入されていること等に起因
して、外蓋４に付随して上昇せしめられることなくその
まま口頚部32に残留する。
は、中栓６における接合リング30の上面は外蓋４におけ
る天面壁８の内面に接合せしめられている故に、接合リ
ング30も外蓋４に付随して上方に変位せしめられて口頚
部32から離脱される。接合リング30が上方に変位されて
口頚部32から離脱される間には、複数個の橋絡部28の内
の装着の際に破断されることなく維持されていたものが
破断され、かくして接合リング30が中栓６のその他の部
分から離隔される。第５−Ａ図、第５−Ｂ図及び第５−
Ｃ図を比較参照することによって容易に理解される通
り、外蓋４に付随する接合リング30の上方への変位は、
外蓋４における把持片12に隣接する部位から直径方向反
対側に向けて漸次に生成される。従って、複数個の橋絡
部28の破断も、同時ではなく把持片12に隣接して位置す
るものから直径方向反対側に位置するものに向けて漸次
に遂行される。それ故に、複数個の橋絡部28の破断に要
する力は充分に小さく、複数個の橋絡部28の破断に起因
して外蓋４の離脱に過大な力を要することはない。中栓
６における接合リング30以外の部分は、その嵌入壁18が
比較的緊密に口頚部32内に嵌入されていること等に起因
して、外蓋４に付随して上昇せしめられることなくその
まま口頚部32に残留する。
次いで、第５−Ｄ図に図示する如く、中栓６における
引張リング26に指をかけて上方に引張り、中栓６も口頚
部32から離脱せしめる。かくして口頚部32が開放され、
容器の内容物を口頚部32から適宜に排出して消費するこ
とが可能になる。一旦口頚部32を開放した後に、口頚部
32を一時的に再密封することが望まれる場合には、中栓
６（接合リング30はすでに離隔されていて存在しない）
のみを再び口頚部32に装着すればよい。
引張リング26に指をかけて上方に引張り、中栓６も口頚
部32から離脱せしめる。かくして口頚部32が開放され、
容器の内容物を口頚部32から適宜に排出して消費するこ
とが可能になる。一旦口頚部32を開放した後に、口頚部
32を一時的に再密封することが望まれる場合には、中栓
６（接合リング30はすでに離隔されていて存在しない）
のみを再び口頚部32に装着すればよい。
本発明に従って構成された複合容器蓋においては、容
器の口頚部に複合容器蓋を装着する際に中栓における複
数個の橋絡部の全てが切断されなくても、容器の口頚部
を開封する際に充分容易に且つ確実に残留橋絡部が破断
される。複数個の橋絡部の破断は漸次的に遂行される故
に、橋絡部の破断に過大な力を要することがなく、従っ
て口頚部の開封は常に充分容易に遂行される。
器の口頚部に複合容器蓋を装着する際に中栓における複
数個の橋絡部の全てが切断されなくても、容器の口頚部
を開封する際に充分容易に且つ確実に残留橋絡部が破断
される。複数個の橋絡部の破断は漸次的に遂行される故
に、橋絡部の破断に過大な力を要することがなく、従っ
て口頚部の開封は常に充分容易に遂行される。
第１図は、本発明に従って構成された複合容器蓋の好適
具体例を示す分解斜面図。 第２図は、第１図の複合容器蓋を所要通りに組合せた状
態で示す側面図。 第３図は、第１図の複合容器蓋における中栓を示す平面
図。 第４図は、第１図の複合容器蓋を容器の口頚部に装着し
た状態を示す断面図。 第５−Ａ図、第５−Ｂ図、第５−Ｃ図及び第５−Ｄ図
は、容器の口頚部に装着された第１図の複合容器蓋を口
頚部から離脱せしめて口頚部を開放する際の種々の段階
を示す断面図。 ２……複合容器蓋 ４……外蓋 ６……中栓 ８……外蓋の天面壁 10……外蓋のスカート壁 12……外蓋の把持片 14……外蓋の第１の破断ライン 16……外蓋の第２の破断ライン 18……中栓の嵌入壁 20……中栓の底面壁 22……中栓のフランジ壁 26……中栓の引張リング 28……中栓の橋絡部 30……中栓の接合リング 32……容器の口頚部
具体例を示す分解斜面図。 第２図は、第１図の複合容器蓋を所要通りに組合せた状
態で示す側面図。 第３図は、第１図の複合容器蓋における中栓を示す平面
図。 第４図は、第１図の複合容器蓋を容器の口頚部に装着し
た状態を示す断面図。 第５−Ａ図、第５−Ｂ図、第５−Ｃ図及び第５−Ｄ図
は、容器の口頚部に装着された第１図の複合容器蓋を口
頚部から離脱せしめて口頚部を開放する際の種々の段階
を示す断面図。 ２……複合容器蓋 ４……外蓋 ６……中栓 ８……外蓋の天面壁 10……外蓋のスカート壁 12……外蓋の把持片 14……外蓋の第１の破断ライン 16……外蓋の第２の破断ライン 18……中栓の嵌入壁 20……中栓の底面壁 22……中栓のフランジ壁 26……中栓の引張リング 28……中栓の橋絡部 30……中栓の接合リング 32……容器の口頚部
Claims (5)
- 【請求項１】外蓋と合成樹脂製中栓との組合せから構成
され、 該外蓋は円形天面壁、該天面壁の周縁から垂下する円筒
形スカート壁、及び該スカート壁の下端縁から延出する
把持片を有し、該スカート壁には少なくとも一対の破断
ラインが形成されており、 該中栓は円筒形嵌入壁、該嵌入壁の上端部から半径方向
外方に延びる環状フランジ壁、及び周方向に間隔を置い
て配設された複数個の橋絡部を介して該フランジ壁の外
周縁部に接続された接合リングを有し、 該中栓の該接合リングの上面は該外蓋の該天面壁の内面
に接合されている、ことを特徴とする複合容器蓋。 - 【請求項２】該中栓において該接合リングは該フランジ
壁の半径方向外方に位置し、該フランジ壁の上面は該接
合リングの上面よりも下方に変位せしめられている、請
求項１記載の複合容器蓋。 - 【請求項３】該中栓は該嵌入壁の下面を閉塞する底面
壁、及び該底面壁の上面に接続されている引張リングを
有する、請求項１又は２記載の複合容器蓋。 - 【請求項４】該外蓋の少なくとも該天面壁及び該スカー
ト壁は金属薄板製である、請求項１から３までのいずれ
かに記載の複合容器蓋。 - 【請求項５】該外蓋の該スカート壁には該把持片の両側
縁に合致乃至近接した角度位置にて該スカート壁の下端
壁から上端部まで上方に延びる第１の破断ライン対と、
該把持片の周方向中心に対して周方向両側に夫々略90度
以上の角度間隔を置いた位置にて該スカート壁の下端縁
から上端部まで上方に延びる第２の破断ライン対とが形
成されている、請求項４記載の複合容器蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1056150A JP2720190B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 複合容器蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1056150A JP2720190B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 複合容器蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02242754A JPH02242754A (ja) | 1990-09-27 |
| JP2720190B2 true JP2720190B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=13019058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1056150A Expired - Fee Related JP2720190B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 複合容器蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2720190B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0519144U (ja) * | 1991-06-04 | 1993-03-09 | 株式会社柴崎製作所 | キヤツプ |
| JP2584435Y2 (ja) * | 1991-11-11 | 1998-11-05 | 三笠産業株式会社 | ポリエチレンテレフタレート製容器 |
| JP2566900Y2 (ja) * | 1991-11-14 | 1998-03-30 | 日本クラウンコルク株式会社 | 替え栓機能付リングプルキャップ |
| JP2916097B2 (ja) * | 1995-02-13 | 1999-07-05 | 大東産業株式会社 | 炭酸飲料用壜の壜口封止装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54109756U (ja) * | 1978-01-13 | 1979-08-02 | ||
| JPS56135454U (ja) * | 1980-03-11 | 1981-10-14 | ||
| JPH0449090Y2 (ja) * | 1986-12-19 | 1992-11-18 |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP1056150A patent/JP2720190B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02242754A (ja) | 1990-09-27 |
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Legal Events
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