JPH018466Y2 - - Google Patents

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JPH018466Y2
JPH018466Y2 JP15543884U JP15543884U JPH018466Y2 JP H018466 Y2 JPH018466 Y2 JP H018466Y2 JP 15543884 U JP15543884 U JP 15543884U JP 15543884 U JP15543884 U JP 15543884U JP H018466 Y2 JPH018466 Y2 JP H018466Y2
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case
driven lever
lever
baffle plate
spoiler
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ルーフの後端部に取付けられたケー
スに導風板が枢支され、空気抵抗を軽減するスポ
イラ位置とリヤウインド上の塵埃を払拭する払拭
位置との間で導風板を切換可能な可変式ルーフス
ポイラの駆動機構に関する。
(従来の技術) 従来の可変式ルーフスポイラとしては、特開昭
54−157925号公報に開示されている速度感応式な
どがある。本願出願人はこれを改良し、遠隔操作
可能の可変式ルーフスポイラとして、例えば、導
風板と共にケースに枢支された従動レバーと、駆
動部側に連結され、かつケースに枢支された駆動
レバーとがケース内に配設され、従動レバーに穿
設されたスロツトと、駆動レバーに突設されたピ
ンとの係合により、導風板をスポイラ位置に切換
保持する第1位置と、導風板を払拭位置に切換保
持する第2位置との間で揺動反転可能に前記両レ
バーを結合し、前記駆動部側からの駆動力によつ
て前記駆動レバーを回動させると、前記ピンおよ
びスロツトを介して前記従動レバーが回動し、前
記導風板がスポイラ位置側あるいは払拭位置側に
回動するようにしたものを提案している。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、この可変式ルーフスポイラに更に改
良を加えたものであつて、上述したような駆動機
構では、前記ピンおよびスロツトの係合部の隙間
および駆動レバーの枢軸部の隙間があり、駆動レ
バーおよび従動レバーがガタつくので、風圧等の
外力によつて導風板が逆転するのを防止する逆転
防止機能を前記両レバーに持たせたとしても、車
両走行時の振動によつて前記両レバーがガタつく
ことにより前記逆転防止機能が失なわれ、導風板
が前記外力によつて逆転してしまうことが懸念さ
れ、このような懸念を解消するためには、ピンお
よびスロツトの係合精度を高くする必要があり、
その結果生産性が低下しコストが高くなつてしま
うという問題があつた。
本考案は、このような問題点に着目して成され
たもので、前記駆動レバーおよび従動レバーが前
記第1位置および第2位置に変位した際に、該従
動レバーが圧接するバンパを前記ケースと該従動
レバーとの間に介設することにより、上記問題点
を解決することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するための本考案の要旨は、
ルーフ後端部に取付けられたケースに導風板が枢
支され、空気抵抗を軽減するスポイラ位置とリヤ
ウインド上の塵埃を払拭する払拭位置との間で前
記導風板を切換可能な可変式ルーフスポイラの駆
動機構において、前記導風板と共に前記ケースに
枢支された従動レバーと、駆動部側に連結され、
かつ前記ケースに枢支された駆動レバーとを前記
ケース内に設け、該従動レバーに穿設されたスロ
ツトと、該駆動レバーに突設されたピンとの係合
により、前記導風板を前記スポイラ位置に切換保
持する第1位置と該導風板を前記払拭位置に切換
保持する第2位置との間で揺動反転可能に前記両
レバーを結合し、さらに、前記従動レバーが前記
第1位置および第2位置に変位した際に、該従動
レバーが圧接するバンパを前記ケースと該従動レ
バーとの間に介設したことを特徴とする可変式ル
ーフスポイラの駆動機構に存する。
(作用) そして、上記可変式ルーフスポイラの駆動機構
では、前記駆動レバーおよび従動レバーが前記第
1位置に変位した際には、従動レバーが一方のバ
ンパに圧接し、該両レバーが前記第2位置に変位
した際には、従動レバーが他方のバンパに圧接す
るので、前記ピンおよびスロツトの係合部の隙間
および前記駆動レバーの枢軸部の隙間が片側に寄
せられる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明
する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示してお
り、自動車1のルーフ後端部10に取付けられた
ケース2および支持部材21,22に導風板3が
枢支され、空気抵抗を軽減するスポイラ位置とリ
ヤウインド4a上の塵埃を払拭する払拭位置との
間で導風板3が回動可能になつている。
前記ルーフ後端部10は、図に示す実施例の場
合にはバツクドア4の上縁部40によつて形成さ
れ、バツクドア式の自動車でない場合にはルーフ
1a自体の後端部である。
導風板3をスポイラ位置(第1図に実線で示す
位置)と払拭位置との間で切換える可変式ルーフ
スポイラの駆動機構として、導風板3と共にケー
ス2に枢支された従動レバー5と、ケース2に枢
支された駆動レバー6とがケース2内に配設され
ている。
従動レバー5は、ケース2に軸支された回転軸
50と一体的に形成されており、回転軸50の両
端にはブラケツト51,51がナツトにより締結
されている。ブラケツト51,51に導風板3が
固定されている。すなわち、導風板3は回転軸5
0によつて従動レバー5と共にケース2に枢支さ
れている。
駆動レバー6は、軸穴61がケース2のボス部
23に嵌合してケース2に枢支されており、かつ
ケース2に枢支されたアイドルギア7および該ア
イドルギア7に連結されたワイヤ8を介してモー
タ等の駆動部側に連結されている。
従動レバー5にはスロツト52が穿設され、駆
動レバー6にはピン62が突設されている。この
スロツト52とピン62との係合により、導風板
3をスポイラ位置に切換保持する第1位置(第1
図の実線で示す位置)と、導風板3を払拭位置に
切換保持する第2位置(第1図の鎖線で示す位
置)との間で揺動反転可能に従動レバー5および
駆動レバー6が結合されている。
なお、前記第1位置および第2位置において、
回転軸50の中心O1とピン62の中心O2とを
結ぶ線がスロツト52の中心を通り、かつ中心O
1、中心O2および駆動レバー6の回転中心O3
を結び線によつて略直角三角形が形成されるよう
にピン62およびスロツト52が設けられてい
る。すなわち、第1位置および第2位置において
は、風圧等の外力によつて導風板3が逆転しない
ように逆転防止機能がピン62およびスロツト5
2により前記両レバー5,6に付与されている。
さらに、従動レバー5および駆動レバー6が前
記第1位置および第2位置に変位した際に、従動
レバー5が圧接する2つのバンパ91,92がケ
ース2に固設されている。
上記構成を有する可変式ルーフスポイラの駆動
機構では、第1図の実線で示すように従動レバー
5および駆動レバー6が第1位置に切換わり、導
風板3がスポイラ位置に切換わつている場合に
は、従動レバー5がバンパ91に圧接している。
したがつて、スロツト52およびピン62の係
合部の隙間および駆動レバー6の軸穴61とケー
ス2のボス部23との隙間が片側に寄せられ、前
記両レバー5,6はガタつかない。
そして、モータ等の駆動部側の駆動力によつて
ワイヤ8およびアイドルギア7を介して駆動レバ
ー6を回動させ、第1図の鎖線で示すように従動
レバー5および駆動レバー6を第2位置に切換え
ると、導風板3が払拭位置に切換わる。
このように、前記両レバー5,6が第2位置に
切換わつた場合においても、従動レバー5がバン
パ92に圧接するので、スロツト52およびピン
62の係合部の隙間および駆動レバー6の軸穴6
1とケース2のボス部23との隙間が片側に寄せ
られ、前記両レバー5,6はガタつかない。
なお、上記実施例とは逆に、バンパを従動レバ
ー5側に固設してもよい。
(考案の効果) 本考案に係る可変式ルーフスポイラの駆動機構
によれば、駆動レバーおよび従動レバーが第1位
置および第2位置に変位した際に該従動レバーが
バンパに圧接することにより、ピンおよびスロツ
トの係合部の隙間および駆動レバーの枢軸部の隙
間が片側に寄せられるので、前記両レバーがガタ
つかず、したがつてピンおよびスロツトの係合精
度を高くする必要がなく、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示してお
り、第1図は要部を示す縦断面図、第2図は自動
車の後部を示す斜視図、第3図は第1図の−
線断面図である。 10……ルーフ後端部、2……ケース、3……
導風板、4a……リヤウインド、5……従動レバ
ー、6……駆動レバー、52……スロツト、62
……ピン、91……バンパ、92……バンパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフ後端部に取付けられたケースに導風板が
    枢支され、空気抵抗を軽減するスポイラ位置とリ
    ヤウインド上の塵埃を払拭する払拭位置との間で
    前記導風板を切換可能な可変式ルーフスポイラの
    駆動機構において、前記導風板と共に前記ケース
    に枢支された従動レバーと駆動部側に連結され、
    かつ前記ケースに枢支された駆動レバーとを前記
    ケース内に設け、該従動レバーに穿設されたスロ
    ツトと、該駆動レバーに突設されたピンとの係合
    により、前記導風板を前記スポイラ位置に切換保
    持する第1位置と該導風板を前記払拭位置に切換
    保持する第2位置との間で揺動反転可能に前記両
    レバーを結合し、さらに、前記従動レバーが前記
    第1位置および第2位置に変位した際に、該従動
    レバーが圧接するバンパを前記ケースと該従動レ
    バーとの間に介設したことを特徴とする可変式ル
    ーフスポイラの駆動機構。
JP15543884U 1984-10-15 1984-10-15 Expired JPH018466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15543884U JPH018466Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

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JP15543884U JPH018466Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6170186U JPS6170186U (ja) 1986-05-13
JPH018466Y2 true JPH018466Y2 (ja) 1989-03-07

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