JPH018450Y2 - - Google Patents

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JPH018450Y2
JPH018450Y2 JP16909084U JP16909084U JPH018450Y2 JP H018450 Y2 JPH018450 Y2 JP H018450Y2 JP 16909084 U JP16909084 U JP 16909084U JP 16909084 U JP16909084 U JP 16909084U JP H018450 Y2 JPH018450 Y2 JP H018450Y2
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) この考案は、寝台車の下段座席を軽快かつ静か
にベツトに展張、収熱自在にすることを目的とし
た寝台車における寝台展張装置に関する。
(従来技術) 従来の寝台車の寝台は、第1図に示すように、
上段ベツドU、中段ベツドMおよび下段ベツドD
は何れも巾狭ベツドであり、少なくとも下段ベツ
ドだけでも巾広のベツドに展張、収納自在のもの
は皆無であり、特に体躯の大きい人には窮屈で、
極めて不具合であつた。図中Lは脚台、Cはカー
テン、Wは隔壁を示す。
(考案の構成) この考案は、上述の不具合に鑑み、下段ベツト
に可動クツシヨンをリンク機構およびダンパ機構
により、軽快に、かつ静かに展張、収納自在にし
たもので、この考案を実施例の図に基づいて説明
する。
実施例 第2図乃至第16図に示すように、寝台展張装
置1は、床F上に取付けた脚台2の上面後縁に後
部支持台3を突設し、上面前縁には前部支持台4
を前記後部支持台3と平行にかつほぼ同じ高さに
形成し、この前部支持台4の後縁にヒンジ5を介
して角度調節金具6を内側へ回動自在に装着す
る。
一方、脚台2の左右両端部の底面前部に支持金
具7,7をそれぞれ定着し、この支持金具7,7
の前部に支点8,8を有する〓形状の前部リンク
9,9の基端間をパイプ10により回動自在に連
結し、前部リンク9,9の基部附近に突設した突
出部14,14に、基部15,15を軸着したス
テイダンパ16,16のロツド17,17の先端
を脚台2の底面後部に設けた取付板18,18に
ピン19,19を介して装着し、前部リンク9,
9の水平部20,20の前端を、可動クツシヨン
21の取付材22,22の突出部23,23の基
部に軸着24,25し、脚台2の前壁26の上端
にリンク受けゴム27,27を上面に定着した前
部のリンク受け28,28を設け、脚台2の底面
後部に、上面に別のリンク受けゴム29,29を
定着した前傾斜面30,30をもつた後部のリン
ク受け台31,31を突設する。
前記可動クツシヨン21の取付材22,22の
上縁には内側に向けて取付板32,32を形成
し、取付材22の外側面33には取手34を固設
する。
図中11は支持金具7後端の支点、12は後部
リンク、13は後部リンク12軸のパイプ、35
は可動クツシヨン21の収納部、36は固定クツ
シヨン、37はゴム脚を示す。
(考案の作用) この考案の作用を、実施例の図に基づいて説明
すると、第2図乃至第15図に示すように、寝台
を展張し簡易個室として使用する場合は、昼間に
椅子の座褥として使用していた固定クツシヨン3
6をはね上げ、次いで可動クツシヨン21の取付
材22,22の外側面33に取付けた取手34を
とつて、収納部35内にある可動クツシヨン21
を第4図に示す矢印R方向に引上げるように回動
させると、可動クツシヨン21は、前部リンク
9,9および後部リンク12,12によるリンク
機構と前部リンク9,9に取付けられたステイダ
ンパ16,16によるダンパ機構により軽快にか
つ静かに引上げられ、可動クツシヨン21の取付
材22の突出部23と前部リンク9,9の水平部
20,20の下面が脚台2の前壁26の上縁の前
部リンク受け28,28のリンク受けゴム27,
27に静かに当接し、可動クツシヨン21は水平
に脚台2の前方上方に展張される。
また、簡易個室から一般の座席として使用する
場合には、可動クツシヨン21を収納する。
この時は逆に、水平に載置された固定クツシヨ
ン36をはね上げて角度調節金具6を第5図に示
す矢印Q′方向に回動させて引き起こし、次に取
手34をとつて第4図に示す矢印R′方向に回動
させると、リンク機構とダンパ機構により可動ク
ツシヨン21は軽快に静かに回動し、脚台2内の
後部のリンク受け台31,31の前傾斜面30上
のリンク受けゴム29に当接して止まり、収納部
35内に収納され、次に固定クツシヨン36を後
部支持台4と角度調節金具6上に載置すると、固
定クツシヨン36は上傾した角度をもつた座褥と
なる。
(考案の効果) この考案は上述の構成にしたので次の利点を有
する。
(1) リンク機構とダンパ機構の併用により、可動
クツシヨン21の展張、収納が極めて軽快、円
滑となり誰でも容易に操作することができ、し
かも静かに操作できるので、他人の迷惑になら
ない。
(2) 下段ベツドが容易に展張されることにより巾
広のベツドが構成されるので、体躯の大きい乗
客等が楽に安眠できるばかりでなく、向い側と
接続すると、広いフアミリーコンパーメントが
容易に構成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の寝台車の寝台の側面図、第2図
はこの考案の実施例の略線正面図、第3図は同、
側面図、第4図は第2図におけるA−A視図、第
5図は第2図におけるB−B視図、第6図は前部
リンクの正面図、第7図は同、側面図、第8図は
脚台底部の平面図、第9図は同、側面図、第10
図は第4図におけるC−C視拡大図、第11図は
第4図におけるD−D視拡大図、第12図は可動
クツシヨン取付材の平面図、第13図は同、側面
図、第14図は同、正面図、第15図は機能部の
展張時の斜視図、第16図は同、格納時の斜視図
である。 主要部分の符号の説明、1……寝台展張装置、
2……脚台、3……後部支持台、4……前部支持
台、5……ヒンジ、6……角度調節金具、7……
支持金具、8……支点(前部リンク下端の)9…
…前部リンク、11……支点(後部リンク下端
の)、12……後部リンク、15……基部(ステ
イダンパの)、16……ステイダンパ、17……
ロツド、18……取付板(ロツド先端の)、21
……可動クツシヨン、22……取付板(可動クツ
シヨンの)、26……前壁(脚台の)、28……リ
ンク受け(前)、31……リンク受け台(後)、3
4……取手、35……収納部、F……床。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床F上に取付けた脚台2の後部上縁に設けた後
    部支持台3と前部上縁に形成した前部支持台との
    間に形成された収納部と、脚台2の左右両端部の
    底面前部に取付けた支持金具7,7と、この支持
    金具7,7上にそれぞれ支点8,8および支点1
    1,11を有する前部リンク9,9および後部リ
    ンク12,12の先端に可動クツシヨン21の取
    付材22,22を軸着したリンク機構と、前記前
    部リンク9,9の一部に基部15,15を軸着し
    たステイダンパ16,16のロツド17,17の
    先端を脚台2の底面後部に設けた取付板18,1
    8にそれぞれ軸着したダンパ機構と、前記前部支
    持台4上に内側へ回動自在に取付けた角度調節金
    具6と、脚台2の前壁26上に取付けた前部のリ
    ンク受け28,28と、脚台2の底面後部に形成
    したリンク受け台31,31とからなる寝台展張
    装置。
JP16909084U 1984-11-07 1984-11-07 Expired JPH018450Y2 (ja)

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JP16909084U JPH018450Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

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JP16909084U JPH018450Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

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JPS6184073U JPS6184073U (ja) 1986-06-03
JPH018450Y2 true JPH018450Y2 (ja) 1989-03-07

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JPS6184073U (ja) 1986-06-03

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