JPH018442Y2 - - Google Patents

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JPH018442Y2
JPH018442Y2 JP1731282U JP1731282U JPH018442Y2 JP H018442 Y2 JPH018442 Y2 JP H018442Y2 JP 1731282 U JP1731282 U JP 1731282U JP 1731282 U JP1731282 U JP 1731282U JP H018442 Y2 JPH018442 Y2 JP H018442Y2
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JP
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locking
interior material
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small parts
corner
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JP1731282U
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JPS58119441U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用内装材に懐中電灯あるいは
発煙筒等の小物部品を収容するための小物部品ホ
ルダに関するものである。
最近では懐中電灯や非常時の際に用いる発煙筒
等においては、自動車の内部の可及的に目に付き
易い場所に置くためにまた、これら部品による室
内への突出量を可及的に小さくするために合成樹
脂成形体からなる内装材に凹所を形成しておき、
この凹所に上記懐中電灯または発煙筒等を収容す
るようにしたものが開発されている。
この内装材の形状としては、上記懐中電灯の外
形状あるいは発煙筒の外形状に略等しく形成され
た収納用の凹部を形成するとともに、その凹部周
縁に保持ブロツク部分をやや内装材側面より突出
した形態で形成し、この収納用凹部内に上記小物
部品を収納するようにしている。
従つてこのように構成すれば自動車内部の側面
の比較的目立ち易い部分であつてしかも余り突出
する部分がないために収納時には邪魔にならず、
しかも非常時の際においても直ちに取出すことが
できる。
しかしながらこのような内装材において上記小
物物品を収納用凹部内に保持した状態で固定して
おくためにはその収納凹部および保持ブロツクの
内周部に係止用の弾性突起を突出形成してこれを
保持するようにしているが、このような場合には
例えば射出成形あるいはプレス成形時等において
その突起部分がアンダーカツトとなつてしまうた
めに、成形時にその突起を一体に突設することは
極めて難しいものである。
また、このために例えば内側部に切り起こしに
より突起を突設するようにするか、あるいは別体
の係止用の保持機構を設けるかしているが、前者
にあつてはその切り抜き部分が小物物品を収納用
凹部から取り去つた場合に、外方から見えてしま
い、見栄え的に悪いとともに、後者にあつては取
付工数が増加し、コストアツプの原因となる。
そこでこの考案は内装材の隅部側縁部に薄肉ヒ
ンジ部を介して回動自在に一体化された係止バン
ドを設け、この係止バンドにより上記収納用凹部
内に収容された小物物品の締付け固定を行なうよ
うにし、これによつて成形時における型抜きが極
めて容易であつてしかも見栄え上も向上できるよ
うにした自動車用内装材における小物部品ホルダ
を提供するものである。
以下この考案の一実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
第1図はこの考案を適用する自動車用内装材を
示すもので、このものは例えばボデーサイド等の
トリムメンバーであつて、その外形はインナーパ
ネルの内部曲面および凹凸に対応する形状をもつ
て射出成形等により一体的に形成されたものであ
る。そしてこの内装材1の一側部隅部には例えば
発煙筒等のような円筒状物品を収納するための円
筒状に形成された収納用凹部2と、この凹部の両
側部および底部に一体的に突設された保持ブロツ
ク3,4とよりなる。そしてこの各保持ブロツク
3,4のうち、上記内装材1の隅部側に形成され
た保持ブロツク3の側縁部には薄肉ヒンジ部5を
介して回動可能な係止バンド6が一体的に形成さ
れている。
そして、この係止バンド6の回動端には係止爪
部6aが一体に突設されているとともに、該係止
バンド6は上記収納用凹部2の上面にかけ渡さ
れ、該保持ブロツク3の他側部側に対向形成され
た保持ブロツク3側にその回動端が係止されるよ
うになつている。そして他側部側の保持ブロツク
3の上面には係止用の孔7が対向形成されてお
り、従つて、第2図に示すように例えば発煙筒1
0を上記収納用凹部2内に収納した状態で、上記
薄肉ヒンジ部5を基点に係止バンド6を回動せし
め、これの先端に設けられた係止爪6aを係止孔
7内に差し込めばこのバンド6の張力によつて発
煙筒10は良好に保持されることになる。
なお、上記実施例において係止バンドおよび係
止爪はそれぞれ複数箇所平行して設けるようにし
てもよいことは勿論である。また上記係止爪6a
はバンド6の幅方向両側に突出する形状に形成し
たが、厚み方向に突出して設けるようにしてもよ
い。
以上実施例により説明したようにこの考案に係
る自動車用内装材における小物部品ホルダにあつ
ては上述のような係止バンドを隅部側縁部に薄肉
ヒンジ部を介して一体的に設けることにより、該
内装材に小物部品ホルダを一体に設ける際におけ
る型抜き上の問題が全くなく、しかも別体の係止
機構を設けるものに比して構造が極めて簡単であ
るとともに、その外観上極めて見栄えが良くなる
等の種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る自動車用内装材を示す
斜視図、第2図は第1図における−線部分拡
大断面図である。 1……内装材、2……収納用凹部、3……保持
ブロツク、5……薄肉ヒンジ部、6……係止バン
ド、6a……係止爪、7……係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂成形体からなる内装材の隅部に形成さ
    れた収納用凹部と、該収納用凹部の周縁に突出形
    成された保持ブロツクとにより小物部品を半埋設
    状態に収容するとともに、上記保持ブロツクの内
    装材隅部側縁部に薄肉ヒンジ部を介して回動可能
    に形成されて上記収納用凹部の上面に掛け渡され
    る係止バンドと、この係止バンドの回動端に一体
    に突設された係止爪と、この係止爪の対向面に形
    成され、係止爪の先端を弾撥的に係合する係止孔
    を備えてなる自動車用内装材における小物部品ホ
    ルダ。
JP1731282U 1982-02-10 1982-02-10 自動車用内装材における小物部品ホルダ Granted JPS58119441U (ja)

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JP1731282U JPS58119441U (ja) 1982-02-10 1982-02-10 自動車用内装材における小物部品ホルダ

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JP1731282U JPS58119441U (ja) 1982-02-10 1982-02-10 自動車用内装材における小物部品ホルダ

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Publication Number Publication Date
JPS58119441U JPS58119441U (ja) 1983-08-15
JPH018442Y2 true JPH018442Y2 (ja) 1989-03-07

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JP1731282U Granted JPS58119441U (ja) 1982-02-10 1982-02-10 自動車用内装材における小物部品ホルダ

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JP2586871Y2 (ja) * 1992-01-31 1998-12-14 株式会社小松製作所 グリースポンプの格納装置

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JPS58119441U (ja) 1983-08-15

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