JPH017806Y2 - - Google Patents

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JPH017806Y2
JPH017806Y2 JP8956082U JP8956082U JPH017806Y2 JP H017806 Y2 JPH017806 Y2 JP H017806Y2 JP 8956082 U JP8956082 U JP 8956082U JP 8956082 U JP8956082 U JP 8956082U JP H017806 Y2 JPH017806 Y2 JP H017806Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動扉における駆動ボツクス及び制
御ボツクスの取付機構に関する。
一般に、実用に供されている自動扉において
は、据付作業の能率を上げるため、駆動源である
モータとその回転を減速して出力する駆動列を1
つのケーシングに収納して駆動ボツクスとすると
共に、扉の開閉動を制御する電気回路等の制御装
置を別のケーシングに収納して制御ボツクスと
し、据付工事の際これらの駆動ボツクスと制御ボ
ツクスを所定の場所に設置するようにしている。
より具体的には、第1図に示すように、駆動ボツ
クス1及び制御ボツクス2は、通常、扉の上方に
配設される上下一対の取付レール3から突出する
ボルト4とこれに螺合するナツト5との締結によ
り、夫々4個所ずつ取付レール3に固定されて取
り付けられる。そして、その取付けに当つては、
先ず駆動ボツクス1が取付レール3上の所定の位
置、すなわち出力軸6に取り付けられたスプロケ
ツト7からチエーン等の伝動部材8を介して扉
(図示せず)を駆動することができる位置に固定
され、しかる後、制御ボツクス2が駆動ボツクス
1に隣接する位置に固定されると共に両者が電気
的に接続される。かかる取付作業により、駆動ボ
ツクス1及び制御ボツクス2は所定の位置に的確
に設置される。
ところが、上記の取付作業にあつては、駆動ボ
ツクス1を4組のボルトとナツトで締め付けて固
定した後、更に4組のボルトとナツトで制御ボツ
クス2を固定しなければならず、このような4個
所のボルトとナツトの締付作業を2度行うことは
煩わしく、また、駆動ボツクス1に対して制御ボ
ツクス2を迅速且つ正確に位置付けることは容易
ではなく、比較的時間のかかる作業であつた。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、駆動ボツクスを所定の位置に固
定した後制御ボツクスを迅速且つ的確に位置付け
て固定することができる取付機構を提供すること
である。
本考案によれば、上記目的を達成するものとし
て、扉を開閉動するための駆動列を収納した駆動
ボツクスと該駆動列による扉の開閉動を制御する
ための制御装置を収納して制御ボツクスとを、一
対の平行な取付レール上に突出するボルトとナツ
トの結合により相互に隣接して取り付けるため
の、自動扉における駆動ボツクス及び制御ボツク
スの取付機構にして、前記一対の取付レールの長
さ方向において前記駆動ボツクスの底部両端から
外側に張出して形成され、該一対の取付レール上
に位置する各張出部の部位にボルト貫通孔を有す
る駆動ボツクス取付部と、同様に前記一対の取付
レールの長さ方向において前記制御ボツクスの底
部両端から外側に張出して形成され、該一対の取
付レール上に位置する各張出部の部位にボルト貫
通孔を有する制御ボツクス取付部とを含み、該駆
動ボツクス取付部は、該駆動ボツクスが該一対の
取付レール上に取り付けられたとき該取付部の制
御ボツクス側の張出部の先端から該一対のボルト
貫通孔の各々の位置まで該取付レールの上面との
間に所定の高さの間隙を形成する一対の切欠部を
有し、該制御ボツクス取付部は、その駆動ボツク
ス側の張出部に形成された一対のボルト貫通孔が
夫々該張出部の先端まで延びて開口しており、取
付けの際には、該駆動ボツクス取付部の該一対の
切欠部によつて該一対の取付レール上に形成され
た間隙内に該制御ボツクス取付部の該駆動ボツク
ス側の張出部を押し込むことにより、該駆動ボツ
クスに対して該制御ボツクスが位置決めされ且つ
連結されることを特徴とする、自動扉における駆
動ボツクス及び制御ボツクスの取付機構が提供さ
れる。
以下、第2図乃至第5図を参照して本考案の具
体例について詳細に説明する。
先ず第2図及び第3図を参照して説明すると、
駆動ボツクス1は、その底部の四隅から外側に張
出した4個の張出部から成る駆動ボツクス取付部
(第2図及び第3図には、制御ボツクス2を取り
付ける側の2個の張出部11a及び11bのみ図
示されている。)を有する。この駆動ボツクス取
付部は、第2図に示すように一対の取付レール3
a,3bの各々の上に位置する各張出部の部位に
ボルト貫通孔12を有する。そして、制御ボツク
ス2と反対の側に位置する2つの張出部は、取付
レール3a,3bから突出したボルト4を夫々の
ボルト貫通孔12に通してナツト5で締め付ける
ことにより、各取付レール3a,3bの上面に当
接して固定されるようになつており、この点は従
来のものと同様である。
これに対し、図示されている制御ボツクス側の
2個の張出部11a及び11bは、第3図に明確
に示すように、各々の先端からボルト貫通孔12
の位置までの底部に切欠部13を有する。これら
の切欠部13は、駆動ボツクス1を第2図に示す
ように取り付けたとき各取付レール3a,3bと
の間に所定の高さl1(第5図)の間隙を形成する
ために設けられたものであり、その間隙内には、
後述の如く制御ボツクス2の駆動ボツクス側の張
出部が押し込まれて固定される。
また、図示の具体例においては、上記切欠部1
3の中央にガイド突起14が設けられている。こ
のガイド突起14は、各取付レール3a,3bに
形成されたボルト取付溝15の幅より若干小さ
く、各取付溝内に摺動自在に嵌合するように形成
され、更にその長さ方向の先端は第3図に示すよ
うに丸みがつけられていることが好ましい。ま
た、ガイド突起14の突出高さは、第4図に示す
ように、各取付レール3a,3bのボルト取付溝
15内に嵌合したときガイド突起14の底面がボ
ルト4の頭部4aに当接するように設定されるこ
とが好ましい。
他方、制御ボツクス2は、第2図に示すよう
に、底部両端がそのまま外側に張出した形の2個
の張出部21及び22から成る制御ボツクス取付
部を有し、この取付部も各取付レール3a,3b
上に位置する各張出部21,22の部位にボルト
貫通孔を有するが、駆動ボツクス1側の一対の貫
通孔23a及び23bは張出部21の先端まで延
びて開口している。尚、反対側のボルト貫通孔2
4a及び24bは通常の円形の穴である。
上記制御ボツクス取付部の駆動ボツクス側の張
出部21は、後に詳述するように駆動ボツクス取
付部の制御ボツクス側張出部11a,11bと取
付レール3a,3bとの間に形成される間隙内に
押し込まれて連結されるのであるが、その連結を
より確実にするために、開口した一対のボルト貫
通孔23a及び23bを規定する両側の部分を屈
曲せしめて一対の突起部25a及び25bを形成
することが好ましく、その場合各突起部25a,
25bの高さl2(第5図)は、前述した間隙の高
さl1よりやや高くなるようにする。
次に、上記駆動ボツクス1と制御ボツクス2を
取付ける作業手順について説明する。
最初に、駆動ボツクス1を一対の取付けレール
3a及び3b上に固定するのであるが、そのため
に従来通り4本のボルト4を各取付けレールから
2本ずつ突出させておき、その上方に駆動ボツク
ス1を置いて、その取付部を構成する4個の張出
部のボルト貫通孔12に夫々ボルト4を通し、ワ
ツシヤを挾んでナツト5で締め付けることによ
り、駆動ボツクス1を固定する(第2図及び第4
図参照)。
図示の具体例によれば、上記駆動ボツクス1の
取付けに際し、ガイド突起14は各取付レール3
a,3bのボルト取付溝15内に摺動自在に嵌合
するので、駆動ボツクス1を取付溝15に沿つて
長さ方向に移動せしめることにより、容易に位置
決めすることができる。また、ガイド突起14の
突出端すなわち底面がボルトの頭部4aに当接す
るので、ナツト5で駆動ボツクス取付部の各張出
部11a,11bを締め付けたとき、過度の締め
付けによつてボルト4の頭部4aが、各取付レー
ルのボルト取付溝15を規定する端縁部を変形な
いし屈曲せしめるのを防止することができる。
駆動ボツクス1を上記のようにして取り付けた
後、その横に隣接して制御ボツクス2を連結し固
定するのであるが、それには先ず制御ボツクス2
の駆動ボツクスと反対側の張出部22が取り付け
られる取付レール3a,3bの部位に2本のボル
ト4を突出させておく(第2図)。そして、各ボ
ルトの上方に張出部22を位置させてその一対の
ボルト貫通孔24a及び24bに夫々ボルト4を
通す一方、駆動ボツクス側の張出部21の一対の
ボルト貫通孔23a及び23b内に駆動ボツクス
1の2本のボルト4が夫々入つて各貫通孔の終端
に当たるまで、張出部21を駆動ボツクス取付部
と取付レールとの間に押し込む。このとき、図示
の具体例では各ボルト貫通孔23a,23bの周
囲に突起部25a及び25bが形成され且つその
高さは間隙の高さより高いので、各突起部25
a,25bは下方に弾性変形して間隙内に押し込
まれる。かくして、張出部21は上記間隙内にし
つかりと連結,固定される。
以上のように、本考案によれば、駆動ボツクス
を所定の位置に取り付けた後、制御ボツクスは、
駆動ボツクス取付部と取付レールとの間の間隙に
押し込むだけで容易に位置決め及び連結すること
ができ、しかもボルトとナツトによる締付けは駆
動ボツクスと反対側の制御ボツクス取付部だけで
よいので、取付作業の能率が飛躍的に向上すると
いう顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の駆動ボツクス及び制御ボツク
スの取付機構を示す図で、同図aは横方向から見
た取付状態を示し、同図bはaにおける−線
断面図である。第2図は、本考案による取付機構
を示す斜面図。第3図は、第2図に示された駆動
ボツクスの取付部の構造を示す。底面側から見た
斜面図。第4図は、第2図の駆動ボツクス取付部
の取付状態を示す断面図で、同図bはaにおける
−線断面図である。第5図は、駆動ボツクス
と制御ボツクスの連結部分を示す説明図。 1……駆動ボツクス、2……制御ボツクス、3
……取付レール、4……ボルト、5……ナツト、
11a及び11b……張出部、12……ボルト貫
通孔、13……切欠部、14……ガイド突起、1
5……ボルト取付溝、21及び22……制御ボツ
クスの張出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 扉を開閉動するための駆動列を収納した駆動
    ボツクスと該駆動列による扉の開閉動を制御す
    るための制御装置を収納した制御ボツクスと
    を、一対の平行な取付レール上に突出するボル
    トとナツトの結合により相互に隣接して取り付
    けるための、自動扉における駆動ボツクス及び
    制御ボツクスの取付機構にして、 前記一対の取付レールの長さ方向において前
    記駆動ボツクスの底部両端から外側に張出して
    形成され、該一対の取付レール上に位置する各
    張出部の部位にボルト貫通孔を有する駆動ボツ
    クス取付部と、 同様に前記一対の取付レールの長さ方向にお
    いて前記制御ボツクスの底部両端から外側に張
    出して形成され、該一対の取付レール上に位置
    する各張出部の部位にボルト貫通孔を有する制
    御ボツクス取付部とを含み、 該駆動ボツクス取付部は、該駆動ボツクスが
    該一対の取付レール上に取り付けられたとき該
    取付部の制御ボツクス側の張出部の先端から該
    一対のボルト貫通孔の各々の位置まで該取付レ
    ールの上面との間に所定の高さの間隙を形成す
    る一対の切欠部を有し、 該制御ボツクス取付部は、その駆動ボツクス
    側の張出部に形成された一対のボルト貫通孔が
    夫々該張出部の先端まで延びて開口しており、
    取付けの際には、該駆動ボツクス取付部の該一
    対の切欠部によつて該一対の取付レール上に形
    成された間隙内に該制御ボツクス取付部の該駆
    動ボツクス側の張出部を押し込むことにより、
    該駆動ボツクスに対して該制御ボツクスが位置
    決めされ且つ連結されることを特徴とする、自
    動扉における駆動ボツクス及び制御ボツクスの
    取付機構。 2 前記制御ボツクス取付部は、その駆動ボツク
    ス側張出部の一対のボルト貫通孔を規定する部
    分を屈曲せしめることにより形成された一対の
    突起部を有し、該突起部の高さは前記駆動ボツ
    クス取付部の一対の切欠部により前記一対の取
    付レール上に形成される間隙の高さよりやや高
    いことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の取付機構。 3 前記駆動ボツクス取付部は、その制御ボツク
    ス側張出部の底面に、前記取付レールに形成さ
    れたボルト取付溝内に摺動自在に嵌合するガイ
    ド突起を有することを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項または第2項記載の取付機
    構。 4 前記ガイド突起の突出高さは、前記駆動ボツ
    クスが前記取付レール上に取り付けられたと
    き、該取付レールのボルト取付溝内に配置され
    たボルトの頭部に該ガイド突起の突出端が当接
    するように規定されることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第3項記載の取付機構。
JP8956082U 1982-06-17 1982-06-17 自動扉における駆動ボツクス及び制御ボツクスの取付機構 Granted JPS58191280U (ja)

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JP8956082U JPS58191280U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 自動扉における駆動ボツクス及び制御ボツクスの取付機構

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JPS58191280U JPS58191280U (ja) 1983-12-19
JPH017806Y2 true JPH017806Y2 (ja) 1989-03-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0640864Y2 (ja) * 1986-05-31 1994-10-26 株式会社ナブコ 自動ドア駆動装置の取付装置

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JPS58191280U (ja) 1983-12-19

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