JPH017666Y2 - - Google Patents

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JPH017666Y2
JPH017666Y2 JP14560184U JP14560184U JPH017666Y2 JP H017666 Y2 JPH017666 Y2 JP H017666Y2 JP 14560184 U JP14560184 U JP 14560184U JP 14560184 U JP14560184 U JP 14560184U JP H017666 Y2 JPH017666 Y2 JP H017666Y2
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JP
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seal
plate
service hole
seal plate
guide plate
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JP14560184U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車の車体床下部に格納するス
ペアホイールを着脱操作するハンドルを挿入する
ためのサービスホールのシール構造に関する。
[従来技術] 第3図は従来の代表例を示すもので、車体内壁
面3のサービスホール部31は、車体内への埃の
侵入を防止するためのシールプレート1′が設け
られており、サービスホール31を常時覆う構造
となつている。
しかし、サービスホール31のシール構造にお
いては、シールプレート1′がガイドプレート
2′にそつて密着しておらず両者の間の僅かな隙
から埃が侵入するといつた問題がある。
すなわち、シールプレート1′上端がタツカ1
0止めによりシールプレート1′に波打ちNが発
生し、また、ガイドプレート1′は車体内壁の床
下部形状に合わせて成形されており、一方前記シ
ールプレート1′は1枚の弾性材で平板に形成さ
れているため両者が面当りせず隙間Sを発生する
といつたところにその構造上の問題がある。
[考案が解決しようとする問題点] シールプレートの上端のタツカ止めを廃止し面
押えとするとともに、シールプレートのシール部
とガイドプレートのシール用座面とを面当りとす
ることによりシールプレートを密着させて車室内
への埃の侵入を完全に防止することを課題とす
る。
[問題点を解決するための手段] この考案のサービスホールのシール構造は、特
に車体の外殼を構成する内壁面に設けたサービス
ホールを覆う弾性材よりなるシールプレートの上
端を、ガイドプレートの上端に形成した押え面に
より、前記内壁面に密着固定するとともに、前記
ガイドプレートの中間部を適切な角度をもつてシ
ールプレートのシール部を押し上げる方向に所定
の傾斜面に面出し形成したシール用座面に、前記
シールプレートのシール部を密着するように構成
される。
[実施例] 第1図、第2図により、この考案の実施例につ
いて説明する。
1はゴムあるいは合成樹脂等軟質弾性材よりな
る略T字形をなすシールプレート、2はガイドプ
レートで車体内壁面3に沿うように成形された取
付面21を締付けねじ4により、内壁面3に設け
られたサービスホール31の周辺に締着されてい
る。5は前記内壁面3とともに車体の外殼Bを構
成する外壁面で、前記内壁面3のサービスホール
31に対応する位置には床面6下部に格納された
スペアホイールキヤリア7(図示省略)を作動す
る操作ハンドル8を挿入するサービスホール51
が設けられており、通常ホールキヤツプ9により
塞がれている。
前記シールプレート1はシール部11と、それ
よりやや巾広に成形された上端12とにより略T
字形をなし、抜け止め片13をシール部11の根
元部に有し、前記ガイドプレート2の取付面21
の上端には前記T字形シールプレート1の上端1
2を内壁面3に密着させる押え面22を有し、押
え面22の下方中間部には適切な角度をもつてシ
ールプレート1のシール部11を上方に押し上げ
る方向に所定の傾斜面に面出しせるシール用座面
23が形成されており、その略中央にはハンドル
ガイド穴24が明けられている。
そして、シールプレート1はT字形上端12部
をガイドプレート2の上端部押え面22により内
壁面3に密着されるとともにシール部11はガイ
ドプレート2の中間部シール用座面23に逆くの
字状に屈曲して強く面当りし、通常は前記ガイド
穴24を塞ぐように構成されている。抜け止め片
13によつてシールプレート1はガイドプレート
2から簡単に脱落することなく係止される。な
お、図中14はシールプレート1と操作ハンドル
8の滑りをよくするための金属板である。
いま、操作ハンドル8を車体の外壁面5のサー
ビスホール51から挿入すると、ガイドプレート
2のシール用座面23の略中央のガイド穴24を
塞いでいるシールプレート1のシール部11は操
作ハンドル8の先端で上端に押し上げられ操作ハ
ンドル8は更に進み、スペアホイールキヤリア7
(図示省略)を作動してスペアホイールを巻上げ
あるいは巻戻し着脱を行なうことができる。操作
ハンドル8を車体外殼Bの外方に後退させると上
方に押し上げられていたシールプレート1のシー
ル部11はシールプレート1自体の弾性力により
反転してガイドプレート2のシール用座面23に
強く面当りしてガイド穴24を塞ぎ、車室内への
埃の侵入を防止することができる。
[考案の効果] 本考案のサービスホールのシール構造は、従来
のタツカ止めのシール構造に比較して次のような
利点を有している。
(1) シールプレートの上端をガイドプレート上端
に形成せる押え面によつて面押えすることによ
り、シールプレート上端を内壁面に密着するこ
とができ、取付固定部の波打ちを防止しシール
性を向上させることができる。
(2) ガイドプレートの中間部を適切な角度をもつ
て所定傾斜面に面出ししたことによりそのシー
ル用座面にシールプレートのシール部が弾発的
に面当りしてその密着度を高め、車室内への埃
の侵入を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のサービスホールのシール構造
縦断面図、第2図は第1図におけるA矢視図、第
3図は従来のサービスホールのシール構造の第1
図相当縦断面図である。 1……シールプレート、2……ガイドプレー
ト、11……シール部、12……上端部、21…
…取付面、22……押え面、23……シール用座
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の車体床下部に格納するスペアホイール
    を、車体の外側より着脱を行なう操作ハンドルの
    挿入部を形成するガイドプレートと該挿入部をシ
    ールするシールプレートとより構成してなるサー
    ビスホールのシール構造において、車体の外殼を
    構成する内壁面に設けたサービスホールを覆う弾
    性材よりなるシールプレートの上端を、ガイドプ
    レートの上端に形成した押え面により前記内壁面
    に密着固定するとともに、前記ガイドプレートの
    中間部を適切な角度をもつてシールプレートのシ
    ール部を押し上げる方向に所定の傾斜面に面出し
    形成したシール用座面に、前記シールプレートの
    シール部を密着するようにしたサービスホールの
    シール構造。
JP14560184U 1984-09-25 1984-09-25 Expired JPH017666Y2 (ja)

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JP14560184U JPH017666Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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JP14560184U JPH017666Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6159171U JPS6159171U (ja) 1986-04-21
JPH017666Y2 true JPH017666Y2 (ja) 1989-03-01

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