JPH0158777B2 - - Google Patents
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- JPH0158777B2 JPH0158777B2 JP8752484A JP8752484A JPH0158777B2 JP H0158777 B2 JPH0158777 B2 JP H0158777B2 JP 8752484 A JP8752484 A JP 8752484A JP 8752484 A JP8752484 A JP 8752484A JP H0158777 B2 JPH0158777 B2 JP H0158777B2
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- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- wheel
- clutch wheel
- rotating body
- spring
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 14
- 241001494496 Leersia Species 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D21/00—Systems comprising a plurality of actuated clutches
- F16D21/02—Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways
- F16D21/04—Systems comprising a plurality of actuated clutches for interconnecting three or more shafts or other transmission members in different ways with a shaft carrying a number of rotatable transmission members, e.g. gears, each of which can be connected to the shaft by a clutching member or members between the shaft and the hub of the transmission member
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、歩行型作業車一般において、左右一
対の走行用車輪を同一回転方向に一体駆動される
状態と、各別回転自在な遊転状態とに切換える車
輪用クラツチに関する。
対の走行用車輪を同一回転方向に一体駆動される
状態と、各別回転自在な遊転状態とに切換える車
輪用クラツチに関する。
例えば歩行型芝刈り機を、機体を自走させなが
ら作業したり、機体を手押し移動させながら作業
することが可能に構成する場合のように、機体の
自走や人為移動を可能に構成するに当り、人為移
動時において、左右車輪が各別回転可能な遊転状
態になるようにすると、左右車輪の各別回転によ
る差動により機体操向が楽にできることになるの
である。このようなクラツチとして、従来、左右
車輪を各別に駆動停止できるように構成された操
向用クラツチがあつた。
ら作業したり、機体を手押し移動させながら作業
することが可能に構成する場合のように、機体の
自走や人為移動を可能に構成するに当り、人為移
動時において、左右車輪が各別回転可能な遊転状
態になるようにすると、左右車輪の各別回転によ
る差動により機体操向が楽にできることになるの
である。このようなクラツチとして、従来、左右
車輪を各別に駆動停止できるように構成された操
向用クラツチがあつた。
つまり、左右車輪が共に駆動停止される状態に
操作することにより、左右車輪が各別回転自在な
遊転状態になるのである。又、このクラツチは、
左右車輪の駆動及び駆動停止操作を一対の操作具
によつて行うようになつていた。
操作することにより、左右車輪が各別回転自在な
遊転状態になるのである。又、このクラツチは、
左右車輪の駆動及び駆動停止操作を一対の操作具
によつて行うようになつていた。
従来クラツチにあつては、左右車輪に一体駆動
状態と各別回転状態に切換えるのに、一対の操作
具のいずれをも操作する必要があり、操作面で不
利になつていた。
状態と各別回転状態に切換えるのに、一対の操作
具のいずれをも操作する必要があり、操作面で不
利になつていた。
本発明の目的は、左右車輪の一体駆動状態と各
別遊転状態との切換えが操作簡単にできるよう
に、しかも、構造面においても安全面においても
有利なものにすることにある。
別遊転状態との切換えが操作簡単にできるよう
に、しかも、構造面においても安全面においても
有利なものにすることにある。
本発明による歩行型作業車の車輪用クラツチが
特徴とするところは、左右一対の走行用車輪に各
別に連動させた第1車輪駆動軸と第2車輪駆動軸
を同芯状に配置し、原動側回転体を前記第1車輪
駆動軸に相対回転自在に取付け、前記原動側回転
体に対する第1クラツチ輪体を、前記原動側回転
体に接近した入り位置と前記原動側回転体から離
間した切り位置とに摺動自在な状態で前記第1車
輪駆動軸に一体回転自在に取付け、前記第1クラ
ツチ輪体に対する第2クラツチ輪体を、前記第1
クラツチ輪体の前記原動側回転体側とは反対側に
配置した状態で、かつ、前記第1クラツチ輪体2
7に接近した入り位置と前記第1クラツチ輪体か
ら離間した切り位置とに摺動自在な状態で前記第
2車輪駆動軸に一体回転自在に取付け、前記第1
クラツチ輪体を前記原動側回転体から離間操作す
る第1スプリングを設けると共に、前記第1クラ
ツチ輪体と前記第2クラツチ輪体の間に第2スプ
リングを設け、前記第2クラツチ輪体に対してこ
の輪体を摺動操作するように1個の操作具を連動
させ、前記両クラツチ輪体の接合状態における前
記第2スプリングの弾性復元力を、前記第1クラ
ツチ輪体と前記原動側回転体の接合状態における
前記第1スプリングの弾性復元力より小に設定し
てあることにあり、その作用及び効果は次のとお
りである。
特徴とするところは、左右一対の走行用車輪に各
別に連動させた第1車輪駆動軸と第2車輪駆動軸
を同芯状に配置し、原動側回転体を前記第1車輪
駆動軸に相対回転自在に取付け、前記原動側回転
体に対する第1クラツチ輪体を、前記原動側回転
体に接近した入り位置と前記原動側回転体から離
間した切り位置とに摺動自在な状態で前記第1車
輪駆動軸に一体回転自在に取付け、前記第1クラ
ツチ輪体に対する第2クラツチ輪体を、前記第1
クラツチ輪体の前記原動側回転体側とは反対側に
配置した状態で、かつ、前記第1クラツチ輪体2
7に接近した入り位置と前記第1クラツチ輪体か
ら離間した切り位置とに摺動自在な状態で前記第
2車輪駆動軸に一体回転自在に取付け、前記第1
クラツチ輪体を前記原動側回転体から離間操作す
る第1スプリングを設けると共に、前記第1クラ
ツチ輪体と前記第2クラツチ輪体の間に第2スプ
リングを設け、前記第2クラツチ輪体に対してこ
の輪体を摺動操作するように1個の操作具を連動
させ、前記両クラツチ輪体の接合状態における前
記第2スプリングの弾性復元力を、前記第1クラ
ツチ輪体と前記原動側回転体の接合状態における
前記第1スプリングの弾性復元力より小に設定し
てあることにあり、その作用及び効果は次のとお
りである。
操作具をクラツチ入り位置に操作するに伴い、
第2クラツチ輪体が第2スプリングを弾性変形さ
せながら第1クラツチ輪体の方に摺動されること
と、第1スプリングと第2スプリングの前記弾性
復元力差とにより、先ず第2クラツチ輪体と第1
クラツチ輪体が接合して第2車輪駆動軸と第1車
輪駆動軸が連動連結され、この連結後に、第1ク
ラツチ輪体が第2クラツチ輪体により第1スプリ
ングを弾性変形させながら原動側回転体の方に摺
動され、第1クラツチ輪体と原動側回転体が接合
して第1及び第2の車輪駆動軸の両者が原動側回
転体に連動連結される。そして、操作具がクラツ
チ切り位置に操作されるに伴い、第1及び第2ク
ラツチ輪体が第1スプリングあるいは第2スプリ
ングの弾性復元力により原動側回転体あるいは第
1クラツチ輪体から離間操作されることと、第1
スプリングと第2スプリングの前記弾性復元力差
とにより、先ず第1クラツチ輪体と原動側回転体
の接合が解除されて第1及び第2車輪駆動軸の両
者の原動側回転体との連動が断たれ、次いで第2
クラツチ輪体と第1クラツチ輪体の接合が解除さ
れて第1車輪駆動軸と第2車輪駆動軸の連動が断
たれる。
第2クラツチ輪体が第2スプリングを弾性変形さ
せながら第1クラツチ輪体の方に摺動されること
と、第1スプリングと第2スプリングの前記弾性
復元力差とにより、先ず第2クラツチ輪体と第1
クラツチ輪体が接合して第2車輪駆動軸と第1車
輪駆動軸が連動連結され、この連結後に、第1ク
ラツチ輪体が第2クラツチ輪体により第1スプリ
ングを弾性変形させながら原動側回転体の方に摺
動され、第1クラツチ輪体と原動側回転体が接合
して第1及び第2の車輪駆動軸の両者が原動側回
転体に連動連結される。そして、操作具がクラツ
チ切り位置に操作されるに伴い、第1及び第2ク
ラツチ輪体が第1スプリングあるいは第2スプリ
ングの弾性復元力により原動側回転体あるいは第
1クラツチ輪体から離間操作されることと、第1
スプリングと第2スプリングの前記弾性復元力差
とにより、先ず第1クラツチ輪体と原動側回転体
の接合が解除されて第1及び第2車輪駆動軸の両
者の原動側回転体との連動が断たれ、次いで第2
クラツチ輪体と第1クラツチ輪体の接合が解除さ
れて第1車輪駆動軸と第2車輪駆動軸の連動が断
たれる。
第1及び第2クラツチ輪体のいずれをも原動側
回転体に対してこれの同一の横側に配置すること
により、両クラツチ輪体を1個の操作具で操作で
きるようにすることが、第2クラツチ輪体のみを
操作具に連動させるだけで可能になる。つまり、
第1クラツチ輪体と第2クラツチ輪体が原動側回
転体の両横側に振り分け配置されている従来クラ
ツチのように、操作具操作に伴い両クラツチ輪体
を互に逆方向に摺動させるための構成、すなわ
ち、操作力が両クラツチ輪体に分岐伝達されるよ
うに、かつ、両クラツチ輪体に対する操作力の作
用方向が逆になるようにするための構成を操作系
に設けなくて済む。
回転体に対してこれの同一の横側に配置すること
により、両クラツチ輪体を1個の操作具で操作で
きるようにすることが、第2クラツチ輪体のみを
操作具に連動させるだけで可能になる。つまり、
第1クラツチ輪体と第2クラツチ輪体が原動側回
転体の両横側に振り分け配置されている従来クラ
ツチのように、操作具操作に伴い両クラツチ輪体
を互に逆方向に摺動させるための構成、すなわ
ち、操作力が両クラツチ輪体に分岐伝達されるよ
うに、かつ、両クラツチ輪体に対する操作力の作
用方向が逆になるようにするための構成を操作系
に設けなくて済む。
左右車輪の一体駆動状態と、各別回転自在な遊
転状態との切換えが1個の操作具を操作するだけ
の簡単な操作ででき、自走用と人為移動用の切換
えが容易かつ迅速にできるようになつた。
転状態との切換えが1個の操作具を操作するだけ
の簡単な操作ででき、自走用と人為移動用の切換
えが容易かつ迅速にできるようになつた。
左右車輪が連動状態になつた後に原動側に繋な
がり、あるいは、原動側から切れた後に連動解除
状態になることにより、自走用と人為移動用の切
換えの際に、一方の車輪が他方より先に原動側に
繋がつたり、原動側から切れて機体が不測に駆動
操向されることを防止でき、作業が安全にできる
ようになつた。
がり、あるいは、原動側から切れた後に連動解除
状態になることにより、自走用と人為移動用の切
換えの際に、一方の車輪が他方より先に原動側に
繋がつたり、原動側から切れて機体が不測に駆動
操向されることを防止でき、作業が安全にできる
ようになつた。
前記した操作力分岐伝達構成が不要なことによ
り、操作系が構造簡単にでき、経済面で有利に得
られるようになつた。
り、操作系が構造簡単にでき、経済面で有利に得
られるようになつた。
第5図に示すように、左右一対の遊転前車輪1
a,1b及び駆動可能な後車輪2a,2b、エン
ジン3、操縦ハンドル4等を有した自走機体にリ
ール式芝刈りカツター5を切断芝飛散防止カバー
6内の前端部に配置した状態で駆動自在に取付け
ると共に、前記カバー6の内部に、刈取り芝容器
7をカツター5の回転によつて後方に飛散される
刈取り芝を回収貯留するように、かつ、機体後方
から抜き出し着脱するように設けて、歩行型芝刈
り機を構成してある。
a,1b及び駆動可能な後車輪2a,2b、エン
ジン3、操縦ハンドル4等を有した自走機体にリ
ール式芝刈りカツター5を切断芝飛散防止カバー
6内の前端部に配置した状態で駆動自在に取付け
ると共に、前記カバー6の内部に、刈取り芝容器
7をカツター5の回転によつて後方に飛散される
刈取り芝を回収貯留するように、かつ、機体後方
から抜き出し着脱するように設けて、歩行型芝刈
り機を構成してある。
前記カツター5及び後車輪2a,2bの駆動を
可能にするに、第4図に示すように、エンジン3
の出力軸3aにベルトテンシヨン式主クラツチ8
を介して伝動切り自在に連動させた中間伝動軸9
を、第1伝動ケース10に内装した状態で前記カ
バー6の前端側の上方に設け、前記中間伝動軸9
を、ケース11に内装の伝動チエーン12を介し
てカツター5の回転支軸5aに連動連結してあ
る。そして、前記中間伝動軸9の回動力をウオー
ムギアー式減速機構13及び回転伝動軸14を介
して減速入力するように構成した第2伝動ケース
15を、前記カバー6の後端側の上方に設け、第
2伝動ケース15に内装してある車輪用クラツチ
16の第1及び第2出力軸17,18の一方18
をケース19aに内装の伝動チエーン20aを介
して左後車軸に連動連結し、他方の出力軸17を
ケース19bに内装の伝動チエーン20bを介し
て右後車軸に連動連結してある。
可能にするに、第4図に示すように、エンジン3
の出力軸3aにベルトテンシヨン式主クラツチ8
を介して伝動切り自在に連動させた中間伝動軸9
を、第1伝動ケース10に内装した状態で前記カ
バー6の前端側の上方に設け、前記中間伝動軸9
を、ケース11に内装の伝動チエーン12を介し
てカツター5の回転支軸5aに連動連結してあ
る。そして、前記中間伝動軸9の回動力をウオー
ムギアー式減速機構13及び回転伝動軸14を介
して減速入力するように構成した第2伝動ケース
15を、前記カバー6の後端側の上方に設け、第
2伝動ケース15に内装してある車輪用クラツチ
16の第1及び第2出力軸17,18の一方18
をケース19aに内装の伝動チエーン20aを介
して左後車軸に連動連結し、他方の出力軸17を
ケース19bに内装の伝動チエーン20bを介し
て右後車軸に連動連結してある。
前記クラツチ16は第1図に示すように構成し
てある。
てある。
すなわち、一対の前記第1及び第2出力軸1
7,18を同芯状に配置し、第1出力軸17に、
原動側回転体21をギアー22、伝動軸23、ベ
ベルギアー24及び25を介して入力軸26に連
動させた状態で相対回転のみ自在に外嵌してあ
る。原動側回転体21に対する第1クラツチ輪体
27を、第1出力軸17にスプライン係合によつ
て一体回転及び摺動するように取付けられると共
に、原動側回転体21に接近させて第1クラツチ
輪体27のクラツチ爪27aと原動側回転体21
のクラツチ爪21aを咬合させると、入り位置に
なると共に第1出力軸17にも咬合つたままに在
つて、原動側回転体21と第1出力軸17とを一
体回動する状態に連動連結するように、かつ、原
動側回転体21から離間させて前記両クラツチ爪
21a,27aの咬合いを解除させると、切り位
置になつて原動側回転体21と第1出力軸17の
相対回転を可能にするように構成してある。第1
クラツチ輪体27に対する第2クラツチ輪体28
を、第1クラツチ輪体27に対して原動側回転体
21とは反対側に配置した状態で第2出力軸18
にスプライン係合によつて一体回転及び摺動する
ように取付けると共に、第1クラツチ輪体27に
接近させて第2クラツチ輪体28のクラツチ爪2
8aと第1クラツチ輪体27のクラツチ爪27b
を咬合させると、クラツチ入り位置になると共に
第2出力軸18に咬合したままに在つて、両出力
軸17,18を一体回動する状態に連動連結する
ように、かつ、原動側回転体21から離間させて
両クラツチ爪28a,27bの咬合を解除させる
と、クラツチ切り位置になつて両出力軸17,1
8の相対回転を可能にするように構成してある。
7,18を同芯状に配置し、第1出力軸17に、
原動側回転体21をギアー22、伝動軸23、ベ
ベルギアー24及び25を介して入力軸26に連
動させた状態で相対回転のみ自在に外嵌してあ
る。原動側回転体21に対する第1クラツチ輪体
27を、第1出力軸17にスプライン係合によつ
て一体回転及び摺動するように取付けられると共
に、原動側回転体21に接近させて第1クラツチ
輪体27のクラツチ爪27aと原動側回転体21
のクラツチ爪21aを咬合させると、入り位置に
なると共に第1出力軸17にも咬合つたままに在
つて、原動側回転体21と第1出力軸17とを一
体回動する状態に連動連結するように、かつ、原
動側回転体21から離間させて前記両クラツチ爪
21a,27aの咬合いを解除させると、切り位
置になつて原動側回転体21と第1出力軸17の
相対回転を可能にするように構成してある。第1
クラツチ輪体27に対する第2クラツチ輪体28
を、第1クラツチ輪体27に対して原動側回転体
21とは反対側に配置した状態で第2出力軸18
にスプライン係合によつて一体回転及び摺動する
ように取付けると共に、第1クラツチ輪体27に
接近させて第2クラツチ輪体28のクラツチ爪2
8aと第1クラツチ輪体27のクラツチ爪27b
を咬合させると、クラツチ入り位置になると共に
第2出力軸18に咬合したままに在つて、両出力
軸17,18を一体回動する状態に連動連結する
ように、かつ、原動側回転体21から離間させて
両クラツチ爪28a,27bの咬合を解除させる
と、クラツチ切り位置になつて両出力軸17,1
8の相対回転を可能にするように構成してある。
そして、原動側回転体21と第1クラツチ輪体
27の間に、第1スプリング29を原動側回転体
21と第1クラツチ輪体27の少なくとも一方と
の摺接によつてこれらの相対回転を可能にし、か
つ、弾性圧縮変形によつて第1クラツチ輪体27
の原動側回転体21への接近を可能にし、弾性復
元力によつて第1クラツチ輪体27を原動側回転
体22から離間操作する状態で介在させると共
に、第1クラツチ輪体27と第2クラツチ輪体2
8の間に、第2スプリング30を第1及び第2ク
ラツチ輪体27,28の少なくとも一方との摺接
によつてこれらの相対回転を可能にし、かつ、弾
性圧縮変形によつて第2クラツチ輪体28の第1
クラツチ輪体27への接近を可能にする状態で介
在させて、両クラツチ輪体27,28を同一方
向、すなわち共に入りになる方向あるいは共に切
りになる方向に摺動するように連動させてある。
すなわち、第2クラツチ輪体28が入り位置の側
に摺動操作されると、この操作力が第2スプリン
グ30を介して、あるいは、第2クラツチ輪体2
8の第1クラツチ輪体27への接当により伝達さ
れ、第1クラツチ輪体27も入り位置側に摺動さ
れるのであり、第2クラツチ輪体28が切り位置
の側に摺動されると、第1クラツチ輪体27が第
1スプリング29の弾性復元力により第2クラツ
チ輪体28に連動して切り位置の側に摺動される
のである。そして、第2クラツチ輪体28にこれ
を摺動操作する揺動式シフトフオーク31、この
フオーク31の回転支軸32の第2伝動ケース1
5からの突出部に取付けてあるシフトフオーク操
作アーム33、レリーズワイヤ34の夫々を介し
て連動させた1個のレバー式操作具35を、前記
主クラツチ8の操作レバー36及び操縦ハンドル
4の夫々と共に握り操作できるようにハンドル4
の握り部付近に揺動自在に取付け、操作具35が
第1操作位置(OFF)に在ると、第1図に示す
ように両クラツチ輪体27,28が共に切り位置
に在り、左右後輪2a,2bが各別回転可能な遊
転状態になるところの機体手押し移動用状態が現
出されるように、操作具35を第2操作位置
(ON)に操作すると第3図に示すように、両ク
ラツチ輪体27,28が共に入りになり、左右後
輪2a,2bが同一回転方向に一体駆動されると
ころの機体自走用状態が現出されるようにしてあ
る。
27の間に、第1スプリング29を原動側回転体
21と第1クラツチ輪体27の少なくとも一方と
の摺接によつてこれらの相対回転を可能にし、か
つ、弾性圧縮変形によつて第1クラツチ輪体27
の原動側回転体21への接近を可能にし、弾性復
元力によつて第1クラツチ輪体27を原動側回転
体22から離間操作する状態で介在させると共
に、第1クラツチ輪体27と第2クラツチ輪体2
8の間に、第2スプリング30を第1及び第2ク
ラツチ輪体27,28の少なくとも一方との摺接
によつてこれらの相対回転を可能にし、かつ、弾
性圧縮変形によつて第2クラツチ輪体28の第1
クラツチ輪体27への接近を可能にする状態で介
在させて、両クラツチ輪体27,28を同一方
向、すなわち共に入りになる方向あるいは共に切
りになる方向に摺動するように連動させてある。
すなわち、第2クラツチ輪体28が入り位置の側
に摺動操作されると、この操作力が第2スプリン
グ30を介して、あるいは、第2クラツチ輪体2
8の第1クラツチ輪体27への接当により伝達さ
れ、第1クラツチ輪体27も入り位置側に摺動さ
れるのであり、第2クラツチ輪体28が切り位置
の側に摺動されると、第1クラツチ輪体27が第
1スプリング29の弾性復元力により第2クラツ
チ輪体28に連動して切り位置の側に摺動される
のである。そして、第2クラツチ輪体28にこれ
を摺動操作する揺動式シフトフオーク31、この
フオーク31の回転支軸32の第2伝動ケース1
5からの突出部に取付けてあるシフトフオーク操
作アーム33、レリーズワイヤ34の夫々を介し
て連動させた1個のレバー式操作具35を、前記
主クラツチ8の操作レバー36及び操縦ハンドル
4の夫々と共に握り操作できるようにハンドル4
の握り部付近に揺動自在に取付け、操作具35が
第1操作位置(OFF)に在ると、第1図に示す
ように両クラツチ輪体27,28が共に切り位置
に在り、左右後輪2a,2bが各別回転可能な遊
転状態になるところの機体手押し移動用状態が現
出されるように、操作具35を第2操作位置
(ON)に操作すると第3図に示すように、両ク
ラツチ輪体27,28が共に入りになり、左右後
輪2a,2bが同一回転方向に一体駆動されると
ころの機体自走用状態が現出されるようにしてあ
る。
両クラツチ輪体27,28の咬合い接合状態に
おける第2スプリング30の弾性復元力が第1ク
ラツチ輪体27と原動側回転体21の咬合い接合
状態における第1スプリング29の弾性復元力よ
り小になるように、両スプリング29,30を復
元力差が有るものに設定して、クラツチ操作に際
し、前記手押し移動用状態と機体自走用状態の一
方から他方に切換わる途中において、第2図に示
すように、両クラツチ輪体27,28が咬合し、
かつ、第1クラツチ輪体27と原動側回転体21
が咬合しない状態が現出されるように構成してあ
る。すなわち、左右後輪2a,2bを駆動状態に
切換える際には、一対の出力軸17,18が連動
状態になつてから原動側に繋ながり、左右後輪2
a,2bを遊転状態に切換える際には、一対の出
力軸17,18が原動側から切れた状態になつて
から連動分離するようにしてある。
おける第2スプリング30の弾性復元力が第1ク
ラツチ輪体27と原動側回転体21の咬合い接合
状態における第1スプリング29の弾性復元力よ
り小になるように、両スプリング29,30を復
元力差が有るものに設定して、クラツチ操作に際
し、前記手押し移動用状態と機体自走用状態の一
方から他方に切換わる途中において、第2図に示
すように、両クラツチ輪体27,28が咬合し、
かつ、第1クラツチ輪体27と原動側回転体21
が咬合しない状態が現出されるように構成してあ
る。すなわち、左右後輪2a,2bを駆動状態に
切換える際には、一対の出力軸17,18が連動
状態になつてから原動側に繋ながり、左右後輪2
a,2bを遊転状態に切換える際には、一対の出
力軸17,18が原動側から切れた状態になつて
から連動分離するようにしてある。
前記出力軸17,18は車軸に変更可能であ
り、これらを車輪に連動された第1車輪駆動軸1
7又は第2車輪駆動軸18と称する。
り、これらを車輪に連動された第1車輪駆動軸1
7又は第2車輪駆動軸18と称する。
本発明は、歩行型耕耘機やバインダー等各種の
歩行型作業車に適用できる
歩行型作業車に適用できる
図面は本発明に係る歩行型作業車の車輪用クラ
ツチの実施例を示し、第1図は車輪遊転状態の断
面図、第2図は切換わり途中の断面図、第3図は
車輪駆動状態の断面図、第4図は伝動系統図、第
5図は歩行型芝刈り機の全体側面図である。 2a,2b……車輪、17……第1車輪駆動
軸、18……第2車輪駆動軸、21……原動側回
転体、27……第1クラツチ輪体、28……第2
クラツチ輪体、29……第1スプリング、30…
…第2スプリング、35……操作具。
ツチの実施例を示し、第1図は車輪遊転状態の断
面図、第2図は切換わり途中の断面図、第3図は
車輪駆動状態の断面図、第4図は伝動系統図、第
5図は歩行型芝刈り機の全体側面図である。 2a,2b……車輪、17……第1車輪駆動
軸、18……第2車輪駆動軸、21……原動側回
転体、27……第1クラツチ輪体、28……第2
クラツチ輪体、29……第1スプリング、30…
…第2スプリング、35……操作具。
Claims (1)
- 1 左右一対の走行用車輪2a,2bに各別に連
動させた第1車輪駆動軸17と第2車輪駆動軸1
8を同芯状に配置し、原動側回転体21を前記第
1車輪駆動軸17に相対回転自在に取付け、前記
原動側回転体21に対する第1クラツチ輪体27
を、前記原動側回転体21に接近した入り位置と
前記原動側回転体21から離間した切り位置とに
摺動自在な状態で前記第1車輪駆動軸17に一体
回転自在に取付け、前記第1クラツチ輪体27に
対する第2クラツチ輪体28を、前記第1クラツ
チ輪体27の前記原動側回転体21側とは反対側
に配置した状態で、かつ、前記第1クラツチ輪体
27に接近した入り位置と前記第1クラツチ輪体
27から離間した切り位置とに摺動自在な状態で
前記第2車輪駆動軸18に一体回転自在に取付
け、前記第1クラツチ輪体27を前記原動側回転
体21から離間操作する第1スプリング29を設
けると共に、前記第1クラツチ輪体27と前記第
2クラツチ輪体28の間に第2スプリング30を
設け、前記第2クラツチ輪体28に対してこの輪
体28を摺動操作するように1個の操作具35を
連動させ、前記両クラツチ輪体27,28の接合
状態における前記第2スプリング30の弾性復元
力を、前記第1クラツチ輪体27と前記原動側回
転体21の接合状態における前記第1スプリング
29の弾性復元力より小に設定してある歩行型作
業車の車輪用クラツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8752484A JPS60231025A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 歩行型作業車の車輪用クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8752484A JPS60231025A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 歩行型作業車の車輪用クラツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60231025A JPS60231025A (ja) | 1985-11-16 |
JPH0158777B2 true JPH0158777B2 (ja) | 1989-12-13 |
Family
ID=13917379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8752484A Granted JPS60231025A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 歩行型作業車の車輪用クラツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60231025A (ja) |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP8752484A patent/JPS60231025A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60231025A (ja) | 1985-11-16 |
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