JPH0158717B2 - - Google Patents

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JPH0158717B2
JPH0158717B2 JP59120436A JP12043684A JPH0158717B2 JP H0158717 B2 JPH0158717 B2 JP H0158717B2 JP 59120436 A JP59120436 A JP 59120436A JP 12043684 A JP12043684 A JP 12043684A JP H0158717 B2 JPH0158717 B2 JP H0158717B2
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eye
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JP59120436A
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Masanobu Morishita
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NEC Home Electronics Ltd
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NEC Home Electronics Ltd
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Publication date
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Priority to US06/743,848 priority patent/US4658291A/en
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Publication of JPH0158717B2 publication Critical patent/JPH0158717B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、立体テレビジヨンの信号処理方法及
びその送受信側装置に関するものである。
従来の技術 一般に立体テレビジヨン方式は、送信側におい
て被写体の左右両側に配置した2台のテレビカメ
ラで左右両側の映像信号を作成して送出し、受信
側において、上記左右両側の映像信号を看者の左
右両側に配置した2台の投写撮像管に供給するよ
うに構成されている。このように、立体テレビジ
ヨン方式においては、テレビカメラ2台分の映像
信号を伝送しなければならないので、伝送帯域が
2倍に拡がり、既存の伝送路に適合しなくなると
いう問題が伴う。
従来、上記問題点に対処して種々の帯域圧縮方
式が提案されてきた。例えば、白黒テレビジヨン
では、一方の画面の輝度信号と、左右両画面の輝
度信号の差分を帯域制限したものとを伝送する方
式等が提案されている。またカラー・テレビジヨ
ン方式では、一方の画面についてはRとB信号の
みを選択すると共に、他方の画面についてはG信
号のみを選択し、選択した両者をカラーエンコー
ダで処理したものを伝送するという方式等が提案
されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の帯域圧縮方式は、送出さ
れる映像信号の忠実度が不足するため、高画質の
受信を行うことができないという問題がある。
特に、立体カラー・テレビジヨンに関する限
り、従来の眼鏡不要方式に適用されてきた帯域圧
縮方式はいずれも映像信号の忠実度が劣つてい
る。従つて、立体表示用スクリーンを使用する本
発明者の発明に係わる眼鏡不要方式に、従来の帯
域圧縮方式を適用できないという問題がある。
発明の構成 問題点を解決するための手段 上記従来技術の問題点を解決する本発明の立体
テレビジヨン方式は、被写体の左右両側に配置さ
れ、各々が左眼用及び右眼用の1画面を構成する
2個の奇数フイールド及び2個の偶数フイールド
を作成する撮像手段と、左眼用及び右眼用の映像
信号の空間的サンプリング点が、前記4個のフイ
ールド内の各水平走査線上で交番され、該4個の
フイールド内の隣接水平走査線間で交番され、か
つ第1、第2の奇数フイールド及び第1、第2の
偶数フイールドの各々の間で交番されるように、
所定の空間的なサンプリング周期でサンプリング
して送出する手段と、受信した4個のフイールド
から左眼用映像信号及び右眼用映像信号を分離し
て左眼用画面及び右眼用画面を抽出する手段と、
看者の左右両側に配置され、前記抽出された左眼
用画面及び右眼用画面の各々を受ける受像手段と
を備えるように構成されている。
以下本発明の作用を実施例によつて説明する。
発明の実施例 第1図は、本発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図である。同図において、1は右眼用テレビ
カメラ、2は左眼用テレビカメラ、3はエンコー
ダ、4は伝送路、5はデコーダ、6は右眼用投写
映像管、7は左眼用投写映像管、8は立体表示用
スクリーンである。
被写体の右側に配置された右眼用テレビカメラ
1は右眼用1画面を構成する第1の奇数フイール
ド、第1の偶数フイールド、第2の奇数フイール
ド及び第2の偶数フイールドを同順に作成してエ
ンコーダ3に供給する。これと同時に、被写体の
左側に配置された左眼用テレビカメラ2も左眼用
1画面を構成する第1の奇数フイールド、第1の
偶数フイールド、第2の奇数フイールド及び第2
の偶数フイールドを同順に作成してエンコーダ3
に供給する。
エンコーダ3は、左右両側のテレビカメラ1と
2から受けた各4個のフイールド内の左眼用及び
右眼用の映像信号の空間的サンプリング点が、前
記4個のフイールド内の各水平走査線上で交番さ
れ、該4個のフイールド内の隣接水平走査線間で
交番され、かつ第1、第2の奇数フイールド及び
第1、第2の偶数フイールドの各々の間で交番さ
れるように、所定の空間的なサンプリング周期で
サンプリングして送出する。デコーダ5は、伝送
路4を介して受信した4個のフイールドから右眼
用映像信号及び左眼用映像信号を分離して右眼用
画面と左眼用画面を抽出しそれぞれを右眼用投写
映像管6と左眼用投写映像管7に供給する。左右
両側の投写映像管6と7から投写された左眼用映
像と右眼用映像は、立体表示用スクリーン8に投
写され、このスクリーンの前面に居る看者に立体
像を観察させる。
上記立体像表示用スクリーン8は、眼鏡不要方
式を実現するため、本発明者によつて先に発明さ
れたものである。この立体像表示スクリーン8
は、投写映像管6,7に表示された左右両眼用画
像が投映される透過形拡散面と、この透過形拡散
面上に左右両眼用画像がそれぞれ縦ストライプ状
に分離して投映されるように上記透過形拡散面の
直前に配置された縦ストライプ状の遮光板と、上
記透過形拡散面に投映された縦ストライプ状の複
数の画像が左眼用画像及び右眼用画像として観察
されるように上記透過形拡散面の後方に配置され
たレンチキユラーレンズ板とを備えている。な
お、この立体像表示用スクリーン8の更に詳細
は、本発明者の発明に係わる特願昭57―122717号
公報(特開昭59―13488号公報)に記載さされて
いる。
第2図は、本発明の他の実施例の構成を示すブ
ロツク図であり、テレビカメラ1,2からデコー
ダ5までは、第1図のものと全く同一である。本
実施例においては、左右両眼用投写撮像管6,7
を90度ずらして配置し、両者の前方に偏光方向が
90度異なる偏光板9,10を配置し、各画像をハ
ーフミラー11で合成し、これをそれぞれに対応
した偏光板と左右に装着した眼鏡12を通して立
体像として観察するように構成されている。
第3図は、第1図と第2図中のエンコーダ3の
構成の一例を示すブロツク図である。
タイミング信号発生回路20から供給されたタ
イミング信号に同期して走査を行う右眼用テレビ
カメラから、3原色信号Rr、Gr、Brがマトリツ
クス回路21に供給される。これらの3原色信号
は、同順に作成される第1の奇数フイールド、第
1の偶数フイールド、第2の奇数フイールド及び
第2の偶数フイールドから構成されている。即
ち、上記4個のフイールドによつて右眼用映像信
号の1画面が構成される。マトリツクス回路21
は、これら3原色信号から輝度信号Yr、第1、
第2の色差信号C1r,C2rを合成する。これ
ら輝度信号と色差信号は、それぞれ低域通過ろ波
回路22乃至24を経てA/D変換回路25乃至
27でデイジタル信号に変換されてサンプリン
グ・時間軸変換回路40内の右眼用バツフアメモ
リ41に供給される。
これと並行して、タイミング信号発生回路20
から供給されたタイミング信号に同期して走査を
行う左眼用テレビカメラから、3原色信号R1
G1、B1がマトリツクス回路21に供給される。
マトリツクス回路31は、これらの色信号から輝
度信号Y1、第1、第2の色差信号C11,C21
作成する。これら輝度信号と色差信号は、同順に
作成される第1の奇数フイールド、第1の偶数フ
イールド、第2の奇数フイールド及び第2の偶数
フイールドから構成されている。即ち、上記4個
のフイールドによつて左眼用映像信号の1画面が
形成される。これら輝度信号と色差信号は、それ
ぞれ低域通過ろ波回路32乃至34を経てA/D
変換回路35乃至37でデイジタル信号に変換さ
れてサンプリング・時間軸変換回路40内の左眼
用バツフアメモリ42に供給される。
右眼用バツフアメモリ41と左眼用バツフアメ
モリ42は、それぞれ輝度信号Yr、Y1を蓄積す
るためのバツフアメモリ44,47と、第1の色
差信号C1r,C11を蓄積するためのバツフア
メモリ45,48と、第2の色差信号C2r,C
1を蓄積するためのバツフアメモリ46,49
とを備えている。これらのバツフアメモリ44乃
至49は、書込みと読出しの時分割多重化や複数
バンク化構成等適宜な手法により、書込みと読出
しが独立して行えるように構成されている。
バツフアメモリ44乃至49の書込みと読出し
の制御は、タイミング信号発生回路20からのタ
イミング信号に同期して動作するメモリ制御回路
43によつて行われる。このメモリ制御回路43
は、左眼用及び右眼用の映像信号の空間的サンプ
リングリング点が、前記4個のフイールド内の各
水平走査線上で交番され、該4個のフイールド内
の隣接水平走査線間で交番され、かつ第1、第2
の奇数フイールド及び第1、第2の偶数フイール
ドの各々の間で交番されるように、所定の空間的
なサンプリング周期でサンプリングしてバツフア
メモリ44乃至49に書込む。
第4図と第5図は上記サンプリング・書込みの
方法を説明するための既念図である。
第4図は、最初にサンプリング・書込みされる
第1の寄数フイールド内のサンプリング点と次に
サンプリング・蓄積される第1の偶数フイールド
内のサンプリング点を示している。
まず、第1の奇数フイールドのみに着目する
と、最初の水平走査線上では、右眼用映像信号R
1と左眼用映像信号L1が点線の間隔によつて示
した所定のサンプリング間隔に対して4跳びに、
即ち4倍の空間的サンプリング周期で、サンプリ
ングしている。そして、右眼用映像信号R1と左
眼用映像信号L1とは一体の水平走査線上で交番
してサンプリングされている。第3番目の水平走
査線上でも、上述した最初の水平走査線上におけ
ると同様、右眼用映像信号R1と左眼用映像信号
L1とがそれぞれ4跳びにかつ相互に交番してサ
ンプリングされている。但し、最初の水平走査線
上と第3番目の水平走査線上とでは、右眼用映像
信号R1と左眼用映像信号L1のサンプリング位
置が交番されている。同様に第5番目の水平走査
線上においても、第3番目の水平走査線上の右眼
用映像信号R1と左眼用映像信号L1のサンプリ
ング位置が交番され、この結果、最初の水平走査
線上のサンプリング点の配置と同一となつてい
る。即ち、第1の奇数フイールドを構成する1、
3、5…番目の水平走査線群において、隣接する
水平走査線相互間で、右眼用映像信号R1のサン
プリング位置と左眼用映像信号L1のサンプリン
グ位置が交番している。
第1の奇数フイールドの次にサンプリング・蓄
積される第1の偶数フイールドにおいても、、上
記第1の奇数フイールドと同様のサンプリングが
行われる。即ち、各水平走査線内においては右眼
用映像信号R2と左眼用映像信号L2がそれぞれ
4跳びにかつ相互に交番してサンプリングされ、
隣接する水平走査線相互間において右眼用と左眼
用の映像信号のサンプリング位置が交番されてい
る。
第3番目にサンプリング・蓄積される第2の奇
数フイールドにおいても、第5図に示すように、
上記第1の奇数フイールド、偶数フイールドと同
様のサンプリングが行われる。即ち、各水平走査
線内においては右眼用映像信号R3と左眼用映像
信号L3がそれぞれ4跳びにかつ相互に交番して
サンプリングされ、隣接する水平走査線相互間に
おいて右眼用と左眼用の映像信号のサンプリング
位置が交番されている。第4番目にサンプリン
グ・蓄積される第2の偶数フイールドにおいて
も、同様のサンプリングが行われる。
更に、第4図と第5図を対比すれば明かなよう
に、右眼用映像信号のサンプリング点と左眼用映
像信号のサンプリング点の配置は、第1、第2の
奇数フイールドの間でも交番されると共に、第
1、第2の偶数フイールドの間でも交番されてい
る。また、第1の奇数フイールドと第1の偶数フ
イールドの各水平走査線線は、垂直方向に相互に
間挿(ラインインターリーブ)される。第2の奇
数フイールドと第2の偶数フイールドについても
同様である。更に、第1の奇数フイールドと第1
の偶数フイールドの各水平走査線上のサンプリン
グ点は、水平方向にも間挿(ドツトインターリー
ブ)の関係が成立するように、位相が相互に180゜
ずらされて配置される。このドツトインターリー
ブの関係は、第2の奇数フイールドと第2の偶数
フイールドの各水平走査線上のサンプリング点の
間にも成立している。
メモリ制御回路43は、上記バツフアメモリ4
4乃至49へのサンプリング・書込み制御と並行
して、各バツフアメモリからの読出し制御を行
う。この読出しは、4個のフイールドに対しては
書込みの順序と同一の順序で行われる。即ち、先
ず第1の奇数フイールドのサンプリング値が水平
走査線の順番に読出され、次に第1の偶数フイー
ルドのサンプリング値が水平走査線の順番に読出
され、引続いて第2の奇数フイールドと偶数フイ
ールドのサンプリング値が同順に読出される。
更に、この読出しは、右眼用及び左眼用の輝度
信号Y、第1の色差信号C1及び第2の色差信号
C2が書込まれている各バツフアメモリ44乃至
49のそれぞれにおいては、先に書込まれたサン
プリング値が先に読出されるように行われるが、
各バツフアメモリ44乃至49相互間では書込み
順序と読出しの順序が対応せず、また書込み速度
と読出し速度も異なる。即ち、輝度信号Y、第1
の色差信号C1及び第2の色差信号C2の間で時
間軸変換が行われる。
第6図は、上記時間軸変換の方法を説明するた
めの波形図である。この時間軸変換の方法は、右
眼用映像信号と左眼用映像信号とで同一であるか
ら、図中の各波形には右眼用と左眼用を区別する
ための添字が付されていない。マトリツクス回路
21と31に供給されたR、G及びB信号は、輝
度信号Y、第1の色差信号C1及び第2の色差信
号C2に変換され、更にデイジタル信号に変換さ
れた後、上記方法によりバツフアメモリ44乃至
49にサンプリング・書込みされる。このように
して書込まれた、輝度信号Y、第1の色差信号C
1及び第2の色差信号C2は、第6図の波形Sが
作成されるように時間軸変換されつつ各バツフア
メモリから読出される。
即ち、先ず、バツフアメモリ45と48から、
第1の色差信号C1rとC11が、書込み速度の
4倍の速度で交互に読出される。この読出しが終
了すると、次にバツフアメモリ46と49から、
第2の色差信号C2rとC21が書込み速度の4
倍の速度で交互に読出される。この読出しが終了
すると、今度はバツフアメモリ44と47から輝
度信号YrとY1が書込み速度の2倍の速度で交互
に読出される。このようにして、輝度信号Yにつ
いては時間軸を半分に圧縮し、かつ第1、第2の
色差信号C1,C2については時間軸を4分の1
に圧縮することにより、1水平走査期間にR、
G、B全ての信号を圧縮している。このようにし
て、時間軸変換された信号は、D/A回路50に
おいてアナログ信号に変換された後、そのままあ
るいは伝送距離等に応じて適宜な変調や電力増幅
が行われた後、伝送路に送出される。
第7図は、第1図及び第2図のデコーダ5の構
成の一例を示すブロツク図である。
エンコーダ3から伝送路を介して受信された映
像信号は、必要に応じて適宜に復調や増幅が行わ
れた後、A/D変換回路51においてデイジタル
信号に変換される。このデイジタル信号は、左右
分離・時間軸逆変換回路60とタイミング信号再
生回路52に供給される。
左右分離・時間軸逆変換回路60は、右眼映像
信号用バツフアメモリ61と、左眼映像信号用バ
ツフアメモリ62と、これらバツフアメモリ61
と62の書込み、読出しを制御するメモリ制御回
路63から構成されている。右眼映像信号用バツ
フアメモリ61は、輝度信号用バツフアメモリ6
4と、第1の色差信号用バツフアメモリ65と、
第2の色差信号用バツフアメモリ66から構成さ
れている。同様に、左眼映像信号用バツフアメモ
リ62は、輝度信号用バツフアメモリ67と、第
1の色差信号用バツフアメモリ68と、第2の色
差信号用バツフアメモリ69から構成されてい
る。
メモリ制御回路63は、タイミング信号再生回
路52から受けたタイミング信号に基づきバツフ
アメモリ61と62の書込みを制御する。このバ
ツフアメモリ61と62への書込みは、4個のフ
イールド内の各水平走査線上の右眼用映像信号が
右眼映像信号用バツフアメモリ61に、また左眼
用映像信号が左眼映像信号用バツフアメモリ62
に分離して書込まれるように行われる。即ち、右
眼映像信号用バツフアメモリ61には、第8図に
示すように、4個のフイールドから抽出された右
眼用映像信号R1乃至R4のみが書込まれる。こ
れに対して、左眼映像信号用バツフアメモリ61
には、第8図に示すように、4個のフイールドか
ら抽出された左眼用映像信号L1乃至L4のみが
書込まれる。
上記バツフアメモリ61と62への書込みは、
信号の受信順に行われるが、これと並行して行わ
れるバツフアメモリ61と62からの読出しは、
両バツフアメモリ61と62から第1の色差信号
Cr、C1、第2の色差信号Cr、C1及び輝度信号
Yr、Y1が所定の周期でかつ同時に読出されるよ
うに行われる。これによつて、第6図の波形Sと
して書込まれた映像信号が、読出し時に時間軸逆
変換されて、第6図に示すような第1の色差信号
C1、第2の色差信号C2及び輝度信号Yの波形
が復元される。このようにして時間軸逆変換され
た輝度信号と色差信号は、逆マトリツクス回路7
1と72において、それぞれ左右両眼用のR、
G、B信号に変換される。右眼用のR、G、B信
号は、それぞれD/A変換回路72乃至74と低
域通過ろ波回路75乃至77を径て、右眼用投写
映像管に供給される。同様に、左眼用のR、G、
B信号は、それぞれD/A変換回路82乃至84
と低域通過ろ波回路85乃至87を経て、左眼用
投写映像管に供給される。
図示の便宜上、エンコーダ側の動き検出手段と
デコーダ側の動き補正手段を省略したが、動画を
伝送する場合にはこれらの適宜な手段が付加され
ることになる。例えば、テレビジヨン学会技術報
告:TEBS95―2(昭和59年3月)に公表された
「動き補正多重サブサンプル伝送方式」と題する
二宮等による論文中の第6図に記載されたものと
同様の構成とすることもできる。
上記実施例のエンコーダ3において、A/D変
換回路25乃至27と37とをそれぞれマトリツ
クス回路21と31の前段に設置し、マトリツク
ス操作と低域通過ろ波処理とをデイジタル的に行
うように構成してもよい。
また、上記実施例においては、輝度信号の時間
軸を2分の1に、また第1、第2の色差信号の時
間軸を4分の1にそれぞれ時間軸圧縮する構成を
例示したが、他の適宜な圧縮率の組合せを採用す
ることもできる。また、第6図の最下段の波形
S′で例示するように、輝度信号Yをそのまま送出
すると共に時間軸を4分の1に圧縮した色差信号
C1とC2とを水平走査線ごとに交番しながら輝
度信号Yと組合せて送出する構成としてもよい。
この場合、輝度信号Yと時間軸が4分の1に圧縮
された色差信号とは一定の周波数帯域を有する共
通の伝送路上を伝送されるので、同一の周波数帯
に帯域制限される。従つて、受信側で4倍に時間
軸伸張される色差信号の周波数帯域は、輝度信号
の周波数帯域の4分の1になる。第4図と第5図
に点線で示す縦線の間隔を14.3MHzの周波数に該
当する間隔とすれば、送信信号R1,L1……,
R2―L2……,R3―L3……,R4―L4…
…のサンプリング周波数は7.16MHzとなる。サン
プリング定理から、輝度信号の周波数帯域はサン
プリング周波数の2分の1すなわち3.58MHzとな
る。色差信号は、上述のように4分の1に時間軸
圧縮されているので、その周波数帯域は0.895M
Hzとなる。
また、デコーダ側において、左右両眼用映像信
号の分離と時間軸逆変換とを同時に行う構成を例
示したが、2段構成のバツフアメモリを使用して
左右両眼用映像信号の分離と時間軸逆変換とを別
個に行う構成としてもよい。
更に、デコーダ側で実際に受信したサンプリン
グ位置の映像信号のみを表示する代りに、エンコ
ーダ側でサンプリングされなかつた位置の映像信
号を周囲のサンプリング位置の映像信号から復元
(補間)して表示する構成としてもよい。
発明の効果 以上説明したように、本発明の立体テレビジヨ
ン方式は、左右両眼用映像信号をそれぞれ4個の
フイールドに分割し、左眼用映像信号と右眼用映
像信号を交互に送出すると共に、受信側において
左眼用信号と右眼用信号とを分離し、それぞれ4
フイールドから成る左眼用フレームと右眼用フレ
ームに復元するように構成されているので、従来
の帯域圧縮方式に比較して送出され復元される映
像信号の忠実度が向上し、このため高画質を実現
できるという効果が奏される。
また、従来の帯域圧縮方式はRとBを右眼用信
号としGを左眼用信号としている関係上眼鏡を必
要とするのに対し、本発明においては、左右両眼
用共に、R、G、Bから成る完全な映像信号を送
出する構成であるから、眼鏡不要方式を適用でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本発明の他の実施例の構成を示すブロツ
ク図、第3図は、第1図及び第2図のエンコーダ
の構成の一例を示すブロツク図、第4図及び第5
図はエンコーダ3によるサンプリングの方法を説
明するための概念図、第6図はエンコーダ3によ
る時間軸変換の方法を説明するための概念図、第
7図は第1図及び第2図のデコーダ5の構成の一
例を示すブロツク図、第8図及び第9図はエンコ
ーダ5によつて分離された左右両眼用の映像信号
の配列を示す概念図である。 1…右眼用テレビカメラ、2…左眼用テレビカ
メラ、3…エンコーダ、4…伝送路、5…デコー
ダ、6…右眼用投写撮像管、7…左眼用投写撮像
管、8…立体像表示用スクリーン、9,10…偏
光板、11…ハーフミラー、12…眼鏡、20…
タイミング信号発生回路、21,31…マトリツ
クス回路、40…サンプリング時間軸変換回路、
52…タイミング信号再生回路、60…左右分
離・時間軸逆変換回路、71,72…逆マトリツ
クス回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被写体の左右両側に配置した撮像手段を用い
    て、左眼用及び右眼用の1画面を構成する第1、
    第2の奇数フイールド及び第1、第2の偶数フイ
    ールドを作成し、 左眼用及び右眼用の映像信号の空間的サンプリ
    ング点が、前記4個のフイールド内の各水平走査
    線上で交番され、該4個のフイールド内の隣接水
    平走査線間で交番され、第1、第2の奇数フイー
    ルド間及び第1、第2の偶数フイールド間で交番
    され、かつ第1の奇数フイールド及び第1の偶数
    フイールドの間に垂直方向及び水平方向への間挿
    関係が成立し、第2の奇数フイールド及び第2の
    偶数フイールドの間に垂直方向及び水平方向への
    間挿関係が成立するように、左眼用及び右眼用の
    映像信号を所定の空間的なサンプリング周期及び
    位相でサンプリングして送出し、 該送出手段から受けた4個のフイールドから左
    眼用映像信号及び右眼用映像信号を分離して左眼
    用画面及び右眼用画面を抽出し、 該抽出した左眼用画面及び右眼用画面の各々
    を、看者の左右両側に配置された受像手段に供給
    することを特徴とする立体テレビジヨンの信号処
    理方法。 2 被写体の左右両側に配置され、各々が左眼用
    及び右眼用の1画面を構成する第1、第2の奇数
    フイールド及び第1、第2の偶数フイールドを作
    成する撮像手段と、 左眼用及び右眼用の映像信号の空間的サンプリ
    ング点が、前記4個のフイールド内の各水平走査
    線上で交番され、該4個のフイールド内の隣接水
    平走査線間で交番され、第1、第2の奇数フイー
    ルド間及び第1、第2の偶数フイールド間で交番
    され、かつ第1の奇数フイールド及び第1の偶数
    フイールドの間に垂直方向及び水平方向への間挿
    関係が成立し、第2の奇数フイールド及び第2の
    偶数フイールドの間に垂直方向及び水平方向への
    間挿関係が成立するように、左眼用及び右眼用の
    映像信号を所定の空間的なサンプリング周期及び
    位相でサンプリングして送出する手段とを備えた
    ことを特徴とする立体テレビジヨンの信号処理方
    法の送信側装置。 3 被写体の左右両側に配置した撮像手段を用い
    て左眼用及び右眼用の1画面を構成する第1、第
    2の奇数フイールド及び第1、第2の偶数フイー
    ルドを作成し;左眼用及び右眼用の映像信号の空
    間的サンプリング点が、前記4個のフイールド内
    の各水平走査線上で交番され、該4個のフイール
    ド内の隣接水平走査線間で交番され、第1、第2
    の奇数フイールド間及び第1、第2の偶数フイー
    ルド間で交番され、かつ第1の奇数フイールド及
    び第1の偶数フイールドの間に垂直方向及び水平
    方向への間挿関係が成立し、第2の奇数フイール
    ド及び第2の偶数フイールドの間に垂直方向及び
    水平方向への間挿関係が成立するように、左眼用
    及び右眼用の映像信号を所定の空間的なサンプリ
    ング周期及び位相でサンプリングして送出する立
    体テレビジヨンの信号処理方法の受信側装置であ
    つて、 受信した各4個のフイールドから左眼用映像信
    号及び右眼用映像信号を分離して左眼用画面及び
    右眼用画面を抽出する手段と、 看者の左右両側に配置され、該抽出された左眼
    用画面及び右眼用画面の各々を受ける受像手段と
    を備えたことを特徴とする立体テレビジヨンの信
    号処理方法の受信側装置。
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