JPH0158506B2 - - Google Patents

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JPH0158506B2
JPH0158506B2 JP55178819A JP17881980A JPH0158506B2 JP H0158506 B2 JPH0158506 B2 JP H0158506B2 JP 55178819 A JP55178819 A JP 55178819A JP 17881980 A JP17881980 A JP 17881980A JP H0158506 B2 JPH0158506 B2 JP H0158506B2
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color
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Koji Suzuki
Yutaka Komya
Koki Kuroda
Joji Nagahira
Takao Aoki
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Canon Inc
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Priority to US06/843,085 priority patent/US4736223A/en
Publication of JPH0158506B2 publication Critical patent/JPH0158506B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はカラー画像形成装置に関するものであ
る。 従来のカラー画像形成装置、例えばカラー複写
装置においては、潜像が形成される感光体上の表
面電位が経時的に変化してしまい。長時間にわた
つて安定したカラーバランスの複写画像を得るこ
とが困難であつた。この問題点を、第1図に示す
カラー複写の階調再現特性によつて以下説明す
る。図において、Doは原稿画像濃度、Dpはプリ
ント画像濃度、Eは露光量、Vsは感光体上の表
面電位をそれぞれ表わすものとする。ここで、第
1象限は、グレースケールを原稿とした場合の調
子再現特性である。C、M、Yはそれぞれシア
ン、マゼンタ、イエローの単色、そしてC+M+
Yはこれら三色の重ね合わせによる複写画像の調
子再現特性を示す。時計方向にみた第2象限は、
Do−E(常用対数)の露光特性を示す。第3象限
は、感光体における赤(R)、緑(G)、青(B)のそれ
ぞれの色分解潜像特性を示す。第4象限は、シア
ン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各
トナーによる現像特性を示す。 第1象限の特性において、シアン、マゼンタ、
イエローのプリント画像濃度Dpが同一の原稿画
像濃度Doに対して異なるのは、各トナーの不要
な光吸収を補正してカラーバランスをとるためで
ある。いま、カラーバランスとしてはグレーバラ
ンスであるから、シアントナーにおける青および
緑の不要な光吸収と、マゼンタトナーにおける青
の不要な光吸収を補正して、シアン、マゼンタお
よびイエローの三色の重ね合わせ画像におけるカ
ラーバランスをとつている。このため、第3象限
に示す如く、赤、緑および青の各色分解潜像特性
をほぼ揃え、そして第4象限に示す如くシアン、
マゼンタおよびイエローの各現像特性に差を設け
ている。 ところで、カラーバランスの良好な複写画像を
得るには、感光体の赤、緑および青の各色分解潜
像特性を長時間一定に保つ必要がある。しかしな
がら、これは前述した如く従来極めて困難であつ
た。その理由は、温湿度等の環境変化あるいは感
光体劣化等によるものであり、潜像特性が変動し
た。また、シアン、マゼンタおよびイエローの各
現像剤(トナー)の製造ロツトによる現像特性の
ばらつき、あるいはこれら現像剤の経時変化によ
る現像特性のばらつき等を補正する必要がある。
そのために、従来は赤、緑、青の各色分解潜像特
性を第3象限に示す如くほぼ揃つた状態からあえ
て異ならせて、適用とされる関係となるように特
性を選択していた。 ところが、適切な各色分解潜像特性となるよう
に調整することは極めて困難であり、厳密には表
面電位計とレコーダを用いて、カラー複写装置の
帯電器出力、露光量等を色毎に熟練者が調整する
必要があつた。そのため、一般ユーザにとつては
事実上調整が不可能であつた。 また、感光体上の表面電位を測定し、測定電位
に応じてプロセス条件を制御することも考えられ
るが、測定工程の後には感光体をクリーニングす
るクリーニング工程が必要となるため、各色毎の
画像形成工程前にその都度測定工程を行つていた
のではそれだけクリーニング行程が増えてしま
う。 本発明の目的は、上述の欠点を除去し、環境変
動、経時変動等を補償するための制御動作に要す
る時間を短縮し、かつカラーバランスを良好に保
つたカラー画像を得ることが可能なカラー画像形
成装置を提供することにある。 すなわち本発明は、光導電性の感光体上に各色
毎の画像形成工程を複数回実行して記録材上にカ
ラー画像を形成する電子写真手段、帯電後の前記
感光体上の暗部表面電位または除電後の前記感光
体上の明部表面電位を検出する検出手段、前記電
位検出手段から出力されるアナログ値をデジタル
値に変換するA/D変換手段、前記A/D変換手
段から出力される暗部表面電位または明部表面電
位に応じたデジタル値が色毎の目標電位に応じた
値になるように前記電子写真手段の色毎の動作条
件を設定するべく前記デジタル値に対し所定の制
御式に従つて演算を行いその演算結果に応じて制
御値を求める制御手段、前記制御手段により求め
られた制御値をアナログ値に変換するD/A変換
手段および前記D/A変換手段から出力されるア
ナログ値に基づいて前記電子写真手段を駆動する
駆動手段を有し、前記制御手段はカラー画像形成
の開始前に前記検出手段により前記感光体上の暗
部表面電位または明部表面電位を複数回検出し、
前記暗部表面電位または明部表面電位に対応した
デジタル値と色毎の目標値とに基づいて前記演算
を複数回実行することにより、各色毎の画像形成
工程における前記電子写真手段の各色毎の動作条
件を予め設定することを特徴とするカラー画像形
成装置を提供するものである。 以下図面に基づいて本発明を詳細に説明する。 第2図は本発明の一実施例に係るカラー複写装
置の構成図である。図において、a方向に回転す
る感光ドラム1の表面には、導電層、CdS光導電
層および絶縁層で構成される感光体が形成されて
いる。原稿台ガラス3上に複写すべき原稿を載置
し、照明ランプ5により照光する。原稿を走査す
る走査ミラー7および9がドラム1の回転と同期
して、原稿の走査をなし、ミラー7,9はそれぞ
れ7′,9′の位置まで移動すると共に照明ランプ
5も5′の位置まで移動する。走査された原稿の
光像は、レンズ11、ミラー13、色分解器15
およびミラー17を介し、更に露光同時除電用の
二次帯電器19を通して感光ドラム1の感光体表
面に結像する。このような露光手段によつて潜像
が形成される。ここで、色分解器15は、各色分
解色に応じて青フイルタ15B、緑フイルタ15
G、赤フイルタ15RおよびNDフイルタ15N
で成り、これらのフイルタを回転切換えてそれぞ
れで光の色分解を行う。 感光ドラム1の感光体表面は予めブレードクリ
ーナ31で清掃され、そして前露光ランプ33お
よび前除電器35により、前回の潜像の影響が除
去される。次に一次帯電器37で一様に帯電し
て、感光体表面を均一な電位とする。この帯電さ
れた感光体表面は、原稿光像と共に二次帯電器1
9によつて除電され、続いて全面露光用ランプ3
9によつて全面均一露光がなされて、感光体表面
には高コントラストの静電潜像が形成される。全
面露光ランプ39と現像器41との間でドラム1
の表面近傍に配置した電位計プローブ43によつ
て、静電潜像の強度つまり静電位を検出するよう
にしている。 現像器41は、イエロー現像器41Y、マゼン
タ現像器41M、シアン現像器41Cおよびブラ
ツク現像器41Bで成り、各色現像剤(トナー)
を供給して現像をなす。カセツトに配置された転
写紙51を送出ローラ53で転写部55に送る。
転写部55において、先ずグリツパ57が転写紙
51の先端を把持する。保持された転写紙51
に、転写コロナ放電器59により、紙背面からコ
ロナ放電で感光ドラム1の感光体表面上の現像像
が転写される。単色コピーの場合には、分離除電
器61の除電後直ちに分離爪63の作動により、
転写紙51を転写部55から分離する。多色コピ
ーの場合には、再現すべき2〜3色の現像像の転
写が終了するまで転写部55のグリツパ57を開
放せず、また分離爪63も作動させずに転写紙5
1を保持しておく。転写終了したら、分離爪63
の作動によつて転写部55から転写紙51を分離
し、搬送ベルト65で加熱ローラ定着器67に送
つて、像定着を行う。定着終了後の転写紙51
は、トレー69に排出される。転写終了後、感光
ドラム1の表面上に残留したトナーは、ブレード
クリーナ31で清掃され、次の複写サイクルに備
える。 第4図は、第2図で示した二次帯電器19の概
略構成を示す断面図である。図示するとおり、二
次帯電器19の感光ドラム1側の開口部に、それ
ぞれワイヤ群を感光ドラム1の表面に近くかつそ
れに沿つて配置している。それぞれのワイヤ群
を、負グリツド191、零グリツド193および
正グリツド195とする。これらのグリツドバイ
アスは、負グリツド191、零グリツド193、
正グリツド195がそれぞれ−50〜−300V、0V
(接地)、+50〜+200Vとする。 ここで、カラー複写画像のカラーバランスにつ
いて説明する。第1図の第1象限に示した如く、
シアン、マゼンタおよびイエローの画像濃度(カ
ラーフイルタ濃度)をそれぞれ互いに異ならせて
おくものとする。マゼンタの画像濃度は、シアン
とイエローの中間に位置すべきもので、カラーバ
ランス上マゼンタの画像濃度を中心にして、シア
ンおよびイエローの画像濃度を考慮しなければな
らない。 カラーバランスをとる上で、シアン対マゼンタ
の画像濃度比は1.5:1〜1:1の範囲、好まし
くは1.2:1前後である。マゼンタ対イエローの
画像濃度比は1:0.9〜1:0.6の範囲、好ましく
は1:0.8前後である。例えば、マゼンタの最大
画像濃度を1.2とすると、カラーバランス上好適
なシアンの最大画像濃度は1.44であり、許容範囲
は1.8〜1.32の間である。また、イエローの最大
画像濃度は0.96で、許容範囲は1.08〜0.72の間で
ある。このように、シアンの画像濃度は中心値に
対し濃度の高い方に、またイエローの画像濃度は
中心値に対し濃度の低い方に許容範囲が広い。従
つて、当初の現像特性が第1図の第4象限の如く
理想的であつたとしても、その後の現像特性の変
動を予測すると、各色分解露光毎に設定する感光
体表面の電位の目標値を、赤>緑>青となるよう
にそれぞれわずかづつずらせておくと好都合であ
る。例えば、第1図の第3象限においては、潜像
の非露光部の電位(暗部電位)VDが、赤、緑、
青においてほぼ380(V)である。これを、例えば
400(V)、380(V)、360(V)の如く異ならせるな
らば、現像特性の変動あるいは表面電位の自動制
御における精度上の問題点を克服するのに効果が
ある。 本発明実施例装置においては、例えば、フルカ
ラーコピー時の暗部(照明ランプ5を消灯)、中
間濃度部(ランプ5を中間電圧で点灯)および明
部(ランプ5を最大定格電圧で点灯)の目標値電
位を、それぞれVDO、VWLOおよびVSLOとして次の
第1表のように設定する。
【表】 第3図は、電位を制御する回路のブロツク図で
ある。図において、感光ドラム1の回転角度検出
用のチヨツパデイスク101により、フオトイン
タラプタ103から回転角に応じたドラムクロツ
クパルス105が出力される。このクロツクパル
ス105は本複写装置のメーンシーケンスコント
ローラ107で計数され、コピーに必要な情報、
例えば設定枚数等の情報信号を制御する。コント
ローラ107によつて、電位制御用のマイクロコ
ンピユータ109に高圧やハロゲン光量の切換え
に必要なタイミング信号や暗部電位VD、中間濃
度部電位VWLおよび明部電位VSLの測定タイミン
グ信号を供給する。表面電位計プローブ43で検
出された潜像電位は、表面電位測定回路111で
表面電位の1/300の電位として測定され、A−D
コンバータ113でデジタル変換された後コンピ
ユータ109に供給される。コンピユータ109
は、電位測定値がスイツチボード115で選択さ
れた目標値に収束すべく制御式に従つて演算を行
う。その演算結果の信号をバスライン117を介
してD−Aコンバータ119に供給してアナログ
変換する。アナログ変換された各信号は、高圧制
御回路121,123,125およびミツクス回
路127に供給される。またコンピユータ109
はアナログマルチプレクサ129に制御信号13
1を送り、微調ボード133からの画像微調信号
135を切換えて高圧制御回路121〜125お
よびミツクス回路127のいずれかに供給する。
高圧制御回路121,123,125で得られた
アナログ信号137I,137G,137Vと画
像微調信号135との加算電圧信号139I,1
39G,139Vは、高圧トランス141,14
3,145でそれぞれ昇圧後、一次帯電器37、
二次帯電器の負グリツド191、二次帯電器19
にそれぞれ供給される。これにより、一次帯電電
流I1、負グリツド電圧VG-および二次帯電電圧V2
が制御される。また、ミツクス回路127による
アナログ信号137Hと画像微調信号135との
混合信号139Hをハロゲン制御回路155に供
給して、照明(ハロゲン)ランプ5に印加される
ハロゲン電圧VHlを制御する。またコンピユータ
109はバスライン117を介してI/Oドライ
バ161にデジタル信号を供給する。このI/O
ドライバ161によつて、7セグメント8桁の表
示器163の桁走査を行い、コンピユータ109
からの表示信号165をBCD−7セグメントド
ライバ167に入力して、その出力信号169に
より表示器163で感光ドラム表面電位を表示す
る。また、I/Oドライバ161を介してダイオ
ードスイツチボード171を走査制御して、スイ
ツチボード115において設定された目標値を順
次個々に選択する。この選択設定された目標値の
電圧信号をコンピユータ109に送り、個々の制
御式(後述する)に従つて演算を行い、これらの
目標値に収束するよう動作する。これらのコンピ
ユータ109によつて収束された目標値による信
号をD/Aコンバータ119でアナログ信号に変
換し、そのアナログ変換された各電圧信号が高圧
制御回路121〜125およびミツクス回路12
7のそれぞれに供給される。 第3図に示した制御回路の制御シーケンスをみ
る。本制御回路を作動させる前に、複写装置の操
作者は次の操作を行う。原稿台ガラス3上に白紙
(転写紙)を置く。複写装置における絞りを“5”
(標準)に設定する。次いで、複写装置の外部に
設けた目標値設定用の切換スイツチ(スイツチボ
ード115に接続されている)で目標値を設定す
る。このような操作を行つた後、制御ボタン(図
示せず)を押して制御回路を作動させる。その制
御動作は、第5図に示す流れ図に従つて行われ
る。 先ず、電位制御回路の電源をオンとする(ブロ
ツク401)。次いで、感光ドラム1の前回転に
より電位クリーニングを行う(ブロツク403)。
この状態で、原稿の照明ランプ5の電圧VHlを最
大定格電圧として点灯し、このランプ5の発光量
を最大とする。かような最大光量による原稿像光
が色分解器15のNDフイルタ15Nを透過するよ
うに、この色分解器15をフイルタ設定する。感
光ドラム1を1回転させて、感光体表面を露光す
る。電位計プローブ43で、感光ドラム1の感光
体表面における明部電位VSLを検出して、その検
出信号を電位測定回路111に供給してこの明部
電位VSLを測定する(ブロツク405)。この測
定された明部電位VSLと明部電位の目標値VSLO
の差(|VSL−VSLO|)が、許容誤差(C1)内で
あるか否か判定する(ブロツク407)。否定判
定ならば、二次帯電器19の二次帯電電圧V2を、
制御式ΔV2=δΔVSLに従つて制御する(ブロツク
409)。そして、ブロツク405に復帰してそ
の動作を繰返す。ブロツク409によつて制御さ
れた二次帯電電圧V2によつて再度得られる明部
電位VSLが、許容誤差C1内になつてその目標値
VSLOに収束するまでブロツク405,407およ
び409における動作が繰返される。許容誤差
C1内となつてブロツク407において肯定判定
となれば、色分解器15を回転させて青フイルタ
15Bを原稿像光が透過するように設定する(ブロ
ツク411)。なお、このステツプでフイルタを
緑、赤、ND、緑、赤の順で切換えるようにして
いる。照明ランプ5を消灯して原稿露光がないま
ま感光ドラム1を1回転させる。感光ドラム1の
感光体表面の表面電位は暗部電位VDとなるから、
この暗部電位VDを電位計プローブ43によつて
検出して測定する(ブロツク413)。この測定
された暗部電位VDとその目標値VDOとの差が、許
容誤差C2内であるか否か判定する(ブロツク4
15)。この判定が否定であれば、一次帯電器3
7の一次帯電電流I1を、制御式ΔI1=αΔVDに従つ
て制御する(ブロツク417)。しかる後、ブロ
ツク413に戻つて動作を繰返す。暗部電位VD
がその目標値VDOに許容誤差C2内に収束すると、
ブロツク415での判定は肯定となり、ループを
抜け出して次の動作に移る。 照明ランプ5を最大定格電圧で発光し、原稿露
光量を最大とする。感光ドラム1を回転させてそ
の感光体表面を最大光量で露光する。その状態で
電位計プローブ43によつて表面電位たる明部電
位VSLを検出し、そして測定する。(ブロツク4
19)。その測定した明部電位VSLとその目標値
VSLOとの差(|VSL−VSLO|)が許容誤差C3内か
否か判定する。(ブロツク421)。もし否定判定
ならば、二次帯電器19における負グリツド19
1の負グリツド電圧VG-を、制御式ΔVG-
β1ΔVD+β2ΔVSLに従つて制御する(ブロツク4
23)。次いで、ブロツク419に戻つてループ
動作を繰返す。明部電位VSLがその目標値VSLO
許容誤差C3内に収束すれば、ブロツク421に
て肯定判定となりループを抜け出す。 照明ランプ5を中間電圧のハロゲン電圧VHl
点灯し、原稿露光量を標準光量とする。かような
光量の下で、感光ドラム1を回転させてその感光
体表面を露光する。感光体表面の電位は中間濃度
部電位VWLとなり、この電位VWLを電位計プロー
ブ43および電位測定回路111で測定する(ブ
ロツク425)。この測定された中間濃度部電位
VWLとその目標値との差(|VWL−VWLO|)が、
許容誤差C4内であるか否か判定する。(ブロツク
427)。もし否定判定ならば、照明ランプ5を
点灯するハロゲン電圧VHlを、制御式ΔVHl
γΔVWLに従つて制御する(ブロツク429)。次
いで、ブロツク425に戻りループ動作を繰返
す。中間濃度部電位VWLがその目標値VWLOに許容
誤差C4内に収束すれば、ブロツク427にて肯
定判定となりループを抜け出す。このような動作
手順によつて、ブロツク411〜427に基づ
き、青色フイルタ15Bにおける一次帯電電流
I1、負グリツド電圧VG-およびハロゲン電圧VHl
制御設定される。次に色分解器15における設定
フイルタが最後のものか否か判定する(ブロツク
431)。この場合、否定判定であるからブロツ
ク411に戻る。ブロツク411にて、青→緑→
赤→ND→緑→赤の順で色分解器15を回転させ
てフイルタを切換設定する。フイルタ設定の都度
413〜429の動作を行い、そのフイルタにお
ける一次帯電電流I1、負グリツド電圧VG-および
ハロゲン電圧VHlを制御設定する。かようなルー
プ動作が繰返され、最後のフイルタについても各
電圧の制御が終了すると、ブロツク431にて肯
定判定となり、制御回路の制御動作は終了する。
このようにして、三色カラーの青、緑、赤、白黒
および二色カラーのマゼンタと黒に基づく表面電
位を所定値に定めるように電圧関係が設定され
る。そして、設定された制御電圧関係の下で、原
稿台ガラス3上に載置した原稿の画像が転写紙5
1にカラー複写される。 なお、複写装置の外部に、例えば切換スイツチ
を設けて、三色カラーの青、緑、赤、白黒および
二色カラーのマゼンタ、黒を個々に、例えば、3
段階に設定できるようにしてもよい。かように設
定された目標値に、表面電位はそれぞれ収束す
る。 なお、ブロツク405,419および425で
の明部電位VSLおよび中間濃度部電位VWLの測定
は、原稿台ガラス3上に転写紙を置いた状態で、
通常のコピー時と同じ速度で原稿走査を行つて電
位形成した後に行われる。また、第5図に示した
各制御式の係数γ、δ、α、β1およびβ2は、それ
ぞれの関係式による関数の傾きを示す。 第5図の流れ図に示す如く、二次帯電電圧V2
を、二次帯電器19のグリツドバイアス電圧たる
グリツド電圧VG-に先立つて制御する理由につい
て述べる。第4図の二次帯電器19の構成を参照
する。グリツド191〜195のワイヤと感光ド
ラム1の表面との距離は通常1.0±0.1mmである。
この距離の公差内では、例えば二次帯電器19の
放電ワイヤ印加電圧を−8.5kV、またグリツド1
91,193,195の印加電圧をそれぞれ−
120V、0V、100Vとした場合、明部電位VSLが−
120±30Vの範囲内で変化する。そのため、装置
間のばらつきを相殺し、一定のグリツドバイアス
電圧で一定の明部電位VSLが得られるように、二
次帯電電圧V2の制御を初めに行うものである。
しかる後、負グリツド191のバイアス電圧たる
負グリツド電圧VG-を印加して、本出願人が特開
昭54−14237「電子写真方法及び装置」の明細書に
て提示した階調制御法に基づいて明部電位VSL
制御を行うものである。 第5図の流れ図に従つて説明した如く、本発明
では、色分解潜像の自動電位制御を行うにあたり
通常の複写シーケンスとは異なつた色分解フイル
タの切換えを行なつている。すなわち、ある色分
解フイルタにおいて所望の表面電位が得られ次
第、次の色分解フイルタに切換えて、そのフイル
タにおける所望の表面電位を得るように電位制御
を行う。それにより、各色分解潜像の電位制御に
要する時間は最小限となり、処理効率は高まる。 かように電位制御がなされた後、原稿台ガラス
3上に複写したい原稿を載置して複写すれば、カ
ラーバランスの適切なカラー画像が転写紙51に
得られる。 以上のように、本発明によれば、感光体の暗部
または明部表面電位を複数回検出し、検出電位と
目標電位とに基づいて色毎に複数回演算を行い、
電子写真手段の各色毎の動作条件を予め仮定する
ので、制御動作に要する時間を短縮し、かつ常に
カラーバランスの良好なカラー画像を得ることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカラー複写の階調再現特性を示す図、
第2図は本発明の実施例に係るカラー複写装置の
装置構成図、第3図は第2図に示す装置における
制御回路のブロツク図、第4図は二次帯電器の概
略構成図、第5図は第3図の動作を示す流れ図で
ある。 1……感光ドラム、3……原稿台ガラス、5…
…照明ランプ、15……色分解器、19……二次
帯電器、41……現像器、43……電位計プロー
ブ、51……転写紙、55……転写部、59……
転写コロナ放電器、67……加熱ローラ定着器、
101……チヨツパデイスク、107……メーン
シーケンスコントローラ、109……マイクロコ
ンピユータ、111……表面電位測定回路、11
5……スイツチボード、133……微調ボード、
161……I/Oドライバ、163……表示器、
171……ダイオードスイツチボード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光導電性の感光体上に各色毎の画像形成工程
    を複数回実行して記録材上にカラー画像を形成す
    る電子写真手段、 帯電後の前記感光体上の暗部表面電位または除
    電後の前記感光体上の明部表面電位を検出する検
    出手段、 前記電位検出手段から出力されるアナログ値を
    デジタル値に変換するA/D変換手段、 前記A/D変換手段から出力される暗部表面電
    位または明部表面電位に応じたデジタル値が色毎
    の目標電位に応じた値になるように前記電子写真
    手段の色毎の動作条件を設定するべく前記デジタ
    ル値に対し所定の制御式に従つて演算を行いその
    演算結果に応じて制御値を求める制御手段、 前記制御手段により求められた制御値をアナロ
    グ値に変換するD/A変換手段および 前記D/A変換手段から出力されるアナログ値
    に基づいて前記電子写真手段を駆動する駆動手段
    を有し、 前記制御手段はカラー画像形成の開始前に前記
    検出手段により前記感光体上の暗部表面電位また
    は明部表面電位を複数回検出し、前記暗部表面電
    位または明部表面電位に対応したデジタル値と色
    毎の目標値とに基づいて前記演算を複数回実行す
    ることにより、各色毎の画像形成工程における前
    記電子写真手段の各色毎の動作条件を予め設定す
    ることを特徴とするカラー画像形成装置。
JP55178819A 1980-12-16 1980-12-19 Color copying machine Granted JPS57102670A (en)

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GB8137973A GB2092068B (en) 1980-12-16 1981-12-16 Controlling colour balance in electrostatic copiers
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JPS5529858A (en) * 1978-08-24 1980-03-03 Canon Inc Electrostatic recorder
JPS55157756A (en) * 1979-05-29 1980-12-08 Canon Inc Surface potential control unit

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