JPH0156625B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0156625B2 JPH0156625B2 JP58090848A JP9084883A JPH0156625B2 JP H0156625 B2 JPH0156625 B2 JP H0156625B2 JP 58090848 A JP58090848 A JP 58090848A JP 9084883 A JP9084883 A JP 9084883A JP H0156625 B2 JPH0156625 B2 JP H0156625B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation
- hub
- rotor
- rotating shaft
- reverse rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 26
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 18
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 239000006249 magnetic particle Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/10—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
- H02K7/118—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with starting devices
- H02K7/1185—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with starting devices with a mechanical one-way direction control, i.e. with means for reversing the direction of rotation of the rotor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はモータの逆転防止機構に関し、特に同
期モータ回転子を所望の方向に回転させ回転子の
回転軸上で継続して弾性力に付勢された状態で摺
動する摺動面を少なくとも一面有するハブを備え
た同期モータ回転子の逆転防止機構に関する。
期モータ回転子を所望の方向に回転させ回転子の
回転軸上で継続して弾性力に付勢された状態で摺
動する摺動面を少なくとも一面有するハブを備え
た同期モータ回転子の逆転防止機構に関する。
例えば、スイス特許570064号公報に示されてい
るように、この種の逆転防止機構が多く知られて
いるが、これらはみな多数の部品から構成されて
いるため、製造および組立てに比較的コストが高
くつく。
るように、この種の逆転防止機構が多く知られて
いるが、これらはみな多数の部品から構成されて
いるため、製造および組立てに比較的コストが高
くつく。
従つて、本発明の目的は、この種の逆転防止機
構の構造を簡単にすることにある。
構の構造を簡単にすることにある。
以下、本発明の実施例を図面に従つて詳細に説
明する。
明する。
第1図および第2図において符号1で示すもの
は逆転防止部材であり、この逆転防止部材1は、
モールド部品として一体に形成され、2つのスラ
イド面を有したハブ2と、それぞれ端部が固定点
に支持された止め部材3,4とからなつている。
この止め部材3,4は弾性アーム7,8を介して
ハブ2と弾性的に連結されている。
は逆転防止部材であり、この逆転防止部材1は、
モールド部品として一体に形成され、2つのスラ
イド面を有したハブ2と、それぞれ端部が固定点
に支持された止め部材3,4とからなつている。
この止め部材3,4は弾性アーム7,8を介して
ハブ2と弾性的に連結されている。
ハブ2のスライド面は、径方向に互いに弾性力
を持つて配置された同様な軸受5,6からなつて
おり、この軸受5,6から弾性アーム7,8が延
び、その端部は、回転止めとして働く、止め部材
3,4の外方端9,10のそれぞれに連結されて
いる。
を持つて配置された同様な軸受5,6からなつて
おり、この軸受5,6から弾性アーム7,8が延
び、その端部は、回転止めとして働く、止め部材
3,4の外方端9,10のそれぞれに連結されて
いる。
軸受5,6は同期モータの回転軸11を弾性的
にかつ摺動自在に軸承する。このために両方の軸
受5,6は互いに接触するのではなく、その間に
スリツト12が形成される。このスリツト12は
回転軸11の芯と同一面上を軸受5,6の両側に
延びている。スリツト12の両側の端部は回転軸
11に対して平行であり、そこで両方の軸受5,
6が一体に連結されている。スリツト12を包囲
する材料は弾性力を有し、この弾性力により両方
の軸受5,6が押圧し合つている。後述するよう
に回転軸11が回転する場合に逆転防止部材1全
体を共に回転させようとする軸受5,6間に作用
する摩擦力はごく僅かでしかない。
にかつ摺動自在に軸承する。このために両方の軸
受5,6は互いに接触するのではなく、その間に
スリツト12が形成される。このスリツト12は
回転軸11の芯と同一面上を軸受5,6の両側に
延びている。スリツト12の両側の端部は回転軸
11に対して平行であり、そこで両方の軸受5,
6が一体に連結されている。スリツト12を包囲
する材料は弾性力を有し、この弾性力により両方
の軸受5,6が押圧し合つている。後述するよう
に回転軸11が回転する場合に逆転防止部材1全
体を共に回転させようとする軸受5,6間に作用
する摩擦力はごく僅かでしかない。
ハブ2の回転は、止め部材3,4の外側端部
9,10に伝達される。この止め部材3,4はそ
の内側の端部13,14がそれぞれ固定されたボ
ルト15,16上の固定点を中心に揺動できるよ
うに支持されている。この場合ボルト15,16
の軸は回転軸11に対して平行に配置される。
9,10に伝達される。この止め部材3,4はそ
の内側の端部13,14がそれぞれ固定されたボ
ルト15,16上の固定点を中心に揺動できるよ
うに支持されている。この場合ボルト15,16
の軸は回転軸11に対して平行に配置される。
本実施例において止め部材3,4を2個用いる
かわりに、止め部材を一つにすることもできる
が、2個設け、各ボルト15,16の軸と回転軸
が同一の面になるように配置することが負荷の理
由から好ましい。
かわりに、止め部材を一つにすることもできる
が、2個設け、各ボルト15,16の軸と回転軸
が同一の面になるように配置することが負荷の理
由から好ましい。
同期モータが回転し始めると回転軸11上の軸
受5,6の摩擦によつて、ハブ2の全体は回転運
動を行ない、この回転運動は弾性アーム7,8を
介して回転止めとして働く、止め部材3,4の回
動運動となつて現われる。回転軸11が一方の回
転方向(図中時計方向に回転する場合に)は、止
め部材3,4は内側から外側に向つて回動し、同
期モータの回転している突起17の領域に入る。
それにより回転軸は回転し続けることができなく
なる。その反対の回転方向では、止め部材3,4
は弾性アーム7,8を介して内側に回動し、突起
17によつて拘束されることなく回転軸11は回
転する。これにより、同期モータを回転軸の一方
向の回転方向にしか回転させないようにすること
ができる。
受5,6の摩擦によつて、ハブ2の全体は回転運
動を行ない、この回転運動は弾性アーム7,8を
介して回転止めとして働く、止め部材3,4の回
動運動となつて現われる。回転軸11が一方の回
転方向(図中時計方向に回転する場合に)は、止
め部材3,4は内側から外側に向つて回動し、同
期モータの回転している突起17の領域に入る。
それにより回転軸は回転し続けることができなく
なる。その反対の回転方向では、止め部材3,4
は弾性アーム7,8を介して内側に回動し、突起
17によつて拘束されることなく回転軸11は回
転する。これにより、同期モータを回転軸の一方
向の回転方向にしか回転させないようにすること
ができる。
止め部材3,4は突起17との当接位置に爪状
の歯18,19を有する。第1図において左方の
止め部材4の歯19は右方の止め部材3と異なり
外側の端部10に設けられており、一方これに対
して止め部材3に設けられた歯18は突起17間
の距離のほゞ半分だけ時計方向にずれた所に設け
られている。これにより、回転軸11の逆回転を
防止するまでの回転する量を突起間の距離のほゞ
半分の距離に減少することができる。
の歯18,19を有する。第1図において左方の
止め部材4の歯19は右方の止め部材3と異なり
外側の端部10に設けられており、一方これに対
して止め部材3に設けられた歯18は突起17間
の距離のほゞ半分だけ時計方向にずれた所に設け
られている。これにより、回転軸11の逆回転を
防止するまでの回転する量を突起間の距離のほゞ
半分の距離に減少することができる。
従つて、モータはその同期回転数により早く到
達する。さらにこの方法により、止め部材3,4
を同様に構成した場合よりも同期モータ内の永久
磁石の位置に関係した位置で所望の回転方向の始
動トルクに対して最も好ましい制動位置を得るこ
とができる。これにより、始動時の保護が高めら
れる。
達する。さらにこの方法により、止め部材3,4
を同様に構成した場合よりも同期モータ内の永久
磁石の位置に関係した位置で所望の回転方向の始
動トルクに対して最も好ましい制動位置を得るこ
とができる。これにより、始動時の保護が高めら
れる。
第3図による実施例の場合、突起17の代わり
に例えばプラスチツクで結合された磁石微粒子か
らなり内側に突起21を有したロータ20が設け
られており、この内側に逆転防止部材22が係合
する。逆転防止部材22も同様に孔24が形成さ
れたハブ23を有し、孔24は回転軸11上でハ
ブ23が弾性的に摺動する面を形成している。こ
のために孔24から径方向にスリツト25が延び
ており、このスリツト25は孔24とともに鍵形
状をしており、スリツト25の長さは回転軸11
の直径より大きく選ばれる。このようにしてハブ
23は回転軸11上で弾性的に摺動するために必
要な弾力性を得ている。これにより、回転軸11
からハブ23には継続的にはわずかな回転トルク
しか伝わらないようになる。そのために、スリツ
ト25を包囲するハブ23の部分は突出したリブ
26となつており、このリブ26によつてハブ2
3の回転できる範囲が制限される。このために2
個の当り止め27,28が設けられ、リブ26は
回転方向に従い当り止め27,28に当接する。
に例えばプラスチツクで結合された磁石微粒子か
らなり内側に突起21を有したロータ20が設け
られており、この内側に逆転防止部材22が係合
する。逆転防止部材22も同様に孔24が形成さ
れたハブ23を有し、孔24は回転軸11上でハ
ブ23が弾性的に摺動する面を形成している。こ
のために孔24から径方向にスリツト25が延び
ており、このスリツト25は孔24とともに鍵形
状をしており、スリツト25の長さは回転軸11
の直径より大きく選ばれる。このようにしてハブ
23は回転軸11上で弾性的に摺動するために必
要な弾力性を得ている。これにより、回転軸11
からハブ23には継続的にはわずかな回転トルク
しか伝わらないようになる。そのために、スリツ
ト25を包囲するハブ23の部分は突出したリブ
26となつており、このリブ26によつてハブ2
3の回転できる範囲が制限される。このために2
個の当り止め27,28が設けられ、リブ26は
回転方向に従い当り止め27,28に当接する。
一体形成の逆転防止部材22にはさらにかなり
長いため弾性を有し止め部材として機能するアー
ム29がハブ23上に少なくとも1個形成されて
いる。ハブ23の形状はこれに限るものではな
く、第1図で説明したハブ2のような形状にする
こともできる。アーム29はその自由端31が固
定されたカム33に近接して配置されており、回
転軸11ないしハブ23が回転した場合にカム3
3に沿つてスライドし、回転方向が逆である場合
には第3図中で自由端31が破線で示されている
ように突起21と係合する。そして自由端31は
突起21とカム33との間に挾持され、ロータ2
0の回転を阻止し、一方、正回転の場合にはロー
タ20の回転を拘束しない。第3図を参照して説
明した1個のアームしか有さない逆転防止機構並
びに第1図、第2図に示した逆転防止機構によつ
て回転ができる正転方向を予め選ぶことができ
る。すなわち組立時に逆転防止部材22ないし1
を回転軸上に設置する方法を選択することによ
り、回転できる方向が決定される。
長いため弾性を有し止め部材として機能するアー
ム29がハブ23上に少なくとも1個形成されて
いる。ハブ23の形状はこれに限るものではな
く、第1図で説明したハブ2のような形状にする
こともできる。アーム29はその自由端31が固
定されたカム33に近接して配置されており、回
転軸11ないしハブ23が回転した場合にカム3
3に沿つてスライドし、回転方向が逆である場合
には第3図中で自由端31が破線で示されている
ように突起21と係合する。そして自由端31は
突起21とカム33との間に挾持され、ロータ2
0の回転を阻止し、一方、正回転の場合にはロー
タ20の回転を拘束しない。第3図を参照して説
明した1個のアームしか有さない逆転防止機構並
びに第1図、第2図に示した逆転防止機構によつ
て回転ができる正転方向を予め選ぶことができ
る。すなわち組立時に逆転防止部材22ないし1
を回転軸上に設置する方法を選択することによ
り、回転できる方向が決定される。
逆転防止部材22が第3図によるように止め部
材として端部31,32がカム33に近接して配
置される2個のアーム29,30を有する場合に
はより良好に回転できる方向を予め選択すること
ができる。その場合アーム29,30は第1図の
スリツト12ないし第3図のスリツト25の長軸
に対して対称に配置される。少なくとも、固定さ
れた当り止めの働きによりハブ2,23の回転で
きる方向が制限され、回転方向が決まる。
材として端部31,32がカム33に近接して配
置される2個のアーム29,30を有する場合に
はより良好に回転できる方向を予め選択すること
ができる。その場合アーム29,30は第1図の
スリツト12ないし第3図のスリツト25の長軸
に対して対称に配置される。少なくとも、固定さ
れた当り止めの働きによりハブ2,23の回転で
きる方向が制限され、回転方向が決まる。
第3図に示すように、逆転防止部材22が停止
する位置においては右側の当り止め27の方が左
側の当り止め28よりもハブ26に近接してい
る。その位置から回転軸11が回転し、それによ
りハブ23が反時計方向に回転すると、リブ26
は当り止め27に当接し、自由端32は突起21
に係合することができない。一方時計方向の回転
においてはリブ26が回動する結果、ロータ20
は点線の位置に進入するアーム29の自由端31
によつて停止される。このため同期モータは反時
計方向にしか回転できない。
する位置においては右側の当り止め27の方が左
側の当り止め28よりもハブ26に近接してい
る。その位置から回転軸11が回転し、それによ
りハブ23が反時計方向に回転すると、リブ26
は当り止め27に当接し、自由端32は突起21
に係合することができない。一方時計方向の回転
においてはリブ26が回動する結果、ロータ20
は点線の位置に進入するアーム29の自由端31
によつて停止される。このため同期モータは反時
計方向にしか回転できない。
逆方向に回転するロータ20を弾性的に制動し
て停止させるには、第4図中の腕部31に示すよ
うに自由端31,32にスリツト34を形成する
のが好ましい。
て停止させるには、第4図中の腕部31に示すよ
うに自由端31,32にスリツト34を形成する
のが好ましい。
その場合スリツトが形成された部分は、制動バ
ネとして働く。
ネとして働く。
両方の当り止め27,28を、互いの間の距離
を一定に保つた状態で移動できるように構成すれ
ば、簡単に回転できる方向を予め選択できる。
を一定に保つた状態で移動できるように構成すれ
ば、簡単に回転できる方向を予め選択できる。
上述の逆転防止機構の逆転防止部材は例えば熱
可塑性プラスチツクの射出成形により一体に、安
価なコストで製作され、組立ての際は各部分の調
整をすることなしにモータ上に取り付けることが
できる。射出成形材料が滑らかであることおよび
回転軸上をこする面が比較的大きいことにより、
動作は長期間非常に安定しており、摩耗は極めて
少ない。
可塑性プラスチツクの射出成形により一体に、安
価なコストで製作され、組立ての際は各部分の調
整をすることなしにモータ上に取り付けることが
できる。射出成形材料が滑らかであることおよび
回転軸上をこする面が比較的大きいことにより、
動作は長期間非常に安定しており、摩耗は極めて
少ない。
以上説明したように、本発明では、同期モータ
回転子の回転軸と摺動係合するハブ、弾性アーム
並びに止め部材が一体に形成されて逆転防止部材
が構成されており、また、モータが逆転した場
合、回転子の回転軸とハブの摺動係合面間に発生
する摩擦力により止め部材が弾性アームを介して
移動され、それにより止め部材の一部が同期モー
タ回転子の突起と当接し同期モータ回転子の逆転
が防止されるので、逆転防止部材の製造が極めて
簡単であると共に取付も極めて容易であり、しか
も滑らかにかつ確実にモータの回転子の逆転を防
止することが可能になる。
回転子の回転軸と摺動係合するハブ、弾性アーム
並びに止め部材が一体に形成されて逆転防止部材
が構成されており、また、モータが逆転した場
合、回転子の回転軸とハブの摺動係合面間に発生
する摩擦力により止め部材が弾性アームを介して
移動され、それにより止め部材の一部が同期モー
タ回転子の突起と当接し同期モータ回転子の逆転
が防止されるので、逆転防止部材の製造が極めて
簡単であると共に取付も極めて容易であり、しか
も滑らかにかつ確実にモータの回転子の逆転を防
止することが可能になる。
第1図は本発明の一実施例を説明するもので、
固定子の筐体カバーを取り除いた場合の逆転防止
機構を示した平面図、第2図は第1図のA−A線
に沿つた断面図、第3図は本発明の他の実施例を
説明する平面図、第4図は第3図中の腕部の端部
にスリツトを形成した例の説明図である。 1,22……逆転防止部材、2,23……ハ
ブ、3,4,29,30……止め部材、5,6…
…軸受、7,8……弾性アーム、9,10,1
3,14……端部、11……回転軸、12,25
……スリツト、15,16……ボルト、17,2
1……突起、18,19……歯、20……ロー
タ、24……孔、26……リブ、27,28……
当り止め、29,30……アーム、31,32…
…自由端、33……カム。
固定子の筐体カバーを取り除いた場合の逆転防止
機構を示した平面図、第2図は第1図のA−A線
に沿つた断面図、第3図は本発明の他の実施例を
説明する平面図、第4図は第3図中の腕部の端部
にスリツトを形成した例の説明図である。 1,22……逆転防止部材、2,23……ハ
ブ、3,4,29,30……止め部材、5,6…
…軸受、7,8……弾性アーム、9,10,1
3,14……端部、11……回転軸、12,25
……スリツト、15,16……ボルト、17,2
1……突起、18,19……歯、20……ロー
タ、24……孔、26……リブ、27,28……
当り止め、29,30……アーム、31,32…
…自由端、33……カム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 同期モータ回転子の回転軸と継続して弾性的
に付勢された状態で摺動係合する摺動面を有する
逆転防止部材1,22を備え、その逆転防止部材
が弾性アーム7,8を介して同期モータの固定点
15,16,33に支持された止め部材3,4,
29,30に連結され、回転子を所望の方向に回
転させる同期モータ回転子の逆転防止機構におい
て、 前記逆転防止部材は、同期モータ回転子の回転
軸11と摺動係合するハブ2,23として形成さ
れた部分を有し、 前記ハブ、弾性アーム並びに止め部材が一体に
形成されて逆転防止部材が構成されており、 前記ハブ2,23には、同期モータ回転子の回
転軸と弾性的に付勢された状態で摺動係合させる
ため径方向に延びるスリツト12,25が形成さ
れ、 モータが逆転した場合、回転軸11とハブの摺
動係合面5,6,24間に発生する摩擦力により
止め部材3,4,29,30が弾性アームを介し
て移動され、それにより止め部材の一部が同期モ
ータ回転子の突起17,21と当接し同期モータ
回転子の逆転が防止されることを特徴とするモー
タの逆転防止機構。 2 前記弾性アームはハブから爪状に形成された
止め部材端部9,10に移動し、前記止め部材の
内側端部13,14は、固定されたボルト15,
16上の固定点を中心に揺動自在に軸承されてお
り、その場合ボルト15,16の軸は回転軸11
に対して平行であり、ハブ2の回転は弾性アーム
7,8を介して止め部材3,4の回動として伝達
されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載のモータの逆転防止機構。 3 止め部材としてハブ2,23上に形成された
弾性アーム29,30が用いられ、その自由端3
1,32は固定されたカム33に近接して配置さ
れ、回転軸11が一方の方向に回転する場合には
カム33に沿つてスライドし、その回転が逆方向
の場合には、カム33の近傍を通過するロータ2
0の突起21と係合してロータ20の回転を阻止
し、一方回転が正方向の場合には自由端31,3
2はロータ20の回転を拘束しないことを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載のモータの逆転
防止機構。 4 逆転防止部材1;22を回転軸11上に取り
付ける方法を変えることにより回転できる方向を
選択して決めることを特徴とする特許請求の範囲
第2項または第3項に記載のモータの逆転防止機
構。 5 ハブ23が径方向に一つのスリツト25を有
し、その径方向の長さが回転軸11の直径より大
きく、ハブ23のスリツト25を包囲する部分に
は突出したリブ26が形成されていることを特徴
とする特許請求の範囲第3項に記載のモータの逆
転防止機構。 6 2個の止め部材3,4がそれぞれボルト1
5,16に軸承されており、その場合ボルト1
5,16の軸と回転軸は同一面に配置されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
モータの逆転防止機構。 7 止め部材3,4は突起17との当接位置に爪
状の歯18,19を有し、この歯18ないし19
の位置は各止め部材3ないし4によつて異なり、
突起間17の距離のほぼ半分だけ互いにずれてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載
のモータの逆転防止機構。 8 前記アーム29,30はその自由端31,3
2が1個のカム33に近接して配置され、スリツ
ト12ないし25の長手方向の軸に対して対称的
に配置され、また固定された少なくとも1個の当
り止め27,28が設けられ、それによりハブ
2,23の回転が制限されることを特徴とする特
許請求の範囲第3項又は第5項に記載のモータの
逆転防止機構。 9 ハブ2,23のできる回転の角度を決定する
2個の当り止め27,28を移動可能にしたこと
を特徴とする特許請求の範囲第8項に記載のモー
タの逆転防止機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH3345/82-2 | 1982-06-01 | ||
CH3345/82A CH661159A5 (de) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | Drehrichtungssperre fuer den rotor eines synchronmotors. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58215952A JPS58215952A (ja) | 1983-12-15 |
JPH0156625B2 true JPH0156625B2 (ja) | 1989-11-30 |
Family
ID=4253959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58090848A Granted JPS58215952A (ja) | 1982-06-01 | 1983-05-25 | モ−タの逆転防止機構 |
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