JPH0155330B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0155330B2 JPH0155330B2 JP55098421A JP9842180A JPH0155330B2 JP H0155330 B2 JPH0155330 B2 JP H0155330B2 JP 55098421 A JP55098421 A JP 55098421A JP 9842180 A JP9842180 A JP 9842180A JP H0155330 B2 JPH0155330 B2 JP H0155330B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- shaped
- cylinder
- caliper
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 33
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 33
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 14
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 12
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D2055/0004—Parts or details of disc brakes
- F16D2055/0016—Brake calipers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2250/00—Manufacturing; Assembly
- F16D2250/0007—Casting
- F16D2250/0015—Casting around inserts
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はローターを跨ぐコ字状部を有するキヤ
リパー型デイスクブレーキ用キヤリパにおいて、
強度の要求されるコ字状部を鋼材又は鋳鉄材で形
成し油圧部分に相当するシリンダー部をアルミニ
ウム又はアルミニウム合金で鋳造するデイスクブ
レーキ用キヤリパーの製造方法に関するものであ
る。
リパー型デイスクブレーキ用キヤリパにおいて、
強度の要求されるコ字状部を鋼材又は鋳鉄材で形
成し油圧部分に相当するシリンダー部をアルミニ
ウム又はアルミニウム合金で鋳造するデイスクブ
レーキ用キヤリパーの製造方法に関するものであ
る。
従来デイスクブレーキ用キヤリパーとしてはダ
クタイル等の鉄系鋳物又はアルミニウム鋳物の同
一材質で構成されているものが主であり、一部に
ダクタイルとアルミニウムを機械的に結合してキ
ヤリパーを構成せしめたものがある。
クタイル等の鉄系鋳物又はアルミニウム鋳物の同
一材質で構成されているものが主であり、一部に
ダクタイルとアルミニウムを機械的に結合してキ
ヤリパーを構成せしめたものがある。
ダクタイル製のキヤリパーはコイトが比較的安
価であるという利点をもつ反面、重量が重いとい
う欠点がある。
価であるという利点をもつ反面、重量が重いとい
う欠点がある。
一方アルミニウム製のキヤリパーは軽量化され
ると共に加工性にも優れているが、コストが高く
つくという欠点がある。
ると共に加工性にも優れているが、コストが高く
つくという欠点がある。
そこでダクタイルとアルミニウムとを機械的に
接合してキヤリパーとすることも行われている
が、この場合にはその接合部の機械加工のためキ
ヤリパーのコストアツプとなるという欠点があ
り、現在ではダクタイル製キヤリパーが主流をな
している。
接合してキヤリパーとすることも行われている
が、この場合にはその接合部の機械加工のためキ
ヤリパーのコストアツプとなるという欠点があ
り、現在ではダクタイル製キヤリパーが主流をな
している。
そこで本発明者はコ字状部を鋼材又は鋳鉄材で
形成し、このコ字状部を、シリンダー部を鋳造す
るための鋳型にセツトして該鋳型にアルミニウム
又はアルミニウム合金を注湯することにより油圧
部分のシリンダー部を鋳造すると同時にコ字状部
のシリンダー部との接合部を鋳包むデイスクブレ
ーキ用キヤリパーの製造方法を提供すべく研究の
結果、本発明に至つたものである。
形成し、このコ字状部を、シリンダー部を鋳造す
るための鋳型にセツトして該鋳型にアルミニウム
又はアルミニウム合金を注湯することにより油圧
部分のシリンダー部を鋳造すると同時にコ字状部
のシリンダー部との接合部を鋳包むデイスクブレ
ーキ用キヤリパーの製造方法を提供すべく研究の
結果、本発明に至つたものである。
本発明の要旨とする所は鋼材又は鋳鉄材よりな
るコ字状部とアルミ鋳物よりなるシリンダー部と
を鋼材製又は鋳鉄材製のコ字状部に対してアルミ
溶湯をシリンダー部として鋳込むことにより該コ
字状形の一端に穿設された円形孔にシリンダー外
周部の環状溝を嵌合せしめるデイスクブレーキ用
キヤリパーの製造方法において、上記のコ字状部
のシリンダー部との接合部に予め段差部、面取り
部又は粗面状ないし歯車状の凹凸部を設けること
を特徴とするデイスクブレーキ用キヤリパーの製
造方法に存し、これにより所期の目的を収めたも
のである。
るコ字状部とアルミ鋳物よりなるシリンダー部と
を鋼材製又は鋳鉄材製のコ字状部に対してアルミ
溶湯をシリンダー部として鋳込むことにより該コ
字状形の一端に穿設された円形孔にシリンダー外
周部の環状溝を嵌合せしめるデイスクブレーキ用
キヤリパーの製造方法において、上記のコ字状部
のシリンダー部との接合部に予め段差部、面取り
部又は粗面状ないし歯車状の凹凸部を設けること
を特徴とするデイスクブレーキ用キヤリパーの製
造方法に存し、これにより所期の目的を収めたも
のである。
本発明法によれば従来のダクタイル製のキヤリ
パーと比較して軽量化されたキヤリパーを提供で
き、しかもコストダウンできる利点がある他、鋼
材又は鋳鉄材よりなるコ字材部の円形孔にアルミ
鋳物のシリンダー部の外周部環状溝が嵌合してい
るので、異種状のコ字状部とシリンダー部との接
合強度が大きく従来のダクタイル製キヤリパーと
同等の強度を有している。
パーと比較して軽量化されたキヤリパーを提供で
き、しかもコストダウンできる利点がある他、鋼
材又は鋳鉄材よりなるコ字材部の円形孔にアルミ
鋳物のシリンダー部の外周部環状溝が嵌合してい
るので、異種状のコ字状部とシリンダー部との接
合強度が大きく従来のダクタイル製キヤリパーと
同等の強度を有している。
又、コ字状形のシリンダー部との接合部に鋳込
みに先立つて予め段差部、面取り部又は粗面状な
いし歯車状の凹凸部を設けておくので、コ字状部
とシリンダー部とが強固に接合され、又アルミ溶
湯の鋳込み時に該溶湯の湯廻りがよいことと相ま
つて製品歩留りの向上並びにコ字状部とシリンダ
ー部の接合強度の向上に一層資する所大となる。
みに先立つて予め段差部、面取り部又は粗面状な
いし歯車状の凹凸部を設けておくので、コ字状部
とシリンダー部とが強固に接合され、又アルミ溶
湯の鋳込み時に該溶湯の湯廻りがよいことと相ま
つて製品歩留りの向上並びにコ字状部とシリンダ
ー部の接合強度の向上に一層資する所大となる。
以下に本発明を図面に示す実施例によつて説明
する。
する。
実施例 １（第１図）
強度の要求されるコ字状部１はダクタイル製又
は鋼板製とする。このコ字状部１にはデイスクに
摩擦力を及ぼすための両側摩擦パツドが収容され
る。
は鋼板製とする。このコ字状部１にはデイスクに
摩擦力を及ぼすための両側摩擦パツドが収容され
る。
このコ字状部１には次のアルミニウム鋳込みに
よつて鋳包まれる円形孔の個所に段器部分３を予
め作つておき、このコ字状部１をアルミニウム鋳
型にセツトしアルミニウムを注湯する。
よつて鋳包まれる円形孔の個所に段器部分３を予
め作つておき、このコ字状部１をアルミニウム鋳
型にセツトしアルミニウムを注湯する。
その際アルミニウム鋳型に上記段差部分３に対
向してブーツ溝４及びシール溝５を形成するため
の型を設けておき、アルミニウムの注湯によつて
油圧シリンダー部２を作成すると共にコ字状部１
を鋳包む。
向してブーツ溝４及びシール溝５を形成するため
の型を設けておき、アルミニウムの注湯によつて
油圧シリンダー部２を作成すると共にコ字状部１
を鋳包む。
かくてコ字部１をアルミニウムで鋳込む際、ア
ルミニウムとの接合部に予め段差部３を設けると
共にブーツ溝４及びシール溝５の加工部分のスペ
ースを考慮したので、コ字状部とアルミニウム鋳
造によるシリンダー部２との接合強度が強くな
り、しかもアルミニウムの鋳込み重量が減少しそ
の加工量を減少せしめることができる。
ルミニウムとの接合部に予め段差部３を設けると
共にブーツ溝４及びシール溝５の加工部分のスペ
ースを考慮したので、コ字状部とアルミニウム鋳
造によるシリンダー部２との接合強度が強くな
り、しかもアルミニウムの鋳込み重量が減少しそ
の加工量を減少せしめることができる。
シリンダー部２は油圧部分で、ここにピストン
を組込みキヤリパー部１に組込んだ摩擦パツドに
押圧力を及ぼすことができる。
を組込みキヤリパー部１に組込んだ摩擦パツドに
押圧力を及ぼすことができる。
実施例 ２（第２図及び第３図）
コ字状部１は鋼板からできているが、このコ字
状部１のアルミニウム鋳物のシリンダー部との接
合部即ち円形孔（ピストンボア部）６に面取り部
７を設けておく。
状部１のアルミニウム鋳物のシリンダー部との接
合部即ち円形孔（ピストンボア部）６に面取り部
７を設けておく。
このコ字状部１をアルミニウム鋳型にセツトし
実施例１と同様にして油圧シリンダー部をアルミ
ニウムで作成すると共に前記の如く面取り７を施
したアルミニウムとの接合部をアルミニウムで鋳
包むようにしたものである。
実施例１と同様にして油圧シリンダー部をアルミ
ニウムで作成すると共に前記の如く面取り７を施
したアルミニウムとの接合部をアルミニウムで鋳
包むようにしたものである。
本実施例によればアルミニウムを鋳込む際の湯
廻りがよくなりコーナー部の集中応力を防止する
等の理由により鋼板製のコ字状部１とアルミニウ
ム鋳物シリンダー部２との接合強度が高まる。
廻りがよくなりコーナー部の集中応力を防止する
等の理由により鋼板製のコ字状部１とアルミニウ
ム鋳物シリンダー部２との接合強度が高まる。
実施例 ３（第４図）
鋼板よりなるコ字状部１のアルミニウム鋳物の
シリンダー部との接合部即ち円形孔６の周辺部に
粗面加工による不規則な凹凸８を上記の円形孔の
に打抜きと同時に加工し実施例１と同様にしてシ
リンダー部をアルミニウムで鋳造する。
シリンダー部との接合部即ち円形孔６の周辺部に
粗面加工による不規則な凹凸８を上記の円形孔の
に打抜きと同時に加工し実施例１と同様にしてシ
リンダー部をアルミニウムで鋳造する。
本実施例では上記の凹凸８によりコ字状部１の
鋼板とシリンダー部のアルミニウム鋳物との接触
面積を増すと共にアルミニウムの湯廻りを良好に
し湯廻り不良の欠陥を減少し、製品歩留を向上せ
しめる他、コ字状部と油圧シリンダー部との接合
強度を高めることができる。
鋼板とシリンダー部のアルミニウム鋳物との接触
面積を増すと共にアルミニウムの湯廻りを良好に
し湯廻り不良の欠陥を減少し、製品歩留を向上せ
しめる他、コ字状部と油圧シリンダー部との接合
強度を高めることができる。
実施例 ４（第５図及び第６図）
鋼板よりなるコ字状部１のアルミニウム鋳物の
シリンダー部との接合部即ち円形孔６の内周に沿
つてスプライン又は凹凸９を設けるが、このスプ
ライン又は凹凸９は円形孔６の打抜きと同時に加
工される。
シリンダー部との接合部即ち円形孔６の内周に沿
つてスプライン又は凹凸９を設けるが、このスプ
ライン又は凹凸９は円形孔６の打抜きと同時に加
工される。
以下実施例３と全く同様にしてキヤリパーを製
造する。
造する。
この実施例では上記のスプライン又は凹凸９に
よりコ字状部１とシリンダー部との接合強度を高
めると共にコ字状部と油圧シリンダー部の廻り止
めをするという効果がある。
よりコ字状部１とシリンダー部との接合強度を高
めると共にコ字状部と油圧シリンダー部の廻り止
めをするという効果がある。
第１図は本発明の実施例１に係わるキヤリパー
の断面図、第２図及び第３図は本発明の実施例２
に係わるキヤリパー部の斜視図及びそのＡ−
A′断面図、第４図は本発明の実施例３に係わる
キヤリパー部の斜視図、第５図及び第６図は本発
明の実施例４に係わるキヤリパー部の斜視図及び
そのＢ矢視図である。 １……コ字状部、２……シリンダー部、３……
段差部分、４……ブーツ溝、５……シール溝、６
……円形孔、７……面取り部、８……凹凸、９…
…スプライン又は凹凸。
の断面図、第２図及び第３図は本発明の実施例２
に係わるキヤリパー部の斜視図及びそのＡ−
A′断面図、第４図は本発明の実施例３に係わる
キヤリパー部の斜視図、第５図及び第６図は本発
明の実施例４に係わるキヤリパー部の斜視図及び
そのＢ矢視図である。 １……コ字状部、２……シリンダー部、３……
段差部分、４……ブーツ溝、５……シール溝、６
……円形孔、７……面取り部、８……凹凸、９…
…スプライン又は凹凸。
Claims (1)
- １ 鋼材又は鋳鉄材よりなるコ字状部とアルミ鋳
物よりなるシリンダー部とを鋼材製又は鋳鉄材製
のコ字状部に対してアルミ溶湯をシリンダー部と
して鋳込むことにより該コ字状部の一端に穿設さ
れた円形孔にシリンダー外周部の環状溝を嵌合せ
しめるデイスクブレーキ用キヤリパーの製造方法
において、上記のコ字状部のシリンダー部との接
合部に予め段差部、面取り部又は粗面状ないし歯
車状の凹凸部を設けることを特徴とするデイスク
ブレーキ用キヤリパーの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9842180A JPS5725531A (en) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | Manufacture of disc brake caliper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9842180A JPS5725531A (en) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | Manufacture of disc brake caliper |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5725531A JPS5725531A (en) | 1982-02-10 |
| JPH0155330B2 true JPH0155330B2 (ja) | 1989-11-24 |
Family
ID=14219349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9842180A Granted JPS5725531A (en) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | Manufacture of disc brake caliper |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5725531A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2127117B (en) * | 1982-08-30 | 1985-09-11 | Teves Gmbh Alfred | Caliper-type disc brakes |
| JPS61180031A (ja) * | 1985-02-06 | 1986-08-12 | Akebono Brake Chuo Gijutsu Kenkyusho:Kk | デイスクブレ−キ用のキヤリパボデイ |
| JP2590996Y2 (ja) * | 1992-08-27 | 1999-02-24 | 日信工業株式会社 | 車両用ディスクブレーキの分割型キャリパボディ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54134262A (en) * | 1978-04-11 | 1979-10-18 | Nisshin Kogyo Kk | Method of producing caliper body for disc brake |
-
1980
- 1980-07-18 JP JP9842180A patent/JPS5725531A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54134262A (en) * | 1978-04-11 | 1979-10-18 | Nisshin Kogyo Kk | Method of producing caliper body for disc brake |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5725531A (en) | 1982-02-10 |
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