JPH0155236B2 - - Google Patents
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- JPH0155236B2 JPH0155236B2 JP59216979A JP21697984A JPH0155236B2 JP H0155236 B2 JPH0155236 B2 JP H0155236B2 JP 59216979 A JP59216979 A JP 59216979A JP 21697984 A JP21697984 A JP 21697984A JP H0155236 B2 JPH0155236 B2 JP H0155236B2
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- JP
- Japan
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- fish
- okara
- mixed organic
- dried
- mixture
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Fertilizers (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は混合有機質肥料に関し、更に詳細には
生魚荒とオカラとの混合物から成る混合有機質肥
料およびその製造方法に関する。 (従来の技術) 有機質肥料は植物性有機肥料、例えば大豆油か
す、ナタネ油かす等の油かす類、およびしよう油
かす等の他の産物の製造かす類;並びに動物性有
機質肥料、例えば魚かす粉末、干魚肥料粉末等の
魚肥類;骨粉類;動物の糞尿類等が用いられてき
た。 しかしながら、有機質肥料の多くは、肥料価値
が高く十分にその方面で利用できるものがあり、
また無機質化学肥料の適切な使用によつて有機質
肥料に代る十分な肥効が得られることもあるた
め、安価な原料を用いしかも簡単かつ安価に製造
できる有機質肥料が開発されないと十分な需要は
望めない。 豆腐または豆乳の製造における副産物である
「オカラ」は飼料としての需要も低く、現在、そ
の大部分は廃棄されている。このオカラを肥料の
原料として使用する試みはいくつか報告されてい
るが、水分含量が高いため乾燥に要するエネルギ
ーが大きく、またその含有肥効成分の状態からみ
て有機質肥料の単独の原料とはなり得ず、また混
合有機質肥料の原料としてもその配合量は限定さ
れている。 一方、生魚荒は魚の加工業者、例えば地場の魚
肉練製品製造業者、缶詰業者等、および鮮魚の卸
し売りおよび小売業者において副産物として生じ
るものであり、その極く一部がそのまゝ動物、特
に犬、猫等の飼料として用いられているにすぎな
い。生魚荒の大部分は現在廃棄処分されている
が、悪臭または環境汚染の問題が生じている。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は現在利用価値の極めて低い、したがつ
て安価な原料を使用し、肥効性の高い安価な混合
有機質肥料を与えることを目的としている。更に
詳細には、生魚荒およびオカラを原料とし、経済
性に優れかつ比較的簡単な加工処理によつて悪臭
の少ない高い肥効性を持つ混合有機質肥料を与え
ることを目的としている。 (発明の構成) 本発明の混合有機質肥料は以下のように製造さ
れる。 生魚荒は必要に応じてチヨツパー等により粉砕
し、オカラと計量混合する。混合物を真空乾燥し
て水分含量を低下させた後、火力乾燥を行い、乾
燥混合物を分別して目的の混合有機質肥料を得
る。製品は常法により計量袋詰し、出荷される。 本発明で使用できる魚荒は鮮魚の加工時に副産
物として生じる魚の肉、頭、骨、内蔵、ヒレ、
皮、ウロコ等を含み、魚の種類についても限定さ
れない。 一方、オカラは豆腐または豆乳製造時に生じる
副産物であり、水分は約70〜90%、通常80%前後
である。豚の飼料として利用されていたこともあ
るが現在ではほとんど利用されていない。 魚荒は必要に応じてチヨツパー等により粉砕
し、オカラと混合する。混合比は最終製品中にお
ける所望の肥料有効成分量に基いて決定される。
具体的には原料の水分含量によつて異なるが魚荒
5〜50重量部に対してオカラ50〜95重量部の範囲
であり、好ましくは10〜45重量部の魚荒と65〜90
重量部のオカラを混合する。 計量混合した原料混合物を真空乾燥機で減圧
下、比較的低温で予備乾燥を行う。この予備乾燥
は魚荒中の油脂が劣化しない温度、例えば室温か
ら200℃、好ましくは120〜150℃で行われる。こ
の予備乾燥は乾燥温度が低く、水分の蒸発が比較
的ゆつくり起るため魚荒中の油脂がオカラ中に均
一に分布吸着される。もし、高温、例えば200℃
以上の火力乾燥を行うと水分の蒸発が急速に起
り、魚荒中の油脂が十分にオカラに吸着されずに
乾燥後に油脂が遊離し、油脂の劣化によつて製品
の品質低下および悪臭の発生原因となる。 本発明の真空予備乾燥は、原料の水分含量によ
つて異なるが5〜10時間、好ましくは7〜8時間
行い、原料混合物の水分を50〜65%程度に好まし
くは60%前後にするのに十分な時間行う。 予備乾燥を行つた混合物は次いで火力乾燥を行
う。この乾燥は200℃以上の温度で混合物の水分
を20%以下、好ましくは10〜20%に低下させ、製
品の腐敗、劣化を防止する。 乾燥された製品は篩によつて粒度による分別を
行う。製品の所望粒度によつて使用する篩を選択
するが、通常1〜10mmの目を持つ篩を用い、篩を
通つた製品を最終的に計量、包装して出荷する。 尚、篩に残つた粒度の大きい粒状物を回収し、
予備乾燥後の混合物に再混合することが収率の点
から好ましい。 本発明で得られる混合有機質肥料は低価格原料
を用いる点で経済的であるばかりでなく、予備真
空乾燥によつてエネルギーの節約にもなる。更
に、真空乾燥によつて魚荒中の油脂がオカラに均
一かつ十分に吸着されるため、油脂の分離、劣化
が起らず製品の安定性も高い。 また、本発明の混合有機質肥料は非発酵性の製
品であるから、発酵法によつて製造される他の有
機質肥料に比較して悪臭の発生が著しく低いとい
う利点もある。 以下、実施例および実験例により本発明を更に
詳しく説明する。 実施例 1〜5 豆乳製造時に副生したオカラ(水分76%)2800
Kgと魚荒(水分76%)1200Kgをチヨツパーにより
粉砕したものとを混合した。混合物をバツチ式に
より140℃で7時間真空乾燥し水分58.8%まで乾
燥した。得られた真空乾燥混合物に、後の工程で
火力乾燥され、分別によつて篩に残つた粒状物
(水分15%)を混合した。この結果混合物の水分
は約54%に低下した。 この混合物を連続式火力乾燥機で210℃の熱風
乾燥を15分間行い水分15%の乾燥品を得た。次い
で6mmの目の金網の回転式篩機で分別し、金網を
通つた製品を回収し、粒状の混合有機質肥料790
Kgを得た。 製品を計量、袋詰して最終製品とした。 採取時期の異なる魚荒を用いて同様に混合有機
質肥料を製造した。その品質の分析値を次の表1
に示す。
生魚荒とオカラとの混合物から成る混合有機質肥
料およびその製造方法に関する。 (従来の技術) 有機質肥料は植物性有機肥料、例えば大豆油か
す、ナタネ油かす等の油かす類、およびしよう油
かす等の他の産物の製造かす類;並びに動物性有
機質肥料、例えば魚かす粉末、干魚肥料粉末等の
魚肥類;骨粉類;動物の糞尿類等が用いられてき
た。 しかしながら、有機質肥料の多くは、肥料価値
が高く十分にその方面で利用できるものがあり、
また無機質化学肥料の適切な使用によつて有機質
肥料に代る十分な肥効が得られることもあるた
め、安価な原料を用いしかも簡単かつ安価に製造
できる有機質肥料が開発されないと十分な需要は
望めない。 豆腐または豆乳の製造における副産物である
「オカラ」は飼料としての需要も低く、現在、そ
の大部分は廃棄されている。このオカラを肥料の
原料として使用する試みはいくつか報告されてい
るが、水分含量が高いため乾燥に要するエネルギ
ーが大きく、またその含有肥効成分の状態からみ
て有機質肥料の単独の原料とはなり得ず、また混
合有機質肥料の原料としてもその配合量は限定さ
れている。 一方、生魚荒は魚の加工業者、例えば地場の魚
肉練製品製造業者、缶詰業者等、および鮮魚の卸
し売りおよび小売業者において副産物として生じ
るものであり、その極く一部がそのまゝ動物、特
に犬、猫等の飼料として用いられているにすぎな
い。生魚荒の大部分は現在廃棄処分されている
が、悪臭または環境汚染の問題が生じている。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は現在利用価値の極めて低い、したがつ
て安価な原料を使用し、肥効性の高い安価な混合
有機質肥料を与えることを目的としている。更に
詳細には、生魚荒およびオカラを原料とし、経済
性に優れかつ比較的簡単な加工処理によつて悪臭
の少ない高い肥効性を持つ混合有機質肥料を与え
ることを目的としている。 (発明の構成) 本発明の混合有機質肥料は以下のように製造さ
れる。 生魚荒は必要に応じてチヨツパー等により粉砕
し、オカラと計量混合する。混合物を真空乾燥し
て水分含量を低下させた後、火力乾燥を行い、乾
燥混合物を分別して目的の混合有機質肥料を得
る。製品は常法により計量袋詰し、出荷される。 本発明で使用できる魚荒は鮮魚の加工時に副産
物として生じる魚の肉、頭、骨、内蔵、ヒレ、
皮、ウロコ等を含み、魚の種類についても限定さ
れない。 一方、オカラは豆腐または豆乳製造時に生じる
副産物であり、水分は約70〜90%、通常80%前後
である。豚の飼料として利用されていたこともあ
るが現在ではほとんど利用されていない。 魚荒は必要に応じてチヨツパー等により粉砕
し、オカラと混合する。混合比は最終製品中にお
ける所望の肥料有効成分量に基いて決定される。
具体的には原料の水分含量によつて異なるが魚荒
5〜50重量部に対してオカラ50〜95重量部の範囲
であり、好ましくは10〜45重量部の魚荒と65〜90
重量部のオカラを混合する。 計量混合した原料混合物を真空乾燥機で減圧
下、比較的低温で予備乾燥を行う。この予備乾燥
は魚荒中の油脂が劣化しない温度、例えば室温か
ら200℃、好ましくは120〜150℃で行われる。こ
の予備乾燥は乾燥温度が低く、水分の蒸発が比較
的ゆつくり起るため魚荒中の油脂がオカラ中に均
一に分布吸着される。もし、高温、例えば200℃
以上の火力乾燥を行うと水分の蒸発が急速に起
り、魚荒中の油脂が十分にオカラに吸着されずに
乾燥後に油脂が遊離し、油脂の劣化によつて製品
の品質低下および悪臭の発生原因となる。 本発明の真空予備乾燥は、原料の水分含量によ
つて異なるが5〜10時間、好ましくは7〜8時間
行い、原料混合物の水分を50〜65%程度に好まし
くは60%前後にするのに十分な時間行う。 予備乾燥を行つた混合物は次いで火力乾燥を行
う。この乾燥は200℃以上の温度で混合物の水分
を20%以下、好ましくは10〜20%に低下させ、製
品の腐敗、劣化を防止する。 乾燥された製品は篩によつて粒度による分別を
行う。製品の所望粒度によつて使用する篩を選択
するが、通常1〜10mmの目を持つ篩を用い、篩を
通つた製品を最終的に計量、包装して出荷する。 尚、篩に残つた粒度の大きい粒状物を回収し、
予備乾燥後の混合物に再混合することが収率の点
から好ましい。 本発明で得られる混合有機質肥料は低価格原料
を用いる点で経済的であるばかりでなく、予備真
空乾燥によつてエネルギーの節約にもなる。更
に、真空乾燥によつて魚荒中の油脂がオカラに均
一かつ十分に吸着されるため、油脂の分離、劣化
が起らず製品の安定性も高い。 また、本発明の混合有機質肥料は非発酵性の製
品であるから、発酵法によつて製造される他の有
機質肥料に比較して悪臭の発生が著しく低いとい
う利点もある。 以下、実施例および実験例により本発明を更に
詳しく説明する。 実施例 1〜5 豆乳製造時に副生したオカラ(水分76%)2800
Kgと魚荒(水分76%)1200Kgをチヨツパーにより
粉砕したものとを混合した。混合物をバツチ式に
より140℃で7時間真空乾燥し水分58.8%まで乾
燥した。得られた真空乾燥混合物に、後の工程で
火力乾燥され、分別によつて篩に残つた粒状物
(水分15%)を混合した。この結果混合物の水分
は約54%に低下した。 この混合物を連続式火力乾燥機で210℃の熱風
乾燥を15分間行い水分15%の乾燥品を得た。次い
で6mmの目の金網の回転式篩機で分別し、金網を
通つた製品を回収し、粒状の混合有機質肥料790
Kgを得た。 製品を計量、袋詰して最終製品とした。 採取時期の異なる魚荒を用いて同様に混合有機
質肥料を製造した。その品質の分析値を次の表1
に示す。
【表】
表1から明らかなように、本発明の混合有機質
肥料は魚荒の採取時期が異なつている(すなわ
ち、魚種も異なつている)にもかかわらず、安定
した品質を持つていることが判つた。 実験例 (1) 試験の目的 本発明の混合有機質試製肥料を土壌に施用し
た場合、この肥料が作物の発芽並びに発芽後の
生育に影響があるか否かを知ること。 (2) 試験の方法 ノイバウエルポツトに供試風乾土壌500ml
(400g)を詰め、供試・対照の両試料をそれぞ
れ土壌全層とよく混合した後、土壌水分を最大
容水量の約60%(畑状)になるように調節し、
は種して発芽並びに発芽後の生育状態を調査し
た。 (3) 試験設計 (1) 供試肥料 本発明の混合有機質肥料 対照混合有機質肥料(片倉混合有機質肥料
1号:片倉チツカリン株式会社製) (2) 供試土壌 東京都杉並区で採取した腐植質火山灰土壌 (3) 供試作物 こまつな 25粒/1ポツト (4) 試験区の内容
肥料は魚荒の採取時期が異なつている(すなわ
ち、魚種も異なつている)にもかかわらず、安定
した品質を持つていることが判つた。 実験例 (1) 試験の目的 本発明の混合有機質試製肥料を土壌に施用し
た場合、この肥料が作物の発芽並びに発芽後の
生育に影響があるか否かを知ること。 (2) 試験の方法 ノイバウエルポツトに供試風乾土壌500ml
(400g)を詰め、供試・対照の両試料をそれぞ
れ土壌全層とよく混合した後、土壌水分を最大
容水量の約60%(畑状)になるように調節し、
は種して発芽並びに発芽後の生育状態を調査し
た。 (3) 試験設計 (1) 供試肥料 本発明の混合有機質肥料 対照混合有機質肥料(片倉混合有機質肥料
1号:片倉チツカリン株式会社製) (2) 供試土壌 東京都杉並区で採取した腐植質火山灰土壌 (3) 供試作物 こまつな 25粒/1ポツト (4) 試験区の内容
【表】
(5) 栽培概要
土壌充填
肥料の施用・水分調節 同日
は種
収量調査 は種後25日
(4) 試験の結果
発芽は、は種2日後に開始し、供試・対照の
両試料間に発芽の差は見られなかつた。 供試・対照の両試料とも、多量施用区では発
芽後の生育に遅れが見られ、この生育の遅れは
収量にも影響したが、両試料区間に生育差はな
かつた。 また、試験生育期間中、有害物質によると考
えられる障害症状は認められなかつた。 次に、調査成績を表3及び表4に示す。
両試料間に発芽の差は見られなかつた。 供試・対照の両試料とも、多量施用区では発
芽後の生育に遅れが見られ、この生育の遅れは
収量にも影響したが、両試料区間に生育差はな
かつた。 また、試験生育期間中、有害物質によると考
えられる障害症状は認められなかつた。 次に、調査成績を表3及び表4に示す。
【表】
【表】
表3および表4の結果から明らかなように、
こまつなによる試験生育では本発明の混合有機
質肥料施用による発芽及び発芽後の生育に対す
る悪影響は認められなかつた。 (発明の効果) 以上の結果から、本発明の混合有機質肥料は従
来、廃棄物として処分されていた魚荒およびオカ
ラを有効利用するため極めて安価であり、しかも
環境の汚染防止にも役立ち、更に市販の混合有機
質肥料と比較し、同等またはそれ以上の品質およ
び肥効を持つことが認められた。
こまつなによる試験生育では本発明の混合有機
質肥料施用による発芽及び発芽後の生育に対す
る悪影響は認められなかつた。 (発明の効果) 以上の結果から、本発明の混合有機質肥料は従
来、廃棄物として処分されていた魚荒およびオカ
ラを有効利用するため極めて安価であり、しかも
環境の汚染防止にも役立ち、更に市販の混合有機
質肥料と比較し、同等またはそれ以上の品質およ
び肥効を持つことが認められた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 生魚荒とオカラとの混合物から成り、該混合
物が真空乾燥及び火力乾燥されていることを特徴
とする混合有機肥料。 2 生魚荒とオカラとを混合し、この混合物を真
空乾燥し、次いで火力乾燥することから成る混合
有機肥料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59216979A JPS6197183A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 混合有機質肥料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59216979A JPS6197183A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 混合有機質肥料およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6197183A JPS6197183A (ja) | 1986-05-15 |
JPH0155236B2 true JPH0155236B2 (ja) | 1989-11-22 |
Family
ID=16696910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59216979A Granted JPS6197183A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 混合有機質肥料およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6197183A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1020892C (zh) * | 1989-02-26 | 1993-05-26 | 烟台市福山区水貂颗粒饲料厂 | 有机颗粒肥料及其制取方法 |
WO2002087354A1 (en) * | 2001-05-01 | 2002-11-07 | Novozymes A/S | Method for processing fish material |
JP7282386B2 (ja) * | 2020-02-28 | 2023-05-29 | グレンカル・テクノロジー株式会社 | 粉末体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528672A (en) * | 1978-08-23 | 1980-02-29 | Seikosha Co Ltd | Crystal oscillator of at cut |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP59216979A patent/JPS6197183A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528672A (en) * | 1978-08-23 | 1980-02-29 | Seikosha Co Ltd | Crystal oscillator of at cut |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6197183A (ja) | 1986-05-15 |
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