JPH0154822B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0154822B2 JPH0154822B2 JP56050186A JP5018681A JPH0154822B2 JP H0154822 B2 JPH0154822 B2 JP H0154822B2 JP 56050186 A JP56050186 A JP 56050186A JP 5018681 A JP5018681 A JP 5018681A JP H0154822 B2 JPH0154822 B2 JP H0154822B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- connecting sleeve
- clamp body
- branch
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 4
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電線のスプリング式分岐クランプ本
体の製造方法に関するもので、笠部、スリーブと
を別体として、引抜型材を切断したものから形成
することを特徴とするものである。
体の製造方法に関するもので、笠部、スリーブと
を別体として、引抜型材を切断したものから形成
することを特徴とするものである。
従来スプリング式分岐クランプとして第6,7
図に示されるものが公知である。これは、連結ス
リーブ12によつて分岐線wに接続されたクラン
プ本体11の笠部13下部に、内装ばね15によ
り上方に付勢された押え金具14を保持したばね
ケース16をはし箱ふた状に嵌め合わせ、押え金
具14と笠部13との間で電線の本線Wを挟持す
るものである。そして、このクランプ本体11
は、鋳造により一体成形される。ところが、形状
が比較的複雑であるため、複数の鋳型で部分的に
形成していくいわゆるヨセ型方式によらなければ
ならない。ヨセ型方式は木型を多数必要とすると
共に、複雑な分割面を組み合わせるためずれが生
じ易く、作業者に熟練を要し、また多大な工数を
要する。しかも、笠部13と連結スリーブ12と
の連繋部はどうしても肉厚が大となり、鋳造過程
でここが加熱部(ホツトスポツト)となり、収縮
による鋳巣などの内部欠陥が生じ易い。さらに、
この部分は極端な肉厚の変化のために、冷却時間
が異なつて金属組成的に粗大化し、強度も低下し
易い。このような欠点は、電線容量の増大に伴う
分岐クランプの大型化により益々助長される傾向
にある。
図に示されるものが公知である。これは、連結ス
リーブ12によつて分岐線wに接続されたクラン
プ本体11の笠部13下部に、内装ばね15によ
り上方に付勢された押え金具14を保持したばね
ケース16をはし箱ふた状に嵌め合わせ、押え金
具14と笠部13との間で電線の本線Wを挟持す
るものである。そして、このクランプ本体11
は、鋳造により一体成形される。ところが、形状
が比較的複雑であるため、複数の鋳型で部分的に
形成していくいわゆるヨセ型方式によらなければ
ならない。ヨセ型方式は木型を多数必要とすると
共に、複雑な分割面を組み合わせるためずれが生
じ易く、作業者に熟練を要し、また多大な工数を
要する。しかも、笠部13と連結スリーブ12と
の連繋部はどうしても肉厚が大となり、鋳造過程
でここが加熱部(ホツトスポツト)となり、収縮
による鋳巣などの内部欠陥が生じ易い。さらに、
この部分は極端な肉厚の変化のために、冷却時間
が異なつて金属組成的に粗大化し、強度も低下し
易い。このような欠点は、電線容量の増大に伴う
分岐クランプの大型化により益々助長される傾向
にある。
本発明は、従来のスプリング式分岐クランプの
前記のような欠点に鑑み、これを解消すべく工夫
されたもので、内部欠陥がなく、安価な分岐クラ
ンプを得る製造方法を提供するものである。
前記のような欠点に鑑み、これを解消すべく工夫
されたもので、内部欠陥がなく、安価な分岐クラ
ンプを得る製造方法を提供するものである。
以下図面についてその一実施例を説明する。本
発明においては、まず本体1の笠部3と連結スリ
ーブ2とを別体に構成する。笠部3は、第3図に
示されるように、中央長手方向に延長する電線受
用の凹溝7と、相対向内方に向い長手方向に延長
する、ばねケース16受用の屈折縁8とを備えた
全体として略断面コ字状の長尺引抜型材9を所定
長さに切断して得る。電線のサイズに合わせるた
め、必要に応じ凹溝7の円弧状部は切削加工によ
り変更することができる。
発明においては、まず本体1の笠部3と連結スリ
ーブ2とを別体に構成する。笠部3は、第3図に
示されるように、中央長手方向に延長する電線受
用の凹溝7と、相対向内方に向い長手方向に延長
する、ばねケース16受用の屈折縁8とを備えた
全体として略断面コ字状の長尺引抜型材9を所定
長さに切断して得る。電線のサイズに合わせるた
め、必要に応じ凹溝7の円弧状部は切削加工によ
り変更することができる。
連結スリーブ2は、同様に丸棒状の長尺引抜型
材を所定寸法に切断し、分岐線径に合わせてめく
ら穴2aを穿つた後テーパ部およびアール部を切
削加工する。
材を所定寸法に切断し、分岐線径に合わせてめく
ら穴2aを穿つた後テーパ部およびアール部を切
削加工する。
このようにして形成された連結スリーブ2、と
笠部3とをアルゴンアーク溶接Aにより固着す
る。この場合、両者の溶着方向および個数は所望
により自由に変更可能である。即ち、第2図にお
いては、連結スリーブ2の上部両側にスペーサS
を介して笠部3,3が溶着され、第4図において
は、スリーブ2の片側に1個の笠部3が溶着さ
れ、さらに第5図においては、1個の笠部3が、
スリーブ2の上部に延線方向に向けて溶着された
例が示されている。その他使用箇所に応じ変形が
自由である。
笠部3とをアルゴンアーク溶接Aにより固着す
る。この場合、両者の溶着方向および個数は所望
により自由に変更可能である。即ち、第2図にお
いては、連結スリーブ2の上部両側にスペーサS
を介して笠部3,3が溶着され、第4図において
は、スリーブ2の片側に1個の笠部3が溶着さ
れ、さらに第5図においては、1個の笠部3が、
スリーブ2の上部に延線方向に向けて溶着された
例が示されている。その他使用箇所に応じ変形が
自由である。
本発明は以上のように構成されるから、比較的
困難で、しかも内部欠陥の生じやすい鋳造による
クランプ本体の一体的製造を排することができ、
また鋳造品の鋳肌表面に比して引抜による素材表
面の方が滑らかであり、笠部3下面へのばねケー
ス16の摺動挿入も容易である。さらに笠部3と
連結スリーブ2との溶着方向、および溶着個数が
自由に変更できる利点もある。
困難で、しかも内部欠陥の生じやすい鋳造による
クランプ本体の一体的製造を排することができ、
また鋳造品の鋳肌表面に比して引抜による素材表
面の方が滑らかであり、笠部3下面へのばねケー
ス16の摺動挿入も容易である。さらに笠部3と
連結スリーブ2との溶着方向、および溶着個数が
自由に変更できる利点もある。
図面は本発明の実施の一例を示すもので、第1
図は正面図、第2図は側面図、第3図は笠部製作
過程を示す斜視図、第4図は他の実施例を示す側
面図、第5図はさらに他の実施例を示す正面図、
第6図は従来例を示す正面図、第7図は同側面図
である。 1,11……クランプ本体、2,12……連結
スリーブ、2a……めくら穴、3,13……笠
部、7……凹溝、8……屈折縁、9……引抜型
材、14……押え金具、15……ばね、16……
ばねケース、A……溶接部、W……本線、w……
分岐線。S……スペーサ。
図は正面図、第2図は側面図、第3図は笠部製作
過程を示す斜視図、第4図は他の実施例を示す側
面図、第5図はさらに他の実施例を示す正面図、
第6図は従来例を示す正面図、第7図は同側面図
である。 1,11……クランプ本体、2,12……連結
スリーブ、2a……めくら穴、3,13……笠
部、7……凹溝、8……屈折縁、9……引抜型
材、14……押え金具、15……ばね、16……
ばねケース、A……溶接部、W……本線、w……
分岐線。S……スペーサ。
Claims (1)
- 1 分岐線に接続可能な連結スリーブと、この連
結スリーブから外方に張り出した延線方向に伸び
る笠部とから成り、この笠部下面に押え金具を保
持したばねケースをはし箱蓋状に挿入し、押え金
具と笠部間に本線を弾圧挟持する型式の分岐クラ
ンプ本体において、前記連結スリーブと笠部とは
別体とし、断面略コ字状の笠部を引抜加工により
形成した長尺型材を所定長さに切断して形成する
と共に、連結スリーブを引抜加工により形成した
丸棒状の長尺型材を所定長さに切断して形成し、
両者を溶接により固着することを特徴とする電線
のスプリング式分岐クランプ本体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56050186A JPS57165975A (en) | 1981-04-02 | 1981-04-02 | Method of producing wire spring type branch clamp body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56050186A JPS57165975A (en) | 1981-04-02 | 1981-04-02 | Method of producing wire spring type branch clamp body |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57165975A JPS57165975A (en) | 1982-10-13 |
JPH0154822B2 true JPH0154822B2 (ja) | 1989-11-21 |
Family
ID=12852143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56050186A Granted JPS57165975A (en) | 1981-04-02 | 1981-04-02 | Method of producing wire spring type branch clamp body |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57165975A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103166140B (zh) * | 2013-04-01 | 2015-06-10 | 国家电网公司 | 变电站母线线夹 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535796B2 (ja) * | 1972-08-26 | 1978-03-02 | ||
JPS53126178A (en) * | 1977-04-11 | 1978-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Spring type branch clamp |
JPS5539558U (ja) * | 1978-09-04 | 1980-03-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5717741Y2 (ja) * | 1976-07-01 | 1982-04-13 |
-
1981
- 1981-04-02 JP JP56050186A patent/JPS57165975A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535796B2 (ja) * | 1972-08-26 | 1978-03-02 | ||
JPS53126178A (en) * | 1977-04-11 | 1978-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Spring type branch clamp |
JPS5539558U (ja) * | 1978-09-04 | 1980-03-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57165975A (en) | 1982-10-13 |
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