JPH0153741B2 - - Google Patents

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JPH0153741B2
JPH0153741B2 JP58106742A JP10674283A JPH0153741B2 JP H0153741 B2 JPH0153741 B2 JP H0153741B2 JP 58106742 A JP58106742 A JP 58106742A JP 10674283 A JP10674283 A JP 10674283A JP H0153741 B2 JPH0153741 B2 JP H0153741B2
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JP58106742A
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JPS60346A (ja
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Masao Kaneko
Koichi Endo
Moritaka Sato
Hideji Hirai
Tokuyuki Arakawa
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Kogyo Co Ltd
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は恒温槽内での火災を検出する火災検
出装置に関するものである。
製品の開発や初期不良の検査あるいは製品の保
管のため、低高温槽、バーンイン装置、エージン
グ装置あるいは低温(冷凍)保温室や高温保温室
などといわれる各種の恒温槽(室)が多く使用さ
れるようになつて来ている。
例えば、電子部品や電子機器を生産する工場で
は、新開発したICなどの部品あるいは部品を実
装したプリント板や機器などの製品を、環境温度
を−20℃前後の低温から150℃前後の高温まで変
化できる低高温槽などといわれる恒温槽内にセツ
トし、セツトした部品や製品に通電して環境温度
を種々変化させ、特性や使用条件あるいは寿命な
どを試験している。また生産された部品や製品を
バーンイン装置やエージング装置などといわれる
恒温槽内にセツトし、セツトした部品や製品に通
電して50〜150℃の高温下で数時間〜数日間のエ
ージングを行ない、部品や製品の初期特性の安定
化や初期不良の検査を行ない、販売後の不良発生
防止につとめている。
ところで、このような恒温槽内で試験中または
エージング中の部品や製品が製造過程での不良に
より異常発熱して燃え出すと、恒温槽内に収容さ
れている他の部品や製品に燃え広がり、多くの部
品や製品が損傷を受けるとともにさらには恒温槽
まで損傷を受け、大きな損害を招く。このため恒
温槽内での火災の早期発見が望まれている。しか
し恒温槽内の温度はその用途によつて氷点下以下
の低温から100℃以上の高温まで非常に広い温度
範囲にわたるため、また部品や製品の種類によつ
て設定温度を様々に変えるため、従来の熱式、イ
オン化式、散乱光式、減光式や炎式などの火災感
知器を使用することができず、火災に対して無防
備に近い状態である。
この発明は上記の点にかんがみ、恒温槽内で発
生する火災のような低温あるいは高温下での火災
を早期に検出することができる火災検出装置を目
的とするもので、恒温槽内の空気を導入管で導入
しかつ導入した空気を導出管で上記恒温槽内に還
流するサンプリング部を恒温槽外に設け、上記サ
ンプリング部の内部を流れる気流中に含まれる煙
を検出するため投光部と受光部を有する減光式煙
検出部をサンプリング部の外部に支持体または支
柱を介して設け、上記サンプリング部に上記恒温
槽内から空気を導入しかつ恒温槽内に還流するた
めの吸引フアンを設けるとともに上記投光部から
受光部に至る煙検出用光線をサンプリング部内を
透過させる一対の対向するガラス窓を設け、上記
減光式煙検出部の発光素子を内蔵し前面に投光レ
ンズを設けた投光部の筐体を上記サンプリング部
の1方のガラス窓にまた光電素子を内蔵し前面に
受光レンズを設けた受光部の筐体を他方のガラス
窓にそれぞれ熱絶縁層としての外気が流通する空
間を設けて臨ませることにより、低温や高温の空
気が通流する部分と減光式煙検出部とを熱的に分
離し、減光式煙検出部が恒温槽などの監視領域の
温度の影響を受けることなく火災を検出できるよ
うにしたことを特徴とするものである。
以下この発明の1実施例を図面により説明す
る。
第1図はこの発明による火災検出装置の1実施
例の要部縦断側面図、第2図は第1図のX−Y断
面図で、火災検出装置1は図示ない恒温槽から空
気が流入するサンプリング部2と減光式煙検出部
3とで構成される。サンプリング部2は、減光式
煙検出部3の投光部31と受光部32との間の光
軸Lと同軸上に延びる箱状や管状の筐体で構成さ
れる煙室21と、この煙室21の側壁の一方の端
部近くに設けられた通気口22を通じて煙室21
と連通するフアン室23とで構成される。煙室2
1の両端部には減光式煙検出部3の光軸Lが通過
する位置にそれぞれ開口部24,25が設けら
れ、この開口部24と25には光線を透過させる
ガラスGが着脱可能に取り付けられて1対の対向
するガラス窓26と27が形成される。またフア
ン室23には、通気口22を囲む筒体28が設け
られ、筒体28内にフアン室23外に設けられる
モータ41によつて駆動される吸引フアン42が
配設される。そして煙室21の側壁の通気口22
と反対側の端部付近には恒温槽などと接続される
吸気口51が設けられるとともにフアン室23の
側壁には恒温槽などと接続される排気口52が設
けられ、この煙室21とフアン室23とで構成さ
れるサンプリング部2は合成樹脂などの熱絶縁性
の良い支持台6にネジなどによつて固定されると
ともに支持台6に吸引フアン42を駆動するモー
タ41取り付け固定される。ところで減光式煙検
出部3は、サンプリング部2より長い基台37の
両端に、筐体の内部に発光ダイオードなどの発光
素子33を設け前面の開口部に投光用レンズ34
を設けた投光部31と、筐体の内部に太陽電池な
どの光電素子35を設け前面の開口部に受光用レ
ンズを設けた受光部32とが取り付けられて構成
される。そしてこの減光式煙検出部3が、投光部
31の投光レンズ34を熱絶縁層としての外気が
流通する空間Aをあけてサンプリング部2の1方
のガラス窓26に臨むように、同様に受光部32
の受光レンズ36を熱絶縁層としての外気が流通
する空間Aをあけて他方のガラス窓27に臨むよ
うにして、基台37が支持台6に図示しないネジ
などによつて取り付けられて固定される。これに
より火災検出装置1が構成される。
第3図はこの発明による火災検出装置の使用状
況を説明する図で、7は図示しない筐体内に設け
られたエージング用の恒温槽である。この恒温槽
7は断熱材などが充填された壁面71で囲われ、
恒温槽7内には槽7内の空気を所定温度に均一に
保つためのヒータ72、冷却器73、フアン74
ならびに整流用フイルタ75,76が設けられ、
フアン74は槽7外の図示しないモータによつて
駆動される。火災検出装置1は恒温槽7の壁面7
1あるいは図示しない筐体などに取り付けられ、
その吸気口51と排気口52はパイプP1,P2
よつて恒温槽7と接続される。この場合、火災検
出装置1の吸引口51は図に示すように恒温槽7
内を循環する気流の風下側に接続するのが望まし
い。
次にこの火災検出装置1の作動について説明す
る。
火災検出装置1の減光式煙検出部3の投光部3
1の発光素子33は基台37内などに収容された
図示されない発光駆動回路により駆動されて間欠
的または連続的に発光し、この光は投光レンズ3
4によりほぼ平行な光束にされて受光部32に向
け放射される。この投光部31より放射された光
束はガラス窓26、煙室21そしてガラス窓27
を透過し、受光部32の受光レンズ36により集
光され光電素子35によつて受光される。1方、
恒温槽7内の空気はフアン74により槽7内を循
環し、ヒータ72で加熱され冷却器73で冷却さ
れて設定温度、例えば80℃にされる。この恒温槽
7内の熱気流は、モータ41により回転している
吸引フアン42により吸引され、パイプP1を通
つて吸気口51から煙室21内に流入し、流入し
た空気は通気口22からフアン室23、排気口5
2そしてパイプP2を通つて恒温槽7内に還流す
る。
そして、恒温槽7内に収容された図示しないエ
ージング中の部品あるいは製品が異常発熱して燃
え出し煙を発生すると、煙を含んだ熱気流がパイ
プP1、吸気口51を通じて煙室21内に流入し、
流入した煙は煙室21、フアン室23を通過して
排気口52より恒温槽7内に還流される。この煙
室21を通過する煙により煙室21内を透過して
いる光束が減光され、光電素子35の受光出力が
低下する。光電素子35の受光出力が煙により所
定値以下に低下すると、基台37内などに設けら
れている図示しない判別回路が動作し、図示しな
い火災受信機あるいは恒温槽7の制御盤などに火
災信号を送出するか、または近傍に設けられた非
常ベルなどを動作させて恒温槽7内での火災発生
を報知する。
ところで火災検出装置1には、恒温槽7内を循
環している熱気流が吸引フアン42により吸引さ
れて流れるが、この熱気流は火災検出装置1を構
成する1方のサンプリング部2内のみを流れ、減
光式煙検出部3内には流れない。そして減光式煙
検出部3は、サンプリング部2から空間Aならび
に支持台6の熱絶縁体を介して取り付けられるの
で、発光素子33や光電素子35ならびに発光駆
動回路や判別回路などの回路部品はサンプリング
部2を流れる気流の温度の影響を受けない。従つ
て減光式煙検出部3は、恒温槽つまり監視領域の
温度にかかわらず、常に一定の検出感度で煙を監
視することができる。
なお上記実施例ではサンプリング部2を煙室2
1とフアン室23とで構成したが、吸引フアン4
2を煙室21内に設けてフアン室23を省略する
ようにしてもよく、減光式煙検出部3は発光駆動
回路や判別回路を投光部31内や受光部32内に
収容してこの投光部31、受光部32をサンプリ
ング部2に熱絶縁性の支柱を介して取り付け基台
37を省略するようにしてもよい。またガラス窓
26,27のガラスGには監視領域の温度にあわ
せて耐熱ガラスあるいは普通ガラスを選択すれば
よく、ガラスGがサンプリング部2を流れる気流
によつて汚染されやすい場合には、第4図に示す
ように、ガラスGの内側に光線を透過する孔81
が設けられた隔壁板82によつて構成されるラビ
リンス8を設け、サンプリング部2内を通過する
気流がガラスGに接触しにくくすればよい。また
サンプリング部2のガラス窓26,27を除く部
分を断熱材で被覆するようにすれば、サンプリン
グ部2を流れる気流の温度変化を防止できる。
この発明の火災検出装置は、恒温槽の空気を導
入する1対の対向するガラス窓ならびに吸引フア
ンを有するサンプリング部と、このサンプリング
部から熱的に絶縁されて設けられサンプリング部
内に導入された空気中に含まれる煙を1対のガラ
ス窓を通して監視する減光式煙検出部とで構成す
ることにより、減光式煙検出部の熱的影響を受け
やすい回路部品部分を低温あるいは高温状態の気
流から熱的に分離絶縁して熱的影響を受けないよ
うにしているので、簡単な構成で、しかも恒温槽
の温度に影響されることなく監視領域で発生する
火災を常に安定した状態で監視し早期に確実に検
出することのできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による火災検出装置の1実施
例の縦断側面図、第2図は第1図のX−Y断面
図、第3図はこの発明の火災検出装置の使用状況
を説明する図、第4図はこの発明の火災検出装置
の他の実施例の要部断面図である。 1……火災検出装置、2……サンプリング部、
21……煙室、22……通気口、23……フアン
室、26,27……1対の対向するガラス窓、3
……減光式煙検出部、31……投光部、32……
受光部、42……吸引フアン、51……吸気口、
52……排気口、7……恒温槽、A……空間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 恒温槽内の空気を導入管で導入しかつ導入し
    た空気を導出管で上記恒温槽内に還流するサンプ
    リング部を恒温槽外に設け、上記サンプリング部
    の内部を流れる気流中に含まれる煙を検出するた
    め投光部と受光部を有する減光式煙検出部をサン
    プリング部の外部に支持体または支柱を介して設
    け、上記サンプリング部に上記恒温槽内から空気
    を導入しかつ恒温槽内に還流するための吸引フア
    ンを設けるとともに上記投光部から受光部に至る
    煙検出用光線をサンプリング部内を透過させる1
    対の対向するガラス窓を設け、上記減光式煙検出
    部の発光素子を内蔵し前面に投光レンズを設けた
    投光部の筐体を上記サンプリング部の1方のガラ
    ス窓にまた光電素子を内蔵し前面に受光レンズを
    設けた受光部の筐体を他方のガラス窓にそれぞれ
    熱絶縁層としての外気が流通する空間を設けて臨
    ませるようにしたことを特徴とする火災検出装
    置。 2 サンプリング部は煙室とフアン室とから構成
    され、煙室には両端に1対の対向するガラス窓が
    設けられるとともに1方のガラス窓の近くに吸気
    口がまた他方のガラス窓の近くにフアン室と連通
    する通気口が設けられ、フアン室には吸引フアン
    が設けられるとともに排気口が設けられてなる特
    許請求の範囲第1項記載の火災検出装置。 3 ガラス窓は着脱可能である特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の火災検出装置。 4 サンプリング部は1対のガラス窓部分を除い
    て断熱材で被覆されている特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の火災検出装置。
JP10674283A 1983-06-16 1983-06-16 火災検出装置 Granted JPS60346A (ja)

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JPS60346A JPS60346A (ja) 1985-01-05
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