JPS603240B2 - 自動火災報知器の試験装置 - Google Patents

自動火災報知器の試験装置

Info

Publication number
JPS603240B2
JPS603240B2 JP6323680A JP6323680A JPS603240B2 JP S603240 B2 JPS603240 B2 JP S603240B2 JP 6323680 A JP6323680 A JP 6323680A JP 6323680 A JP6323680 A JP 6323680A JP S603240 B2 JPS603240 B2 JP S603240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic fire
fire alarm
heat
housing
sensitive part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6323680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56159791A (en
Inventor
捷也 八田
達也 下山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6323680A priority Critical patent/JPS603240B2/ja
Publication of JPS56159791A publication Critical patent/JPS56159791A/ja
Publication of JPS603240B2 publication Critical patent/JPS603240B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動火災報知器の感熱部を強制的に加熱する
ことにより、自動火災報知器が正常に作動するか杏かを
確認するために用いられる自動火災報知器の試験装置に
関するものである。
従来のこの種の試験装置としては、250〜500W程
度の赤外線電球から放射される熱嫌泉を自動火災報知器
の感熱部に照射することにより、自動火災報知器の作動
の良否を確認するもの、あるいはベンジン等の気化ガス
を白金触媒の火口で燃焼させ、かつその鰻射熱を自動火
災報知器の感熱部に当てることにより、自動火災報知器
の作動の良否を確認するものがある。
しかしながら、前者のものにおいては、商用電源による
ものであるため、クリーンで、引火の危険等はないが、
熱線の照射面がほぼ球面全体であるため、適当な反射等
を利用しても、その熱線の利用効率は非常に悪く、した
がって自動火災報知器の感熱部を昇温させてその作動を
確認するまでの時間が長くかかるもので、その作業性は
悪いものであった。またこの場合は、商用電源しか使用
できないため、コンセントの有無により使用度が限定さ
れ、その軽便さに欠けるものであった。また後者におい
ては、性能、安全性、操作性の各面において欠点を有し
ていた。
まず性能面においては、点火後充分な発熱を得るまでに
かなりの時間を要するもので、即応性に乏しく、したが
って使用しようとする数十分も前から点火して準備して
おかなければならず、またそれ故に試験装置を移動させ
る場合は、常時点火したまま移動させなければならず、
使用者にとっては余り好ましいものではなかった。また
この種の触媒燃焼器は、発熱量が周囲温度に大きく依存
するもので、例えば大きな発熱量を要する低温時には、
常温時により発熱量が少なくなるという欠点を有してい
る。また防災設備の点険においては、引火性の高いベン
ジンを燃料として使用していること、前記触媒の表面温
度は最高600ooにもなり、また有機溶剤等への着火
源となる発熱部が露出状態で存在する等安全面において
欠点を有していた。さらに使用するまでの操作性の面で
は、燃料の準備→注油→点火→昇温待ち等面倒な準備操
作が必要であり、非常に使い勝手の悪いものであった。
本発明は上記従来の欠点を解消した自動火災報知器の試
験装置を提供しようとするもので、以下、本発明をその
実施例を示す図面にもとづいて説明する。
第1図〜第4図において、1は試験装置本体で、この試
験装置本体1は、夫面に自動火災報知器2の感熱部2a
が導入される関口部3を設けたハウジング4と、このハ
ウジング4内に導入された自動火災報知器2の感熱部2
aに向けて熱風を仕出させる発熱素子5および送風機6
とにより構成している。
前記発熱素子5は上下方向に多数の貫通孔群7aを有し
、かつ正温度特性を有する発熱抵抗素子7を使用してい
る。また送風機6は、フアン8、フアンケース9、フア
ンカバ−10およびシャフト11を介してファン8を回
転させるモーター2により構成されている。13は回路
基板で、発熱抵抗素子7、モータ12、表示灯14およ
び電源コード15への配電板を構成している。
16は前記試験装置本体1を保持する保持装3檀で、こ
の保持装置16は、ハウジング4をボルト17で揺動自
在に保持した保持金具18と、高い所へ試験装置本体1
を持ち上げるためのパイプ19と、このパイプ19を止
め具20で高さ調節自在に保持する連結具21とにより
構成されてし、3る。
22は携帯用電源で、この携帯用電源22は第2図、第
3図に示すように、ケース23に電池24を内蔵すると
ともに、出力端子25、電源スイッチ26、ノーヒュー
ズプレーカ‐27、電池客4量ィンジケ−夕28、充電
端子29を備えている。
30は試験装置本体1と携帯用電源22とをつなぐ中間
コードで、この中間コード30の一端には、保持金具1
8に固定されたレセプタ31へ差し込むプラグ32を設
け、かつ他端には携帯用電源22の出力端子25に接続
されるプラグ33を設けている。
なお、前記レセプタ31には電源コード15が接続され
ている。また第3図に示すタ配線図において、34は表
示灯14と直列に接続された抵抗である。次に本試験装
置を用いた試験法について説明する。
まず天井等に設置されている自動火災報知器2の感熱部
2aに試験装置本体1側の関口部3を0当てがつて、感
熱部2aを試験装置本体1側の開○部3内に導入する。
この導入により、試験装置本体1側のハウジング4と自
動火災報知器2との間にはほぼ密閉された空気室35が
形成される。この状態で、携帯用電源22の電源スイッ
チ26夕をオンにすると、出力端子25、中間コード3
0、レセプタ31を介してハウジング4内の発熱抵抗素
子7、送風機6のモータ12、表示灯14に同時に通電
される。そしてモータ12の回転により、このモーター
2とシャフト11を介して運0結されたファン8が回転
し、ファンケース9の下方に設けた吸引口36より空気
を吸も、上げ、かつその空気はファンケース9とファン
カバー10とで形成されたファン室37および排出口3
8を通って発熱抵抗素子7の貫通孔群7aに導かれる。
そしてこの空気は貫通孔忍羊7aの壁面で充分加熱され
て熱風となり、この熱風は自動火災報知器2の感熱部2
aに向けて吐出される。感熱部2aにぶち当った熱風は
、その熱の一部または大部分を感熱部2aなどで放熱し
、そしてほぼ密閉状態のハウジング4内を矢印で示すよ
うに、すなわち発熱抵抗素子7の貫通孔群7a→空気室
35→感熱部2a→帰還路39→吸引口36→ファン室
37.一排出口38→発熱抵抗素子7の貫通孔鬼羊7a
という具合に強制循環される。この強制循環により自動
火災報知器2の感熱部2aに当る熱風は順次高温となり
、そして感熱部2aをその作動温度まで熟するか、ある
いは自動火災報知器2に所定の温度上昇を与えることに
より、自動火災報知器2を作動させることができる。ま
た、あらかじめ通電時間と温度上昇の関係を求めておく
ことにより、自動火災報知器2の感度の良否をも判定す
ることができる。なお、上記実施例においては図示して
いないが、より正確な判定を要する場合には、あうかじ
め空気室35内の発熱素子5の上方に温度センサーを配
設しておくことによ‐り、外部メータからその作動時の
温度をも正確に読み取ることができる。
また上記実施例においては、発熱素子5として、特に正
温度特性を有する発熱抵抗素子7を使用したが、この発
熱抵抗素子7は正温度特性を示すため、温度の立ち上が
りがよく、特に断続的に、多数の自動火災報知器を試験
する本試験装置においては、電源スイッチ26をオンに
すると、Zすぐに使用可能となるため、非常に有効であ
る。
また携帯性を良くするために、携帯可能な携帯用電源2
2を使用した場合、電源を連続的にオンしておくことは
、一充電当りの使用回数が少なくなり、好ましくない。
この点においても、正温度袴Z性を示す発熱抵抗素子7
は最も有効である。この発熱抵抗素子7の貫通子協羊7
aの形状は本来のハニカム形状、すなわち正六角形に限
定されるものではなく、ハーモニカ状の方形孔、あるい
は丸孔等であってもさしつかえない。 2次
に前記正温度特性を有する発熱抵抗素子7の特性につい
て述べる。本発明の実施例における発熱抵抗素子7はキ
ュリー温度が30000以下のものを使用している。一
般に自動火災報知器の設置場所としては、塗装工場のよ
うに引火物が充満しているような場所が多く見受けられ
る。したがって高いキュリー温度を有する発熱抵抗素子
7を選ぶという事は、立ち上がりを早める点では効果が
あるが、当然引火の危険性も伴ってくる。このような観
点および自動火災報知器の作動温度が最高150午0で
あることからも、キュリー温度が300℃以下の発熱抵
抗素子7を使用すれば、時間的にも早く、かつ良好に作
動させることができるとともに、試験装置本体1の最高
温度を概ね30000以下にすることが可能となり、そ
の結果、溶剤等への引火あるいは発火温度以下とするこ
とができるため、引火の危険性もなく、極めて安全であ
る。また上記実施例における発熱抵抗素子7から吐出さ
れる熱風は、250ooを越えると、熱感知において熱
的な害を与えるため、好ましくない。しかるに本発明の
実施例においては、キュリー温度が30000の発熱抵
抗素子7を使用していても、自動火災報知器2の感熱部
2aと発熱抵抗素子7との距離を設定することにより、
上記の問題は解消でさる。さらに上記実施例においては
、熱風が外へ逃げないようにして、熱効率を高めるため
、試験装置本体1側のハウジング4と自動火災報知器2
との間にほぼ密閉された空気室35を形成するようにし
たものについて説明したが、この場合は、自動火災報知
器2として差動スポット型のものを採用した場合であり
、また自動火災報知器2の種類がこれとは異なる場合、
例えば定温スポット型の場合は、第6図に示すように、
試験装置本体1を構成するハウジング4にアタッチメン
ト41を取り付け、このアタッチメント41の上端を自
動火災報知器2に当てることにより、隙間の発生をなく
することができる。
そしてまた前記ハウジング4の感V熱部2aが導入され
る関口部3は、感熱部2aが導入された時の関口面積が
感熱部2aが導入される前の関口面積の50%以下にな
るように構成しており、実験の結果では、この50%以
下の範囲であれば、熱効率の低下率は比較的4・さかつ
た。以上のように本発明の試験装置は、夫面に自動火災
報知器の感熱部が導入される閉口部を設けたハウジング
と、このハウジング内に導入された自動火災報知器の感
V熱部に向けて熱風を吐出させる送風機および上下方向
に多数の貫通孔群を有し、かつ正温度特性を有する発熱
抵抗素子とにより構成し、前記送風機によって発熱抵抗
素子で加熱された熱風を自動火災報知器の感熱部に吹き
つけるようにしているため、感熱部への熱伝導が非常に
早く、その結果、試験に要する時間が短くてすむため、
その作業性を一段と向上させることができる。また前記
送風機を構成するファンを内装したファンケースとハウ
ジングとの間には隙間を形成し、この隙間をハウジング
内において熱風が循環するための帰還路としているため
、ファンの回転によりファンケース内に吸込まれは空気
は発熱抵抗素子の多数の貫通孔界羊を通過することによ
り熱風となり、かっこの熱風は自動火災報知器の感熱部
にぶち当った後、帰還路を通って再度ファンケース内に
吸込まれるという循環を繰り返すことになり、その結果
、ファンも4・型にして熱効率を著しく高めることがで
きるというすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における試験装置を自動火災
報知器にセットした状態を示す縦断面図、第2図は同試
験装置と携帯用電源の関連を示す構成図、第3図は第2
図の配線図、第4図は同試験装置の上面図、第5図は同
試験装置を第1図とは異なる自動火災報知器にセットし
た状態を示す縦断面図である。 2・・・・・・自動火災報知器、2a・・・・・・感熱
部、3・・・…閉口部、4…・・・ハウジング、5・・
・・・・発熱素子、6・・・・・・送風機、7・・・・
・・発熱抵抗素子、9・・・・・・ファンケース、39
・…・・帰還路。 第1図 第5図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 天面に自動火災報知器の感熱部が導入される開口部
    を設けたハウジングと、このハウジング内に導入された
    自動火災報知器の感熱部に向けて熱風を吐出させる送風
    機および上下方向に多数の貫通孔群を有し、かつ正温度
    特性を有する発熱抵抗素子とにより構成し、かつ前記送
    風機を構成するフアンを内装したフアンケースと前記ハ
    ウジングとの間に隙間を形成し、この隙間をハウジング
    内において熱風が循環するための帰還路としたことを特
    徴する自動火災報知器の試験装置。 2 前記正温度特性を有する発熱抵抗素子のキユリー温
    度を300℃以下としてなる特許請求の範囲第1項記載
    の自動火災報知器の試験装置。 3 前記ハウジングの感熱部導入用開口部は、感熱部導
    入時の開口面積が開放時の開口面積の50%以下になる
    ように構成してなる特許請求の範囲第1項〜第2項のい
    ずれかに記載の自動火災報知器の試験装置。 4 前記ハウジング内の発熱素子の上方に、温度センサ
    ーを配設してなる特許請求の範囲第1項記載の自動火災
    報知器の試験装置。
JP6323680A 1980-05-12 1980-05-12 自動火災報知器の試験装置 Expired JPS603240B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6323680A JPS603240B2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 自動火災報知器の試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6323680A JPS603240B2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 自動火災報知器の試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56159791A JPS56159791A (en) 1981-12-09
JPS603240B2 true JPS603240B2 (ja) 1985-01-26

Family

ID=13223375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6323680A Expired JPS603240B2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 自動火災報知器の試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS603240B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04337427A (ja) * 1991-05-13 1992-11-25 Japan Steel Works Ltd:The 温度計測方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6076490U (ja) * 1983-10-29 1985-05-28 トヨタ自動車株式会社 火災センサの試験装置
JP2017059226A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 能美防災株式会社 加熱手段及び加熱試験器
JP2017059227A (ja) * 2016-08-26 2017-03-23 能美防災株式会社 加熱試験器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04337427A (ja) * 1991-05-13 1992-11-25 Japan Steel Works Ltd:The 温度計測方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56159791A (en) 1981-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5239980A (en) Forced air furnace control system and method of operation
KR101222080B1 (ko) 화재감지기 시험기
US3537803A (en) Safety device for gas-fired furnaces and the like
US4482311A (en) Burner with oxygen shortage sensor
JP2002317930A (ja) 遮炎装置付燃焼機器
JPS603240B2 (ja) 自動火災報知器の試験装置
US4436505A (en) Device for detecting flame in open-type combustor and oxygen density of indoor air
US6015230A (en) Method and apparatus for testing heat detectors
JPS626280B2 (ja)
Heskestad et al. Modeling of thermal responsiveness of automatic sprinklers
US4486743A (en) Creosote buildup detector and annunciator
CA1224133A (en) Safety device for pot-type oil burner
JPS60346A (ja) 火災検出装置
JPH0144917Y2 (ja)
US2867703A (en) Photothermic relay and control system
US6444986B1 (en) Method and apparatus for detecting an object within a heating sources's radiating beam
JPH03211357A (ja) 温風暖房機
JPS6020024A (ja) 燃焼安全装置
JPS59125330A (ja) 石油燃焼器
JPS6347710Y2 (ja)
JPH08170826A (ja) ガス湯沸器
JPS58203319A (ja) 燃焼器の酸欠安全装置
US3027853A (en) Incinerator burner control
JPS5823079Y2 (ja) 開放型燃焼器具における長時間連続使用防止装置
JPS6151210B2 (ja)