JPH0153610B2 - - Google Patents

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JPH0153610B2
JPH0153610B2 JP58055884A JP5588483A JPH0153610B2 JP H0153610 B2 JPH0153610 B2 JP H0153610B2 JP 58055884 A JP58055884 A JP 58055884A JP 5588483 A JP5588483 A JP 5588483A JP H0153610 B2 JPH0153610 B2 JP H0153610B2
Authority
JP
Japan
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resin
mold
plaster
injection
film
Prior art date
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Expired
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JP58055884A
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English (en)
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JPS59179323A (ja
Inventor
Yamahito Kogure
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/37Mould cavity walls, i.e. the inner surface forming the mould cavity, e.g. linings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は石膏モールドによる樹脂製品の製作
法、詳細には耐圧フラスコ内の石膏モールドに軟
化した高分子樹脂を射出成形して得られる精密樹
脂製品の製作法の改良に関する。
[従来の技術とその課題] 石膏モールドにより樹脂製品を射出成形する場
合、石膏モールドの成形面が石膏肌であることか
ら、石膏モールドにより射出成形して得られる樹
脂製品の表面は、石膏肌を再現することになるの
で金型で得られた樹脂製品に比して非常に荒れた
状態になるため、成形後されに30分程度を要する
入念な研磨を施さねばならない。また石膏モール
ドの石膏肌では樹脂の流入抵抗が金型の場合に比
して大きい。
又、樹脂製品の射出成形は、冷却に伴う樹脂の
収縮により品質のバラツキが生じてしまうという
問題があり、金型の場合ではあらかじめ金型製作
時に収縮分を補正して作成しているが、石膏モー
ルドの場合、石膏という材質の問題から補正が難
しいとともに、樹脂の流入抵抗が大きくなり樹脂
が石膏モールドのすみずみまで行きわたりにくく
なり精度的に低いものであつた。
本発明は上記実情に鑑み石膏モールドにより緻
密は滑沢面をもつとともに良好に寸法補正された
樹脂製品が射出成形できるようになしたものにし
て、樹脂成形後の研磨加工の手間を省くと共に良
好な樹脂流動性により精度的にも優れた樹脂製品
が得られる石膏モールドによる樹脂製品の製作法
を提供し、石膏モールドによる成形法に金型成形
法の利点を近似的に具備させることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 即ち上記目的を達成するための特徴となる製作
法は、耐圧フラスコ内の石膏モールドに軟化した
高分子樹脂を射出成形して樹脂製品を製作する方
法において、上記石膏モールド内に表面硬化処理
剤を、冷却に伴う樹脂の収縮に応じた厚みでコー
テイングして、上記射出圧入に耐える硬度をもつ
滑沢膜を形成した後に、上記高分子樹脂の射出成
形を行い、前記滑沢膜により寸法補正された緻密
な滑沢面を備えた樹脂製品を得るようになしたこ
とを特徴とするものである。
[実施例] 次に上記特徴に基づく実施例を添主図面により
説明する。
製作しようとする樹脂製品と同形の模型1をワ
ツクスまたは軟質樹脂またはワツクスと軟質樹脂
の合成ワツクスのような熱融解性材料により製作
し、この模型1を下部耐圧フラスコ2の底部に設
けた石膏3により固定すると共に、その模型1と
下部耐圧フラスコ2に設けられた開口部4を上記
熱融解性材料により形成されたゲート5により連
結した後、下部耐圧フラスコ2に石膏6を注入し
て埋没する。
上記下部耐圧フラスコ2に上部耐圧フラスコ2
aを適宜な固着具によりセツトすると共に上部耐
圧フラスコ2a内に石膏肌注入口8から石膏6を
注入して上記模型1とゲート5を第4図Aのよう
に完全に埋没する。
石膏硬化後耐圧フラスコ2,2aを分割して模
型1およびゲート5を溶融排出し、且つ熱湯でき
れいに洗い流して石膏モールド6aを形成する。
その後石膏モールド6aの内面に樹脂の射出圧
入に耐え得る硬度をもつ表面硬化処理剤を樹脂の
収縮に応じた厚みでコーテイングすることにより
滑沢膜7を形成し、この滑沢膜7が硬化した後
上,下部の耐圧フラスコ2,2aを第4図Bのよ
うに固着具によりセツトし、耐圧フラスコ2,2
aに設けた開口部4から石膏モールド6aのゲー
ト孔6bを通じて軟化した高分子樹脂9を射出成
形機10により第4図Cのように射出圧入し、樹
脂硬化後耐圧フラスコ2,2aを分割し、且つ石
膏モールド6aを破砕して緻密な滑沢面9aをも
つ樹脂製品9を取り出すものである。なお、樹脂
の射出圧入の前に樹脂離型剤を注入することが好
ましい。また、上記石膏モールド6aの内面には
樹脂の射出圧入に耐え得る硬度をもつ滑沢面を形
成する滑沢膜7をコーテイングしているが、その
滑沢膜7の厚さは射出成形時の樹脂の冷却に伴う
収縮のバラツキに応じて調整することによりコー
テイングされた滑沢膜7によつて樹脂の寸法補正
を行うことが可能となる。この場合コーテイング
された滑沢膜7の厚さは樹脂製品の各部分の収縮
度合いに応じて調整することにより精度的にも優
れた樹脂製品が得られる。なお、コーテイングさ
れた滑沢膜7は紫外線照射により硬化する急硬性
のものが好ましいが、これに限らず熱硬化性のも
の等でもよい。なおコーテイング膜7は5μm〜
50μm程度の厚さで形成することが好ましく、5μ
m以下であると強度的に弱くなるが50μm以上で
もよい。その場合コーテイング剤を稀釈すること
により薄い膜を形成でき、数回コーテイングを繰
り返すことにより厚い膜が形成できる。また膜の
硬度は2.5H以上であることが好ましく、2.5H以
下であると樹脂射出圧によつて膜および石膏肌が
めくれる虞れがある。
さらに石膏面肌と金型とは材質および鏡面性の
相違により溶融挙動の変化が射出初期段階すなわ
ち樹脂がキヤビテイに充満していく段階と射出ピ
ーク圧段階における壁内圧波型の変化として第3
図のようにそれぞれ特徴的に表わされる。その場
合石膏モールドの表面すなわち石膏肌面を流動す
る樹脂の挙動Aは金型の表面を流動する樹脂の挙
動Bと全く異なり、樹脂の流動特性が悪いことが
示されているが、本発明によるコーテイングされ
た滑沢膜を流動する樹脂の挙動Cは金型の挙動を
示すBに近似したものとなり、樹脂の流動性が優
れ表面が緻密で精度的に高い樹脂製品が得られる
ことが明示されている。
また、金型の場合冷却に伴う樹脂の収縮分をあ
らかじめ金型製作時に補正して作成しており、ま
た高い精度で補正することが可能であるが、石膏
モールドの場合、石膏という材質の問題から樹脂
製品の肉厚が各部分に不均一であつたり構造が複
雑になるにともない発生する各部分の樹脂収縮の
バラツキに応じて補正が困難であつて、それだけ
精度的にも低いものであつたが、本発明の製作方
法によれば各部の樹脂収縮の度合いに応じた厚さ
で滑沢膜をコーテイングできるから的確な寸法補
正が容易に実施できることになる。
[発明の効果] 本発明は耐圧フラスコ内の石膏モールドに軟化
した高分子樹脂を射出成形して樹脂製品を製作す
る方法において、上記石膏モールド内に表面硬化
処理剤を、冷却に伴う樹脂の収縮に応じた厚みで
コーテイングして、上記射出圧入に耐える硬度を
もつ滑沢膜を形成した後に、上記高分子樹脂の射
出成形を行い、前記滑沢膜により寸法補正された
緻密な滑沢面を備えた樹脂製品を得るようになし
たから、従来射出成形後長時間をかけて行われて
いた研磨作業が除去され、省力化を計り得ると共
に、金型に近似した樹脂流動性が得られ精度的、
且つ審美性に優れた高品質な樹脂製品が得られる
ことになり、さらに各部分の樹脂収縮に応じて寸
法補正された樹脂製品が得られその効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明石膏モールドの断面図、第2図
は射出成形状態を示す断面図、第3図は樹脂の流
動特性を示す図表、第4図A,B,Cは樹脂製品
の作成順序を示す説明図である。 2……耐圧フラスコ、6a……石膏モールド、
7……滑沢膜、7a……滑沢面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 耐圧フラスコ内の石膏モールドに軟化した高
    分子樹脂を射出成形して樹脂製品を製作する方法
    において、上記石膏モールド内に表面硬化処理剤
    を、冷却に伴う樹脂の収縮に応じた厚みでコーテ
    イングして、上記射出圧入に耐える硬度をもつ滑
    沢膜を形成した後に、上記高分子樹脂の射出成形
    を行い、前記滑沢膜により寸法補正された緻密な
    滑沢面を備えた樹脂製品を得るようになしたこと
    を特徴とする石膏モールドによる樹脂製品の製作
    法。
JP5588483A 1983-03-30 1983-03-30 石膏モ−ルドによる樹脂製品の製作法 Granted JPS59179323A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5588483A JPS59179323A (ja) 1983-03-30 1983-03-30 石膏モ−ルドによる樹脂製品の製作法

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JP5588483A JPS59179323A (ja) 1983-03-30 1983-03-30 石膏モ−ルドによる樹脂製品の製作法

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JPS59179323A JPS59179323A (ja) 1984-10-11
JPH0153610B2 true JPH0153610B2 (ja) 1989-11-15

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ID=13011524

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JP5588483A Granted JPS59179323A (ja) 1983-03-30 1983-03-30 石膏モ−ルドによる樹脂製品の製作法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69409173T2 (de) * 1993-06-25 1998-10-29 Yamato Kogure Verfahren zur Herstellung von medizinischen Prothesen und abgedichtete Giessform zur Durchführung des Verfahrens

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573483A (en) * 1980-06-09 1982-01-08 Nec Corp Chroma-key effect generator

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JPS573483A (en) * 1980-06-09 1982-01-08 Nec Corp Chroma-key effect generator

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JPS59179323A (ja) 1984-10-11

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