JPH0152163B2 - - Google Patents
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- JPH0152163B2 JPH0152163B2 JP57202807A JP20280782A JPH0152163B2 JP H0152163 B2 JPH0152163 B2 JP H0152163B2 JP 57202807 A JP57202807 A JP 57202807A JP 20280782 A JP20280782 A JP 20280782A JP H0152163 B2 JPH0152163 B2 JP H0152163B2
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Landscapes
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Description
この発明は、抄造法を用いたセメント製品の製
法に関する。 セメント製品を抄造法でつくる場合、セメント
等を含むスラリの抄き上げを可能にするためとい
つたような理由でスラリにパルプを含ませるよう
にすることがある。パルプは普通、シート状等の
塊となつているので、使用前に精砕(リフアイニ
ング)、すなわち、ここでは抄造に適するよう解
繊を行なつてからみ合つている単繊維をほぐす必
要がある。 発明者らの見出したところによれば、パルプ
は、単繊維をほぐして多数の微少繊維(フイブリ
ル)束を形成させる(フイブリル化する)ように
すると、セメント製品に対して大きな補強効果が
得られる。さらに、フイブリル化されたパルプを
スラリ中に均一に分散させるようにすると、パル
プ繊維同志が複雑にからみ合い、スラリの過抵
抗が大きくなつて抄造を円滑に行なうことができ
るようになるとともに、より強度の高いセメント
製品を得ることができるようにもなる。 しかしながら、従来は、フイブリル化されたパ
ルプを使用していなかつた。パルプの解繊には、
一般にデイスクリフアイナが用いられるが、パル
プ含有量の多いパルプ−水混合物をこれに通すと
デイスクが目づまりして解繊できなくなるので、
普通は1〜3重量%程度のパルプを含むパルプ−
水混合物を通すようにしている。しかし、このよ
うな方法でパルプの解繊操作を行なつても、デイ
スクの機械的運動(機械的エネルギー)により、
パルプ繊維が細かく寸断され、パルプのフイブリ
ル化が期待できないのである。従来は、このよう
に、フイブリル化されていないパルプを使用して
いたので、原材料の抄造性があまり良くなく、高
強度のセメント製品を得ることも困難であつた。 発明者らは、充分にフイブリル化されたパルプ
を得ようとして研究を重ねた結果、ついに得るこ
とができるようになり、ここに、この発明を完成
した。 すなわち、この発明は、セメントおよびパルプ
を含むスラリを抄造してセメント製品をつくるに
あたり、パルプを充分にフイブリル化しておくこ
とを特徴とするセメント製品の製法をその要旨と
する。以下、この発明を詳しく説明する。 パルプの解繊操作をたとえば次のようにして行
なうと、パルプの解繊とともにフイブリル化も行
なわれる。パルプの割合が多いパルプ−水混合物
をデイスク間隔の広い高馬力のダブルデイスクリ
フアイナに適数回通す。この場合、パルプ−水混
合物中に含まれるパルプの割合は、通常の数倍程
度、すなわち5〜20重量%程度とする。この操作
を行なうと、デイスクの機械的エネルギーが直接
パルプ繊維に加えられずパルプ繊維同志の摩擦に
より解繊が進むので、フイブリル化が良好に進行
する。そのうえ、パルプ繊維の寸断を防ぐことが
でき、繊維自体のいたみも少なく、寸断の目安と
なる繊維長177μm(ミクロン)以下のパルプを
全パルプ重量の10%以下に抑えることができ、し
かも、シヨツパーリグラー濾水度70゜SR以上にす
ることができる。このようにしてつくつたフイブ
リル化されたパルプを使用すると、原材料を含む
スラリの抄造が円滑に行なうことができるように
なるとともに、高強度なセメント製品を得ること
ができるようになるのである。 前記のようにして解繊したパルプを使用して、
セメントおよびパルプを含むスラリをつくる。パ
ルプの水に対する割合は5重量%以下、より好ま
しくは0.2重量%程度にし、セメントはパルプ1
重量部に対して40〜50重量部使用するのがよい。
前記のようにパルプ含有量が5〜20重量%のパル
プ−水混合物を解繊した場合は水を加えて0.2重
量%程度に希釈し、つぎにセメントを加えてスラ
リとするとよい。なお、抄造性をより良好にする
こと、あるいはセメント製品の強度その他の性能
を向上させること等を目的とし、スラリに増粘剤
としてのセピオライトもしくはベントナイト、ビ
ニロン繊維、ガラス繊維、石綿、炭素繊維、鋼繊
維等の補強繊維、シリカ粉末等の充填材(フイラ
ー)、その他を含ませる場合もある。セピオライ
トもしくはベントナイトを使用するようにする
と、スラリ中において、パルプおよび必要に応じ
て加える補強繊維の分散が促進され、得られるセ
メント製品の強度がより高いものとなる。そのう
え、スラリの粘度が増加し、抄造性がより良好と
なる。セピオライトもしくはベントナイトを使用
する場合は、パルプ1重量部に対して1〜2重量
部使用するのがよい。炭素繊維、鋼繊維を使用す
る場合はそれぞれ0.1〜0.5重量部、0.2〜1重量部
を、両者以外のビニロン繊維、ガラス繊維、石綿
等の補強繊維を使用する場合は0.2〜2重量部を
パルプ1重量部に対して使用するのがよい。フイ
ラーとしてシリカ粉末を使用する場合は、パルプ
1重量部に対して5重量部使用するのがよい。 このあと、丸網抄造機(ハチエツク式抄造機)
や長網抄造機を用いる等して、スラリを抄き上げ
てグリーンシートを作る。このグリーンシートを
必要に応じて複数枚重ね合わせ、板状や管状に賦
形したのち養生硬化させるとセメント製品が得ら
れる。 この発明にかかるセメント製品の製法は、この
ように構成されるものであつて、パルプのフイブ
リル化を、5〜20重量%のパルプを含むパルプ−
水混合物をダブルデイスクリフアイナに通すとい
う方法で行うことにより、すなわち、従来よりも
パルプ含有量が多いパルプ−水混合物を用いるこ
とによつて、パルプの解繊がパルプ繊維同士の摩
擦により進行し、パルプ繊維の寸断や傷みを生じ
ることなく、フイブリル化が極めて良好に行われ
るのである。また、通常のデイスクリフアイナよ
りもデイスク間隔が広く高馬力のダブルデイスク
リフアイナを使用することによつて、前記のよう
にパルプ含有量の多いパルプ−水混合物を用いて
も、デイスクの目詰まりを起こすことがなく、パ
ルプ繊維の解繊およびフイブリル化を充分に行え
るのである。 このようにして、パルプを充分にフイブリル化
しておく、スラリの抄造が円滑に行なうことがで
きるようになるとともに、高強度なセメント製品
が得られる。 つぎに実施例および比較例について説明する。 第1表に示される原材料を使用してスラリをつ
くり、このスラリを丸網式抄造機で抄き上げて賦
形体をつくつたあと、養生硬化させて板状のセメ
ント製品をつくつた。ただし、比較例1〜3で
は、従来と同様の方法、すなわち、パルプ含有量
が1〜3重量%程度のパルプ−水混合物をデイス
クリフアイナに通してパルプの解繊を行なうよう
にした。実施例1〜5では、パルプ含有量が5〜
20重量%程度のパルプ−水混合物をデイスク間隔
の広い高馬力のダブルデイスクリフアイナに通し
てパルプの解繊を行なうようにし、パルプをフイ
ブリル化した。また、ビニロン繊維(クラレ
RM182)は長さ6mm,直径15μm(6mm、15μ
mφ)のもの、炭素繊維は長さ10mm、直径14μm
(10mm、14μmφ)のもの、鋼繊維は長さ2.5mm、
直径60μm(2.5mm、60μmφ)のものをそれぞ
れ使用した。 実施例1〜5および比較例1〜3で得られたセ
メント製品(板)の比重、板厚、曲げ強度、シヤ
ルピー衝撃強度および曲げヤング率を測定した。
測定結果を第2表に示す。また、製造中における
スラリの抄造性を第1表に示す。第1表より、実
施例1〜5は、比較例1〜3に比べスラリの抄造
性がすぐれていることがわかる。第2表より、実
施例1〜5で得られたセメント製品は、比較例1
〜3で得られたものに比べ、曲げ強度およびシヤ
ルピー衝撃強度が高いことがわかる。
法に関する。 セメント製品を抄造法でつくる場合、セメント
等を含むスラリの抄き上げを可能にするためとい
つたような理由でスラリにパルプを含ませるよう
にすることがある。パルプは普通、シート状等の
塊となつているので、使用前に精砕(リフアイニ
ング)、すなわち、ここでは抄造に適するよう解
繊を行なつてからみ合つている単繊維をほぐす必
要がある。 発明者らの見出したところによれば、パルプ
は、単繊維をほぐして多数の微少繊維(フイブリ
ル)束を形成させる(フイブリル化する)ように
すると、セメント製品に対して大きな補強効果が
得られる。さらに、フイブリル化されたパルプを
スラリ中に均一に分散させるようにすると、パル
プ繊維同志が複雑にからみ合い、スラリの過抵
抗が大きくなつて抄造を円滑に行なうことができ
るようになるとともに、より強度の高いセメント
製品を得ることができるようにもなる。 しかしながら、従来は、フイブリル化されたパ
ルプを使用していなかつた。パルプの解繊には、
一般にデイスクリフアイナが用いられるが、パル
プ含有量の多いパルプ−水混合物をこれに通すと
デイスクが目づまりして解繊できなくなるので、
普通は1〜3重量%程度のパルプを含むパルプ−
水混合物を通すようにしている。しかし、このよ
うな方法でパルプの解繊操作を行なつても、デイ
スクの機械的運動(機械的エネルギー)により、
パルプ繊維が細かく寸断され、パルプのフイブリ
ル化が期待できないのである。従来は、このよう
に、フイブリル化されていないパルプを使用して
いたので、原材料の抄造性があまり良くなく、高
強度のセメント製品を得ることも困難であつた。 発明者らは、充分にフイブリル化されたパルプ
を得ようとして研究を重ねた結果、ついに得るこ
とができるようになり、ここに、この発明を完成
した。 すなわち、この発明は、セメントおよびパルプ
を含むスラリを抄造してセメント製品をつくるに
あたり、パルプを充分にフイブリル化しておくこ
とを特徴とするセメント製品の製法をその要旨と
する。以下、この発明を詳しく説明する。 パルプの解繊操作をたとえば次のようにして行
なうと、パルプの解繊とともにフイブリル化も行
なわれる。パルプの割合が多いパルプ−水混合物
をデイスク間隔の広い高馬力のダブルデイスクリ
フアイナに適数回通す。この場合、パルプ−水混
合物中に含まれるパルプの割合は、通常の数倍程
度、すなわち5〜20重量%程度とする。この操作
を行なうと、デイスクの機械的エネルギーが直接
パルプ繊維に加えられずパルプ繊維同志の摩擦に
より解繊が進むので、フイブリル化が良好に進行
する。そのうえ、パルプ繊維の寸断を防ぐことが
でき、繊維自体のいたみも少なく、寸断の目安と
なる繊維長177μm(ミクロン)以下のパルプを
全パルプ重量の10%以下に抑えることができ、し
かも、シヨツパーリグラー濾水度70゜SR以上にす
ることができる。このようにしてつくつたフイブ
リル化されたパルプを使用すると、原材料を含む
スラリの抄造が円滑に行なうことができるように
なるとともに、高強度なセメント製品を得ること
ができるようになるのである。 前記のようにして解繊したパルプを使用して、
セメントおよびパルプを含むスラリをつくる。パ
ルプの水に対する割合は5重量%以下、より好ま
しくは0.2重量%程度にし、セメントはパルプ1
重量部に対して40〜50重量部使用するのがよい。
前記のようにパルプ含有量が5〜20重量%のパル
プ−水混合物を解繊した場合は水を加えて0.2重
量%程度に希釈し、つぎにセメントを加えてスラ
リとするとよい。なお、抄造性をより良好にする
こと、あるいはセメント製品の強度その他の性能
を向上させること等を目的とし、スラリに増粘剤
としてのセピオライトもしくはベントナイト、ビ
ニロン繊維、ガラス繊維、石綿、炭素繊維、鋼繊
維等の補強繊維、シリカ粉末等の充填材(フイラ
ー)、その他を含ませる場合もある。セピオライ
トもしくはベントナイトを使用するようにする
と、スラリ中において、パルプおよび必要に応じ
て加える補強繊維の分散が促進され、得られるセ
メント製品の強度がより高いものとなる。そのう
え、スラリの粘度が増加し、抄造性がより良好と
なる。セピオライトもしくはベントナイトを使用
する場合は、パルプ1重量部に対して1〜2重量
部使用するのがよい。炭素繊維、鋼繊維を使用す
る場合はそれぞれ0.1〜0.5重量部、0.2〜1重量部
を、両者以外のビニロン繊維、ガラス繊維、石綿
等の補強繊維を使用する場合は0.2〜2重量部を
パルプ1重量部に対して使用するのがよい。フイ
ラーとしてシリカ粉末を使用する場合は、パルプ
1重量部に対して5重量部使用するのがよい。 このあと、丸網抄造機(ハチエツク式抄造機)
や長網抄造機を用いる等して、スラリを抄き上げ
てグリーンシートを作る。このグリーンシートを
必要に応じて複数枚重ね合わせ、板状や管状に賦
形したのち養生硬化させるとセメント製品が得ら
れる。 この発明にかかるセメント製品の製法は、この
ように構成されるものであつて、パルプのフイブ
リル化を、5〜20重量%のパルプを含むパルプ−
水混合物をダブルデイスクリフアイナに通すとい
う方法で行うことにより、すなわち、従来よりも
パルプ含有量が多いパルプ−水混合物を用いるこ
とによつて、パルプの解繊がパルプ繊維同士の摩
擦により進行し、パルプ繊維の寸断や傷みを生じ
ることなく、フイブリル化が極めて良好に行われ
るのである。また、通常のデイスクリフアイナよ
りもデイスク間隔が広く高馬力のダブルデイスク
リフアイナを使用することによつて、前記のよう
にパルプ含有量の多いパルプ−水混合物を用いて
も、デイスクの目詰まりを起こすことがなく、パ
ルプ繊維の解繊およびフイブリル化を充分に行え
るのである。 このようにして、パルプを充分にフイブリル化
しておく、スラリの抄造が円滑に行なうことがで
きるようになるとともに、高強度なセメント製品
が得られる。 つぎに実施例および比較例について説明する。 第1表に示される原材料を使用してスラリをつ
くり、このスラリを丸網式抄造機で抄き上げて賦
形体をつくつたあと、養生硬化させて板状のセメ
ント製品をつくつた。ただし、比較例1〜3で
は、従来と同様の方法、すなわち、パルプ含有量
が1〜3重量%程度のパルプ−水混合物をデイス
クリフアイナに通してパルプの解繊を行なうよう
にした。実施例1〜5では、パルプ含有量が5〜
20重量%程度のパルプ−水混合物をデイスク間隔
の広い高馬力のダブルデイスクリフアイナに通し
てパルプの解繊を行なうようにし、パルプをフイ
ブリル化した。また、ビニロン繊維(クラレ
RM182)は長さ6mm,直径15μm(6mm、15μ
mφ)のもの、炭素繊維は長さ10mm、直径14μm
(10mm、14μmφ)のもの、鋼繊維は長さ2.5mm、
直径60μm(2.5mm、60μmφ)のものをそれぞ
れ使用した。 実施例1〜5および比較例1〜3で得られたセ
メント製品(板)の比重、板厚、曲げ強度、シヤ
ルピー衝撃強度および曲げヤング率を測定した。
測定結果を第2表に示す。また、製造中における
スラリの抄造性を第1表に示す。第1表より、実
施例1〜5は、比較例1〜3に比べスラリの抄造
性がすぐれていることがわかる。第2表より、実
施例1〜5で得られたセメント製品は、比較例1
〜3で得られたものに比べ、曲げ強度およびシヤ
ルピー衝撃強度が高いことがわかる。
【表】
* 針葉樹未晒クラフトパルプ
【表】
Claims (1)
- 1 セメントおよびパルプを含むスラリを抄造し
てセメント製品をつくるにあたり、5〜20重量%
のパルプを含むパルプ−水混合物をダブルデイス
クリフアイナに通してパルプをフイブリル化して
おくことを特徴とするセメント製品の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20280782A JPS5991009A (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | セメント製品の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20280782A JPS5991009A (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | セメント製品の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5991009A JPS5991009A (ja) | 1984-05-25 |
JPH0152163B2 true JPH0152163B2 (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=16463519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20280782A Granted JPS5991009A (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | セメント製品の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5991009A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2519075B2 (ja) * | 1987-06-12 | 1996-07-31 | 日本インシュレーション株式会社 | 珪酸カルシウム結晶のボ―ド |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51101023A (ja) * | 1975-03-05 | 1976-09-07 | Nozawa Kk | Kairyosaretakyodoojusurusekimensureetoseihinno seizohoho |
JPS56100163A (en) * | 1979-12-18 | 1981-08-11 | Amrotex Ag | Matter made of hydraulic bonding agent and*or plastics |
-
1982
- 1982-11-17 JP JP20280782A patent/JPS5991009A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51101023A (ja) * | 1975-03-05 | 1976-09-07 | Nozawa Kk | Kairyosaretakyodoojusurusekimensureetoseihinno seizohoho |
JPS56100163A (en) * | 1979-12-18 | 1981-08-11 | Amrotex Ag | Matter made of hydraulic bonding agent and*or plastics |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5991009A (ja) | 1984-05-25 |
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