JP2009521614A5 - - Google Patents
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Description
いったん所望のガスケット材料厚さが達成されると、ロールを停止し、ガスケット材料をホットロールから切り取り、所望のサイズに切断するおよび/またはパンチで打ち抜く。さらなる加圧または加熱は全く必要とされず、材料はいつでもガスケットとして機能することができる。この方法で約7mm厚さまでのガスケットを製造することができる。しかしながら、この方法で製造されたほとんどのガスケットは、はるかにより薄く、普通は厚さが約3mm以下である。
次に、本発明の好ましい態様を示す。
1.(a)全固形分の60〜97重量パーセントである、フィブリル化熱硬化性樹脂繊維状構造物と、
(b)全固形分の3〜40重量パーセントであるフィブリル化ポリアレーンアゾール繊維状構造物と
を含んでなる、強化材または加工助剤として使用するためのパルプであって、
熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物が5mm以下の平均最大寸法、1.3mm以下の長さ加重平均長さ、ならびに熱硬化性樹脂フィブリルおよび/またはスタークがポリアレーンアゾールフィブリルおよび/またはスタークと実質的に交絡されるスタークおよびフィブリルを有するパルプ。
2.熱硬化性樹脂繊維状構造物が全固形分の約60〜75重量パーセントである上記1に記載のパルプ。
3.ポリアレーンアゾール繊維状構造物が全固形分の約25〜40重量パーセントである上記1に記載のパルプ。
4.100〜700mlのカナダ標準ろ水度(CSF)を有する上記1に記載のパルプ。
5.熱硬化性樹脂繊維状構造物が熱硬化性繊維である上記1に記載のパルプ。
6.ポリアレーンアゾールが剛性ロッドポリベンザゾールまたは剛性ロッドポリピリダゾールポリマーである上記1に記載のパルプ。
7.ポリベンザゾールがポリベンゾビスオキサゾールである上記6に記載のパルプ。
8.ポリピリダゾールがポリピリドビスイミダゾールである上記6に記載のパルプ。
9.金属粉末、研磨材、滑剤、有機摩擦改良剤、およびそれらの混合物よりなる群から選択される摩擦改良剤と、
熱硬化性樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂およびポリイミド樹脂、ならびにそれらの混合物よりなる群から選択されるバインダーと、
上記1に記載のパルプと
を含んでなる摩擦材料。
10.上記1に記載のパルプを含んでなるチキソトロープ。
11.バインダーと、
上記1に記載のパルプを含んでなる繊維強化材と
を含んでなる流体リーリング材。
12.バインダーがニトリルゴム、ブタジエンゴム、ネオプレン、スチレン・ブタジエンゴム、ニトリル−ブタジエンゴム、およびそれらの混合物よりなる群から選択される上記11に記載の流体シーリング材。
13.上記1に記載のパルプとバインダーとを含んでなるフィルター。
14.(a)(1)フィブリル化されることができ、そして10cm以下の平均長さを有し、かつ、原料中の全固形分の60〜97重量パーセントである熱硬化性繊維、
(2)10cm以下の平均長さを有し、かつ、原料中の全固形分の3〜40重量パーセントである剛性ロッドポリアレーンアゾール繊維、および
(3)全原料の95〜99重量パーセントである水
を含むパルプ原料を組み合わせる工程と、
(b)原料をほぼ均一なスラリーへ混合する工程と、
(c)スラリーを同時に、
(1)スタークおよびフィブリルを有する不規則形状のフィブリル化繊維状構造物へフィブリル化熱硬化性繊維およびポリアレーンアゾール繊維をフィブリル化し、切断し、そしてパルプ状にすること、ならびに
(2)精製スラリーがほぼ均一であるように全固形分を分散させること
によって共精製する工程と、
(d)精製スラリーから水を除去する工程と
を含んでなる、強化材として使用するためのフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプの製造方法であって、
それによって、フィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物が5mm以下の平均最大寸法、1.3mm以下の長さ加重平均長さを有する状態でフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプを生成し、そしてフィブリル化熱硬化性樹脂フィブリルおよび/またはスタークがポリアレーンアゾールフィブリルおよび/またはスタークと実質的に交絡される方法。
15.熱硬化性繊維が10デシテックス以下の線密度を有し、そしてポリアレーンアゾール繊維が2.5デシテックス以下の線密度を有する上記14に記載の方法。
16.パルプが同じ材料の実質的な凝集体を含まない上記14に記載の方法。
17.熱硬化性樹脂繊維状構造物が熱硬化性繊維である上記14に記載の方法。
18.精製工程が混合スラリーを一連のディスクリファイナーに通すことを含んでなる上記14に記載の方法。
19.(a)水と
(1)フィブリル化されることができ、パルプ中の全固形分の60〜97重量パーセントである熱硬化性繊維、および
(2)パルプ中の全固形分の3〜40重量パーセントである剛性ロッドポリアレーンアゾール繊維
よりなる群からの第1繊維とを含む原料を組み合わせる工程と、
(b)組み合わせられた原料をほぼ均一な懸濁液へ混合する工程と、
(c)懸濁液をディスクリファイナーで精製し、それによって10cm以下の平均長さを有するように繊維を切断し、そして繊維の少なくとも一部を不規則形状のフィブリル化繊維状構造物へフィブリル化し、そしてパルプ状にする工程と、
(d)精製懸濁液、10cm以下の平均長さを有する(a)(1および2)の群の第2繊維、および、必要に応じて、水濃度を全原料の95〜99重量パーセントに上げるための水を含む原料を組み合わせる工程と、
(e)必要に応じて、原料を混合してほぼ均一な懸濁液を形成する工程と、
(f)混合懸濁液を同時に、
(1)熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維の全てまたは実質的に全てがスタークおよびフィブリルを有する不規則形状のフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物へ変換されるように懸濁液中の固形分をフィブリル化し、切断し、そしてパルプ状にすること、ならびに
(2)精製スラリーがほぼ均一であるように全固形分を分散させること
によって共精製する工程と、
(g)精製スラリーから水を除去する工程と
を含んでなる、強化材および加工助剤として使用するためのフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプの製造方法であって、
それによって、フィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物が5mm以下の平均最大寸法、1.3mm以下の長さ加重平均長さを有する状態で熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプを生成し、そして熱硬化性樹脂フィブリルおよび/またはスタークがポリアレーンアゾールフィブリルおよび/またはスタークと実質的に交絡される方法。
20.熱硬化性樹脂繊維状構造物が熱硬化性繊維である上記19に記載の方法。
次に、本発明の好ましい態様を示す。
1.(a)全固形分の60〜97重量パーセントである、フィブリル化熱硬化性樹脂繊維状構造物と、
(b)全固形分の3〜40重量パーセントであるフィブリル化ポリアレーンアゾール繊維状構造物と
を含んでなる、強化材または加工助剤として使用するためのパルプであって、
熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物が5mm以下の平均最大寸法、1.3mm以下の長さ加重平均長さ、ならびに熱硬化性樹脂フィブリルおよび/またはスタークがポリアレーンアゾールフィブリルおよび/またはスタークと実質的に交絡されるスタークおよびフィブリルを有するパルプ。
2.熱硬化性樹脂繊維状構造物が全固形分の約60〜75重量パーセントである上記1に記載のパルプ。
3.ポリアレーンアゾール繊維状構造物が全固形分の約25〜40重量パーセントである上記1に記載のパルプ。
4.100〜700mlのカナダ標準ろ水度(CSF)を有する上記1に記載のパルプ。
5.熱硬化性樹脂繊維状構造物が熱硬化性繊維である上記1に記載のパルプ。
6.ポリアレーンアゾールが剛性ロッドポリベンザゾールまたは剛性ロッドポリピリダゾールポリマーである上記1に記載のパルプ。
7.ポリベンザゾールがポリベンゾビスオキサゾールである上記6に記載のパルプ。
8.ポリピリダゾールがポリピリドビスイミダゾールである上記6に記載のパルプ。
9.金属粉末、研磨材、滑剤、有機摩擦改良剤、およびそれらの混合物よりなる群から選択される摩擦改良剤と、
熱硬化性樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂およびポリイミド樹脂、ならびにそれらの混合物よりなる群から選択されるバインダーと、
上記1に記載のパルプと
を含んでなる摩擦材料。
10.上記1に記載のパルプを含んでなるチキソトロープ。
11.バインダーと、
上記1に記載のパルプを含んでなる繊維強化材と
を含んでなる流体リーリング材。
12.バインダーがニトリルゴム、ブタジエンゴム、ネオプレン、スチレン・ブタジエンゴム、ニトリル−ブタジエンゴム、およびそれらの混合物よりなる群から選択される上記11に記載の流体シーリング材。
13.上記1に記載のパルプとバインダーとを含んでなるフィルター。
14.(a)(1)フィブリル化されることができ、そして10cm以下の平均長さを有し、かつ、原料中の全固形分の60〜97重量パーセントである熱硬化性繊維、
(2)10cm以下の平均長さを有し、かつ、原料中の全固形分の3〜40重量パーセントである剛性ロッドポリアレーンアゾール繊維、および
(3)全原料の95〜99重量パーセントである水
を含むパルプ原料を組み合わせる工程と、
(b)原料をほぼ均一なスラリーへ混合する工程と、
(c)スラリーを同時に、
(1)スタークおよびフィブリルを有する不規則形状のフィブリル化繊維状構造物へフィブリル化熱硬化性繊維およびポリアレーンアゾール繊維をフィブリル化し、切断し、そしてパルプ状にすること、ならびに
(2)精製スラリーがほぼ均一であるように全固形分を分散させること
によって共精製する工程と、
(d)精製スラリーから水を除去する工程と
を含んでなる、強化材として使用するためのフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプの製造方法であって、
それによって、フィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物が5mm以下の平均最大寸法、1.3mm以下の長さ加重平均長さを有する状態でフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプを生成し、そしてフィブリル化熱硬化性樹脂フィブリルおよび/またはスタークがポリアレーンアゾールフィブリルおよび/またはスタークと実質的に交絡される方法。
15.熱硬化性繊維が10デシテックス以下の線密度を有し、そしてポリアレーンアゾール繊維が2.5デシテックス以下の線密度を有する上記14に記載の方法。
16.パルプが同じ材料の実質的な凝集体を含まない上記14に記載の方法。
17.熱硬化性樹脂繊維状構造物が熱硬化性繊維である上記14に記載の方法。
18.精製工程が混合スラリーを一連のディスクリファイナーに通すことを含んでなる上記14に記載の方法。
19.(a)水と
(1)フィブリル化されることができ、パルプ中の全固形分の60〜97重量パーセントである熱硬化性繊維、および
(2)パルプ中の全固形分の3〜40重量パーセントである剛性ロッドポリアレーンアゾール繊維
よりなる群からの第1繊維とを含む原料を組み合わせる工程と、
(b)組み合わせられた原料をほぼ均一な懸濁液へ混合する工程と、
(c)懸濁液をディスクリファイナーで精製し、それによって10cm以下の平均長さを有するように繊維を切断し、そして繊維の少なくとも一部を不規則形状のフィブリル化繊維状構造物へフィブリル化し、そしてパルプ状にする工程と、
(d)精製懸濁液、10cm以下の平均長さを有する(a)(1および2)の群の第2繊維、および、必要に応じて、水濃度を全原料の95〜99重量パーセントに上げるための水を含む原料を組み合わせる工程と、
(e)必要に応じて、原料を混合してほぼ均一な懸濁液を形成する工程と、
(f)混合懸濁液を同時に、
(1)熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維の全てまたは実質的に全てがスタークおよびフィブリルを有する不規則形状のフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物へ変換されるように懸濁液中の固形分をフィブリル化し、切断し、そしてパルプ状にすること、ならびに
(2)精製スラリーがほぼ均一であるように全固形分を分散させること
によって共精製する工程と、
(g)精製スラリーから水を除去する工程と
を含んでなる、強化材および加工助剤として使用するためのフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプの製造方法であって、
それによって、フィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物が5mm以下の平均最大寸法、1.3mm以下の長さ加重平均長さを有する状態で熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプを生成し、そして熱硬化性樹脂フィブリルおよび/またはスタークがポリアレーンアゾールフィブリルおよび/またはスタークと実質的に交絡される方法。
20.熱硬化性樹脂繊維状構造物が熱硬化性繊維である上記19に記載の方法。
Claims (7)
- (a)全固形分の60〜97重量パーセントである、フィブリル化熱硬化性樹脂繊維状構造物と、
(b)全固形分の3〜40重量パーセントであるフィブリル化ポリアレーンアゾール繊維状構造物と
を含んでなる、強化材または加工助剤として使用するためのパルプであって、
熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物が5mm以下の平均最大寸法、1.3mm以下の長さ加重平均長さ、ならびに熱硬化性樹脂フィブリルおよび/またはスタークがポリアレーンアゾールフィブリルおよび/またはスタークと実質的に交絡されるスタークおよびフィブリルを有するパルプ。 - 金属粉末、研磨材、滑剤、有機摩擦改良剤、およびそれらの混合物よりなる群から選択される摩擦改良剤と、
熱硬化性樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂およびポリイミド樹脂、ならびにそれらの混合物よりなる群から選択されるバインダーと、
請求項1に記載のパルプと
を含んでなる摩擦材料。 - 請求項1に記載のパルプを含んでなるチキソトロープ。
- バインダーと、
請求項1に記載のパルプを含んでなる繊維強化材と
を含んでなる流体リーリング材。 - 請求項1に記載のパルプとバインダーとを含んでなるフィルター。
- (a)(1)フィブリル化されることができ、そして10cm以下の平均長さを有し、かつ、原料中の全固形分の60〜97重量パーセントである熱硬化性繊維、
(2)10cm以下の平均長さを有し、かつ、原料中の全固形分の3〜40重量パーセントである剛性ロッドポリアレーンアゾール繊維、および
(3)全原料の95〜99重量パーセントである水
を含むパルプ原料を組み合わせる工程と、
(b)原料をほぼ均一なスラリーへ混合する工程と、
(c)スラリーを同時に、
(1)スタークおよびフィブリルを有する不規則形状のフィブリル化繊維状構造物へフィブリル化熱硬化性繊維およびポリアレーンアゾール繊維をフィブリル化し、切断し、そしてパルプ状にすること、ならびに
(2)精製スラリーがほぼ均一であるように全固形分を分散させること
によって共精製する工程と、
(d)精製スラリーから水を除去する工程と
を含んでなる、強化材として使用するためのフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプの製造方法であって、
それによって、フィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物が5mm以下の平均最大寸法、1.3mm以下の長さ加重平均長さを有する状態でフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプを生成し、そしてフィブリル化熱硬化性樹脂フィブリルおよび/またはスタークがポリアレーンアゾールフィブリルおよび/またはスタークと実質的に交絡される方法。 - (a)水と
(1)フィブリル化されることができ、パルプ中の全固形分の60〜97重量パーセントである熱硬化性繊維、および
(2)パルプ中の全固形分の3〜40重量パーセントである剛性ロッドポリアレーンアゾール繊維
よりなる群からの第1繊維とを含む原料を組み合わせる工程と、
(b)組み合わせられた原料をほぼ均一な懸濁液へ混合する工程と、
(c)懸濁液をディスクリファイナーで精製し、それによって10cm以下の平均長さを有するように繊維を切断し、そして繊維の少なくとも一部を不規則形状のフィブリル化繊維状構造物へフィブリル化し、そしてパルプ状にする工程と、
(d)精製懸濁液、10cm以下の平均長さを有する(a)(1および2)の群の第2繊維、および、必要に応じて、水濃度を全原料の95〜99重量パーセントに上げるための水を含む原料を組み合わせる工程と、
(e)必要に応じて、原料を混合してほぼ均一な懸濁液を形成する工程と、
(f)混合懸濁液を同時に、
(1)熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維の全てまたは実質的に全てがスタークおよびフィブリルを有する不規則形状のフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物へ変換されるように懸濁液中の固形分をフィブリル化し、切断し、そしてパルプ状にすること、ならびに
(2)精製スラリーがほぼ均一であるように全固形分を分散させること
によって共精製する工程と、
(g)精製スラリーから水を除去する工程と
を含んでなる、強化材および加工助剤として使用するためのフィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプの製造方法であって、
それによって、フィブリル化熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾール繊維状構造物が5mm以下の平均最大寸法、1.3mm以下の長さ加重平均長さを有する状態で熱硬化性樹脂およびポリアレーンアゾールパルプを生成し、そして熱硬化性樹脂フィブリルおよび/またはスタークがポリアレーンアゾールフィブリルおよび/またはスタークと実質的に交絡される方法。
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