JPH0151684B2 - - Google Patents

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JPH0151684B2
JPH0151684B2 JP56094686A JP9468681A JPH0151684B2 JP H0151684 B2 JPH0151684 B2 JP H0151684B2 JP 56094686 A JP56094686 A JP 56094686A JP 9468681 A JP9468681 A JP 9468681A JP H0151684 B2 JPH0151684 B2 JP H0151684B2
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JP
Japan
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oil
inner ring
outer ring
regulating member
amount regulating
Prior art date
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Application number
JP56094686A
Other languages
English (en)
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JPS57208317A (en
Inventor
Kanichiro Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Publication of JPS57208317A publication Critical patent/JPS57208317A/ja
Publication of JPH0151684B2 publication Critical patent/JPH0151684B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/66Special parts or details in view of lubrication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外輪回転軸受の潤滑装置の改良に関
するものである。
外輪回転軸受とは、固定軸に取り付けられた内
輪に、転動体であるころ、玉を介して外輪が回転
可能に取り付けられてなるものである。かかる形
式の軸受においては、通常の内輪回転軸受に比較
して軸受の許容速度、温度上昇などの点で著しく
不利なために、特に高速回転、高荷重条件で使用
される場合には、単に潤滑のみでなく、潤滑油に
よる軸受冷却もしばしば行なわれている。
一般に、この種の軸受では、供給された潤滑油
(ミストも含む)は、遠心力によつて外輪の軌動
面側に滞溜する傾向がある。そのため、この滞溜
した潤滑油の撹拌による発熱、トルクの増加及び
密封不良などを起し易く、特に冷却のために多量
の潤滑油を供給する場合には、前記傾向が一段と
強まる。また反対に潤滑油の供給量を少なくすれ
ば、冷却不足のみでなく潤滑不良による発熱や、
場合によつては焼付きが生じたりする。
本発明はかかる従来技術を背景としてなされた
ものであり、上記不具合を解消すること、すなわ
ち外輪回転軸受の回転、荷重、冷却ならびに密封
条件などを加味して、最適油量を保つようにした
軸受の潤滑装置を提供することを目的とするもの
である。
上記目的を達成するために、本発明において
は、固定軸に嵌合、保持された内輪に対して転動
体を介して外輪が回転する外輪回転軸受に潤滑油
を給油及び排油する潤滑装置において、前記固定
軸に形成された給油路及び排油路に連通する給油
孔及び排油孔は何れも内輪に形成され、該内輪の
給油孔は内輪つば部の根本部分に開口されるとと
もに、該内輪の排油孔は内輪の軸方向中央部分に
あり、該内輪の排油孔上に吸込通路が連通してな
るリング状の油量規制部材が形成されて、該吸込
通路の突出部が回転する前記外輪の内周面近傍に
開口されたのである。
以下、本発明の実施例を示す図面をもとに更に
詳述する。第1図及び第2図に示したものは、比
較的高速回転で、潤滑油の撹拌による発熱を抑制
した圧延機用の複列ころ軸受に本発明が適用され
た例である。
第1図において、固定軸1には一対の内輪2
a,2bが並んで嵌合されており、各内輪と単一
の外輪4との間には保持器51,52によつて保
持された複数個のころ53,54が介在されてい
る。
固定軸1には潤滑油の供給路11及び排出路1
2が何れも軸方向に一本ずつあけられているとと
もに、半径方向にはそれぞれこの供給路11及び
排出路12に連通する複数本の給油路13,14
及び排油路15があけられている。そして各内輪
2a,2bには固定軸1の給油路13,14に対
応して、内輪の本体部21a,21bとつば部2
2a,22bとの隅部であるつば部の根本部に通
ずる給油路23a,23bがあけられており、ま
た両内輪2a,2b間には固定軸1の排油路15
に対応して排油孔24があけられている。
また、内輪2a,2bの内周面には給油孔23
a,23b並びに排油孔24が開口する部分にそ
れぞれ周溝25a,25b並びに面取り部27
a,27bが形成されているとともに、これらか
ら若干離れた位置に形成されたOリングみぞ26
a,26bにはOリング7が嵌装されており、固
定軸1と内輪2a,2bとの間を密封して潤滑油
のもれを防止している。
さらに両保持器51,52間の空間には本発明
に従つて、油量規制部材3が内輪上に配設されて
いる。この油量規制部材3は全体としてはリング
状を呈し、かつT字形断面を有する。そしてその
本体部31から突出部32にかけて径方向に延び
る複数個の吸込通路34を備え、本体部31にお
いて内輪本体部21a,21b上に嵌合されると
ともに、吸込通路34が前記排油孔24に連通さ
れている。なお、内輪つば部22a,22bと外
輪つば部41との間には、シール55,56が外
輪つば部41側に固定して配設され、そのリツプ
部が内輪つば部22a,22b上に摺接されてい
る。
以上の構成になる潤滑装置において、潤滑油は
供給路11及び給油路13,14並びに給油孔2
3a,23bを通じて前記内輪つば部22a,2
2bの根本部に給油される。これにより、潤滑不
良を起し易い内輪つば部に直接給油することにな
るので、従来頻発していた内輪つば部のかじり、
焼付きの発生が良好に防止されることとなる。そ
して潤滑油はころ53,54の転動及び外輪4の
回転による遠心力によつて軸受の半径方向外方に
移動され、外輪4の内周面に向かつて移動され
る。その結果、内外輪の軌道面が良好に潤滑され
ることになるが、潤滑油が過剰に滞溜したり、逆
に潤滑不良となることはない。
すなわち、油量規制部材3は吸込通路34が外
輪4の突出部42に近接して開口している外周部
33を備えており、潤滑油は油面がこの外周部3
3に達するまでは滞溜するが、これをこえると静
止状態の吸込通路34に侵入して遠心力を受けな
くなり、排油孔24、排油路15から排油路12
を通つて排出される。この場合、効率的に排油す
るには排油装置を使つて強制的に排出すれば良
い。
なお、シール55,56はリツプ部が内輪つば
部22a,22bに摺接したシール構成をなし、
しかも内輪と摺接するリツプ部の径方向高さは油
量規制部材3の吸込通路34の開口する外周部3
3の高さよりも内径側に位置して形成されている
ので、リツプ部周辺から潤滑油がもれるのを効果
的に防止されている。
次に、本発明の別の実施例について第3図をも
とに説明するが、全体の構成が上記実施例と類似
しているので、簡単化のために対応する部材は同
一の番号で示し、詳細な説明は省略する。
第3図に示した実施例は、通常の回転速度で使
用され、若干発熱があつても許される使用条件下
で使用されるものであり、その特徴点は、固定軸
1上に嵌合された一対のサドル61,62から潤
滑油が軸受内に供給されるようになつているこ
と、及び上記条件に適応するように油量規制部材
3外周部33の径方向高さとシールリツプ部との
相対的な高さが改良されていることである。具体
的には、サドル61,62は内輪2a,2bの側
方に固定軸1に嵌合して取り付けられ、内輪2
a,2bの給油孔23a,23bに連通するサド
ル給油路63,64を有している。このサドル給
油路63,64は固定軸1にあけられた給油路1
3,14(第1図に示す)に連通されている。ま
た油量規制部材3全体径方向の高さは前記実施例
よりも使用条件がゆるいので、より低く形成され
ている。そのために、潤滑油は固定軸1からサド
ル給油路63,64を通して内輪2a,2bの側
方から給油孔23a,23bを通して内輪つば部
22a,22bの根本部に給油され、ころ53,
54の回転と遠心力とによつて外輪4側に移動し
てこの部分に滞溜する。その後、潤滑油は油量規
制部材3の外周部33に開口した吸込通路34よ
り内輪の排油孔24、固定軸の排油路15及び排
出路12を通して外部に排出される。
以上説明してきたのは何れも圧延機用の複列こ
ろ軸受に関するものであつたが、本発明はこれら
に限定されるものではなく、その用途も圧延機に
は限定されない。
これまでの説明から明らかなように、本発明に
よれば潤滑油の油面の高さを任意に変更でき、潤
滑油の供給と排出とのバランスが保たれ、過不足
のない潤滑油が軸受内に循環されることから潤滑
油の不足による発熱や過多による溢出がなくなる
効果が奏される。特に、内輪つば部の根本部分に
給油路を開口させたので、この部分への潤滑油の
供給が十分と成り、焼つば部根本部分に於ける焼
付きの発生が有効に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は
その要部拡大図、第3図は本発明の別の実施例を
示す第2図に対応する要部断面図である。 主要部分の符号の説明、1…固定軸、2a,2
b…内輪、3,3a,3b…油量規制部材、4…
外輪、13,14…固定軸の給油路、15…固定
軸の排油路、21a,21b…内輪本体部、22
a,22b…内輪つば部、23a,23b…内輪
給油孔、24…内論排油孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定軸に嵌合、保持された内輪に対して転動
    体を介して外輪が回転する外輪回転軸受に潤滑油
    を給油及び排油する潤滑装置において、 前記固定軸に形成された給油路及び排油路に連
    通する給油孔及び排油孔は何れも内輪に形成さ
    れ、該内輪の給油孔は内輪つば部の根本部分に開
    口されるとともに、該内輪の排油孔は内輪の軸方
    向中央部分にあり、該内輪の排油孔上に吸込通路
    が連通してなるリング状の油量規制部材が形成さ
    れて、該吸込通路の突出部が回転する前記外輪の
    内周面近傍に開口されたことを特徴とする外輪回
    転軸受の潤滑装置。 2 前記外輪回転軸受は複列ころ軸受であり、前
    記油量規制部材は両ころ間に唯一配置されている
    特許請求の範囲第1項に記載の外輪回転軸受の潤
    滑装置。 3 前記油量規制部材は、本体部と、これから半
    径方向に突出した突出部とから成るT字形断面を
    有し、前記本体部から前記突出部にかけて前記吸
    込通路が形成されている特許請求の範囲第2項に
    記載の外輪回転軸受の潤滑装置。 4 前記油量規制部材は短形断面を有し、その放
    射方向に前記吸込通路が形成されている特許請求
    の範囲第2項に記載の外輪回転軸受の潤滑装置。 5 前記外輪はシールが固定されてそのリツプ部
    が前記内輪に摺接しており、該リツプ部の前記内
    輪への摺接位置は、前記油量規制部材の吸込通路
    の開口部よりも軸受の半径方向において内方側に
    形成されている特許請求の範囲第1項に記載の外
    輪回転軸受の潤滑装置。
JP9468681A 1981-06-19 1981-06-19 Lubricating device for bearing having rotatable outer ring Granted JPS57208317A (en)

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JPS57208317A JPS57208317A (en) 1982-12-21
JPH0151684B2 true JPH0151684B2 (ja) 1989-11-06

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