JPH0151381B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0151381B2 JPH0151381B2 JP57167843A JP16784382A JPH0151381B2 JP H0151381 B2 JPH0151381 B2 JP H0151381B2 JP 57167843 A JP57167843 A JP 57167843A JP 16784382 A JP16784382 A JP 16784382A JP H0151381 B2 JPH0151381 B2 JP H0151381B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake pedal
- rotating member
- depression
- vehicle
- vehicle speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 4
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T7/00—Brake-action initiating means
- B60T7/12—Brake-action initiating means for automatic initiation; for initiation not subject to will of driver or passenger
- B60T7/126—Brakes for railway vehicles coming into operation in case of exceeding a predetermined speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W10/00—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
- B60W10/04—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of propulsion units
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W10/00—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
- B60W10/18—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of braking systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W30/00—Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units
- B60W30/18—Propelling the vehicle
- B60W30/1819—Propulsion control with control means using analogue circuits, relays or mechanical links
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ブレーキペダルを踏み込んで車両を
停止させた後人力によらずにブレーキペダルの復
帰運動を阻止して制動力を保持する車両用制動力
保持装置に関する。
停止させた後人力によらずにブレーキペダルの復
帰運動を阻止して制動力を保持する車両用制動力
保持装置に関する。
従来のこの種装置としては特公昭54−7100号公
報に記載されたものがあるが、この従来装置にお
いては、車両のサービスブレーキ系を制御するブ
レーキペダルの復帰運動を阻止するための作動部
への作動指令信号は、制御部によつて、車両の駆
動系の回転に基いて車速ゼロの状態が設定時間
(約2秒)継続した時に発信されていた。これは、
車両の減速中における車輪のロツクと実際の車両
停止とを判別するためであるが、車両停止後ブレ
ーキペダルを上記設定時間踏み続けなければ制動
力保持が行なわれないので、ブレーキペダル操作
が煩わしいという問題があつた。
報に記載されたものがあるが、この従来装置にお
いては、車両のサービスブレーキ系を制御するブ
レーキペダルの復帰運動を阻止するための作動部
への作動指令信号は、制御部によつて、車両の駆
動系の回転に基いて車速ゼロの状態が設定時間
(約2秒)継続した時に発信されていた。これは、
車両の減速中における車輪のロツクと実際の車両
停止とを判別するためであるが、車両停止後ブレ
ーキペダルを上記設定時間踏み続けなければ制動
力保持が行なわれないので、ブレーキペダル操作
が煩わしいという問題があつた。
この欠点を解決する制動力保持装置として、従
来、実開昭55−121760号公報に示されるものがあ
る。このものは、サービスブレーキ系統の途中を
遮断してホイールシリンダ側の液圧を保持するソ
レノイド駆動のバルブ装置をサービスブレーキ系
統の途中に介装し、イグニシヨンスイツチが閉じ
ている状態でブレーキの踏み込みを検出して閉じ
るブレーキスイツチと車速がゼロまたはゼロ近傍
であることを検出して閉じる車速スイツチの両ス
イツチが共に閉じると、エンジンのアイドリング
を検出して閉じるアクセルスイツチとブレーキス
イツチの両スイツチが共に開くか、あるいはイグ
ニシヨンスイツチが開くまでは、バルブ装置の駆
動用ソレノイドに通電し続けてバルブ装置によつ
てサービスブレーキ系統を遮断して制動力を保持
するものである。
来、実開昭55−121760号公報に示されるものがあ
る。このものは、サービスブレーキ系統の途中を
遮断してホイールシリンダ側の液圧を保持するソ
レノイド駆動のバルブ装置をサービスブレーキ系
統の途中に介装し、イグニシヨンスイツチが閉じ
ている状態でブレーキの踏み込みを検出して閉じ
るブレーキスイツチと車速がゼロまたはゼロ近傍
であることを検出して閉じる車速スイツチの両ス
イツチが共に閉じると、エンジンのアイドリング
を検出して閉じるアクセルスイツチとブレーキス
イツチの両スイツチが共に開くか、あるいはイグ
ニシヨンスイツチが開くまでは、バルブ装置の駆
動用ソレノイドに通電し続けてバルブ装置によつ
てサービスブレーキ系統を遮断して制動力を保持
するものである。
しかしながら、この装置の液圧は作用するサー
ビスブレーキ系統の配管中にバルブ装置を介装し
ているため、バルブ装置の介装部分に配設される
シール部材のシール不良により液洩れが生じる恐
れが多分にある。また、更にこの装置において
は、ブレーキペダルの踏み込み量に関係なくブレ
ーキスイツチと車速スイツチとが共に閉じると、
バルブ装置が駆動されホイールシリンダ側の液圧
を保持してしまい、運転者がその意志でバルブ装
置の作動をコントロールすることができない。そ
のため、トルコン車での渋滞路の定速走行運転時
にクリープ現象を使つて、円滑に走行することが
できないばかりでなく、バルブ装置の頻繁な作動
により、バルブ装置よりもホイールシリンダ側の
サービスブレーキ系統中のシール部材の耐久性が
低下するという問題があつた。
ビスブレーキ系統の配管中にバルブ装置を介装し
ているため、バルブ装置の介装部分に配設される
シール部材のシール不良により液洩れが生じる恐
れが多分にある。また、更にこの装置において
は、ブレーキペダルの踏み込み量に関係なくブレ
ーキスイツチと車速スイツチとが共に閉じると、
バルブ装置が駆動されホイールシリンダ側の液圧
を保持してしまい、運転者がその意志でバルブ装
置の作動をコントロールすることができない。そ
のため、トルコン車での渋滞路の定速走行運転時
にクリープ現象を使つて、円滑に走行することが
できないばかりでなく、バルブ装置の頻繁な作動
により、バルブ装置よりもホイールシリンダ側の
サービスブレーキ系統中のシール部材の耐久性が
低下するという問題があつた。
そこで本発明は、制動力保持装置の操作性を向
上させると共に、運転者が意志に応じて制動力保
持装置の作動を選択的に制御できるようにするこ
とをその技術的課題とする。
上させると共に、運転者が意志に応じて制動力保
持装置の作動を選択的に制御できるようにするこ
とをその技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために講じた手段
は、当該車両の制動力保持装置を、車両のブレー
キペダルに固定されたラツクギヤ,該ラツクギヤ
に常時噛み合いブレーキペダルの回動に伴い回転
するピニオンギヤ、該ピニオンギヤと一体回転可
能に車体に枢支される回転部材、一端を車体に固
定され他端が自由にされると共に、前記回転部材
の周面に遊嵌されるコイル部を有し、他端を変位
させることで前記コイル部の径が変化して前記回
転部材の周面に摩擦係合して、この摩擦係合状態
の下ではブレーキペダルの踏み込みに伴う前記回
転部材の回転を許容するが、その逆方向に前記回
転部材が回転しようとした時には前記回転部材に
巻付いて前記回転部材の逆回転を阻止するスプリ
ング部材及び作動指令信号に応答して該スプリン
グ部材の他端を変位させるアクチユエータから成
る作動部と、ブレーキペダルの踏み込み量が設定
踏み込み量以上であるかを検出するブレーキペダ
ル踏み込み量応動スイツチ及び車両の駆動系の回
転に基づいて車速がゼロであるかを検出する車速
応動スイツチを有し、該車速応動スイツチにより
車速がゼロであることが検出され且つ前記ブレー
キペダル踏み込み量応動スイツチによりブレーキ
ペダルの踏み込み量が設定踏み込み量以上である
ことが検出された時に前記作動指令信号を発信す
る制御部とを備えた構成とすることである。
は、当該車両の制動力保持装置を、車両のブレー
キペダルに固定されたラツクギヤ,該ラツクギヤ
に常時噛み合いブレーキペダルの回動に伴い回転
するピニオンギヤ、該ピニオンギヤと一体回転可
能に車体に枢支される回転部材、一端を車体に固
定され他端が自由にされると共に、前記回転部材
の周面に遊嵌されるコイル部を有し、他端を変位
させることで前記コイル部の径が変化して前記回
転部材の周面に摩擦係合して、この摩擦係合状態
の下ではブレーキペダルの踏み込みに伴う前記回
転部材の回転を許容するが、その逆方向に前記回
転部材が回転しようとした時には前記回転部材に
巻付いて前記回転部材の逆回転を阻止するスプリ
ング部材及び作動指令信号に応答して該スプリン
グ部材の他端を変位させるアクチユエータから成
る作動部と、ブレーキペダルの踏み込み量が設定
踏み込み量以上であるかを検出するブレーキペダ
ル踏み込み量応動スイツチ及び車両の駆動系の回
転に基づいて車速がゼロであるかを検出する車速
応動スイツチを有し、該車速応動スイツチにより
車速がゼロであることが検出され且つ前記ブレー
キペダル踏み込み量応動スイツチによりブレーキ
ペダルの踏み込み量が設定踏み込み量以上である
ことが検出された時に前記作動指令信号を発信す
る制御部とを備えた構成とすることである。
尚、ブレーキペダルの設定踏み込み量は常用範
囲よりも多い値に設定するのが望ましい。
囲よりも多い値に設定するのが望ましい。
上記構成によれば、制動力の保持は、運転者が
車速ゼロの状態でブレーキペダルを瞬間的に強く
踏んで設定踏み込み量以上とすることにより容易
に行うことができ、運転者が意志に応じて制動力
保持装置の作動を選択的に制御することができ
る。それゆえ、ブレーキペダルを踏んで車速がゼ
ロになる度に制動力保持装置が作動することがな
く、トルコン車での渋滞路の定速走行運転時にク
リープ現象を使つて、円滑に走行することができ
ると共に、サービスブレーキ系統中のシール部材
の耐久性の低下を抑制することができる。
車速ゼロの状態でブレーキペダルを瞬間的に強く
踏んで設定踏み込み量以上とすることにより容易
に行うことができ、運転者が意志に応じて制動力
保持装置の作動を選択的に制御することができ
る。それゆえ、ブレーキペダルを踏んで車速がゼ
ロになる度に制動力保持装置が作動することがな
く、トルコン車での渋滞路の定速走行運転時にク
リープ現象を使つて、円滑に走行することができ
ると共に、サービスブレーキ系統中のシール部材
の耐久性の低下を抑制することができる。
また、作動部はサービスブレーキ系統の配管の
遮断するものではないため、シール部が少なく、
シール不良の心配が少ない。
遮断するものではないため、シール部が少なく、
シール不良の心配が少ない。
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明す
る。第1〜3図において、1はブレーキペダル
で、車体に固定のブラケツト2にピン3を支点と
して回動可能に支承されており、該ペダル1を踏
み込む(第1図で時計方向に回動させる。)とブ
ツシユロツド4によりサービスブレーキ系のブレ
ーキマスタシリンダMのピストンが押動され、サ
ービスブレーキ系の作動により制動力が発生す
る。
る。第1〜3図において、1はブレーキペダル
で、車体に固定のブラケツト2にピン3を支点と
して回動可能に支承されており、該ペダル1を踏
み込む(第1図で時計方向に回動させる。)とブ
ツシユロツド4によりサービスブレーキ系のブレ
ーキマスタシリンダMのピストンが押動され、サ
ービスブレーキ系の作動により制動力が発生す
る。
5はブレーキペダル1の復帰運動を選択的に阻
止するための作動部で、ラツクギヤ6はブレーキ
ペダル1にボルト7で固定されており、その中央
の窓の下縁には歯8が設けられ、該歯8にはピニ
オンギヤ9が噛み合つている。該ピニオンギヤ9
はブラケツト2にボルト10で固定されたブラケ
ツト11を回転可能に貫通する軸12上に一体回
転する如く設けられている。ブラケツト11のピ
ニオンギヤ9側とは反対側の回転部材13も軸1
2上に一体回転する如く設けられている。回転部
材13の外周側にはスプリング部材14が配設さ
れている。該スプリング部材14は回転部材13
の周面13aに摩擦係合すべきコイル部14a
と、ブラケツト11に溶接された固定板15によ
りブラケツト11上で固定された一端14b及び
自由な他端14cを有している。スプリング部材
14の自由状態では、コイル部14aの内径は回
転部材13の周面13a部分の外径よりも若干大
である。スプリング部材13の外れを防止するた
め軸12上にはリテーナ16が設けられている。
17,18はワツシヤである。
止するための作動部で、ラツクギヤ6はブレーキ
ペダル1にボルト7で固定されており、その中央
の窓の下縁には歯8が設けられ、該歯8にはピニ
オンギヤ9が噛み合つている。該ピニオンギヤ9
はブラケツト2にボルト10で固定されたブラケ
ツト11を回転可能に貫通する軸12上に一体回
転する如く設けられている。ブラケツト11のピ
ニオンギヤ9側とは反対側の回転部材13も軸1
2上に一体回転する如く設けられている。回転部
材13の外周側にはスプリング部材14が配設さ
れている。該スプリング部材14は回転部材13
の周面13aに摩擦係合すべきコイル部14a
と、ブラケツト11に溶接された固定板15によ
りブラケツト11上で固定された一端14b及び
自由な他端14cを有している。スプリング部材
14の自由状態では、コイル部14aの内径は回
転部材13の周面13a部分の外径よりも若干大
である。スプリング部材13の外れを防止するた
め軸12上にはリテーナ16が設けられている。
17,18はワツシヤである。
スプリング部材14のコイル部14aは他端1
4cが第1図で左上方へ押動されることにより縮
径して回転部材13の周面13aに摩擦係合す
る。この摩擦係合の状態下では、回転部材13が
第1図で反時計方向へ回転しようとすればコイル
部14aと回転部材13間の摩擦力によりコイル
部14aの径を縮小する作用が生じてコイル部1
4aが回転部材13に巻付き、従つて回転部材1
3の回転が阻止される。これとは逆に、回転部材
13が第1図で時計方向に回転しようとした場
合、コイル部14aと回転部材13間の摩擦力は
コイル部14aの径を拡げる作用を生じさせるの
で、コイル部14aは回転部材13に巻付かず、
回転部材13は回転できる。
4cが第1図で左上方へ押動されることにより縮
径して回転部材13の周面13aに摩擦係合す
る。この摩擦係合の状態下では、回転部材13が
第1図で反時計方向へ回転しようとすればコイル
部14aと回転部材13間の摩擦力によりコイル
部14aの径を縮小する作用が生じてコイル部1
4aが回転部材13に巻付き、従つて回転部材1
3の回転が阻止される。これとは逆に、回転部材
13が第1図で時計方向に回転しようとした場
合、コイル部14aと回転部材13間の摩擦力は
コイル部14aの径を拡げる作用を生じさせるの
で、コイル部14aは回転部材13に巻付かず、
回転部材13は回転できる。
19はスプリング部材14の他端14cを押動
するためのアクチユエータで、ブラケツト11に
固定された電動機20と、ブラケツト11に固定
されたブラケツト21により摺動自在に支持され
たラツクギヤ付摺動部材22とよりなる。この摺
動部材22のラツク22aは電動機20の回転軸
に固定されたピニオンギヤ23と噛み合い、摺動
部材22の二又状頭部22bはスプリング部材1
4の他端14cの折曲部分14dを係止する。摺
動部材22に取付けられたリテーナ24とブラケ
ツト21間には摺動部材22を第1図で右下方へ
付勢するリターンスプリング25が介装されてい
る。
するためのアクチユエータで、ブラケツト11に
固定された電動機20と、ブラケツト11に固定
されたブラケツト21により摺動自在に支持され
たラツクギヤ付摺動部材22とよりなる。この摺
動部材22のラツク22aは電動機20の回転軸
に固定されたピニオンギヤ23と噛み合い、摺動
部材22の二又状頭部22bはスプリング部材1
4の他端14cの折曲部分14dを係止する。摺
動部材22に取付けられたリテーナ24とブラケ
ツト21間には摺動部材22を第1図で右下方へ
付勢するリターンスプリング25が介装されてい
る。
電動機20に通電する、即ち作動部5に作動指
令信号を付与する制御部26を第1,4,5図に
より説明する。第5図において、電動機19の一
方端子はバツテリー27のマイナス端子に接続さ
れ、またその他方端子はブレーキペダル踏み込み
量応動スイツチ28、アクセルペダル踏み込み応
動スイツチ29、車速応動スイツチ30及びイグ
ニシヨンスイツチ31を順次介してバツテリー2
7のプラス端子に接続される。ブレーキペダル踏
み込み量応動スイツチ28はブレーキペダル1の
踏み込み量が設定踏み込み量が設定踏み込み量以
上となることにより開から閉に切替るもので、第
1,4図に示した如くブラケツト11に固定さ
れ、その作動子28aに固定した当接片28bを
ブラケツト11の窓32から反対側に突出させて
ラツクギヤ6の下縁肩部6aと対向させ、ブレー
キペダル1が設定踏み込み量以上踏み込まれた場
合には、ラツクギヤ6の肩部6aが当接片28b
に当接して作動子28aを押し込むことで開から
閉に切替る構成である。アクセルペダル踏み込み
応動スイツチ29は従来公知の如く、アクセルペ
ダルに動し、アクセルペダルの踏み込み時には開
となり、アクセルペダルの解放時には閉となるも
のである。車速応動スイツチ30は従来公知の如
く変速機出力軸の回転等、車両の駆動系の回転か
ら車速を探知するもので、車速が車速ゼロの時に
は閉となり、車速がゼロ以上の時には開となるも
のである。
令信号を付与する制御部26を第1,4,5図に
より説明する。第5図において、電動機19の一
方端子はバツテリー27のマイナス端子に接続さ
れ、またその他方端子はブレーキペダル踏み込み
量応動スイツチ28、アクセルペダル踏み込み応
動スイツチ29、車速応動スイツチ30及びイグ
ニシヨンスイツチ31を順次介してバツテリー2
7のプラス端子に接続される。ブレーキペダル踏
み込み量応動スイツチ28はブレーキペダル1の
踏み込み量が設定踏み込み量が設定踏み込み量以
上となることにより開から閉に切替るもので、第
1,4図に示した如くブラケツト11に固定さ
れ、その作動子28aに固定した当接片28bを
ブラケツト11の窓32から反対側に突出させて
ラツクギヤ6の下縁肩部6aと対向させ、ブレー
キペダル1が設定踏み込み量以上踏み込まれた場
合には、ラツクギヤ6の肩部6aが当接片28b
に当接して作動子28aを押し込むことで開から
閉に切替る構成である。アクセルペダル踏み込み
応動スイツチ29は従来公知の如く、アクセルペ
ダルに動し、アクセルペダルの踏み込み時には開
となり、アクセルペダルの解放時には閉となるも
のである。車速応動スイツチ30は従来公知の如
く変速機出力軸の回転等、車両の駆動系の回転か
ら車速を探知するもので、車速が車速ゼロの時に
は閉となり、車速がゼロ以上の時には開となるも
のである。
次に作用を説明する。
車両が走行している時は、少なくとも車速応動
スイツチ30が開となつていることから電動機2
0には通電されず、摺動部材22はリターンスプ
リング25により第1図で右下方へ最も変位した
非作用位置に保持され、スプリング部材14は自
由状態にあつてそのコイル部14aが回転部材1
3の周面13aから離れており、回転部材13は
第11図で時計方向、反時計方向のいずれの方向
にも自由に回転できる。従つて、ブレーキペダル
1を一旦踏み込んだ後、車速が車速がゼロになる
前にブレーキペダル1を解放すればブレーキペダ
ル1はリターンスプリング(図示省略)によりそ
の復帰位置に戻る。
スイツチ30が開となつていることから電動機2
0には通電されず、摺動部材22はリターンスプ
リング25により第1図で右下方へ最も変位した
非作用位置に保持され、スプリング部材14は自
由状態にあつてそのコイル部14aが回転部材1
3の周面13aから離れており、回転部材13は
第11図で時計方向、反時計方向のいずれの方向
にも自由に回転できる。従つて、ブレーキペダル
1を一旦踏み込んだ後、車速が車速がゼロになる
前にブレーキペダル1を解放すればブレーキペダ
ル1はリターンスプリング(図示省略)によりそ
の復帰位置に戻る。
車速が車両が走行している時にブレーキペダル
1を踏み込むと、ブレーキペダル1は第1図でピ
ン3を支点として時計方向に回動し、プツシユロ
ツド4によりマスタシリンダMが作動され、制動
力が発生して車速が低下する。車速がゼロになる
と車速応動スイツチ30が閉となる。また、車両
制動時にはブレーキペダルが解放されるのでアク
セルペダル踏み込み応動スイツチ29も閉となつ
ている。而して、運転者が制動力保持を欲してブ
レーキペダル1を強く踏み込んで設定踏み込み量
以上とすれば、ブレーキペダル踏み込み量応動ス
イツチ28が閉じて電動機20に通電が行なわ
れ、電動機20がピニオンギヤ23を第3図で反
時計方向に回転させるので、摺動部材22が第1
図で左上方へ摺動してスプリング部材14の他端
14cを押動し、スプリング部材14のコイル部
14aが縮径して回転部材13の周面13aに摩
擦係合し、回転部材13が第1図で反時計方向に
回転できない状態となる。ブレーキペダル1が第
1図で反時計方向へ回動し復帰するためは回転部
材13が第1図で反時計方向に回転することを必
要とするものであるから、結局ブレーキペダル1
の復帰運動が阻止され、サービスブレーキ系の作
動による制動力が保持されるわけである。
1を踏み込むと、ブレーキペダル1は第1図でピ
ン3を支点として時計方向に回動し、プツシユロ
ツド4によりマスタシリンダMが作動され、制動
力が発生して車速が低下する。車速がゼロになる
と車速応動スイツチ30が閉となる。また、車両
制動時にはブレーキペダルが解放されるのでアク
セルペダル踏み込み応動スイツチ29も閉となつ
ている。而して、運転者が制動力保持を欲してブ
レーキペダル1を強く踏み込んで設定踏み込み量
以上とすれば、ブレーキペダル踏み込み量応動ス
イツチ28が閉じて電動機20に通電が行なわ
れ、電動機20がピニオンギヤ23を第3図で反
時計方向に回転させるので、摺動部材22が第1
図で左上方へ摺動してスプリング部材14の他端
14cを押動し、スプリング部材14のコイル部
14aが縮径して回転部材13の周面13aに摩
擦係合し、回転部材13が第1図で反時計方向に
回転できない状態となる。ブレーキペダル1が第
1図で反時計方向へ回動し復帰するためは回転部
材13が第1図で反時計方向に回転することを必
要とするものであるから、結局ブレーキペダル1
の復帰運動が阻止され、サービスブレーキ系の作
動による制動力が保持されるわけである。
発進のため運転者がアクセルペダルを踏めば、
アクセルペダル踏み込み応動スイツチ29が開と
なり、電動機20への通電が止まる。これによ
り、摺動部材22はリターンスプリング25及び
スプリング部材14により復帰位置に復帰され、
スプリング部材14のコイル部14aが拡径して
回転部材13の周面13aから離れ、回転部材1
3が第1図で反時計方向に回転可能となるため、
ブレーキペダル1が復帰し、制動力が解消する。
アクセルペダル踏み込み応動スイツチ29が開と
なり、電動機20への通電が止まる。これによ
り、摺動部材22はリターンスプリング25及び
スプリング部材14により復帰位置に復帰され、
スプリング部材14のコイル部14aが拡径して
回転部材13の周面13aから離れ、回転部材1
3が第1図で反時計方向に回転可能となるため、
ブレーキペダル1が復帰し、制動力が解消する。
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明
の特徴は、制御部を車速ゼロで且つブレーキペダ
ルが設定踏み込み量以上となることに応じて作動
部の作動指令信号を発信する構成とした点にある
もので、ブレーキペダルの踏み込み量の具体的な
検出構造等は適宜変更し得る。例えば、ブレーキ
ペダルの踏み込み量が設定踏み込み量より更に多
い第2の設定踏み込み量に達することで閉から開
に切替る第2のブレーキペダル踏み込み量応動ス
イツチを付加し、この第2のブレーキペダル踏み
込み量応動スイツチを電動機の回路内に他のスイ
ツチと直列に介挿することにより、ブレーキペダ
ル操作でも制動力保持を解除できるようになる。
の特徴は、制御部を車速ゼロで且つブレーキペダ
ルが設定踏み込み量以上となることに応じて作動
部の作動指令信号を発信する構成とした点にある
もので、ブレーキペダルの踏み込み量の具体的な
検出構造等は適宜変更し得る。例えば、ブレーキ
ペダルの踏み込み量が設定踏み込み量より更に多
い第2の設定踏み込み量に達することで閉から開
に切替る第2のブレーキペダル踏み込み量応動ス
イツチを付加し、この第2のブレーキペダル踏み
込み量応動スイツチを電動機の回路内に他のスイ
ツチと直列に介挿することにより、ブレーキペダ
ル操作でも制動力保持を解除できるようになる。
第1図は本発明の一実施例の作動部を示す図、
第2図は第1図の−線断面図、第3図は第1
図の方向視図、第4図は第1図の−線断面
図、第5図は制御部を示す図である。 1……ブレーキペダル、5……作動部、6……
ラツクギヤ、9……ピニオンギヤ、13……回転
部材、13a……周面、14……スプリング部
材、14a……コイル部、14b……一端、14
c……他端、19……アクチユエータ、28……
ブレーキペダル踏み込み量応動スイツチ、28a
……作動子、28b……当接片、30……車速応
動スイツチ。
第2図は第1図の−線断面図、第3図は第1
図の方向視図、第4図は第1図の−線断面
図、第5図は制御部を示す図である。 1……ブレーキペダル、5……作動部、6……
ラツクギヤ、9……ピニオンギヤ、13……回転
部材、13a……周面、14……スプリング部
材、14a……コイル部、14b……一端、14
c……他端、19……アクチユエータ、28……
ブレーキペダル踏み込み量応動スイツチ、28a
……作動子、28b……当接片、30……車速応
動スイツチ。
Claims (1)
- 1 車両のブレーキペダルに固定されたラツクギ
ヤ、該ラツクギヤに常時噛み合いブレーキペダル
の回動に伴い回転するピニオンギヤ、該ピニオン
ギヤと一体回転可能に車体に枢支される回転部
材、一端を車体に固定され他端が自由にされると
共に、前記回転部材の周面に遊嵌されるコイル部
を有し、他端を変位させることで前記コイル部の
径が変化して前記回転部材の周面に摩擦係合し
て、この摩擦係合状態の下ではブレーキペダルの
踏み込みに伴う前記回転部材の回転を許容する
が、その逆方向に前記回転部材が回転しようとし
た時には前記回転部材に巻付いて前記回転部材の
逆回転を阻止するスプリング部材及び作動指令信
号に応答して該スプリング部材の他端を変位させ
るアクチユエータから成る作動部と、ブレーキペ
ダルの踏み込み量が設定踏み込み量以上であるか
を検出するブレーキペダル踏み込み量応動スイツ
チ及び車両の駆動系の回転に基づいて車速がゼロ
であるかを検出する車速応動スイツチを有し、該
車速応動スイツチにより車速がゼロであることが
検出され且つ前記ブレーキペダル踏み込み量応動
スイツチによりブレーキペダルの踏み込み量が設
定踏み込み量以上であることが検出された時に前
記作動指令信号を発信する制御部とを備えた車両
用制動力保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57167843A JPS5957051A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | 車両用制動力保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57167843A JPS5957051A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | 車両用制動力保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5957051A JPS5957051A (ja) | 1984-04-02 |
JPH0151381B2 true JPH0151381B2 (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=15857107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57167843A Granted JPS5957051A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | 車両用制動力保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5957051A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4677964B2 (ja) * | 1997-12-16 | 2011-04-27 | トヨタ自動車株式会社 | 電動式ブレーキ装置 |
WO2000051866A1 (en) * | 1999-03-02 | 2000-09-08 | Textron Inc. | Golf cart having disk brakes and single point latching parking brake |
CN106143139A (zh) * | 2015-05-11 | 2016-11-23 | 侯企东 | 驾汽车人急踩供油踏板刹车自动转为急刹车联动装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827144A (ja) * | 1971-08-12 | 1973-04-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55121760U (ja) * | 1979-02-23 | 1980-08-29 |
-
1982
- 1982-09-27 JP JP57167843A patent/JPS5957051A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827144A (ja) * | 1971-08-12 | 1973-04-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5957051A (ja) | 1984-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6139117A (en) | Electrically operated parking brake apparatus having braking force changing device operable while drive power source switch is off | |
US6286635B1 (en) | Vehicle braking system with actively controlled caliper retractor | |
JPH0254257B2 (ja) | ||
JPH0151381B2 (ja) | ||
KR20120018880A (ko) | 차량용 가속페달 장치의 급가속 방지장치 | |
JPH0872702A (ja) | 電気作動ブレーキ装置 | |
JPH0151382B2 (ja) | ||
KR19980061301A (ko) | 자동브레이크시스템 | |
JP2584639Y2 (ja) | ブレーキ液圧保持装置 | |
JPS61132424A (ja) | 自動クラツチ制御装置 | |
JP2584644Y2 (ja) | ブレーキ液圧保持装置 | |
JPH0750290Y2 (ja) | ペダル作動感知スイッチ | |
KR100410774B1 (ko) | 자동차의 주차브레이크 장치 | |
JPH11190232A (ja) | 電動式スロットル装置 | |
JPS621395Y2 (ja) | ||
JPH0418901Y2 (ja) | ||
JPH0442505Y2 (ja) | ||
JPH0256264B2 (ja) | ||
JPH08324397A (ja) | 坂道発進補助装置 | |
JP2584643Y2 (ja) | クラッチぺダル踏力軽減装置 | |
JPH0736859Y2 (ja) | 補助ブレーキ装置 | |
JPH024943U (ja) | ||
JPS631644Y2 (ja) | ||
JPH0314582Y2 (ja) | ||
JPS6071331A (ja) | 自動車の車輪制御装置 |