JPH0151366B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0151366B2 JPH0151366B2 JP8078081A JP8078081A JPH0151366B2 JP H0151366 B2 JPH0151366 B2 JP H0151366B2 JP 8078081 A JP8078081 A JP 8078081A JP 8078081 A JP8078081 A JP 8078081A JP H0151366 B2 JPH0151366 B2 JP H0151366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative pressure
- magnetic clutch
- excitation
- timer
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 30
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 5
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000009849 deactivation Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/32—Cooling devices
- B60H1/3204—Cooling devices using compression
- B60H1/3205—Control means therefor
- B60H1/3208—Vehicle drive related control of the compressor drive means, e.g. for fuel saving purposes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車の加速時等の負荷を検知して
空気調和装置のコンプレツサの作動を停止させる
機能を有するとともに、乗員が冷房を望む場合に
は、前記負荷の有無にかかわらず強制的にコンプ
レツサを作動させ得るようにした自動車用空気調
和装置に関する。
空気調和装置のコンプレツサの作動を停止させる
機能を有するとともに、乗員が冷房を望む場合に
は、前記負荷の有無にかかわらず強制的にコンプ
レツサを作動させ得るようにした自動車用空気調
和装置に関する。
(従来の技術)
空気調和装置を搭載した自動車においては、通
常、エンジンの回転を冷媒圧縮用のコンプレツサ
に伝達することにより車室内の冷房を行つてい
る。したがつて、車室内の冷房を行うためにコン
プレツサを作動しているときには、コンプレツサ
を駆動する分だけエンジンの負荷が多くなる。特
に、自動車を加速している時や登板時には、走行
のためだけでもエンジンに大きな負荷が加わるた
め、車両走行負荷とコンプレツサを作動するため
の負荷との両者の負荷がエンジンに加わるのでエ
ンジン負荷がかなり大きくなる。
常、エンジンの回転を冷媒圧縮用のコンプレツサ
に伝達することにより車室内の冷房を行つてい
る。したがつて、車室内の冷房を行うためにコン
プレツサを作動しているときには、コンプレツサ
を駆動する分だけエンジンの負荷が多くなる。特
に、自動車を加速している時や登板時には、走行
のためだけでもエンジンに大きな負荷が加わるた
め、車両走行負荷とコンプレツサを作動するため
の負荷との両者の負荷がエンジンに加わるのでエ
ンジン負荷がかなり大きくなる。
このエンジンに加わる負荷とインテークマニホ
ールド内の圧力との間には一定の関係があり、エ
ンジンの負荷が大きくなればなる程、アクセルペ
ダルを踏み込んでキヤブレターのバルブを開くた
め、インテークマニホールド内の負圧が低下して
大気圧に近づくことが知られている。例えば、あ
る自動車では、車速が20Km/h程度のときにはイ
ンテークマニホールド内の負圧が−400〜−500mm
Hg程度となり、車速を高めると徐々に負圧が低
下して、車速が100Km/h程度になると前記負圧
が−150mmHg程度となる。また、始動時あるいは
坂道を登る場合においても、エンジンの負荷が多
いときには、インテークマニホールド内の負圧が
−150mmHg程度になる。
ールド内の圧力との間には一定の関係があり、エ
ンジンの負荷が大きくなればなる程、アクセルペ
ダルを踏み込んでキヤブレターのバルブを開くた
め、インテークマニホールド内の負圧が低下して
大気圧に近づくことが知られている。例えば、あ
る自動車では、車速が20Km/h程度のときにはイ
ンテークマニホールド内の負圧が−400〜−500mm
Hg程度となり、車速を高めると徐々に負圧が低
下して、車速が100Km/h程度になると前記負圧
が−150mmHg程度となる。また、始動時あるいは
坂道を登る場合においても、エンジンの負荷が多
いときには、インテークマニホールド内の負圧が
−150mmHg程度になる。
そこで、燃費の向上を図るために、前記負圧が
所定値(例えば−200mmHg)以下の場合、すなわ
ち−200mmHgよりも大気圧に近い場合に、自動車
用空気調和装置のコンプレツサを停止することが
考えられる。つまり、第1図に示す制御装置19
として、第3図に示すように、負圧検出器19a
とマグネツトクラツチの励磁回路19bとを設け
る。この検出器19aは、前記負圧が所定値以下
になつた場合に励磁停止信号を出力するものであ
り、励磁回路19bは、その停止信号が発生した
ときにクラツチ8の励磁を停止するものであり、
このときにコンプレツサが停止する。この第1の
方法によるタイムチヤートを第6図に示してあ
る。ここで、負圧検出器が出力したときにクラツ
チの励磁が停止されるから、負圧検出器の出力波
形とクラツチの励磁電流波形とが逆相になつてい
る。しかし、この方法では、前記負圧の低い時間
が長いと、車室内温度が設定温度から大きくずれ
ることになる。
所定値(例えば−200mmHg)以下の場合、すなわ
ち−200mmHgよりも大気圧に近い場合に、自動車
用空気調和装置のコンプレツサを停止することが
考えられる。つまり、第1図に示す制御装置19
として、第3図に示すように、負圧検出器19a
とマグネツトクラツチの励磁回路19bとを設け
る。この検出器19aは、前記負圧が所定値以下
になつた場合に励磁停止信号を出力するものであ
り、励磁回路19bは、その停止信号が発生した
ときにクラツチ8の励磁を停止するものであり、
このときにコンプレツサが停止する。この第1の
方法によるタイムチヤートを第6図に示してあ
る。ここで、負圧検出器が出力したときにクラツ
チの励磁が停止されるから、負圧検出器の出力波
形とクラツチの励磁電流波形とが逆相になつてい
る。しかし、この方法では、前記負圧の低い時間
が長いと、車室内温度が設定温度から大きくずれ
ることになる。
そこで、前記負圧の低い時間が長くても、タイ
マにより定められた所定時間が経過したならば、
コンプレツサが作動するようにする第2の方法が
考えられる。すなわち、第1図に示す制御装置1
9として、第4図に示すように、負圧検出器19
aとタイマ19cと励磁回路19bとを設ける。
このタイマ19cは、前記負圧が所定値以下にな
つたときから所定時間内に限つて励磁停止信号を
出力するものである。この第2の方法によるタイ
ムチヤートを第6図に示してある。ところが、
この方法では、前記負圧の低い時間がタイマ時間
より短くても、タイマで定められた時間中コンプ
レツサが作動しないという不都合が生じる。
マにより定められた所定時間が経過したならば、
コンプレツサが作動するようにする第2の方法が
考えられる。すなわち、第1図に示す制御装置1
9として、第4図に示すように、負圧検出器19
aとタイマ19cと励磁回路19bとを設ける。
このタイマ19cは、前記負圧が所定値以下にな
つたときから所定時間内に限つて励磁停止信号を
出力するものである。この第2の方法によるタイ
ムチヤートを第6図に示してある。ところが、
この方法では、前記負圧の低い時間がタイマ時間
より短くても、タイマで定められた時間中コンプ
レツサが作動しないという不都合が生じる。
そこで、第3の方法として、特開昭57−74209
号公報により、前記負圧の低い時間が長いときに
はタイマ時間だけコンプレツサを停止し、前記負
圧の低い時間がタイマ時間以内の場合には、その
負圧の低い時間中のみコンプレツサを停止させ、
いわゆるタイマの残り時間をキヤンセルする技術
が開示されている。すなわち、第1図に示す制御
装置19として、第5図に示すように、負圧検出
器19aとタイマ19cとアンド回路19dと励
磁回路19bとを設ける。このアンド回路19d
は、検出器19aの出力とタイマ19cの出力と
が共に発生した場合に励磁停止信号を出力するも
のである。つまり、タイマの残り時間をアンド回
路でキヤンセルしている。この第5図の方法によ
るタイムチヤートを第6図に示してある。
号公報により、前記負圧の低い時間が長いときに
はタイマ時間だけコンプレツサを停止し、前記負
圧の低い時間がタイマ時間以内の場合には、その
負圧の低い時間中のみコンプレツサを停止させ、
いわゆるタイマの残り時間をキヤンセルする技術
が開示されている。すなわち、第1図に示す制御
装置19として、第5図に示すように、負圧検出
器19aとタイマ19cとアンド回路19dと励
磁回路19bとを設ける。このアンド回路19d
は、検出器19aの出力とタイマ19cの出力と
が共に発生した場合に励磁停止信号を出力するも
のである。つまり、タイマの残り時間をアンド回
路でキヤンセルしている。この第5図の方法によ
るタイムチヤートを第6図に示してある。
第5図に示す回路を具体的に示したのが第7図
の回路である。すなわち、第1図に示すインテー
クマニホールド17内の負圧が所定値以下となつ
たときに、負圧スイツチ18がオンし、このとき
に負圧検出器19a内のトランジスターT1がオ
フし、検出器19aが出力する。検出器19aが
出力したときに、コンデンサーC1に電流が流れ
てトランジスターT2が短時間オンした後にオフ
する。トランジスターT2がオフすると、タイマ
用コンデンサーC2が充電を開始する。すなわち、
検出器19aが出力したときから、抵抗R1及び
コンデンサーC2で定められる所定時間後にコン
デンサーC2が一定の電圧に達し、タイマ19c
が出力したことになる。また、19eは、第5図
に示すアンド回路19dと励磁回路19bとを結
合したものであり、検出器19a及びタイマ19
cが共に出力しているときにのみマグネツトクラ
ツチ8を励磁しないものである。
の回路である。すなわち、第1図に示すインテー
クマニホールド17内の負圧が所定値以下となつ
たときに、負圧スイツチ18がオンし、このとき
に負圧検出器19a内のトランジスターT1がオ
フし、検出器19aが出力する。検出器19aが
出力したときに、コンデンサーC1に電流が流れ
てトランジスターT2が短時間オンした後にオフ
する。トランジスターT2がオフすると、タイマ
用コンデンサーC2が充電を開始する。すなわち、
検出器19aが出力したときから、抵抗R1及び
コンデンサーC2で定められる所定時間後にコン
デンサーC2が一定の電圧に達し、タイマ19c
が出力したことになる。また、19eは、第5図
に示すアンド回路19dと励磁回路19bとを結
合したものであり、検出器19a及びタイマ19
cが共に出力しているときにのみマグネツトクラ
ツチ8を励磁しないものである。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上記第3の方法は、前記負圧が低く
しかもタイマ時間中であればコンプレツサを停止
させるために、燃費の向上に役立つ反面、冷房が
自動的に停止されるために、乗員が冷房をきかせ
たくてもできないという不便がある。
しかもタイマ時間中であればコンプレツサを停止
させるために、燃費の向上に役立つ反面、冷房が
自動的に停止されるために、乗員が冷房をきかせ
たくてもできないという不便がある。
本発明は、このような問題点を解決するために
なされたものであり、前記負圧が低くなつたとき
に通常は省燃費を図り、前記負圧が低い場合でも
乗員が冷房を望む場合には冷房できるような自動
車用空気調和装置を提供することを目的とする。
なされたものであり、前記負圧が低くなつたとき
に通常は省燃費を図り、前記負圧が低い場合でも
乗員が冷房を望む場合には冷房できるような自動
車用空気調和装置を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記問題点を解決するための本発明は、エンジ
ンの吸入負圧を検出し、当該吸入負圧が所定値以
下のときに信号を出力する負圧検出器と、当該負
圧検出器から信号が出力された時から所定時間信
号を出力するタイマと、マグネツトクラツチを励
磁するマグネツトクラツチ励磁手段と、前記負圧
検出器及び前記タイマから共に信号が出力された
場合には前記マグネツトクラツチ励磁手段に非励
磁信号を出力してマグネツトクラツチを非励磁と
し、これ以外の場合には前記マグネツトクラツチ
励磁手段に励磁信号を出力してマグネツトクラツ
チを励磁する制御手段と、前記マグネツトクラツ
チが非励磁であることを表示する表示手段と、前
記マグネツトクラツチ励磁手段に強制的に励磁信
号を出力してマグネツトクラツチを励磁する励磁
信号出力手段とを有することを特徴とする。
ンの吸入負圧を検出し、当該吸入負圧が所定値以
下のときに信号を出力する負圧検出器と、当該負
圧検出器から信号が出力された時から所定時間信
号を出力するタイマと、マグネツトクラツチを励
磁するマグネツトクラツチ励磁手段と、前記負圧
検出器及び前記タイマから共に信号が出力された
場合には前記マグネツトクラツチ励磁手段に非励
磁信号を出力してマグネツトクラツチを非励磁と
し、これ以外の場合には前記マグネツトクラツチ
励磁手段に励磁信号を出力してマグネツトクラツ
チを励磁する制御手段と、前記マグネツトクラツ
チが非励磁であることを表示する表示手段と、前
記マグネツトクラツチ励磁手段に強制的に励磁信
号を出力してマグネツトクラツチを励磁する励磁
信号出力手段とを有することを特徴とする。
(作用)
励磁信号出力手段を新たに制御装置に組み込ん
だので、インテークマニホールド内の負圧が低い
場合でも乗員が冷房を望む場合には、マグネツト
クラツチを手動で励磁することができる。
だので、インテークマニホールド内の負圧が低い
場合でも乗員が冷房を望む場合には、マグネツト
クラツチを手動で励磁することができる。
(実施例)
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明
を詳述する。
を詳述する。
第1図は、インテークマニホールドと自動車用
空気調和装置を示す概略図である。
空気調和装置を示す概略図である。
同図に示すように、一般に、自動車用空気調和
装置は、コンプレツサ1と、このコンプレツサ1
で高圧高温になつた気体状の冷媒を凝縮させて高
圧の液体に還元する凝縮器2と、冷媒に含まれて
いる水分や塵埃を取り除き、系内に冷媒を円滑に
供給できるようにするためのリキツドタンク3
と、冷媒を急激に膨脹させて霧状にするための膨
脹弁4と、フアン5および蒸発器6等からなるク
ーリングユニツト7を有している。さらに、エン
ジン冷却水を導きクーリングユニツトからの空気
を加熱するヒータコア10を内蔵するヒータユニ
ツトがある。
装置は、コンプレツサ1と、このコンプレツサ1
で高圧高温になつた気体状の冷媒を凝縮させて高
圧の液体に還元する凝縮器2と、冷媒に含まれて
いる水分や塵埃を取り除き、系内に冷媒を円滑に
供給できるようにするためのリキツドタンク3
と、冷媒を急激に膨脹させて霧状にするための膨
脹弁4と、フアン5および蒸発器6等からなるク
ーリングユニツト7を有している。さらに、エン
ジン冷却水を導きクーリングユニツトからの空気
を加熱するヒータコア10を内蔵するヒータユニ
ツトがある。
コンプレツサ1はマグネツトクラツチ8を介し
てプーリー9に接続され、このプーリー9にはエ
ンジンの回転がVベルトによつて伝達されてい
る。エンジンの回転時にはプーリー9も回転して
いるが、マグネツトクラツチ8を作動してプーリ
ー9とコンプレツサ1を連結した場合には、エン
ジンの回転がコンプレツサ1に伝達され、コンプ
レツサ1が作動状態となる。
てプーリー9に接続され、このプーリー9にはエ
ンジンの回転がVベルトによつて伝達されてい
る。エンジンの回転時にはプーリー9も回転して
いるが、マグネツトクラツチ8を作動してプーリ
ー9とコンプレツサ1を連結した場合には、エン
ジンの回転がコンプレツサ1に伝達され、コンプ
レツサ1が作動状態となる。
また、キヤブレターからの混合気を各シリンダ
に入れるインテークマニホールド17は、吸気管
の端を多くの枝管に分けたものであり、図示しな
いエンジンの側面の吸込口に取り付けられる。こ
のインテークマニホールド17内は、エンジンの
作動中、シリンダの吸入力によつて常に負圧状態
にあり、特に加速ペダルをゆるめたときには−
500mmHgにも及ぶ負圧を生ずる。また、上記のよ
うに加速時あるいは高速運転時等エンジンに負荷
が加わつている状態では、−150mmHg程度まで負
圧が低下する。このようなインテークマニホール
ド17内の負圧の値を検知するため、インテーク
マニホールド17には負圧スイツチ18が取り付
けられており、負圧が所定値(例えば−200mm
Hg)以下となつたときにオンとなり、これ以上
となつたときにオフとなり、制御装置19を経て
コンプレツサ1の作動または作動停止を制御す
る。この制御は、制御装置19によりマグネツト
クラツチ8に信号を送ることによりなされる。
に入れるインテークマニホールド17は、吸気管
の端を多くの枝管に分けたものであり、図示しな
いエンジンの側面の吸込口に取り付けられる。こ
のインテークマニホールド17内は、エンジンの
作動中、シリンダの吸入力によつて常に負圧状態
にあり、特に加速ペダルをゆるめたときには−
500mmHgにも及ぶ負圧を生ずる。また、上記のよ
うに加速時あるいは高速運転時等エンジンに負荷
が加わつている状態では、−150mmHg程度まで負
圧が低下する。このようなインテークマニホール
ド17内の負圧の値を検知するため、インテーク
マニホールド17には負圧スイツチ18が取り付
けられており、負圧が所定値(例えば−200mm
Hg)以下となつたときにオンとなり、これ以上
となつたときにオフとなり、制御装置19を経て
コンプレツサ1の作動または作動停止を制御す
る。この制御は、制御装置19によりマグネツト
クラツチ8に信号を送ることによりなされる。
第2図は、本発明の一実施例を示すブロツク図
である。この実施例は、第5図に示すブロツク図
に表示手段であるランプ21と励磁信号出力手段
である手動スイツチ22とを設けたものである。
手動スイツチ22をオンすればアースされてタイ
マ19cが働き、オフするとタイマ19cが働か
なくなる構造になつている。
である。この実施例は、第5図に示すブロツク図
に表示手段であるランプ21と励磁信号出力手段
である手動スイツチ22とを設けたものである。
手動スイツチ22をオンすればアースされてタイ
マ19cが働き、オフするとタイマ19cが働か
なくなる構造になつている。
次に、この実施例の動作について説明する。通
常はスイツチ22がオンされ、前記負圧が所定値
以下であつてしかもその負圧が所定値以下になつ
たときから一定のタイマ時間であれば、マグネツ
トクラツチ8が励磁されない。すなわち、負圧検
出器19aが出力しかつタイマ19cが出力して
いるときに、制御手段であるアンド回路19dが
励磁停止信号を出力し、励磁回路19bが出力し
ないので、クラツチ8に電流が流れず、ランプ2
1も消える。ここでスイツチ22をオフすると、
タイマ19cが働かなくなるので、クラツチ8が
励磁されてコンプレツサが作動し、ランプ21も
点灯する。これにより、前記負圧がどんな状態で
あつても、乗員が冷房を望む場合には冷房するこ
とができる。また、前記負圧が所定値以下であつ
てしかもタイマ時間内である場合、エアコンボタ
ンが押されているにもかかわらずコンプレツサが
作動していないということになるが、この場合、
乗員は、ランプ21が消灯しているので、コンプ
レツサの不作動を把握できる。
常はスイツチ22がオンされ、前記負圧が所定値
以下であつてしかもその負圧が所定値以下になつ
たときから一定のタイマ時間であれば、マグネツ
トクラツチ8が励磁されない。すなわち、負圧検
出器19aが出力しかつタイマ19cが出力して
いるときに、制御手段であるアンド回路19dが
励磁停止信号を出力し、励磁回路19bが出力し
ないので、クラツチ8に電流が流れず、ランプ2
1も消える。ここでスイツチ22をオフすると、
タイマ19cが働かなくなるので、クラツチ8が
励磁されてコンプレツサが作動し、ランプ21も
点灯する。これにより、前記負圧がどんな状態で
あつても、乗員が冷房を望む場合には冷房するこ
とができる。また、前記負圧が所定値以下であつ
てしかもタイマ時間内である場合、エアコンボタ
ンが押されているにもかかわらずコンプレツサが
作動していないということになるが、この場合、
乗員は、ランプ21が消灯しているので、コンプ
レツサの不作動を把握できる。
すなわち、本実施例のように表示手段に視覚に
訴えるランプ21を用いると、エアコン釦を押し
て、エアコン作動状態としているのにも拘らずエ
アコンが働かないという状態が生じた場合、ラン
プ21が消灯していることを視認することによ
り、現在エンジンが過負荷状態なので、制御手段
がエアコンを停止するように、意図的に機能して
いることを搭乗者は容易に理解できる。これによ
り、搭乗者はエアコン釦を押しているのにエアコ
ンが働かない状態をエアコンの故障であると早合
点して修理に出すというようなことを確実に防止
することができる。また、上記条件でエアコンが
働かない状態の場合に、ランプ21の消灯を視認
することにより、正常な制御であることを認識し
ているので、そのような状態でも、スイツチ22
を押しさえすれば確実にエアコンを作動させるこ
とができることを容易に理解できる上に、実際
に、エアコンを作動させるためにスイツチ22を
押すと、その動作に伴い、エアコンが作動すると
共にランプ21が点灯するので、エアコンが作動
開始したことを確実に理解することができる。
訴えるランプ21を用いると、エアコン釦を押し
て、エアコン作動状態としているのにも拘らずエ
アコンが働かないという状態が生じた場合、ラン
プ21が消灯していることを視認することによ
り、現在エンジンが過負荷状態なので、制御手段
がエアコンを停止するように、意図的に機能して
いることを搭乗者は容易に理解できる。これによ
り、搭乗者はエアコン釦を押しているのにエアコ
ンが働かない状態をエアコンの故障であると早合
点して修理に出すというようなことを確実に防止
することができる。また、上記条件でエアコンが
働かない状態の場合に、ランプ21の消灯を視認
することにより、正常な制御であることを認識し
ているので、そのような状態でも、スイツチ22
を押しさえすれば確実にエアコンを作動させるこ
とができることを容易に理解できる上に、実際
に、エアコンを作動させるためにスイツチ22を
押すと、その動作に伴い、エアコンが作動すると
共にランプ21が点灯するので、エアコンが作動
開始したことを確実に理解することができる。
なお、実際にランプ21とスイツチ22とを組
み込む場合、押しボタンスイツチにランプが内蔵
されたものを使用すると便利である。
み込む場合、押しボタンスイツチにランプが内蔵
されたものを使用すると便利である。
さらに、表示手段はランプのみならず視覚に訴
える変色表示、又は、聴覚に訴えるチヤイムなど
の音表示など様々なものを用いることができる。
える変色表示、又は、聴覚に訴えるチヤイムなど
の音表示など様々なものを用いることができる。
[発明の効果]
上記の通り、本発明によれば、エンジンの負荷
が大きくインテークマニホールド内の負圧が低く
なつたときには、コンプレツサを停止して省燃費
が図られ、しかも、前記負圧が低い場合でも乗員
が冷房を望む場合には、手動によりコンプレツサ
を作動して車室内を冷房することができる。
が大きくインテークマニホールド内の負圧が低く
なつたときには、コンプレツサを停止して省燃費
が図られ、しかも、前記負圧が低い場合でも乗員
が冷房を望む場合には、手動によりコンプレツサ
を作動して車室内を冷房することができる。
第1図は、インテークマニホールドと空気調和
装置とを示す概略図、第2図は、本発明の一実施
例を示す説明図、第3図ないし第5図はそれぞ
れ、従来技術による制御装置を示すブロツク図、
第6図は、第3図ないし第5図に示す回路を使用
した場合のタイムチヤート、第7図は、第5図に
示すブロツク図の具体的回路図である。 1……コンプレツサ、8……マグネツトクラツ
チ、17……インテークマニホールド、19……
制御装置、19a……負圧検出器、19b……マ
グネツトクラツチの励磁回路、19c……タイ
マ、19d……アンド回路、21……ランプ、2
2……手動スイツチ。
装置とを示す概略図、第2図は、本発明の一実施
例を示す説明図、第3図ないし第5図はそれぞ
れ、従来技術による制御装置を示すブロツク図、
第6図は、第3図ないし第5図に示す回路を使用
した場合のタイムチヤート、第7図は、第5図に
示すブロツク図の具体的回路図である。 1……コンプレツサ、8……マグネツトクラツ
チ、17……インテークマニホールド、19……
制御装置、19a……負圧検出器、19b……マ
グネツトクラツチの励磁回路、19c……タイ
マ、19d……アンド回路、21……ランプ、2
2……手動スイツチ。
Claims (1)
- 1 エンジンの吸入負圧を検出し、当該吸入負圧
が所定値以下のときに信号を出力する負圧検出器
18,19aと、当該負圧検出器から信号が出力
された時から所定時間信号を出力するタイマ19
cと、マグネツトクラツチを励磁するマグネツト
クラツチ励磁手段19bと、前記負圧検出器及び
前記タイマから共に信号が出力された場合には前
記マグネツト励磁手段に非励磁信号を出力してマ
グネツトクラツチを非励磁とし、これ以外の場合
には前記マグネツトクラツチ励磁手段に励磁信号
を出力してマグネツトクラツチを励磁する制御手
段19dと、前記マグネツトクラツチが非励磁で
あることを表示する表示手段21と、前記マグネ
ツトクラツチ励磁手段に強制的に励磁信号を出力
してマグネツトクラツチを励磁する励磁信号出力
手段22とを有することを特徴とする自動車用空
気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8078081A JPS57198115A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Air conditioner for automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8078081A JPS57198115A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Air conditioner for automobile |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57198115A JPS57198115A (en) | 1982-12-04 |
JPH0151366B2 true JPH0151366B2 (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=13727951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8078081A Granted JPS57198115A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Air conditioner for automobile |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57198115A (ja) |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP8078081A patent/JPS57198115A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57198115A (en) | 1982-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63162324A (ja) | 車輌用冷房装置のコンプレツサ制御装置 | |
JPH0151366B2 (ja) | ||
JP4092622B2 (ja) | 車両用エアコン制御装置 | |
JP3356107B2 (ja) | 空調装置付き車両のアイドルストップ制御装置 | |
JP3354086B2 (ja) | 車両のエンジン制御装置 | |
JP3256451B2 (ja) | エアコン制御方法 | |
JP3467920B2 (ja) | エンジン自動停止・始動装置 | |
JPH09144573A (ja) | 車両の補機制御装置 | |
JP3256452B2 (ja) | エアコン制御方法 | |
JP2005125980A (ja) | 車両のエンジン補機制御装置 | |
JP3779521B2 (ja) | 車両の空気調和装置 | |
JP3367262B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH08192616A (ja) | 車両用室内汚染防止装置 | |
JPS6144512Y2 (ja) | ||
JPH06115346A (ja) | 自動車用冷凍サイクル制御装置 | |
JPS6218365B2 (ja) | ||
JPS6240812Y2 (ja) | ||
JP3336806B2 (ja) | 自動車用制御装置 | |
JPH04271915A (ja) | 自動車の空気調和装置 | |
JPS5921048Y2 (ja) | 自動車用冷房装置 | |
JP3135771B2 (ja) | 車室内空調装置 | |
JPH0514653B2 (ja) | ||
JP3262654B2 (ja) | 自動車のガソリンエンジンのアイドリング制御装置 | |
JPS6022518A (ja) | 自動車用エアコンデイシヨナ制御装置 | |
JP2001121956A (ja) | 車両用空調装置 |