JPH0150486B2 - - Google Patents

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JPH0150486B2
JPH0150486B2 JP1194379A JP1194379A JPH0150486B2 JP H0150486 B2 JPH0150486 B2 JP H0150486B2 JP 1194379 A JP1194379 A JP 1194379A JP 1194379 A JP1194379 A JP 1194379A JP H0150486 B2 JPH0150486 B2 JP H0150486B2
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wire drawing
winding
torque converter
drawing machine
turbine
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JP1194379A
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English (en)
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JPS54121264A (en
Inventor
Arekizandoroichi Tauido Uadein
Iuanoichi Haromofu Uradeimiiru
Makoroichi Kogosu Aijiku
Ishirafuirieuichi Rimarenko Reonido
Mihairoichi Makeefu Igooru
Uashirieuichi Pasechinika Nikorai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO I PUROEKUTONO KONSUTO INST METARURUGIICHESUKOBO MAS
Original Assignee
FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO I PUROEKUTONO KONSUTO INST METARURUGIICHESUKOBO MAS
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C1/00Manufacture of metal sheets, metal wire, metal rods, metal tubes by drawing
    • B21C1/02Drawing metal wire or like flexible metallic material by drawing machines or apparatus in which the drawing action is effected by drums
    • B21C1/14Drums, e.g. capstans; Connection of grippers thereto; Grippers specially adapted for drawing machines or apparatus of the drum type; Couplings specially adapted for these drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C1/00Manufacture of metal sheets, metal wire, metal rods, metal tubes by drawing
    • B21C1/02Drawing metal wire or like flexible metallic material by drawing machines or apparatus in which the drawing action is effected by drums
    • B21C1/04Drawing metal wire or like flexible metallic material by drawing machines or apparatus in which the drawing action is effected by drums with two or more dies operating in series
    • B21C1/08Drawing metal wire or like flexible metallic material by drawing machines or apparatus in which the drawing action is effected by drums with two or more dies operating in series in which the material does not slip on the drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C1/00Manufacture of metal sheets, metal wire, metal rods, metal tubes by drawing
    • B21C1/02Drawing metal wire or like flexible metallic material by drawing machines or apparatus in which the drawing action is effected by drums
    • B21C1/12Regulating or controlling speed of drawing drums, e.g. to influence tension; Drives; Stop or relief mechanisms

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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属線を製造する伸線機械に関し、特
に不滑式多段ダイ形伸線機械に関する。
本発明は各種の金属及び合金から乾式又は湿式
引抜作業でもつて金属線を製造する場合に適用さ
れる。
巻取ブロツク上で線材が滑り作用を伴わずに作
動する多段ダイ方式による伸線機械は数種類知ら
れている。
この種の機械にはループ式バルクプル
(Balcpull)伸線機、二重デツキ形伸線機及び累
積型伸線機等がある。
例えば、レンキング・マシーネンバウ会社で開
発された標準型三相交流電動機及び確動容積型液
圧ポンプから成る駆動部を具えた不滑式多段ダイ
方式による伸線機械が知られている(“Stahl
und Eisen”、1976、no.19、p.927参照)。この機
械は制御された液圧モータで駆動される多数の巻
取ブロツクを具備し、これら各巻取ブロツクの前
部にダイスを備えるダイヘツドブロツクが配置さ
れ、この伸線速度は0から最大値まで連続的に調
節可能である。
前記伸線速度は入力動力が一定の条件下でその
速度が巻取力の関数として変化するカバナーによ
り調整される。
このようにして、どのような径の線材の伸線速
度も電動機の入力定格値によつて決定される一つ
の最大値に落付く。この機械は各巻取ブロツクに
ついて個々の駆動回転手段を具えている。
上述の伸線機械の欠点に次のようなものがあ
る。
伸線過程の変化に応じて各液圧モータを個々に
再調整することが必要になること、各巻取ブロツ
クに対して個々の駆動手段が設けられているので
機械の寸法が大形化すること、伸線機械を製造す
るために多量の金属材料が消費されること、確動
容積形液圧駆動装置による伸線速度が低くかつ運
転寿命が短かいこと、等である。
巻取ブロツク上に線材の貯蔵部のある不滑式多
段ダイ方式による累積形伸線機も知られている。
この機械は数個の巻取ブロツクを具え、各ブロツ
クは別個の回転軸に取り付けられかつ非同期電動
機の前記回転軸上に取付けた液圧伝動装置又は液
圧クラツチに連結されている。ダイスを備えたダ
イヘツドブロツクは各巻取ブロツクの前部に配置
されている。この機械は線材引出し装置及び巻取
り装置を具える。この型の機械の欠点は、各巻取
ユニツトに連結した駆動装置の装備部品数が多い
ため複雑でかつ嵩張り、かつ巻取ブロツクが個々
に駆動されるため伸線機械の全体の寸法が大き
く、機械製造に要する金属材料の消費量が増加す
ること、ダイス孔への線材通し操作において小刻
みの寸動回転を行なわねばならないため線材通し
のための高い回転速度が得られないので線材通し
に時間がかかること、各巻取ブロツクの駆動部に
ギヤボツクスが設けられ、これによつて巻取速度
を変更する場合にはギヤボツクスをそれぞれ別個
に再調整する必要があること等である。
従つて、本発明の目的は上述の欠点を解消する
ことにある。
本発明は液圧トルクコンバータに連結された複
数個の回転軸上に各巻取ブロツクを担持させた配
列構成を具備する不滑式多段ダイ形伸線機械を提
供することを意図している。これは伸線機械の全
体の寸法を実質的に減少し、伸線機械を製作する
のに要する金属材の消費量を節減し電気的駆動系
及び自動制御系を簡単化し、機械的制御系統を簡
単化し、機械の信頼性及び運転寿命を増加し、製
造価格を低減し、運転費用を最小にし、機械効率
を向上し、交流電動機による駆動回転時における
加速及び減速運転作用を円滑にしかつ湿式伸線製
品の品質向上をも可能ならしめることを目的とし
ている。
かかる目的は以下に記載の不滑式多段ダイ形伸
線機械により達せられるものであるが、該伸線機
械は、数組のダイスと巻取ブロツクとを搭載する
ベツドに対し線材引出し装置と最終巻取装置とを
伸線工程の流れに沿つて配置し、前記の各巻取ブ
ロツクが回転駆動モータに連結した液体トルクコ
ンバータのタービン翼車に結合された回転軸上に
取付けられている。
本発明に係る前記伸線機械は、前記の各巻取ブ
ロツク群が複数個のユニツトをなして集団的に配
置され、前記各ユニツトにおける複数個の巻取り
ブロツクは同心状に軸受された対応する数の各回
転軸の外端にそれぞれ取付けられると共にそれら
回転軸の内端を一つの回転駆動モータにより駆動
される多段形液圧トルクコンバータの複数個のタ
ービン翼車取付軸にそれぞれ連結したことを特徴
としている。
上記のような本発明の伸線機械によれば機械を
コンパクトにし、駆動モータの数を減らし、機械
製作のために必要とする金属材料の消費量を減少
し、巻取ブロツク駆動用の回転要素の重量を実質
上減じ、駆動軸及び従動軸間の非剛性的連結によ
る駆動モータの回転子の回転質量が巻取ブロツク
上に及ぼす影響を解消することができる。
本発明の伸線機械によれば、線材の伸線作用を
効果的に行つているすべての巻取ブロツクは機械
的に結合されている巻取ブロツク上の線材に働ら
く後方引張力を広範囲にわたり自動的に均整化す
ることができる。
更に、本発明の伸線機械は液圧トルクコンバー
タが軸受及び密封部分を除き、摩擦的作用要素を
含んでいないので比較的長い使用寿命を有する。
また駆動源と巻取ブロツク間の伝達要素の数が極
小化されるので優れた信頼性を発揮しかつ駆動軸
から従動側機構へ伝達されるエネルギ伝達は液体
を介して行なわれるので過負荷に対して保護さ
れ、このことにより伸線機械の運転を簡単化しか
つその製造価格を低減しうる。このように設計さ
れた機械は湿式伸線操作を容易にし、伸線速度を
増大させ従つて機械効率を増進しかつ製品の品質
を向上する。
本発明の他の特徴としては、上述の構成に加え
て、多段形液圧トルクコンバータにおける各ター
ビン翼車の回転を制御する手段を具えている。
例えば、各多段タービン式液圧トルクコンバー
タはこれらコンバータの各タービン翼車の作動液
体入力部における液体通路を相互に連通させるバ
イパス通路を具え、これらのバイパス通路は作動
液体の調整作用をする絞り弁を具備するのが望ま
しい。
これにより、機械の作動特性が一段と向上す
る。即ち、巻取ブロツクに対する全動力入力を一
定不変に保持しながらこの入力された一定の動力
をユニツトの各巻取ブロツク相互間で再分配して
巻取ブロツク上の線材に掛る後方引張力を調整す
ることができる。この動力再配分作用の調整はタ
ービン駆動の鋭便な変速特性を考慮するとき、ユ
ニツトのすべての巻取ブロツク上における後方引
張力の調整が可能であり、従つて線材の伸線径路
の数を増加することができる。
一つのユニツトに属する液圧トルクコンバータ
の前記バイパス通路は他方のユニツトに属する液
対応する同様のバイパス通路に互いに連通結合さ
せるのが望ましい。
これにより、伸線機械のすべてのタービン翼車
相互間の入力動力に対する作動液体の再分配作用
が可能になり、従つてすべての巻取ブロツク上の
線材後方引張力を同時に再調整することができ
る。
また、各ユニツトに属する各多段形液圧トルク
コンバータの作動液体循環回路内に該作動液体の
流れを遮断する環状弁をそれぞれ設け、これらの
各環状弁は一つの液圧シリンダ式アクチユエータ
のピストンロツドに連結した共通のレバーにそれ
ぞれリンク連結により結合された各弁ロツドを介
して開閉可能に形成され、更に前記アクチユエー
タのピストンロツド側シリンダ室は可変絞り弁を
有する配管と逆止弁を有する配管を介して、作動
液体の循環回路へ連通されると共に、他方のピス
トンロツドなしのシリンダ室は2個の二位置分配
弁を介して前記作動液体循環回路へ接続するか、
或いは直接的に排出管系へ接続するか若しくは制
御用絞り弁を介して排出管系へ接続するかを選択
できるようにするのが望ましい。
この技術的解決法によると、環状弁を作動させ
るアクチユエータの圧力源として、液圧トルクコ
ンバータの作動液体を利用することが可能とな
る。その場合、液圧トルクコンバータ用電動機が
運転状態下におかれた時前記環状弁は自動的に閉
じられ巻取ブロツクへの動力は伝達されなくな
る。その結果その主駆動部における自動的なエネ
ルギの蓄積作用により機械の制御系運転に対する
準備状態を保持することになり、かくして安全な
運転条件が確保される。これは液圧シリンダアク
チユエータのピストンロツドを有する作動シリン
ダ室内のピストンの作用表面積が液圧トルクコン
バータの環状弁の端面の液圧作用全表面積より大
きく構成されていることによつて達成される。
環状弁の操作ロツドと液圧シリンダアクチユエ
ータのピストンロツドとを共通のレバーによつて
連結されているので、両液圧トルクコンバータの
環状弁を同時に開くことが可能になる。液圧シリ
ンダアクチユエータのロツドなしシリンダ室に直
接接続された二位置分配弁は電磁的付勢作動によ
り調整絞り弁で設定された所定の割合に応じて環
状弁を円滑に開く。また他方の二位置分配弁の電
磁的付勢作動により他方の調整絞り弁で設定され
た所定の割合に応じてこの環状弁を円滑に閉じる
こととなる。したがつて、この伸線機械の巻取ブ
ロツクは円滑な減速作用と加速作用を伴つて制御
される。これらは機械全体を通じ制御を容易にし
ている。各多段形液圧トルクコンバータの作動液
体循環回路を形成するハウジングには巻取ブロツ
クの回転を停止させるための回転停止用のロツク
ピンが設けられ、該ロツクピンはアクチユエータ
によりタービン翼車の翼車面板に設けたスロツト
内へ挿通運動するように構成するのが有利であ
る。
伸線機械をこのように構成すると線材とは無関
係に巻取ブロツクのタービン翼車を停止せしめる
ことが可能になる。例えば線材を巻取ブロツクに
係合しその後ロツクピンを外すことによつてター
ビン翼車を回転可能に解放せしめることができ
る。これにより、巻取ブロツク内に内装した爪へ
の線材咬合作用を容易にし、かつ線材が伸線機械
に係合している際の安全な作動条件を確保する。
更に、本発明の他の特徴によれば、各巻取ブロ
ツクの本体にはそれぞれ線材を挟持するための掛
止め具が組込まれ、該掛止め具は円筒形爪と楔形
爪とから成る一対の挟持爪機構として構成され、
その一方の楔形爪は楔状をなしかつ線材を挟み込
むために必要な長手方向運動を可能にする構成部
材を具備すると共に、他方の円筒形爪は該円筒体
の一部に前記楔形爪を受け入れる横方向スロツト
が形成されるとともに前記楔形爪の運動方向に直
交する長手方向軸線回りに該円筒体が回転できる
ように本体内に設置されている。
この技術的解決法によると巻取ブロツクの本体
内部に内装すべき線材掛留め機構が簡単なものと
なり、線材の端部が楔状爪のテーパ端部に対し確
実に保持され、巻取ブロツクによる引張り作業を
容易にしかつ安全確実なものとする。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図において、線材の不滑式多段ダイ形伸線
機械は基盤上に設置されたベツド1と伸線工程の
流れに沿つてこのベツド1の前後にそれぞれ設置
された線材引出し装置2及び最終巻取り装置3を
含んでいる。ベツド1には、ダイス4を具備する
ダイヘツドブロツク及び多段タービン形液圧トル
クコンバータ5が設けられている。該トルクコン
バータ5の入力軸6は駆動用非同期電動機7に連
結されている。
巻取ブロツク8,9,10,11,12及び1
3は3つずつの巻取ブロツク群から成る2つのユ
ニツトに集団別に分かれており、それぞれのユニ
ツトは2つの液圧トルクコンバータ5,5のそれ
ぞれに対応している。第一ユニツトは巻取ブロツ
ク8,9及び10から成り、第二ユニツトは巻取
ブロツク11,12及び13から成る。1つのユ
ニツトの各巻取ブロツクは多段タービン形液圧ト
ルクコンバータ5の同心状に軸受された各出力軸
上に取り付けられている。すなわち、第2図から
明らかなように巻取ブロツク8は中空出力軸14
に、巻取ブロツク9はその内側の中空出力軸15
に、巻取ブロツク10は更にその内側の出力軸1
6にそれぞれ連結されている。
中空出力軸14は軸受17,18によつて液圧
トルクコンバータ5のハウジングに回転可能に保
持され、中空出力軸15は軸受19,20によつ
て中空出力軸14の中空内側に回転可能に取り付
けら、また出力軸16は軸受21,22によつて
中空出力軸15の中空内側に回転可能に取り付け
られている。1つのユニツト内の各巻取ブロツク
は同一の中心軸線上に同心状に配置されており、
かつこれら各巻取ブロツクを担持する各軸もまた
互いに同心に配置されている。そして、中空出力
軸の内部にある各軸の端部はその中空出力軸の端
から突出していて、その突出した端部に対応の巻
取ブロツクが取付けられている。
全体的に符号5で総称される液圧トルクコンバ
ータは中心線領域に配置された1個の回転ポンプ
翼車24と、該ポンプ翼車24の半径外方向の後
流側に配列された3対の回転タービン翼車25,
26,27と静止案内翼車28,29,30から
成り、これらの各翼車列は立体的なループ状の環
状循環回路23内に配置されている。
ポンプ翼車24は、軸受31,32によつて多
段タービン形液圧トルクコンバータ5のハウジン
グ内に回転可能に設けた入力軸6上に固着されて
いる。
タービン翼車25は面板62を介して出力軸1
6に、タービン翼車26は面板63を介して中空
出力軸15に、タービン翼車27は面板64を介
して中空出力軸14にそれぞれ固着されている。
静止案内翼28,29,30は多段タービン形液
圧トルクコンバータ5のハウジング内に固設され
ている。
第1図及び第2図に示すように、一方の液圧ト
ルクコンバータ5のタービン翼車25の作動液体
入口部25aはバイパス通路33により他方の液
圧トルクコンバータ5のタービン翼車25の作動
液体入口部25aと絞り弁を介することなく常時
自由に連通状態にされている。また、一方の液圧
トルクコンバータ5に所属する第2、第3の各タ
ービン翼車26,27の作動液体入口部26a,
27aは、定量絞り作用を有する固定絞り弁3
7,38を挿入したバイパス通路34,35を共
通の連通管34aで連結することにより連通状態
に配置されると共に、他方の液圧トルクコンバー
タ5に所属する第2、第3の各タービン翼車2
6,27の作動液体入口部26a,27aもまた
同様にバイパス通路34,35を共通の連通管3
4aで連結することにより連通状態に配置され
る。これらの各共通の連通管34aは更に一本の
合体共通連通管34′aで相互に結合され、これ
らの合体共通連通管34′aは両トルクコンバー
タの各第1のタービン翼車25の作動液体入口部
25a,25aを自由に連通する共通連通管33
aと連通管33bを介して連通され、この連通管
33bには第1のタービン翼車25の作動液体入
口部25aから第2、第3のタービン翼車26,
27に向かつて短絡導出された作動液体量を適切
に調節するための可変絞り弁36が挿入されてい
る。この可変絞り弁36は巻取ブロツク8,9,
10に作用する荷重を所望に再分配するためのも
のであり、一方固定絞り弁37,38は巻取ブロ
ツク8,9に作用する荷重間の関係を設定するた
めのものである。
液圧トルクコンバータ5の作動液体循環回路2
3内に配置された各タービン翼車25,26,2
7とそれぞれ対をなして配置された静止案内翼2
8,29,30間の反動トルク変動効率を高める
上で、各タービン翼車25,26,27の作動液
体出口部25b,26b,27bと静止案内翼2
8,29,30の入口部との間から作動液体の漏
れるのを防止するために各タービン翼車25,2
6,27と静止案内翼25,26,27との間に
はプレート形シール部39,40,41が設置さ
れている。
従つて、ポンプ翼車24が回転することにより
液体トルクコンバータ5の各翼列を収容したコン
バータハウジング部分内の循環回路23に充満す
る作動液体は先ずポンプ翼車24から吐出されて
第1のタービン翼車25内に流入し、次いでその
後流側に配置された固定案内翼28によつてその
流れ方向を変える際上記タービン翼車25は固定
案内翼28に生ずる反動力によつてその駆動トル
クを増加する。更に第2、第3のタービン翼車2
6,27とこれに対応の静止案内翼29,30の
各対を作動液体が順次流入して上記後続の各ター
ビン翼車はその通過作動流体量に対応する駆動ト
ルクを得て作動回転する。かくして最終の静止案
内翼30を流出した作動液体は半径外周部から回
転中心線に沿つて配置されたポンプ翼車24の吸
入口部に吸引され循環回路を形成する。このと
き、一方のトルクコンバータ5における第1のタ
ービン翼車25の作動液体入口部25aはバイパ
ス通路33を介し、また他方の液圧トルクコンバ
ータ5の第1のタービン翼車25の作動液体入口
部25aはそのバイパス通路33を介して導出さ
れ、これらのバイパス通路33,33は共通のバ
イパス連通管33aにより相互間が自由に連通さ
れている。上記共通のバイパス連結管33aは更
に可変絞り弁36を介して合体共通の連通管3
4′aに連通して前記両トルクコンバータ5のタ
ービン翼車25,25に流入する作動液体の一部
を短絡的に導出して、該流体を第2,3のタービ
ン翼車26,27の作動液体入口部26a,27
aに導出される作動液体量を可変的に調節する。
更に固定絞り弁37,38を設けて上記第1のタ
ービン25から導出された調節された作動液体量
を更に所定比率に従つて第2、第3のタービン翼
車26,27の作動液体入口部26a,27aに
送り込む。
各液圧トルクコンバータ5はその作動液体の循
環回路23に、循環する作動液体の流れを調整可
能にする環状弁42(第2図及び第3図)を備え
ている。即ち、液圧トルクコンバータ5によつて
伝達される動力は、作動液体循環回路23内に出
入りして液体の流れに対して作用する環状弁42
により調整される。第3図に示すように、環状弁
42は、ガイド44の中を軸方向に移動しうるよ
うに液圧トルクコンバータ5のハウジング内部に
取り付けられた2本のロツド43に保持されてい
る。2の液圧トルクコンバータ5の各ロツド43
の他端は1つのてこ式レバー46に連結されてい
る。このてこレバー46軸受45に支持され且つ
液圧シリンダから成るアクチユエータ48のピス
トンロツド47に連結されている。液圧シリンダ
アクチユエータ48のロツドシリンダ室49は、
並列に配置された可変絞り弁50と逆止弁51と
を介して液圧トルクコンバータ5の作動液体循環
回路23に連通されている。液圧シリンダアクチ
ユエータ48のロツドなしシリンダ室52は二位
置ソレノイド分配弁55を介して直接液圧トルク
コンバータ5の作動液体循環回路23に連通した
り、或いは更にもう1つの二位置ソレノイド分配
弁56を介して直接排出用配管53に連通したり
(第3図の図示位置)又は可変絞り弁54をして
排出用配管53に連通したりするように上記2つ
の二位置ソレノイド分配弁55,56により切換
えられる。レバー46にはまた環状弁42を手動
操作するための握り柄57も設けられている。従
つて、両液圧トルクコンバータ5の環状弁42は
シリンダアクチユエータ48又は握り柄57によ
り同様に制御される。
各液圧トルクコンバータ5のハウジング内には
他のアクチユエータ61(第2図)によつてガイ
ド59,60内を軸方向に動かされるように設け
たロツクピン58が設けてある。各タービン翼車
25,26及び27の翼取付け面板62,63及
び64にはそれぞれスロツト65,66及び67
が設けられていて、これらのスロツトにロツクピ
ン58を係合することにより巻取ブロツク8,9
及び10の停止作用を可能にしている。また、第
2図に示した停止(ロツク)位置からロツクピン
58を左方へ移動させることにより巻取ブロツク
8,9,10のロツクが順次解除される。なお、
両液圧トルクコンバータ5のロツクピン58はそ
れぞれ独立して操作される。
各巻取ブロツク8,9,10,11,12及び
13(第3図)には掛留め具68(第4図及び第
5図)が内装されており、この掛留め具は2つの
爪69及び70と、これらの爪にばね締付け力を
与えるばね71と、線材73の一端を弛めるよう
に操作しうる取外し可能な握り柄72とを具てい
る。爪69は巻取ブロツク10の本体内に設けた
円筒状の空所74内に自由に挿入された円筒形状
体である。これに対し先端に傾斜部を有する爪7
0は円筒状爪69の溝75に係合する。
次に、本発明に係わる線材の不滑式多段ダイ形
伸線機械の作用について説明する。
操作を開始するのに先立つて線材73を機械の
ダイス孔へ通さなければならない。このために、
数巻分の線材引出し装置2(第1図)から引き出
し、線材73の端部を細く形成して第一ダイス4
に通し、巻取ブロツク8の本体内に組込んだ掛留
め具68(第4図)に導びく。このとき握り柄7
2を手動操作してばね71を圧縮する。その結
果、溝75内において爪69と爪70との間に間
隙が形成され、線材73の一端をその間隙の中に
挿入する。握り柄72を離すと線材73の一端は
ばね71によつて締め付け固定される。その後握
り柄72は取り外される。
環状弁42が閉じられ且つ巻取ブロツク8,
9,10及び11,12,13がロツクピン58
によつて停止されたままの状態で非同期電動機7
(第2図)を起動する。これは電気−液圧−機械
的制御系が自動的な作動準備態勢に入つたことを
意味する。
即ち電動機7の起動により、加圧された作動液
体が液圧トルクコンバータ5の作動液体循環回路
23内を循環し且つ環状弁42を開こうとするそ
の環状弁42の端面の面積に正比例する力がロツ
ド43に作用する。環状弁42のロツド43とシ
リンダアクチユエータ48のピストンロツド47
とはレバー46を介して相互に連結されている。
そしてシリンダアクチユエータ48のロツドシリ
ンダ室49の内部とロツド43に対して作用する
ハウジング内部の循環回路23内の循環作動液体
とは逆止弁51を介して同一の圧力下にある。そ
してロツドシリンダ室49の断面積は環状弁42
の断面積(端面の面積)の総和よりも大きいため
にシリンダアクチユエータ48は環状弁42を閉
状態に維持する。従つて電動機7を起動した際巻
取ブロツク8,9,10及び11,12,13は
静止したままであり、動力は供給されず、そのと
き二位置ソレノイド分配弁55及び56は消磁の
位置にある。
線材73をいつたん第一巻取ブロツク8に係合
し更に続いてその下流側の巻取ブロツクに係合し
ようとする時は、操作アクチユエータ61を作動
してロツクピン58(第2図)を左方へ移動する
ことにより巻取ブロツク8を解放して回転可能な
自由状態とする。そして、てこ式レバー46の握
り柄57を操作することにより環状弁42を開く
と加圧された作動液体が循環回路23を循環して
巻取ブロツク8が回転し始め線材73は非常な低
速度で巻取ブロツク8(第1図)に巻かれる。線
材73が切れた場合は握り柄57を解放するだけ
でよく、このとき環状弁42は前述のような作動
圧の作用により自動的に閉鎖し巻取ブロツク8へ
の回転動力の供給は停止される。
線材73がいつたん巻取ブロツク8に十分な巻
回数だけ開かれると、環状弁42を閉じる。そし
て、巻取ブロツク8上の掛止め具68(第4図及
び第5図)の爪70に握り柄72を差込んでばね
71を圧縮し爪69と爪70との間隙を開き線材
73を掛止め具68から取外す。握り柄72を取
外した後、数巻分の線材73を手操作でこの巻取
ブロツク8から引き出す。次いでこの引出された
線材73の細くされた先端部分を第二ダイス4に
通す。その後は前述した巻取ブロツク8の場合と
同様の方法で、伸線工程の流れに沿つて配列され
た次の巻取ブロツク11に内装された掛留め具6
8に線材73の先端を締付ける。次いで巻取ブロ
ツク11をロツクピン58から解放し、環状弁4
2(第3図)をわずかに開き、線材73を巻取ブ
ロツク11上へ巻回する。
第二ダイス4において線材73のダイス孔通し
操作が行なわれた後、巻取ブロツク8と第二ダイ
ス4との間に線材のループが形成される。このと
きこのループ状線材部分73(第1図)上に所要
の引張力がかかるように循環回路23をバイパス
し可変絞り弁36を介して作動液体をハウジング
内部の循環回路23の外側のタービン翼車に供給
する。
その後、伸線機械全体を通じて線材のダイス孔
通し作業を行うために下流側の巻取ブロツク9,
12,10及び13において同様の操作が行なわ
れる。
伸線工程の経路に従つて線材73は6個の巻取
ブロツク又は最後の巻取ブロツク13を除く5個
の巻取ブロツクのすべてに係合する。
次に線材73の端部は最終巻取装置3に巻き込
まれるが、この巻取装置の駆動部は最後の巻取ブ
ロツク10又は13と最終巻取装置3との間に必
要な引張力を与えるように起動される。
これでこの伸線機械の運転の準備が完了する。
この伸線機械は一方の二位置ソレノイド分配弁5
5(第3図)を励磁することによつて伸線作業速
度が加速される。即ちこのとき加圧作動液体は液
圧トルクコンバータ5の液体作動循環回路23か
らシリンダアクチユエータ48のロツドなしシリ
ンダ室52へ流れ込み、これと同時にロツド側の
シリンダ室49内の作動液体は可変絞り弁50を
介して作動液体循環回路23へ戻るが、ピストン
ロツド47を左方へ移動させる力が勝り、環状弁
42を開く。従つて、可変絞り弁50を調整する
ことによつて伸線機械の加速度、即ち、この伸線
機械が通常の作業速度に到するまでの時間を所望
に制御することができる。従つて、この可変絞り
弁50は伸線機械の円滑な立上りを保償するもの
である。
故障の際は二位置ソレノイド分配弁55のソレ
ノイドを消磁しさえすれば巻取ブロツクの回転は
停止する。即ちこの二位置ソレノイド分配弁55
がシリンダアクチユエータ48のロツドなしシリ
ンダ室52を排出管系53に連通させれば、液圧
トルクコンバータ5内の作動液体の流れが環状弁
42の閉鎖により急速に遮断され、巻取ブロツク
8,9,10,11,12及び13への入力を停
止する。
線材73を切断しないようにこの伸線機械をゆ
つくりと停止する必要のある場合は、他方の二位
置ソレノイド分配弁56のソレノイドを励磁し、
同時に一方の二位置セソレノイド分配弁55のソ
レノイドを消磁する。これによりシリンダアクチ
ユエータ48のロツドなしシリンダ室52は可変
絞り弁54を経て排出管系53に連通する。その
ためシリンダアクチユエータ48は液圧トルクコ
ンバータ5の環状弁42をゆつくりと閉ざすよう
になる。このときの巻取ブロツク8,9,10,
11,12及び13の減速度は可変絞り弁54を
操作することによつて所望に調整できる。各ター
ビン翼車の特性は各ダイスを通して線材を引つ張
りかつ適当な後方引張力を与えるように選定され
る。
多段タービン形液圧トルクコンバータ5は負荷
変動に際しそれ自体固有の性質として自動変速作
用をもち負荷に対応して自動的にその速度が変化
するものであるから、運転中に巻取ブロツクにか
かる負荷がわずかに変化した場合においても伸線
工程に影響を及ぼすことなく前記巻取ブロツク相
互間において負荷に対応してその速度が互いに変
化する。
もし線材の後方引張力が変化、例えば、減少し
た場合は、環状弁42が旧位置の開状態のままで
可変絞り弁36(第1図及び第2図)を開く。そ
のためポンプ翼車24から矢印方向に出た作動液
体の一部はタービン翼車25へ向かわずにバイパ
スしてハウジング内のタービン翼車25の作動液
体入口部を通りバイパス通路33へ向いバイパス
通路34及び35の方向へ分流し、更にハウジン
グ内のタービン翼車26,27の作動液体入口部
を通つてこれらのタービン翼車26,27の方向
へ進入する。その結果、タービン翼車25へ供給
される動力が減少しかつタービン翼車26,27
へ供給される動力がするように、入力がタービン
翼車25,26,27の相互間において再分配さ
れることになる。
タービン翼車26,27間における動力の再分
配作用は固定絞り弁37,38の流路断面積の大
きさによつて、前述と同じように作動液体の一部
がそれらのタービン翼車26,27をバイパスす
ることにより規制される。タービン翼車25,2
6,27間の上記のような動力再分配作用により
巻取ブロツク10,13の引張力が低下しかつ巻
取ブロツク8,11の引張力が増加し、線材73
の後方引張力はすべての巻取ブロツクにおいて減
少する。逆に、可変絞り弁36を閉鎖することに
より、線材の後方引張力を増加する。
単一ユニツト内における3個のタービン翼車2
5,26,27は単一の環状弁42によつて制御
されるので伸線機械の制御作用は実質的に簡単と
なり、多段タービン式液圧トルクコンバータを巻
取ブロツクのユニツト構成に結合したことによに
より駆動電動機及びその機械的伝動機構の数が減
少する。従つて機械の全寸法及び金属材の消費量
を最小にすることができる。
本発明に係わる伸線機械の性能を従来の伸線機
械のそれと同様の条件下で比較すると、床面積及
び金属必要量は2〜3倍減少し、また一方本発明
の伸線機械の価格はこれらの要因によつてより一
層低下する。
本発明によれば、巻取ブロツク上で線材を不滑
方式により引抜く形式でかつ多段タービン用とし
て構成した各種の形式及び寸法を有する伸線機械
が提供可能である。
ここに提案された伸線機械の巻取ブロツク駆動
用の電気−液圧−機械的制御機構は多目的用に供
しうるものでありかつ、設計がきわめて簡単であ
る。更には液圧トルクコンバータを用いて伸線機
械を制御しているので制御が容易である。
伸線機械に対する全入力動力量は一定である
が、線材にとつて必要とされる後方引張力が得ら
れるように各巻取ブロツク相互間に分配される。
すべての巻取ブロツク相互間に付与される後方
引張力の均整のとれた再分配作用は液圧トルクコ
ンバータの有する固有の自動変速特性により容易
に達成される、即ち負荷の変動による自動変速機
能によるものである。タービン翼車間のバイパス
通路と単一の共通可変絞り弁とを液圧トルクコン
バータの自動変速特性に結合したことにより、伸
線機械のすべての巻取ブロツク上の線材に作用す
る後方引張力を同時にかつ比例的に変化せしめる
ことができる。このことは電気機械的駆動による
巻取ブロツクを有しかつ各巻取ブロツクについて
個々の調整手段を備えている公知の伸線機械に比
べて、それの技術的水準を向上せしめかつ機械制
御系を実質上簡単化しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる不滑式多段ダイ形伸線
機械の概略平面図、第2は第1図の巻取ブロツク
ユニツトの線―における断面図、第3図は多
段タービン式液圧トルクコンバータの部分断面図
及び電気−液圧−機械制御系を有する不滑式多段
ダイ形伸線機械の部分平面図であり、該減圧トル
クコンバータに設けた弁制御系をも示し、第4図
は第2図の符号Aで示す部分の拡大図で線材が巻
取ブロツク上に巻回されている状態を示し、第5
図は第4図の線―における断面図である。 1……ベツド、2……線材引出し装置、3……
最終巻取装置、4……ダイス、5……多段タービ
ン式液圧トルクコンバータ、7……電動機、8,
9,10……第一ユニツトの巻取ブロツク、1
1,12,13……第二ユニツトの巻取ブロツ
ク、4,15,16……出力回転軸、23……作
動液体循環回路、25,26,27……タービン
翼車、33,34,35……バイパス通路、3
6,37,38……絞り弁、42……環状弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 数組のダイスと巻取ブロツクとを搭載するベ
    ツド1に対し線材引出し装置2と最終巻取装置3
    とを伸線工程の流れに沿つて配置し、前記の各巻
    取ブロツクが回転駆動モータに連結した液体トル
    クコンバータのタービン翼車に結合された回転軸
    上に取付けられている線材の不滑式多段ダイ形伸
    線機械の改良であつて、前記の各巻取ブロツク
    8,9,10,11,12,13群は複数個のユ
    ニツトをなして集団的に配置され、前記各ユニツ
    トにおける複数個の巻取ブロツクは同心状に軸受
    された対応する数の各回転軸14,15,16の
    外端にそれぞれ取付けられると共にそれら回転軸
    の内端を一つの回転駆動モータ7により駆動され
    る多段形液圧トルクコンバータ5の複数個のター
    ビン翼車取付軸にそれぞれ連結したことを特徴と
    する不滑式多段ダイ形伸線機械。 2 数組のダイスと巻取ブロツクとを搭載するベ
    ツド1に対し線材引出し装置2と最終巻取装置3
    とを伸線工程の流れに沿つて配置し、前記の各巻
    取ブロツクが回転駆動モータに連結した液体トル
    クコンバータのタービン翼車に結合された回転軸
    上に取付けられている線材の不滑式多段ダイ形伸
    線機械の改良であつて、前記の各巻取ブロツク
    8,9,10,11,12,13群は複数個のユ
    ニツトをなして集団的に配置され、前記各ユニツ
    トにおける複数個の巻取ブロツクは同心状に軸受
    された対応する数の各回転軸14,15,16の
    外端にそれぞれ取付けられると共にそれら回転軸
    の内端を一つの回転駆動モータ7により駆動され
    る多段形液圧トルクコンバータ5の複数個のター
    ビン翼車取付軸にそれぞれ連結し、更にそれらの
    多段形液圧トルクコンバータにおける各タービン
    翼車25,26,27の回転を制御する手段を備
    えていることを特徴とする不滑式多段ダイ形伸線
    機械。 3 前記各ユニツトの多段形液圧トルクコンバー
    タ5における複数個のタービン翼車25,26,
    27の各作動液入口部は上流側入口部から下流側
    入口部へ連結するバイパス通路配管33,34,
    35により連結され、これらの配管上にそれぞれ
    調節用絞り弁36,37,38が設けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の不
    滑式多段ダイ形伸線機械。 4 一つのユニツトに属する多段形液圧トルクコ
    ンバータにおける複数個のタービン翼車25,2
    6,27の各作動液入口部に連通した各バイパス
    通路配管33,34,35は他のユニツトに属す
    る対応する同様のバイパス通路配管33,34,
    35に互いにそれぞれ連通されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の不滑式多段ダ
    イ形伸線機械。 5 前記各ユニツトに属する各多段形液圧トルク
    コンバータ5の作動液体循環回路23内に該作動
    液体の流れを遮断する環状弁42をそれぞれ設
    け、これらの各環状弁42は一つの液圧シリンダ
    式アクチユエータ48のピストンロツド47に連
    結した共通のレバー46,57にそれぞれリンク
    連結により結合された各弁ロツド43を介して開
    閉可能に形成され、更に前記アクチユエータ48
    のピストンロツド側シリンダ室49は可変絞り弁
    50を有する配管と逆止弁51を有する配管を介
    して、作動液体の循環回路23へ連通されると共
    に、他方のピストンロツドなしのシリンダ室52
    は2個の二位置分配弁55,56を介して前記作
    動液体循環回路へ接続するか、或いは直接的に排
    出管系54へ接続するか若しくは制御用絞り弁5
    3を介して排出管系54へ接続するかを選択でき
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の不滑式多段ダイ形伸線機械。 6 前記各ユニツトの各多段形液圧トルクコンバ
    ータ5における作動液体循環回路を形成するハウ
    ジングには各巻取り巻取ブロツク8,9,10を
    停止させるためのロツクピン58が設けられ、該
    ロツクピン58はアクチユエータ61により各タ
    ービン翼車の取付け面板62,63,64に設け
    た各スロツト65,66,67内を貫通して往復
    可能に設置されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の不滑式多段ダイ形伸線機械。 7 数組のダイスと巻取ブロツクとを搭載するベ
    ツド1に対し線材引出し装置2と最終巻取装置3
    とを伸線工程の流れに沿つて配置し、前記の各巻
    取ブロツクが回転駆動モータに連結した液体トル
    クコンバータのタービン翼車に結合された回転軸
    上に取付けられている線材の不滑式多段ダイ形伸
    線機械の改良であつて、前記の各巻取ブロツク
    8,9,10,11,12,13群は複数個のユ
    ニツトをなして集団的に配置され、前記各ユニツ
    トにおける複数個の巻取ブロツクは同心状に軸受
    された対応する数の各回転軸14,15,16の
    外端にそれぞれ取付けられると共にそれら回転軸
    の内端を一つの回転駆動モータ7により駆動され
    る多段形液圧トルクコンバータ5の複数個のター
    ビン翼車取付軸にそれぞれ連結し、前記各巻取ブ
    ロツク8,9,10,11,12,13の本体に
    はそれぞれ線材73を挟持するための掛止め具6
    8が組込まれ、該掛止め具68は円筒形爪69と
    楔形爪70から成る一対の挟持爪機構として構成
    され、その一方の楔形爪70は楔状をなしかつ線
    材73を挟み込むために必要な長手方向運動を可
    能にする構成部材72,71を具備すると共に、
    他方の円筒形爪69は該円筒体の一部に前記楔形
    爪70を受け入れる横方向スロツト75が形成さ
    れるとともに前記楔形爪70の運動方向に直交す
    る長手方向軸線回りに該円筒体が回転できるよう
    に本体内に設置されていることを特徴とする不滑
    式多段ダイ形伸線機械。
JP1194379A 1978-03-09 1979-02-06 Pulling out type wire making machine Granted JPS54121264A (en)

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SU782585601A SU884782A1 (ru) 1978-03-09 1978-03-09 Стан многократного волочени проволоки
SU782586251A SU787761A1 (ru) 1978-03-09 1978-03-09 Устройство дл управлени гидродинамическим приводом

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DE2848469C2 (de) 1984-07-05
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