JPH01503473A - 伸縮可能な使い捨て吸収性下着 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 伸縮可能な使い捨て吸収性下着 技術的分野 本発明は、一般に尿及びその他の体外滲出物の吸収及び封じ込めのために用いら れる使い捨て衣料の分野に関するものである。さらに限定的に言うと、本発明は 、使い捨てのトレーニングパンツ、失禁用衣料などのようなプルオン（引っばっ て身につける）下着に関するものである。

発明の背景 使い捨て衣料は一般に技術上周知のものであり、特に使い捨てオムツが尿や他の 体外滲出物の吸収及び封じ込めを提供している乳幼児ケアーの分野においては重 要かつ基本的に必要不可欠な衛生保護用品となってきている。現在市販されてい る使い捨てオムツは一般に単位構造で予じめ成形・折たたみされたもので、間に 吸収性材料がはさまれた多孔質の表層と流体不浸透性の裏打ちシートで構成され ている。これらの現在入手可能な使い捨てオムツは、特定のニーズを満たしてお り絶えずその人気を高めてきた。しかしながら、現在入手可能な使い捨てオムツ は成る程度の効率及び効果を達成してきたものの、オムツを着用する幼児をもつ 母親から指摘されたいくつかの欠点がなお存在している。これらの母親達は、見 た目が小ぎれいで乳幼児に装着させたときに魅力的にみえる使い捨てオムツを利 用できたらという強い願望を投書してきている。美的に小ぎれいであるという基 準は、尿や便の漏れを許さないトリム、スリムなはめ合いそうしてぴったり合っ たウェストや脚部を含むものとして識別されてきた。又、母親達は自分の子供が くしやくしやしたり、かさばったり或いはだらしないように見えることを望まな い、キらにこれらの母親達は、より多くのサイズの赤ちゃんに合う使い捨ておむ つを得たい、つまり使い捨ておむつのサイズをより多くしてほしいという願望も 表明している。これらの母親達が識別したもう１つの欠点は、肌のすぐそばにと らえられた尿、便又は湿気を原因とする肌の刺激に関連する問題である。彼女達 はこの問題を防ぐ又は解決する使い捨てオムツを得たいという願望を訴えるにあ たってもきわめて座高であった。

標準的な使い捨てオムツは、液体浸透性の体側の内側ライナー、液体不浸透性の 外側カバー及びこのライナーとカバーの間にはさまれた吸収性の芯を含む三層複 合構造を有する。使い捨てオムツの３つの主要要素のために現在一般的に用いら れている材料としては、体側ライナー用にさまざまなタイプの不織地、外側カバ ー用に薄い熱可塑性プラスチックフィルムそして吸収性の芯用にセルロースでで きた綿毛などがある。現在市販されているタイプの使い捨てオムツは、幼児を寝 かせた状態で親が子供のまわりに装着させるための平坦な側面開放型衣料である 。オムツの後方パネルは子供の下に置かれ、前方パネルは子供の足の間から引き 出され、その後、サイドが小さくこの基本的な目的のため親に依存している時期 に用いられるものである。現在の使い捨てオムツの例は、Ｍｅｓｅｋその他に対 する米国特許第４．３２４．２４５号、Ｈｒｕｂｅｃｋｙに対する米国特許第３ ．１９６，８７４号及び１ｌｌｏｏｎその他に対する米国特許第４．０５０．４ ６２号内に教示されている。

以下に列挙されている参考文献内で開示されている先行技術のオムツ構造は、吸 収性構造を受け入れる再利用可能なオムツホルダーを用いた排泄物の封じ込めを 提供するべく請求められてきたものである。

１、Ｐｏｃｉｌｕｙｋｏに対する米国特許第３．６５８，０６４号；　Ｈｏｋａ ｎｓｏｎその他に対する米国特許第３．３７０，５９０号；’ｌ、ｉ（＋ｔｏｍ ｕｒａに対する米国特許第４，４２５．１２８号；３、米国特許第２．１４Ｌ　 １０５号；４、Ｄａｎｉｅｌｓその他に対する米国特許第４　、３９７　、６４ ６号；５、米国特許第４，５９７．７６１号、４，４９６，３６０号及び第４， ５９７．７６０号；その他のオムツ、例えばＫｏｒｐｍａｎに対する米国特許第 ４．１６６．４６４号は、体の表面に対する心地良さを高める目的で吸収性層に 積層化された弾性ある流体不浸透性の裏打ちフィルムを用いていた。

Ｊｏｎｅｓその他に対する米国特許第４，３５５，４２５号及びＤｒａｐｅｒに 対す名菓３６４４１５７号は、体の排泄物を吸収し封じ込めるためには通してい ない使い捨ての伸縮可能な不織パンツを開示している。

先行技術が不浸透性の弾性フィルムのバリヤを使用しようとした場合でも、弾性 の外側カバーに関連する機能上の問題が不都合にも認められた。さらに、防水性 をもつ再利用可能なものとして設計された費用の高くつく織地のオムツホルダー すなわちオーバーパンツは、夏に使い捨てできる能力を提供していない。

本書中にその開示全体が参考として内含され依存されている当該譲受人に譲渡さ れた、５ｔｒｏｈｂｅｅｎその他に対する米国特許第４．６１０．６８１号は、 多層ウェブを有し外側サイドシームで密封された子供のプルオン式トレーニング パンツのような使い捨てのアンダーパンツを開示している。このトレーニングパ ンツには、弾性をもたせられた脚部とウェストの開口部が含まれているが、それ 以外は非エラストマ構成要素を有する。サイドシームは、パンツの閉じられたサ イドパネルをつなぎ合わせ、子供が排泄のしつけ中介動態くパンツを上げ下げで きるようになっている。パンツが「偶発的に」汚れた場合、サイドシームは、子 供が外側衣料をぬぐ必要なくパンツをぬぐことができるように手で分離できる。

パンツの外側カバーには、幼児用オムツから排泄のしつけ期間後も着れる再利用 可能な布製のアンダーパンツへの移行をさらに強力にする目的をもつ布に似た感 触をもつ不織材料が含まれている。

米国特許第４．６１０，６８０号及び第４，６１９，６４９号は両者共、引裂き ストランド（より糸）によりパンツが汚れたときこれを子供からとり外すため分 離することができるようになっているようなトレーニングパンツを開示している 。同様にして、１９８２年３月２４日に公示された欧州特許出願明細書第０．０ ４８，０ＰＩＡＩ号は、汚れた時点でとり外すためパンツを分離するようにする 引裂き用ストリングを開示している。

上述の先行技術のオムツ及びトレーニングパンツには弾性をもたされた脚部及び ／又はウェストの開口部が備えられているが、ここではなおパンツが腰及び下腹 部において体から外側方向にゆったりとブラウジングする傾向がある。従って、 排泄のしつけ中の子供又は自制できない大人によって介助なく着用、使用でき、 又汚れたときには混乱無くたやすくとり外すことのできる、解剖学的に体形に合 った一般に自己調整型のトレーニングパンツ又はその他の使い捨てアンダーパン ツに対する必要性が残っている。

の　・　び■占 本発明に従うと、一対の脚部開口部、−緒になってウェスト開口部を構成する前 後ウェストセクション、脚部開口部の間にある股セクション、股セクションによ り分離された相対する前後パネルそしてそれぞれ脚部開口部とウェスト開口部及 び前パネルと後部パネルの間に延びこれらを相互接続している１対のサイドパネ ルを含み、弾性不織ウェブが単数又は複数のギャザリングの可能な不織ウェブに 合わせられていることを特徴とする、通気性のあるエラストマ不織外側カバーを 含む解剖学的に体形に合った一般に自己調整型の三次元使い捨て吸収性下着が提 供されている。液体不浸透性のバリヤ及び液体浸透性の体側ライナーそしてその 間にはさまれた吸収性の芯を含む吸収性のインサート構造を、前後パネルと股セ クションの上にほぼ重ね合わせることができる。そのほぼ無制約の機能的伸縮可 能性を与えながら吸収性インサートを外側カバー内にとりつけ一体化させるため のとり付は用手段が備えつけられる。パンツが汚れたときサイドシームを開いて 分離し着用者からパンツをとり外すための手でひきちぎることのできる応力解放 手段を含む、再び締めつけることのできないサイドシームが、サイドパネルの各 々のウェスト開口部の間に延びこれらを相互接続している。

好ましい実施Ｂ様においては、選択されたゾーンにて外側カバーにインサートが とりつけられ、吸収性インサートの下の単数又は複数のフリースパンゾーンを構 成しており、ここにおいてフリースパンゾーン内の外側カバーの機能的伸縮可能 性（伸縮率）はほぼ無制約である。さらに、外側カバーは約２０％〜約２００％ まで基本的に体を横切る方向に弾力的に伸びることができ、少なくとも後方パネ ルの縦方向長さ全体に実際延びている無制約のフリースパンゾーンを有していて もよい。

もう１つの好ましい実施態様においては、吸収性構造は外側カバーが伸ばされた 状態にある間にこのカバーに統合されうる。

本発明の１つの利点は、外側カバーの機能的伸び特性を抑制しない統合された吸 収性構造をもつエラストマ外側カバーのおかけで体形に合う一般に自己調整型の フィツトをもつ使い捨ての吸収性衣料排泄物を吸収し封じ込めるため吸収性構造 が体と見当合せされた状態に保持されており、オムツからの漏れが低減されてい るという点にある。

本発明のもう１つの利点は、排泄のしつけ中の子供又は自制できない大人が介助 無く使用でき、次に汚れた時点で外側の衣服をぬがずにたやすくとり外すことの できるプルオン弐の吸収性衣料にある。

本発明のもつもう１つの利点は、着用したときなめらかで心地よい下着様の外観 を呈しながら、衣服のような着心地のよさと感触が強化されているという点にあ る。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明の内部斜視図である。

第２図は、本発明の部分的内部斜視図である。

第３図は、本発明の部分的内部斜視図である。

第４図は、第２図の外部からみたシーケンス図である。

第５図は、第３図の外部からみたシーケンス図である。

第６図は、そのサイドシームの閉鎖の前に示された本発明の内部図である。

第６Ａ図は、第６図の断面６Ａ−６Ａの断面図である。

第７図は、吸収性インサート構造の外側カバーへの統合を示す本発明の分解斜視 図である。

第８図は、赤ちゃんの体に固定された状態の本発明に基づく使い捨ての吸収性下 着の側面図である。

第９図は、赤ちゃんの体に固定された状態の本発明に基づく使い捨ての吸収性下 着の正面図である。

第１０図は、赤ちゃんの体に固定された状態の本発明に基づく使い捨ての吸収性 下着の背面図である。

第１１図は、一定の期間中着用した後の赤ちゃんの体についた当該衣料の配置を 示す、本発明に基づく使い捨ての吸収性下着の正面図である。

好ましい　態様の詳細なＵ 第１図を参照すると、本発明に従い、合わせてウェスト開口部を構成している相 対する前方（１３）及び後方（１４）ウェストセクションを含む、全体的に１２ という番号で示されたエラストマ外側カバーを含む、使い捨てトレーニングパン ツ又は失禁用衣料のような、全体として１０という番号で示された解剖学的に体 形に合う一般に自己調整型の使い捨て吸収性下着が提供されている。全体として １６という番号で示されている股セクションは、その最も外側部分において１対 の脚部開口部（１８）の間に位置づけされている。

耳状部分（２０，２２，２４，２６）は一般に、それぞれ脚部周縁開口部（１８ ）の各々と相対するウェスト部分（１３，１４）の間に構成されており、この緑 方向に相対する耳状部分の対（２０゜２６及び２２．２４）は、着用者の体のま わりで互いにかみ合うことができ一般に２７という番号で示されている１対のサ イドパネルを構成している。同様に、外側カバー（１２）にはできれば、その股 セクシッン（１６）から切りとられた脚部開口部（１８）ををする全体として漏 刻形（くびれだ形状）の断面形状を有し、それと合わせて側面方向に相反する耳 状部分（２４，２６）の前方対をもつ前方パネル（２８）と、それと合わせて側 面方向に相対するもう１つの耳状部分の後方対（２０，２２）をもつ後方パネル （３０）を構成していることが望ましい、前方（２８）及び後方（３０）パネル は、収束する脚部のカントアウト開口部（１８）のため狭められた股セクション （１６）により互いから分離されている。

第７図を参照すると、体外滲出物を吸収し封じ込めるため外側カバー〇〇（２Ｂ ）後（３０）パネル及び股セクション（１６）上にほぼ重ね合わせることのでき る一般に３２という番号で示された吸収性構造が描かれている。この吸収性構造 （３２）には以下のものが含まれる：例えば約０．２　ｏｚ／ｙｄ”から０．８ 　ｏｚ／ｙｄ”の坪量を有しうる市販の、パターンボンド、スパンボンドされた ポリプロピレンウェブといった、液体浸透性の体側のライナー（３４）；例えば 市販のポリプロピレンなどのプラスチックフィルムといったような液体不浸透性 のバリヤ（３６）；そしてこれらの間に配置された吸収性芯（３８）、第６図及 び第７図に示されているように、吸収性構造（３２）は、外側カバーのほぼ無制 約の機能的伸縮可能性を与えるような例えば熱又は超音波により生成されるタイ プの自生ボンドを用いて弾力的に伸縮可能な外側カバー（１２）にとりつけ一体 化された、標準的にはほぼ非伸縮性の材料でできた個別のインサートの形をして いる。できれば連続的なものであることが望ましい超音波又は熱による周辺ボン ド（４０）は、吸収性構造（３２）を密封した形で合わせて固定し、間にある吸 収性芯（３８）のまわりに互いに対し周辺上でライナー（３４）とバリヤ（３６ ）を付着させることにより、そこからの漏れを防いでいる。バリヤ（３６）とラ イナー（３４）の材料が互いに対し又外側カバーの材質と相客性のあるものであ り自生ボンディングが得られることが大切である。従って、ポリプロピレン及び その他のポリオレフィンが、ライナー、バリヤ及び外側カバーに用いるのに通し た材料であることがわかっている。

外側カバー（１２）は一般に、透気性のあるすなわち「通気性のある」エラスト マー不織層状織地を含んでおり、ここにおいて、弾性不織ウェブが単数又は複数 のギャザリングの可能な不織ウェブに合わせられている。できれば、積層物は、 基本的に体を横切る方向（４１）に約２０パーセントから２００パーセントまで 弾力的に伸びることができる。閉じたサイドパネル（２７）を形成すべく互いと かみ合うことのできる縦方向に相対する耳状部分（２０，２６；２２．２４）は 、はぼウェスト開口部から脚部開口部まで一対のサイドシーム（，４２）により 結合されている。サイドパネル（２７）の全長閉鎖は補強されて、さまざまな及 び極端な体の動きや着用者の位置の場合でさえ弾力的に伸びることのできる衣料 に対しさらに寸法的な無欠性が与えられるようになっている。

この下着は、体形に合い自己調整型であるため、腰やウェスト部分で空隙を生じ たりつぶれたりしない。

できれば、外側カバー（１２）のウェストセクション（１３゜１４）は、以下に より詳しく定められているような本発明に従つたとり付は手段によりその中にと りつけられ統合されているインサート（３２）を有することが望ましい。

第６図及び第６Ａ図に示されているような本発明に基づく取り付は手段に関して は、伸縮可能な外側カバーに対し比較的非伸縮性の吸収性インサートを統合する 上で用いられるボンド数及び全ボンド面積、或いはヌヘムを形成する場合には外 側カバーをそれ自体に付着させるために用いられるボンドの数を最小限におさえ ることが重要である。

当該出願者は、ボンド数が、付着されるエラストマ構成要素内の伸びにそれ相応 の影響を及ぼすことを発見した。ボンド数が少なくなればなるほど伸縮損失が少 な（なるばかりでなく、ボンド点の間隔が太さければ大きいほど、引張り伸びの 受ける影響は少なくなる。

従って、ボンド点の間隔及び密度を用いて伸縮損失量を大幅に低減するようなボ ンディングパークンを選定しなくてはならない、′＠定的に言うと、ウェストセ クション（１３及び１４）に沿ってインサー）（３２）をとりつけ統合させるた めのボンド（４４）の数及びε度が低くなればなるほど、このウェストセクショ ンにおける伸縮の抑制は少なくなる０例えば、ウェストセクションが体を横切る 方本のライン上にある２つの点においてそれにとり付けられる場合、このライン に沿っての外側カバーのウェストセクションの伸縮可能性はこれら２つのとりつ け点の間で、これらの点の間に存在する最も伸縮性の低い部材すなわち通常はイ ンサートのライナー又はバリヤによる制約を受ける。同様に、インサートを股セ クションにおいてとり付け、統合することも可能である。

従って本発明に基づく衣料には、体の排泄物を吸収し封じ込めるために用いられ る吸収性インサート構造を、インサートを体と見当合せした状態に位置づけるた めに用いられる比較的伸縮的のあるエラストマー外側カバーの中にとりつけ統合 させ、同時に、その無制約の機能的伸縮可能性をかなり提供しこうして衣料全体 を解剖学的に体形に合い全体的に自己調整するものとして維持するような、とり つけ用手段が含まれている。これらの目的はこれまで、その開示全体が本書で参 照指示され本書の基礎となっている同時係属出願明細書第９０２．８２８号内で 教示されているもののような全長固定位置締めつけシステムを上述の構成要素と 合わせて用いることにより、増大させられてきた。

当該下着（１０）は一般に第６図−第７図により示されているように構成され組 立てられている。ボンド（４４）は、それぞれ前記前方（１３）及び後方（１４ ）ウェストセクションに沿って選定された前方（５２）及び後方（５４）ウェス トとり付はゾーンにおいて上記外側カバー（１２）に対して、吸収性インサート （３２）の相対する縦方向端部（４８，５０）をとりつけ統合させ、かかるイン サート（３２）の下にある単数又は複数のフリースパンゾーン（５６）を構成し ている。ここにおいて、かかるフリースパンゾーン（５６）内の前記外側カバー の機能的伸縮可能性はほぼ無制約である。インサート（３２）が股セクシッン（ １６）においてではなくウェストとりつけゾーン（５２，５４）においてのみ統 合されている場合、このフリースパンゾーンは吸収性インサート（３２）の縦方 向長さ全体の下にある、ということがわかるであろう、有意義なことに、フリー スパンゾーン（５６）は又、ウェスト取付はゾーン（５２，５４）内に含まれて いないウェストセクション（１３゜１４）の部分をも含んでいる。又、前方（２ ８）又は後方（３０）パネル又は股セクション（１６）に対してフリースパンゾ ーン（５６）内での付加的なボンディング無く、インサー）（３２）が着用者の 体と見当合せの状態で外側カバー（１２）により適当に保持されうるということ もわかる。さらに、ウェスト取付はゾーン（５２，５４）においてさえ、外側カ バーの伸縮の制約は、本書で以下にさらに詳述されているように本発明によって 改善されうる。

フリースパンゾーン（５６）は前方（２８）及び後方（３０）パネルのいずれに でも備えられうるが、より重要なのは後方パネル（３０）の伸縮特性である。股 セレクション（１６）の脚部開口部（１８）における又はその近くでのインサー トのボンディングが外側カバーの体を横切る全体的伸縮特性に対し多大な影響を 与えないためには、使用中の外側カバー（１２）の股セクシテン（１６）の体を 横切る伸びが最低限必要であるということに留意すべきである。

「通気性のある」外側カバーは、他の機能の中でもまずインサート（３２）を適 切な体との見当合せ状態に保ち、先行技術と異なり、それ自体液体排泄物の封じ 込めバリヤを提供する必要がない。

第７図を参照すると、吸収性インサート（３２）はさらに、少なくとも１つでき れば１対の前（６２）後（６４）ウェストとり付は用フラップがそれぞれインサ ート（３２）の相反する縦方向端部（４８，５０）に位置づけられて含まれてい てもよい、フラップ（６２，６４）は、吸収性複合材（３８）のＰ一端部を超え てライナ−（３４）から縦方向にそしてこのライナーと隣接じて延びており、そ れぞれ前記ウェストとりつけゾーン（５２，５４）内で前記前方（１３）及び後 方（１４）ウェストセクションに接着されているか又はその他の形でとりつけら れている。前方（１３）及び後方（１４）のウェストセクションはできればウェ スト開口部に沿って完成したウェストヘム（６６）を有していることが望ましく 、ここにおいてウェストとり付はフラップ（６２，６４）がとり込まれ付着させ られている。ウェストヘム（６６）にはこのウェストセクション（１３，１４） の最も中央にある部分の内側に折り重ねられた縁部が含まれている。

従って、本発明に従うと、ウェスト取付はフラップ（６２，６４）（第６Ａ図及 び第７図）はバリヤ（３６）及びライナ（３４）の共通延長部を含んでいてもよ いし、或いは又バリヤ（３６）又ＩＪライナー（３４）のいずれか単独の延長部 を含んでいてもよい。フラップ（６２，６４）には標準的に外側カバーに対して 本質的に伸縮可能でない不織及び／又はプラスチンクフィルムの材料が含まれて いる。しかしながら、フラップ（６２，６４）自体はライナ又はバリヤ材料と隣 接している必要はない。

再び第６図及び第７図を参照すると、輪郭どりとはめ合いをさらに良くするため 、外側カバー（１２）の他の部域と吸収性インサート（３２）の間に付加的な伸 縮性及び付着性をもたせることもできる。限定的に言うと、着用者の腿のまわり で衣料（１０）にギヤザーを入れるため脚部開口部（１８）の内側湾曲部のまわ りの股セクション（１６）の最も外側部分に補足的な脚部のゴム繊維入り布（５ ８）を通用することもできる。インサートが着用者の会陰部の輪郭により密にそ うようにするため、ライナー（３４）に股のゴム繊維入り布（６０）を通用する こともできる。

脚部のゴム繊維入り布く５８）はできれば、本書中にその開示全体が参照指示さ れ基礎とされている同時係属出願明細１第９４７．９４９号に記されているタイ プの通気性のあるエラストマ不織積層材を含んでいることが望ましい。この脚部 の弾性部材（５８）は着用者のまわりで脚部開口部（１８）にギヤザーを入れる ため伸縮可能な外側カバーと連動して機能し、接＠割による又は自生的或いは又 怒圧弐のボンディングによりそれに対し可変的テンシヨンで連用されうる０脚部 のヘム（図示されておらず）を、ウェストセクション（１３，１４）に加えて湾 曲した脚部開口部（１８）において代替的に形成させることもでき、その結果、 折り畳まれたヘムにおける外側カバーのエラストマ材料の厚みの増大によりテン ションが増加することになる。しかしながら、例えばミネソタ州ミふアポリスの Ｈ，Ｂ、Ｆｕｌｌｅｒ　Ｃｏｍｐａｎｙにより販売されている商標登録された押 出し加工のエラストマーフィルム材料Ｆ’ＵＬＬＡＳＴＣ＠でできた付加的な弾 性部材（図示されておらず）をウェストヘム（６６）及びいずれかの脚部゛ヘム （図示されておらず）内にとりこんで、弾性ギヤザーを提供することもできる。

ウェスト開口部はここまでウェストヘム（６６）及びその中にとり込まれたオプ ションのウェストゴム繊維入り布と結びつけて論述されてきたが、脚部ゴム繊維 入り布（５８）について説明されているタイプの不織エラストマ積層材料をウェ スト開口部に沿ってホーダーストリツブ（図示されておらず）として適用するこ ともできる。

第７図を見ればわかるように、バリヤ（３６）は、ライナー（３４）が吸収性の 芯（３８）の上部表面を横切って延びこれと接触している状態で、吸収性の芯（ ３Ｂ）（幻影で示されている）のサイド（７０）及び底部（６８）を密にとり囲 み、インサート（３２）に全体的に矩形のボート形状を与えている。バリヤ（３ ６）の底部（６８）には、例えばヒドロゲル材料などによる使用中の芯のふくれ に対応するため吸収性芯（３８）の底部に隣接した単数又は複数のゆるんだ局所 的部域が含まれていてもよい、吸収性芯（３８）のほぼまわりにあるライナー（ ３４）とバリヤ（３６）の間の周囲ボンド（４０）には、間欠的ポンド或いは又 （好ましくは）連続的自生ボンドが含まれうる０周囲ボンド（４０）は、芯（３ ８）の中間部分に沿って波状であって、その中により大きな柔軟性とスカラップ 状の縁部を与えていてもよい。

吸収性構造（３２）は、外側カバーが体を横切る方向に伸びている間ウェストと りつけゾーン（５２，５４）内で外側カバー（１２）に統合されていても有利で ある。できれば、前方（２８）及び後方（３０）パネルのフリースパンゾーン（ ５６）の縦方向長さは、少なくとも約２．５インチ又はサイドシーム（２７）の 縦方向長さであることが望ましい。

吸収性インサート構造（３２）を弾力的に伸縮可能な通気性のある外側カバー（ １２）内に統合し、当該使いすて吸収性下着を組立てる好ましい方法には、外側 カバーに対し相対する前方（１３）及び後方（１４）ウェストセクション、中央 膜セクシラン（１６）、股セクションとウェストセクションの間の前方（２８） 及び後方（３０）パネルを備えつける段階、外側カバーの内部表面上にインサー ）（３２）を重ね合せながらウェストセクションに平行で体を横切る方法（４１ ）に約２０％以上外側カバーを予じめ伸ばす段階、それから、選択されたウェス トとりつけゾーン（５２，５４）内でウェストセクションにインサートの縦方向 に相対する端部（６２゜６４）をボンディングし単数又は複数のフリースパンゾ ーン（５６）を規定して、このフリースパンゾーン（５６）の下にある外側カバ れている。本統合方法の一態様では、吸収性インサートの縦方向に相対する端部 （６２，６４）をとり込むウェストヘム（６６）を形成するようウェストセクシ ョン（１３，１４）の最も外側の縁部上に内側に折り畳み、ウェストとりつけゾ ーン（５２，５４）においてウェストヘム（６６）内でインサートの相対する端 部（６２゜６４）をボンディングする段階が含まれている。しかしながら上に開 示されているように、ウェスト開口部は、弾性のもたされたウェストヘムではな くむしろ通気性のあるエラストマー不織積層ボーダストリンブにより弾性が与え られていてもよい、最後に、サイドパネル（２７）は、超音波又は熱によるボン ド（４６）によってサイドシーム（４２）にて合わせて閉じられ結合させられる 。使用中、衣料（１０）は再利用可能な布製パンツと同じように体にすべり上げ られ、トイレを使うときには着用者が腰全体にわたってすべりおろすことができ る。この衣料が汚れると、サイドシーム（２７）は、ボンド（４６）をひきちぎ ることによって手で分離され、それから衣料（１０）を着用者からとり外すこと になる。

分離可能なサイドシーム（４２）締めつけシステムに必要とされる物理的特性に 関しては、自生ボンド（４６）は、ユーザー（例えばＩｌ）のサイドシーム（４ ２）ひきちぎり能力又は強さならびに外側カバー材料によって約６００グラムか ら約２５００グラムの剥離強度をシーム（４２）に与えるべきである。サイドシ ーム（４２）は１平方インチ約３７５０グラム以上のせん断強度をもっていなく てはならない０本発明は着用中、ウェストのたるみ又は腰の空隙やふくらみを最 小限におさえて衣料の寸法的無欠性を保持する。

第１図から第３図までは、外向き（第１図）、内向き（第２図）又は重なり合い （第３図）のいずれでもありうるサイドシームのさまざまな形態を示している。

サイドシーム（４２）は、第４及び５図で、内側向きのサイドシーム（第４図） 及び重なり合ったシーム（第５図）の場合について、手で分離された状態で示さ れている。

代替的には、サイドシーム（４２）にはサイドパネル（２７）内に送り穴（図示 されておらず）が含まれている可能性もある。

第８図から第１１図までは、赤ちゃんが着用した状態の本発明の使い捨てオムツ （１０）を示している。ここにおいて、この使い捨てオムツは、さまざまな視点 から見てきちんとしたこぎれいなフィフトと外観を存している。

第１１図は、一定の期間子供が着用した後点線（１８′及び１３′）で示されて いるようにもとの位置からオムツが動いた又はたるんだ最小限度により示された 、オムツの寸法的無欠性を表わしている。

ここで本発明の外側カバー（１２）に目を向けてみると、これはできれば、約２ ０パーセントから２００パーセントまでの伸縮率をもつ弾力的に伸びうるエラス トマ不織積層材料で作られていることが望ましい、ここで用いられている「伸縮 率」という語は、以下の関係式によりて定義づけることができる。

伸縮率−（（最終寸法−初期寸法）／　初期寸法）Ｘ１００％外側カバー（２０ ）も同様に弾力性があるため、外側カバーは延伸力が除去された時点で基本的に その初期寸法まで戻る。

このような弾力的伸縮性材料の１つは、本書内でその開示全体が参照指示され基 礎とされている、本発明の譲受人に対し譲渡された「ポリオレフィンを含む押出 し成形可能な化合物及びエラストマー製品へのその化成方法」という題の、Ｔｏ ｎｙ　Ｊ、　Ｗｊｓｎｅｓｋｉ及びＭｉｃｈａｅｌ　Ｔ、　Ｍｏｒｇａｎ名義の 米国特許出願明細１第７６０，６９８号に開示されている。この出願明細書は、 押出し加工の後固化して例えば繊維質不織エラストマウェブのようなエラストマ 製品を形成する、押出し加工可能なエラストマ化合物を提供している。押出し加 工可能なエラストマ化合物は、（１１少なくとも重量百分率で約１０パーセント のＡ−Ｂ−Ａ’ブロック共重合体〔ここでｒＡＪ及び「Ａ′」は各々ポリ　（ビ ニルアレン）のようなスチレン部分を含む熱可塑性の重合体末端ブロックであり ｒＢＪはエラストマーポリエチレン−ブチレン）中央ブロックである〕と（２１ Ａ　−Ｂ　−Ａ　’ブロック共重合体と混合され適切な高圧高温下におかれると Ａ−Ｂ−Ａ’ブロック共重合体と混合形状で押出し加工可能となるような、重量 百分率で０パ一セント以上約９０パーセント未満のポリオレフィン、の混合物で ある。Ａ−Ｂ−Ａ’ブロック共重合体は、押出し成形可能な化合物で作られた生 成物に対しエラストマー特性を与えるのに役立ち、混合物内のポリオレフィンの 存在は、整然としたすなわち純粋なＡ−Ｂ−Ａ’ブロック共重合体の粘度に比べ 化合物の粘度を減少させるのに役立ち、こうして化合物の押出し加工性を高める 。

できれば、ブロック共重合体の末端ブロックを含むｒＡＪ及び「Ａ′」熱可塑性 スチレン部分は、ポリスチレン及びポリ　（アルファーメチルスチレン）のよう なポリスチレン同族体を含むグループの中から選ばれることが望ましい。いくつ かの実施態様において、末端ブロックを含むｒＡＪ及び「Ａ′」熱可塑性スチレ ン部分は同一である。できれば、ポリオレフィンは、ポリエチレン、ポリプロピ レン、ポリブテン、エチレン共重合体、プロピレン共重合体、ブテン共重合体又 はこれらの物質のうちの２つ以上のものの混合物を含むグループの中から選ばれ た少なくとも１つの重合体を含むグループの中から選ばれることが望ましい。

この混合物は通常、重量百分率で少なくとも約２０パーセントがら約９５パーセ ントのブロック共重合体及び重量百分率で少なくとも約５パーセントから約８０ パーセントのポリオレフィンを含んでいる０例えば、この混合物は、重量百分率 で約３０パーセントから約９０パーセントのブロック共重合体と重量百分率で約 １０パーセントから約７０パーセントのポリオレフィンを含んでいてもよい。

できれば、混合物は、重量百分率で約５０パーセントから約９０パーセントのブ ロック共重合体と、重量百分率で約１０パーセントから約５０パーセントまでの ポリオレフィンを含んでいることが望ましい０例えば、混合物は、重要百分率で 約５０パーセントから約７０パーセントのブロック共重合体と重量百分率で約３ ０パーセントから約５０パーセントまでのポリオレフィンを含んでいることが望 ましい。１つの混合物は重量百分率で約６０パーセントのポリオレフィンを含ん でいる。

押出し加工可能な化合物は、適切なすなわち効果的な高温高圧条件の下で押出し 加工されるか又はその他の方法例えば射出成形などの加工方法により成形される 。これらの条件は、使用されるポリオレフィンに応じて異なる０例えば、押出し 加工可能な化合物は、ポリオレフィンとしてポリエチレンが混合物中で使用され る場合少なくとも約１２５℃、又混合物内でポリプロピレンが用いられる場合少 な（とも１７５℃の温度、例えば少なくとも約２９０℃から約３４５℃までさら に限定的にいうと少なくとも約３００℃から約３３５℃までの温度で、例えばエ ラストマ繊維のような繊維質不織エラストマーウェブとして収集しうるエラスト マー製品に押出し加工又はその他の方法で形づくられなくてはならない。

できれば混合物は、１平方インチあたり約３００ボンド以下例えば約２０ボンド から約２５０ポンドまでのゲージ圧といったグイチップ内の高圧の下で（例えば 各々直径０．０１４５インチ長さ０．１１３インチの押出し細管をダイチップ線 形１インチあたり３０本存するグイチップの押出し細管内）上述の温度範囲内で 押し出し加工可能であることが、望ましい、さらに特定的に言うと、混合物は上 述の温度範囲内で、１平方インチあたり約５０ボンドから約２５０ボンド例えば 約１２５ボンドから約２２５ボンドのゲージ圧にて押出し加工可能である。グイ １インチあたりの細管の数がさらに少ないその他のグイ設計ではより高い圧力を 使用できるが、一般的に言って生産率は低くなる。

重要なことに、押出し加工可能な化合物内のポリオレフィンの存在は、整然とし たすなわち純粋なブロック共重合体の粘度に比して押出し加工可能な化合物の粘 度を満足のいくレベルまで下げるため、押出し加工可能な化合物が満足のいく生 産量で押出し加工されうるということがわかった。この粘度の低下は、他のパラ メータが全て同じであるとすれば、ダイチンブ圧を正比例して低下させる。押出 し加工可能な化合物の粘度は一般に、上に規定されている高温高圧範囲の下で押 出し加工されたとき約５００ポアズ未満である。できれば、押出し加工可能な化 合物の粘度は、上述の高温高圧範囲内で押出し加工されたとき約３００ポワズ未 満であることが望ましい。

例えば、上述の高温高圧範囲内で押出し加工されたとき、押出し加工可能な化合 物の粘度は約１００ポアズから約２００ポワズでありうる。

ポリオレフィンはブロック共重合体の粘度に比べて混合物の粘度を低下させるた め、押出し加工可能な化合物は、１分間細管１本あたり少なくとも約０．０２グ ラムから約１．７グラム以上までの速度で、例えば直径約０．０１４５インチ長 さ約０．１１３インチの細管をダイチン１１インチあたり３０本存するグイチッ プを通して、上述の高温高圧範囲内で押出し加工することができる０例えば押出 し加工可能な化合物は、１分間細管１本あたり少なくとも約０．１グラムから約 １．２５グラムの速度で、直径約０．０１４５インチ長さ約０．１１３インチの 細管をもつ上述のダイチップを通して押出し加工されうる。

できれば、押出し加工可能な化合物は、１分間細管１本あたり少なくとも約０． ３グラムから約１．１グラムの速度で、直径約０．０１４５インチ長さ約０．１ １３インチの細管をもつ上述のグイチップを通して押出し加工されうろことが望 ましい。

押出し加工可能な化合物は、約１００ミクロン以下の平均直径のミクロファイバ ーをもちできれば１平方メートルあたり約３００グラム以下例えば１平方メート ルあたり約５グラムから約１００グラム以上の平均坪量をもつ繊維質不織エラス トマウェブに成形されうる。さらに限定的に言うとその平均坪量は１平方メート ルあたり約１０グラムから約７５グラムである０例えば、繊維質不織エラストマ ウェブは、適切なすなわち効果的な高温及び高圧条件の組合せにおいて押出し加 工可能な化合物を押出し加工することにより形成されうる。できれば、押出し加 工可能な化合物は、ポリオレフィンがポリエチレンの場合少なくとも約１２５℃ 以上、又ポリオレフィンがポリプロピレンである場合には少なくとも約１７５℃ 以上、例えば約２９０℃から約３４５℃、さらに限定的に言うと約３００℃から 約３３５℃までの温度で押出し加工されることが望ましい、できれば押出し加工 可能な化合物は、１平方インチあたり約３００ボンド以下例えば１平方インチあ たり約２０ボンドから約２５０ボンドのグイチップ内ゲージ圧（例えば、直径約 ０．０１４５インチ長さ０．１１３インチを各々有する押出し細管をダイテンプ １線形インチあたり３０本もつダイチップの押出し細管内）及び上述の温度範囲 内で押出し加工されることが望ましい、さらに特定的に言うと、押出し加工可能 な化合物は、１平方インチあたり約５０ポンドから約２５０ボンド例えば１平方 インチあたり約１２５ポンドから約２２５ボンドの上述のグイチップの細管内の ゲージ圧で押出し加工される。

エラストマ不織ウェブの形成においては、押出し加工可能な化合物は、小さな直 径の押出し細管を複数有するダイを通して、１分間細管１本あたり少なくとも０ ．０２７グラムから１．７グラム以上まで例えば１分間細管１本あたり少なくと も約０．１グラムから約１．２５グラムさらに特定的に言うと１分間細管１本あ たり少なくとも約０．３グラムから約１．１グラムまでの速度で、上述の高温高 圧条件の下で、溶融糸としてガス流の中に押し出され、このガス流が溶融糸を細 化させてガス中のミクロファイバー流を与え、これは次に収集機構上に沈積した 時点で繊維質不織エラストマーウェブに成形される。細化用ガス流は、少なくと も約１００℃から約４００℃例えば約２００℃から約３５０℃の温度で、少なく とも１平方インチあたり約０．５ポンドから約２０ボンド、例えば少なくとも１ 平方インチあたり約１ポンドから約１０ポンドまでのゲージ圧の下で、溶融糸に 通用される。糸軸化用ガス流は例えば窒素ガス流のような、不活性非酸化性のガ ス流であってもよい。いくつかの実施態様においては、糸軸化用ガス流の速度及 び温度は、繊維が直径約１０ミクロンから６０ミクロン例えば少なくとも約１０ ミクロンから４０ミクロンのほぼ連続した繊維として収集されるように、調整さ れる。このようにして形成された繊維質不織エラストマウェブは、重量百分率で 少なくとも約１０パーセントのブロック共重合体と重量百分率で０パ一セント以 上約９０パーセント未満のポリオレフィンで構成されたエラストマ繊維を含むこ とになる。繊維は通常重量百分率で少なくとも約２０パーセントから約９５パー セントのブロック共重合体と重量百分率で少なくとも約５パーセントから約８０ パーセントのポリオレフィンで構成されている０例えば、繊維は、重量百分率で 少なくとも約３０パーセントから約９０パーセントのブロック共重合体と重量百 分率で少なくとも約１０パーセントから約７０パーセントのポリオレフィンで構 成されていてもよい。できれば、繊維は、重量百分率で少なくとも約５０パーセ ントから約９０パーセントのブロック共重合体及び重量百分率で少なくとも約１ ０パーセントから約５０パーセントのポリオレフィンで構成されていることが望 ましい。例えば、繊維は重量百分率で少なくとも約５０パーセントから約７０パ ーセントのブロック共重合体及び重量百分率で少なくとも約３０パーセントから 約５０パーセントのポリオレフィンで構成されていてもよい。

このような弾力的伸縮性のあるもう１つの材料は、本書にその開示が参考として 内含され基礎とされている本出願の譲受人に対し譲渡された「複合エラストマ材 料とその製造方法」という題のＪａｃｋ　Ｄ、　Ｔａｙｌｏｒ及びＭｉｃｈａｅ ｌ　Ｊ、　Ｖａｎｄｅｒ　ｌ＋１ｉｅｌｅｎ　名義の米国特許出願明細１第７６ ０．４３７号中に開示されている。この出願明細書は、少な（とも１つの弾性ウ ェブに付着させられた少なくとも１つのギャザリング可能なウェブを含む複合弾 性材料を生成する方法を提供している。この方法は、（ａ）伸長させるために弾 性ウェブ（これには例えばメルトブローエラストマ繊維などのエラストマ繊維の 不織ウェブといった繊維質ウェブが含まれる）にテンシランを加える工程：伽） 少なくとも弾性ウェブの一部分を柔かくするような条件の下で少なくとも１つの ギャザリング可能なウェブに延伸された弾性ウェブをボンディングし、ボンディ ングされた複合ウェブを形成する工程；及び（Ｃ）ボンディング段階の直後に複 合ウェブを弛緩させこうしてギャザリング可能なウェブが集められて（ギャザリ ング）複合弾性材料を形成する工程を含んでいる。繊維質弾性ウェブは又、ボン ディング中央なくとも約２５パーセントの伸びできれば約２５パーセントから５ ００パ一セント以上まで例えば約２５パーセントから５５０パーセントまでの伸 びで伸びた状態に維持されうる。この方法には又、弾性のギャザリング可能なウ ェブを重ねて置き重ね合わされたウェブに熱及び圧力を加える例えば弾性ウェブ のボンディング部位を少なくとも約６５℃から約１２０℃までできれば少なくと も約７０℃から約９０℃までの温度まで加熱することによって、延伸された弾性 ウェブにギャザリング可能なウェブをボンディングする工程も含まれている。

この出願明細書は又、複合材料の伸び・弛緩の時点で弾性ウェブと共に伸び縮み しうる少なくとも１つのギャザリング可能なウェブにボンディングされた弾性ウ ェブを含み、上述の方法によって作られた弾性複合材料をも提供している。さら に又、反復するパターンにて複数の間隔のとられた場所においてギャザリング可 能なウェブにボンディングさせられている弾性ウェブも提供されている。なおこ こでギャザリング可能なウェブはボンディングされた場所の間でギャザリングさ れる。弾性ウェブには、例えばメルトブローされたエラストマＰＸ維のエラスト マ不織ウェブ又はエラストマフィルムなどのエラストマ繊維できればエラストマ ミクロファイバーが含まれていてよい。

弾性台材料には、以下のもののうちの単数或いは複数の組合せが含まれていてよ い：エラストマ繊維できればメルトブローされたエラストマ繊維は、（ｉ）Ａ− Ｂ−Ａ’ブロック〔なおここでｒＡＪ及び「Ａ′」は同じ又は異なる末端ブロッ クであり各々がポリスチレン又はポリスチレン同族体などのスチレン部分を含む 熱可塑性重合体の末端ブロック又はセグメントであり、ｒＢＪは例えばポリエ（ チレンーブチレン）、ポリイソプレン及びポリブタジェンを含む（なおポリ　（ エチレン−ブチレン）が好ましい）グループの中から選ばれた中央ブロックのよ うなエラストマ重合体中央ブロック又はセグメントである〕及び（ｉｉ）ｒＢＪ をポリ　（エチレンーフ゛チレン）中央ブロックとする（ｉ）のＡ−Ｂ−Ａ　’ ブロック共重合体と単数又は複数のポリオレフィンの混合物を含むグループの中 から選択された材料で形成されうる；「Ａ」及び「Ａ′」の末端ブロックはポリ スチレン及びポリ　（アルファメチルスチレン）などのようなポリスチレン同族 体から成るグループの中から選択されてよく、又ここにおいてエラストマ繊維は 、Ｂがポリ　（エチレン−ブチレン）中央ブロックであるＡ−Ｂ−Ａ’ブロフク 共重合体と単数又は複数のポリオレフィンの混合物で形成され、ポリオレフィン は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン共重合体、プロピレ ン共重合体及びブテン共重合体のうちの１つ又は複数の中から選ばれている；例 えばメルトブローされたミクロファイバーのようなエラストマ不織ウェブを形成 するエラストマフィルム及びエラストマ繊維は、例えば少なくとも２０パーセン トさらに特定的に言うと少なくとも３０パーセント、例えば約１０パーセントか ら９０パーセント（重量百分率）の前述のＡ−Ｂ−Ａ’ブロック共重合体と、重 量百分率でＯパーセント以上例えば約９０パーセントから約１０パーセントのポ リオレフィンで構成されている；例えば繊維質弾性ウェブといった弾性ウェブは 繰返しのパターンにて間隔のとられた複数の場所においてギャザリング可能なウ ェブにボンディングされている；弾性ウェブはできれば１平方メートルあたり約 ５から約３００好ましくは約５から約２００グラム例えば約５から１００グラム の低い坪量を有しているが、この坪量ははるかに高いものであってもよい；ギャ ザリング可能なウェブはできれば例えばポリ　（エチレンテレフタレート）繊維 のようなポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ナイロン繊維のようなポリア ミド繊維、コツトン繊維のようなセルロース繊維及びその混合物を含むグループ から選択された材料から作られた繊維から成る不織非弾性材料であるや代替的に は、ギャザリング可能なウェブはいかなる適当な織地であってもよい。

特定の実施態様においては、使用されるＡ−Ｂ−Ａ’重合体の構成は、ｒＡＪの 分子量と「Ａ′」の分子量の合計がＡ−Ｂ−Ａ’ブロック共重合体の分子量の約 １４パーセントから３１パーセントである〔「Ｂ」がポリ（エチレン−ブチレン ）の場合には約１４パーセントから２９パーセント〕ようなものである。

このような弾力的に伸縮可能なさらにもう１つの材料は、本書中に参考としてそ の開示が内含されている本発明の謹受入に対して譲渡された「複合不織弾性ウェ ブ」という題のＭｉｃｈａｅｌ　Ｊ、　！’Ｉｏｒｍａｎ名義の米国特許出願明 細書第７６０．４４９号に開示されている。この出願明細書は、繊維質で不織の ギャザリングされたウェブに対し結合された不織弾性ウェブから成る複合不織弾 性ウェブの製造方法をその目的とするものである。特に、ここで開示されている プロセスは、その弛緩した伸ばされていない状態で、かつ繊維質不織ギャザリン グ済ウェブをギャザリングするべく伸ばされたバイアスされた長さから弛緩しバ イアスされていない伸ばされていない長さまで不織弾性ウェブが弛緩された状態 で、不織弾性ウェブに結合させられているギャザリングされた不織繊維質ウェブ から成る複合不織弾性ウェブを製造する。ここで開示されているプロセスの重要 な特徴の１つとして、不織弾性ウェブが伸張され、バイヤスされ伸長された状態 に維持される一方で、繊維質不織ギャザリング可能ウェブが非不織弾性ウェブの 表面に直接形成される、という点がある。不織弾性ウェブは、例えば不織弾性ウ ェブを形成するためメルトブロ一方法又はその他のいかなる方法によっても形成 されうる９例えば、不織弾性ウェブは、メルトブローされた繊維質不織弾性ウェ ブに反して、弾性フィルムのアパーチュア人りウェブであることができる。形成 された不織弾性ウェブは、通常の弛緩した、伸張されずバイヤスされない長さを 有する。その後この不織弾性ウェブは、伸張されバイヤスされた長さまで伸張さ れることによって伸長させられる。このプロセスの次の段階では、繊維質不織ギ ャザリング可能ウェブが例えばメルトブロー又はスパンボンディングその他の、 不織弾性ウェブがその伸張、バイヤス、伸長された長さに維持されている一方で 不織弾性ウェブの表面上に直接繊維質不織ギャザリング可能ウェブを形成するた めのいずれかの方法を用いて、形成されうる。繊維質不織ギャザリング可能ウェ ブの形成中、不織弾性ウェブは、少なくとも約１２５パーセントすなわち不織弾 性ウェブの弛緩してバイアスされていない長さの少なくとも１×の伸張された長 さに保持される０例えば、伸張されバイアスされた不織弾性ウェブの長さは、不 織弾性ウェブの弛緩されバイアスされた長さの少なくとも約１２５パーセントか ら不織弾性ウェブの弛緩したバイアスされない長さの約７００パーセント以上ま での範囲内に保持されうる。繊維質不織ギャザリング可能ウェブは、不織弾性ウ ェブがその伸長、伸張、バイヤスされた長さに保持されている間に、この不織弾 性ウェブに結合される。この結果、繊維質不織ギャザリング可能ウェブに結合さ れている不織弾性ウェブを含む複合不織弾性ウェブが形成されることになる。繊 維質不織ギャザリング可能ウェブは、不織弾性ウェブがその伸張、バイアスされ た長さに維持されている一方でこの不織弾性ウェブの表面に直接形成されるため 、不織弾性ウェブは、プロセス中のこの段階において、伸長、伸張及びバイアス され、繊維質不織ギャザリング可能ウェブは、ギャザリングはされていないもの の可能である状態にある。１つのＢ様において、不織弾性ウェブに対する繊維質 不織ギャザリング可能ウェブの結合は、２つのウェブを互いに融合させるための ヒートボンディングにより達成される。

ヒートボンディングは、２つのウェブのうち少なくとも１方を形成するのに用い られる材料の少なくとも１つを形成するために使用された材料のうち少なくとも １つの溶融温度より約５０℃下の温度から、２つのウェブのうち少なくとも一方 を形成するために用いられる材料のうち少なくとも１つの溶融温度程度までの温 度範囲内で行なうことができる。高い生産量では、ヒートボンディングは、ウェ ブを形成するのに用いられる材料のうちの１つ又は複数のものの溶融温度より上 で行なわれることができる。ヒートボンディングは又、適切な従来の加圧条件下 で行なうことができる。望ましい場合には、ヒートポンディング段階の代りに従 来の超音波ポンディング技法を用いることもできる。

当該出願明細書は又、伸張された不織弾性ウェブに対する繊維質不織ギャザリン グ可能ウェブの結合が、弾性ウェブの表面上での繊維質ギヤザー可能ウェブの形 成中の不織弾性ウェブと繊維質不織ギャザリング可能ウェブのからみ合いによっ てのみ達成されているようなもう１つの実施態様も開示している。不織弾性ウェ ブが例えばメルトブローによって形成された繊維質不織弾性ウェブである場合、 繊維質不織弾性ウェブと繊維質不織ギャザリング可能ウェブの個々の繊維のから み合いは、繊維質弾性ウェブの個々の繊維と繊維質ギャザリング可能ウェブの個 々の繊維のからみ合いによって達成される。不織弾性ウェブがアパーチャ入りフ ィルムである場合、フィルムと繊維質不織ウェブの結合は、そのフィルムのアパ ーチャ内の繊維質ギャザリング可能ウェブの個々の繊維のからみ合いにより達成 される。２つのウェブの互いに対する結合は、粘着性の弾性材料から不織弾性ウ ェブを形成することにより達成することもできる。このプロセスは以下に論述さ れている。さらに、２つのウェブの互いが形成された後２つのウェブに圧力を加 えることによってさらに強められうる。２つのウェブの結合におけるそれ以上の 改善は、その上への繊維質不織ギャザリング可能ウェブの形成に先立つて不織弾 性ウェブの上部表面に接着材料を適用することにより得られる。

２つのウェブの互いに対する結合が達成され複合弾性ウェブが形成された後、複 合不織弾性ウェブからバイアス応力が除去され、複合弾性ウェブはその通常の弛 緩しバイアスされていない長さまで弛緩できることになる。繊維質不織ギャザリ ング可能ウェブは、不織弾性ウェブが伸張されている間に不織弾性ウェブに結合 させられるため、複合不織弾性ウェブの弛緩の結果としてギャザリング可能ウェ ブは収縮する不織弾性ウェブと共にもち運ばれこうしてギャザリングされること になる。繊維質不織ギャザリング可能ウェブのギャザリングが複合不織弾性ウェ ブ上のバイアス応力の低減により発生した後、複合不織弾性ウェブはロール状に 巻きとられ保存、発送されるか又は発明により教示されている使いすて衣料のよ うな製品の製造のための製造プロセスへと送られる。

上述のように、米国特許出願明細書第７６０．４４９号に開示されているプロセ スは、例えばＡ−Ｂ−Ａ’ブロック共重合体又はかがるＡ−Ｂ−Ａ’ブロック共 重合体とポリ　（アルファーメチルスチレン）の混合物のような粘着性材料のミ クロファイバーをメルトブローすることにより形成されうる粘着性繊維質不織弾 性ウェブの使用により強化することができる（なおここで、ｒＡＪ及び「Ａ′」 は各々熱可塑性のポリスチレン又はポリスチレン同族体の末端ブロックでありｒ ＢＪは弾性ポリイソプレン中央ブロックである）、いくつがの実施態様において は、ｒＡＪは「Ａ′」と同じ熱可塑性ポリスチレン又はポリスチレン同族体末端 ブロックであってよい０次に粘着性繊維質不織末端ウェブは、伸長、伸張された 長さにまで伸張されることにより伸長させられ、ｍ！Ｉ質不織ギャザリング可能 ウェブは例えば、繊維質不織弾性ウェブをその伸張された長さに維持しながら粘 着性の繊維質不織弾性ウェブの表面上に直接繊維質不織ギャザリング可能ウェブ をスパンボンディングするか又はメルトブローすることにより、形成される。繊 維質不織弾性ウェブは粘着性であるということの結果として、繊維質不織ギャザ リング可能ウェブは粘着性不織弾性ウェブの表面上に同時に形成され接着結合さ れることになる。その結果、２つのウェブの互いに対する結合が繊維質不織弾性 ウェブの表面上への繊維質不織ギャザリング可能ウェブの形成の間に起こる接着 結合により達成されている状態で、粘着性繊維質不織弾性ウェブに接着結合され たギャザリングされていない繊維質ギャザリング可能ウェブをもつ複合不織弾性 ウェブの形成が得られることになる。２つのウェブの互いに対する接着結合は、 複合ウェブが形成された後ただし繊維賞粘着性不礒弾性ウェブが弛緩できるよう になる前に、加熱されていないものでありうるローラーの間のニンプ（間隙）を 通して複合不織弾性ウェブを通過させることにより複合不織弾性ウェブに圧力を 加えた時点で、増加されうる。接着結合は、その上でのギャザリング可能なウェ ブの形成に先立ち粘着性不織弾性ウェブの表面に接着材料を塗布することにより さらに高められうる。このとき複合不織弾性ウェブは、その通常の弛緩したバイ アスされていない長さまで弛緩することができるようになる。

繊維質不織ギャザリング可能ウェブは、粘着性繊維質不織弾性ウェブが伸張状態 にある間にこの粘着性繊維質不織弾性ウェブに結合されるため、複合不織弾性ウ ェブひいては粘着性繊維質不織弾性ウェブの弛緩の結果としてギャザリング可能 ウェブは収縮する繊維質不織弾性ウェブと共に持ち運ばれこうしてギャザリング される。繊維質不織ギャザリング可能ウェブのギャザリングが起こった後、複合 不織弾性ウェブは保存のためロール状に巻き上げられるか又は本発明により教示 されている使い捨て衣料のような製品の製造のため製造プロセスに適用される。

米国特許出願明細書第７６０４４９号は又、ギャザリングされたギャザリング可 能繊維質不織ウェブに結合されている不織弾性ウェブから成り、上述のプロセス の実施態様のいずれかにより形成された複合不織弾性ウェブをも開示している。

特に、この複合不織弾性ウェブは、その弛緩し伸張していない状態において、不 織弾性ウェブが伸長、伸張、バイヤスされた長さから弛緩してバイヤス・伸張さ れていない長さまで弛緩した結果としてギャザリングされた繊維質不織ギャザリ ング済ウェブに結合させられる不織弾性ウェブで構成されている。繊維質不織弾 性ウェブの形成に用いられるためのエラストマ材料の例としては、ポリエステル エラストマ材料、ポリウレタンエラストマ材料及びポリアミドエラストマ材料な どがある。繊維質不織弾性ウェブの形成に使用されるその他のエラストマ材料と しては、（ａｌＡ−Ｂ−Ａ’ブロック共重合体〔なお、ｒＡＪ及び「Ａ′」は各 々スチレン部分を含む熱可塑性重合体末端ブロックでありｒＡＪはポリ（ビニル アレン）のような「Ａ′」と同じ熱可塑性重合体末端ブロックであり、ｒＢＪは 共役ジエン又は低位アルケンなどのようなエラストマ重合体中央ブロックである 〕又は〜ＩＡ−Ｂ−Ａ’ブロック共重合体と単数又は複数のポリオレフィン又は ポリ　（アルファーメチルスチレン）の混合物【なおここでｒＡＪ及び「Ａ′」 は各々スチレン部分を含む熱可塑性重合体末端ブロックであり、ｒＡＪはポリ（ ビニルアレン）といった「Ａ′」と同じ熱可塑性重合体末端ブロックであっても よ（、ｒＢＪは共役ジエン又は低位アルケンといったエラストマ重合体中央ブロ ックである）がある、「Ａ」及び「Ａ′」末端ブロックは、ポリスチレン及びポ リスチレン同族体を含むグループから選択することができ、ｒＢＪ中央中央ブラ ンクポリイソプレン、ポリブタジェン又はポリ　（エチレン−ブチレン）を含む グループから選択されうる。「Ａ」及び「Ａ′」がポリスチレン又はポリスチレ ン同族体を含むグループから選択されｒＢＪがポリ　（エチレン−ブチレン）で ある場合、これらのブロック共重合体と混合されうる材料は、エチレン共重合体 、プロピレン、ブテン、その他の低位アルケン又はこれらの物質のうちの１つ又 は複数を含む重合体である。「Ａ」及び「Ａ′」がポリスチレン又はポリスチレ ン同族体を含むグループの中から選定されｒＢＪがポリイソプレン中央ブロック である場合、このタイプのブロック共重合体と混合するための材料はポリ　（ア ルファーメチルスチレン）である。

米国特許出願明細書第７６０４９９号において使用され本書中でも熟慮されてい るとおり、「不織ウェブ」又は「不織層」という語には、識別可能な反復的やり 方で織り合わされた個々の繊維の構造を作り出すための織布プロセスを使用せず に形成されたあらゆる材料のウェブが含まれている。不織ウェブの特定的なただ し制限的な意味のない例としては、メルトブローされた不織ウェブ、スパンボン デンド不織ウェブ、アパーチャ入りフィルム、微孔性ウェブ、エラストマ網状結 合樹脂、又はステーブルファイバのカンディングされたウェブがある。

外側カバー（１２）に通した材料を作るだめの方法の説明ならびに外側カバー（ １２）に通した材料の説明は一例にすぎず制限的な意味を全くもつものでないと いうことは明確に理解しておくべきである。

体側のライナ（３４）は、ポリプロピレン、ポリエステル及びそれに類するもの の、空気撚りの、ボンディング、カーディングされたウェブ、粉末ボンディング 、カーディングされたウェブ、又はパターンボンディング、スパンポンディング されたウェブであってよい。

繊維質材料、発泡材、粒状物質を含むさまざまな材料が吸収性芯（３８）として 使用すべく考慮されている。一般に使いすてオムツに使用するための最も経済的 な液体吸収性材料は吸収性繊維であった。最も一般的に用いられる吸収性繊維は 、当該技術分野において「バルブ毛羽」又は単に「毛羽」として知られている粉 砕されたウッドバルブのようなセルロース繊維である。

粉砕されたウッドバルブ（毛羽）が吸収性繊維として好まれるがコツトンリンク のようなその他のセルロース繊維も使用できる。好まれる毛羽は、Ｉｎｔｅｒｎ ａｔｉｏｎａｌ　Ｐａｐｅｒ　Ｃｏｍｐａｎｙから購入できるような漂白された 南部松のクラフトウッドバルブ（すなわち、当該技術において一般に知られてい る硫酸塩プロセスに従って作られたもの）である。その他の軟材毛羽は、ＣＲ− ５４１７）ようにＫｉｍｂｅｒｌｙ−Ｃ１ａｒ′ＫＣｏｒｐｏｒａｔｉｏｎから 購入できる。又さまざまな硬材毛羽を軟材毛羽と混ぜて吸収性複合材を作ること もできる。できれば粒状の水膨潤性のヒドロゲル材料を吸収性複合材内で数多く のさまざまな構成で用い、複合材（３８）のかさだか性を減少し容量を高めるこ とができる。

本発明の範囲から逸脱することなくすでに定められているものと合わせてさまざ まな要素を提供することも可能であり、本書の記述はいかなる形であれ制限的な 意味をもつものでないということも理解しておかれたい。

ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、５ 凸 ＦＩＧ、　８　ＦＩＧ、　９ ＦＩＧ、ＩＯＦＩＧ、ＩＩ 手続補正書（方式）１．９，１１ １、事件の表示　ＰＣＴ／ＵＳ　８８／　Ｏ１０７３２、発明の名称　伸縮可能 な使い捨て吸収性下着３、補正をする者 事件との関係　出願人 名称キンバリー　クラーク　コーポレーション５、補正命令の日付　平成１年８ 月２２日国際調査報告 １”ｌ轡１１＃＃ｌ＾ｍｏｂ＜ｍ−一、Ｐ：Ｔ、”；５　εミｊｏｂ０τ３−ニ ー国際調査報告 υＳεε〇二０７３ ＳＡ２二ε３Ｓ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．以下のものを含む、解剖学的に体形に合う、一般に自己調整式３次元使い捨 て吸収性下着： −弾性不織ウエブが単数又は複数のギャザリング可能な不織ウエブに合わされ、 ウエスト開口部、脚関口部、中央股セクション、この股セクションで分離された 前後パネル及び前記脚開口部とウエスト開口部及び前記前パネルと後ろパネルの 間にそれぞれ延びこれらを相互接続している１対のサイドパネルを構成している 、通気性のあるエラストマー不織製外側カバー；−液体浸透性ある体側のライナ ー、液体不浸透性のバリヤ及びその間に置かれた吸収性の複合材を含む、前記前 後パネル及び前記股セクションの上にほぼ積重なることのできる吸収性のインサ ート構造； −前記吸収性構造を前記外側エラストマーカバーにとりつけ一体化させそれと同 時にほぼ制約の無いその機能的伸縮可能性を与えるためのとり付け手段；そして −そのシームを開き分離し当該衣料を汚れた時点で着用者からとり外すための手 でひきちぎることのできる応力解放手段を含む、前記サイドパネルの各々の前記 脚部及びウエスト開口部の間に延びこれらを相互接続している再度締めつけるこ とのできないサイドシーム。
2. （２）前記、インサートにはそれぞれ前記前後ウエストセクションの選定された 前後ウエスト取付けゾーン内にとり付けられた相対する縦方向端部が含まれ、こ のインサートの下にある単数又は複数のフリースパンゾーンを構成していること 、そしてかかるフリースパンゾーン内において前記外側カバーの機能的伸縮可能 性はほぼ無制約であることを特徴とする、請求の範囲１に記載の下着。
3. （３）前記、外側カバーには外側を向いた表面と体側を向いた表面が含まれてい ること及び前記サイドシームには前記前後パネルの内側に突出したサイド周縁部 の対が含まれていること、そして前記応力解放手段には前記サイド縁部対の各々 をつなぎ合わせる少なくとも１つの応力解放ボンドが含まれていることを特徴と する、請求の範囲第２項に記載の下着。
4. （４）前記、外側カバーには外側を向いた表面と体側を向いた表面が含まれてい ること及び前記サイドシームには前記前後パネルの外側に突出したサイド周縁部 の対が含まれていること、そして前記応力解放手段には前記サイドシームの各々 をつなぎ合わせる少なくとも１つの応力解放ボンドが含まれていることを特徴と する、請求の範囲第２項に記載の下着。
5. （５）前記、外側カバーは外側を向いた表面と体側を向いた表面が含まれている こと及び前記サイドシームには前記前後パネルの重なり合ったサイド周縁部の対 が含まれていること、そして応力解放手段には前記サイドシームの各々をつなぎ 合わせる少なくとも１つの応力解放ボンドが含まれていることを特徴とする、請 求項２に記載の下着。
6. （６）前記、応力解放ボンドが複数含まれていることを特徴とする請求の範囲第 ３，４又は５項に記載の下着。
7. （７）前記、応力解放ボンドは熱又は超音波により生成される自生ボンドを含ん でいることを特徴とする、請求項６に記載の下着。
8. （８）前記、インサートは前記サイドパネル上に重ねられておらず前記サイドシ ームは縦方向に延びる一連の送り穴により構成されていることを特徴とする、請 求の範囲第２項に記載の下着。
9. （９）前記、インサートは前記外側カバーが伸びた状態にある間にこのカバーに とりつけられることを特徴とする、請求の範囲第６項に記載の下着。
10. （１０）前記、応力解放手段には約６００〜２５００グラムの剥離強度をもつ自 生ボンドが含まれていることを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の下着。
11. （１１）前記、応力解放手段には１平方インチあたり約３７５０グラム以上のせ ん断強度があることを特徴とする、請求の範囲第１０項に記載の下着。