JPH01502158A - ジペプチドの酸素的製造方法 - Google Patents
ジペプチドの酸素的製造方法Info
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- JPH01502158A JPH01502158A JP63501981A JP50198188A JPH01502158A JP H01502158 A JPH01502158 A JP H01502158A JP 63501981 A JP63501981 A JP 63501981A JP 50198188 A JP50198188 A JP 50198188A JP H01502158 A JPH01502158 A JP H01502158A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ジペプチドの酵素的製造方法
本発明は、ジペプチドおよびジペプチド誘導体ならびに請求の範囲第1項の導入
部分に述べた種類の化合物の酵素的製造方法に関する。
最近、D−フンフイギュレーションのアミノ酸残基を含有していてもよいジペプ
チドおよびジペプチド誘導体に対する興味が、その薬理学的効果、たとえば抗生
物質としての可能性から、高まりつつある。また、ヒトおよび家畜の人工栄養、
甘味剤、さらには除草剤のような農薬の分野においても、ジペプチドに大きな興
味がもたれてきた。
このようなジペプチドH−A−B−Yは、公知の化学的カップリング反応によっ
て製造できるが、これらの方法はすべて、一般に関連アミノ酸、Ar3よびBの
それぞれアミノ基およびカルボン酸基を、またさらに側鎖が官能基を有するなら
ば多くの場合、側鎖も保護する必要があるという特徴をもっている。しかも、使
用する試薬および条件のため、化学的カップリング工程の間に副反応が起こると
いう固有の危険がある。主な副反応はとくにA成分のラセミ化である。化学的カ
ップリング工程を、緩和な条件下に進行する酵素的カップリングr程で置き換え
ることにより、このようなpj反応およびラセミ化が回避でき、立体化学的に純
粋な生成物が得られる。
アミノおよびカルボキシル保IMの存在は、化学的カップリングでもエンドプロ
テアーゼを用いた酵素的カップリングでも同様に必須であり、また従来の知謀で
ジペプチドの酵素的エキソプロテアーゼ触媒による形成でも基質の7ミノ官能基
には必要とされている。これは、上述の方法の工業的規模における経済性に著し
く影響するいくつかの望ましくない特徴を付加し、とくにジペプチドの合成の場
合とくに顕著である。
不利益はこれらの基の導入と除去に関連し、また操作工程でのこれらの基の存在
は全過程の経費および所要時間を増大させ、総酸率に影響する。
共通して用いられるアミノ保護基の代表例としては、カルボベンゾキシ(Z−)
および三級ブトキシカルボニル(BOC−)型の基があり、これらの分を量はア
ミノ酸残基のそれにほぼ匹敵する。まず、保ILiは、別個の反応工程において
、適切な高価な試薬により出発原料に導入し、ついで分離工程に付さねばならな
い。現在のところ、これらの疎水性の基はその中間体および反応生成物の溶解度
に著しい影響を与える場合が多く、その処理に必要な溶媒の性質および場の両者
、ならびに精製および脱保護の難易に影響する。脱保護にも別個の工程を行うこ
とになり、ついでm製工程が必要になる。
この目的には、一連の反応を利用できるが、それ自体工業的には問題のある接触
水素添加を除いて、これらの方法は激しい、多くの場合、強酸性または強塩基性
条件下に行われ、一連の副反応が起こることが多く、不純な生成物を生じ、面倒
なm製が必要になる。
この比較的長い一連の合成工程の最終工程はかなり包括的な脱保護となり、所望
のペプチドが祷られるが、はとんど回避できない二次反応により、所望の高純度
の生成物を得るにはかなり面倒な精製操作を必要とすることが多い。
ジペプチドの製造におけるアミノ末端保護を回避する試みは、EP−AI−07
4095号およびE P−A 2−102529号に記載されたアスパルテーム
の生成の場合の発酵工程のように微生物発酵の方向で検討されてきた。この方法
は基本的に合成的アブ0−チとは異なり、それぞれのペプチドごとに特異的な生
物に依存するもので、一般的に応用できるものではない。しかも、収率は低いこ
とが多く、発酵培地からの回収も繁雑である。
したがって、アミノおよびカルボキシ末端上の保11を回避できることが、全過
程の経済性という点で有利なことは自明である。本発明の目的は、これを、セリ
ン6よびチオールカルボキシペプチダーゼ触媒によって仲介されるジペプチド合
成において可能にすることにある。
ある場合には、側鎖保護基は有しても末端保aはないジペプチドを製造できるこ
とは興味深く、本発明の方法によれば、側鎖は保護されているが、アミンないし
カルボキシは保護されていない出発原料に出発することが以下に示すように可能
になる。この場合、同時に、緩和な反応条件と全過程の経済性という利点が達成
される。所望により、側鎖保護基は化学的または酵素的手段で切断できる。
側鎖非保17ミノM誘導体と、C*端は保護されていなくてもよいB成分(求核
性)の使用を可能にする酵素触媒カップリング反応は知られている[たとえばD
K特許(出願第5202/80号および相当するEP特許出願第17485号(
EP−81−17485号)参照]。
EP−t31−17485号には、一般式%式%
(式中、A1はN末端保護アミノ酸残基、またはC末端L−アミノ酸残基を有し
N末端が保護されていてもペプチド残N″r−あり、B はL−アミノ酸残基で
あり、Z1は01(またはC末端保護基である)で示されるペプチドを、i*酸
成分アミン成分との酵素の存在下に反応させ、ついで所望により任意の末端保f
f3jを切断して、式%式%
で示されるペプチドに導くことによって1iT1する方法において、アミノ酸エ
ステル、ペプチドエステル、デブシベブチドまたはNがg換されていてもよいア
ミノ酸アミド、またはN末端が保護されていてもよい式%式%
(式中、A は先に定義したとおりであり、R1はアルキル、アリール、ヘテロ
アリール、アラールキルまたはアミノ酸残基のα−デスアミノフラグメントであ
り、RおよびR2′はそれぞれ水素、アルキル、アリール、ヘテロアリールまた
はアラールキルであり、xlはし−7ミノiI列基である)で示されるペプチド
から選ばれる基質成分を、式
%式%
(式中、B は先に定義したとおりであり、R3およびR3′はそれぞれ水素、
ヒドロキシ、アミノ、アルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアラールキル
であり、R4は水素、アルキル、アリール、ヘテロアリールまたはアラールキル
である)で示されるNが置操されていてもよいし一アミノ酸アミド、し−アミノ
酸またはL−アミノ酸エステルと、酵母もしくは動物、植物または他の微生物起
原の酵素、L−特異性セリンまたはチオールカルボキシペプチダーゼの存在下、
pH5〜10.5の水性溶液または分散液中、好ましくは2o〜50℃で反応さ
せることを特徴とする方法が記載されている。好ましい酵素は酵母からのカルボ
キシペプチダーゼYであり、以下CPD−Yと呼ぶ(この記号の意味の混乱を避
けるために付言するが、上述の記号の意味はEP−8−17485号に用いられ
た意味と同じではない)。
したがって、ジペプチドをEP−3−17485号の方法によって製造する場合
、基質成分は必ずN末端保護747888体でなければならないし、lIr1t
アミノ酸は必ずL−アミノ酸でなければならない。
さらに一般的には、基質成分におけるN末端アミノ基保護の必要性は、ペプチド
残基の鎖長が長くなるに従い低下し、3個のアミノ酸からなるペプチド残基では
、その種類および配列によっては保護の必要がなくなるといわれている。
これは、Breddamらにより、“Influence of thesub
strate 5tructure on carboxypeptidase
YCatalyZed pcpttde bond formation”
、Carlsbera Res。
Co55un、、第45 巻、 361 〜367 頁 (1980年 12月
30日)に例示されていて、Ac−Al a−Aj a −Aja−OMeおよ
びH−Al a−Aj a−At a−OMeが)I−LeuNH2とCPD−
Yの存在下にカップリングされ、それぞれAc−Al a−Al a−Al a
−LeiUNH2およびH−Aja−Ala−Aja−t−euNH2が90%
および80%の収率で得られている。
BreddaIらは、CPD−Y触媒ペプチド合成におけるカップリングの収率
に対するアミノ酸のコンフィギユレーションの重要性も検討し、次表のような結
果を得ている0表中、AjaはL−アラニンを、alaはD−75二ンを示して
いる。
暴 賀 生 成 物 収率
1−1−Aja−Aja−Aja−OMe H−Aja−Aja−AJa−Le
uNH280H−Aja−aja−Aja−OMe H−Aja−aja−Aj
a−LeuNH240H−Aja−Aja−aja−OMe H−Aja−Aj
a−aja−LeuNH20条件二基質25g+H,O,IHKCj、1■HE
DTA。
pH9,5、CPD−Yl 2μm、0.28 LeuNH2、反応は20分後
に停止させた。
表から明らかなように、C末端がH−Ala−Ala−ala−OMeのように
D型であるとエステルが反応しないため、ペプチド合成が起こらない、H−Aj
a−の隣にあると、反応は起こるがカップリングの収率は純粋なし一フンフイギ
ュレーションのH−Ala−Aja−Aja−OMeの場合の80%に対し40
%に低下する。
さらに、一部のエンドプロテアーゼは、L−コンフィギユレーションを有するあ
る種のN−非保1アミノ酸エステルのオリゴメリゼーションを触媒できることは
以前から知られていたが、単純なダイマーではないジペプチドの製造にこれを用
いることは、従来試みられたことがない。一般に、このような観察の結果は、一
連のオリゴマーの混合物であって、時には長く、そして単一の生成物を単離でき
たとしても生成物沈殿の場合のみであった。
この理由から、ペプチド合成におけるエンドプロテアーゼの使用は、米国特許第
4.086.136@に例示されているように、アミノおよびカルボキシ末端保
護出発原料を用いる場合に限られていた。
また、米国特許第3,972.773号に例示されたように7スパルテートエン
ドプロテアーゼを使用する場合、またEP−AI−009585号においてZ−
Asp Phe OMe−Phe OMe塩の合成に例示されたようにメタロエ
ンドプロテアーゼを使用する場合も、これらの種類の出発原料が必須である。
最後に、D、L:L、Dおよびり、D−コンフィギユレーションのジアステレオ
−マージペプチドならびにアミノ非保護出発化合物からのβ−アミノ酸残基を含
むペプチドの合成は、これまでカルボキシペプチダーゼによっては不可能であっ
たし、一般にどんなタンパク分解酵素(分類EC3,4)でも可能ではなかった
。別の分類の酵素、タトえばEP−AI−086053号1c例示されているよ
うなアミノアシル−t−RNA−シンテターゼ(分類EC6,1)である努力が
行われたことはある。
この場合には、アミノ酸残基の各タイプ毎に特定の酵素を使用しなければならな
いし、さらにATPのような高価な補因子が必要である。しかも、収率は低く、
ある種の生成物が単離され同定されたとしても、通常10倍もの過剰の補因子、
100倍過剰の核試薬、IIで1000倍まで過剰の酵素が必要であった。
本発明は、驚くべきことに、EP−81−17485号に用いられたセリンおよ
びチオールカルボキシペプチダーゼが、ジペプチドおよびジペプチドi 5%体
の合成のための制御反応における基質成分としてN−非保護アミノ酸エステルを
使用できること、そして基質のオリゴメーションの可能性を抑えることが可能な
ことを発見したものである。
さらに驚くべきことに、これらの反応では、D−コンフィギユレーションのN−
非保護アミノ酸誘導体を基質として使用することも可能で、L、L−ジペプチド
のはかり、L−ジペプチドも合成できることが明らかにされた。D基質の反応速
度は均一な条件ではし一基質の反応速度に比べてやや低いが、以下に例示するよ
うに、相当するN−保護アミノ酸エステルの場合のo−i質がL−基質の反応速
度よりはるかに低速度でしか反応しないのに比べて、反応速度の差ははるかに小
さい。収率は以下の例に示すように、非保護L−一基質場合に比べて非保ID−
基質はほぼ同じか、わずかに高い。
さらにもつと驚くべきことに、この構造の基質とは、D−コンフィギユレーショ
ンの核試薬は、他の場合には合成点の7ミノ側でL−特異的であることが知られ
ていたこれらの酵素によってカップリングできることが明らかにされた。この方
法で導入されるアミノ酸エステルは加水分解されない。
したがって、本発明の方法は、請求の範囲第1項の特徴部の定義によって特徴づ
けることができるものである。
有用なアミノ酸の例には、モノアミノモノカルボン酸たとえばグリシン(Gly
)、アラニン(Aja)、バリン(Vaj)、ノルバリン(Nvaオ)、ロイシ
ン(Leu)、イソ0イシン(iso−1−eu)およびノル0イシン(Nje
u)、ヒトOキシアミノ酸たとえばセリン(Sere、スレオニン(Thr)お
よびホモセリン(homo−8er)、含硫アミノ酸たとえばメチオニン(Me
t)またはシスチン(CysS)Rよびシスティン(Cy s )−1) 、モ
ノアミノジカルボン酸たとえばアスパラギンM(ASD>、グルタミンM(GJ
u)およびそれらのアミドたとえばアスパラギン(Asn>およびグルタミン(
Gin)、ジアミノモノカルボン酸たとえばオルニチン(Qrn)およびリジン
(Lys)、アルギニン(ArQ)のような脂肪族アミノ酸、フェニルアラニン
(Phe)およびチロシン(Tyiのような芳香族アミノ酸、ならびにヒスチジ
ン(1−1is)、プロリン(Pro)およびトリプトファン(Trp)のよう
な異項環アミノ酸がある。もつと例外的な有用なアミノ酸の例としては、ペニシ
ラミン(Pen)、アミノホスホン酸たとえばアラニンホスホンM (Aj a
P) 、アミノスルホン酸たとえばタウリン(Tau)、ω−アミノ酸たとえば
β−アラニン(βAja)を挙げることができる。上述のように、これらは基質
成分中にD型で包含されてもよいし請求核試薬成分中にDp!1で存在してもよ
い。
上述の公知の方法に対する本発明の方法の利点は、側鎖保護を最小または不要と
し、基質成分はD−およびし−コンフィギユレーションのいずれでもよく、保護
は必要なく、ラセミ化の危険がなく、合成工程は少なく、比較的純粋な最終生成
物が期待でき、これらの総合により著しく単純で、経済的な製造方法を与えるこ
とである。
好ましい基質成分は R1が1個から6個までの炭素原子を有する直鎖状もしく
は分岐状アルキルたとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
イソブチル、tert−ブチル、アミルおよびヘキシル、またはアラールキルた
とえばベンジルであるエステルである。
とくに適当な核性成分は、RがHでR3がHもしくはC1〜C6アルキルである
遊wIL−アミノ酸もしくはアミノ酸アミド、またはR4が1個から6個までの
炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐状のアルキルたとえば上述の基のアミノ酸
エステルである。上述のように、アルキル、アリールまたはアラールキルであっ
て、不活性置換基たとえばヒドロキシまたはニトロで任意に賦換されていてもよ
い。
本発明はまた、基
が含有するペプチドを中間的に形成し、ついでこの基を除去してカルボキシル1
92mを形成することを包含する方法である。この除去はペプチドの形成に使用
したのと異なるまたは同じ酵素を触媒とすることができる。
酵素はまた、側鎖保:i基の切断にも使用できる。適用できる酵素は、その保護
基の性質に応じて、タンパク分解酵素、リパーゼおよびエステラーゼである(“
ThePeptides、^nalysis、 5ynthesis、 Bio
logy” 、 Vol、9.5pecial Hethods in pep
tide 5ynthesis Part C,J、^。
Glaas、Enzysatic manipulation or Prot
ecting Groupsin Peptide 5ynthesis、 A
cademic Press 1987、参照)。
本発明の方法は、CPD−Yを用いて実iすることができる。これは現在のとこ
ろ好ましい酵素であり、EP−81−17485号に詳細に特徴が述べられてい
ダーゼ、たとえば以下の一覧表に示すWi素も、これらはアシル酵素中間体を介
して共通の活性機構を有するので、本発明の方法に使用できる。
酵素 起原
菌
ベニシロカルボキシペプチダーゼ PerliC7llitlllS−1jan
thirxllui+
カルボキシペプチダーゼ ASperQilltlSaitoi
−Aspergillus
ryzae
植物
カルボキシペプチダーゼCオレジンの葉オレンジの皮
カルボキシペプチダーゼCN C1trus natsudaidaiayat
a
ファセオリン 豆の葉
カルボキシペプチダーゼ 発芽大麦またはモルトワタの胚芽
トマト
スイカ
プロメリン(パイナラ
プル)末
上述のカルボキシペプチダーゼ門の近縁関係についてはにubotaら: Ca
rboxypeptidase C,J、Biochea、、 74 ニア57
〜770 (1973)に記載されている。モルト、小麦および他の原料からの
カルボキシペプチダーゼについてはBreddas : Carlsberg
Res、 Come、、 5ユニ83〜128(1986)に述べられている。
使用されるカルボキシペプチダーゼは化学的に修飾されたもの、または天然型の
生合成変異体であってもよい。
以下にさらに詳細に例示するように、本発明の方法はかなり単純ではあるが、反
応混合物のpH(iはかなり一定に保持することがI!要である。このpHfl
lは5〜10.5であるが、好ましくは7〜9.5で、また具体的な出発原料、
生成するペプチドおよび酵素によって変動する。
反応は水性反応メジウム中で実施されるが、所望により、水に混和性または非混
和性で、特定の条件下に酵素と適合性のある有機溶媒70%までを含有させるこ
とができる。好ましい溶媒は低級アルコール、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド、ジメトキシエタン、エチレングリコールおよび酢酸エチルである
。
反応温度は室温およびそれ以上、20〜50℃が好ましいが、他の条件下の方が
有利な場合は0〜60℃の範囲の温度も使用できる。
2つの反応成分の濃度は、広い限界内で変化させることができるが、多くの場合
、求核試薬成分は過剰とし、基質成分はそのオリゴメリゼーションを避けるため
に全反応期間中に間隔をおいて少石ずつ加えることが多い。
使用するエステルがエチルまたはより高級な場合には驚くべきことにオリゴメリ
ゼーションは起こらず、副反応を伴わないで高い基質濃度を使用することができ
る。
A−Bのホモジベ1チドを単一の出発化合物から、オリゴメリゼーションを起こ
すことなく生成させるには、このエステルの加水分解により核性成分をin 5
itt+で生成させる。これは場合により、さらに技術的な利点がある(第2図
参照)。
基質成分の最初の濃度は通常0.005〜2モルであり請求核性成分は別個に添
加する場合0.005〜3モルである。多くの場合、過剰の核性成分、および基
質成分からの加水分解生成物は回収でき、必要に応じて再エステル化して再使用
できる。両成分の循環は、その橘造が簡単で、副反応および脱保護による喪失が
ないのでとくに容易である。
酵素濃度も同様に広く変動させることができるが、多くの場合、N保護アミノ酸
エステル基質を使用するときの適当なm度よりいくらか高く(5〜50μm)す
る。
しかしながら、以下の実施例に例示するように、合成の目的で必要な量は安定な
固定化酵素プレバレージョンを使用することにより10分の1以下に低減でき、
またこれにより酵素を連続過程で使用することが可能になる。
反応メジウムには、酵素の基質への結合に影響する塩、たとえば食塩、ならびに
酸素を安定化するために存在する金スイオンの複合結合剤たとえばEDTAを含
有させることもできる。
最初に述べたD−およびL−基質間での反応速度の差は第1図に例示する。第1
図は保護および非保護アミノ酸エステル(Tyr−OEt)D−およびL−型の
CPD−Y加水分解に対する反応順序を示している。
図から明らかなように、L−AcTyrOEtはほとんど即時に加水分解される
が、D−ACT/rOEtでは2時間後にも有意でない加水分解(5%未満)が
起こっているにすぎない。
これに対して、非保護エステルのし−およびD−型の差はわずかである。
この驚くべき加水分解順序は、酵素CPD−Yおよびモルトカルボキシペプチダ
ーゼIF (CPD−Mff) 、小麦カルボキシペプチダーゼ(CP A −
W ’)を用いて本発明の方法による各種ジペプチドの製造を例示した以下の実
施例に明らかである。
1〜15の一般的方法
反応容fAldの分析M模で実施した反応はpHスタット中で行い、選択したp
H値はIN NaOHの自動添加によって一定に保持した0反応温度はとくに指
示のない限り室温とした6表には、反応濃度、有様溶媒含量、生成物および収率
も掲げる。反応時間は通常0.5〜5時間、酵素濃度はとくに指示のない限り通
常10〜20μmである。
生成物の同定および生成物の収率の決定は、OsLトリエチルアンモニウムホス
フェート、pH3,0,0〜80%アセトニトリルを含有する適当な勾配溶出系
を流速2d/分で用いる逆相HPLC(WaterS 6000Aポンプ、66
0勾配ブレンダー、UK6インジエクター)により実施した。溶出はU■検出器
(Waters 480)により、230ns、254na、278n−または
290n−で実施した。
生成物は、推定される生成物ピークに相当するHPLC分析分画のアミノ酸分析
および/または化学的に合成した標品生成物とのHP L C比較によって同定
した。標品生成物は公知の原理に従い、通常、BOC−カルボニル−コハク酸イ
ミドエステル誘導体と使用される核性成分との間の反応、ついでN末端アミノ駁
残基の脱保護により製造した。いずれの場合も、ジアステレオ−マーDL−およ
びLD−ジペプチド生成物か゛らLL−および00−ジペプチドを分離すること
ができた。
230 nsでしか検出できない生成物については、生成物の収率は、化学的に
合成した標品化合物の吸収/濃度曲線によって決定した。他の生成物については
、生成物または反応原料が吸収を示す波長に相当する溶出クロマトグラムのピー
ク下の積分面積の比に基づいて決定した。
製造例16〜21の反応条件は各側に記載する0反応は上述のように分析HPL
Cで追跡した。相当する分析反応条件を至適化する試みはなされていない。
し
基質成分としてし一チロシンエチルエステル(50膳H)、求核試薬としてMl
ll!アミノ酸によるり、L−ジペプチドのカルボキシペプチダーゼYa)触媒
合成求核試薬 (8;1度) 溶媒 団 生 成 物 収率%アラニン (1,
9M) 水 9.5 TyrAj!aOH10アルギニン (0,8M) 水
9,5 TlyrArGIOl(31システイン (1M) 水 8.OTyr
CysOH30Dし一システィン (2M) 水 8.0 TyrCysOH(
LL) 40ロイシン (0,2M> 水 8.OTyrLeuOH1リジン
(2M) 水 9.5 TyrLysO)−118メチオニン (0,3M)
水 8.OTyrMetOt(8メチオニン (0,3M) 水 9.OTyr
MetOH930%
メチオニン (0,3M) DMSO9,OTyrMetOI(1515%
メチオニン (0,3M) EtOH9,OTyrMetOH7グルタミン (
0,8M) 水 9.5 TVrGjrlOH8ペニシラミン (0,5M>
水 8.OTyrPenOH7a) 10aM11aHEDTA
鼠λ
求核性成分としてのし一メチオニン(0,3M)によるpH9,0の水中でのり
、L−ジペプチドのカルボキシペプチダーゼYa)触媒合成
基質(50118> 生成物 収率%
ロイシンメチルエステル LeuMetOH30ロイシンイソプロピルエステル
LeuMetOH36メチオニンエチルエステルb) MetMetOH25
フエニルアラニンメチルエステル PheMetOH16フエニルアラニンエチ
ルエステル PheMetOH19フエニルアラニンイソプロピルエステル P
heMetOH23セリンイソプロピルエステルc) SerMetOH21ト
リプトフアンメチルエステル TrpMetOH26チロシンベンジルエステル
” TyrMetOH19a)10aM、1m EDTA、 b)5mM。
c) 反応Bil>20aHI]、 d)30%DMSO例3
M質成分としてL−チロシンニゲルエステル(50mH) 請求核試薬としてし
一アミノ酸アミドまたはエステルを用いるり、L−ジペプチドのカルボキシペプ
チダーゼYa)触媒合成
W 質 請求核試薬 (ml) 溶 媒 扉 生 成 物 収率%TYrLeU
OH4
TVrOEt リジンアミド (0,3M) 水 9.5 TVrLySNH2
20Tyrtyso+ 22
TyrOEt アルギニンアミド +0.2M) 水 9.o TyrAroN
)I2 50TVrOEt バリンアミド (0,31() 水 9.OTyr
ValN)(2773oπ
TVrOEt Oイシンメチルエステル (0,2H) DMSO9,OTyr
LeuOH6a)20aM、1sHEDTA
b) 反応111間〉20時闇、50%の基質が変換例4
単一の出発化合物から、EIH8,5の水中でのLL−ホモペプチドのカルボキ
シペプチダーゼYa)触媒合成基質 (渡度) 生成物 収率%
メチオニンメチルエステル (0,5M)”c) MetMetOl−114メ
チオニンエチルエステル (0,5M) MetMetOH16メチオニンイソ
プロピルエステル (0,5M) MetMetOH14チロシンメチルエステ
ル (0,2M) TyrTyrOH1チロシンエチルエステル (0,2M)
TyrTyrOH1フエニルアラニンエチルエステル (0,2M)b)e)
PhePheoH2f)d)
7ラニンアミド (0,2M) AjaAjaNH2b)a)10aM CPD
−Y、M4 EDTA。
b) 11合、C) f殿、d)r#9.O,e)30% DMSO。
t) 50aM CPD−Y、ILLl14EDTA鼠1
基質としてD−チロシンニゲ・ルエステル(50閣8)#よび核試薬として遊1
lIL−アミノ酸を用い、水中での、D、L−ジペプチドのカルボキシペプチダ
ーゼYa)触媒合成
求核試薬 (濃度) 聞 生 成 物 収率%アルギニン <IM) 9.0
tyrAroOH75システイン (1M) 8.0 tyrcysOH86L
D−システィン (2M) 8.0 tyrcysOH(DL) 450イシン
(0,2M) 8.0 tyrLeuOH22メチオニン (IM> 9.0
t’yrMetOH65ペニシラミン (IM)b) 8.0 tyrPen
ol−127a)10MM、l1lHEDTA
b) 反応時間〉20時間
例6
求核性成分としてL−メチオニン(0,3M)を用い、pH9,0、水中でのり
、L−ジペプチドのカルボキシペプチダーゼYa)触媒合成
りI質(50114) 生成物 収率%ロイシンメチルエステル jeuMet
OH50ロイシンイソプロピルエステル jeuMetOH71メチオニンエチ
ルエステル metMetO868フエニルアラニンエチルエステル pheM
etOH71フエニルアラニンイソプロピルエステル pheMetOH72セ
リンイソプロピルエステル scrMetOHb) 46トリブトフアンエチル
エステル trpMetOH72a)15MM、1slHEDTA、b) 反応
rf1間−5日例7
基質成分としてD−チロシンまたは
請求
ミドを用い、水中でのり、L−ジペプチドアミドのカルボキシペプチダーゼYa
)触媒合成
基 質 求核試薬 (濃度) −生 酸物 収率%tVrOEt Oイシンアミ
ド (0,2M) 9.OtVrLeUNH282tyrLeuOH2
t yrOE t バリンアミド (0,3M) 9.0 tyrVajNH2
94tyrOEt アルギニンアミド (0,2M) 9.0 tyrAroN
H286pheOEt アラニンアミド (0,8M) 9.0 PheAja
NH2b) 5081 15MM、1m4 EDTA
b)一部重合が認められる
セ18
O−a*質エステル成分な核性成分としても作用させ、pH9,0,水中でのり
、D−ホモベ1チドエステルのカルボキシペプチダーゼYa)触媒合成
り一基質 (濃度) 生 成 物 収率%チロシンエチルXステJLt (0,
05M) tVrtyrOEt 9フエニルアラニンエチルエステル (0,1
M) phepheOEt 10チロシンエチレングリコールエステ7L/ (
0,05M) tyrtyrOEtOH1メチオニンメチルエステル (0,1
M) metmetOH3a) 15MM、1m+4 EDTA
例9
基質成分としてL−TVrOEt (50mM) 請求核試薬として側鎖保W!
L−アミノ酸およびアミドを用いた側鎖保護カルボキシ末端アミノ酸のり、L−
ジペプチドのカルボキシペプチダーゼYa)触媒合成求核性試薬 (鯉) 聞
溶 媒 生 成 物 収率%7セタミドメチル
システィン(1M)8.5 水 TYrCYs (−8Acm)OH1゜アセタ
ミドメチル
システィン7ミト(0,4M) 8.5 水 Tyr’cys (−8Acm)
NH212TyrCys (−8Acm)OH1
”ryrGlu (OtBu)OH121−メチル
グルタミンM (0,3M) 8.5 水、 TyrGlu (OMe)Of−
120γ−エチル
グルタミン酸 (0,3M) 8.5 水 TYrG4u (OEt)OH18
a) 10aM、1111N EDTAb) 251M!!質、20am
特表平1−502158 (9)
例10
基質成分としてo−TyroEt (50mM) 請求核に薬として側鎖保IL
−7ミノ!!みよびアミドを用いた側鎖保護カルボキシ末端アミノ酸のカルボキ
シペプチダーゼYa)触媒合成
求核性試薬 (濃度) 開 溶 媒 生 成 物 収率%システィンアミド (
0,4M) 8.5 水 tyrcys <−8Acm)NH,、71tyrC
ys (−3Acm)OH6
tyrGzu (OtBu)OH1゜
b)2518塁質、20μm
例11
側鎖保護基質成分(25aM)からの側鎖保護アミノ末端アミノ酸残基と核成分
としてし一メチオン(0,3M)、pH9,0,30%DMSO中でのり、L−
ジベブ基質 生成物 収率%
L−アスパラギン酸ジベンジルエステル” Asp(OBzj)MetOH65
L−グルタミン酸ジベンジルエステル Gju(OBzj)MetOH70a)
20aM、1m ED−rA、反応時間〉20時時間) 35%変換において
C) 60%変換において
堡二+2
し−およびD−アミノ酸エステル基質を水中5QmHならびに核試薬としてβ−
アラニンおよびβ−7ラニンアミドからのω−アミノ酸含有ジペプチドエステル
およ基質 請求核試N (ILK) 開 生成物 収率%tyroEt β−ア
ラニンメチルエステル (0,2M) 8.5 tyrBAjaOMe 51t
yrot:t β−アラニンメチルエステル (0,5H) 8.5 tyrB
AjaOMe 72pheOEt β−アラニンメチルエステル (0,5M)
9.OpheBAjaOMe 83PheOEt β−アラニンメチルエステ
ル (0,5M) 9.OPheBAJ!aOMe l5pheOEt β−7
5ニン7ミ’t’ (0,5M) 9.OoieBAjaNH270PheOE
t β−7ラニンアミド (0,5M) 9.OPheBAjaNH23a)
20aM、111HED丁A
例13
基質成分としてL−およびD−チロシンならびにし一フェニルアラニンのヒドロ
キシアルキルエステル(501M)と請求核に桑として遊1111−−メチオニ
ン(o、3M)、l])19.O,水/エチレンゲルコール中からのり。
L−およびり、L−ジペプチドのカルボキシペプチダーゼYa)触媒合成
基 質 %グリコール(V/V) 生 成 物 収率%’ryroEtoHOT
yrMetOH10TyrOEtOH40TyrMetOH8TVrOEtOH
60b)TyrMetOH5tyrOEtOHOtyrMetOH56PheO
EtOHOPheMetOH16a)5uM、118 EDTA
b)10aM、118 EDTA
例14
D)18.0:#ける水中り一基質エステルII!50al求核成分としてL−
アミノ酸およびアミドから、大麦および小麦のカルボキシペプチダーゼによるり
、L−ジペプチドの触媒合成
酵素 基質 請求關薬 (該) 生成物 収率%CPD−MID” PheOE
t メチオニン (0,4M) PheMetOH10cpo−w” PheO
Et yルギニン (0,8M) PheAroOH8a) 20aM、 1a
HEDTA、 2M NaCjb)10aM、 ll18 EDTA
例15
al18.0における水中D−フェニルアラニン初期11度501Mと請求核成
分としての111−アミノ酸から、大麦および小麦のカルボキシペプチダーゼ触
奴にょるり。
L−ジペプチドの合成
酵 素 基 質 請求核試薬 (11度) 生 成 物 収率%CPD−MI[
” pheOEt メチオニン (0,4M) pheMetol−115cp
o−wb) pheoEt アルギニン (0,8M) pheAroOH13
CPD−W” pheOEt メチオニン (0,4M) pheMetOH4
0a)20aM、1g+ EDTA、2M NaCjb) 10aM、1sHE
DTA、2M NaCj、反応時間〉20時間、変換 50%未満
例16
L、L−チロシルシスティンTyrCySOHの製造帆立羞
盪立
し−チロシンエチルエステル塩酸塩(1,5g、6ミリモル)とL−システィン
(15,29,125ミリモル)を1 mHE D T A含有0.IM KC
:j溶″aii。
−に溶解した。l)Hをトリエチルアミンで8.0に調整した。カルボキシペプ
チダーゼY溶液(16#y/d)7.5dを加えて反応を開始させ、反応期間中
、空温で撹拌を続番プながらトリエチルアミンを添加してpHを8.0に保持し
た。基質の残部(13,59,54ミリモル)は1.59ずつ1時間で添加した
。0.5M間後にチロシンの沈殿が始まり、 3.5111ifl後に45℃に
20分間加熱して反応を停止した。
生成したチロシンを濾去し、濾液を60ulC18−粒子を充填したカラム(5
,7X30a+)2本と溶出液として501M酢酸を用いてR−IJ造HP L
C(Waters Prep。
L C/System 500A)により錆製した。純粋な生成物を含む分画を
集め、繰り返し無水エタノールを添加して真空中で蒸発乾固した。残留物をジエ
チルエーテルと撹拌した。続いて、3.88gのり、L−チロシンシスティン(
14ミリモル、22%)がW3!I15よび乾燥によって単離された。
1亙
塩化物および酢酸塩は検出されず、生成物は両性イオンとして存在した。
酸加水分解およびCySの7クリロニトリルによる誘導体化後のアミノ酸分析の
結果は次のとおりであった。
Tyr (1,00)
Cys (1,08>
システィン側鎖の7クリロニトリルによる誘導体化後、シリカゲル60−F上、
ニンヒドリン検出を用いたTLCで唯一のスポットのみが検出された(RfO1
73、溶出F&:酢酸エチル、ブタノール、酢酸および水(1:1:1:1))
。
HPLC−Iili度:99.5%(ヌクレオシド 7018.0.1Mアンモ
ニウムホスフェート、pH3,0/アセトニトリル、220nl)
Uv定1:98.5%(293na、0.1MNaOH中チロシン吸収)
λ1ユ
L、L−メチオニン−メチオニンMe!tMetQl−1の製造的合成
操作
L−メチオニンエチルエステルm酸塩(24,69,115ミリモル)とL−メ
チオニン(20,69,138ミリモル)を、118 EDTA含有0.1M
KCj溶液190dに溶解した。DHを水酸化ナトリウム溶液で9.0にr14
!1シ、カルボキシペプチダーゼY溶液(20q/Id)14.21dを加えて
反応を開始させた0反応液を室温で一夜撹拌し、このl:!98−スタットによ
り水酸化ナトリウム溶液を添加してl)Hを9.0に保持した6反応終了時に、
HCj−溶液でDHを3.0に調整した。
沈殿したメチオニンを濾去し、濾液を例16に記載したようにしてR−製造HP
LCで精製した。純粋な生成物を含む分画を集め、蒸発させて濃縮し、最後に凍
結乾燥した。この操作でし一メチオニルーし一メチオニン10.69 (37,
8ミリモル、33%)が無定形の粉末として得られた。
同定
塩化物は検出されず、酢酸塩1.9%(W/W)のみが定日され、生成物は大部
分両性イオンの形であった。酸加水分解後のアミノ酸分析ではメチオニンが認め
られ、加水分解しないサンプルには遊離のメチオニンは存在しなかった。
1里
HPLCによる純度:99.8%(ヌクレオシド7C48,0,1M7ンモニウ
ムホスフエート、pH3,0/アセトニトリル、220rv)
トリニトロベンゼンスルホン酸(TN8S)との反応およびUv−検出による定
1m:92.5%カールフィッシャーによる水含1:1.5%L、L−チロシル
バリンアミドT yr V a I N H2の11豊直1
操作
L−チロシンエチルエステル塩*i (16,Oy、65ミリモル)およびし−
バリンアミド塩酸塩(60g、390ミリモル)を水1150dに溶解し、20
mHMDTA65111を加えた。 DHを水酸化ナトリウム溶液で9.0に調
整し、カルボキシペプチダーゼY溶液(20■/d)12Idを加えて反応を開
始した。反応液を室温で4Fmm撹拌し、pHは水酸化ナトリウム溶液を添加し
て9.0に保持した。変換が完結したのち、pHを11に上昇させて反応を停止
させた。
変性解索を濾去し、反応混合物を希釈し、連続的にDowex A 61 X
4カラム上陰イオン交換およびDowexA650WX4カラム上陽イオン交換
を行い、それぞれ酢酸ナトリウムおよびアンモニウム塩勾配を用いて溶出して精
製し、最後に181塩した。生成物の分画を合し、真空下、繰り返し無水エタノ
ールを添加して蒸発乾固すると、L、L−チロシルバリンアミド11.29 (
40ミリモル、62%)が白色粉末として得られた。
同定
1.8%(W/W)の酢l塩が検出された。生成物は大部分両性イオン型であっ
た。
酸加水分解後のアミノ酸分析では、以下の結果が得られた。
Tyr (1,01)
Val (0,99)
4亘
HPLC−純度:99.5%(Novapak C1g、0.1Mアンモニウム
ホスフェート含有アルキルスルホネート、pH4,5/7セトニトリル、220
rll)Uv一定@:97.8%(293ng+、0.1MNaOH中チロシン
吸収)
例19
D、L−チロシル−アルギニンDL−trArOHの製造的合成
L−アルギニン1059 (1059,603ミリモル)を水400mに溶解し
、pHを14C1溶液で9.0に調整した。D−チロシンエチルエステル塩1[
(6,1g、pHを再び9.0に調整した。カルボキシペプチダーゼY溶液(2
0ay/d)7a+eを加えて反応を開始させ、pHはNaOH溶液の添加によ
って9.0に保持した。4時間後にHCI溶液でpHを3に調整して反応を停止
させた。
反応混合物を希釈し、Dowex A650WX4カラム上、酢酸アンモニウム
塩勾配を用いて陽イオン交換により精製し、最後に1!2sした。生成物の分画
を集めて、蒸発させて濃縮し、最後に凍結乾燥すると、D、L−チロシル−アル
ギニン6.45SF (19ミリモル、77%)が白色の粉末として得られた。
風室
酢酢塩および塩化物は検出されず、生成物は両性イオンとして存在した。
酸加水分解後のアミノ酸分析では、以下の結果が得られた。
Aro (1,03)
Tyr (0,97)
純度
HPLC−純度:99.5%(Novapak C1g、0.1Mアンモニウム
ホスフェートとアルキルスルホンM、llH4,5/アセトニトリル、22On
−)カールフィッシャーによる水含1a:3.4%例20
固 化カルポキシペプチ −ゼYを いたD −フ互三Lタコし≧A、Ifノ三
虹乙工旦−ユニ」と■ミニカルボキシペプチダーゼYを、[3I!i者の勤選す
る操作に従ってEuperoit Cに固定化した。固定化はリン酸塩II衝液
中、pt17,5において行い、残った活性ゲル基はp)18.0においてエタ
ノールアミンによって遮断し、ついで洗浄した。
酵素の93%がゲルに結合し、2.5qタンパク質/dを含有した。酵素がカッ
プリングしたEuperoit Cは10mHPIPES、1mHEDTA、0
. 05 %ヒ ドロキシ安息香酸エチルエステル、1))17.0中、4℃で
保り−フェニルアラニンエチルエステル[em<5.79.25ミリモル)およ
びL−メチオニン(29,8,200ミリモル)を水400mに溶解し、0.1
NEDTA5dを加え、水酸化ナトリウム溶液でpHを9.0に調整し、反応容
量を500dとした、。反応混合物を絶えず撹拌し、水酸化ナトリウム溶液でI
)Hを9.0の一定に保持し、この間溶液は固定化CPD−Yのカラム上に流速
31d/分で循環させた。上述のようにして調整したEuperlJit C上
に同定化CPD−Yを含有するカラムは2.5QIX5.5a+、容ff127
m、計67ηのCPD−Yを含有した。循環を10時間続【すたのち、pHをH
Cj溶液で7に調整し、生成物は例16に記載したR−製造HPLCによってl
製した。
純粋な生成物を含む分画を合し、真空中で蒸発させ、最後に凍結乾燥すると、D
、L−フェニルアラニルメチオニン3.59(12ミリモル、48%)が白色無
定形粉末として得られた。
素プレバレーシヲンの安 性
同じ酵素ゲルプレバレージョンを数口反復使用して実験を行っても、変換率に明
らかな低)はなく、相当する結果が得られた。したがって、i?素は反応条件下
においてかなり安定で、さらに過程の経済性が改良された。
生成物は塩化物を含まなかったが、酢i!PA7.0%(W/W)を含有し、一
部が酢酸塩型であった。
アミノ酸分析では、遊離アミノ酸は存在せず、加水分解後には以下の比が得られ
た。
Met (0,98)
Phe (1,03)
ナトリウムのD線を用い、25℃、水中C−0,25での旋光度は−128,9
’であった。
先区生立且I
HPLC:99.6%(ヌクレオシド7C18,0,1Mアンモニウムホスフェ
ート、pH3/アセトニトリル、22Ong+)
カールフィッシャーの水含fa:2.8%例21
D、D−フェニルアラニルフェニルアラニンエチルエステル塩!11!、D、D
−phepheOEt−HCjの艷l豊皇1
1立
D−フェニルアラニンエチルエステルtiil!(2,59,11ミリモル)を
水45mに溶解し、0.INEDTAo、5dを加えた。pHを水酸化プトリウ
ムで9.0に:I!1t、、、基質は最初一部油状の懸濁液として存在した。カ
ルボキシペプチダーゼY溶液(20η/S!>3.4−を加えて反応を開始し、
空温で2.5時間撹拌し、水酸化ナトリウム溶液を加えてpHを9.0に保持し
た。HCJ溶液でpHを3に調整して反応を停止させた。
反応混合物を111″Aし、例16に記載したようにR−製造HPLCによって
精製した。
生成物の分画を集めて真空中で蒸発させて濃縮し、HC1溶液を加えて凍結乾燥
すると、生成物0.49g生成物は、クロリド9.2%(W/W)を含有し、酢
i!塩は存在しなかった。生成物は塩酸塩として存在した。
アミノ酸分析では酸加水分解後にフェニルアラニンが認められ、酸加水分解前に
はフェニルアラニンはみられなかった。
生成物は塩基でさらに加水分解され、D、L−PhePheOHとはクロマトグ
ラフィーで異なる生成物を与えた。この生成物自体は、使用したHPLCMでり
、L−PhePheOEt標品と共溶出した。
最後に、ナトリウムD線を用い、25℃、酢酸中C−0,5で比旋光度を測定し
たところ、−42,7°であった。比較のため純粋なり、L−Phe−PheO
Etの標品についても同じ条件で測定したところ、+52.1@の値が得られた
。この場合の矛盾は、合成したペプチドの純度が低いことによると考えられる。
HPLCI[!度:82.3%(ヌクレオシド7C18,0,1M7ンモニウム
ホスフエート、pH3/アセトニトリル、220nl)
検出された不純物は、基質、基質加水分解物、生成物加水分解物またはそれらの
ジアステレオ−マーと一致しなかった。
カールフィッシャーによる水含1ニア、5%0 30 60 90 120 T
IME (MIN)Z A 250
一^−々T−OH
1、事件の表示
一一盛一一−1゜
pc士/D K 8810 [10222、発明の名称
ジペプチドの酵素的製造方法
3、補正をする者
事件との間係 特許出願人
屯代理人
5、補正命令の日付
昭和 年 月 日
昭和63年埼月2日
Claims (13)
- (1)一般式 H−A−B−Y (式中、Aは側鎖が保護されていてもよいL−もしくはD−α−アミノ酸または ω−アミノ酸であり、Bは側鎖が保護されていてもよいAと同種もしくは異種の L−もしくはD−α−アミノカルボン酸、L−もしくはD−アミノホスホン酸ま たはし−もしくはD−アミノスルホン酸、または相当するω−アミノ酸、または その塩および水和物であり、YはOHまたはC末端保護基である)を有するジペ プチドを製造する方法において、式H−A−OR1または▲数式、化学式、表等 があります▼(式中、Aは先に定義したとおりであり、R1は水素、アルキル、 アリールもしくはアラールキルであつて不活性置換基によって置換されていても よく、またアミノ酸のα−デスーアミノフラグメントであり、R2およびR3は 同種または異種であつて、それぞれ水素、アルキル、アリールまたはアラールキ ルであつて不活性置換基で置換されていてもよい)を有するアミノ酸誘導体であ る基質成分を、A=Bの場合はinsituで形成されてもよい、 (a)式 H−B−OH を有するL−アミノ酸、 (b)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、BはL−アミノ酸であり、R2およびR3は上述の意味を有するが、R 2が水素の場合にはR3はヒドロキシまたはアミノであつてもよい)を有するL −アミノ酸アミド、 (c)式 H−B−OR4 (式中、BはL−アミノ酸であり、R4はアルキル、アリールまたはアラールキ ルである)を有するL−アミノ酸エステル、および (d)式 NH2CxHzPO3HまたはNH2CxHzSO3H(式中、xは1〜6であ り、zは2〜12である)を有し、酸基が保護されていてもよい直鎖状または分 岐状アミノホスホン酸またはアミノのスルホン酸から選ばれる求核成分とを、酵 母、動物、植物または他の微生物源からのセリンまたはチオールカルボキシペプ チダーゼの存在下、PH値5〜10.5、所望により有機溶媒および/または塩 を含有する水性溶液または懸濁液中で反応させ、ついで所望により、存在する側 鎖保護基もしくは保護基Yの切断および/または、所望により、得られたジペプ チド誘導体の塩または水和物への変換を行うことを特徴とする製造方法。
- (2)カルボキシペプチダーゼとして、酵母からのカルボキシペプチダーゼYを 使用する請求の範囲第1項による製造方法。
- (3)使用されるカルボキシペプチダーゼは、重合樹脂骨格と複数個のカツプリ ングされたべンジルスクシニル基からなるアフィニティ樹脂上アフィニテイクロ マトグラフィーによつて精製されている請求の範囲第2項による製造方法。
- (4)使用されるカルボキシペプチダーゼは、Penicillium jan thinellumからのべニシロカルボキシペプチダーゼS−1もしくはS− 2、Aspergillus saitoiもしくはAspergilluso ryzaeからのカルボキシペプチダーゼ、オレンジの葉もしくは皮からのカル ボキシペプチダーゼC、Citrus natsudaidai Hayata からのカルボキシペブチダーゼCN、豆の葉からのフアセオリン、または発芽大 麦、モルト、ワタの胚芽、トマト、スイカもしくはブロメリン(パイナツプル) 末からのカルボキシペプチダーゼである請求の範囲第1項による製造方法。
- (5)使用されるカルボキシペプチダーゼは、天然型の化学修飾された酵素また は生合成変異体である請求の範囲第1項から第4項までによる製造方法。
- (6)使用されるカルボキシペプチダーゼは、固定化されている前記請求の範囲 のいずれかによる製造方法。
- (7)有機溶媒0〜70%を含有する水性反応溶液または反応分散液を使用する 前記請求の範囲のいずれかによる製造方法。
- (8)有機溶媒はアルコール類、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド 、ジメトキシエタン、エチレングリコールまたは酢酸エチルから選ばれる請求の 範囲第7項による製造方法。
- (9)基質成分として、不活性置換基で置換されていてもよいベンジルエステル または直鎖状もしくは分岐状のC1〜C6アルキルエステルから選ばれるD−ま たはL−アミノ酸エステルを使用する前記請求の範囲のいずれかによる製造方法 。
- (10)求核成分として、式 H−B−OHまたはH−B−NHR3 (式中、R3は素またはC1〜C3アルキルであり、BはL−アミノ酸残基であ る)を有するアミノ酸またはアミノ酸アミドアミドを使用する前記請求の範囲の いずれかによる製造方法。
- (11)求核成分として、式 H−B−OR4 (式中、Bはアミノカルボン酸残基であり、R4はC1〜C3アルキルである) を有するエステルを使用する請求の範囲第1項による製造方法。
- (12)得られたジペプチドが1個または2個以上のC末端保護基Yを包含し、 この1個または2個以上の基を酵素的に、好ましくは前の反応で使用したと同じ カルボキシベプチターゼ酵素により切断寸る前記請求の範囲のいずれかによる製 造方法。
- (13)得られたジペプチドが1個または2個以上の側鎖保護基を包含し、この 1個または2個以上の基を酵素的に、好ましくはエステラーゼもしくはリパーゼ またはタンパク分解酵素によって切断する前記請求の範囲のいずれかによる製造 方法。
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