JPH01501703A - リボン巻き防止法 - Google Patents

リボン巻き防止法

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JPH01501703A
JPH01501703A JP63500210A JP50021087A JPH01501703A JP H01501703 A JPH01501703 A JP H01501703A JP 63500210 A JP63500210 A JP 63500210A JP 50021087 A JP50021087 A JP 50021087A JP H01501703 A JPH01501703 A JP H01501703A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トラバース装置 本発明は、請求の範囲第1項の上位概念に基づくトラバース装置に関する。更に 本発明は、請求の範囲第29項の上位概念に基づく方法にも関する。
前記トラバース装置は西独国特許出願公告第1260358号明細書並びに米国 特許第3.093.344号明細書に基づいて公知である。
該トラバース装置は例えば合成繊維のためのドラフト式撚糸機において平行巻き 体を巻成するために使用される。この場合トラバース運動速度はきわめて低速で ある。それゆえにグリッパの切換制御のために油圧式又は空圧式の駆動装置が設 けられオいる。
前記の公知のトラバース装置は綾巻きパッケージを巻成するのには適していない 。なぜなら綾巻きパッケージの場合、糸走行方向に対して直角方向のトラバース 運動速度が著しく高速であシかつ糸速度に関連しておシ、これは、糸をパッケー ジ上に2°乃至20°のセツティング角(パッケージ表面にセツティングされた 糸と接線との成す角度)でセツティングせねばならないからである。
本発明の課題は、綾巻きパッケージを巻成するため、つまり高いトラバース運動 速度を得るため、かつ又、複数の巻成部位で複数本の糸を巻成するために適する ように公知のトラバース装管を改良・構成することである。
前記課題は請求の範囲に記載した構成手段によって解決される。
エンドレス循環式ベルトによって、同一線上に相前後して配置された複数の巻成 部位のトラバース装置を駆動することはヨーロッパ特許第226786号、西独 国特許出願公開第3444648号及び西独国特許出願公開第3505188号 の各明細書に基づいてすでに公知になっている。この場合糸ガイドはベルトと固 定的1c結合されている。しかしながら、正確なパッケージ形成が生じるように 一方のベルト区分から他方のベルト区分への糸引渡しを同期化することは実際に は不可能でちると判った。ベルトはその全長にわたって並びに稼働時間にわたっ て異なったベルト張力を受けるので、ベルトに装着された糸ガイドの間隔、正確 な糸引渡しに必要な糸ガイド間隔を正確に維持することは不可能である。公知シ ステムの別の欠点は、1本のベルトに配設された全巻成部位が等しいトラバース ストローク長さでしか稼働できないことである。
また、内歯列を有するエンドレスの歯付ベルトが複数の巻成部位にわたって延在 する形式のトラバース装置が西独国特許第2723349号明細書に基づいて公 知になっている。その場合トラバース糸ガイドは各巻成部位毎に、外歯列を有す る夫々1本の内側ベルトに固定されておシ、該内側ベルトは前記の内歯列を有す る歯付ベルトの両ベルト区分間に位置しかつ該歯付ベルトによって駆動される。
該トラバース装置ではトラバース反転域が正確には確定されていない。それとい うのは内側ベルトの長さが、その張力状態と保持状態とに関連しているからであ る。また該トラバース装置では、冒頭で述べた形式のトラバース装置の利点すな わち、トラバースストローク長が、ストローク反転域に配置されたストッパの調 整によって巻成動作中にも外部から設定できるという利点が失われる。
米国特許第3.544.019号(西独国特許出願公開第1710094号に相 当)及び米国特許第3.310゜246号の各明細書には、連行子の固定された エンドレス循環式ベルトを有するトラバース装置が開示されている。前記連行子 は、糸ガイドを保持する直線案内されるキャリッジの横方向スロットに係合する 。このトラバース装置も1つの巻成部位のためたしか適せず、かつ特に、トラバ ース反転域でのキャリッジの運動法則を自由に規定できないという欠点及び、ト ラバースストローク長が不可避的な制御不能のベルトの伸びに関連しているとい う欠点を有している。
これに対して本発明は、請求の範囲第1項の上位概念に基づくトラバース装置だ けが、複数の巻成部位にわたって延在するベルト区分によって駆動できるが。
該トラバース装置は、締付力を生ぜしめるための公知のグリッパ駆動装置を、高 いトラバース運動速度とストローク反転域におけるグリッパの迅速な切換制御を 可能にするグリッパ駆動装置に組換える場合にしか適していないという認識を出 発点としている。
キャリッジに配設された可動グリッパジョーのグリッパ駆動をただばね力によっ て行゛うことによって達成される。必要なばねはキャリッジに配置されている。
従ってキャリッジは締付力を生せしめるための外部への接続部を有していない。
ばね要素例えば金属ばね、空気ばね、板ばね、渦巻ばねは、グリッパ駆動装置の 締付位置間の中央位置に死点位置を有していて、該死点位置を最大ばね力で通過 するように装備されている。
ストローク反転域におけるグリッパ駆動装置の切換制御は、従来のように、係合 しているグリッパの締付作用を解除して死点゛位置を僅かに超えるまでグリッパ 駆動装置をシフトするために、迅速に移動するトラバース用キャリッジのグリッ パ駆動装置に外方から作用するストッパによって行われる。次いで、その都度他 方の可動グリッパジョーへのグリッパ駆動の切換えは外力をかけることなく行わ れる。
本明細書でいうばねの死点位置とは、ばね力の合力がグリシぶ駆動装置の軌道に 対して垂直に位置する、ばね及びグリッパ駆動装置の位置を意味しているので、 従ってばね力は運動方向でグリッパ駆動装置に及ぼされることはない。
請求の範囲第29項の上位概念IC基づく方法は「ウオツプリング(Wobbe lung )法」と呼ばれる。この方法は、パッケージの周速度とトラバース運 動速度との幾何学的和である巻成速度をリボン巻きのプレイキングによって変化 するという欠点を有している。このような方法は例えば西独国特許出願公開第2 855616号並びに米国特許第4.296.889号明細書に基づいて公知で ある。
綾巻きパッケージを巻成する場合にトラバースストtmung) )は西独国特 許第1916580号並びに米国特許第3.730.448号明細書に基づいて 公知になっている。この方法では、常に同一のストローク長にわたって動作する トラバース駆動装置つまシ溝付ロールには正又は負の付加速度が重量される。従 ってトラバースストロークの変化時にはトラバース系ガイ)Tt、これに割当て られたストローク区間にわたって同一のトラバース周波数で、しかも変化された トラバース運動速度で移動する。ストロークを周期的に変化する方法(プレイキ ング法〕は真直な両端面又は斜向した両端面(二重円錐形ボビン)を有する、完 全に円筒形のボビンを巻成するのにも使用される。この方法の場合にも、トラバ ース運動速度の変化によって巻成速度の変化ひいては糸張力の変化が生じる。
糸張力が許容不能に変化するのを避けるために、リボン巻きプレイキングとプレ ッシングを同期的に行うことがヨーロッパ特許第27173号明細書に基づいて 提案されている。これによってリボン巻き防止のためのトラバース運動速度の変 化がプレッシングのためのトラバース運動速度の変化によって可成シ補正される 。最後に挙げた方法は完全を期すためにヨーロッパ特許第85109799号に よって更に改良され、こうして均等に円筒形ボビンが巻成され、該円筒形ボビン から糸は1000m7−以上の引出し速度で申し分なく繰出される。
請求の範囲第29項に記載の本発明の手段によれば、リボン巻きプレイキングと プレッシングとによってトラバース運動速度の変化を生せしめないような方法が 得られる。 リボン巻きプレイキングとプレッシングは相互に制約し合う。従っ て、公知の方法と装置では著しい機械的及び電子的な経費を必要とする同期化手 段は不要である。請求の範囲第29項に記載の方法によって得られる利点は、リ ボン巻きを発生させることなく均一かつ最適の糸張力で糸を巻成できることであ る。
任意のプレッシング法、例えばヨーロッパ公開特許第87101028号明細書 に基づくプレッシング法を適用することが可能である。
機械技術上又は電気技術上又は繊維技術上の理由に基づいて、ストローク短縮タ クト間に、ストローク短縮の行われない不作用タクトを入れるのが合目的的又は 必要な場合がある。この不作用タクト中にリボン巻き形成の虞れがある。この不 作用タクトのあいだトラバース運動速度を変化するととによって、つま#)(先 行の請求項に関連して云えば)ベルト速度を変化することによってリボン巻きを 防止することを特徴する請求の範囲第30項)。
本発明によるトラバース装置を用いれば糸走行速度綾巻き鷺へへ沌ネジを巻成す ることが可能であシ、ひいては一端又は両端においてトラバースストロークを徐 々に短縮することによって二重円錐形の巻成部を形成することが可能でおる(請 求の範囲第25項)。特に、巻成部位が多数の場合トラバースストロークの変化 は同期的に行われる。トラバースストロークのこの変化によって、別の関連特許 出願において開示したような、トラバース運動速度の変化及びパッケージにおけ る糸のセツティング角度の変化が生じることはない。
念のために付記しておくが、複数の巻成部位にわたって互いに平行に延在する両 ベルト区分は、エンドレス循環式ベルトの構成部分であってもよい。この場合両 ベルト区分は等しい大きさの、しかも逆向きの速度を有している。しかし又、エ ンドレス循環式の2本のベルトを複数の巻成部位に沿って延在させ、かつ各エン ドレス循環式ベルトの一方の側だけをトラバース用キャリッジの駆動のために使 用することも可能である(請求の範囲第22項)。この場合また、両ベルトを異 なった循環速度で運転し、従って一方のベルト区分での締付は時のトラバース用 キャリッジの速度を、他方のベルト区分での締付は時のキャリッジ速度とは異な らせることも可能である。要するにこの場合、往路では復路とは異なったセツテ ィング角度でパッケージに糸をセツティングすることが可能になる(請求の範囲 第23項)。
従って本発明に基づくトラバース装置によって、高い巻戻し速度での長好な繰出 し特性と大きな直径とをもった安定した綾巻きパッケージを巻成する新規な可能 性が開かれる。本発明のトラバース装置は特に複数の巻成部位を備えたワインダ のため、また特に化学繊維巻成のために適している。
高速トラバース系ではキャリッジは著しい加速力と減速力を受ける。それゆえに 、実質的なスリップを生ぜしめることのない摩擦接続による確実な連動を保証す るような高い垂直力でグリッパジョーをベル)IC圧着することが肝要である。
請求の範囲第3項に記載の゛構成手段ではこの垂直力はばねによって加えられる 。
この場合、比較的強いばねを使用することが必要である。
その場合、請求の範囲第4項によれば、一方ではストローク反転域におけるスト ッパとして、また他方ではグリッパ駆動装置として滑子と円弧状のガイドとの対 偶を利用することによって可動グリッツ(ジョーの切換えが行われる。ストロー ク反転域へのキャリッジの接近及び前記ストッパとガイドとの間の相対運動に基 づいてグリッパ保持体は一方の締付位置から他方の締付位置へ移動せしめられ、 その際該グリッツ(保持体はばねの死点位置を通過する。なお念のために付記し ておくが、前記ガイドの最深部位はキャリッジの中心線上、つまシばねの死点ラ イン上に位置している。ガイドとしては固定的な円弧状レール(滑子ガイド)や 自由端部でストツ/七を受けてガイドする旋回レノ;−も考えられる。
グリッパばねによって生ぜしめられる力が過度に大きいためにグリッパ駆動装置 がグリッパ保持体を確実には切換えることができず、またワインダのあらゆるト ラバース運動速度において必ずしも切換えることができないので好ましくないこ とが判った場合には、請求の範囲第5項に記載した自縛式締付機構が有利でちる 。その場合グリッパ保持体は、ベルト走行方向に対して直角方向に位置する軌道 に沿って、ベルトの所定゛の運動方向においてグリッパジョーを当該ベルト区分 と自縛式に接触せしめるように案内されている。
この実施態様では、グリッパ保持体が一方の規定の締付位置へ移動することを保 証するにすぎないような弱いグリッパばねを使用することが可能でちる。
これらすべての場合において、2つのグリッパが同時に係合することがないよう にグリッパ運動を同期化することが肝要でちる。このような同時係合は特許請求 の範囲第6項に記載した構成手段によって避けられる。
請求の範囲第4項、第6項及び第7項に記載した装置の特殊な作用態様は、グリ ッパ駆動装置の定置部材がキャリッジの運動距離を同時に係合によって制限する 点にある。これによって、糸がパッケージ上に七ツテイングされるトラバース長 を正確に確定することが保証される。これは特に化学繊維を巻成する際に重要で ある。また、ばねがその死点ラインの範囲で自縛作用を生ぜしめないようにグリ ッパ駆動装置を構成するのが有利である。このためには請求の範囲第7項に記。
載した構成手段が役立ち、その場合複数のばねは同じ大きさで、かつグリッパ保 持体の運動軌道に対して鏡面対称に配置されているのが殊に有利である(請求の 範囲第10項)。
また、グリッパ駆動装置に作用するばねは、該グリッパ駆動装量を、キャリッジ 上を可動のストローク制御縁として構成することによって、可動グリッパジョー にかけるべき締付力には無関係になシかつ小さくすることができる。ストローク 制御縁はその運動によって、その都度一方の可動グリッパジョーと係合せしめら れる。
ストローク制御縁は直線運動可能又は回転運動可能であってもよく、特に偏心デ ィスクであってもよい。
ストローク制御縁は一方の可動グリッパジョーと係合する際にただゆつくシ楔状 に上昇するにすぎないので、僅かな駆動力で以て大きな掴み力が生ぜしめられ、 しかも、ストローク制御縁をそれ相応に構成すれば、つtクストローク制御縁が その終端位置では上り勾配なしに、あるいは自縛作用を有するように構成される 場合には(請求の範囲第8項)グリッパの締付位置においてそれ以上の駆動力の 必要はない。
すでに述べたようにストローク制御縁は殊に偏心ディスクであってもよい。この 実施態様では要するに可動グリッパジョーは、各可動グリッパジョーに夫々1つ ずつ(全部で2つの)偏心部を有する旋回可能な偏心ディスクによって切換え偏 心ディスクは旋回可能で1)かつ2つの旋回位置で定置のストッパによって切換 わシ、前記旋回位置で偏心ディスクはその偏心部処よってその都度一方の可動グ リッパジョーをセットする。前記旋回位置は、旋回時にその死点を超えるばねが 偏心ディスクに作用することによって規定されている。死点におけるばねの作用 線(死点ライン)は要するにベルト走行方向IC対して垂直に位置し、かつ偏心 ディスクの旋回点はその死点位置において、キャリッジと偏心ディスクとにおけ るばねの係合点間の直線上に位置している訳である。
ストローク制御縁が直線運動する場合もそれ相応に構成できるのは明らかである 。このようなストローク制御縁の運動方向は可動グリッパジョーの運動方向に対 して垂直である。ストローク制御縁はその長さ上に、可動グリッパジョーの運動 方向で上シ勾配部を有している。
本発明のこの実施態様ではストローク反転域でキャリッジがストッパに当接する 際にストローク制御縁又は偏心ディスクはストッパによってその規定の終端位置 から単にシフトされればよいことになる。次いでストローク制御縁又は偏心ディ スクはごく僅かなばね力で以て自動的に他方の規定終端位置もしくは旋回゛位置 へ切換えられ、これによって他方の可動クリッパジョーに係合される。
トラバース装置の低速始動の場合キャリッジの運動エネルギがストッパへ当接す る際に、偏心ディスクをその死点まで旋回させるのに充分でなくなる場合がある 。その場合キャリッジはストッパの手前で停止する。
いまトラバース装置を再び作動する場合、どの可動グリッパも、当該ベルト区分 に対してキャリッジの連動を生せしめるのに充分な掴み接触を行わない。この問 題を除くために請求の範囲第11項に記載したように偏心ディスクの切換えは切 換ディスクによって行われ、該切換ディスクは殊に有利には偏心ディスクに対し て同心的に旋回可能に支承されておシ、かつ、ストローク反転域においてストッ パと協働する旋回軸を有している。切換ディスクは成るアイドリンク(遊動)距 離の許容のもとに偏心ディスクと機械的に連結されているーこのために偏心ディ スクは、切換ディスクの長孔に係合する切換ビンを有するか、又は、切換ディス クが、偏心ディスクの長孔に係合する切換ビンを有することができる。長孔は、 ストッパへの切換ディスクの当接時に、切換ディスクが偏心ディスクを連行する ことなく切換ディスクの成る所定の旋回運動を許すように設計されている。その 場合切換ディスクはやはシばねによって2つの旋回位置に規定され、しかもばね は切換突起の旋回時にその死点を超える。ばねは、偏心ディスクのばねが連接さ れている部位と同じ部位でキャリッジに連接されてもよい。該ばねは切換ディス クでは、偏心ディスクにおけるばねの相応した連接点よシも、旋回軸線から大き な半径を有する部位で連接されている。ばねは、選択的に又は付加的に偏心ディ スクのばねよシも強く設計されていてもよい。ばねの死点位置におけるばねの作 用方向は、キャリッジにおける連接点を回転軸線と結ぶ直線上に位置し、すなわ ちベルト走行方向に対してやはシ垂直に位置している。
前記長孔は、切換ディスクが死点位置に到達した時か又は該死点位置を丁度超え た時に切換ビンの係合によって偏心ディスクの連行を行うような長さに構成され ている。
本発明の構成手段によって、ストローク反転域のストッパへのキャリッジの当接 時に先ず切換ディスクだけが旋回され、その際偏心ディスクが動がされて、これ によってグリッパの係合を弛めるようなことはない。
いまトラバース装置が停止され、再び稼働される場合、キャリッジはこれまでの 運動方向に更に連行され、かつ切換ディスクは更に旋回させられる。切換ディス クがその死点位置に到達すると該切換ディスクは自動的に他方の旋回位置へ下降 して今度は偏心ディスクも連行する。その際、切換ディスクのばねは偏心ディス クのばねよシも強くなシ、つまシ切換ディスクにおけるばねの連接点が偏心ディ スクにおけるばねの連接点よシも大きな半径を有するととKなる。いずれにせよ 、切換ディスクにおけるばね力は、偏心ディスクをその旋回位置からその死点位 置にまで旋回させるのた充分両可動グリッパジョーをトグルレバーの両端部に設 けることによって、特に確実な締付作用が得られる。
その場合ガイド縁つまシ偏心ディスクはトグルレバーのトグル部に作用し、要す るにトグル運動方向に対して垂直方向に可動でらシかつトグル運動方向に上シ勾 配を有している。特に単純なかつ摩耗の少ない構造ではトグルレバーは、一端の 緊定された弓形に湾曲された舌状ばねによって形成され、該舌状ばねの自由端部 に可動グリッパジョーが設けられている(請求の範囲第15項)。
殊にベルトが低速始動する際にトラバース装置を確実に作動させるためには請求 の範囲第16項に記載の構成手段が付加的に提案される。各ストローク反転域は おいて、ベルトから締付結合を解離したのちにもトラバース用キャリッジを当該 ストローク反転域に配置したストッパに向って移動せしめてばねの死点位置を超 えさせる力がトラバース用キャリッジに、ばね力下におる滑子によって与えられ る。該キャリッジの1つの側面又は2つの対向側面には加速レールを配置するの が殊に有利でl)、その場合上シ勾配面と下シ勾配面は等しい勾配角を有してい る。この実施態様では滑子は各ストローク反転域に夫々定置に配置されている。
ストッパがストローク端部で調整可能である場合には前記滑子も一緒に調整され る。
またストローク反転域において、ストローク端部へ向ってキャリッジに加速力を 与える磁石を配置することも可能である。これによって又、循環ベルトの低速始 動時にキャリッジが停止したtまになるような事態が防止される(請求の範囲第 17項)。
また個々のトラバース装置を稼働させるためには、請求の範囲第18項記載の手 段が役立つ。この場合各巻底部位のトラバースストロークの各半部に夫々1つの 切換レールが配設されておシ、該切換レールはキャリッジの軌道に平行に延在し 、かつ、当該トラバースストローク端部へ向って移動するベルト区分の側面に位 置している。切換レールは、ばねの死点ラインへ接近するようにシフト可能でラ シ、こうしてグリッパ駆動装置はばねの死点位置を超え、ひいては他方のトラバ ースストローク端部へ移動する方のベルト区分にグリッパを連結させることにな る。これによってベルトの始動時にキャリッジは、始めて一方のトラバーススト ローク端部IC達する前に常にトラバースストロークの少なくとも半部を進まね ばならなくなる。
請求の範囲第19項に記載の手段によって、切換レールと保持レールとがグリッ パ駆動装置と係合せしめられ、これによってグリッパ駆動装置は成程死点位置を 超えて切換えられるが、他方の締付位置への進入が阻止されることによって、キ ャリッジも停止することが可能である。
−ル及び保持レールを高速度の場合でも切換えできるので、各巻成部位でのトラ バース運動を停止することが可能である。請求の範囲第21項に記載の手段は保 持レールと切換レールの同期切換えに役立つ。
次に図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
但し図面中、第1図は第1実施例の略示平面図、第2図、第3図及び第4図は第 1実施例の諸切換位置を示す図、第5図、第5A図、第6図及び第7図は第2・ 第3・第4及び第5案施例の略示平面図、第8図及び第9図は複数の巻成部位を 有する巻取装置の概略図、第10図はプレツシング兼リボン巻き防止装置を備え た第1図のトラバース装置の略示平面図、第11図はトラバース運動ストローク についての時間線図、第12図はトラバース運動ストロークとトラバース速度に ついての時間線図である。
第1図について: 循環ベルト1がベルト車2と3との間に張設されていて矢印4の走行方向に循環 する。キャリッジ5が、互に平行な2つのベルト区分の間では直線ガイド機構6 に沿って直線案内されておシかつトラバース系ガイド7を有し、該トラバース系 ガイド内において、図平面に対して垂直に走行する糸8が案内される。
前記の両ベルト区分間でキャリッジには連行・反転機構が取付けられている。左 手に向ろて走行するベルト区分の外側で、しかも該ベルト区分の直ぐ近くでキャ リッジ5には固定グリッパジョー9.Lが固定されている。支承台10.L I Cはトグルレバーばねzl、Lの一端が締固まれている。支承台10.Lは、右 手へ向って走行するベルト区分の範囲でキャリッジに支持されている。
前記トグルレバーばね11.Lの自由端には可動グリッパジョー12.Lが装着 されている。トグルレバーばね11゜しは湾曲成形されておシ、かつ該トグルレ バーばね11、Lの不作用位置では可動グリッパジョー12.Lがベルト区分に 接触しないような長さを有している。
右手へ向って走行するベルト区分に対しても同一のエレメント9・R−12,R が、但し左右を変換して、設けられているので、固定グリッパジョー9.Rは、 右手へ向って走行するベルト区分の外面に沿って、また、トグルレバーばね11 .Rに片持ち支承された可動グリッパジョー12.Rは、右手へ向って走行する ベルト区分の内面に油って固定されている。
前記連行エレメント9〜12間の丁度真中に位置する旋回ピン13には、2つの ディスクが旋回軸線を中心として回転自在に支承されている。第1のディスクと しての偏心ディスク14は、丁度180°の角度にわたって小さな直径を、かつ 残シの丁度180°の角度にわたって大きな直径を有している。両方の円周域は 連続的に互いに結合されている。小さい方の直径から大きい方の直径への移行部 はトグルレバーばね11.L 及び11.Rの伸直を生ぜしめる偏心ディスクの 2つの偏心カム部を形成している。偏心ディスク14には連行ピン15が装着さ れている。該連行ピン15は、第2のディスク、いわゆる切換ディスク17に形 成された円弧状のスロット16を通って突出している。該スロツこれに関しては 後述の通シである。偏心ディスク14は引張ばね18によって負荷される。この 場合、キャリッジ5における引張ばね18の連接点19は、旋回ピン13を通シ かつベルト1の平行なベルト区分に対して直交する1千面内に設けられている。
キャリッジ5に設けた連接点19から見れば、偏心ディスク14の連行ピン15 によって形成される連接点は偏心ディスク14の旋回ピン13よシも遠位にある 。それゆえに引張ばね18は偏心ディスク14の回動時にその死点を通過する。
レバー状の切換ディスク17は引張ばね20によって負荷されている。該引張ば ね20は、キャリッジにおける前記連接点19と切換ディスク17のレバー状部 に設けた連接点21との間に張設されている。該連接点21も旋回ピン13よシ 遠位にあシ、しかも偏心ディスク14における引張ばね18の連接点15よシも 大きな直径上に位置している。要するに引張ばね20は切換ディスク17の旋回 時にその死点位置を通過する。該切換ディスク17は切換突起22を有している 。該切換突起22は、キャリッジ5が右手又は左手の終端位置に到達する際にス トッパ23.R、23,Lと協働する。またストッパ24.し及び24.Rは可 動グリッパジョー12.Lもしくは12.Rに当接してこれを直線案内するため のものである。
以上のことからも判るようにベルト1は大きな長さを有することができ、かつ両 ベルト車2と3の間に、より多数のトラバース装置すなわちストッパ23.L  。
23、R並びにキャリッジ5を配置することが可能である。
直線ガイド6はただ1つの巻成部位だけにわたって、或いは多数の巻成部位にわ たって延在することもできる。トラバースストローク長さは、両ストッパ23. L 。
23、Rの少なくとも1つの位置を二重矢印の方向に変化することによって調整 可能である。キャリッジ5の両サイドには永久磁石63.し及び63.Rが固定 されており、かつ、ストローク反転域に固定された定置の磁石62゜し及び62 .Rと協働する。
機能態様: 第1図から判るようにトラバース用のキャリッジ5は、該キャリッジが固定グリ ッツ母ジョー9.Rと可動グリシ・ぐジョー12.Rとによって、右手に向って 走行するベルト区分に緊定されているので、右方向へ移動する。該キャリッジ5 は、切換突起22が右手のストツ/# 23. Rに当接するまで右方向へ移動 する。当接すると切換突起22はキャリッジ5に対して相対的に左旋回せしめら れる。偏心ディスク14はこの旋回運動には差当って関与しない。それというの は偏心ディスク14の連行ビン15が切換ディスク17のスロット16内を摺動 するからである。第2図には切換ディスク17の死点位置が図示されている。該 死点位置において、切換ディスク17に作用する引張ばね2oは旋回ビン13を 通過する。しかしながら偏心ディスク14の位置は依然として実質的に変らない ので、該偏心ディーりは大径部の範囲でトグルレバーばね11.Rを相変らず緊 張する。要するに固定グリノ・(ジEl−9,Rと可動グリッツやジョー12. Rはなお保合状態にある訳である。しかし今、切換ディスク17のスロット16 がその端部に到達したので、偏心ディスク14の連行ピン15は、キャリツノ5 0更なる右方向運動並びに切換突起16の相対的な左旋回に共なって旋回せしめ られる。第2図に示した切換ディスク170死点位置を超えると(第3図)引張 ばね20のばね力が働くようになる。この場合重要なことは、切換ディスク17 における引張ばね20の連接点21が、偏心ディスク14の連行ピン15つまシ 引張ばね18の連接点よシも、両引張ばね18,20の共通な連接点19から遠 く離隔していることである。従って、引張ばね20が切換ディスク17と偏心デ ィスク14とから成る為ニットに及ぼすトルクは、引張ばね18による逆向きに 作用するトルクに打克つ。その結果、連行ピン15及び引張ばね18が、第3図 に図示したようにその死点位置を通過する以前に切換ディスク17のレバー状部 ひいては偏心ディスク14は、第4図に示した終端位置にまで自動的に旋回する 。その際偏心ディスク14はその大径範囲で以て左手のトグルレバーばね11. LK接触する。従って該トグルレバーばねは伸直せしめられる。この結果今度は 、左手へ向って走行するベルト区分が、固定グリノ・ぐジョー9.Lと可動グリ シ・#ジョー12、Lとから成るグリッツやによってキャリッジ5と摩擦結合さ れるので、キャリッジは左手へ向って移動する。こうして切換突起22が左手の ストツ/”23.Lに当接すると、前記の動作過程が逆の旋回方向で行われる。
切換ディスク17もしくは切換突起22の旋回運動は、キャリッジ5に装着され たストツ/425. L及び25、Rによって制限される。
キャリッジ5に固定された永久磁石63.し及び63゜R並びに、ストローク反 転域に配置された定置磁石62、 L及び62.Rはキャリッジ速度が低速の場 合でもグリッパを確実に切換えさせるためのものである。キャリッジの低速度は 、なかんづ〈巻成部位に接近する際に生じる。磁石対によってキャリッジはスト ローク端部へ向って引寄せられる。定置磁石62.R及び62.Lは、切換突起 22がストツーe23.Rもしくは23.しに圧着して引張ばね20の力に抗し て旋回するように配置されている。しかも定置磁石62.R及び62.しは、キ ャリッジ5の走行運動を定置磁石62.Rもしくは62、Lによって機械的に阻 止することなく、切換突起22を引張ばね20の死点位置を超えて旋回させうる ように構成されている。
ストツ/# 23. R及び23.しはトラバース方向に移動可能な保持体に装 着されている。このために保持体は例えば、時間プログラムに関連して及び/又 はパッケージ径の巻太シに関連して駆動装置によって駆動されるねじスピンドル 上に配置されている。また定置磁石62、し及び62.Rがストローク反転域に 設けられている限シ該定置磁石の位置はストツ/# 23. L及び23.Rの 位置と一緒に変化される。この目的のためのねじスピンドル駆動装置は第5図、 第6図及び第8図に関連して説明するので、この点に関する説明はとこでは省く 。
第5図について: 第5図に示した実施例では1本の循環ベルト1は2つのベルト車間に張設されて おりかつ矢印4の方向に循環する。該ベルトは複数の巻成部位にわたって延在す ることかできる。各巻成部位に夫々1つのキャリッジ5が配設されている。各キ ャリツー)5はベルト1の互いに平行な2つのベルト区分間で直aガイド機構6 に沿って直線案内されておシかクトラパース糸ガイド7を有し、該トラバース糸 ガイド内で、図平面に対して垂直方向に走行する糸8が案内される。
両ベルト区分間でキャリッジ5には連行・反転機構が取付けられている。一方の 固定グリフ/4’ジヨー9.Lが、左手へ向って走行するベルト区分の外側でか つ該ベルト区分の直ぐ近くでキャリッジ5に固定されている。他方の固定グリノ ・母ジョー9.Rは、右手へ向って直ぐ近くでキャリッジ5に固定されている。
両ベルト区分間では、グリッパ保持体26と押圧ばねとから成るグリッツ(駆動 装置がキャリッジに配置されている。
グリッパ保持体26は1つの軌道上を可動にガイドされている。該グリフ・ぐ保 持体26は工学形の形状を有するプレートである。グリッパ保持体26の軌道は ガイドローラ24.L及び24.Rによって、しかも平行な両ベルト区分の延在 方向に対して直角な方向忙確定されている。このためにグリッパ保持体26の結 合ウェブが前記ガイドローラ24.Lと24.Rとの間で可動に案内されている 。グリッパ保持体のヘッド部が可動グリッパジョー12.L及び12.Rを形成 している。グリッツ4’保持体の往復運動によって、可動グリッツ#ジョー12 、L又は12.Rがその締付位置へもたらされる。締付位置において各ベルト区 分が、これに対応した可動グリッツやジョー12.L 、 12.Rと固定グリ ッツ母ジョー9、L、9.8との間に緊定される。第5図では可動グリッツショ ー12.Rによる緊定が図示されている。グリフ・ぐ保持体26は可動グリッツ 母ジョー12.し及び12゜Rと共に押圧ばね20.L及び20.Rによって各 締付位置へもたらされる。該押圧ばねの一端はキャリッジ5に設けたばね受台1 0.L 、 10.Rに支持されておシ、その場合該ばね受台はキャリッジ51 に、しかもグリッツ保持体26の内締付位置間の丁度真中に位置している。押圧 ばねの他端はグリッノヤ保持体の結合ウェブに、しかも両可動グリッツ母ジョー 12.Lと12.Rとの間の中心線上で正確に支持されている。可動グリッツや ジョー12.Lと12.Rとの間隔は平行な両ベルト区分間の間隔よシも小であ る。押圧ばね20.Lと20.Rとのばね力は等しく互いに逆向きであることに よって、グリッツ保持体はガイドローラ24.L 、 24.Rに対して実質的 に垂l力を及ぼすことがなく、それゆえに摩擦なく案内されている。グリッノヤ 保持体26には、両可動グリツ/譬ジM−12,Lと12、Rとの間の丁度真中 にグリフ/l駆動装置のための切換部材がロー222として支承されている。ロ ーラ22のローラ軸線はグリフ・(保持体26の結合ウェブ上に直立している。
トラバースストローク端部にはストツノ123.L 、 23.Rが支承されて いる。該ストツノ?は定位配置されていてもよいが、支持体27.L、27.R に支承することもでき、該支持体は二重矢印の方向に、要するにトラバーススト ロークの方向に可動で゛ある。このために支持体27゜L及び27.Rはねじス ピンドル29によって連結されておシ、該ねじスピンドルの駆動装置は図示され ていない。ストン/423.L 、 23.Rは口°−ラ22のためのガイドと して構成されておシ、かつ一方の側でローラ22の方に向って開いたカムの形状 を有している。該カムの開口幅は、内締付位置間のグリフ/4’保持体26の移 動距離にロー222の直径分を加えた値に等しい。
開口範囲におけるカムの側面はローラ22の運動軌道に対して実質的に接線方向 に方位づけられている。その他の点ではカムは連続的にかつできるだけ衝撃のな いように構成されている。
機能態様: 第5図から判るようにトラバース用のキャリッジ5は右方向へ向って移動してい る。それというのはキャリッジ5は、固定グリッツジョー9.Rと可動グリッパ ジョー12.Rとによって、右手へ向って走行するベルト区分に緊定されている からである。ベルト1は、切換用のローラ22が右手のストン/#23.Rつま シ右手のカム内へ進入するまで右手へ向って走行する。この進入は、カム開口の 方位づけに基づいて衝撃なく行われる。こうしてロー222はストツノ母23. Rのカム軌道に沿って転動する。これによってグリッパ保持体26には、第5図 で見て上方へ向う、すなわち他方のベルト区分へ向う運動成分が与えられる。こ の運動は、カムの最深部位に達する。tで続けられる。これを以てベルトとのキ ャリッジの緊締が完全に解除される一方、キャリッジは今やトラバースストロー ク端部に到達する。切換用のロー222は更にストツノ23.Rのカム軌道に沿 って転動するので、キャリッジ5には逆方向の加速が与えられる。同時に又、グ リッツ保持体26は押圧ばね20.L 、 20.Rの死点位置、りまジグリッ パの内締付位置間の中心線を超える。従って押圧ばね20、L 、 2 (IR は今度はグリッパ保持体26を他方の締付位置へ、つまシ可動グリッツクジヨー 12.Lと固定グリッパジョー9.Lとが左手へ向って走行するベルト区分を緊 定する位置へ強制的に動かす。こうして該ベルト区分によってキャリッジ5は、 左手のストローク反転域において反転動作を繰返すまで左手へ向ってガイドされ る。
動を防止されている。前記ねじスピンドル29は、パッケージ径に関連して、又 は時間に関連して、或いは所定のプログラムに従って手動で駆動することができ る。これによってストンz# 23. L及び236Rの位置が、ひいてはトラ バースストロークのストローク長さが変化される。
ストツノ4’23.L及び23.Rとしては、カムの代シに、旋回レバーを使用 することも可能であり、ストローク反転域においてグリッパ保持体は該旋回レバ ー上へ移動する。この実施例は第5A図に示されている。旋回レバー23.L  、 23.Rの旋回によってグリッツ保持体26は内締付位置間を往復動せしめ られる。このために該旋回レバーはその自由端部にピンを有し、またグリッツ々 保持体26は2つのガイド溝22.L 、 22.Rを有し、夫々1つのガイド 溝は夫々1つの旋回レバーのピンと協働する。両ガイド溝は湾曲されておシ、か つ、グリッツ量の内締付位置間の中心平面に対して実質的に平行に終る夫々1つ の側面を有している。ギヤ92250反転後に旋回レバーは戻しはね67によっ て再び出発位置へ戻し旋回される。前記ガイド溝は、旋回レバーが半旋回すると グリフ・譬保持体がその引張ばね20、R,2αLの死点をすでに超えていて今 度はばね力によって他方の締付位置へ押圧されるように構成することができる。
旋回レバーの旋回によってピンはガイド溝に当てつけられ、これによってグリッ ツ4保持体をその都度他方の締付位置ヘシフトする。第5A図のその他の説明に ついては第5図及び第5図の説明を参照のこと。
第6図に示した実施例は第5図に示した実施例1に完全に相応している。従って 本実施例についても第5図の説明を併用することができる。しかしながら図示の 巻成部位については、キャリッジ5を停止させ、特に該キャリッジ5を稼働させ るだめの装置が付加的に足置は切換レール30.L 、 30.Rと保持レール 31.L。
31、Rとから成っている。−側の切換レール30.Rと他側の切換レール30 .しは夫々、実質的に半分のトラバースストローク長にわたって延在し、すなわ ちトラバースストロークの中点まで延びている。両切換レールはトラバーススト ロークに対して実質的に平行に延び、かつ後述のように、ベルト1の両ベルト区 分間の中心平面の異なった側に配置されている。両切換レールはその作用位置に おいて中心平面34から、切換ローラ22の半径よシも小さい隔たシを有し、該 切換ローラによってグリッパ保持体26は一方の締付位置から他方の締付位置へ 切換えられる。その場合切換レール30.Rもしくは30.Lはそのトラバース ストローク半部ではその都度、該トラバースストローク半部に所要するストロー ク端部へ向ってベルト区分が走行する方の、中心平面34の側に配置されている 。
各保持レール31.L 、 31.Rは各切換レール30.R。
30、Lに対して中心平面34の他方の1ltl K夫々位置している。該中心 平面からの保持レール31.R、31,Lの距離は切換ローラ22の半径よシも 大であるが、グリッツ保持体26が内締付位置間を進む切換距離のl/2よシも 小である。
中心平面34の一方の側に位置する切換レール30゜Rと保持レール31.し並 びに中心平面34の他方の側に位置する切換レール30.Lと保持レール31. Rは夫々連結レール33によって1本のロッド35もしくは36に連続的に結合 されている。両ロンド35.36は両端部で2つの平行レバー37.38によっ て連結されている。両平行レバー37.38はノ1ンドグリップ39によって旋 回することができる。このために平行レバー37.38は旋回支点40.41で 旋回可能に枢支されている。両旋回支点40.41は両ベルト、区分間の中心平 面34上に位置している。
機能態様: ハンドグリップ39によって平行レバー37.38は、該平行レバーがトラバー ス運動方向に対して実質的に垂直に、つまシ中心平面34に対して垂直になるよ うな位置へ旋回される。これによって、互いに対向し合った切換レール30.R と保持レール31.Rとの間隔もしくは切換レール30.Lと保持レール31. Lとの間隔は、グリッパ保持体26が内締付位置間を運動する際に切換ローラ2 2が一側のレールに接触しないような大きさになる。この位置をノ・ンドグリッ プ39はトラバース装置の稼働中維持する。
ベルト1の走行時にキャリッジ5を停止させるためにはハンドグリップ39は、 切換レール30.L、30゜R及び保持レール31.L、31、Rが中心平面3 4から上述の規定間隔をとるような図示位置へ旋回される。
これKよって切換ロー222は次のような中間位置にすなわち両グリッツがベル トから離間されてキャリッジ5が一方のベルト区分によってもはや連行されない ようになる一方、グリッパ保持体26は、引張ばね20、L、20.Rがその死 点ラインつまシ中心平面34上に位置しない位置を占める。むしろ引張ばね20 .L。
20、Rけ、当該の切換レール及び保持レールが所属しているトラバースストロ ーク半部から移動していく方の備のベルト区分に向って力を及ぼすような位置に ある。第6図の図示位置ではこれは上側のベルト区分であ−る。キャリッジ5が 左手のトラバースストローク半部内に在る場合には、グリッツ保持体26は中心 平面34を超えて移動するので、引張ばね20.L及び20゜Rは力を下側ベル ト区分に及ぼす。ところで平行レバー37が再び旋回されると、トラバース用の キャリッジは、ストローク端部に達する前に少なくともなおトラバースストロー クの半分を進まねばならないととKなる。これによって、ストローク反転を生ぜ しめるのに必要な速度をキャリッジに与えるために充分な加速を得ることが保証 される。
停止しているワインダを作動させようとする場合、個々の巻成部位に配設された キャリッジはトラバースストロークの任意の箇所に位置している。いま各巻成部 位でハンドグリップ39は、切換レール及び保持レールが最小距離をとる図示位 置へ旋回される。これによって、キャリッジ5が何処に位置していても、引張ば ね20.L及び20.Rが、すでに述べたようにトラバースストローク端部に達 する前になお半分のトラバースストローク分を走行させねばならない側のベルト 区分に向って力を及ぼす位置ヘグリツ・(保持体をもたらすことが保証される。
またベルトの始動が比較的低速で行われる場合にも、前記の手段によって、スト ローク反転のために充分な速度をキャリッジ5に与える充分な時間が活用できる 。
なお念のために付記しておくが、第6図に示した切換作動補助機構は第5図の実 施例並びに以下に説明する第7図の実施例でも適用することができる。
第7図に示したトラバース装置のエンドレスのベルト1はベルト車2を介して回 転方向に駆動され、次いでベルト車3を介して変向ガイドされる。上下のベルト 区分は夫々矢印4で示した走行方向を有している。
キャリッジ5は直線ガイド機構6に沿って直線的に案内されている。該直線ガイ ド機構は上下のベルト区分に対して平行に延在している。キャリッジ5の背面に は、目で認知できないが糸ガイドが固定されており、該糸ガイドは、図平面に平 行に走行する糸8を、糸走行方向に対して横方向に、要するに所定のトラバース 運動ストローク距離にわたって往復案内する。
キャリッジ5は、固定的に装着された固定グリノ・やジョー9.L及び9.Rを 有し、各固定グリッパジョーは当該ベルト区分に外側から係合する。ストローク の両端範囲には夫々1つの旋回レバーとして構成されたストッパ23.L 、  23.Rが配置されている。該旋回レバーは旋回軸42を中心として旋回可能に 支承されている。該旋回レバーはその自由端にピン又はローラの形の滑子43を 保持している。ストン/$23.L 、 23.Rは、略示したにすぎない支持 体上でトラバース運動ストロークの方向に移動可能である。この場合の支持体は 、例えば第5図及び第6図に関連して説明したような支持体であってよく、すな わちストン・ぞは、ねじスピンドルによって往復できる支持体上に位置すること ができ、該ねじスピンドルは、前述のように駆動される。
グリッパ駆動装置は、ばね20.L及び20.Rによって締付位置へ動かされる グリッパ保持体26から成っている。該グリッパ保持体26は、実質的に方形の プレートである。該プレートは2つのスロット45を有している。該スロットは キャリッジ5の運動方向に対して斜向しており、しかも両スロットの連結線がベ ルト走路との交点において夫々到来するベルト区分と鋭角を成すように延在して いる。各スロット45内には、キャリッジ5と固定結合されたガイドピン44が 嵌入している。グリッパ保持体26は要するに該ガイドピン44によって2つの 締付位置間でトラバース運動方向に対して斜向案内されている訳である。
両ベルト区分に平行に位置するグリッパ保持体26の両側面には可動グリッパジ ョー12.L 、 12.Rカ固定されている。グリッパ保持体26の締付位置 では一方又は他方の可動グリッパジョー12.L又は12.Rが当該ベルト区分 に当接して固定グリッパジョー9.L又は9.Rと協働してベルト1を緊定する 。
キャリッジ5に固定された支承台10には2つのばね20.L及び20.Rが支 えられている。このためにグリッパ保持体26は支承台lOの範囲に1つの恣4 6を有している。随意の2つの側面はスロット45に平行に位置している。前記 はねは該側面に支えられている。窓の側面におけるばね20.L及び20.Rの 支持点は、グリッツや保持体26がその両終端位置間の中点つまシ両締付位置間 の中点に位置する場合に両ばねが正確に整合して両スロット45の連結線に対し 直交するように配設されている。
キャリッジ5の運動方向に対して直角な横方向に位置する2つの側面には該キャ リッジ5は円弧状の切除部50.L及びso、Rを有し、各切除部は当該ストロ ーク端部に対して凹面を以て対面している。該切除部はストローク反転域におい て、旋回レバーとして構成した定置のストツノ#23.L 、 23.Rと協働 し、かつ前記ストローク反転域におけるキャリッジの制動と加速を生ぜしめる。
また本発明ではストン・ヤ23.1.23.Rとしての旋回レバーは大きな質量 を有することができるので、該旋回レバーに強いられる旋回運動で以て、キャリ ッジ5の運動エネルギの大部分を蓄え、次いで再び該キャリッジ51(放出する ことが可能になる。
キャリッジのその都度前面側に位置する方の切除部(例えば第7図では50.R )は、ストローク反転域へ進入する倒で、プレート状に構成したグリノ・ぞ保持 体26の側面22.Rもしくは22.Lによって部分的にカバーされる。キャリ ッジ5の後面側では滑子ガイド50、Lもしくは50.Rがグリノ・母保持体2 6の対応側面をカバーする。本実施例ではグリッパ保持体26の側面’22.R もしくは22.しは滑子ガイドとしてカム面状に、Lかも各ストローク端部に関 しては凹面状に構成されている。
機能態様: 図示位置においてはキャリッジ5は、可動グリラミ4ジヨー12.Rと固定グリ ッツジョー9.Rとの間に締付けられた下側ベルト区分によって下側矢印4の運 動方向に連行されかつ右手のストローク反転域内へ移動する。定置のストツ/母 23. Rとしての旋回レバーはストッパ47に当接している。切除部50.R は、その端部が旋回レバー(23,R)の滑子43.Rに向って実質的に接線方 向に進む。これによって旋回し、=−(23,R)は時計回シ方向に旋回させら れ、かつ滑子43.Rは切除部50.R内を滑動乃至転動する。しかもその際滑 子43.Rはグリッパ保持体26の側面22.Rとも接触せしめられる。これに よってでリッツや保持体26はスロット45内のガイドピン44を介してベルト 走行方向に対して横方向にキャリッジ5に対して相対的にシフトされる。これに よって下側ベルト区分に対する可動グリッツやジョー12.8の接触は解除され る。側面22、Rを弓形状に構成したことによって、グリツ/IP保持体26の 運動は衝撃荷重なしに進行する。グリノ・母保持体26のカム面状の側面22. Rがその基部に1つの隆起部を有していることによって、グリッパ保持体26に は両線付位置間の中点位置の直前にもう一度付加的な加速が与えられ、この加速 によってばね20.R。
20、Lのばね力が克服されて、ばねはその死点位置を超える。いまやグリッパ 保持体26は、ばねの力方向の変化の下で、可動グリノ・そジョー12.Lが固 定グリノ・譬ジョー9.Lと協働して上側ベルト区分を緊定する締付位置へ自動 的にキャリッジ5に対して相対的に移動する。上側ベルト区分が、ストローク端 部から離間する運動方向、しかもスロット45におけるグ1ノツノや保持体26 のガイド方向と鋭角を形成する運動方向を有しているので、ベルトもキャリッジ に対して相対的な運動方向で力をグリフ/4’保持体に及ぼして該グリッツや保 持体を締付位置へもたらす。従って締付力はばね20、R及び20.Lによって 発生される必要がない。むしろ該ばねは、グリッパ保持体26を締付位置へもた らしかつ一義的な締付位置を保証するために使用されるKすぎない。
第7図に示したトラバース装置は切換作動補助機構を付加的に有し、該切換作動 補助機構は、先に述べたトラバース装置にも適用できる。この点に関する説明キ ャリッジ5は、両ベルト区分に平行で互いに対向して位置する2つの側面に夫々 1つの加速レール51を有している。当該ストローク端部寄シに各加速レール5 1は、トラバース装置に対して上シ勾配を成す面を、また他方の側には下シ勾配 を成す面を有している。
上〕勾配と下シ勾配との勾配角は等しい。各加速レールは、固定的な軌道に沿っ てトラバース運動方向に対して直角な横方向に可動な滑子52と協働する。該滑 子52はローラであるのが有利である。該ローラは旋回レバー53に支承されて おシ、該旋回レバーはトラバース運動方向に対して実質的に平行に延びかつトラ バース運動方向に対して直角な方向でばね54に支えられている。旋回レバー5 3のための保持体は、場合によっては、定置のストン・やとして働く旋回レバー (23、L、23.R)と−緒に可動であシ、これによってストローク端部のシ フトに関与する。
切換作動補助機構の作用態様: キャリッジ5がストローク反転域内へ達すると、滑子52としてのローラが加速 レール51の上シ勾配面に当接して該上シ勾配面を上る。これによって、ローラ (52)に抑圧作用を及ぼすばね54は緊縮される。
それというのは、その都度協働するグリフ/(ジョ一対9、Rと12.Rもしく は9.1と12.1がなおベルトを締付けているからである。次いで滑子52は 加速レールの下シ勾配面を下る。その際、ばね54において蓄えられたエネルギ が、ストローク端部へ向ってのキャリッジ5の加速力に変換される。それという のは、この運動位相では所属のグリノ・そジョ一対9−Lと12.しもしくは9 .Rと12.Rがもはや係合していないからである。従っていかなる場合も、グ リッパ保持体が充分な確実性を以てその死点位置を超えて移動して切換わシうる ような大きな力がキャリッジ5に与えられる。この形式の切換作動補助機構は、 グリッパジョ一対の締付力をばね力によってではなく、自縛作用によって及ぼす 、第7図の実施例と相俟って特に有利である。
第8図及び第9図には、複数の巻成部位を有するワインダが略示されている。第 8図では複数本の糸8が夫々フィードローラ47′と糸ガイド49を介して各巻 成部位に導かれる。エンドレス循環式のベルト1は3つの巻成部位にわたって延 びている。ベルト車2はモータ55によって駆動される。やはシ3つの巻成部位 にわたって延在する直線ガイド6としてのロンドに沿って各巻成部位当シ1つの キャリッジ5が可動に案内されておシかつトラバース糸ガイド7を有している。
グリッツJ?駆動装置の切換えは、夫々独自に支持体に配置されてねじスピンド ル29によって駆動されるストツノ#23.L及び23.Rによって駆動される 。該ねじスピンドル29の駆動はモータ64によって中間軸65並びに歯車対5 6を介して行われる。各巻成部位には、第6図に示したロッド35,36から成 る切換補助機構が配設されている。前記ロンド35.36は各巻成部位毎に別々 にハンドグリップ39によって作動さ五、これによってトラバース運動を作動又 は停止させることができる。糸は、回転自在に支承された。41ツケージ57に 巻上げられる。該パッケージは駆動ロール5811?:よって摩擦駆動される。
3つの巻成部位の駆動ロール58は共にモータ59によって駆動される。因みに 本発明の諸実施例の1つをトラバース装置として使用することが可能である。
第9図の実施例は平面図で示されている。ワインダは実質的に第8図に示したワ インダに相応することができる。しかし本実施例ではトラバース装置の駆動は、 1本のエンドレス循環式ベルトとによってではなくて、2本のエンドレス循環式 ベルト1.1と1.2によって行われる。各ベルトはモータ55.1もしくは5 5.2によって駆動される。周波数ジェネレータ60.61によってモータ55 .1,55.2を異なった回転数で、またベルト1.1,1.2を異なった速度 で駆動することが可能である。各巻成部位に配設されているキャリッジ5は両ベ ルトの夫々一方のベルト区分によって駆動され、その場合両ベルト区分は特定の ベルト区分を駆動するために逆向きの運動方向4.1,4.2を有している。定 置のストッパ23.L及び23.Rは夫々ストン・母カムとして破線で略示され ているKすぎない。その他の点については第8図について説明を参照されたい。
第10図は第1図に相応しているので、第1図と、第1図についての説明を参照 されたい。第10図では付加的にストン、4123. L及び23.Rがねじス ピンドル29、L及び29.Rに支承されかつ相対回動不能に確保されている。
ねじスピンドル29.L 、 29.Rは雄ねじ山を有し、ステップモータ64 .し及び64.Rによって駆動される。該ステップモータは記憶・制御ユニット 66によって制御され、しかもステップモータの回転は両方向に可能である。
作用態様は第1図の場合に等しい。しかしこの場合付加的にステップモータ64 .し及び64.R#−1、ストツ/臂23. L及び23.Rが個別的に、又は 殊に有利には共に同期的に、ストローク中点へ向って移動し再び戻るように、個 別的又は同期的に駆動される。この運動は所定のプログラム1c従って制御され る。これによってプレツシング動作が行われる。適当な制御法則は例えばヨーロ ッ・(1!%許第85109799号明細書並びに未公開の西独国特許出願第3 602853号明細書に基づいて明らかであるので、これらの先願明細書並びに その優先権主張に基づく後顧明細書を参照されたい。
該明細書に記載したプレッシング法則によって円筒形の綾巻パッケージを正確な 円筒形円周をもって巻成することが可能になる。
第11図に示した線図では継軸に最大のトラバース運動hがプロットされ、横軸 は時間軸である。実線は時間軸上にとった最大トラバース運動ストロークHに関 スるトラバース糸ガイドのトラバース運動展開図であシ、破線は時間軸上にとっ た最小トラバース運動ストロークhに関するトラバース糸ガイドのトラバース運 動展開図である。1回の往復運動はダブルストロークと呼ばれる。単位時間当シ のダブルストローク数はダブルストローク数と呼ばれるか、又は本発明ではトラ バース周波数と呼ばれる。1回の往復運動のための持続時間T又はtはダブルス トローク時間と呼ばれる。
ダブルストローク時間がストロークの大きさ1c関連しているのは明らかである 。従って大きなトラバース 。
運動ストロークHにおけるトラバース周波数1/Tが小さいトラバース運動スト ロークhにおけるトラバース周波数17【よシ小である。他面において線図から 判るように、大きなトラバース運動ストロークHにおけるトラバース速度d ) −1/d Tは小さなトラバース運動ストロークhにおけるトラバース速度dh /dtに等しい。要するに本発明によるプレッシング動作によッテトラバース速 度の変化は生じない。その結果、巻成速度は、ひいては巻成時の糸張力もコンス タントである。
他面においてトラバース周波数(=ダブルストローク数)はリボン巻き発生りで とっての決定的なファクタとなる。巻成比(=ワインディング数=綾巻き交差数 )、すなわちパッケージ回転数とダブルストローク数との比が整数である場合に 一次IJ 、yン巻きが発生する。巻成比が次の整数巻成比から、整数分母をと る大きな端数分C%に1/2 、1/3 、1/4 )だけ偏倚している場合に 、低次のリボン巻きが発生する。本発明のブリッジング運動によって次のような リボン巻き防止態様又はリボン巻き減少態様が考えられる。すなわち、トラバー ス運動ストロークの永続的な短縮によって、巻成動作中に、リボン巻きの虞れの ある危険巻成比の発生を概ね回避することが可能である。あるいは、リボン巻き の虞れのある危険巻成比を迅速に通過させることが可能である。更に又、1種の 周波数シフト方式(ウオツプリング方式)によシ巻成比を周期的に又は非周期的 に変化させ、かつリボン巻きの虞れのある巻成比をただ短時間だけ通過させるこ とによってリチン巻き徴候を回避することも可能である。
第12図の線図は下半部にトラバース運動の時間的経過を、また上半部にトラバ ース速度の時間的経過を示す。両経過線図に共通なことは、横軸が時間軸である ことである。線図の下半部の縦軸には最大と最小トラバース運動ストロークH, hがプロットされている。
なお念のために付記しておくが、1込まれた曲線の勾配はトラバース速度を表わ す。しかしながら該線図の上半部から生じるトラバース速度変化は、それが比較 的僅かな量であるため、また線図の下半部の図示が誇張されているため、線図上 半部では認知できない。
線図下半部から判るように、サイクル時間tK中にストローク短縮が行われ、そ の場合先ず最大トラバース運動ストロークHから最小トラバース運動ストローク hへのストロークの直線的な短縮が行われ、次いで再び最大トラバース運動スト ロークHへの直線的な延長が行われる。不作用時間tR中にはストローク短縮は 行われない。
線図上半部から判るようにトラバース速度(単位=m7’5ec)は、ストロー ク短縮を伴うサイクル時間中コンスタントである。不作用時間tRcl、%いた 周波数シフト(ウオツプリング)が行われる。その際トラバース速度は周期的又 は非周期的に(いずれにしても反覆的に)、平均値から最大10%の変化をもっ て連続的に変化される。
リボン巻き防止のため、つまシリボン巻き徴候を回避するための、このようなウ オツプリングはそれ自体公知である。ストローク短縮を伴うサイクル時間中には 、すでに述べたよって、このようなりがン巻き防止の必要はない。
1輌− 国際調査報告 国際調査報告

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.糸(8)巻成用ワインダのトラバース装置であつて、2つの平行な逆方向に 走行移動するベルト区分(1)と、前記両ベルト区分に平行な直線ガイド機構( 6)と、該直線ガイド機構に沿つて可動でかつトラバース糸ガイド(7)を装着 したキヤリツジ(5)と、 各ストローク反転域に定置に設けられたストツバ(23,L,23,R)と、 前記キャリッジ(5)において2つの締付位置間を可動に案内されておりかつ締 付位置で夫々一方のベルト区分に前記キャリッジ(5)を結合する2つの可動グ リツバジョー(12,L,12,R)と、前記キャリッジ上に配置されておりか つ両締付位置間で前記可動グリツバジョーを駆動するため並びに該締付位置で締 付力を生ぜしめるために作用するグリッバ駆動装置とを備え、 しかも該グリツバ駆動装置が、各可動グリッバジョーと該可動グリツバジョーに 対応したベルト区分との間の締付結合作用を解除するために両ストツバによつて 交互に作動される形式のものにおいて、グリツバ駆動装置が、可動グリツバジヨ ーをその都度締付位置へ強制運動させるばねの作用を受けており、しかも前記ば ねは、前記可動グリツバジョーが両締付位置間を運動する際にばね死点位置を最 大ばね力で通過することを特徴とする、糸巻成用ワインダのトラバース装置。
  2. 2.複数本の糸を巻成するために両ベルト区分が、同一線上に整合配置された複 数の巻成部位に沿つて延在しており、 各巻成部位には夫々1つの直線ガイド機構と、トラバース糸ガイドを有する1つ のキヤリツジとが配設されている、請求の範囲第1項記載のトラバース装置。
  3. 3.可動グリツバジヨーが、ベルト区分に対して実質的に垂直に位置する軌道上 を可動であり、かつ締付位置でばね力が、その都度締付作用を及ぼす可動グリツ バジヨーに、ベルト走行方向に対して垂直な方向に作用し、かつ摩擦結合を生ぜ しめるのに充分な力を有している(第5図及び第6図)、請求の範囲第1項又は 第2項記載のトラバース装置。
  4. 4.グリツバ駆動装置がグリツバ保持体(26)を含み、該グリツバ保持体に可 動グリツバジョー(12,L,12,R)が固定されており、前記グリツバ保持 体がトラバース運動方向に対して垂直な方向に可動でありかつ締付位置でばね力 の作用を受け、一方の側で前記グリツバ保持体にストツバ、ローラ、ピンのよう な切換部材(22)が、また他方の側で、前記グリツバ保持体の運動時にトラバ ースストローク運動方向で前記切換部材と協働する円弧形のガイド(23,L, 23,R)が各ストローク反転域に定置に、しかも該円弧形のガイドに沿つた前 記切換部材の摺動によって前記グリツバ保持体(26)を一方の締付位置からば ね(20,L,20,R)の死点位置にまでシフトするように配置されている( 第5図)、請求の範囲第3項記載のトラバース装置。
  5. 5.可動グリツバジヨーが、ベルト走行方向に対して斜向している軌道に沿つて 可動に配置されており、かつベルト区分の走行方向が、前記可動グリツバジョー の一方のベルト区分への接触時に可動グリツバジヨーを該ベルト区分と自縛式に 摩擦接続させるように選ばれ、 その場合締付位置における前記ベルト区分に対する垂直方向のばね力成分が、前 記摩擦接続を生ぜしめるのに必要な垂直力よりも小さい(第7図)、請求の範囲 第1項又は第2項記載のトラバース装置。
  6. 6.グリツバ駆動装置が、可動グリツバジョー(12,L,12,R)の固定さ れたプレート状のグリツバ保持体(26)を有し、該グリツバ保持体がキャリッ ジ(5)上でベルト走行方向に対して斜向運動可能に案内されており、 各ストローク反転域には、該ストローク反転域に設けた側面と協働して前記グリ ツバ保持体(26)をキャリッジ(5)に対して相対的に長手方向にシフトする 、ローラ、ピン、旋回レバーのようなストツバ(23,L,23,R)が配置さ れている(第7図)、請求の範囲第5項記載のトラバース装置。
  7. 7.各ストローク反転域に配置されたストツバが、端部に滑子(43)を支持す る旋回レバー(23,L,23,R)であり、 キャリッジが、運動方向に対して直角な横方向に位置する側面に円弧状の切除部 (50,L,50,R)を有し、該切除部が各ストローク反転域に対して凹面を 以て対面し、かつ前記凹設部の内法幅が前記滑子(43)の旋回距離に相当して おり、かつ運動方向に対して直角に位置する、グリツバ保持体(26)の側面( 22,L,22,R)が各締付位置においてその都度キャリツジ(5)の走行方 向で見て前方の円弧状の切除部(例えば50,R)に部分的にオーバーラツプし かつ後方の円弧状の切除部(50,L)の下に完全に没するように構成されてい る(第7図)、請求の範囲第6項記載のトラバース装置。
  8. 8.グリツバ駆動装置が、その都度一方の可動グリツバジヨー(12,L,12 ,R)に形状係合式に作用する偏心ディスク(14)のようなストローク制御縁 を有し、該ストローク制御像が両可動グリツバジヨー間に可動に配置されており 、 ばねがその死点位置を超えることによつて前記ストローク制限縁が、その都度一 方の可動グリツバジヨーをセツトする2つの終端位置に確保され、かつストロー ク制御像が、ストツバに当接することによって一方又は他方の終端位置へ切換え られる、請求の範囲第1項から第7項までのいずれか1項記載のトラバース装置 。
  9. 9.グリツバ駆動装置が、可動グリツバジョー(12,L,12,R)の固定さ れたグリツバ保持体(26)を有し、該グリツバ保持体が、ベルト走行方向に対 して横方向に位置する軌道に沿つて可動であり、しかもグリツバ保持体(26) が両締付位置間の中点つまり死点位置に達したときにばね(20,L,20,R )のばね力の力線が前記軌道に対して垂直に位置するように前記ばね力が前記グ リツバ保持体(26)に作用する(第5図〜第7図)、請求の範囲第1項から第 7項までのいずれか1項記載のトラバース装置。
  10. 10.複数のばね(20,L,20,R)が、グリツバ保持体の死点位置におい て等しい大きさの、しかも互いに逆向きのばね力を生ぜしめるように前記グリツ バ保持体に作用する、請求の範囲第9項記載のトラバース装置。
  11. 11.ストローク制限縁が偏心ディスク(14)によつて構成されており、 該偏心ディスクには、独自に回動可能な切換ディスク(17)が配設されており 、該切換ディスクが、成る所定のアイドリング移動距離の許容下で前記偏心ディ スクと連結されており、かつ切換突起(22)によつてストツバ(23,L,2 3,R)と協働し、かつ前記切換ディスクが、死点位置を超えるばね(18)に よつて2つの旋回位置に確保される(第1図)、請求の範囲第8項記載のトラバ ース装置。
  12. 12.切換ディスク(17)に配設されたばね(20)の作用点が、偏心ディス ク(14)に配設されたばね(18)の作用点よりも大きな半径上に配置されて いる、請求の範囲第11項記載のトラバース装置。
  13. 13.偏心ディスクと切換ディスクが同心的に支承されている、請求の範囲第1 1項又は第12項記載のトラバース装置。
  14. 14.各可動グリツバジヨーがトグルレバーによつてセットされ、しかもその都 度偏心ディスク14のストローク制御縁がトグルレバーのトグル部に作用する( 第1図)、請求の範囲第8項記載のトラバース装置。
  15. 15.トグルレバーが、湾曲した舌状ばね(11,L,11,R)であり、該舌 状ばねが一端でキャリッジ(5)に締込まれておりかつ自由端部には一方の可動 グリツバジヨー(12,L,12,R)を支持している(第1図)、請求の範囲 第14項記載のトラバース装置。
  16. 16.キャリツジ(5)には加速レール(51)が配置されており、また各スト ローク反転域には、該ストローク反転域において前記加速レール(51)と協働 する滑子(52)が定置に配置されており、しかも前記加速レールがトラバース 運動方向に対して平行に延在しかつ該トラバース運動方向に1つの上り勾配面と 1つの下り勾配面とを有し、 また前記滑子が、加速制御縁を有する軌道に沿つて案内されておりかつばね(5 4)のばね力の作用下で前記加速レール上に支えられている(第7図)、請求の 範囲第1項から第15項までのいずれか1項記載のトラバース装置。
  17. 17.各ストローク反転域には、キャリッジ(5)をストローク端部へ向つて加 速させる磁石(62,L,62,R)が夫々配置されている(第1図)、請求の 範囲第1項から第16項までのいずれか1項記載のトラバース装置。
  18. 18.各トラバースストローク半部に夫々1つの切換レール(30)が配設され ており、 グリツバ駆動装置のグリツバ保持体(26)が、前記切換レールと協働するスト ツバ(22)を有し、前記切換レールが、トラバースストローク半部のトラバー スストローク端部へ進入していくベルト区分の位置する方の、ストツバ(22) の軌道側に配置されており、 前記切換レールが、前記ストツバの軌道と係合したい不作用位置から係合位置へ 可動であり、該係合位置では前記切換レールが、トラバースストローク半部に沿 ってかつ該トラバースストローク半部に実質的に平行に延在し、 前記係合位置での切換レールの距離は、該切換レールがグリツバ前記ストツバを 駆動装置と共に死点位置を超えてシフトする(第6図)、請求の範囲第1項から 第17項までのいずれか1項記載のトラバース装置。
  19. 19.各トラバースストローク半部にはストツバ(22)の軌道の夫々他方の側 に保持レール(31)が配設されており、該保持レールが、前記ストツバと係合 しない不作用位置から保持位置へ可動であり、該保持位置では前記保持レールが 、トラバースストローク半部に実質的に平行に延在し、前記保持位置では前記保 持レールが前記ストツバの死点位置と締付位置との間に位置し、該保持レールは トラバースストローク半部のトラバースストローク端部から進出する方のベルト 区分に配設されている、請求の範囲第18項記載のトラバース装置。
  20. 20.ストツバ(22)の軌道の夫々一方の側に位置する切換レールと保持レー ルが連結レール(33)によつて一貫したロツド(35,36)として殊に連続 的に結合されている、請求の範囲第19項記載のトラバース装置。
  21. 21.ストツバ(22)の軌道の両側に配置された2本のロッド(35と36) が、枢着された2本の平行レバー(37と38)によつて1つの平行四辺形リン ク機構として連結されており、 かつ前記平行レバー(37,38)が定置の旋回支点(40,41)を中心とし て旋回可能であり、しかも該旋回支点が両ロツド(35,36)間に、殊に前記 ストツバ(22)の死点位置の位置する、両ベルト区分に平行なライン上に配置 されている、請求の範囲第20項記載のトラバース装置。
  22. 22.1つのトラバースストロークのベルト区分が2本のエンドレス循環式ベル ト(1,1;1,2)の一部分である(第9図)、請求の範囲第1項から第21 項までのいずれか1項記載のトラバース装置。
  23. 23.両ベルト(1,1;1,2)が異なつた速度で駆動される(第9図)、請 求の範囲第22項記載のトラバース装置。
  24. 24.1つの巻成部位に配設されていてストローク反転域に配置されたガイド又 はストツバ(23,L,23,R)の少なくとも1つがトラバース運動方向に変 位可能である、請求の範囲第1項から第23項までのいずれか1項記載のトラバ ース装置。
  25. 25.ガイド又はストツバ(23,L,23,R)の変位が巻成動作中に、トラ バースストロークを短縮するために一方向でのみ行われる、請求の範囲第24項 記載のトラバース装置。
  26. 26.ガイド又はストツバ(23,L,23,R)が1回の巻成動作中に、トラ バースストロークの短縮及び拡大を反覆するために複数回往復変位せしめられる 、請求の範囲第24項記載のトラバース装置。
  27. 27.複数の巻成部位のガイド又はストツバ(23,L,23,R)が、所属の 巻成部位の同一の側に夫々配置されておりかつ互いに同期的に変位可能である( 第8図)、請求の範囲第24項から第26項までのいずれか1項記載のトラバー ス装置。
  28. 28.リボン巻き防止のためにベルトの駆動装置が、回転数の低下と上昇を反覆 するように回転数を制御可能である、請求の範囲第1項から第27項までのいず れか1項記載のトラバース装置。
  29. 29.2°より大きな糸セッティング角の綾巻バツケージに糸を巻成する除にト ラバース周波数を時々変化させることによつてリボン巻きを防止する方法におい て、トラバース連動速度を変えたいままでストロークを短縮することによってト パーズ周波数の変化を行うことを特徴とする、リボン巻き防止法。
  30. 30.ストローク短縮の行われない時間中にトラバース運動速度を変化すること によつてリボン巻きの防止を行う、請求の範囲第29項記載の方法。
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