JPH05201615A - スプールへの糸の巻取装置 - Google Patents
スプールへの糸の巻取装置Info
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- JPH05201615A JPH05201615A JP4251209A JP25120992A JPH05201615A JP H05201615 A JPH05201615 A JP H05201615A JP 4251209 A JP4251209 A JP 4251209A JP 25120992 A JP25120992 A JP 25120992A JP H05201615 A JPH05201615 A JP H05201615A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/28—Traversing devices; Package-shaping arrangements
- B65H54/2818—Traversing devices driven by rod
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H57/00—Guides for filamentary materials; Supports therefor
- B65H57/003—Arrangements for threading or unthreading the guide
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H59/00—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
- B65H59/005—Means compensating the yarn tension in relation with its moving due to traversing arrangements
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Textile Engineering (AREA)
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は二重トラバース方式における
糸通しを容易にすることにある。 【構成】 スプール本体への糸の巻取装置はメイン糸ト
ラバースガイド14.14 と、その半分のストローク量の補
償糸トラバースガイド13.1とを有する。供給装置からの
糸は不動偏倚ガイドローラ12、第3偏倚ガイドローラ1
3、及び第2偏倚ガイドローラ14を介して案内される。
糸通し装置は糸端をスプール本体に把持する装置18.1
と、その湾曲縁が固定ガイド12を介して糸を糸キャッチ
20.2に案内する糸案内プレート19とを有する。糸はメイ
ントラバースガイドに連結される第1従動子21によって
メイントラバースガイドに案内される。メイントラバー
スガイドに固定される第2従動子22によって糸はその戻
りストロークにおいてキャッチ20.2から外され、固定ガ
イドローラ12に糸通しされる。糸ループは第2従動子22
により第3ガイドローラ13を通過せしめられ、次の戻り
ストロークにおいて第3従動子23により第2ガイド13に
通される。
糸通しを容易にすることにある。 【構成】 スプール本体への糸の巻取装置はメイン糸ト
ラバースガイド14.14 と、その半分のストローク量の補
償糸トラバースガイド13.1とを有する。供給装置からの
糸は不動偏倚ガイドローラ12、第3偏倚ガイドローラ1
3、及び第2偏倚ガイドローラ14を介して案内される。
糸通し装置は糸端をスプール本体に把持する装置18.1
と、その湾曲縁が固定ガイド12を介して糸を糸キャッチ
20.2に案内する糸案内プレート19とを有する。糸はメイ
ントラバースガイドに連結される第1従動子21によって
メイントラバースガイドに案内される。メイントラバー
スガイドに固定される第2従動子22によって糸はその戻
りストロークにおいてキャッチ20.2から外され、固定ガ
イドローラ12に糸通しされる。糸ループは第2従動子22
により第3ガイドローラ13を通過せしめられ、次の戻り
ストロークにおいて第3従動子23により第2ガイド13に
通される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスプールへの糸の巻取
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスプール本体への糸の巻取装置で
あって、スプール本体の一端に糸の端をクランプするた
めの装置を具備したスプール本体のためのスプールホル
ダと、スプール本体を駆動するための駆動ユニットと、
スプール本体と協働する糸供給装置と、糸供給装置の下
流に連結され、かつスプール本体の長手方向中心に対向
して位置される不動の第1糸偏倚手段と、メイン糸トラ
バースガイドとを具備し、該メイン糸トラバースガイド
は第2糸偏倚装置を具備し、該第2糸偏倚装置は前記第
1糸偏倚装置とスプール本体との間に位置され、前記メ
イン糸トラバースガイドはスプール本体の中心軸線に平
行な第1のトラバース路に沿って、スプール本体の長さ
に本質的には相当する所定の第1のトラバースストロー
クにて、往復し、第1糸偏倚装置と前記メイン糸トラバ
ースガイドとの間に位置される第3糸偏倚装置としての
補償用糸トラバースガイドを具備し、該第3糸偏倚手段
はメイン糸トラバースガイドの第1トラバース路に平行
な第2トラバース路に沿って往復し、該第2トラバース
路はスプール本体の長手方向中心とスプール本体の第1
端部との間に位置しており、前記第2トラバース路は前
記第1トラバース路の半分に本質的に相当する所定の第
2トラバースストロークを具備し、前記第1及び第2及
び第3糸偏倚装置は本質的には共通平面に位置されてお
り、かつ糸をスプール本体に 巻回するために、糸は前
記糸供給装置から前記第1、第2及び第3糸偏倚装置並
びに前記メイントラバースガイドを介してスプール本体
に案内されるものがある。
あって、スプール本体の一端に糸の端をクランプするた
めの装置を具備したスプール本体のためのスプールホル
ダと、スプール本体を駆動するための駆動ユニットと、
スプール本体と協働する糸供給装置と、糸供給装置の下
流に連結され、かつスプール本体の長手方向中心に対向
して位置される不動の第1糸偏倚手段と、メイン糸トラ
バースガイドとを具備し、該メイン糸トラバースガイド
は第2糸偏倚装置を具備し、該第2糸偏倚装置は前記第
1糸偏倚装置とスプール本体との間に位置され、前記メ
イン糸トラバースガイドはスプール本体の中心軸線に平
行な第1のトラバース路に沿って、スプール本体の長さ
に本質的には相当する所定の第1のトラバースストロー
クにて、往復し、第1糸偏倚装置と前記メイン糸トラバ
ースガイドとの間に位置される第3糸偏倚装置としての
補償用糸トラバースガイドを具備し、該第3糸偏倚手段
はメイン糸トラバースガイドの第1トラバース路に平行
な第2トラバース路に沿って往復し、該第2トラバース
路はスプール本体の長手方向中心とスプール本体の第1
端部との間に位置しており、前記第2トラバース路は前
記第1トラバース路の半分に本質的に相当する所定の第
2トラバースストロークを具備し、前記第1及び第2及
び第3糸偏倚装置は本質的には共通平面に位置されてお
り、かつ糸をスプール本体に 巻回するために、糸は前
記糸供給装置から前記第1、第2及び第3糸偏倚装置並
びに前記メイントラバースガイドを介してスプール本体
に案内されるものがある。
【0003】上述種類の装置はそもそも公知であり、ド
イツ公開公報第 39 39 595 号及び米国特許第3,347,49
0 号等に開示されている。この種の装置は繊維機械、特
に、繊維機械から搬送されてきた糸をクロススプール等
に巻くのに使用する二重撚糸機に採用されている。二重
トラバース法では糸が現実にスプール本体に達するに先
だって所謂トラバーストライアングル内で糸の長さ及び
張力の補償を行なうのに役立つものである。
イツ公開公報第 39 39 595 号及び米国特許第3,347,49
0 号等に開示されている。この種の装置は繊維機械、特
に、繊維機械から搬送されてきた糸をクロススプール等
に巻くのに使用する二重撚糸機に採用されている。二重
トラバース法では糸が現実にスプール本体に達するに先
だって所謂トラバーストライアングル内で糸の長さ及び
張力の補償を行なうのに役立つものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】二重トラバース法にお
いては糸は少なくとも3個の糸偏倚装置のところを案内
され、装置の作動の間の糸通しもしくは挿入工程が困難
となる。一回のトラバース法によって糸をスプール上に
巻取する装置においては糸端をスプール本体の端部に
把持するための装置によって糸供給装置から来る糸の端
の糸通しを達成することが公知となっている。糸トラバ
ースガイドは糸トラバースガイドの往復の間に糸が自動
的に糸通しされるように設計されている。しかしなが
ら、この方法においては複数の糸偏倚装置を具備した二
重トラバース工程に応用するときに大きな困難に直面す
ることになる。
いては糸は少なくとも3個の糸偏倚装置のところを案内
され、装置の作動の間の糸通しもしくは挿入工程が困難
となる。一回のトラバース法によって糸をスプール上に
巻取する装置においては糸端をスプール本体の端部に
把持するための装置によって糸供給装置から来る糸の端
の糸通しを達成することが公知となっている。糸トラバ
ースガイドは糸トラバースガイドの往復の間に糸が自動
的に糸通しされるように設計されている。しかしなが
ら、この方法においては複数の糸偏倚装置を具備した二
重トラバース工程に応用するときに大きな困難に直面す
ることになる。
【0005】従って、この発明の目的は、被駆動スプー
ルに加えてメイン糸トラバースガイド及び補償糸トラバ
ースガイドによって、糸端をスプール本体の端部に把持
後、ワインディングプロセスの開始によって自動的な糸
通しが開始され、これにより、糸通し工程の終端で、糸
は糸供給装置から第1糸偏倚装置、第3糸偏倚装置及び
第2糸偏倚装置並びにメイン糸トラバースガイドによっ
てスプール本体に案内されるようなる、上述タイプのス
プール本体に糸を巻き取るための装置を提供することを
目的とする。
ルに加えてメイン糸トラバースガイド及び補償糸トラバ
ースガイドによって、糸端をスプール本体の端部に把持
後、ワインディングプロセスの開始によって自動的な糸
通しが開始され、これにより、糸通し工程の終端で、糸
は糸供給装置から第1糸偏倚装置、第3糸偏倚装置及び
第2糸偏倚装置並びにメイン糸トラバースガイドによっ
てスプール本体に案内されるようなる、上述タイプのス
プール本体に糸を巻き取るための装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のスプール本体
への糸の巻取装置は以下の構成を特徴すとるものであ
る。 スプール本体の一端に糸の端をクランプするため
の装置を具備したスプール本体のためのスプールホル
ダ;スプール本体を駆動するための駆動ユニット;スプ
ール本体と協働する糸供給装置;糸供給装置の下流に連
結され、かつスプール本体の長手方向中心に対向して位
置される不動の第1糸偏倚手段;メイン糸トラバースガ
イド;該メイン糸トラバースガイドは第2糸偏倚装置を
具備し、該第2糸偏倚装置は前記第1糸偏倚装置とスプ
ール本体との間に位置され、前記メイン糸トラバースガ
イドはスプール本体の中心軸線に平行な第1のトラバー
ス路に沿って、スプール本体の長さに本質的には相当す
る所定の第1のトラバースストロークにて、往復する;
第1糸偏倚装置と前記メイン糸トラバースガイドとの間
に位置される第3糸偏倚装置としての補償用糸トラバー
スガイド;該第3糸偏倚手段はメイン糸トラバースガイ
ドの第1トラバース路に平行な第2トラバース路に沿っ
て往復し、該第2トラバース路はスプール本体の長手方
向中心とスプール本体の第1端部との間に位置してお
り、前記第2トラバース路は前記第1トラバース路の半
分に本質的に相当する所定の第2トラバースストローク
を具備し、前記第1及び第2及び第3糸偏倚装置は本質
的には共通平面に位置されており、かつ糸をスプール本
体に巻回するために、糸は前記糸供給装置から前記第
1、第2及び第3糸偏倚装置並びに前記メイントラバー
スガイドを介してスプール本体に案内される;糸供給装
置と前記第1糸偏倚装置との間に連結される糸ガイドプ
レート;該糸ガイドプレートは、初期の糸通しの際にそ
の上で糸を案内する湾曲した上部縁を有し、前記湾曲上
部縁は第1及び第2端部を有すると共に第1糸偏倚装置
より高い箇所において前記メイントラバースガイドの第
1トラバース路に平行に延びていくると共に、前記第1
端部は糸をクランプするための前記装置に対向して位置
され、かつ前記第2端部は前記第1糸偏倚装置と対向位
置される;前記第2及び第3糸偏倚装置の間に連結され
かつ前記メイン糸トラバースガイドの前記第1トラバー
ス路の平面に平行に延びる糸ガイド縁;前記糸ガイド縁
は前記湾曲上縁の第2端部の下方の点からスプール本体
の第2端部の方向において上昇している共に凹んだ糸キ
ャッチとして終端しており、該糸キャッチは、第1糸偏
倚装置とスプール本体の第2端部の領域における第1ト
ラバース路の端部との間に位置している;前記第1トラ
バース路の方向に延びかつスプール本体の前記第2端部
に向って指向しているフィンガを具備した第2偏倚装置
に連結される第1従動子;該第1従動子は該第1従動子
の頂側及び底側での糸のための、第1従動子の自由端の
方向に上方に延びる摺動縁を具備し、前記従動子の底側
で前記摺動縁は前記第2偏倚装置に対する移行部を有す
る; 第2位置偏倚装置に連結される第2従動子;該第
2従動子は前記スプール本体の第1端部に面しており、
前記第2従動子は、その移動の間に糸ガイド縁を往復さ
せるホルダを具備し、該ホルダは、スプール本体の前記
第1端に向って開放したフックを具備し、前記フックと
前記第糸2偏倚装置との間の距離は糸キャッチとスプー
ル本体の前記第2端の領域における前記第1トラバース
路の第2端位置との間の距離より小さいと共に、スプー
ル本体の前記第1端の領域における第1トラバース路の
前記端部位置とスプール本体の前記第1端領域における
第2トラバース路の端部位置との間の距離より大きい;
及び前記第3糸偏倚装置に連結される第3従動子;該フ
ィンガとしての形態の第3従動子は第2トラバース路の
方向において延びており、前記第3従動子は、第3従動
子の自由短の方向に上方に延びるその頂側及び底側では
糸のため摺動縁を有し、底側の前記摺動縁は第3糸偏倚
装置への移行部を有し、これにより第3従動子の自由端
部は前記フックの平面内に本質的には位置される。
への糸の巻取装置は以下の構成を特徴すとるものであ
る。 スプール本体の一端に糸の端をクランプするため
の装置を具備したスプール本体のためのスプールホル
ダ;スプール本体を駆動するための駆動ユニット;スプ
ール本体と協働する糸供給装置;糸供給装置の下流に連
結され、かつスプール本体の長手方向中心に対向して位
置される不動の第1糸偏倚手段;メイン糸トラバースガ
イド;該メイン糸トラバースガイドは第2糸偏倚装置を
具備し、該第2糸偏倚装置は前記第1糸偏倚装置とスプ
ール本体との間に位置され、前記メイン糸トラバースガ
イドはスプール本体の中心軸線に平行な第1のトラバー
ス路に沿って、スプール本体の長さに本質的には相当す
る所定の第1のトラバースストロークにて、往復する;
第1糸偏倚装置と前記メイン糸トラバースガイドとの間
に位置される第3糸偏倚装置としての補償用糸トラバー
スガイド;該第3糸偏倚手段はメイン糸トラバースガイ
ドの第1トラバース路に平行な第2トラバース路に沿っ
て往復し、該第2トラバース路はスプール本体の長手方
向中心とスプール本体の第1端部との間に位置してお
り、前記第2トラバース路は前記第1トラバース路の半
分に本質的に相当する所定の第2トラバースストローク
を具備し、前記第1及び第2及び第3糸偏倚装置は本質
的には共通平面に位置されており、かつ糸をスプール本
体に巻回するために、糸は前記糸供給装置から前記第
1、第2及び第3糸偏倚装置並びに前記メイントラバー
スガイドを介してスプール本体に案内される;糸供給装
置と前記第1糸偏倚装置との間に連結される糸ガイドプ
レート;該糸ガイドプレートは、初期の糸通しの際にそ
の上で糸を案内する湾曲した上部縁を有し、前記湾曲上
部縁は第1及び第2端部を有すると共に第1糸偏倚装置
より高い箇所において前記メイントラバースガイドの第
1トラバース路に平行に延びていくると共に、前記第1
端部は糸をクランプするための前記装置に対向して位置
され、かつ前記第2端部は前記第1糸偏倚装置と対向位
置される;前記第2及び第3糸偏倚装置の間に連結され
かつ前記メイン糸トラバースガイドの前記第1トラバー
ス路の平面に平行に延びる糸ガイド縁;前記糸ガイド縁
は前記湾曲上縁の第2端部の下方の点からスプール本体
の第2端部の方向において上昇している共に凹んだ糸キ
ャッチとして終端しており、該糸キャッチは、第1糸偏
倚装置とスプール本体の第2端部の領域における第1ト
ラバース路の端部との間に位置している;前記第1トラ
バース路の方向に延びかつスプール本体の前記第2端部
に向って指向しているフィンガを具備した第2偏倚装置
に連結される第1従動子;該第1従動子は該第1従動子
の頂側及び底側での糸のための、第1従動子の自由端の
方向に上方に延びる摺動縁を具備し、前記従動子の底側
で前記摺動縁は前記第2偏倚装置に対する移行部を有す
る; 第2位置偏倚装置に連結される第2従動子;該第
2従動子は前記スプール本体の第1端部に面しており、
前記第2従動子は、その移動の間に糸ガイド縁を往復さ
せるホルダを具備し、該ホルダは、スプール本体の前記
第1端に向って開放したフックを具備し、前記フックと
前記第糸2偏倚装置との間の距離は糸キャッチとスプー
ル本体の前記第2端の領域における前記第1トラバース
路の第2端位置との間の距離より小さいと共に、スプー
ル本体の前記第1端の領域における第1トラバース路の
前記端部位置とスプール本体の前記第1端領域における
第2トラバース路の端部位置との間の距離より大きい;
及び前記第3糸偏倚装置に連結される第3従動子;該フ
ィンガとしての形態の第3従動子は第2トラバース路の
方向において延びており、前記第3従動子は、第3従動
子の自由短の方向に上方に延びるその頂側及び底側では
糸のため摺動縁を有し、底側の前記摺動縁は第3糸偏倚
装置への移行部を有し、これにより第3従動子の自由端
部は前記フックの平面内に本質的には位置される。
【0007】好ましくは、装置は第2の糸ガイドプレー
トの上縁の第2端に連結される糸ガイドローラを具備
し、該糸ガイドローラはねじを切った外皮表面を具備す
る。便宜上、装置は糸の移動方向において見たとき糸ガ
イドプレートの前方に連結された糸押えが更に具備され
る。有利な構造として、装置は、糸供給装置と前記第
1、第2及び第3糸偏倚装置の上方の前記糸メイントラ
バースガイドとの間の領域を被覆するためのカバープレ
ートを更に具備し、かつ前記糸ガイドローラと前記糸押
えとの領域は被覆されないでままとなっている。好まし
くは、前記カバープレートは透明材料にて形成される。
トの上縁の第2端に連結される糸ガイドローラを具備
し、該糸ガイドローラはねじを切った外皮表面を具備す
る。便宜上、装置は糸の移動方向において見たとき糸ガ
イドプレートの前方に連結された糸押えが更に具備され
る。有利な構造として、装置は、糸供給装置と前記第
1、第2及び第3糸偏倚装置の上方の前記糸メイントラ
バースガイドとの間の領域を被覆するためのカバープレ
ートを更に具備し、かつ前記糸ガイドローラと前記糸押
えとの領域は被覆されないでままとなっている。好まし
くは、前記カバープレートは透明材料にて形成される。
【0008】便宜上、糸ガイドプレートの湾曲上縁は前
記案内ローラから湾曲上縁の前記第2端に向って下方に
傾斜している。有利な構造としては前記スプールホルダ
はばね荷重されたフレームと、回転可能に支持された芯
出ディスク(複数)とより成る。前記芯出ディスクの第
1のものは糸の端をクランプするためのディスクであ
り、該第1の芯出ディスクはフレームに枢着される。ス
プール本体はばね荷重によってフレームの初期位置に保
持され、かつばね荷重の力に抗して摺動可能であり、第
1の芯出ディスクに面するスプール本体の端部と該芯出
ディスクとの間に隙間が形成される。糸の把持のために
糸の端部は前記隙間に配置され、かつスプール本体は前
記初期位置に戻るように移動され、糸の端部はスプール
本体と前記芯出ディスクとの間に把持される。
記案内ローラから湾曲上縁の前記第2端に向って下方に
傾斜している。有利な構造としては前記スプールホルダ
はばね荷重されたフレームと、回転可能に支持された芯
出ディスク(複数)とより成る。前記芯出ディスクの第
1のものは糸の端をクランプするためのディスクであ
り、該第1の芯出ディスクはフレームに枢着される。ス
プール本体はばね荷重によってフレームの初期位置に保
持され、かつばね荷重の力に抗して摺動可能であり、第
1の芯出ディスクに面するスプール本体の端部と該芯出
ディスクとの間に隙間が形成される。糸の把持のために
糸の端部は前記隙間に配置され、かつスプール本体は前
記初期位置に戻るように移動され、糸の端部はスプール
本体と前記芯出ディスクとの間に把持される。
【0009】好ましくは前記第1、第2及び第3糸偏倚
装置の少なくとも一つは偏倚ガイドローラである。前記
偏倚ガイドローラの少なくとも一つは開放したくちばし
(Bill)形状の糸捕捉装置である。有利な構造としては前
記第1従動子及び前記第3従動子は糸捕捉装置の部品で
ある。装置は好ましくはメイン糸トラバースガイドの移
動平面に平行な平面において配置された案内プレートを
具備し、該案内プレートの上縁は前記糸ガイド縁及び前
記糸キャッチを形成する。装置は好ましくはガイドロッ
ドをも具備し、該ガイドロッドはこれに連結された前記
メイン糸トラバースガイドを具備し、前記第2従動子の
ホルダは下向きに開かれたU字形状プレートより本質的
には構成される。前記ガイドプレートの平面はU字型プ
レートの脚部間に位置される。該U字型プレートの脚部
の一方は前記案内ロッドに連結され、更に、U字型プレ
ートの他方の脚部は前記第2糸偏倚装置に面した側で、
凹みをつけられた摺動縁を有し、かつ前記第2糸偏倚装
置から離間した側ではその下端に前記フックを有する。
装置の少なくとも一つは偏倚ガイドローラである。前記
偏倚ガイドローラの少なくとも一つは開放したくちばし
(Bill)形状の糸捕捉装置である。有利な構造としては前
記第1従動子及び前記第3従動子は糸捕捉装置の部品で
ある。装置は好ましくはメイン糸トラバースガイドの移
動平面に平行な平面において配置された案内プレートを
具備し、該案内プレートの上縁は前記糸ガイド縁及び前
記糸キャッチを形成する。装置は好ましくはガイドロッ
ドをも具備し、該ガイドロッドはこれに連結された前記
メイン糸トラバースガイドを具備し、前記第2従動子の
ホルダは下向きに開かれたU字形状プレートより本質的
には構成される。前記ガイドプレートの平面はU字型プ
レートの脚部間に位置される。該U字型プレートの脚部
の一方は前記案内ロッドに連結され、更に、U字型プレ
ートの他方の脚部は前記第2糸偏倚装置に面した側で、
凹みをつけられた摺動縁を有し、かつ前記第2糸偏倚装
置から離間した側ではその下端に前記フックを有する。
【0010】
【作用】この発明の原理はスプール本体の一端に把持さ
れる糸は、先ず、糸供給装置と第1糸偏倚装置との間の
位置で二つの糸トラバースガイドのトラバースストロー
クに平行な方向に第1糸偏倚装置を通過する範囲まで移
動される。この運動は、少なくともその第2部分では、
メイン糸トラバースガイドにも連結される第2糸偏倚装
置に連結される第1従動子より開始され、その結果糸は
第2糸偏倚装置に通される。糸は、それから、第2従動
子に係合されるが、この第2従動子はメイン糸トラバー
スガイドに連結されかつ往復運動される。この運動の間
に、糸はまず第1糸偏倚装置に通され、第1及び第2糸
偏倚装置間に惹起される糸ループは、補償トラバースガ
イドに連結される第3糸偏倚装置を挿通される。運動方
向の変化を更に行なった後糸ループは第2従動子から解
放され、第3糸偏倚装置に配置される第2従動子に係合
され、補償糸トラバースガイドに連結される第3糸偏倚
装置に通される。従って、糸は3つの全ての糸偏倚装置
を案内され、糸通しプロセスが終了する。上記の工程と
協働する装置の要素の詳細は特定実施例によって以下説
明する。
れる糸は、先ず、糸供給装置と第1糸偏倚装置との間の
位置で二つの糸トラバースガイドのトラバースストロー
クに平行な方向に第1糸偏倚装置を通過する範囲まで移
動される。この運動は、少なくともその第2部分では、
メイン糸トラバースガイドにも連結される第2糸偏倚装
置に連結される第1従動子より開始され、その結果糸は
第2糸偏倚装置に通される。糸は、それから、第2従動
子に係合されるが、この第2従動子はメイン糸トラバー
スガイドに連結されかつ往復運動される。この運動の間
に、糸はまず第1糸偏倚装置に通され、第1及び第2糸
偏倚装置間に惹起される糸ループは、補償トラバースガ
イドに連結される第3糸偏倚装置を挿通される。運動方
向の変化を更に行なった後糸ループは第2従動子から解
放され、第3糸偏倚装置に配置される第2従動子に係合
され、補償糸トラバースガイドに連結される第3糸偏倚
装置に通される。従って、糸は3つの全ての糸偏倚装置
を案内され、糸通しプロセスが終了する。上記の工程と
協働する装置の要素の詳細は特定実施例によって以下説
明する。
【0011】糸通しプロセスを開始するためのスプール
本体の一端での糸の端部の把持はドイツ公開公報第2312
609 号により手動に行なうことができるし、又はドイツ
公開公報第40 34 482 号に開示の方法及び装置では自動
的に行なうことができる。糸偏倚装置は偏倚ガイドロー
ラの形態として構成することができる。相互にトラバー
スする要素が最小距離となっていることから安全の観点
からは糸供給装置と糸偏倚装置の上方のメイン糸トラバ
ースガイドとの間にカバープレートを設けることが有利
である。カバープレートは装置の可視的な作動を許容す
るため透明材料等によって構成することができる。
本体の一端での糸の端部の把持はドイツ公開公報第2312
609 号により手動に行なうことができるし、又はドイツ
公開公報第40 34 482 号に開示の方法及び装置では自動
的に行なうことができる。糸偏倚装置は偏倚ガイドロー
ラの形態として構成することができる。相互にトラバー
スする要素が最小距離となっていることから安全の観点
からは糸供給装置と糸偏倚装置の上方のメイン糸トラバ
ースガイドとの間にカバープレートを設けることが有利
である。カバープレートは装置の可視的な作動を許容す
るため透明材料等によって構成することができる。
【0012】
【実施例】この発明を以下図1から図10を利用して特
定実施例によって詳細に説明する。二重トラバース方法
によるスプール本体への糸の巻取装置の通常の作動につ
いし図1及び図2によってまず説明する。図1の装置は
二重撚糸機スピンドルと協働するものであり、二重撚糸
機において1は導糸管と、2はスプールキャップと、3
はキャップ内に挿入される供給スプール、4はバルーン
4である。供給スプール3から取り出された糸は導糸管
1及び共通的に採用される糸収納ディスク(図示しな
い)を通過し、かつ二重撚糸機スピンドルから取り出さ
れる際に糸バルーン5を形成する。糸バルーン5はバル
ーンガイド6によって上端が制限され、このガイド6か
ら糸Fはガイドローラ7を介して供給ローラ8に案内さ
れる。供給ローラ8は外部的に駆動されるシャフトに連
結される。ガイドローラ7とバルーンガイド6とは機械
フレームのサポート9に支持される。供給ローラ8は通
常のワインディング装置の糸供給装置に対応している。
定実施例によって詳細に説明する。二重トラバース方法
によるスプール本体への糸の巻取装置の通常の作動につ
いし図1及び図2によってまず説明する。図1の装置は
二重撚糸機スピンドルと協働するものであり、二重撚糸
機において1は導糸管と、2はスプールキャップと、3
はキャップ内に挿入される供給スプール、4はバルーン
4である。供給スプール3から取り出された糸は導糸管
1及び共通的に採用される糸収納ディスク(図示しな
い)を通過し、かつ二重撚糸機スピンドルから取り出さ
れる際に糸バルーン5を形成する。糸バルーン5はバル
ーンガイド6によって上端が制限され、このガイド6か
ら糸Fはガイドローラ7を介して供給ローラ8に案内さ
れる。供給ローラ8は外部的に駆動されるシャフトに連
結される。ガイドローラ7とバルーンガイド6とは機械
フレームのサポート9に支持される。供給ローラ8は通
常のワインディング装置の糸供給装置に対応している。
【0013】供給ローラ8の下流において糸は糸ガイド
ローラ12の形態の第1糸偏倚装置によって案内され
る。このガイドローラ12はと機械フレームに固定され
ている。ここから、糸は第2糸偏案内倚ローラ14の形
態の第2糸偏倚装置に案内される。偏倚案内ローラ14
はメイン糸トラバースガイド14.2に連結されてい
る。第1糸偏倚ローラ12と第2糸偏倚ローラ14との
間において糸は偏倚ガイドローラ13の形態の第3糸偏
倚装置によってガイドされ、この第3糸偏倚装置が補償
糸トラバースガイドとなる。メイン糸トラバースガイド
14.2から次に糸はスプールSPに案内され、糸はス
プール本体15上に巻き取られる。(スプール本体15
は図1には図示されていない)。
ローラ12の形態の第1糸偏倚装置によって案内され
る。このガイドローラ12はと機械フレームに固定され
ている。ここから、糸は第2糸偏案内倚ローラ14の形
態の第2糸偏倚装置に案内される。偏倚案内ローラ14
はメイン糸トラバースガイド14.2に連結されてい
る。第1糸偏倚ローラ12と第2糸偏倚ローラ14との
間において糸は偏倚ガイドローラ13の形態の第3糸偏
倚装置によってガイドされ、この第3糸偏倚装置が補償
糸トラバースガイドとなる。メイン糸トラバースガイド
14.2から次に糸はスプールSPに案内され、糸はス
プール本体15上に巻き取られる。(スプール本体15
は図1には図示されていない)。
【0014】スプール本体15はフレームアーム16.
1と16.2との間で芯出ディスク18.1と18.2
とによってばね荷重されたフレームに保持されている。
スプール本体15は外部駆動の摩擦ローラ17にて駆動
される。メイン糸トラバースガイド14.2は往復ガイ
ドロッド14.1に連結され、第3糸偏倚ガイドローラ
13(補償糸トラバースガイド)は往復ガイドロッド1
3.1に連結される。メイン糸トラバースガイド14.
2のトラバース路は図1では参照符号B1にて表され、
補償糸トラバースガイド13のトラバース路は参照符号
B2にて表される。
1と16.2との間で芯出ディスク18.1と18.2
とによってばね荷重されたフレームに保持されている。
スプール本体15は外部駆動の摩擦ローラ17にて駆動
される。メイン糸トラバースガイド14.2は往復ガイ
ドロッド14.1に連結され、第3糸偏倚ガイドローラ
13(補償糸トラバースガイド)は往復ガイドロッド1
3.1に連結される。メイン糸トラバースガイド14.
2のトラバース路は図1では参照符号B1にて表され、
補償糸トラバースガイド13のトラバース路は参照符号
B2にて表される。
【0015】二重トラバース法によって作動される装置
の動きの過程は図2から理解されよう。図2はメイン糸
トラバースガイド及び補償糸トラバースガイドの三つの
異なった位置について3個の糸偏倚ガイドローラの位置
を示す。第2糸偏倚ガイドローラ14及び第3偏倚ガイ
ドローラ13の左端位置と偏倚ガイドローラ12の不動
位置が実線にて表されている。破線は偏倚ガイドローラ
14の中央位置及び右端位置を示している。二重トラバ
ース法には次の原則が適用されることは良く知られたこ
とである。メイン糸トラバースガイド14は全ストロー
クaを実行し、一方その同一の期間において補償糸トラ
バースガイドは半分のストロークa/2を実行する。全
ストロークは本質的にはスプールSPの長さ及びトラバ
ース路に相当し、ストロークがa/2の補償糸トラバー
スガイド13のトラバースストロークはメイン糸トラバ
ースガイドのトラバース路に平行に、スプール本体の本
質的に長手方向中心と端部との間の領域において惹起さ
れる。第3糸偏倚案内ローラ13の右端位置は図2に示
すようにスプール本体15の限界より外側にある。糸は
矢印P1の方向に第1偏倚ガイドローラ12に向けて走
行し、第2偏倚ガイドローラ14及びメイン糸トラバー
スガイド(図2には示されない)を介してスプールSP
の方向に案内される。図2から理解されるように第1偏
倚ガイドローラ12と第2偏倚ガイドローラ14との間
の糸の長さはメイン糸トラバースガイド及び補償糸トラ
バースガイドの全ての位置において同一である。
の動きの過程は図2から理解されよう。図2はメイン糸
トラバースガイド及び補償糸トラバースガイドの三つの
異なった位置について3個の糸偏倚ガイドローラの位置
を示す。第2糸偏倚ガイドローラ14及び第3偏倚ガイ
ドローラ13の左端位置と偏倚ガイドローラ12の不動
位置が実線にて表されている。破線は偏倚ガイドローラ
14の中央位置及び右端位置を示している。二重トラバ
ース法には次の原則が適用されることは良く知られたこ
とである。メイン糸トラバースガイド14は全ストロー
クaを実行し、一方その同一の期間において補償糸トラ
バースガイドは半分のストロークa/2を実行する。全
ストロークは本質的にはスプールSPの長さ及びトラバ
ース路に相当し、ストロークがa/2の補償糸トラバー
スガイド13のトラバースストロークはメイン糸トラバ
ースガイドのトラバース路に平行に、スプール本体の本
質的に長手方向中心と端部との間の領域において惹起さ
れる。第3糸偏倚案内ローラ13の右端位置は図2に示
すようにスプール本体15の限界より外側にある。糸は
矢印P1の方向に第1偏倚ガイドローラ12に向けて走
行し、第2偏倚ガイドローラ14及びメイン糸トラバー
スガイド(図2には示されない)を介してスプールSP
の方向に案内される。図2から理解されるように第1偏
倚ガイドローラ12と第2偏倚ガイドローラ14との間
の糸の長さはメイン糸トラバースガイド及び補償糸トラ
バースガイドの全ての位置において同一である。
【0016】図4を参照にして糸通し装置を具備した図
1の巻取装置の基本構成を以下説明する。図4において
装置は糸通し段階にあり、供給ローラ8から発した糸F
は第1偏倚ローラ8の回り、次に第3偏倚ローラ、最後
に第2偏倚ローラ14の案内を受け、この第2偏倚ロー
ラからメイン糸トラバースガイド14.2を介してスプ
ール本体15に案内される。糸通し前において糸がとる
位置は一点鎖線F′にて表す。
1の巻取装置の基本構成を以下説明する。図4において
装置は糸通し段階にあり、供給ローラ8から発した糸F
は第1偏倚ローラ8の回り、次に第3偏倚ローラ、最後
に第2偏倚ローラ14の案内を受け、この第2偏倚ロー
ラからメイン糸トラバースガイド14.2を介してスプ
ール本体15に案内される。糸通し前において糸がとる
位置は一点鎖線F′にて表す。
【0017】次に糸通し装置の個々の要素を説明する。
糸の把持装置は図4に示すようなスプール本体15の右
端に位置され、即ち、補償糸トラバースガイドのトラバ
ース路に対向して即ち第3偏倚ローラ13に対向して位
置される。以下の説明における図4のスプール本体15
の右端15.1はスプール本体15の第1端と称され
る。糸の把持装置そのものは公知でありその詳細構造の
説明は省略するものとし、ここでは図、4の例から判る
ように糸の端は芯出ディスク18.1とスプール本体1
5、の第1端15.1との間にクランプされる、という
ことだけを指摘しておくにとどめる。
糸の把持装置は図4に示すようなスプール本体15の右
端に位置され、即ち、補償糸トラバースガイドのトラバ
ース路に対向して即ち第3偏倚ローラ13に対向して位
置される。以下の説明における図4のスプール本体15
の右端15.1はスプール本体15の第1端と称され
る。糸の把持装置そのものは公知でありその詳細構造の
説明は省略するものとし、ここでは図、4の例から判る
ように糸の端は芯出ディスク18.1とスプール本体1
5、の第1端15.1との間にクランプされる、という
ことだけを指摘しておくにとどめる。
【0018】供給ローラ8と第1偏倚ガイドローラ12
との間において不動の糸ガイドプレート19が図4の本
質的には右半においてスプール本体15の第1端15.
1に対向して配置される。糸ガイドプレート19は湾曲
した上縁19.1を有しており、この上縁19.1は二
つの偏倚ガイドローラ13及び14のトラバース路P4
及びP5と本質的には平行に延びていると共に、右から
左に向けて僅かな角度で下っている。湾曲上縁19.1
の右側外端19.11において糸ガイドローラ24が配
置され、この糸ガイドローラ24はスプール本体15の
第1端15.1に対向位置されると共に、ねじ溝を切っ
た外面24.1を形成している。糸ガイドプレート19
の湾曲上縁19.1の左側の内向端部19.12は第1
偏倚ガイドローラ12より高さ位置が高く、かつ図4に
示すように幾分左側に変位しており、ここに左側という
のは第1偏倚ガイドローラ12に対してスプール本体1
5の第2端15.2の方向という意味である。
との間において不動の糸ガイドプレート19が図4の本
質的には右半においてスプール本体15の第1端15.
1に対向して配置される。糸ガイドプレート19は湾曲
した上縁19.1を有しており、この上縁19.1は二
つの偏倚ガイドローラ13及び14のトラバース路P4
及びP5と本質的には平行に延びていると共に、右から
左に向けて僅かな角度で下っている。湾曲上縁19.1
の右側外端19.11において糸ガイドローラ24が配
置され、この糸ガイドローラ24はスプール本体15の
第1端15.1に対向位置されると共に、ねじ溝を切っ
た外面24.1を形成している。糸ガイドプレート19
の湾曲上縁19.1の左側の内向端部19.12は第1
偏倚ガイドローラ12より高さ位置が高く、かつ図4に
示すように幾分左側に変位しており、ここに左側という
のは第1偏倚ガイドローラ12に対してスプール本体1
5の第2端15.2の方向という意味である。
【0019】糸ガイドプレート19の前端においてフッ
ク型の糸押え25が 湾曲上縁19.1の最も外側の端
部19.11の領域内において配置されている。図4か
ら判るように第1偏倚ガイドローラ12とスプール本体
15の第2端15.2との間における領域において案内
プレート20が配置され、案内プレート20の上縁は第
2及び第3偏倚ガイドローラ14及び13のトラバース
路に変更な平面に位置している。この上縁は第1糸ガイ
ド縁20.1を具備し、この第1糸ガイド縁20.1
は、スプール本体15の第2端15.2に向った方向に
おいて糸ガイドプレート19の湾曲上縁19.1の最内
側端19.12の下側の領域から正の傾斜をもって延設
され、かつ糸キャッチ20.2において終端している。
この糸キャッチ20.2は、第1糸偏倚ガイドローラ1
2と、スプール本体15の第2端15.2の領域内にお
ける第2偏倚ガイドローラ14のトラバース路の端部位
置との間に位置するように配置されている。案内プレー
ト20の上縁において第2糸案内縁20.3が配置さ
れ、この第2糸案内縁20.3はスプール本体15の第
2端15.2に対向した領域における点から、スプール
本体15の第1端15.1に対する方向において、糸キ
ャッチ20.2まで延設される。第2糸ガイド縁はその
長さ部分にわたって上昇配置されている。
ク型の糸押え25が 湾曲上縁19.1の最も外側の端
部19.11の領域内において配置されている。図4か
ら判るように第1偏倚ガイドローラ12とスプール本体
15の第2端15.2との間における領域において案内
プレート20が配置され、案内プレート20の上縁は第
2及び第3偏倚ガイドローラ14及び13のトラバース
路に変更な平面に位置している。この上縁は第1糸ガイ
ド縁20.1を具備し、この第1糸ガイド縁20.1
は、スプール本体15の第2端15.2に向った方向に
おいて糸ガイドプレート19の湾曲上縁19.1の最内
側端19.12の下側の領域から正の傾斜をもって延設
され、かつ糸キャッチ20.2において終端している。
この糸キャッチ20.2は、第1糸偏倚ガイドローラ1
2と、スプール本体15の第2端15.2の領域内にお
ける第2偏倚ガイドローラ14のトラバース路の端部位
置との間に位置するように配置されている。案内プレー
ト20の上縁において第2糸案内縁20.3が配置さ
れ、この第2糸案内縁20.3はスプール本体15の第
2端15.2に対向した領域における点から、スプール
本体15の第1端15.1に対する方向において、糸キ
ャッチ20.2まで延設される。第2糸ガイド縁はその
長さ部分にわたって上昇配置されている。
【0020】更に、第2偏倚ガイドローラ14は第1の
従動子21を具備し、この第1の従動子21はスプール
本体15の第2端15.2に向ってトラバース路の方向
に延びるフィンガの形状をなしている。フィンガはフィ
ンガの自由端の方向に延びる頂側及び底側21.2に糸
のための摺動縁を具備する。フィンガの底側の摺動縁2
1.2は第2糸偏倚装置、即ち、偏倚ガイドローラ14
への移行部を具備する。
従動子21を具備し、この第1の従動子21はスプール
本体15の第2端15.2に向ってトラバース路の方向
に延びるフィンガの形状をなしている。フィンガはフィ
ンガの自由端の方向に延びる頂側及び底側21.2に糸
のための摺動縁を具備する。フィンガの底側の摺動縁2
1.2は第2糸偏倚装置、即ち、偏倚ガイドローラ14
への移行部を具備する。
【0021】第2の従動子22はガイドロッド14.1
上に配置され、従って、第2偏倚ガイドローラ14に直
接的にではなく連結されている。第2従動子22はスプ
ール本体15の第1端15.1に向った方向に延びてい
る。第2従動子22はホルダ22.1を具備し、このホ
ルダ22.1は下向き方向にU字状開口を本質的になし
ている。案内プレート20の平面はU字型プレートの脚
部間に延びており、ホルダ22.1はそのトラバース路
に沿って糸ガイド縁20.1を横切る。ホルダ22.1
の一方の脚部はロッド14.1に連結され、他の脚部は
第2偏倚ガイドローラ14に面した側で凹んだ摺動縁2
2.3を設けている。この脚の底端において、第2偏倚
ローラ14から離間した側にフック22.2が設けら
れ、このフック22.2はスプール本体15の第1端1
5.1に向う運動の方向において開放するように設けら
れている。
上に配置され、従って、第2偏倚ガイドローラ14に直
接的にではなく連結されている。第2従動子22はスプ
ール本体15の第1端15.1に向った方向に延びてい
る。第2従動子22はホルダ22.1を具備し、このホ
ルダ22.1は下向き方向にU字状開口を本質的になし
ている。案内プレート20の平面はU字型プレートの脚
部間に延びており、ホルダ22.1はそのトラバース路
に沿って糸ガイド縁20.1を横切る。ホルダ22.1
の一方の脚部はロッド14.1に連結され、他の脚部は
第2偏倚ガイドローラ14に面した側で凹んだ摺動縁2
2.3を設けている。この脚の底端において、第2偏倚
ローラ14から離間した側にフック22.2が設けら
れ、このフック22.2はスプール本体15の第1端1
5.1に向う運動の方向において開放するように設けら
れている。
【0022】第2従動子22の第2偏倚ローラ14に対
する特定の配置条件について図3を参照しながら説明す
る。図3には次の付加的な参照符号が具備される。 EP1:スプール本体15の第1端15.1の側での第
2偏倚ローラ14のトラバース路の端部位置。 EP2:スプール本体15の第2端15.2の側での第
2偏倚ローラ14のトラバース路の端部位置。
する特定の配置条件について図3を参照しながら説明す
る。図3には次の付加的な参照符号が具備される。 EP1:スプール本体15の第1端15.1の側での第
2偏倚ローラ14のトラバース路の端部位置。 EP2:スプール本体15の第2端15.2の側での第
2偏倚ローラ14のトラバース路の端部位置。
【0023】EP3:スプール本体15の第1端の側で
の第3偏倚ローラ13のトラバース路の端部位置。 EP4:第3偏倚ローラ13のトラバース路の第2端部
位置。 X:フック22.2と第2偏倚ガイドローラ14との間
の距離。 Y:端部位置EP2と糸キャッチ20.2との間の距
離。
の第3偏倚ローラ13のトラバース路の端部位置。 EP4:第3偏倚ローラ13のトラバース路の第2端部
位置。 X:フック22.2と第2偏倚ガイドローラ14との間
の距離。 Y:端部位置EP2と糸キャッチ20.2との間の距
離。
【0024】Z:端部位置EP1と運動方向における端
部位置EP3との間の距離。 糸通しの間の第2従動子22の作動の高い信頼性を保障
するためフック22.2と第2偏倚ローラ14との間の
距離Xは、糸キャッチ20.2と第2偏倚ガイドローラ
14のトラバース路の端部位置EP2との距離より小さ
なければならないが、第2偏倚ガイドローラ14のトラ
バース路の端部位置EP1と第3偏倚ガイドローラ13
のトラバース路の端部EP3との間の距離Zより大きく
なければならない。
部位置EP3との間の距離。 糸通しの間の第2従動子22の作動の高い信頼性を保障
するためフック22.2と第2偏倚ローラ14との間の
距離Xは、糸キャッチ20.2と第2偏倚ガイドローラ
14のトラバース路の端部位置EP2との距離より小さ
なければならないが、第2偏倚ガイドローラ14のトラ
バース路の端部位置EP1と第3偏倚ガイドローラ13
のトラバース路の端部EP3との間の距離Zより大きく
なければならない。
【0025】第3偏倚ガイドローラ13のことろには第
3従動子が配置される。従動子23は第3把持装置の要
素であり、この第3把持装置は第3偏倚ガイドローラに
設けられると共に開放したビル(Bill)の形状をなしてい
る。第3従動子23はフィンガ23.1を有し、このフ
ィンガ23.1はだい3へんいろーら13の上側に連結
されると共に、スプール本体15の第1端15.1に向
ってトラバース路の方向に延びている。フィンガ23.
1は、同フィンガの自由端に向って上昇する、頂側及び
底側における摺動縁を備えている。この第3の従動子2
3はその自由端がフック22.2のトラバース路の平面
内に本質的に位置している。底側での摺動エッジは第3
偏倚ローラ13への移行部を具備する。
3従動子が配置される。従動子23は第3把持装置の要
素であり、この第3把持装置は第3偏倚ガイドローラに
設けられると共に開放したビル(Bill)の形状をなしてい
る。第3従動子23はフィンガ23.1を有し、このフ
ィンガ23.1はだい3へんいろーら13の上側に連結
されると共に、スプール本体15の第1端15.1に向
ってトラバース路の方向に延びている。フィンガ23.
1は、同フィンガの自由端に向って上昇する、頂側及び
底側における摺動縁を備えている。この第3の従動子2
3はその自由端がフック22.2のトラバース路の平面
内に本質的に位置している。底側での摺動エッジは第3
偏倚ローラ13への移行部を具備する。
【0026】図4から図10によって以下本発明の糸通
し装置による糸通し作動を説明する。糸通しは装置が図
4及び図5に示す作動状態にあるときに開始される。図
4及び図5で夫々参照符号F′,Fで示される糸は糸押
え25を介し、糸案内ローラ24を介して、スプール本
体15の第1端に案内され、それから芯出ディスク1
8.1とスプール本体15との間にクランプされる。こ
れを達成するために、例えば、スプール本体15をスプ
ールホルダのフレームの弾性に抗して手動にて変位さ
せ、芯出ディスク18.1とスプール本体15の第1端
15.1との間に隙間を形成せしめる。この隙間に対し
て糸の端部FEが挿入され、スプール本体15が解除さ
れるとスプリング力の基でクランプが実行される。摩擦
駆動ローラ17をスプール本体15と係合させることに
よって、糸Fは前進される。糸案内ローラ24を介して
案内される糸の部分はねじ溝を形成した部分24.1を
介して糸ガイドローラ24の左側に進められる(図4及
び図5参照)。この移動によってスプール本体15の第
1端15.1は糸の保持部を持つことになる。糸ガイド
ローラ24の左端では糸は糸ガイドプレート19の湾曲
上縁19.1の最も外側端19.11のところまで移さ
れ、ここにおいて、矢印P5(図5)の方向において、
糸は下降湾曲上縁19.1に沿って湾曲上縁19.1の
最内端19.12まで摺動せしめられる。糸が湾曲上縁
19.1を摺動下降した後に装置は図6に示した状態に
達する。
し装置による糸通し作動を説明する。糸通しは装置が図
4及び図5に示す作動状態にあるときに開始される。図
4及び図5で夫々参照符号F′,Fで示される糸は糸押
え25を介し、糸案内ローラ24を介して、スプール本
体15の第1端に案内され、それから芯出ディスク1
8.1とスプール本体15との間にクランプされる。こ
れを達成するために、例えば、スプール本体15をスプ
ールホルダのフレームの弾性に抗して手動にて変位さ
せ、芯出ディスク18.1とスプール本体15の第1端
15.1との間に隙間を形成せしめる。この隙間に対し
て糸の端部FEが挿入され、スプール本体15が解除さ
れるとスプリング力の基でクランプが実行される。摩擦
駆動ローラ17をスプール本体15と係合させることに
よって、糸Fは前進される。糸案内ローラ24を介して
案内される糸の部分はねじ溝を形成した部分24.1を
介して糸ガイドローラ24の左側に進められる(図4及
び図5参照)。この移動によってスプール本体15の第
1端15.1は糸の保持部を持つことになる。糸ガイド
ローラ24の左端では糸は糸ガイドプレート19の湾曲
上縁19.1の最も外側端19.11のところまで移さ
れ、ここにおいて、矢印P5(図5)の方向において、
糸は下降湾曲上縁19.1に沿って湾曲上縁19.1の
最内端19.12まで摺動せしめられる。糸が湾曲上縁
19.1を摺動下降した後に装置は図6に示した状態に
達する。
【0027】しかしながら、糸は湾曲上縁19.1に沿
って自由に摺動しなければならない要請は必ずしもな
い。図面上破線にて表すように、第1従動子21は湾曲
上縁19.1に沿ったその移動中に糸F′に係合するよ
うに、かつ矢印P7の方向におけるその移動に基づい
て、上縁19.1は矢印P8の方向(トラバース運動の
方向)において糸を付勢するようにすることができる。
いずれにしても、糸は図6の実線として表示した位置に
おいて第1の従動子21に係合し、これにより糸は底側
21.2の摺動縁にそって第2変位ローラまで摺動する
ことになろう。
って自由に摺動しなければならない要請は必ずしもな
い。図面上破線にて表すように、第1従動子21は湾曲
上縁19.1に沿ったその移動中に糸F′に係合するよ
うに、かつ矢印P7の方向におけるその移動に基づい
て、上縁19.1は矢印P8の方向(トラバース運動の
方向)において糸を付勢するようにすることができる。
いずれにしても、糸は図6の実線として表示した位置に
おいて第1の従動子21に係合し、これにより糸は底側
21.2の摺動縁にそって第2変位ローラまで摺動する
ことになろう。
【0028】それから糸は第2偏倚ガイドローラ14に
よ案内プレート20の糸案内縁20.1に沿って上方に
付勢されて、糸キャッチ20.2に到達するに至る。こ
の状態が図7に表される。第2偏倚ローラ14は第1従
動子21と共にその移動を矢印P9にて示す同一方向に
継続し(図7)、そのトラバース路の端部位置に至り、
ここにおいて第2の従動子22はその動きに追従する。
糸キャッチ20.2を通過したときにフック22.2は
糸F′をその摺動縁部22.3において横切る。この状
態は図8に示される。矢印P10の方向における第2偏
倚ガイドローラ14の復帰及びこれに伴う第2従動子2
2の移動の際に、フック22.2はその下側から糸Fに
係合され、糸を矢印P11の方向に運び、糸を第1偏倚
ガイドローラ12に至らしめる。このプロセスは開放し
た鈎の形態をなす、偏倚ガイドローラ12に連結される
糸捕捉装置26によって確保される。
よ案内プレート20の糸案内縁20.1に沿って上方に
付勢されて、糸キャッチ20.2に到達するに至る。こ
の状態が図7に表される。第2偏倚ローラ14は第1従
動子21と共にその移動を矢印P9にて示す同一方向に
継続し(図7)、そのトラバース路の端部位置に至り、
ここにおいて第2の従動子22はその動きに追従する。
糸キャッチ20.2を通過したときにフック22.2は
糸F′をその摺動縁部22.3において横切る。この状
態は図8に示される。矢印P10の方向における第2偏
倚ガイドローラ14の復帰及びこれに伴う第2従動子2
2の移動の際に、フック22.2はその下側から糸Fに
係合され、糸を矢印P11の方向に運び、糸を第1偏倚
ガイドローラ12に至らしめる。このプロセスは開放し
た鈎の形態をなす、偏倚ガイドローラ12に連結される
糸捕捉装置26によって確保される。
【0029】糸が更に進んだ状態が図9に表される。糸
Fは今や第1偏倚ローラ12、フック22.2及び第2
偏倚ガイドローラ14による案内を受ける。フック2
2.2によって移送される糸のループはは偏倚ガイドロ
ーラ13に連結される第3従動子23を通過する。第2
従動子及び第3偏倚ガイドローラ13は矢印P12及び
P13の方向に図9の破線にて示す夫々の端部位置(図
3参照)まで移動する。
Fは今や第1偏倚ローラ12、フック22.2及び第2
偏倚ガイドローラ14による案内を受ける。フック2
2.2によって移送される糸のループはは偏倚ガイドロ
ーラ13に連結される第3従動子23を通過する。第2
従動子及び第3偏倚ガイドローラ13は矢印P12及び
P13の方向に図9の破線にて示す夫々の端部位置(図
3参照)まで移動する。
【0030】図10は、矢印P14の方向における第2
従動子22の復帰の際の状態を表す。糸ループFSは従
動子23もしくはフィンガ23.1によって参照符号F
S′にて表すようにフック22.2から離脱せしめられ
る。糸キャッチング装置23の影響で糸は第3偏倚ガイ
ドに通される。この最終位置は図10の実線にて表され
る。第3偏倚ローラ13は矢印P15の方向に更に移動
される。
従動子22の復帰の際の状態を表す。糸ループFSは従
動子23もしくはフィンガ23.1によって参照符号F
S′にて表すようにフック22.2から離脱せしめられ
る。糸キャッチング装置23の影響で糸は第3偏倚ガイ
ドに通される。この最終位置は図10の実線にて表され
る。第3偏倚ローラ13は矢印P15の方向に更に移動
される。
【0031】第3糸ガイドローラ13への糸通しがこの
ように行なわれると糸通し工程は完了となる。糸Fは今
や図10に示すように図4と全く同様の配置状態をとる
に至る。糸通しプロセスの行程から理解されるように、
第2偏倚ガイドローラ14に対する第2従動子22のた
めの規則は以下の事実に由来するもので、第2ガイドロ
ーラ14の端部位置EP2では、フック22.2は糸キ
ャッチ20.2(図8)を通過せしめ、第2偏倚ガイド
ローラ14及び第3偏倚ローラ13の夫々端部位置EP
1、EP3では、フック22.2は第3偏倚案内ローラ
13を、戻りストロークで糸ループが第3従動子23に
伝達される位置まで通過させなければならない。図9、
図10参照。
ように行なわれると糸通し工程は完了となる。糸Fは今
や図10に示すように図4と全く同様の配置状態をとる
に至る。糸通しプロセスの行程から理解されるように、
第2偏倚ガイドローラ14に対する第2従動子22のた
めの規則は以下の事実に由来するもので、第2ガイドロ
ーラ14の端部位置EP2では、フック22.2は糸キ
ャッチ20.2(図8)を通過せしめ、第2偏倚ガイド
ローラ14及び第3偏倚ローラ13の夫々端部位置EP
1、EP3では、フック22.2は第3偏倚案内ローラ
13を、戻りストロークで糸ループが第3従動子23に
伝達される位置まで通過させなければならない。図9、
図10参照。
【0032】上述の糸通し装置の構成は新規糸を空スプ
ール本体に導入するのを可能とするだけでなく、糸切れ
の後の再導入をも可能とする。糸はスプール本体15の
第2端15.2にもしくは第2端の付近に挿入し、第2
糸ガイド縁20.3の助けによって惹起される自動糸通
しプロセスを開始することが可能である。図面には個々
には示されないが、図4及び図6乃至図8から理解され
るように第2端15.2に挿入された糸はまず最初にメ
イン糸トラバースガイド14.2に直接係合され、スプ
ール本体15の第1端15.1の方向に案内される。こ
の移動の過程で、糸は第2糸ガイド縁30.3を通過し
て運ばれ、糸は糸キャッチ20.2に達するに至る。こ
の糸キャッチ20.2から糸はメイン糸トラバースガイ
ド14.2によって取り出され、糸ガイド縁20.1に
沿って案内を受け、これにより糸は第1糸偏倚ガイドロ
ーラ12を通過できない。スプール本体15の第1端1
5.1から第2端15.2に向けて実行される次のトラ
バースストロークにおいて前記自動糸通し行程が惹起さ
れる。
ール本体に導入するのを可能とするだけでなく、糸切れ
の後の再導入をも可能とする。糸はスプール本体15の
第2端15.2にもしくは第2端の付近に挿入し、第2
糸ガイド縁20.3の助けによって惹起される自動糸通
しプロセスを開始することが可能である。図面には個々
には示されないが、図4及び図6乃至図8から理解され
るように第2端15.2に挿入された糸はまず最初にメ
イン糸トラバースガイド14.2に直接係合され、スプ
ール本体15の第1端15.1の方向に案内される。こ
の移動の過程で、糸は第2糸ガイド縁30.3を通過し
て運ばれ、糸は糸キャッチ20.2に達するに至る。こ
の糸キャッチ20.2から糸はメイン糸トラバースガイ
ド14.2によって取り出され、糸ガイド縁20.1に
沿って案内を受け、これにより糸は第1糸偏倚ガイドロ
ーラ12を通過できない。スプール本体15の第1端1
5.1から第2端15.2に向けて実行される次のトラ
バースストロークにおいて前記自動糸通し行程が惹起さ
れる。
【0033】以上の説明から判るように糸通しの過程で
は数多くの部品が相互に密接に配置され、相対的な移動
を行なう。従って、安全上の理由から図11に示すよう
に被覆プレート27を設け、糸通し装置の領域を被覆す
るようにすることが好適である。カバープレート27は
好ましくは糸供給ローラ8とメイン糸トラバースガイド
14.2との間に位置され、カバープレート27は偏倚
ガイドローラ12,13,14の上方に位置するが、糸
押え25及び糸ガイドローラ24の領域は未被覆のまま
としており、糸押え25の下方で糸ガイドローラ24の
上方での糸の案内段階、並びに芯出ディスク18.1と
スプール本体15の端部15.1との間での糸端の把持
の段階を支障なく実施することができる。適当な糸通し
行程の開始時、糸はカバープレート27の下方において
案内される。カバープレート27は透明材料にて形成さ
れ、糸通し行程を可視的に監視することが可能である。
この発明は当然ながら明細書及び図面に開示された特定
実施例に限定を受けることがなく、本発明の範囲内で種
々の変形が可能である。
は数多くの部品が相互に密接に配置され、相対的な移動
を行なう。従って、安全上の理由から図11に示すよう
に被覆プレート27を設け、糸通し装置の領域を被覆す
るようにすることが好適である。カバープレート27は
好ましくは糸供給ローラ8とメイン糸トラバースガイド
14.2との間に位置され、カバープレート27は偏倚
ガイドローラ12,13,14の上方に位置するが、糸
押え25及び糸ガイドローラ24の領域は未被覆のまま
としており、糸押え25の下方で糸ガイドローラ24の
上方での糸の案内段階、並びに芯出ディスク18.1と
スプール本体15の端部15.1との間での糸端の把持
の段階を支障なく実施することができる。適当な糸通し
行程の開始時、糸はカバープレート27の下方において
案内される。カバープレート27は透明材料にて形成さ
れ、糸通し行程を可視的に監視することが可能である。
この発明は当然ながら明細書及び図面に開示された特定
実施例に限定を受けることがなく、本発明の範囲内で種
々の変形が可能である。
【図1】図1はこの二重撚糸機と協働する、二重トラバ
ース法によるスプール本体への糸の巻取のため通常使用
される部分の概略的斜視図である。
ース法によるスプール本体への糸の巻取のため通常使用
される部分の概略的斜視図である。
【図2】図2は糸通し装置を除いた状態で、メイン糸ト
ラバースガイドと補償糸トラバースガイドを概略的に表
す図である。
ラバースガイドと補償糸トラバースガイドを概略的に表
す図である。
【図3】図3は図4から図10の糸通し装置との関連に
おいてメイン糸トラバースガイドと補償糸トラバースガ
イドとの移動を示す図である。
おいてメイン糸トラバースガイドと補償糸トラバースガ
イドとの移動を示す図である。
【図4】図4は糸供給装置とスプール本体置との間の糸
通し装置によって糸をスプール本体に巻き取るための部
位を示す斜視図である。
通し装置によって糸をスプール本体に巻き取るための部
位を示す斜視図である。
【図5】図5は糸通しの最初の局面における図4の装置
の状態を表す斜視図である。
の状態を表す斜視図である。
【図6】図6は図5に継続する糸通しの局面を表す図で
ある。
ある。
【図7】図7は図6に継続する糸通しの局面を表す図で
ある。
ある。
【図8】図8は図7に継続する糸通しの局面を表す図で
ある。
ある。
【図9】図9は図8に継続する糸通しの局面を表す図で
ある。
ある。
【図10】図10は図9に継続する糸通しの局面を表す
図である。
図である。
【図11】図11はカバープレートを有した図4の装置
を示す図である。
を示す図である。
1…入口チューブ 4…バルーン 8…供給ローラ 12…第1偏倚ローラ 13…第3偏倚ローラ 14…第2偏倚ローラ 15…スプール本体 19…ガイドプレート 20…ガイドプレート 21…第1従動子 22…第2従動子 23…第3従動子
Claims (12)
- 【請求項1】 スプール本体への糸の巻取装置におい
て、 スプール本体の一端に糸の端をクランプするための装置
を具備したスプール本体のためのスプールホルダと、 スプール本体を駆動するための駆動ユニットと、 スプール本体と協働する糸供給装置と、 糸供給装置の下流に連結され、かつスプール本体の長手
方向中心に対向して位置される不動の第1糸偏倚手段
と、 メイン糸トラバースガイドとを具備し、該メイン糸トラ
バースガイドは第2糸偏倚装置を具備し、該第2糸偏倚
装置は前記第1糸偏倚装置とスプール本体との間に位置
され、前記メイン糸トラバースガイドはスプール本体の
中心軸線に平行な第1のトラバース路に沿って、スプー
ル本体の長さに本質的には相当する所定の第1のトラバ
ースストロークにて往復し、 第1糸偏倚装置と前記メイン糸トラバースガイドとの間
に位置される第3糸偏倚装置としての補償用糸トラバー
スガイドを具備し、該第3糸偏倚手段はメイン糸トラバ
ースガイドの第1トラバース路に平行な第2トラバース
路に沿って往復し、該第2トラバース路はスプール本体
の長手方向中心とスプール本体の第1端部との間に位置
しており、前記第2トラバース路は前記第1トラバース
路の半分に本質的に相当する所定の第2トラバーススト
ロークを具備し、前記第1及び第2及び第3糸偏倚装置
は本質的には共通な平面に位置されており、かつ糸をス
プール本体に巻回するために、糸は前記糸供給装置から
前記第1、第2及び第3糸偏倚装置並びに前記メイント
ラバースガイドを介してスプール本体に案内され、 糸供給装置と前記第1糸偏倚装置との間に連結される糸
ガイドプレートを具備し、該糸ガイドプレートは、初期
の糸通しの際にその上で糸を案内する湾曲した上部縁を
有し、前記湾曲上部縁は第1及び第2端部を有すると共
に第1糸偏倚装置より高い箇所において前記メイントラ
バースガイドの第1トラバース路に平行に延びていくる
と共に、前記第1端部は糸をクランプするための前記装
置に対向して位置され、かつ前記第2端部は前記第1糸
偏倚装置と対向位置され、 前記第2及び第3糸偏倚装置の間に連結されかつ前記メ
イン糸トラバースガイドの前記第1トラバース路の平面
に平行に延びる糸ガイド縁を具備し、前記糸ガイド縁は
前記湾曲上縁の第2端部の下方の点からスプール本体の
第2端部の方向において上昇している共に凹んだ糸キャ
ッチとして終端しており、該糸キャッチは、第1糸偏倚
装置とスプール本体の第2端部の領域における第1トラ
バース路の端部との間に位置しており、 前記第1トラバース路の方向に延びかつスプール本体の
前記第2端部に向って指向しているフィンガを具備した
第2偏倚装置に連結される第1従動子を具備し、該第1
従動子は該第1従動子の頂側及び底側での糸のための、
第1従動子の自由端の方向に上方に延びる摺動縁を具備
し、前記従動子の底側で前記摺動縁は前記第2偏倚装置
に対する移行部を有し、 第2位置偏倚装置に連結される第2従動子を具備し、該
第2従動子は前記スプール本体の第1端部に面してお
り、前記第2従動子は、その移動の間に糸ガイド縁を往
復させるホルダを具備し、該ホルダは、スプール本体の
前記第1端に向って開放したフックを具備し、前記フッ
クと前記第糸2偏倚装置との間の距離は糸キャッチとス
プール本体の前記第2端の領域における前記第1トラバ
ース路の第2端位置との間の距離より小さいと共に、ス
プール本体の前記第1端の領域における第1トラバース
路の前記端部位置とスプール本体の前記第1端領域にお
ける第2トラバース路の端部位置との間の距離より大き
く、更に、 前記第3糸偏倚装置に連結される第3従動
子を具備し、該フィンガとしての形態の第3従動子は第
2トラバース路の方向において延びており、前記第3従
動子は、第3従動子の自由短の方向に上方に延びるその
頂側及び底側では糸のため摺動縁を有し、底側の前記摺
動縁は第3糸偏倚装置への移行部を有し、これにより第
3従動子の自由端部は前記フックの平面内に本質的には
位置されることを特徴とするスプールへの糸の巻取装
置。 - 【請求項2】 第2の糸ガイドプレートの上縁の第2端
に連結される糸ガイドローラを具備し、該糸ガイドロー
ラはねじを切った外皮表面を具備することを特徴とする
請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 糸の移動方向において見たとき糸ガイド
プレートの前方に連結された糸押えが更に具備されるこ
とを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 糸供給装置と前記第1、第2及び第3糸
偏倚装置の上方の前記糸メイントラバースガイドとの間
の領域を被覆するためのカバープレートを更に具備し、
かつ前記糸ガイドローラと前記糸押えとの領域は被覆さ
れないままとなっていることを特徴とする請求項3に記
載の装置。 - 【請求項5】 前記カバープレートは透明材料にて形成
されることを特徴とする請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 糸ガイドプレートの湾曲上縁は前記案内
ローラから湾曲上縁の前記第2端に向って下方に傾斜し
ていることを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項7】 前記スプールホルダはばね荷重されたフ
レームと、回転可能に支持された芯出ディスク(複数)
とより成り、 前記芯出ディスクの第1のものは糸の端をクランプする
ためのディスクであり、該第1の芯出ディスクはフレー
ムに枢着され、 スプール本体はばね荷重によってフレームの初期位置に
保持され、かつばね荷重の力に抗して摺動可能であり、
第1の芯出ディスクに面するスプール本体の端部と該芯
出ディスクとの間に隙間が形成され、 糸の把持のために糸の端部は前記隙間に配置され、かつ
スプール本体は前記初期位置に戻るように移動され、糸
の端部はスプール本体と前記芯出ディスクとの間に把持
されることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項8】 前記第1、第2及び第3糸偏倚装置の少
なくとも一つは偏倚ガイドローラであることを特徴とす
る請求項1に記載の装置。 - 【請求項9】 前記偏倚ガイドローラの少なくとも一つ
は開放したくちばし(Bill)形状の糸捕捉装置であること
を特徴とする請求項8に記載の装置。 - 【請求項10】 前記第1従動子及び前記第3従動子は
糸捕捉装置の部品であることを特徴とする請求項9に記
載の装置。 - 【請求項11】 メイン糸トラバースガイドの移動平面
に平行な平面において配置された案内プレートを具備
し、該案内プレートの上縁は前記糸ガイド縁及び前記糸
キャッチを形成することを特徴とする請求項1に記載の
装置。 - 【請求項12】 ガイドロッドを更に具備し、該ガイド
ロッドはこれに連結された前記メイン糸トラバースガイ
ドを具備し、前記第2従動子のホルダは下向きに開かれ
たU字形状プレートより本質的には構成され、かつ前記
ガイドプレートの平面はU字型プレートの脚部間に位置
され、かつ該U字型プレートの脚部の一方は前記案内ロ
ッドに連結され、更に、U字型プレートの他方の脚部は
前記第2糸偏倚装置に面した側で、凹みをつけられた摺
動縁を有し、かつ前記第2糸偏倚装置から離間した側で
はその下端に前記フックを有することを特徴とする請求
項11の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4131450:6 | 1991-09-21 | ||
DE4131450A DE4131450C1 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201615A true JPH05201615A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=6441150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4251209A Pending JPH05201615A (ja) | 1991-09-21 | 1992-09-21 | スプールへの糸の巻取装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5242128A (ja) |
EP (1) | EP0534121B1 (ja) |
JP (1) | JPH05201615A (ja) |
CZ (1) | CZ283248B6 (ja) |
DE (2) | DE4131450C1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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AU2012331286A1 (en) * | 2011-10-31 | 2014-05-22 | Bayer Intellectual Property Gmbh | Substituted 4-cyano-3-phenyl-4-(pyridin-3-yl)butanoates, processes for preparation thereof and use thereof as herbicides and plant growth regulators |
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CN106915659A (zh) * | 2015-12-28 | 2017-07-04 | 天津全智生产力促进有限公司 | 一种塑料回收用废丝卷曲机 |
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CN109554784B (zh) * | 2018-11-28 | 2021-09-21 | 武汉纺织大学 | 一种倍捻式细纱机 |
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-
1992
- 1992-08-17 EP EP92113992A patent/EP0534121B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-17 DE DE59202324T patent/DE59202324D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-21 CZ CS922892A patent/CZ283248B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1992-09-21 JP JP4251209A patent/JPH05201615A/ja active Pending
- 1992-09-21 US US07/949,093 patent/US5242128A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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