JPH01501644A - 内燃機関用の燃料噴射ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関用の燃料噴射ノズル 従来技術 本発明は独立請求項の上位概念による形式の燃料噴射ノズルに関する。この種の 噴射ノズルは、絞シピンの面取シ部によって形成されたノズルＮ内、の流過横断 面が完全円筒形の絞シピンとノズル孔とのリング間隙よりも炭化傾向が少ないと いう利点を有している。

この種の公知の一噴射ノズルの場合（西独特許公開第３３２６４６８号）、絞シ ビンにおける面暇シ部がノズル軸線に対して斜めに形成されておシ、これによっ てノズル孔からの絞シビンの突出まで増大する流過横断面の所望の効果が得られ る。しかしながら、このような面取シ部の規定通シの角度位置は大量生産におい ては厳守することが因翔であって、しかも高額の費用をもってしか再検査し得な い。というのは基準点を極めて正確に守らねばならないからである。

本発明の利点 これに対して、独立請求項の特徴事項による本発明の構成は次のような利点を有 する。すなわち、弁ニードルの前行程の際のノズル孔内における有利な流過横断 面の増大が製作中良好に支配可能で監視可能である処置によって達成されるので ある。

従属請求項に記述した処置によれば独立請求項の対なる間隔を有していてもよく 、要するに異なる深さで研削してもよく、これによって噴射特性もまた変えるか 又は特定の機関タイプに最適に合わせることができる。このような場合両方の面 取シ部を成る角度、特に１８０°互いにずらして配置して異なる長さに形成して もよい。このことは、両方の面＠シ部が作用するニードル行程範囲において絞シ ピンヘ燃料によって及ぼされる半径方向力が十分補償されるという利点を有する 。

多くの場合、両方の面取シ部を軸線方向で相前後して配置して１つの段部におい て互いに移行させることも有利である。必要に応じて２つよシも多くの、例えば ３つの面＠シ部を相前後して形成することもでき、この場合２つの移行段部が設 けられる。この場合にも半径方向力の補償を行なうためには、軸線方向で相前後 して配置されている面取シ部に加えてこれらの面取シ部に対して特に１８０°ず らした別の１つの面取シ部を配置することを提案する。もちろん軸線方向で相前 後して配置した面取シ部だけであってもよい。さらに１つ又はもつと多くの面取 シ部をノズル軸線に対して斜めに形成してもよい。

図面 本発明の３つの実施例が図面に示されておシ、以下に詳述する。第１図は菓１の 実施例の噴射側の端部を示す拡大縦断面図、第２図は第１図中のＨ−１線による 断面図、第３図は第１図同様に示す第２の実施例の拡大縦断面図、第４図は第３ 図中のＰｉ−ＴＶｍＫよる断面図、第５図は第３の実施例の部分縦断面図である 。

実施例 第１図および第２図による噴射ノズルはノズルボデー１０を有しておシ、このノ ズルボデー内に燃料流とは逆向きにされた弁座１２が形成されていて１つの弁ニ ードル１４がしゆう動可能に支承されている。この弁ニードル１４は弁座１２と 協働する１つのシール円すい部１６を有しておシ、このシール円すい部１６には １つの絞シビン１８が続いていて、この絞シビン１８は弁座１２に絖〈ノズル孔 ２０内へ入シ込んでいる。弁座１２をノズル孔２０との間の移行部には１つのリ ング縁２２が形成されている。絞シビ７１８には１つのリング縁２４から始まっ て噴射形成ビン２６が設けられている。弁ニードル１４は１つの閉鎖はねによっ て弁座１２に圧着されていて、噴射開始に伴って上昇する燃料圧によって弁座１ ２から持ち上げられる。

絞シぎ７１８は、ノズル軸線２８に対して平行であッテ直径方向で対置する２つ の面取シ部３０．３２ｔ−有しており、これらの面ｙｊｌシ部によってノズル孔 ２０内に２つＯ有利な流過横断面３４．３６が形成されて５゛２０両方の面覗〕 部３０．３２は絞シビン１８の前部のリング縁２４から始まって、異なる長さａ 、ｂ並びにノズル軸線２８に対する異なる間隔ｃ、ｄを有している。面取シ部３ ０の長さａは弁ニードル１４の閉鎖位置において既に流過横断面３４が開放され ているように設定されている。面取シ部３２の長さｂは、弁ニードル１４の閉鎖 位置において面取シ部３２の端部に形成されている段部３８がオーバラッゾ長さ ｌだけノズルボデー１０のリング縁２２の下側に位置するように設定されている 。

絞シビン１８の直径はたんに所要の運動間隙の値だけノズル孔２０の内径よシ小 さく設定されているだけである。ノズル軸線２８との長い方の面取シ部３０の間 隔Ｃは、流過横断面３４の大きさが絞シビンに面取シ部のない従来の噴射ノズル の蟲初の絞シ間隙の大きさにほぼ相当するように選定されている。オーバラッゾ １に相当する弁ニードル１４の前行程の間に燃料は絞られて流過横断面３４から 機関の燃焼室内へ到達する。

料の絞シは著しく緩和される。弁ニードル１４の開放行程がさらに進んで絞シビ ７１Ｂ（２）リング縁２４がノズルボデー１０のリング縁２２を越えた際、燃料 の主流が絞られずに噴出される。

第６図および第４図の実施例は基本的構造の点で既に述べた実施例／合致してお シ、従って同一部分は同一符号を有している。ただし、弁ニードル１４の絞シピ ン１８ａが別の面０９部４０を有していて、この面取シ部４０は軸線方向で面取 シ部３２に続いている。

この面ａｂ部４０はノズル軸線２８から間隔ｅを有しておシ、この間隔ｅは反対 側の面取シ部３０の間隔Ｃにほぼ相当する。これによって面ａｂ部３２．４０間 に１つの段部４２が生じておシ、この段部４２は絞シピン１８の段部３８よシも 相応に低い。面取シ部４０の長さｆは、面取シ部４０が面取シ部３０と同じ絞シ ぎン１８ａの横断平面内でほぼ終るように設定されている。

面取シ部４０によって弁ニードル１４の閉鎖位置において直径方向で流過横断面 ３４に対置する別の流過横断面４４が形成される。これによって、噴射開始時に すでに燃料から弁ニードル１４ａへ及ぼされる半径方向力が十分解消されること になる。

第５図の噴射ノズルの場合ノズルボデー５０内に弁座５２および円筒状のノズル 孔５４が形成されておシさらに弁ニードル５６がしゆう動可能に支承されていて 、この弁ニードル５６はノズル孔５４内へ入シ込んだ絞シピン５８を有している 。絞シぎ７５８は、弁ニードル５６の全行程時にわずかにノズル孔５４内へ入シ 込むような長さに設定されている。絞シピン５８は軸線方向で動径して位置する ２つの面収シ部６０゜６２を有しておシ、その内一方の面取シ部６０は絞シ横断 面６４を、かつ他方の面取シ部６２は端部横断面６６をそれぞれノズル孔５４内 に形成している。両方の面取シ部６０．６２間の移行部６８は丸みぞとしてか又 は平面として形成するとよい。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）昭和６３年　８月　１７日 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、国際出願番号 ＰＣＴ／ＤＥ　８７１００００９ ２、発明の名称 内燃機関用の燃料噴射ノズル ３、特許出願人 ４、代理人 ５、補正書の提出年月日 昭和６３年　３月２２日 請　求　の　範　囲 １．　内燃機関用の燃料噴射ノズルであって、１つのノドルは絞りピン（１８） を保持しており、この絞りピンは、弁ニードル（１６）の閉鎖位置において弁断 平面内で終端をなしていることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴射ノズル。

２．２つの面取り部（３０，３２）がノズル軸線（２８）に対して互いに異なる 間隔（ｃ、ｄ）を有していることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載 の燃料噴射ノズル。

３．２つの面取り部（３０，４０）がノズル軸線（２８）に対して互いに異なる 間隔（ｄ、ｅ）を有して軸線方向で相前後して配置されていて、互いに１つの段 部（４２）へ移行していることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載の 燃料噴射ノズルさらにわずかノズル孔内へ入るように設定されており、主噴射に 相応するノズル孔内の端部横断面が絞りピンの少なくとも１つの面取り部によっ て形成され、かつ規定されていることを特徴とする請求の範囲第１項から第３項 までのいずれか１項記載の燃料噴射ノズル。

国際調査報告 齢き：ｘＴＯ：Ｆ’Ｅ　：５−ＥＲＮ；、Ｔ：Ｏ：ぐ入−ＳＥ入Ｒ口ＨＲ三ＦＯ Ｒτ０ＮＺＮ置ＮＡＴ：ＣＭＡＬ　；ｊ？ＬＺｃＡ：：ＣＮ　Ｎｏ、　ＰＣｒ／ ＤＥ　２７１０ＣＯＯ９（ＳＡ　Ｌ５６９２）フ三−λ−３４２６９Ｓｉ　３０ １０ｉ、’６６　Ｎｏｎｅ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．内燃機関用の燃料噴射ノズルであつて、１つのノズルポデーを有し、このノ ズルポデー内に燃料流とは逆向きにされた弁座が形成されていて、この弁座から 内方へ離れる弁ニードルがしゆう動可能に支承されており、この弁ニードルは絞 りピンを保持しており、この絞りピンは、弁ニードルの開放行程の一部分にわた つて弁座に続くノズル孔内へ入り込み、その外周部に、ノズル孔内に有利な流過 横断面を形成するための面取り部を有しており、流過横断面は絞りピンがノズル 孔から突出した際弁ニードルの閉鎖位置の際よりも大きい形式のものにおいて、 絞りピン（１８，１８ａ）が少なくとも２つの面取り部（３０，３２；３０，３ ２，４０；３２，４０）を有していて、その内少なくとも２のの面取り部（３０ ，３２；３２，４０）は絞りピン（１８，１８ａ）の互いに異なる横断平面内で 終端をなしていることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴射ノズル。
2. ２．面取り部（３０，３２；３２，４０）がノズル転線（２８）に対して互いに 異なる間隔（ｃ，ｄ；ｄ，ｅ）を有していることを特徴とする、請求の範囲第１ 項記載の燃料噴射ノズル。
3. ３．２つの面取り部（３０，３２）が或る角度だけ、特に１８０°互いにずらさ れて配置されていて異なる長さに形成されていることを特徴とする、請求の範囲 第１項又は第２項記載の燃料噴射ノズル。
4. ４．２つの面取り部（３２，４０）がノズル転線（２８）に対して互いに異なる 間隔（ｄ，ｅ）を有して転線方向で相前後して配置されていて、互いに１つの段 部（４２）へ移行していることを特徴とする、請求の範囲第２項記載の燃料噴射 ノズル。
5. ５．軸線方向で相前後して配置された面取り部（３２，４０）に対して付加的に 、これらの面取り部に対して特に１８０°ずらされた別の１つの面取り部（３０ ）が配置されていることを特徴とする、請求の範囲第４項記載の燃料噴射ノズル 。
6. ６．絞りピン（５８）が、弁ニードル（５６）の全行程時に少なくともさらにわ ずかノズル孔（５４）内へ入るよりに設定されており、主噴射に相応するノズル 孔内の端部横断面が絞りピンの少なくとも１つの面取り部（６２）によつて形成 され、かつ規定されていることを特徴とする、請求の範囲のいずれか１項記載の 燃料噴射ノズル。