JPH01501357A - ヒト呼吸器系ウイルス用ワクチン - Google Patents

ヒト呼吸器系ウイルス用ワクチン

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JPH01501357A JP87500882A JP50088287A JPH01501357A JP H01501357 A JPH01501357 A JP H01501357A JP 87500882 A JP87500882 A JP 87500882A JP 50088287 A JP50088287 A JP 50088287A JP H01501357 A JPH01501357 A JP H01501357A
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コリンズ,ピーター・エル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 b、酵母;および C0真核細胞培養物 よりなる群から選択される前記第2項のプラスミド。
8、 a、 F蛋白質; b、G蛋白質; c、22に蛋白質; d、 9.5 K蛋白質; e、主要キャブジッド蛋白質N;およびその免疫原性フラグメントよりなる群か ら選択されるヒト呼吸器系シンシチウムウイルス構造蛋白質についてコード付け するDNA配列よりなるプラスミドを含有する適当な宿主。
9、該プラスミドがヒト呼吸器系シンシチウムウイルス構造蛋白質についてコー ド付けするD N A、配列の発現を容易とする前記第8項の適当な宿主。
10、該宿主が a、細菌: b、酵母;および C9真核細胞培養物 より成る群から選択される前記第8項の適当な宿主。
11、該宿主が a、細菌; b、酵母;および C0真核細胞培養物 よりなる群から選択される前記第9項の適当な宿主。
12、 a、 F蛋白質; b、G蛋白質; c、 22 K蛋白質; d、9.5に蛋白質; e、主要キャブジッド蛋白質、N;およびその免疫原性フラグメントよりなる群 から選択される実質的に純粋な蛋白質。
13、 a、 F蛋白質; b、G蛋白質; C,22K蛋白質; d、 9.5 K蛋白質; e、主要キャブジッド蛋白質N;およびその免疫原性フラグメントよりなる群か ら選択される1またはそれ以上の実質的に純粋な蛋白質よりなるこトラ特徴色す るヒト呼吸器系シンシチウムウイルスワクチン。
14、a、F蛋白質; b、G蛋白質; c、 22 K蛋白質; d、 9.5 K蛋白質; e、主要キャブジッド蛋白質N;およびその免疫原性フラグメントよりなる群か ら選択される1またはそれ以上の実質的に純粋な蛋白質よりなるワクチンでのワ クチン接種によってヒト呼吸器系シンシチウムウイルスからヒトを保護する方法 。
明 細 書 ヒト呼吸器系ウィルス用ワクチン 発明の分野 本発明はヒト呼吸器系シンジチウムウィルス[HRSVIに対するワクチンを調 製するのに有用なりNAの組成物および蛋白質を開示する。該蛋白質は天然構造 ウィルス蛋白質およびその免疫原性フラグメントを包含する。該DNA組成物は これらの蛋白質についてコード付けする構造遺伝子ならびに該構造遺伝子を含有 する発現および複製プラスミドを包含する。前記DNA組成物で形質転換した宿 主細胞も本明細書中にて開示する。最後に天然構造ウィルス蛋白質およびその免 疫原性誘導体よりなるワクチンならびに該ワクチンでの接種によるヒトの保護方 法を開示する。本発明はナショナル・インステイテユート・オブ・ヘルス(Na tionalInstitute of Health)によるAt−1246 4授与下、政府の援助によりなされた。政府は本発明においである種の権利を有 する。
HRSVは最初1956年に発見され、世界的に分布している。それは幼児およ び年少の子供で病気をひき起こす上および下気道病の主原因である。幼児におい ては、このひどい病気はしばしば入院を必要とする。
急性呼吸器病の入院した年少子供の約30%は呼吸器系シンシチウムウイルス感 染を有する。もう少し年令が上の子供および成人においては、該病気は穏かであ る。呼吸器系シンシチウムウイルスでの感染は気道のすべての部分に帰すことが でき、通常、発熱、咳、鼻水、および疲労を伴い、気管支炎、細気管支炎、肺炎 。
クループ、またはウィルス感染として臨床的に診断される。より年令のいった子 供および成人においては、ウィルスは一般に上気道における応答に限定される。
ウィルスが肺に侵入すると幼児ではかなりやっかいなことになり兼ねない。肺の 損傷は永久的なものとなる可能性がある。
呼吸器系シンシチウムウイルスでの一次感染は一生において早く1通常4才以前 に起こる。子供では、このウィルスによってひき起こされた病気は、毎年少くと も1回は生じる傾向にあり、かなりはっきりとした発病であって、数カ月間続く 。流行病は、一般に、3〜5ケ月間にはっきり制限される。家族的に調べると、 低学年の子供は頻繁にウィルスを家庭に持ち込み、家族のより若い構成員に他の 家族構成員よりもひどく感染させてしまう。感染の臨床結果は最初の経験者につ いて最もひどく、免疫学的に経験したより年令が上の者においてはより穏かにな る。
呼吸器系シンシチウムウイルスの影響は不顕性感染ないしひどい肺炎および死ま で変化し得る。気道の炎症はほとんどの徴候の原因である。はとんどの場合、完 全な回復は抗体の産性により1〜3週間のうちに起こり、その抗体産生は一生維 持されるようである。米国においては、1才の幼児の約30%および5才の子供 の95%が呼吸器系シンシチウムウイルス抗体を循環させてきた。抗体を有する 年令がより上の幼児、子供、および成人の再感染は、はとんどの場合、風邪の形 態の穏かな上気病である。
本発明以外にはHRSVと戦う効果的なワクチンはない。
先行技術の記載 細胞培養におけるウィルスの低収率がHR3V研究を妨げてきたのにもかかわら ず、該ウィルスは十分に研究されてきた。HRSVは、10の圧倒的にモノジス トロニックなメツセンジャーに転写される。 RNAの単一のマイナス鎖を含有 するバラミクソウィルスである。メツ上6ンジヤーは単離され、in vitr o で翻訳されたことがある。ウィルス粒子から単離された構造蛋白質と同様に 、産生物はゲル電気泳動、ペプチドマツビッグおよび免疫沈降によって特徴づげ されている。構造蛋白質は主たるヌクレオキャブジッド蛋白質(N;MW約42 000)、ヌクレオキャブジッドリン蛋白質(P;MW約34000) 、大き なヌクレオキャブジッド蛋白質(L ; MW約200000 )、エンベロー プマトリックス蛋白質(M ; MW約26000)、マトリックス糖蛋白質( 約22000 )および2のエンベロープ糖蛋白質、融合糖蛋白t(F;鼎約6 8000〜70000 )および第2のメチオニンが少ない糖蛋白質(G ;  MW 約84000〜90000)を包含する。加えて、ウィルス的にコード付 けされた約9500ダルトンの蛋白質および他の小さな蛋白質が感染細胞中に存 在することが知られている。
コリンズ、ビイ・エルら(Co11ins%P、 L、、et al)。
RSVの第10番目のmRNAの同定およびポリペプチドの10のウィルス遺伝 子への割当て、ジャーナル・オブ・パイロロジ−(J、 of Virol、)  、 49 : 572〜578(1984)およびそこに引用されている文献 。
HRSVの構造蛋白質は単離されたことがあるが、そのアミノ酸配列は知られて いない。
HRSVに対する効果的なワクチンを得ようとする多くの試みがなされてきた。
フリーデワルドら(Friedewald et al、)、ジャーナル・オブ ・ジ・アメリカン・メディカル・アソウシエーション、204巻。
1968年5月20日、690〜694頁はウシ胎児腎臓組織培養における呼吸 器系シンシチウムウイルスの増殖を記載している。34℃または28℃において 増殖したウィルスは感染性または毒性を減じなかった。
26℃で増殖したHRSVは、成人については感染性を減じたものの、ウィルス は感染性が制限されかつ免疫原性に乏しかったので成人における感染防止に用い ることができるとは考えられなかった。
キムら(Kim et al、) 、ビープイアトリクス(Pediatric s)、48巻、1971年11月、745〜13才の幼児および子供に詔いて血 清抗体の高レベルの発達を刺激したが、感染を防止しなかったことを開示してい る。
マクイントラシュら(McIntosh et al、)、ビープイアトリック ・リサーチ(Pediatric Re5earch)、 8巻、1974.6 89〜696頁は、2種の実験的な呼吸器系シンシチウムウイルス生ワクチンに ついて考察しているが、1つは26℃にて増殖させたウィルスから調製したもの であり、他方は32℃で十分増殖したが37℃またはそれ以上では全く増殖しな かった温度感受性突然変異体から調製したものであった。第1のワクチンは、ワ クチン接種と攻撃との間隔が4力月以上だと感染に対して保護しなかったので、 満足すべきものではなかった。第2のワクチンも、いくつかのワクチンにおいて 明らかにその温度感受性を喪失した点で満足すべきものではなかった。
クライブヘッド(Craighead ) 、ジャーナル・オブ・インフエクシ アス・デイジージス(Journal ofInfectious Disea ses ) 、 131巻、1975年6月。
749〜753頁、はいくつかの群の研究者が組織培養で増殖させたホルムアル デヒド処理したミョウバン沈降ウィルスを幼児および年少の子供において試験し た1966年実施のテストについて考察している。ひき続いて野生型ウィルスに 対して暴露した際、ワクチン受容者は気道病の著しい様相を示した。クライブヘ ラF (Craighead )はホルムアルデヒド処理ウィルスは病気のひど さを増大したと結論した。
ライトら(Wright et al、)、リサーチに一オブ・ビープイアトリ クス(Jaurnal of Pediatrics )、88巻、1976年 6月、931〜936頁は、温度感受性化弱毒化呼吸器系シンシチウムワクチン の幼児における評価を記載している。すべての血清反応陰性幼児を感染させるの に十分な投与量レベルで投与した場合このワクチンは軽い上気道病をひき起こし 、投与量を減じると許容されるレベルの感染性を達成しなかった。
1のワクチン接種者において温度感受性の喪失が示されたので、該ウィルスは遺 伝的に不安定でもあった。
このワクチンに関しては自然病の増強の証明はな(、ワクチン接種者のうちには 再感染が起った。
米国特許第4122167号および第4145252号はヒト2倍体肺繊維芽細 胞を通じての系統的継代によるウィルス粒子の弱毒化法について記載しており、 米国特許第4517304号は培養で増殖させた罹患細胞の細胞膜上の免疫原性 的に活性なHR3V蛋白質の産生方法を開示している。次いで、これらの細胞を 宿主に注射して免疫応答を引き出す。
前記文献は本発明で開示する方法または組成物を開示していない。前記文献は蛋 白質および核酸の双方よりなるウィルス粒子の注射により、あるいは宿主細胞の 細胞膜に結合したウィルス蛋白質のはつきりしない組成物の注射によってワクチ ンをつくり出そうとしている。前記研究は効果的なワクチンを得て&N、ない。
レバーン・ビイ(Raeburn、 P、)、ザ・フーデイニイ・ウィルス(T he Houdini Virus ) 、サイエンス(Sc i ence) 85.6巻:52〜57(1985年12月)。本明細書中に開示するのは純粋 なウィルス蛋白質の組成物および商業的実用量のかかる蛋白質の産生方法である 。
該ウィルス蛋白質はワクチン、診断用抗体を産生するするクローンも用いること ができる。さらに、該蛋白質から産生じたワクチンは免疫保護を最高に生じるい ずれの割合の構造蛋白質も含有するようにつ(ることができる。安全の見地より 、本発明は年少の子供を不活化もしくは弱毒化のいずれかの無傷HRSVウィル ス粒子、およびウィルス核酸に暴露するのを避ける。完全なウィルス粒子の注射 を避けることによって、本明細書中に開示するワクチンは、その結果効果のない 抗体の生成およびビルレントHR3Vに暴露した場合の宿主/患者のひき続いて の罹患の増大を起こすことが示されているホルムアルデヒドの如き安定化剤で処 理する必要がない。
本発明の発明者らによる以下の文献は関連する文献を網羅するのに掲げるが、3 5 U、S、C,102,(b)の規定による先行技術文献ではない:(1)コ リンズ・ビイ・エルら(Co11ins 、 P、L、 et al、 ) 、 ヒト呼吸器系シンシチウムウイルスの融合(F)糖蛋白質をコード付けする遺伝 子のヌクレオチド配列、プロシーデイングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・ オブ・サイエンシズ(Proc、 Natl、 Acad、 Sci、)、US A、 81 : 7683〜7687(1984年12月)、F糖蛋白質につい ての遺伝子配列を開示;(2)コリンズ、ビイ・エルら(Co11insP、L 、et al、)、ヒト呼吸器系シンシチウムウイルスのIAfc白質遺伝子:  mRNAのヌクレオチド配列および関連するポリジストロニック転写、パイロ ロジー(Virology)、 141 : 283〜291 (1985)。
IAfc白質についての遺伝子配列を開示;(3)コリンズ・ビイ−エルら(C o11ins 、 P、L、 et al、) % ヒト呼吸器系シンシチウム ウイルスのエンベロープ連結22に蛋白質:mRNAのヌクレオチド配列および 関連するポリ転写、ジャーナル・オブ・パイロロジー(J、ofVirol、) 、 54 (&l ) :65〜71 (1985年4月)、22に蛋白質につ いての遺伝子配列を開示;(4)つx nt ’7−ジイ・ダブリューら(We rtz 、 G、W、 etal、) 、ヒト呼吸器系シンシチウムウイルスの G(i白質遺伝子のヌクレオチド配列はウィルス膜蛋白質の異常タイプを明らか にする、プロシーディンゲス・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエン シズ(ProcJatl。
Acad、 Sci、)、USA、82 : 40?5〜4079(1985年 6月)、G糖蛋白質についての遺伝子配列を開示;および(5)コリンズ・ビイ ・エルら(Co11ins、 P、L、 etat、) 、呼吸器系シンシチウ ムウイルスの主要ヌクレオキャブジッド蛋白質m RN Aについての正しい配 列、バイooジー(Virology ) 、 146 :69〜77 (19 85)、N蛋白質についての遺伝子配列を開示。
1986年、ワクチニアウィルス発現系はHRSVのGおよびF糖蛋白質の発現 に有用であることが証明された。パル・エル・エイら(Ba1l 、L、A、  et al、)、組換体ワクチニアウィルスベクターからのヒト呼吸器系シンシ チウムウイルスの主要糖蛋白質Gの発現、ビイ・エヌ・エイ・ニス(P、N、A 、S、)USA 83 :246〜250(1986)およびオルムステツド・ アール・エイ(01m5ted R,A、)、組換体ワクチニアウィルスによる 呼吸器系シンシチウムウイルスのF糖蛋白質の発現:宿主免疫に対するFおよび G糖蛋白質の個々の寄与の比較、ビイ・エヌ・エイ・ニス(P、N、A、S、)  USA83ニア462〜7466(1986)。また、これらの2種の糖蛋白 質は哺乳動物における生きたHR5VR5用ス攻撃に対する免疫保護を誘導する ことが証明された。ストット、イー・ジエイら(5tott 、E、J、 et  al、)。
組換体ワクチニアウィルスベクターから発現されたヒト呼吸器系シンシチウムウ イルス糖蛋白質Gはマウスを生きたウィルス攻撃に対して保護する、ジャーナル ・オブ・バイooジー(Journal of Virology ) 67: 607〜613(1986);エランゴ・エヌら(Elang。
N、 et al) 、耐性およびRSV G 糖蛋白質を発現する組換体ワク チニアウィルスでコツトン(cotton )・ラットを免疫化することによっ て誘導したヒト呼吸器系シンシチウムウイルス(RSV)感染;およびオルレム ステッド・アー7tz−エイ(01m5ted 、R,A、) (前掲)%ビイ ・エヌ・エイ・ニス(P、N、A、S、)USA 83 :246〜250(1 986)。前記文献の方法および結果をすべてここに参照のために挙げる。
発明の要約 本発明はヒトをHRSVから保護するワクチンの開発に関する。該ワクチンはウ ィルス構造蛋白質の組成物および適当な担体よりなる。該蛋白質は組換体DNA の発現を通じ適当な細胞宿主によって産生される。プラスミド、cDNA配列、 形質転換細胞宿主、およびワクチンを本明細書中にて開示する。
特に、本発明はF蛋白質、G蛋白質、22に蛋白質、9.5に蛋白質;主要キャ ブジッド蛋白質Nおよびその免疫原性フラグメントよりなる群から選択されるヒ ト呼吸器系シンシチウムウイルス構造蛋白質についてコード付けするDNA配列 を開示する。
さらに、前記HRSV構造蛋白質または免疫原性フラグメントについてコード付 けするDNA配列の組成物を開示するが、該配列は、適当な宿主において独立な 複製が可能な、宿主ゲノムへの取り込みが可能な、または適当な宿主においてウ ィルス蛋白質もしくはフラグメントについてコード付けするDNA配列の発現を 誘導するのが可能なプラスミドに組み込まれるものである。適当な宿主は細菌、 酵母および真核細胞培養物を包含する。
また、本発明はF蛋白質、G蛋白質、22に蛋白質、9.5Ki白質、主要キャ ブジッド蛋白質Nおよびその免疫原性フラグメントよりなるHRSV構造蛋白質 の群から選択される実質的に純粋な蛋白質の組成物も開示する。
ワクチンおよび該ワクチンの使用方法を本明細書中に開示するが、ここに該ワク チンはF蛋白質、Gi白質、22に蛋白質、9.5に蛋白質;主要キャブジッド 蛋白質Nおよびその免疫原性フラグメントよりなるHR5V構造蛋白質の群から 選択されるポリペプチドよりなる。最も好ましいものはF蛋白質、G蛋白質およ びその免疫原性フラグメントである。
本発明は種々の公知方法で達成できる一連の分子遺伝子操作を含む。以下の記載 はHR5V蛋白質を発現できる各種方法を詳細に説明するものであり、続いて好 ましい方法の具体的な実施例を挙げる。
要約すれば、該操作はHR3V蛋白質のcDNAを得ること、イー・コリ(E、 coli )におけるcDNAのクロ−ニングおよび複製ならびに適当な宿主に おける所望のcDNAの発現として記載できる。
HRSV株A2株間2した蛋白質についての゛具体的な配列および塩基ナンバリ ング位置はチャート12〜16に示す。チャート12〜16はHRSV構造蛋白 質F蛋白質、G蛋白質、22に蛋白質、9.5に蛋白質、および主要キャブジッ ド蛋白質Nについての核酸配列を含む。
A2株からの蛋白質がHRSVの他の株に対する交差保護を誘導することは予想 されるが、その最大保護は各種株からの蛋白質の混合物での免疫化を含み得る。
A、−膜性 一般に、本願において必要な命名法および一般的な実験室的手順はマニアナイス ・ティら(Maniatis 、T。
et al、) 、モレ牛ニラ−・クローニング・ア・ラボラトリ−・マニュア ル(Mo1ecular Cloning ALaboratory Manu al )、コールド、スプリング・ハーバ−・ラボラトリ−(Co1d Spr ing Harbor Laboratory)、コールド・スプリング・ハー バ−(Co1d SpringHarbor )%ニューヨーク、1982.に 見い出すことができる。該マニュアルは以後マニアナイス(Maniatis) として参照する。
すべてのイー・コリ(E、 、coli)株はグルコースを含むルリア(Lur ia )ブロス(LB)、ディフコ(Dirco)の抗生物質培 地#2ならび にグルコースおよび酸加水分解カゼインアミノ酸を補足したM9培地上で増殖さ せる。抗生物質耐性株はマニアナイス(Maniatis)に記載されている薬 剤濃度で維持した。形質転換はロウエカンプ・ダブリューおよびフィルチル・ア ール・エイ(Rowekamp 、 W、 and Firtel 、 R,A 、 ) 、ディベロップメンタルーバイオロジー(Dew、 Biol、)、7 9:409〜418(1980)によって記載された方法によって行った。
すべての酵素は製造業者の指示により用いた。形質転換体はグルンステイン・エ ムおよびワリス・ジエイ(Grunstein %M、 and Wallis  、 J、)、メソツズ・イン・エンザイモロジー(Methods in E nzymology ) 、 68:379〜388に記載されている如くコロ ニー/−1イブリダイゼーシヨンによって分針した。
ハイブリダイゼーションの後、プローブを除去し。
保存し、各400−を5回交換して合計3時間0.1%SDS、0.2XSSC 中でフィルターを洗浄する。フィルターを十分に風乾し、取り付け、コダック( Kodak)X−OMAT ARフィルムおよびデュポン(Dupont)クロ ネツクス・ライトネニング(Cronex Li’gh’tnening )と 増感スクリーンを用いて、−70℃にて16時間オートラジオグラフィーに付し た。
プラスミドの配列決定には、マニアナイス(Maniatis)に記載した方法 により精製したプラスミドDNAを調製する。末端をラベルしたDNAフラグメ ントを調製し、コリンズ・ビイ・エルおよびウエルッ・シイ・ダブリュー(Co llins 、 P 、L、 and Wertz 、 G、W、 )、ジャー ナル・オブ・パイロロジ−(J、Virol、)54 : 65〜71(198 5)によって記載された変法と共にマキサムおよびギルバート(Maxam a nd G11bert )の化学的配列決定法によって分析した。
ヌクレオチドのサイズはキロベース(kb)または塩基対(bp)のいずれかで 表わす。これらはアガロースゲル電気泳動から見積ったものである。
B、HRSV cDNA HRSV i白質の発現を行う第1の工程は、cDNAクローンからの蛋白質に ついてコード付けするDNA配列を得ることである。次いで、この配列をクロー ンして遺伝子の転写を定方向化できかつ転写の効果的な翻訳を可能とする発現プ ラスミドに入れる。
HRSV蛋白質をコード付けするcDNAを得るためのラリブチリ−法は、一般 に、マニアナイス・ティ、フリッシュ・イー・エフおよびサムプルツク・ジエイ (Maniatis 、 T、 、 Fr1tsh %E、F、、and Sa mbrook、J 、)(1982)%モレキュラー・クローニング、ア・ラボ ラトリ−・マニュアル(Mo1ecular Cloning 、 ALabo ratory Manual、) 、 :l−ルドーxプリング・バーバー・ラ ボラトリ−(Co1d Spring HarborLaboratory ) %ニューヨークおよび特にコリンズ・ビイ・エルおよびウエルツ・シイ・ダブり ニー(Coff1ns、P、L、 and Wertz、 G、W、 ) %c DNAクローニングおよびHRSVのゲノムによってコード付けされた9つのポ リアゾニレ−ジョン化RNAの転写マツピング、プロシーデイングズ・オブ・ナ ショナル・アカデミ−(Proc、 Natl、 Acad 、)USA 80  :3208〜3212(1983)中に記載されている。dGTPのホモポリ マー・トラクト(tract)が切断部位の3I末端に酵素的に加えられたPs tI切断pBR322中に、cDNAを挿入することによってクローンを調製す る。マニアナイス(Maniatis )によって記載された方法によりdCT Pのホモポリマー・トラクト(tract)をcDNA分子の3′末端に酵素的 に加える。理想的には、dCTPまたはdGTPの10〜30残基を加えてクロ ーニング効率を最大にする。c DNAおよびプラスミドを一緒にアニールし、 イー・コリ(E、coli)中に形質転換する。ラベルしたウィルスcDNAの プローブまたはチャート12〜16に示した配列の一部に相補的なオリゴヌクレ オチドによって完全長HRSV cDNAを含有するクローンを検出し、続いて 制限酵素分析およびDNA配列決定を行う。
ニードハム・パン・デバンター・ディ・アールラ(Needham Van D evanter 、 D、R,et al、) 、ヌクレイツク・アシツズ・リ サーチ(Nucleic Ac1ds Res、) 、12 :6159〜61 68(1984)中に記載されている如く自動合成器を用い、ボカージ・ニス・ エルおよびカルサーズーxム・エイチ(Beaucage S、L、 and  Caruthers。
M、H,)、テトラヘドロン・レターズ(TetrahedronLetter s)、22m: 1859〜1862(1981)によって最初に記載された固 相ホスホルアミダイトトリエステル法によりオリゴヌクレオチドを化学的に合成 する。
ピアソン・ジエイ・ディおよびレグニエ・エフ・イー(Pearson 、J、 D、 and Regnier 、 F、E、)、ジャーナル・オブ・りO?ト ゲラフイー(J、 Chrom )、 255 :137〜149(1983) に記載されている如く天然アクリルアミドゲル電気泳動またはアニオン交換HP LCのいずれかによってオリゴヌクレオチドの精製を行う。
合成オリゴヌクレオチドの配列はマキサム・エイ・エムおよヒキルバート・ダブ リュー、グロスマン・エルおよびモルダブ・ディ(Maxam、A、M、 an d G11bert。
W、 、 Grossman、L、 and Mo1dave、 D、 )編、 アカデミツク、プレス(Academic Press )、ニューヨーク、メ ソジス。イア −工7ザイモロジー(Methods in Enzymolo gy)、65:499〜560(1980)の化学的分解法を用いて証明できる 。
C,イー・コリ(E、 colt )における発現原核系においてクローン化遺 伝子、例えばHRSV蛋白質cDNAの高レベル発現を得るには、最低限、 m RNA転写を定方向化する強力なプロモーター、翻訳開始用リポソーム結合部位 、および転写ターミネータ−を含有する発現ベクターを組立てることが必須であ る。この目的に適当な調節領域の例はヤノフスキイ・シイ。
ケーリー・アール・エルおよびホーン・ブイ(Yanofsky。
C、)、 Kelley、 R,L、 and Horn 、 V、 )、ジャ ーナル・オブ・バクテリオロジ−(J、 Bacteriol、 )、158: 1018〜1024(1984)によって記載されている如きイー・コリ(E、  coli) トリプトファン生合成経路のプロモーターおよびオペレーター領 域およびヘルスコビッッ、アイ・およびハーゲン・ディ(Herskowitz  、 I。
and Hagen、 D、 )、アヌ・レブ・ジエネト(Ann、 Rev。
Genet、)14:399〜445(1980)によって記載されている如き ファージ・ラムダ(PL)の左方プロモーターである。
システィン残基が存在するため、および適当なポスト翻訳修飾を欠くために、イ ーコ!j (E、 coli)において産生されたHRSV様蛋白質は正しく折 りたたまれていないだろう。イー・コリ(E、 coli)からの精製の間、発 現された蛋白質はまず変性し、次いで天然状態に戻さなくてはならない。これは 、イー・コリ(E、coli)産生蛋白質をグアニジンHC7?に溶解し、β− メルカプトエタノールですべてのシスティン残基を還元することによって達成で きる。次いで、ゆっくりとした透析またはゲルp過のいずれかによって蛋白質を 天然状態に戻す。米国特許第4511503号。
HR5V様蛋白質の検出はラジオイムノアッセイまたはウェスタンブロッティン グ法あるいは免疫沈降の如き当該分野で公知の方法によって達成される。イー・ コリ(E、coli)からの精製は米国特許第4511503号に記載されてい る方法により達成できる。
D、酵母におけるHRSV様蛋白質の発現酵母における異種蛋白質の発現はよく 知られ、記載されている。メソツズ・イン・イースト・ジエネテイックス(Me thods in Yeast Genetics ) 、ジャーマン・エフら (Sherman 、 F、 et al−1コールド・スプリング・ハーバ− ・ラボラトリ−(Co1d SPring HarborLaboratory  ) 、(1982)はHR5V様蛋白質を酵母中で産生ずるのに用いる各種方 法を記載するかなり認められた研究である。
遺伝子を酵母において高レベルで発現するには、原核生物における如く遺伝子を 強力なプロモーター系に連結すること、また、酵母遺伝子からの有効な転写停止 /ポリアゾニレ−ジョン配列を供給することが必須である。有用なプロモーター の例はGALI、10 (ジョンストン・エムおよび、ディビス・アール・ダブ リュー (Johnston M、 and Davis 、 R,W、)モレ キュラー・アンド・セリュラー・バイオロジー(Mo1. and Ce11.  Biol、)、4:1440〜48.1984)、ADH2(ラッセル・ディ ら(Ru5sell、 D、、et、al、) 、ジャーナ7Ll−オブ・バイ オロジカル・ケミストリー(J、 Biol 、 Chem、) 258 :2 674〜2682.1983)、PH05(ニアロービーアン・モレキュラー・ バイオロジー・オーガナイゼーション・ジャーナル(EMBOJ、)6:675 〜680.1982)、およびMFαlを包含する。Lue−2、URA−3, Trp−1゜およびHis−3の如き選択マーカーを有するマルチコピー・プラ スミドも望ましいものである。MFα1プロモーターが好ましい。α接合型の宿 主において、 MFα1プロモーターは構成的であるが、二倍体またはα接合型 を有する細胞においては作動停止の状態である。しかしながら、SIR座の1つ においてts 突然変異を有する宿主においては温度を上げ下げすることによっ てそれを調節することができる。α型細抱についての35℃におけるかかる突然 変異の効果はα接合型についてコード付けする通常はサイレントな遺伝子を作動 状態とすることである。一方、サイレン、トなα接合型遺伝子はMFα1プロモ ータ、−を作動停止する。増殖の温度を27℃まで低下させると全過程を逆行さ せる。すなわち、α接合型を作動停止し、MFα1を作動状態とスル(ヘルスコ ビッッ・アイおよびオーシマ・Y(Herskowitz 、 I 、 & O shima、 Y )(1982) 、ザ・モレキュラー・バイオロジー・オブ ・ザ・イースト・サツカロミセス(The molecular biolog y of the yeastsaccharomyces ) (ストラセン 帝ジエイ・エヌ・ジョーンズ・イー・ダブリューおよびブローチ・ジエイ・アー )Lt (5trathern IIJ、N、、Jones%E、W、 k B roach 。
J、R,)編、コールド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリ−(Co1d S pring Harbor Lab、) 、:2− ルド・スプリング・ハーバ −(Co1d Spring Harbar ) 、= −L −ヨーク、18 1〜209頁)。
ポリアゾニレ−ジョン配列はADHI、MFα1.またはTPIのような高度に 発現された遺伝子いずれかの3′末端配列より供給される(アルバー・ティおよ びカワサキ・シイ(Alber %T、 and Kawasaki 、G、  )、ジャーナル嘩オブ罐モル・アンド参アプル・ジエネト(J。
of Mo1. & Appl、 Genet、 ) 1 :419〜434, 1982)。
YEp6 、 YEp13、YEp24のような多数の酵母発現゛プラスミドを ベクターとして用いることができる。HR8v様蛋白質cDNAの如き注目する 遺伝子を前記プロモーターのいずれかに融合し、次いで各種酵母宿主における発 現用プラスミドに結ぶことができる。前記プラスミドは文献に詳細に記載されて いる(ポートスティンら(Botstein 、 et al、) 、ジーン( Gene)、8:17〜24.1979;ブローチら(Broach、 et  al、) 、ジーン(Gene)、8:121〜133.1979)。
酵母細胞を形質転換するには2つの方法を用いる。
1の場合、ザイモリアーゼ、リチカーゼまたはグルスラーゼを用いてまず酵母細 胞をプロトプラストに変換し、続いてDNAおよびポリエチレングリコール(P EG)を加える。次いで1選択した条件下、3%寒天培地中でPEG処理プロト プラストを再生する。この方法の詳細はジエイ・ディ・ベグズ(J、D、 Be ggs )。
ネイチャー(Nature )(0ンドン(London))、 257 :1 04〜109(1978);およびヒンネン・エイら(Hinnen。
A、、 et al、 )%プロシーデイングズ・オブ・ナショナル・アカデミ −・オブ・サイエンシズ(Proc、 Natl、 Acad。
Sci、)USA、75:1929〜1933(1978)による報文中に記載 されている。第2の方法は細胞壁の除去を含まない。その代わり、細胞を塩化も しくは酢酸リチウムおよびPEG で処理し、選択プレート上に置く(イト−・ エイチら(tto、 H,et al、) 、ジャーナル・オブ・バクテリオロ ジ−(J、 Bact、) 、153:163〜168.1983)。
HRSV様蛋白質は細胞を溶解し、溶解物に標準的な蛋白質単離法を適用するこ とによって酵母から単離できる。蛋白質はウェスタンプロット法またはラジオイ ムノアッセイによって検出できる。
E、細胞培養物における発現 HR3V cDNA は宿主細胞培養物を形質転換するのに用いる各種発現ベク ターに結ぶことができる。ベクターはすべて、形質転換すべき宿主細胞に受容可 能なHRSV様蛋白質の転写および翻訳を開示する遺伝子配列を含有する。
加えて、ベクターは、好ましくは、ジヒドロ葉酸還元酵素またはメタロチオネイ ンの如き形質転換宿主細胞の選択用の表現型特性を提供するマーカーを含有する 。加えて、複製ベクターはレプリコンを含有することができる。
HR3V*蛋白質の産生に有用な細胞培養物の例は。
昆虫もしくは哺乳動物源の細胞である。哺乳動物細胞浮遊液も用いることができ るが、哺乳動物細胞系はしばしば細胞の単層形態である。哺乳動物細胞系の例は ベロおよびヘラ細胞、チャイニーズハムスター卵巣((CHO)細胞系、WI3 8、BHK、CO3−7またはMDCK細胞系を包含する。
前記の如く、ベクター、例えば宿主細胞を形質転換するのに用いるプラスミドは 好ましくはHR3V様蛋白質遺伝子配列の転写および翻訳を開始する遺伝子配列 を含有する。これらの配列を発現制御配列という。宿主細胞が補乳動物もしくは 昆虫源のものである場合。
有用な発現制御配列は5V−40プロモーター(サイエンス(5cience  ) 、 222,524〜527.1983)、CMV 1.E、7’ロモータ ー(プロシーデイングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・・オブ・サイエンシ ズ(Proc、 Natl、 Acad、 Sci、) 81 :659〜66 3.1984)。
メタロチオネインプロモーター(ネイチャー(Nature)、296.39〜 42.1982)またはバクロウィルス多角体プロモーター(昆虫細胞)(パイ ロロジー(Virol)、131,561〜565.1983)から得られる。
制限酵素を用いて発現制御配列を含有するプラスミドまたは複製もしくは統合D NA物質を切断し、要すればまたは所望によりサイズを調節し、当該分野でよく 知られた方法によってHRS V様蛋白質についてコード付けするcDNAと結 ぶ。
酵母に関する如く高等動物宿主細胞を用いる場合、公知哨乳動物遺伝子からのポ リアゾニレ−ジョンもしくは転写ターミネータ−配列をベクターに取込む必要が ある。ターミネータ−配列の例はウシ成長ホルモン遺伝子からのポリアゾニレ− ジョン配列である。
HRSV糖蛋白質Fは細胞からまわりの培地中に分泌するように設計できる。そ のアンカー領域に先立ち糖蛋白質の早い停止をひき起こすごとによってこ汰は達 成される。ニス・ラスキイら(L、 La5ky 、 et al、) 。
バイオテクノロジー(Biotechnology )、2:527〜532( 1984)。該アンカーは糖蛋白質のカルボキシ末端の疎水性領域であり、それ は糖蛋白質を細胞膜中に保持する。早い停止は、ユニバーサル翻訳ターミネータ −オリゴヌクレオチドを遺伝子のDNA中の適当な部位に挿入することKよって 達成される。これらのオリゴヌクレオチドは商業的に入手可能である。F遺伝子 については、挿入に好ましい部位は遺伝子の5′末端から約1.5kbのN5i I制限酵素部位である。
さらに、宿主細胞において複製を制御する遺伝子配列をウシ・パピローマウィル ス型ベクターにおいて見い出される如きベクター中に取込むことができる。サベ リアーカンポ・エム(5averia −Campo M、 )、「ウシ・パピ ローマウィルスDNA:真核クローニングベクター」、ディ・エヌ・エイ・クロ ーニング(DNACloning )第■巻ア・プラクティカル・アプローチ( a practical approach ) 、ディ争エム番グローバー( D、M、Glover )編、アイ・アール・エル・プレス(IRL Pres s ) 、アーリントン(ArliArlln )、バージニア州、213〜2 38頁(1985)。
チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞においてHRS Vlll蛋白質を 発現するのに有用な好ましい発現ベクターはシャトルベクターp 5VCOW7 であり、それは各々イー・コリ(E、coli)およびCHO細胞においてアン ピシリン耐性およびジヒドロ葉酸還元酵素遺伝子をマーカーとして利用してCH Oおよびイー・コリ(E、colt)細胞の双方において複製する。また、プラ スミドpsVcOW7 はCHO細胞における発現に必要なウシ成長ホルモンか らのポリアゾニレ−ジョン配列を供給する。プラスミド、psVcOW7 を切 断し、ウィルスプロモーターおよびHR5V様蛋V様蛋白質Aを挿入する。
昆虫細胞においてHR3vsi白質を発現するための組換体バクロウィルスを形 成するのに有用な好ましい発現ベクターはpAc373である。スミスら(Sm ithet al、 )、モレキュラー・アンド・セリュラー・バイオロジー( Mo1. Ce11. Biol、) 3 :2156〜2165 (1983 )。該プラスミドはアンピシリン耐性を利用してイー・コリ(E、 colt  ) 細胞において複製し、 HRSV遺伝子の発現用にバクロウィルス多角体遺 伝子からの真核プロモーターおよびポリアゾニレ−ジョンシグナルを提供する。
プラスミドpAc373 を切断し3%該プロモーターの隣にHRSV cDN Aを挿入する。リン酸カルシウム沈降によってこの新しいプラスミドをバクロウ ィルス(アリトグラファ・カリホルニカ(Autoqrapha califo rnica ) 核多角体病ウィルス)D N A2?共トランスフェクトして 昆虫細胞に入れる。同種組換えによってHRSV cDNAを含有するpAc3 73多角体遺伝子が存在するウィルス多角体遺伝子を置き換えた組換体バクロウ ィルスを、プローブとして32P−ラベルHRSV cDNAを用いてドツト・ プロット・ハイブリダイゼーション(サマーズ・エムおよびジイ・スミス(Su mners 、 M、 and G、 Sm1th )、ア・マニュアル・オブ ・メソッズ・フォー・バクロウィルス・ベクター・アンド・インセクト・セル・ カルチャー・プロモータ−ズ(A manual of methods fo r baculovirusvectors and 1nsect cell  culture procedures ) 、テキサスエイ・アンド・エム (A&M)大学、カレッジ・ステーショア (CoCo11e 5tation  )、テキサス、29〜30頁(1986)によッテ検出する。HRSV cD NAの多角体遺伝子への挿入はこの封入体形成蛋白質の合成を阻止するので1組 換体バクロウィルスで感染した昆虫細胞はその封入体陰性形態によって分化する こともできる。HR3V蛋白質の感染昆虫細胞からの単離はCHO細胞について 記載した如く達成される。
HRSV様蛋白質を発現するためのウシ・パピローマウィルス(BPV)との結 合に用いる好ましい発現ベクターはpTFW9、米国出願番号935490号で あり、ここに参照のために挙げる。該プラスミドはアンピシリン耐性を用いイー ・コリ(E、 coli )において複製し、HR8V遺伝子の発現用のマウス ・メタロチオネインプロモーターおよびSV40ポリアゾニレ−ジョンシグナル を供給する。プラスミドpTFW9を切断し%HR3VcDNAを該プロモータ ーの隣に挿入する。次いでこの新しいプラスミドを切断してBPVの挿入を行う 。リン酸カルシウム沈降によって組換体プラスミドをトランスフェクトして動物 細胞に入れ、形質転換細胞のフォーカスを選択する。これらの形質転換細胞にお いて発現されたHRSVi白質をCHO細胞について記載した如く単離する。
宿主細胞はトランスフェクションについて受容可能であるかまたは種々の方法に よって受容可能とされる。
DNAを動物細胞に導入するいくつかのよく知られた方法がある。これらはリン 酸カルシウム沈降、DNAを含有する細菌プロトプラストを用いる受容細胞の融 合、DNAを含有するリポソームを用いる受容細胞の処理、および細胞中へのD NAの直接マイクロインジェクションを包含する。
当該分野でよく知られた方法、バイオケミカル・メソツズ・イン・セル・カルチ ャー・アンド・パイロロジー(Biochemical Methods in  Ce1l Cu1ture andVirology ) 、クチラー・アー ル・ジエイ(Kuchler %R,J、) 、ドウデン(Dowden )  、ハツチンソン・アンド−ロス・インコーホレイテッド(Hutchinson  andRoss 、Inc、) 、 (1977)によッテ、トランスフェク トした細胞を培養し、よく知られた機械的または酵素的方法による宿主細胞系の 破壊によって生成した細胞浮遊液から発現されたHR8V様蛋白質を単離する。
細胞から分泌されるように設計されたHR5vs蛋白質は細胞を破壊することな く培地から単離する。
洗剤でCHO細胞を溶解することによってHR5V蛋白質の単離を達成する。H RSV*蛋白質については、まず細胞質画分を糖蛋白質に特異的に結合するヒラ マメレクチンカラムに適用するのが有効である。次いで、溶離した糖蛋白質を抗 −HR5V抗体を含有するアフィニティーカラムに適用する。HRSVの非糖蛋 白質は直接にアフイニテイカラムに適用することができる。
F、定義 「細胞培養物」なる語句は、もとの植物または動物の体外で細胞が生存できるよ うにする、多細胞植物もしくは動物のいずれかから由来する増殖細胞の含有物を いう。
「下流」なる語は発現の方向にさらに進行する配列に同じであり1例えばコーデ ィング領域は開始コードンよりも下流にある。
「微生物」なる語は細菌、放線菌および酵母の如き単一細胞の原核生物および真 核生物を共に包含する。
「オペロン」なる語は構造遺伝子、調節遺伝子および調節遺伝子産生物によって 認識されるDNA中の制御要素を包含する遺伝子の発現および調節の完全な単位 をいう。
「プラスミド」なる語は自律自己複製染色体外環状DNAをいい、発現型および 非発現型を共に包含する。
組換体微生物または細胞培養物が発現プラスミドを宿すと記載する場合、「発現 プラスミド」なる語句は染色体外環状DNAおよび宿主染色体に取込まれたDN Aを共に包含する。プラスミドが宿主細胞によって維持される場合、該プラスミ ドは自律構造としてまたは宿主ゲノムに取込まれた一部としてのいずれかとして 、有糸分裂の間、細胞によって安定に複製される。
「プロモーター」なる語は転写を開始するための。
RNAポリメラーゼに結合するのに関与するDNAの領域である。
「免疫原性フラグメント」なる語句はビルレントHRSVに暴露された患者にお いて効果的な免疫学的保護を生ずるのに十分な抗原的能力を有するHRSVの構 造蛋白質の誘導体を包含する。rHRSV様蛋白質」なる語句はこれらのフラグ メントを含むことを意味する。
例えば、HRSVi白質はアミノ酸残基よりなり、それらのすべてが水性環境に 暴露され、強力な免疫原性応答を引き出すことができるのではない。注意深く選 択すると、これらの領域に対する修飾または欠失は抗原性に影響を与えないであ ろう。もはや天然HRSV蛋白質ではないが、欠失が含まれると該蛋白質は今や 免疫原性フラグメントであり、第一次配列に対して欠失または修飾が含まれると 該蛋白質はHRSV様蛋白質である。
rDNA配列」なる語句はヌクレオチド塩基、アデノシン、チミジン、シトシン およびグアノシンよりなる単一鎖もしくは二本鎖DNA分子をいう。
「実質的に純粋な(HRSV)蛋白質」なる語句はウィルス合成の蛋白質を含有 しないウィルス蛋白質の組成物をいう。該実質的に純粋な蛋白質は低濃度の宿主 細胞構成要素で汚染され得るが、該蛋白質は複製HRSVによって産生される構 造および非構造汚染ウィルス蛋白質を欠く。
「適当な宿主」なる語句は組換体プラスミドを受容可能であり、該プラスミドが 複製を行い、そのゲノムに組込まれ、または発現されることを可能とする細胞培 養物または微生物をいう。
「上流」なる語は発現から反対方向に進行する配列に同じであり、例えば、細菌 プロモーターは転写単位より上流にあり、開始コードンはコーディング領域より 上流にある。
チャート1〜6でプラスミドおよびフラグメントを表わすのに用いる約束はプラ スミドおよびそれらのフラグメントの通常の環状表示に同意義である。環状図と は異なり、チャート上の単一線は開始または転写が左から右に(5′から3′に )起こる環状および直線状二本鎖DNAを共に表わす。星印(*)はプラスミド の環状形を完成するヌクレオチドの架橋を表わす。フラグメントは二本鎖DNA の直線状断片であるから、それらは星印を有さない。エンドヌクレアーゼ制限部 位は直線の上方に示す。遺伝子マーカーは直線の下方に示す。プラスミドまたは フラグメントを表わす図表の下方に現われる棒線はDNA上の2地点間の塩基対 の数を表わすのに用いる。マーカー間の相対的な隔りは実際の距離を示すもので はなく、単に示されたDNA配列上のそれらの相対的位置を示すためのものであ る。
実施例 実施例I HRSV糖蛋白質FおよびGのクローニング A、ウィルスおよび細胞 5%加熱不活化胎児ウシ血清を補足したイーグル最小泌須培地中、(アメリカン ・タイプ・カルチャー・コレクション(American Type Cu1t ure Co11ection)、ベセスダ(Bethesdi ) 、メリー ランド州から入手可能な)RSウィルスのA2株をHEp−2細胞の単層培養に おいて増殖させる。HEp−2細胞の単層培養物についての細胞病理効果によっ てウィルス感染性を測定する。
B、放射能ラベルRSウィルス細胞内RNAの調製細胞当たりI PFUの感染 の多連にて、HEp−2細胞の単層培養物をRSウィルスで感染する。37℃に おける吸着の2時間後、5%加熱不活化胎児ウシ血清を補足した新鮮なイーグル 最小泌須培地を加える。感染後(p、i、) 14時間にて、1d当たりアクチ ノマイシンD5/lで細胞を処理する。次いで、p、i、 16〜20時間に、 薬剤の存在において、20μCi/−にて細胞を〔3H〕ウリジンに暴露する。
C1精製したHRSV mRNA の調製感染後20時間において、細胞をHB S溶液(10mM N −2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’−2−、1m MMyc12) 中に懸濁し、ドウンス(Dounce )ホモジネート化によ って破壊する。2000Xyにおける遠心によって核を除去する。上澄みをCs C1に関して約4.5Mとし%N−ラウリルサルコシンにおいて1.5%とし、 HBS、0.1M EDTA、および2%N−ラウリルサルコシンを含有する5 、 7 M CsC!溶液2−上に重ねる。2500Orpmおよび22℃にお けるベックマン(Beckman ) SW 40 a−ター中での遠心の12 〜24時間後、清澄なRNAベレットを滅菌水中に再懸濁し、 0.2 M N aC1−0,2% ドデシル硫酸ナトリウム(SDS ”)とし、エタノールで 沈殿させる。エタノールでの第2の沈殿の後、0.02%SDSおよび0.5  MNaClを含有する0、OIM)リス塩酸、pH7,5、中のオリゴデオキシ チミジレート〔オリゴ(dT)J−セルロースに結合させ%NaC1を除(前記 物で溶離することによってm RN Aを単離する。ウサギ肝臓tRNAキャリ アーおよびN a C/ t’=′’0.2 M添加後、溶離したmRNAをエ タノールで沈殿させる。
D、cDNA合成 cDNAの合成はcDNA長を最大にするよう設計された条件による。ランド・ エイチら(Land 、 H,et al、)、ヌクレイツク・アシッズ・リサ ーチ(Nuc、 Ac1dsRes、)9:2251〜2266(1981)。
トリスHC/(50mM、 pH8,3) ; M?C12(10mM ) ; ジチオスレイトール(30mM); KC/(120mM); ピロリン酸ナト リウム(4mM); dTTP、dATP、およびdGTP(各1mM); [ 3H]dCTP (アイ・シイ・ニス・ラジオケミカルズ(ICN Radio chemicals ) 、 0.8mC1,0,4Ci /ミリモル; I  Ci = 3.7 X 1010ベクレル);および(dT)12−16 (8 0μP/mff) ;ならびにmRNA (50μy/lnりを含有する500 μl反応混合物中、オリゴ(dT) 40μノをプライマーとしておよび鳥の骨 髄芽細胞症ウィルス逆転写酵素(ライフ・サイエンス(LifeScience  ) 、セント・ペータースブルグ(st、 −Petersburg )、フ ロリダ州)40単位を用いることによって、 R3ウィルス感染細胞からのポリ (A) RNA25マイクログラムを転写してcDNAに入れる。混合物を43 ℃にて1時間インキュベートし、フェノール−クロロホルム抽出およびエタノー ル沈殿によって反応を停止する。
核酸を水中に再懸濁し%0.3 MNaOHの存在において37℃で2時間イン キュベートする(終容量、300μl)。2.5M)リス−塩酸(pH7,6) 25μl および2MHC/30μlの添加によって混合物を中和し、直ちに1  mM ト!Jス塩酸(pH7,6)のカラム緩衝液を用いてセファデックスG −200tC通す。ボイド容量の先端に含有されるcDNAを収集する。末端転 移酵素(ビイ−x /L/−バイオケミカルズ(P −L Biochemic als) )325単位を含有する反応混合物550μl中にホモポリマーdC MPテイルを加える。15℃にて反応混合物をインキュベートする。2.5およ び5分後に一部を取り出し、10mMEDTAに調整し、フェノール−クロロホ ルムでの抽出、続いての3回のエタノール沈殿によってcDNAを精清する。
アクチノマイシンDを省略し、オリゴデオキシチミジレートを1−当たりオリゴ デオキシグアニレート12−18 ’ビイーエル・バイオケミカルズ(P−LB iochemicals ) ) 30μ2 で置き換え、および反応物が〔α −32P]dCTP O,75mC1(比活性、3000Ci/ミリモル;アメ ルスハム・コーポレイション(Amersham Corp、 ) )を含有す る以外はm RN Aの逆転写について前記した条件下で第2のcDNA!ml の合成を反応混合物600μl中で行う。43℃での1時間のインキュベーショ ンの後、反応混合物ヲセファロース6Bに直接通し、ボイド容量中のcDNAを 回収する。第2鎖合成の最大限の完成を達成するには、10mM)!jスス−酸 (pH7,6)、8mM酢酸マグネシウム、70mMKCl、10mM ジチオ エリスリトール、0.5mM各デオキシヌクレオチド、およびDNAポリメラー ゼl(クレノーフラグメント)(ビイ−エル・バイオケミカルズ(P−L Bi ochemicals)) 12単位を含有する反応混合物400μj中にcD NAを入れる。15℃での2時間のインキュベーションの後、EDTA〜10m M添加によって反応を停止する。フェノール−クロロホルムでの抽出によって産 生物を精製し、セファロース6Bを通す。インキュベーションを30℃にて2. 5および3分間行う以外は前記条件下でホモポリマーdCMPテイルを反応混合 物600μl中に添加する。EDTAの添加によって、およびフェノール−クロ ロホルムでの抽出によって反応を停止し、産生物をエタノール沈殿によって収集 する。
E、cDNAのベクターDNAへのティリングおよびアニーリング (pBR322をPstlで完全に消化しdGTP残基のホモポリマー・トラク ト(tract )を添加することによって調製した)ベクターDNAは二ニー ・イングランド・ヌクレアー(New England Nuclear )か ら商業的に入手可能である。該ベクターは前記方法により作製することもできる 。また、ベクターDNAと共にc DNAをアニールする方法はマ二アテイス( Maniatis )Kよって記載されている。要約すると、10mMト!Jス pH7,4; 0.4M NaC1; 1mM EDTAを含有する反応物50 μ!中でテイル化cDNAを1:1のモル比でベクターと混合する。最終DNA 1度は20〜60μ?ltd間で変化する。 1)65°/10分;42°/6 0分;37°/2時間、および続く室温での2時間よりなるインキュベーション の定義した方法、または2)水浴を止めおよび一晩で室温までゆっくりと平衡化 することを可能とする65°/10分でのインキュベーションのいずれかによっ てアニーリングを達成する。
すでに記載した形質転換方法を用いcDNA含有ベクターをイー・コリ(E、c oli) に導入する。前記したハイブリダイゼーション法を用いて該細菌をイ ンシテユスクリーニングする。
以下のいずれかの方法によって放射活性的にラベルした〔32P〕ハイブリダイ ゼーシヨンプローブを調製する。未感染細胞m RN Aであらかじめハイブリ ダイゼーションを行った感染細胞mRNAを逆転写して細胞RNAを除去するこ とによって、または精製したヌクレオキャブジッドから単離したウィルスRNA の逆転写によってプローブを調製することができる。コリンズ、ビイ・エルおよ びウエルツ・シイ(Co11ins、 P、L、 andWertz 、 G、  )、プロシーデイングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシ ズ(Proc、 Natl。
Acad、Sci、)USA%80:3208〜3212(1983)。
特異的cDNAの同定は、コリンズ・ビイ・エルら(Collins P、L、  et al、 )、ジャーナル・オブ・パイロロジー(J、Virol、)、 49T2): 572〜578(1984)に記載されている如く、ハイブリッ ド選択、細胞−自由翻訳および免疫沈降によって達成される。
コロニーハイブリダイゼーションの好ましい方法は、プローブとして以下に記載 する15一体を組立てるのに本明細書中で開示する配列を利用する。ハイブリダ イゼーションプローブとして用いるには、70mM)リス塩基(pH7,6)  、 100mMKCJ ; 10mMMyC/2.5mMジチオスレイトール、 50 μcir32P dATP(ビイ・エル・バイオケミカルズ(P、L、  Biochemicals ) )%IUT4ポリヌクレオチドキナーゼにュー ・イングランド・バイオラブズ(New England Biolabs )  )を含有する反応容量50μl中で15一体1μ2をホスホリル化する。イン キュベーションは37℃にて60分間行う。このようにして、15一体をラベル してμm当たりI X 1108cpの比活性とすることができる。
F、プラスミドpGPF(チャート1)およびGPG クローンのPstl 制限分析を用いて、FおよびG糖蛋白質の5′領域に対し て相補的なプローブに対して相補的配列を示すクローンを第2のスクリーニング にて選択して消化産生物が第1〜4図に示す配列から得ることができるPstl 制限マツプと合致するかどうかを決定する。
最後の証明として、DNAのミニ調製物をクローンから単離し、デオキシ鎖停止 法によって配列決定する。
一般法の節に記載した如く、プラスミドDNAのミニ調節物を調製する。以下に 記載する合成15一体を鋳型よりも20:1モル過剰でプライマーとして用い、 一般法の節に記載した如く、ジデオキシ配列決定を行う。
G、HR3V様蛋白質に対して相補的なオリゴヌクレオチドの合成 ニードハム・パン・デバンター・ディ・アールら(Needham Van D evanter 、 D、R,et al、)、ヌクレイツク・アシツズ・リサ ーチ(Nucleic Ac1ds Res、)、12: 6159〜6168 (1984) に記載されている如く自動合成器を用い、最初ボカージ・ニス・ エルおよびカルサーズ・エム・エイチ(Beaucage S、L、 andC aruthers 、 M、H,)、テトラヘドロン・レターズ(Tetrah edron Letts)22CII : 1859〜1862 (1981) によって記載された固相ホスホルアミダイト・トリエステル法によりオリゴヌク レオチドを化学的に合成する。ベアソン・ジエイ・ディおよびレグニエ・エフ・ イー(Pearson lIJ、D、 and Regnier、 F、E、) 、ジャーナル・オブ・クロマトグラフィー(J、 Chrom、)、 255: 137〜149(1983)、に記載されている如く、天然アクリルアミドゲル 電気泳動またはアニオン交換HPLCのいずれかによってオリゴヌクレオチドの 精製を行った。
マキサム・エイ・エムおよびギルバート・ダブリュー (Maxam、 A、M 、 and G11bert 、 W、)、グロスマン・エルおよびモルダブ・ ディ(Grossman 、L、 and Mo1dave。
D、)!、アカデミツク・プレス(Academic Press)。
ニューヨーク、メソッズ・イン・エンザイモロジ−(Methods in E nzymology)、65:499〜560(1980)の化学的分解法を用 いて合成オリゴヌクレオチドの配列を証明することができる。別法として、マキ サムおよびギルバー) (Maxam and G11bert )の方法、前 掲。
またはワレス・アーA/−ビイら(Wallace、 R,B、、etal、) 、ジーン(Gene)、16:21〜26(1981)の二本鎖鋳型を配列決定 するための鎖停止法を用いて、オリゴヌクレオチドフラグメントの二本鎖DNA 配列への組立後に配列を確認することができる。
m RN Aの3′末端からのオリゴヌクレオチドを用いてcDNAの第1鎖を 作製するための逆転写反応を特異的に開始することができる。5′末端からのオ リゴヌクレオチドを用いてその遺伝子に特異的な全長c DNAについてプロー ブすることができる。別法配列を用いることもできるが、以下の15一体オリゴ ヌクレオチドは前記目的に対して有用である。
gp 5′末端 ATGTCCAAAAACAAG3′末端 ACACCACGCCA GTAGgp 5′末端 ATGGAGTTGCTAATC3′末端 GCATTTAGTAA CTAAA 5′末端 ATGGAAAATACATCC3′末端 CGAGTCAACAC ATAGuc 5′末端 ATGGCTCTTAGCAAA3′末端 GATGTAGAGCT TTGA22に 5′末端 ATGTCACGAAGGAAT3′末端 AATGATACTAC CTGAλエキソヌクレアーゼ工程で用いるオリゴヌクレオチド gp CAAATAACAATGGAG gp CAAACATGTCCAAAA 実施例2 CHO細胞におけるHR3Vの糖蛋白質F (gpF)およびG(g pG)の発現特に断りのない限り、同一の方法および酵素を両筒蛋白質について 用いる。
F糖蛋白質の最大発現を得るためには、cDNAをプラスミドpBR322に挿 入するのに用いるG−CヌクレオチドをcDNAの(もとのmRNAに対する) 5′末端から除去しなければならない。gpF c DNAをCHO細胞につい て好ましい発現ベクター、psVcOW7 (以下に記載)、に都合よく挿入す るには、蛋白質コーディング配列から上流にB a mH1部位を供給しなけれ ばならない。これを達成するには、FもしくはG糖蛋白質のcDNAをpUc1 2(ビイ・エル・ファルマシア・ラブズ(PL Pharmacia Labs  )b ピスカタウエイ(Piscataway )、ニューシャーシー州)に 挿入する。
A、pGPF2の組立て−チャート2 糖蛋白質のcDNAをPstI部位により両側切断するが(チャート1)、内部 PstI部位も存在する。従って、プラスミドpGPFをPstIで部分的に消 化し、フラグメント2 (1,9kb ; gpGcDNAは0.9kb) を ゲルから単離する。PStI で消化したプラスミドptTc12(ベセスダ・ リサーチ・ラボラトリ−(Bethesda Re5Labs、)、ロックビル (Rockvi l le )%メリーランド州)にフラグメント2を結ぶ。p Uc12においてXbaI部位に隣接するgpF遺伝子の5′末端を有するプラ スミドを選択し、pGPF2 (4,6kb)と名付ける。約200bpのフラ グメントを生じるAccIでの切断によってこの配位を証明する( gpGにつ いては、約400bpのフラグメントを生じるH4 nc■での消化によって配 位を証明する)。
B、pGPF3の組立てチャート3 cDNAの5′末端からG−Cヌクレオチドを除去するには、)(baiでpG PF2を開き、細菌アルカリ性ホスファターゼで末端を処理してフラグメント4 を得る。次いで、XbaIおよびPstI部位間の小片を切断除去する5alI でフラグメント4を消化し、クレノー酵素で処理して平滑末端とする。クレノー 酵素での処理後、5Iホスフエートを要しかつ3−突出部分を得るラムダエキソ ヌクレアーゼでフラグメント2を消化する。gpFから上流の末端上の5′ホス フエートの除去のため。
エキソヌクレアーゼはgpF配列に向って下流に消化するであろう。エキソヌク レアーゼに十分な時間を与えてG/Cテイル領域を超えて先導配列に至るヌクレ オチドを除去する。先導配列の最初の15塩基を含有する合成配列をフラグメン ト4に対してハイブリダイゼーションを行い、失った塩基をクレノー酵素で満た し、末端をT4リガーゼで結んでpGPF3 (4,6kb)を得、これをトラ ンスフェクトしてイー・コリー(E、 coli)に入れ、その配列を確認する 。
cDNAの3I末端からG−Cヌクレオチドを除去するには、Hind mでp GPF3を開環し%G−Cヌクレオチドを通じて消化するのに十分な時間エキソ ヌクレアーゼBa131で処理する。クレノー・酵素で末端を平滑とし、Bam HI での消化によってベクターDNAからc DNAを遊離する。cDNAフ ラグメントをゲルから単離し、BamHIおよびHinc II (HincI Iは平滑末端に適合する)で消化したプラスミドpUc12 に結んでpGPF 4を得る。該プラスミドを形質転換してイー・コリ(E。
coli)に入れ、Ba131で十分に消化した適当なりローンを配列決定によ って同定する。別法として、 G−Cヌクレオチドから上流にユニーク部位を有 する制限酵素で消化することによってG−Cヌクレオチド配列去することができ る。gpFについてはかかる酵素はHae■であり、gpGについてはFokI である。これらの末端を平滑とし、gGPF4を生成するのに前記した如くDN A を処理する。これらの酵素はそれらの遺伝子の正規の翻訳停止シグナルから 上流を切断するので、ユニバーサル翻訳停止オリゴヌクレオチドにュー・イング ランド・バイオロジー(New England Biolabs))は適当な 制限酵素部位に結ばれるであろう。
C,psVcOW7の組立−チャード4(アメリカン・タイプ・カルチャー・コ レクション(American Type Cu1ture Co11ecti on )から入手可能な、またはスブラマニら(Subramani 、 et  al、)。
「マウス・ジヒドロ葉酸還元酵素相補性デオキシリボ核酸のシミアンウィルス4 0における発現」、モレキュラー・アンド・セリュラー・バイオロジー(Mol ecular and Ce1lular Biology) 2 : 854 〜864 (1981,9月)の方法により調製した)出発プラスミドpSV2 dhfrをBamHIおよびEcoRIで消化してアンピシリン耐性遺伝子、S V40開始点、およびdhfr遺伝子を含有するフラグメン) (5) (5, 0kb) を得る。
pSV2dhfr を切断するのに用いたのと同一の制限エンドヌクレアーゼで 消化したプラスミドpλGH2R2からpsVcOW7の第2の部分を得てゲノ ムウシ成長ホルモン遺伝子、すなわちBGHgDNAの3′末端を含有するフラ グメント5(2,1kb)を得る。プラスミドpλGH2R2はイリノイ州、ペ オリア(Peoria)のノーザン・リージョナル・リサーチ・ラボラトリーズ (Northern Regional Re5earch Laborato ries )に寄託したイー・コリ(E、coli) HBIOI宿主(NRR L B−15154)から公に入手可能である。フラグメント(5および6)を 結んテp 5VCOW7 (7,1k b )を得る。
D、pGPF−IE−PA の組立−チヤード5〜6pGPF−IE−PAの組 立は2つの工程で達成される。
まずpGPF3からのGpF cDNAをpsVcOW7に挿入してpGPF− PAを得、次いでサイトメガロウィルスの即時型プロモーターを挿入してHR5 V!f2白質の転写を開始してpGPF−IE−PAを得る。
工程1゜プラスミドpsVcOW7をEcoRIおよびPuvIで切断し、BG H遺伝子の最も3′のエクソン中のPvu11部位から3′末端より下流のEc oRI 部位まで延びるウシ成長ホルモンのポリアゾニレ−ジョン配列を含有す るフラグメン) 7 (600bp)を単離する。
BGMポリアゾニレ−ジョン配列の完全な記載については以下の文献を参照:  (11B G HゲノムDNAの同定および特徴づけが開示されている1984 年6月27日公開のヨーロッパ特許出願0112012号;(2)ウォイチック ・アール・ビイら(Woychik、R,P、 et al、)、「正確なポリ アゾニレ−ジョンのためのウシ成長ホルモン遺伝子の3′フランキング領域の要 件」、プロシーデイングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシ ズ(Proc、 Natl、 Acad、 Sci、) USA81:3944 〜3948(1984年7月);およびディ・アール・ヒグズら(D、R,Hi ggs 、 et al、)、ネイチャー(Nature)306:398〜4 00C1983年11月24日)ならびにヌクレオチド配列AATAAAはBG H遺伝子の3′末端から上流の(5’末端に向う)位置11〜3oヌクレオチド においてポリアゾニレ−ジョンシグナルを特徴づけることを開示するそこに引用 されている文献。
psVcOW7の第2の試料をEcoRIおよびBamHIで切断してフラグメ ント8を得る。別法として、フラグメント8は、ベセスダ・リサーチ・ラボラト リーズ(Bethesda Re5earch Laboratories ) から入手可能な親プラスミドpSV2dhfrからのEcoRI/BamHIフ ラグメントから得ることができる。フラグメント8はpBR322からの複製開 始点およびイー・コリ(E、coli)においてプラスミドの選択を可能とする イー・コリ(E、 coli)において発現されるアンピシリン耐性遺伝子を含 有する。また、該フラグメントは哺乳動物細胞における発現を可能とするマウス ・ジヒドロ葉酸還元酵素cDNAを構造中に含有する。スブラマニら(Subr amani 、 et al、)、モレキュラー・アンド−セリュラー・バイオ ロジー(Mo1. Ce11. Biol、)1 :854〜864(1981 )。
プラスミドpGPF3をHindlIIで切断し、クレノー酵素で処理し、Ba mHIで再切断してフラグメント9(1,9kb)を得、これをゲル単離する。
フラグメント9はGpF cDNAからの先導および構造コーディング配列を含 有する。9amHI部位はmRNAの5′未翻訳配列についてコード付けするc DNAから丁度上流にあり、HindI[1部位はgpFcDNAの3′末端近 くのPst I部位を数塩基対超えてpUc12ベクター中にある。
フラグメント7.8および9を結んでイー・コリ(E、coli)およびCHO 細胞間を往き来することができる複製ベクターであるpGPF−PA (7,3 k b )を得る。プラスミドpGPF−PAを形質転換してイー・コリ(E。
coli)に入れる。
工程2゜工程2ではヒト・サイトメガロウィルスからの即時型遺伝子プロモータ ー(CMV 1.E、プロモーター)を挿入することによって、 pGPF−P Aを発現プラスミドpGPF−IE−PAに変換する。該CMV1.E、プロモ ーターはCMVゲノムのPsti消化から得られる。
主要即時型遺伝子(CMV 1.E、)を含有するヒト・サイトメガロウィルス (CMV)ゲノムの領域の制限エンドヌクレアーゼ切断マツプはステインスキイ ら(Stinski 、 et al、)、ジャーナ)1.t−オブ・バイoo ジー(J。
Virol、)46 :1〜14.1983 ; ステンベルグら(Stenb erg 、 et al、)、ジャーナル・オブ・バイooジー (J、Vir ol、)49 :190〜199%1984 ;およびトムセンら(Thoms en、et at、)、プロシーデイングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・ オブ・サイエンシズ(Proc、 Natl、 Acad、 Sci、)USA 、 81 :659〜663゜1984 に詳細に記載されている。
ステインスキイおよびトムセン(5tinski andThomsen )の 文献は主要な即時型遺伝子についてのプ0−T−−ターを含有する2、0キロベ ースのPst) フラグメントを記載している。こ(7?2.0 kb Pst Iフラグメントを単離し、Sau 3A Iで消化すると、産生物のなかに76 0 塩基対フラグメントが得られる。この760塩基対フラグメントは、そのサ イズならびに該フラグメント中のSac I切断部位およびBal I切断部位 の存在により、他の産生物から区別できる。その便利な同定のため、本明細書中 に記載する如く、この5au3AIフラグメントの利用はCMV 1.E、プロ モーターの使用の好ましい方法である。
プラスミドpGPF−PAをBamHIで切断し、CMV即時型プロモーターを 含有する5au3AIフラグメントを受容可能なりamHI 部位に結ぶ。プロ モーターからの転写がHRSV様蛋白質についてのmRNAを合成するようにC MVプロモーターフラグメントを配位中に含有するプラスミドは、 5acIを 用いる該プラスミドの切断によって同定される。得られたプラスミドをpGPF −IE−PA と名付け、それはcDNAの5’末端にCMVl 、E、プロモ ーター、およびその3′末端上にBGHポリアゾニレ−ジョンシグナルを有する 。同一の方法を用いてGpGについての同等な発現ベクターを得る。
CHO細胞中へのトランスフェクションまで該プラスミドをイー・コリ(E、  coli)中で維持する。
E、CHO細胞のトランスフェクションおよび培養グラハムら(Graham、  et al、)(イントロダクション・オブ・マクロモレキュールズ・イント ウ・バイアプル・ママリアン・セルズ(Introduction ofMac romolecules 1nto Viable Mammalian Ce 1ls)、アラン・アール・リス・インコーホレイテッド(AlanR,Li5 s Inc、)、ニューヨーク、1980.3〜25頁)によって詳細に記載さ れているDNAの細胞中へのトランスフェクションのためのリン酸カルシウム法 を用い。
ジヒドロ葉酸還元酵素(dhfr)を欠くチャイニーズハムスター卵巣(CHO )細胞中へプラスミドpGPT−IE−PAをトランスフェクトする。用いる細 胞系はコロンビア大学のエル・チェイシン(L、 Chasin )からもとも と入手可能で、プロシーデイングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サ イエンシズ(Proc、NatlAcad、 Sci、)USA 77 : 4 216〜4220. (1980)に詳細に記載されている突然変異体DXB− 1である。前記トランスフェクション方法は、トランスフ鳳クトされたプラスミ ドを取込む細胞はもはやdhfr を欠(ものではなく、ダルベツコの修正イー グル借地+プロリン中で増殖するという事実に基づく。
HR5V様蛋白質を発現するCHO細胞をpH7,4のリン酸緩衝食塩水(PB S)中で洗浄し、次いで1.0%トリトン(Triton) X−100および 1.0%デオキシコール酸ナトリウムを含有するPBS中で溶解する。核をペレ ット化した後、上澄みをコンカナバリンAカラムに付す。充分に洗浄した後、前 記緩衝液中のα−D−メチルグルコシドの直線グラジェント(0〜0.5 M  )で糖蛋白質を溶離する。溶離した糖蛋白質を0.1%トリトン(Triton  ) X−100を含有するPBSに対して透析し、アフィニティーカラムに付 す。アフィニティカラムは、公知技術によってセファロース4Bビーズ(ファル マシア(Pharmacia )、ピスカタウエイ(Piscataway )  、 ニュージャー外用)に結合させたHR5Vの多クローンもしくは単クロー ン抗体のいずれかよりなる。該カラムを透析緩衝液中で洗浄し、0.1Mグリシ ン(pH2,5)および0.1%トリトン(Tri ton ) X −100 を含有するPBSで溶離する。食塩水に対して糖蛋白質を透析し、5DS−PA GEゲル上の電気泳動によって純度をチェックする。
実施例3 ウシ・パピローマウィルス(BPV)を用いるHR3V GPF ( 7)発、現A、イー・コリ(E、 coli )における複製に適した翻訳不可 能な発現カセットを含有するクローニングベクターの組立 pTFW8およびpTFW9の組立は、BPU を用いるHR3V蛋白質を発現 する都合よい出発材料を供給する。
寄託したプラスミドの転写ターミネータ−はHR5Vi白質の発現を阻止するが 、それは単一工程の切出しおよび結びで除去されなければならない。
a 、 PTFW8の組立−チヤード7プラスミドpdBPV−MMTneo( 342−12)はモレキュラー・アンド・セリュラー・バイオロジー(Mol。
and Ce1l Biol、)、3巻(ml 1 ) : 2110〜211 5(1983)中に記載されており、米国、メリーランド州、ベセスダ(Bet hesda )、ナショナル・キャンサー・インステイテユー) (Natio nal Cancer In5titute)のピータ−・ホウレイ(Pete r Howley)から得られる。
プラスミドpdBPVMMT neo (342−12)は3つの部分:ユニー クBamHI部位において開いた完全なりPV−1ゲノム(100%);pML 2(毒性除去pBR322の誘導体);ならびにマウス・メタロチオネインI遺 伝子プロモーター、Tn5のネオマイシンホスホトランスフェラーゼ■遺伝子、 およびシミアンウィルス40初期領域転写プロセッシングシグナルよりなる転写 カセットよりなる。まずプラスミドpdBPV −MMTneo (342−1 2)をBamHIで消化してBPVE列を除き、それを単離し、後の挿入のため に保存した。T4リガーゼを用いて残存するフラグメントを再び結んでpMMp ro、 nptII (6,7kb )を得る。残存するプラスミド中にユニー ク制限部位を生成することにより、BPVゲノムの除去は後の遺伝子操作を容易 とする。組換えが完了した後、 BPVゲノムを置き換える。
プラスミドpMM pro 、 npt nをBglI[で消化し、ユニーク制 限部位を含有する合成りNAフラグメント11を挿入し、T4リガーゼを用いて 結んでpTFW8 (6,7kb)ヲ得る。マウス・メタロチオネインI遺伝子 プロモーターおよびネオマイシン耐性遺伝子間へのユニーク制限部位の挿入以外 は、プラスミドpTFW8はpMMpro、nptIIに同じである。
> 、pTWF9の組立−チャード8 プラスミドpTWF9は、メタロチオネインI遺伝子プロモーターおよびネオマ イシン耐性遺伝子間に挿入されたファージラムダからの転写ターミネータ−TI を含有する。該転写ターミネータ−は米国、メリーランド州、ベセスダ(Bet hesda)のナショナル・キャンサーφインステイテユー) (Nation al CancerInstitute )のドナルド・コート(Donald  Court )から得られる。グアルネロスら(Guarheros et  al、)、ビイ・エヌ・エイ・ニス(PNAS)、79:238〜242(19 82)に記載されている如< tiがsib 3 突然変異を有する以外は、該 転写ターミネータ−はジーン(Gene )、28:343〜350(1984 )に記載されているpUS6と同じであるpKG1800sib 3 中に供給 される。
ファージラムダの通常の感染過程の間、 tI ターミネータ−はplからのバ クテリオファージλint 遺伝子発現の抑制において、およびP□から由来す るint 遺伝子転写の停止において機能する。Alu IおよびPvuIを用 い、該ターミネータ−をフラグメント12 (1,2kb)としてpKG180 0sib3 から切り出し、ゲル単離し。
該フラグメントのいずれか末端上にXho Iリンカ−を置く。該リンカ−は米 国、マサチューセッツ州、ベバーリイ(Beverly )、二ニー・イングラ ンド・パイオラプズ(New England Biolabs )から入手可 能である。
次いで、XhoI相補性末端によって結合されたターミネータ−フラグメントを 、あらかじめXho Iで消化したpTWFB中に挿入する。次いで、T4DN Aリガーゼを用いてフラグメントを結んでpTWF9(7,9kb)を得る。プ ラスミドpTWF9はブダペスト条約に従って寄託した。プラスミドpTFW9 をイー・コリ(E、coli)宿主中に維持し、1986年11月178に米国 、イリノイ州、ペオリア(Peoria )、ノーザン・リージョナル・リサー チ・センター(Northern RegionalResearch Cen ter ) に寄託し、受1も番号NRRLB−18141が与えられた。
B、pTFW/GPFの組立−チャード9本実施例では、糖蛋白質の培地中への 分泌が所望される。従って、pGPF4中のgpF 遺伝子のN5iI制限酵素 部位にユニバーサル翻訳停止オリゴヌクレオチドを結んで前記した如きその「ア ンカー領域」を欠く、切断した糖蛋白質を生じる。修飾したプラスミドをpGP F5と名付ける。pTFW/GPFを組立てるには。
pGPF5をBamHIおよびHindI[[で消化する。クレノー酵素でその 末端を平滑とし、合成りgllllJンカー(ニュー・イングランド・バイオラ ブズ(New EnglandBiolabs ) )を該クローンの末端に結 ぶ。DNAをBgl■で消化し、フラグメント13(1,9kb)と呼ぶ。次い で、gpF遺伝子を含有するフラグメント13をゲルから単離する。精製したフ ラグメントをBglI[で消化したpTFW9に結んでpTFW/GPF(9, 8kb)を得る。
C,pTFW/GPFの真核発現ベクターへの変換−チャード10 実施例3Aの工程a(チャート7%工程a)においてBamHIで切断した10 0%完全BPV−1ゲノムを再挿入することによって、プラスミドpTFW/G PFを真核発現ベクターに変換する。プラスミドp T F W/GPFをBa mHIで切断し、BPV−1無傷ゲノム、7.9kb フラグメント(チャート 7)を挿入してpTFW/GPF/BPV (17,7kb)を得、真核細胞に よる糖蛋白質Fの産生が所望されるまでイー・コ!J (E、Co11)中で複 製する。
D、マウス・C127細胞におけるgpFの発現マウス・Cl27 細胞中への トランスフェクションに先立ち、pTFW/GPF/BPV*をXho Iで消 化してTIターミネータ−を切り出し、T4DNAリガーゼで再び結ぶ(チャー ト10)。得られたプラスミドpTFW/GPF/BPV(16,5kb) は 、今や、培地中に分泌されるgpFの高レベルの発現を定方向化するであろう。
該C127細胞はアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(Ameri can Type Cu1ture Co11ection )から入手可能で あり、10%胎児ウシ血清を含有するダルベツコの修正最小必須培地中で増殖さ せる。C127細胞の培地中のgpFi白質の濃度は、抗−RSV抗体および1 25I−ラベル蛋白質Aを用いるウェスタンプロット実験によって測定する。
発現する細胞のまわりの培地を収集することによって、(切断された) HRS V gpFを精製する。発現のレベルがこの培地中で許容されるならば、この時 点では血清のない培地が好ましい。低速遠心によって培地を清澄化し、濾過によ って濃縮する。次いで、CHO細胞中で産生された糖蛋白質について記載した如 く、カラムクロマトグラフィーによってHRSVgpFを精製する。
実施例4 バクロウィルス・ウィルスを用いるHRSV GPF(7)発現 以下の実施例は昆虫細胞培養物における糖蛋白質Fの発現に関する。すべての手 順は、サマーズ・エム・ディおよびスミス・シイ・イー(Summers 、M 、D、 andSmith %G、E、)、1986年にテキサス州、カレッジ −ステーション(CoCo11e 5tation)、テキサス・アグリカルチ ュラル・イクステンション・サービス(TexasAgricultural  Extension 5ervice )、テキサス−アグリカルチュラル・イ クスペリメント・ステーション(Texas Agricultural Ex periment 5tation ) 、農業単科大学によって出版されたバ クロウィルスベクターおよび昆虫細胞培養方法のマニュアル(A Manual for Baculovirus Vectors and In5ect C e1l Cu1tureProcedures ) 中に詳細に記載されている 。出発プラルニカ(Autographa californica )核多角 体病ウィルス(AcNPV)についての多角体プロモーターから直ぐ下流にユニ ークBamHI部位を有する一般的なノ(クロウィルス発現ベクターである。該 多角 蛋白質はウィルス感染およびin vitro複製には必須でないマトリ ックス蛋白質である。該プラスミドは、テキサス77843、カレッジ−スf− ショア (CoCo11e 5tation ) 、テキサスA&M大学、昆虫 学部門のマックス・サマーズ(Max Summers )教授から入手可能で あり、モレキュラー・アンド・セリュラー・バイオロジー(Mo1ecular and Ce11. Biology)、3(13: 2156〜2165 ( 1983)に詳細知記載されている。
A、pAcGPFの組立−チャード11プラスミドpGPF5をHindnl  で消化し、クレノー酵素で末端を平滑とする。合成りamHI !Jンカーにニ ュー・イングランド・バイオラブズ(New EnglandBiolabs  ) )を該DNA の末端に結ぶ。該DNAをBamHIで消化し、gpF遺伝 子を含有するフラグメント14をゲルから単離する。BamHI で消化したp Ac373に精製したフラグメントを結ぶ。
B、ニス・フルギペルダ(S 、 Frugiperda )のトランスフェク ションおヨヒ培養 ニス・フルギペルダ(S、 Frugiperda )における共トランスフェ クションによって、pAcGPFのgpFcDNA挿入を天然AcNPV DN Aと再び組合せる。ニス・フルギペルダ(S、 Frugiperda ) ( SF9 ; ATCCCRL 1711)を、ディフコ(Difco)ラクトア ルブミン加水分解物およびイースト分解物で補足したブレイス(Grace ) 培地(ジブコ・ラブ(Gibco Lab、) 、リボニア(Livonia  )、ミシガン48150)、10%胎児ウシ血清、中で培養する。各々1μ/− および2μ/dにおいて細胞をAcNPV DNAおよびpAcGPFで共トラ ンスフェクトする。培地を収集し、低速遠心によって細胞物質を除去することに よってウィルス粒子が得られる。次いで、ウィルス含有培地を用いてニス・フル ギペルダ(S、 frugiperda ) を感染する。天然ウィルスDNA および糖蛋白質Fについてコード付けするcDNAで組換えたDNAを共に包含 するこれらのウィルス粒子を用いる続いてのニス・フルギペルタ(s。
frugiperda ) の感染の結果、多角体蛋白質の代りにHR5V蛋白 質を発現するいくらかの細胞が得られる。
ニス・フルギペルダ(S、 frugiperda )細胞を含有する96−ウ ェル組織培養プレートにおける一連の制限希釈ブレーティングによって、il換 体ウィルスの精製が達成される。ニックトランスレーションによって32P − d CTPでラベルしたpGPF4 をプローブとして用いるドツト・プロット ・ハイブリダイゼーションにより1組換体ウィルスを含有するウェルを検出する 。
一旦十分に精製すると、そのユニーク封入体−陰性プラーク形態によって組換体 ウィルスが検出される。組換体バクロウィルス感染細胞中で合成された)IR3 V蛋白質は、抗−R5V抗体および125I−ラベル蛋白質A(アメルスハム・ コーポレーション(Amersham Corp、))を用いるウェスタン・プ ロット実験によって検出される。
C125細胞についてのBPV発現系において記載した方法によって、HR3V i白質を培地から精製する。
実施例S HRSV用ワクチンの調製 よく知られた方法によって免疫原をワクチン投与形態に調製することができる。
該ワクチンは筋肉内、皮下、または鼻腔内投与できる。筋肉内注射の如き非経口 投与用には、免疫原を適当な担体と組合わすことができ、例えば、水酸化アルミ ニウム、リン酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)、硫酸 ベリリウム、シリカ、カオリン、カーボン、油中水型エマルジョン、水中油型エ マルジョン、ムラミルジペプチド、細菌エンドトキシン、脂質X、コリネバクテ リウム・パルバム(Corynebacterium parvum ) (プ ロピオノハクテリウム−7クネ−X (Propionobacteriuma cnes )) %ボルデテラ・ベルタスシス(Bordetellapert ussis ) 、ポリリボヌクレオチド、アルギン酸ナトリウム、ラノリン、 リゾレシチン、ビタミンA1サポニン、リポソーム、レバミゾール、 DEAE −デキストラン、ブロック共重合体または他の合成アジュバントの如き各種アジ ュバントまたは免疫調節剤と共に、あるいはそれなしで、水、食塩水または緩衝 ビヒクル中にてそれを投与することができる。かかるアジュバントは種々の源1 例えばメルク(Merck )アジュバント65(メルク・アンド・カンパニー ・インコーホレイテッド(Merck and Company 、 Inc、  )、ラーウエイ(可熊 Rahway ) 、ニューシャーシー州)から商業的に入手でへ ある。
共に有効量で存在する限り、免疫原およびアジュバントの割合は広範囲に変化さ せることができる。例えば、水酸化アルミニウムはワクチン混合物の約0.5% (AJ’203 ベース)の量で存在させることができる。
投与量ベース当たりについては、免疫原の濃度は患者体11Kg当たり約0.0 15Ig〜約1.5■の範囲とすることができる。好ましい投与量範囲は約1. 5μg/々〜約0.043F/?患者体重である。ヒトにおける適当な投与容量 は約0.1〜ld、好ましくは約0.11n!である。
従って、筋肉内注射用投与量は、例えば、0.5%水酸化アルミニウムと混合し た免疫原を含有する0、 1 dよ ′りなる。
該ワクチンを妊婦または子供を持つ年令の婦人に投与して母親のHR5V抗体を 刺激することができる。要すれば、該女性に再びワクチン接種することができる 。
幼児は2〜3月令にワクチン接種でき、要すれば、好ましくは6〜9月令に再度 ワクチン接種することかできる。ワクチン接種してない母親から生まれた赤ん坊 は2〜3月令にワクチン接種することができる。また。
該ワクチンは、より年令が上のまたは衰弱した患者の如き他の罹患集団において も有用であり得る。
また、該ワクチンは、他の病気用の他のワクチンと組合せて多価ワクチンとする こともできる。抗生物質の如き他の医薬品と組合わすこともできる。
チャート1. 9GPFの組立 (a)プラスミドpBR322をPst Iで切断し、グアノシンをテイルして フラグメント1を得、これをゲル単離(blHRsVのmRNAからのc DN Aを、3′末端にっき1010−15dC残基でティル する。
(c)フラグメント1およびHR3V mRNAからのc DNAを結び、適当 なプローブを用いるハイブリダイゼーションによってp GPF同定を行う。
GPF チャート1(続き) AmpR=アンピシリン耐性 T=グアノシン/シトシンテイル F=糖糖蛋白質 子ャー) 2 pGPF2の組立 (alプラスミドpGPFをPst Iで切断し、フラグメン)2(1,9kb )をゲル単離する。
フラグメント2 (blプラスミドpUc12 (2,7kb )をPst Iで切断してフラグ メント3を得、これをゲル単離する。
フラグメント3 (c)フラグメント4および5を結んでpGPF2 (4,6kb)を得、形質 転換してイー・コ!J (E、 coli ) に入チャート2(続き) AmpR=アンピシリン耐性 T=”アノシン/シトシンディル F=糖蛋白質F チャート3 pGPF3およびpGPF4の組立(alプラスミドpGPF2を Xba Iで切断し、細菌アルカリ性ホスファターゼで処理し、5alIで再切 断し、クレノー酵素で処理してフラグメント4を得る。
フラグメント4 (blラムダエキソヌクレアーゼを用いてフラグメント4を5alI部位から下 流を消化し、残存する3′テイルをGp F c D NAの以下の配列を有す る先導配列の5′部分に相補的な合成オリゴスクレオチドにハイブリダイズする 。
5′末端 ATGGAGTTGCTAATCrc)クレノー酵素を用いて合成オ リゴヌクレオチドから下流のcDNA 3’の一本鎖部分を満たし、T4りが一 ゼを用いて末端を結んでpGPF3 (4,6kb )を得る。
チャート3(続き) (d)プラスミドpGPF 3をHindl[で切断し、Ba131で処理して gpF CDNAの3′末端におけるG−Cヌクレオチドテイルを消化する。g p F c DNAをBam HIで切断しく 1.7 kb )、ゲルから単 離し、BamHI/Hinc I[消化のPUC12に再び結んでpGPF4  (4,4kb )を得る。
AmpR=アンピシリン耐性 T=グアノシン/シトシンテイル F=糖糖蛋白質 子−?−)4 psVcOW7(7)組立(atプラスミドpSV2dhfrを BamHIおよびEcoRIで切断してフラグメント5(5,0kb)を得る。
フラグメント5 (bllプラスミドル、GH2R2をBamHIおよびEcoRIで切断してフ ラグメント6(2,1kb)を得る。
フラグメント6 (c)フラグメント5および6を結んでpSvcOW? (7、1kb )を得 る。
psVcOW7 A=ウシ成長ホルモンポリAテイル B=ゲノムウシ成長ホルモン チャート4(続き) ■=イントロン dhfr =ジヒドロ葉酸還元酵素 SV40 = SV40プロモーターおよび複製開始点Amp R=アンピシリ ン耐性 チャート5 9GPF−PAの組立 (a) psVcOW7をEco RIおよびPvu I[で切断してウシ成長 ホルモンのポリアゾニレ−ジョン配列を含有するフラグメン)7(600bp) を得、これをゲル単離する。
フラグメント7 (b) psvcow7をEco RIおよびBamHIで切断してフラグメン ト8(5,8kb)を得る。
フラグメント8 (c)プラスミドpGPF 4をHindll[で切断し、クレノー酵素で処理 し、BamHI で切断してメーセージ(message )から下流に3’B amHI突出部分およびメツセージ(message )から下流に平滑末端を 有するGPFを含有するフラグメント9(x、9kb)を得る。
チャート6 pGPF−IE−PAの組立チャート5(続き] フラグメント9 (d)フラグメント5.6および7を結んでpGPF−PAを得、これをイー・ コ!J (E、 coli ) 中で維持する。
AmpR=アンピシリン耐性 pBR322= pBR322についての複製開始点SV40 =5V40につ いての複製開始点dhfr =ジヒドロ葉酸還元酵素 F=糖蛋白質F CMV =サイトメガロウィルスプロモーターa=ポリアデニレーションテイル T=グアノシン/シトシンテイル 手セード7 n T f ur Q出鋼台(a)プラスミドpGPF−PAをB amHIで切断してフラグメントxO(7,3kb)を得る。
フラグメント10 (b)CMVゲノムからのPstIフラグメントのSau 3 A I消化から CMV即時型プロモーターを得る。Sau 3Aは結びにつき13amHI に 適合する。
(C)フラグメント10およびCMvプロモーターを結んでpGPF−IE−P A (8,Okb ) を得る。
pGPF −I E −PA AmpR=アンピシリン耐性 pBR322= pBR322についての複製開始点5V40= SV40につ いての複製開始点dhfr =ジヒドロ葉酸還元酵素 F=糖蛋白質F CMV =サイトメガロウィルスプロモーターa=ポリアデニレーションテイル (a)プラスミドpdBPV −MMTneo (342−12) (14,6 kb)をBamHIで切断し、ウシ・パピローウィルスゲノムを切除しく7.9 kb)、ゲル単離し、保存した。残存するフラグメントをゲル単離し、T4リガ ーゼを用いて再び結び、これをpMMpro、npt I[(6,7kb )と 名付けた。
pdBPV −Mλ(Tneo (342−12)pMMpro、npt IF (b)プラスミドpMMpro 、npt IIをBglIIで切断し、合成フ ラグメント11を挿入し、該プラスミドを再び結んでpTFW8 (6,7kb  )を得た。
チャート7(続き) 合成フラグメント11 GCGCTATAGAGCTCTAG B=ウシ・パピローマウィルス配列 SV40 =シミアンウィルス40配列初期領域、スモールを抗原スプライシン グシグナルおよび3′転写プロセツシングシグナル neo =ネオマイシンホスホトランスフェラーゼ■遺伝子(NPTI[) λiMT”マウス・メタロチオネイン遺伝子プロモーターori = pBR3 22複製開始点 β−Lac =β−ラクタマーゼ遺伝子チャート8 pTFW9の組立 (a)プラスミドpTFW8 (チャート1)をXho Iで切断し、T4リガ ーゼを用いてpKG 1800 sib 3からのt1ターミネータ−を含有す るフラグメント12を挿入してプラスミドpTFW9 (7,9kb >を得る 。
フラグメント12 SV40 =シミアンウィルス40’配列初期領域、スモールを抗原スプライシ ングシグナルおよび3′転写プロセツシングシグナル neo =ネオマイシンホスホトランスフェラーゼ■遺伝子(NPTII) MMT =マウス・メタロチオネイン遺伝子プロモーターori = pBR3 22複製開始点 β−Lac =β−ラクタマーゼ遺伝子チャート8(続き) T=λt1ターミネータ− チャート9 pTFW/GPF (a3pGPF4 (チャート3)をNsi Iで切断し、翻訳ターミネータ− をgpFのCDNAに結んでpGPF5 (4,6kb)を得る。
GPF 5 fblプラスミドpGPF 5をBamHIおよびHindllI で切断し、 gpFをコード付けするc DNAよりなるフラグメント13(1,9kb)を 単離する。クレノー酵素でフラグメント13の末端を平滑とし、合成りglII りンカーを該クローンの末端に結び、c DNAをBglmで処理してフラグメ ント13を得る。
フラグメント13 (C)プラスミドpTFW9をBgl I[で切断し、フラグメント13を挿入 し、再び結んでpTFW/GPF (9,8kb)を得る。
チャート9(続き) SV40=シミアンウィルス40配列初期領域、スモールを抗原スプライシング シグナルおよび3′転写プロセツシングシグナル neo =ネオマイシンホスホトランスフェラーゼ■遺伝子(NPTn ) RlMT =マウス・メタロチオネイン遺伝子プロモーターori=pBR32 2複製開始点 β−Lac =β−ラクタマーゼ遺伝子F=糖蛋白質F t=翻訳ターミネータ− AmpR=アンピシリン耐性 チャート10 pTFW/GPF/BPVの組立(alプラスミドpTFW/G PF (チャート9)をBamHIで切断し、(チャート7エ程aからの)無傷 BPVゲノムを挿入し、pTFW/GPFに結んでpTFW/GPF/BPV’  (17,9kb )を得る。
pTFW/GPF/BPV * (bl pTFWFGPF /BPV ” ヲXho テ切断L、大キナフラク メントヲ再び結/u テpTFW/GPF /BPV (9,3kb )を得る 。
pTFW/GPW/BPV 5V40=シミアンウィルス40配列初期領域、スモールを抗原スプライシング シグナルおよび3′転写プロセツシングシグナル チャート10(続き) neo =ネオマイシンホスホトランスフェラーゼ■遺伝子(NPTII ) MMT =マウス・メタロチオネイン遺伝子プロモーターori = pBR3 22複製開始点 β−Lac =β−ラクタマーゼ遺伝子F=gpF蛋白質 t=翻訳ターミネータ− T=λt!ターミネータ− チャート11 pAcGPFの組立 (a)プラスミドpGPF5 (チャート9)をBind■で切断し、クレノー 酵素で末端を平滑とする。合成りamHIリンカ−を結び、該プラスミドをBa mHIで消化してgpF cDNAを有するフラグメント14(1,9kb)を 得る。フラグメント14をゲル単離する。
フラグメント14 (b) pAc 373 (7,1kb )をBamHIで処理してpAc37 3 (7,1kb )を直線化する。
(cl該直線状pAc373およびフラグメント14をアニチャート11(続き ) N = TPA cDNAの未翻訳3′部分AmpR=アンピシリン耐性 Po1y=多角体蛋白質遺伝子 F=糖蛋白質F t=翻訳ターミネータ− チャー GCT CTA CTA TCCACA AACAAG GcT GTAAla  Leu Leu Ser Thr Asn L、ys Ala MalTTA  ACCA(、CAAA C;TG TTA GACCTCAAALeu Th r Ser L、)rs Val Leu A5pLeu L:Y3ATT G TG AACAAG CAA AGCTGCAGCATA工1e Val As n LysGin Ser Cys Ser l1eCAA CAA AAG  AACAACAGA CTA CTA GAGGin Gln Lys Asn  Asn Arg Leu L、eu GluGGT GTA ACT ACA  CCτGτA AGCACT TACGly Mal Thr Thr Pr o Val Ser Thr TyrTTA ATCAAT CATATG C CT ATA ACA AA’rLeu Ile Asn Asp Met P ro Ile Thr AsnC7rT CAA ATA GTT AGA C AG CAA AGT TACVal Gin Ile Val Arg Gl n Gln Ser TyrGTCTTA GCA TAT GTA GTA  CAA TTA CCAVal Leu Ala Tyr Val Val G ln Leu PrcTGG AAA CTA CACACA TCCCCT  CTA TGITrp Lys Leu His Thr Ser Pro L eu C/5ATCTGT TTA ACA AGA ACT GACAGA  GGAlle Cyc Leu Thr Arg Thr Asp Arg G l)丁CT TTCTTCCCA CAA GCT GAA ACA TG’] Ser Phe Phe Pro Gln Ala Glu Thr Cys− )12(続き) 【 〜 へ こ n Asp Gln Lys Lys Leu Met、 Ser Asn A sn 277CTCT ATCATG TCCATA ATA AAA GAG  GAA 898r Ser 工1e Met Ser Ile Ile Ly s Glu Glu 295A CTA TAT GGT GTT ATA G AT ACA CCCTGT 952o Leu Tyr Gly Val I le A3pThr Pro Cys 313T ACA ACCAACACA  AAA GAA GGG TCCAAC10063Thr Thr Asn  Thr Lys Glu Gly Ser Asn 331チ六!−1・ CACACA ATCAACAGT TTA ACA TTA CCA入sp  Thr Met Asn Ser Leu Thr L、eu Pro 5er ATAτTCAACCCCAAA TAT GAT TGT AAA ATTl le Phe Asn Pro Lys TF Asp Cys Lys 工1 eAGCTCCGTT ATCACA TCT CTA GGA GCCATT Ser Ser Mal 工1e Thr Ser L、eu Gly Ala  l1eTGT ACA GCA TCCAAT AAA AAT CGT G GA ATCCysτhr Ala Ser Asn Lys Asn Arg Gly 工1eGAT TAT GTA−TCA AAT AAA COG A TG GACACTAsp Tyr Van Ser Asn Lys Gly  Met A3り ThrτAT GTA AAT AAG CAA GAA  GGT AAA AσCTCTyr Val Asn Lys Gin Glu  Gly Lys Ser LeuAAT TTCTAT GACCCA TT A GTA TTCCCCTCTAsn Pheτyr Asp Pro Le u Val Phe Pro 5erCAA GTCAACGAG AAG A TT AACCAG AGCCTAGin Val Asn Glu Lys  工1e Asn Gln Ser LeuTT入 TTA CAT AAT G TA AAT GCT GGT AAA TCCLeu Leu Hls As n Val Asn Ala Gly Lys 5erATA ATT ATA  G’rG ATT ATA GTA ATA TTG TTAlle Ile  工1e Val 工1e Ile Val Ile Leu Leu12(、 ト°シき ) Glu Ile Asn Leu Cys Asn Val Asp 385A TCACT TCA AAA ACA GAT GTA A(χ 1222Me t Thr Ser Lys Thr Asp Val Ser 1103石G  TCA TGCTAT GGCAAA ACT AAA 1276Val S er Cys Tyr Gly Lys Thr Lys !!21ATA A AG ACA TTT TCT AACGGG TGC133011e Lys  Thr Phe Ser Asn Gly Cys 1139GTG TCT  GTA GGT AACACA TTA TAT 13811Val Ser  Val Gly Asn Thr Le′u Tyr 1157TAT GT A AAA GGT GAA CCA ATA ATA 1’138T)rr  Val Lys Gly Glu Pro Ile Ile !175CAT  GAA TTT GAT GCA TCA ATA TCT 11!92Asp  Glu Phe A3pAla Ser Ile Ser !+93GCA  TTT ATT COT AAA TCCGAT GAA 15116Ala  Phe 工1e Arg L)rs Ser Asp Glu 511ACCA CA AAT ATCATCy ATA ACT ACT 1600ThrTh rA3n 工1e Met Ile ’rhr ’rhr 529TCA TT A ATT GCT GTT GGA CTG CTC165!JSer Le u Ile Ala Val Gly Leu Leu 547チャート12( 、矛 GGT ATA AAT AAT ATr CCA TTT ACT AACT AA ATA AA。
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Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a.F蛋白質; b.G蛋白質; c.22K蛋白質; d.9.5K蛋白質; e.主要キヤプシツド蛋白質N;およびその免疫原性フラグメントよりなる群か ら選択されるヒト呼吸器系シンシチウムウイルス構造蛋白質についてコード付け するDNA配列よりなることを特徴とするプラスミド。
  2. 2.該プラスミドが適当な宿主によってヒト呼吸器系シンシチウムウイルス構造 蛋白質についてコード付けするDNA配列の発現を容易とする前記第1項のプラ スミド。
  3. 3.ヒト呼吸器系シンシチウムウイルス構造遺伝子の発現がサイトメガロウイル スプロモーターの制御下にある前記第2項のプラスミド。
  4. 4.適当な真核宿主におけるプラスミドの複製がウシ・パピローマウイルスDN A配列の制御下にある前記第2項のプラスミド。
  5. 5.a.F蛋白質; b.G蛋白質; c.22K蛋白質; d.9.5K蛋白質; e.主要キヤプシッド蛋白質N;およびその免疫原性フラグメントよりなる群か ら選択されるヒト呼吸器系シンシチウムウイルス構造蛋白質についてコード付け するDNA配列を発現することができるバクロウイルス科の組換体ウイルス。
  6. 6.該ウイルスがアウトグラフア・カリホルニカ(Autographa ca lifornica)核多角体病ウイルスである前記第5項のウイルス。
  7. 7.該適当な宿主が a.細菌; b.酵母;および c.真核細胞培養物 よりなる群から選択される前記第2項のプラスミド。
  8. 8.a.F蛋白質; b.G蛋白質; c.22K蛋白質; d.9.5K蛋白質; e.主要キヤプシツド蛋白質N;およびその免疫原性フラグメントよりなる群か ら選択されるヒト呼吸器系シンシチウムウイルス構造蛋白質についてコード付け するDNA配列よりなるプラスミドを含有する適当な宿主。
  9. 9.該プラスミドがヒト呼吸器系シンシチウムウイルス構造蛋白質についてコー ド付けするDNA配列の発現を容易とする前記第8項の適当な宿主。
  10. 10.該宿主が a.細菌; b.酵母;および c.真核細胞培養物 より成る群から選択される前記第8項の適当な宿主。
  11. 11.該宿主が a.細菌; b.酵母;および c.真核細胞培養物 よりなる群から選択される前記第9項の適当な宿主。
  12. 12.a.F蛋白質; b.G蛋白質; c.22K蛋白質; d.9.5K蛋白質; e.主要キヤプシッド蛋白質N;およびその免疫原性フラグメントよりなる群か ら選択される実質的に純粋な蛋白質。
  13. 13.a.F蛋白質; b.G蛋白質; c.22K蛋白質; d.9.5K蛋白質; e.主要キヤプシツド蛋白質N;およびその免疫原性フラグメントよりなる群か ら選択される1またはそれ以上の実質的に純粋な蛋白質よりなることを特徴とす るヒト呼吸器系シンシチウムウイルスワクチン。
  14. 14.a.F蛋白質; b.G蛋白質; c.22K蛋白質; d.9.5K蛋白質; e.主要キヤプシッド蛋白質N;およびその免疫原性フラグメントよりなる群か ら選択される1またはそれ以上の実質的に純粋な蛋白質よりなるワクチンでのワ クチン接種によつてヒト呼吸器系シンシチウムウイルスからヒトを保護する方法 。
JP87500882A 1986-01-14 1986-12-23 ヒト呼吸器系ウイルス用ワクチン Pending JPH01501357A (ja)

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