JPH01500353A - 2′‐デオキシアデノシン誘導体を含む核酸検出用プローブ - Google Patents
2′‐デオキシアデノシン誘導体を含む核酸検出用プローブInfo
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- JPH01500353A JPH01500353A JP50444287A JP50444287A JPH01500353A JP H01500353 A JPH01500353 A JP H01500353A JP 50444287 A JP50444287 A JP 50444287A JP 50444287 A JP50444287 A JP 50444287A JP H01500353 A JPH01500353 A JP H01500353A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
2“−デオキシアデノシン誘導体を む 用プローブ本発明は2′−デオキシア
デノシン誘導体を含む核酸検用出プローブに係る。
DNA又はRN^配列を検出及び単離するために、プローブとして使用されるヌ
クレオチドの決定配列と、核酸を含む組成物中に場合によって含まれるプローブ
のヌクレオチドと相補的なヌクレオチド配列とをハイブリダイズする方法を使用
することは、当業者に周知である。
従来、相補的DN^(cDN^)又はメツセンジャーRN^(mRN^)のフラ
グメントを検出するには、これらのフラグメントを放射性同位体、主にリンの同
位体(32p)で標識したオリゴデオキシヌクレオチドとハイブリダイズする方
法が利用されている。
一般にホットプローブと呼称される放射性同位体で標識したこのようなプローブ
は検出感度が高い。しかしながら、放射性マーカーの使用は種々の欠点により制
限されている。
まず使用される放射性元素の寿命は一般に短いので、プローブを常に交換しなけ
ればならず、原価が高くつく。
また、放射性物質を使用するには特殊な設備と公的な許可が必要であり、このよ
うな許可を得るのは容易でない。
更に、このようなホットプローブを使用する定量の自動化を達成するのは困難で
あることが認められている。
最近になって、放射性元素を含まないプローブを酵素的手段により構成する方法
が開発された。一般にコールドプローブと呼称されるこのようなプローブは、酵
素反応又は免疫酵素反応によりDNA又はRNAを検出することができる。
例えばNueleic Ac1ds Res、1982,10.6787頁に所
収のVIN−CENT C,他の論文は、抗原−モツクローナル抗体系(1,2
)、又はペルオキシダーゼ、アルカリフォスファターゼ又はガラクトシダーゼ(
3,4,5)のような酵素と結合したビオチン−アビジン系(3)に基づくコー
ルドプローブについて記載している。
1985年以来、酵素的な組み込み及び検出を目的として修飾されたヌクレオチ
ドが提案されている。これらのヌクレオチドとしては、5°位をビオチニル化さ
れたホスホラミダイト誘導体(6,7>、フォトビオチンとの誘導体(8)、及
び5゛−アミノヌクレオチド(9,10>が挙げられ、これらのヌクレオチドは
コールドプローブに組み込まれると共にDNへの配列決定に役立つ。
本出願人名義の1984年8月22日付は仏国特許出願第赫すゴヌクレオチドフ
ラグメントから構成されるプローブが記載されている。
本発明者らは当該分野で研究を続けた結果、酵素的手段によりオリゴヌクレオチ
ド配列に組み込まれ得る誘導体を生成することができた。
これらの2′−デオキシアデノシン誘導体は、改良された特性を有する生成物を
使用しながら既に調製されている修飾塩基の利点を利用することができる。
また、該誘導体の取得方法についても記載する。
本発明は、オリゴヌクレオチド配列を酵素合成するためにこれらの誘導体を使用
すること、及び特に、容易に使用できる非放射性方法により検出できる経時的に
安定な高精度10−ブを作成するためにこれらめ配列を生物学概に利用すること
を目的とする。
2°−デオキシアデノシン誘導体は8位にアミノアルキル鎖を有しており、下式
(1)に対応する。
なお式中、R5は−01(、−0POJ2.−0PzOJ*、−0PsOsH−
基、又はオリゴヌクレオチドから選択され、R2は水素原子、−011基、又は
オリゴもしくはポリヌクレオチドから選択され、Rはアミノアルキル鎖を表す。
この鎖Rはより特定的には構造−(C)12)、、−HHXに対応し、ここでn
は4〜12の整数、Xは水素原子、又は分子のマーカーとして機能し得る基を表
す。
適当なマーカー基はローダミン、フルオレセイン又はダンシルのような着色又は
蛍光基である。
他のX基はハプテンから成る。
更に他のX基はホスファターゼ又はペルオキシダーゼのような酵素により形成さ
れる。
ペプチドもマーカー基Xとして使用できる。
より有利にはXはビオチンを表す。
上記誘導体は高い安定性及び感度を有するプローブを生成することができる。該
誘導体は免疫酵素法により検出できるという利点もある。
別の非常に有利な態様によると、これらのヌクレオチドを酵素(例えばポリメラ
ーゼ、ターミナルヌクレオチジルトランスフェラーゼ、リガーゼ)によりDNA
又はRN^フラグメント中に組み込むことができる。
アミノアルキル置換鎖のX基が水素原子を表す誘導体は、ヌクレオチド配列への
組み込み以前でも以後でもマーカー基に結合できるという利点がある。
X基がマーカー基である誘導体は、オリゴヌクレオチドの相補体を含むオリゴヌ
クレオチドとのハイブリダイゼーション実験において、放射活性標識せずに配列
を検出することが可能である。
有利にはXは着色又は蛍光基、特にローダミン、フルオレセイン、ダンシルから
選択される。
変形例としてXはハプテン、例えばジニトロフェニルである。
他の有利な誘導体において、Xは酵素、特にペルオキシダーゼ、ホスファターゼ
を表す。
別の具体例においてXはビオチンを表す。
上記アデノシン誘導体はR4及び糖残基の3゛位の一〇H基を介して酵素的にヌ
クレオチド鎖に組み込まれ得る。
形成されるオリゴ又はポリヌクレオチドも本発明の範囲に含まれる。
上記アデノシン誘導体は有利に、プリン塩基の8位が活性化された2゛−デオキ
シアデノシン誘導体を式(■):NO,−(CIl、)11−N)IX (I[
>(式中、n及びXは上記と同義である)のジアミンと反応させる方法を使用す
る合成経路により得られる。
8位が活性化されたアデノシン誘導体としては、ハロゲン化物を使用すると有利
である。より特定的には臭化物又は塩化物を使用する。
式(II)のジアミンとの反応は有機溶媒の存在下で実施される。適当な溶媒は
メタノール、エタノール、プロパツール、ピリジンである。
糖残基の5“位がリン酸基を含むアデノシン誘導体は好ましくは、Xが水素原子
を表す場合にはヌクレオチド上で直接、あるいは遊離アミノ基のブロッキング後
にシアノエチルリン酸のような試薬でリン酸化することにより得られる。
適当なブロッキングはベンジルオキシカルボニル基で実施される。
対応するジ及びトリリン酸誘導体は5゛−モルホリゾート誘導体とリン酸塩又は
ピロリン酸塩との作用により得られる。
上記ヌクレオチドは酵素的にオリゴヌクレオチドに組み込まれ得る。
有利にはこの組み込みは「ニックトランスレーション」なる方法により実施され
る。
この手順によると、DNA又はRN^フラグメント中の規則的な間隔で並んだ部
位にヌクレオチドを均一に組み込むことができる。そのためには、3゛末端に遊
離の−OHを生じる酵素、特に大腸菌のDN^アーゼIでDNA又はRN^フラ
グメントを処理する0次いで、DNAポリメラーゼIと反応させることによって
DNA又はRN^フラグメント中に所望のヌクレオチルデオキシトランスフェラ
ーゼを一重又は二重鎖DNAフラグメントと共に使用することにより実施され得
る。
Rが−(CHz)。812基を表し、nが上記と同義である上記の好適な誘導体
を使用する別の具体例によると、アデノシン誘導体をヌクレオチド配列に酵素的
に組み込み、次にビオチンのN−ヒドロキシスクシンイミドエステルをヌクレオ
チド配列に作用させることによりビオチンを化学的に導入する。
同様の反応により種々のX基を導入することができる。
上記アデノシン誘導体は、例えば生物液体混合物又は細胞溶解物中に存在してい
る核酸配列を検出及び単離するためのプローブとして使用可能なヌクレオチド配
列を作成するために非常に有利な合成中間体を精成する。
これらのヌクレオチド配列はアデニン基にもたらされた修飾により、高感度で相
補的配列とハイブリダイズして高安定性のハイブリッドを形成することが可能で
ある。
本発明の誘導体を含むヌクレオチド配列から得られる10−ブは、更に経時的に
高い安定性を有しており、数年間保存できる。
プローブ中に含まれるヌクレオチド配列とハイブリダイズする相補的ヌクレオチ
ド配列の検出は、X基に基づく非放射活性方法により実施され得る。
非放射活性法とは、例えば着色(発色)又は蛍光(発光)生成物を使用する光化
学的検出反応を意味する。
変形例として、検出は酵素又は抗体を使用する免疫酵素反応により実施され得る
。
ヌクレオチドがビオチン分子の導入により修飾されているような本発明の好適具
体例によると、ビオチンと酵素を結合させる。
有利には、ビオチンと共に安定複合体を形成するアビジンを使用する。この結合
はハイブリダイゼーション反応後に実施され得る。
変形例によると、アビジンそれ自体は検出用生成物、例えばローダミン又はフル
オレセインのような着色又は蛍光性化合物と結合される。
他の変形例によると、アビジンは反応後に容易に検出できる不溶性生成物を形成
する酵素と結合される。
有利には、この第2の酵素はアルカリホスファターゼ又はペルオキシダーゼであ
る。
ビオチンの検出は抗ビオチン抗体を使用しても実施できる。
当然のことながらこの化学的修飾は、後でプローブが所望のDNA配列又はフラ
グメントとハイブリダイズする際の妨げとならないように実施しなければならな
い。
本発明のプローブは、有利には怒染性の細菌及びウィルスで相補的DNA配列を
検出するために使用される。このような細菌及びウィルスとしてはChla−y
dia、 Campylobaeter、Brucella、Parvovir
us、ビートの根茎病(rbizomanie)に関与するウィルス、B型肝炎
ウィルスが挙げられる。
これらのプローブは細菌の抗生物質耐性を検出するためにも使用できる。
本発明の他の特徴及び利点は2°−デオキシアデノシン誘導体の合成及びプロー
ブ作成のためのその使用に関する以下の実施例から明らかになろう。
81 ビ ニル ゛ れt・ブlン のム8−N−[1−アミノ−10−デカニ
ルト2“−デオキシアデノシン(化合物L)
15.17g、47mmoleの8−ブロモ−2゛−デオキシアデノシン(3)
と32fI、186mmoleの1.10−ジアミノデカンとを350m1のエ
タノールに混合し、24時間還流した0次に溶液を濃縮乾個し、得られた残渣を
エチルエーテルで数回洗い、過剰のジアミンを抽出しな、溶媒としてイソプロパ
ノ−ルーN)1.0B−H20(6−1−1)の3元混合物を使用して低圧下で
残渣のフラクションをシリカカラムで精製した。
F(沸点):190℃
CaoH3sNy03(421)の
理論値 C56,98; t18.37. N23.25実測値 C56,83
; H8,59; N23.65゜8−N−[1−N−ベンジルオキシカルボニ
ルアミノ−10−デカニルツー2′−デオキシアデノシン(化合物ζ)3.7g
(8,5mmole)の化合物りを3011の水と40m1のエタノールの混合
物に加熱下に溶解させた。溶液の温度を室温にし、4.5g、17.7mmol
eのN−ベンジルオキシカlレボニル−N゛−メチルイミダゾリウムクロリドを
加え、24時間磁気撹拌下においた。溶液を濃縮乾個し、得られたシロップをシ
リカクロマトグラフ4 (CLClz−MeOH)(MeOH=メタノール)に
より精製した。
72%の収率に対応する3、ssyのベンジルオキシカルボニル化物が得られた
。
6−N−ベンゾイル−8−N−[1−N−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1
0−デカニル]−2゛−デオキシアデノシン(化合N5)2.38g<4.28
+*mole>の化合物ζをピリジン(Merek)で2回共蒸発させることに
より乾燥した後、同一の無水溶媒15M1に溶解させた。0℃(浴:氷水)で3
.7zlの塩化ベンゾイルを滴下添加し、混合物を室温にした。24時間後、5
zlのメタノールを加えることにより過剰の反応物を除去し、溶液を乾燥濃縮し
た。残渣を10011のC[1,CI□に溶解させ、まずNlHCO3の飽和溶
液、次に水で洗った。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空蒸発させ
た。
12.6z1のピリジンと6.4zlのエタノールの混合物(氷水浴中で冷却)
にシロップを溶解させ、ここに8Nのソーダ9.5zNを加えた。30分後、溶
液をH9形のDo@ex 5011X8樹脂で中和した。樹脂を一過してメタノ
ールで濯ぎ、溶媒を乾燥するまで濃縮した。モノベンゾイル化誘導体がエタノー
ル中に結晶した。
F: 87−88℃(エタノール)
NNR’B 400MH2: (CDCI3+TMS): δ= 1.20<(
16B、CHz(3,8)); 1.38(m、28. CEI−(9));
1.55(m、21. CL (Z));2.22(m、IH,H”2); 2
.67(s、1B、H’2): 3.10(論、211. C112(10))
; 3.35(+*、 2H,CH2(1)); 3.87(II、 211.
H5“5″);4.08(s+、 III、 B’4): 4,69(m、
II(、[l’3); 4.76(s、 18. Nu);5.06(s、 3
H,CH2φ十NH); 6.50(q、 IH,+l’り; 7.37(s、
5B。
φ); 7.4L−7,49(j 3B、Bφ’p、Hφ’an’); 7.9
8−8.00(S+s、 2H,[1φ’oo’); 8.4(s、IH,82
)。
6−@−ベンゾイルー3°−ベンゾイル−8−N−[1−N−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−10−デカニルツー2′−デオキシアデノシン(化合$A4)
2g(3mmole)の化合物亀を6.5z1のピリジンに溶解させ、1.13
y(3,3mmole)の塩化ジメトキシトリチルを加えた。室温で2時間半後
、メタノールを数滴加えることにより過剰の反応物を除去し、乾燥濃縮し、残渣
をCH2Cl、に溶解させ、まず炭酸水素ナトリウムの飽和溶液、次に水で洗っ
た。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過及び真空蒸発後、沈澱物を石油エ
ーテルで洗った。
トリチル化誘導体(1,85g、1.9mmole>を2511のピリジン(M
erck)に溶解させ、2.6g(11,4mmole)の塩化ベンゾイル及び
115■のDM^Pを加えた。室温で1時間半後、真空濃縮し、CH2Cl2で
希釈し、まず炭酸水素ナトリウムの飽和溶液、次に水で洗い、石油エーテルで沈
澱させた。
2%のOS八を含有するC[1zCIz−MeOH(7−3)混合物30z1に
沈澱物を溶解させ、室温で10分後、溶液を洗い(NaHCO*及びH2O)、
乾燥し、真空濃縮した。残渣をシリカクロマトグラフィ(溶媒C[IzClz−
MeOH)により精製シタ。
NMR’114008Hz: (CDCIs+TMS): δ= 1.25(I
I、 16H,CL(3−8)): 1.466、2B、 Cut (9));
1.63(m、 2tl、 CH2(2));2.47(dd、II!、[1
″2); 2.97(−、ill、H’2); 3.17(q、2H,Cut(
10))、 3.47(q、 2H,CHz (1)); 4.03(d、 1
B、 H″5); 4.16(d。
1B、H’5); 4.31(m、10. H’ 4); 5.0B(s、2H
,CHzφ);5.71(d、 1B、 It’3); 6.66(q、 il
l、 H’l); 7.33(s、 5B、φ);7.45−7.65(輸、2
1(、Hφ’+111’): 7.82(d、IH,Hφ’p);8゜00−8
.12(2d、 2B、 Hφ’oo’); 8.57(s、 lfl、 H2
): 9.10(s、 ltl。
NHCOφ′)。
8−N−[1−アミノ−10−デカニルト2−デオキシアデノシン5゛−トリリ
ン酸(化合物り
3Z7yg(0,428mmo le)の化合物乞、1−soleのピリジニウ
ムのシアノエチルリン酸塩(1m−o1e/+++4の貯蔵溶液IM1)を51
11のピリジンに溶解して成る溶液を30℃で真空濃縮した。得られたシロップ
を1011のピリジンに2回溶解させた後、蒸発乾個した。無水ピリジンで同一
の操作を繰り返した。
乾燥残渣を5xiの無水とリジンに溶解させ、約0.5g(6当量)のN、N’
−ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)を加え、混合物を室温で48時間
磁気撹拌下においた。3M1の水を加え、1時間撹拌し、ピリジンを加熱乾燥し
、10M1の水に残渣をとった。形成されたジシクロへキシルウレアを濾過し、
1o111ノ水で濯いだ、涙液を濃縮し、残渣を30m1ノロN N[1,0[
1にとり、60℃で24時間インキュベートした。アンモニア溶液を濃縮し、得
られたシロップを、溶媒としてエタノール−水混合物(EtO[1−HzO)
(1−2)を使用してセファデックスC10で精製した。紫外線及びリン定量に
陽性のフラクションを凍結乾燥後、1781fI(収率49%)のモノリン酸塩
を得た。
200mgのモノリン酸塩を水−メタノール混合物(1−1>に溶解させた後、
モルホリニウム形態のDowex 50 WX8樹脂のカラム(3%1cm)に
溶液を通した。溶出液が紫外線を吸収しなくなるまでカラムをこの混合物で洗っ
た。
溶液を濃縮し、残渣を3x1のt−ブチルアルコール及び3zfのH2Oにとり
、tos、+1の蒸留モルホリン(4当l)を加え、4.5allのt−ブチル
アルコールに溶解した259iy(1,25mmole)のDCCを滴下添加し
た。4時間還流した。溶媒としてイン10パノール−NH,0H−H,O混合物
(7−1−2)を使用してシリカ薄層クロマトグラフィで分析した処、反応は終
了していた。
溶液を室温まで冷却し、形成された沈澱物を濾過し、t−ブチルアルコールで洗
った。P液を蒸発乾個した。残渣を水に溶解させ、水相をエーテル(15v&)
で3回抽出した。水相を濃縮して収率75%でモルホリゾートを得た。
5zlの水に溶解した178zy(insole>のピロリン酸に、10m1の
ピリジン(Merck)及び1.Ozj!(4,2mmole>の蒸留トリー1
−ブチルアミンを加えた。シロップが得られるまでこの均質溶液を蒸発させ、1
0zlの無水ピリジンで4回連続的に共蒸発することにより脱水した。
次に、別に蒸留したトルエン(5*f>で2回共蒸発させることにより残留ピリ
ジンを除去し、4人のモレキュラーシーブで回収した。
次にジメチルスルホキシド(DMSO) (5zN、無水)に溶解したモルホリ
ゾートにトリーn−ブチルアミンのピロリン酸塩を加えた。
溶液を室温に維持し、24時間後に上記のよう調製したトリーn−ブチルアミン
のピロリン酸塩0.5−−oleを加えた。室温で3時間後、モルホリゾートが
消失したので5Nの水を加え、炭酸水素塩形態のDEAEセルロースカラム(2
,5X 30c11)に溶液を通した。溶出液が紫外線を吸収しなくなるまでカ
ラムを水洗した後、重炭酸トリエチルアンモニウムの0−0.35Mの直線勾配
で溶離した。
(紫外線−リンで)同定されたトリリン酸塩を含むフラクション(3z1)を合
わせて蒸発乾溜(浴30−35℃)した、メタノールと共に数回蒸発させ、水に
数回溶解させてから凍結乾燥し、TEABを除去した。
2001gのモノリン酸塩から36肩2のトリリン酸塩が得られ、収率は23%
であった。
1また1
C26B31N7012P3の理論値 M=661.16実測値 [M+ H]
”= 662.16HMR’H400MHz: (DzO):δ= 1.8(m
、 14H,デシルプロトン): 1.49(t、 28.デシルプロトン);
1.61(m、 21’1.デシルプロトン); 2.18(dd、 2[1
,B”2); 2.68(m、 tH,H’2); 2.84ct、 28.デ
シルプロトン); 3.38(@、 2t(、H5’5″): 4.14<dd
。
IH,H’4); 4.30(t、 1B、 H’3); 4.65(HDO)
; 6.35(q、 IH。
tl’l): 7.98(s、 18.02)。
NMR”P 162MH2: (020): PO,)1.=−8,209(d
、 IP、 P、。
’P、−P、=19.458Z); −9,866(d、 IP、 P、、 J
p、P、、 JP、P、=19.45Hz、 Jpa−P*=OHz); 20
.987(t、 IP、 Pa、 Jpa−P、=Jps−Pv + 19.4
5[1z)。
8−N−[1−N−ビオチニル−10−デカニル]−2゛−デオキシアデノシン
5°−トリリン*<化合物」)
別に蒸留したジメチルホルムアミド(DMF>(100ul)にIHの炭酸水素
ナトリウム(200u1)及びビオチンのN−ヒドロキシスクシンイミドエステ
ル(5■)を溶解してなる溶液をトリリン酸塩5(9瀧g)に加えた。
4℃で24時間後にンヒドリン試験:陰性)、反応媒体に水(lzl)を加えた
後、セファデックスG10のクロマトグラフィカラムにおいた。水で溶離すると
紫外線を吸収する主なピークが2つ現れ、その一方のみが糖試験で陽性、アミン
試験で陰性応答を示した。この溶離液のフラクション(3mlりを合わせて蒸発
乾個後、高性能液相クロマトグラフィ(IIPLc) (ヌクレオジlしNuc
l&osilカラム5C184,6X250mm)で精製し、凍結乾燥した。収
率は16%であった。
1また1
C3゜HsJsO+ 4SP3の理論値 M=887実測値 しN+ )I]”
= 888.63次に、本発明の好適な誘導体で実施されるDNA配列の検出例
を説明する。
B ;ウィルスの ツムの− を むONへのヌ レオ丘
【1へ1此
■、材料及び方法
化合物」を「ニックトランスレーション」法によりB型肝炎ウィルスのゲノムの
一部分を2回含むプラスミドpcP10(12)に酵素的に組み込んだ。
酵素による組み込みは、置換率に間接的に従い得るようにトリチウム置換したd
CTPの存在下で実施した。
化合物乞は大腸菌のDNAポリメラーゼIに対して使用可能な基質である。
0.2Jの化合物」の存在下で14%のアデノシンを300++gのプラスミド
pcP10に置換した。
このビオチニル化プローブの検出限界の決定は、以下の方法を使用して計算した
。
種々の濃度のビオチニル化プローブ1u1をニトロセルロース股上においた1次
にこの膜を2時間真空で80℃に加熱し、ウシアルブミン(1%)の塩化ナトリ
ウム(0,15M)及びTween(0,1%)を含む緩衝液tris−1’I
C110mM、 pH8の存在下で飽和させ、非特異的吸着を減少させた。膜に
固定化したプローブを検出するには、アビジン、ストレプトアビジン又はアルカ
リホスフェートで標識した抗ビオチン抗体と共に1時間インキュベートした後、
適当な基質中で30分間インキュベートした。検出系の種類(アビジン、ストレ
プトアビジン又は抗体)及び使用される条件に関係なく 1.5pyまでの10
−ブを検出することが可能であった。
相同DNA配列を含む標的DNAを検出するためにこのビオチニル化プローブを
使用した処、検出限界は89gであった(75Hg/zlに濃縮したプローブを
使用して68℃で16時間行う従来の一重鎖ハイブリダイゼーション10トコー
ル(13)による)。
ビオチニル化10−ブは50%のホルムアミドと共に42℃で使用することもで
きる。該プローブはこの条件で完全に安定であった。
既述したように、本発明は上記実施例限定されずあらゆる変形を包含するもので
ある。
炙J】J【
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国際調査報告
Ai’jNEX τ口τFEINτERNAT!0NAL 5EARCHREP
ORT 0NZNTERNATIONAL APfLJCAT!ON No、
PCT/TR87100291(SA 113069)
Claims (4)
- 1.式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(式中、R1は−OH、−OPO3H 2、−OP2O6H3、−OP3O9H4基、又はオリゴヌクレオチドから選択 され、R2は水素原子、−OH基、又はオリゴもしくはポリヌクレオチドから選 択され、Rはアミノアルキル鎖を表す)に対応する2′−デオキシアデノシン誘 導体から生成されることを特徴とする核酸検出用プローブ。
- 2.R鎖が構造−(CH2)n−NHX(nは4〜12の整数、Xは水素原子又 は分子マーカーとして機能することが可能な基を表す)に対応することを特徴と する請求項1に記載のプローブ。
- 3.マーカー基がローダミン、フルオレセインもしくはダンシルのような着色も しくは蛍光基、ハプテン、ホスファターゼもしくはペルオキシダーゼのような酵 素、ペプチド又はビオチンから選択されることを特徴とする請求項2に記載のプ ローブ。
- 4.アデノシン残基が酵素的手段によりヌクレオチド鎖に組み込まれていること を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプローブ。
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