JPH0146659B2 - - Google Patents

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JPH0146659B2
JPH0146659B2 JP628481A JP628481A JPH0146659B2 JP H0146659 B2 JPH0146659 B2 JP H0146659B2 JP 628481 A JP628481 A JP 628481A JP 628481 A JP628481 A JP 628481A JP H0146659 B2 JPH0146659 B2 JP H0146659B2
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JP
Japan
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soil
crushing
excavated soil
sieve
crushed
Prior art date
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Expired
Application number
JP628481A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57121086A (en
Inventor
Genzaburo Murai
Koichi Mori
Takashi Sadayasu
Tatsuo Hagiwara
Shigenori Nagaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd, Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP628481A priority Critical patent/JPS57121086A/ja
Publication of JPS57121086A publication Critical patent/JPS57121086A/ja
Publication of JPH0146659B2 publication Critical patent/JPH0146659B2/ja
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  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、掘削土の再生処理方法に関する。
ガス導管工事、上下水道工事、電気工事等から
発生する掘削土は、掘削によるこね返しを受ける
ため、必要な路床支持力を失い、埋戻し材料とし
ては使用できなくなり廃棄していた。このため新
たに良質の土砂を埋戻し用として使用しなければ
ならず、掘削土の投棄費用と併せて経済的に相当
の負担となつていた。そこで、従来も掘削土に生
石灰等の土質安定剤を添加し、含水比の低下、土
の団粒化王の作用によつて掘削土に支持力を持た
せる方法が実施されているが、ローム、粘性系土
等の土質では安定剤を極めて多量に添加しなけれ
ば、必要な支持力が得られず経済的に全く引合わ
ない。又、かゝる土質の場合はジヨークラツシヤ
やドラム型ミキサー等を用いる従来方法ではジヨ
ークラツシヤの歯板に粘着したり、ドラム型ミキ
サー内でのかきまぜによつて雪だるま式に塊が大
きくなつて掘削土と土質安定剤との混合が不十分
となる等の問題が発生し処理が困難であつた。
本発明は、従来の掘削土再生処理の上述の実情
にかんがみ、ローム、粘性系土質の場合にも、埋
戻しに適する路床支持力と締め固め性能とを有す
る良質な再生土が得られ、かつ経済性の良好な掘
削土の再生処理方法を提供することを目的とす
る。
本発明は、第1図に示す工程により、まず掘削
土と、本発明の工程により得られる掘削土中に混
入していた砕石分の粗粒などからつくられる回収
助材と、土質安定剤とを一緒にして破砕予備混合
した後、この材料を衝撃により解砕混合し、しか
る後に篩分けを行つて篩下を再生土とし、篩上を
必要により中間破砕を行つて回収助材とすること
を要旨とするものである。上記の「解砕」とは、
土塊を砂乃至砂利程度の粒度にまで解きほぐすこ
とを意味する。
以下、本発明を、その実施例を示す図面にもと
づいて詳細に説明する。
第2図は、本発明の方法を適用した掘削土再生
処理設備の一実施例の工程を図式的に示す図であ
る。掘削土1は受入ホツパ2、ベルトフイーダ3
を介して破砕機4に投入され、破砕機4によつて
破砕され、粒度調整が行なわれるとともに予備混
合が行なわれる。この際、破砕機4には、掘削土
1と共に、以下に説明する工程により得られた篩
分け操作による篩上である掘削土中に混入してい
た舗装表層、路盤材の廃材等の砕石分の粗粒など
からつくられる回収助材5及びセメント、生石灰
等の土質安定剤6が同時に供給される。土質安定
剤6が塊状の場合は、破砕機4に投入するに先立
つてピンミル7等により1mm以下の粒度にするこ
とが化学反応を最大限に利用する上で望ましい。
破砕機4としては、大型のダブルロールクラツシ
ヤなどが適している。この型の破砕機は、投入さ
れた各材料を一緒にして二つのローラで挾圧して
ちぎりながら押圧して破砕するので、その過程で
各材料は混合され含水比の少い回収助材5は掘削
土1が破砕部に付着することを低減させるのに役
立ち、高粘性土や付着性のある舗装材も容易に破
砕することができる。したがつて生石灰等の土質
安定剤6は、破砕機4内で破砕された上記の材料
と十分混合される。
上記の破砕操作により粒度が60mm程度以下とな
つた材料は、次いで解砕混合機8に投入され、衝
撃により解砕混合が行なわれる。解砕混合は上記
の材料を解砕し、部分的には破砕を行つて粒度調
整をなし、さらに上記材料の均一混合をはかり、
特に破砕機4に供給された生石灰等の土質安定剤
と土との反応促進、粘性の低下、強度改質などの
作用を増大させるために行うものである。
解砕混合機8としては、例えば、特公昭42−
11861号公報に示されている、粘性物質の解砕に
特に適した衝撃式混合機を使用するのが好適であ
る。衝撃式混合機は第3図に示す如く、水平軸の
回りに回転する回転体81に打撃子82を取付け
て回転打撃子となし、これに対向して図示せぬ原
動機により屈曲運動をする、複数のヒンジを有す
る可撓式解砕板83を有しており、83の面およ
び82,86両者の間の空間において短時間で材
料の解砕ならびに混合が行なわれる。回転打撃子
82の衝撃作用ならびに可撓式解砕板83の自動
的な付着物振い落し作用によつて、粘性の高い材
料も付着することなく解砕され、又硬質材料は部
分的に破砕され、同時に、これらの材料の混合が
速やかに行なわれる。本実施例の処理設備では前
述のダブルロールクラツシヤー4により破砕予備
混合された材料をこの型の解砕混合機に投入する
ので、衝撃による解砕混合及び解砕板からの振い
落しは一層確実になり、従来のごとく解砕操作と
混合操作とを各別に行う必要がなく、設備が簡略
化される。
解砕混合によつて40mm程度以下の粒度となつた
材料は、次いで振動篩9により篩分け操作を行つ
て篩下と篩上とに分離する。この際、篩のメツシ
ユは13mm程度とするのが適当である。篩下は再生
土10として埋戻し材料とし、篩上は必要に応じ
て中間破砕機11により粒度調整を行い、回収助
材5として再び破砕機4に戻し、循環使用する。
中間破砕機11としては破砕粒度が細く、付着の
成長の少い衝撃摩砕式製砂機を使用するのが好都
合である。
回収助材5を掘削土に混合することにより、上
述の各工程において硬質材料からなる細骨材の含
有率を増大させ、全体の含水比を低下させること
が出来るので、掘削土の路床支持力が高くなり、
再生土の性状改善に好結果をもたらし、かつ、生
石灰等の安定剤の所要量も低減するので経済性も
向上する。
上述の工程によつて得られた再生土は、土質安
定剤によつて、土粒子が化学反応によつて団粒化
し土質が改良され、舗装表層、路盤材の廃材など
からつくられる回収助材の細粒が均一に分散混合
された混合物となり、路床支持力も大きくなり、
作業機器への付着が少く、取扱いの容易な作業性
に富んだ土木材料となり、埋戻し材料として十分
利用できるものとなる。
次に本発明の方法を適用した掘削土の再生処理
装置及びこれにより処理された材料及び製品の実
施例を挙げる。
Γ掘削土(回収助材を含む) 寸法 500mm×500mm×250mm以下 組成 ローム質 粘土質 砂質 舗装表層材 路盤材 38.7% 19.4% 19.4% 7.5% 15.0% CBR(ローム質、粘土質、砂質) 0.5% 含水比 33.5% Γダブルロールクラツシヤ 破砕間隙 25mm 破砕粒度 60mm角目通過 Γ生石灰添加率 乾燥土量の5% Γ解砕混合機 打撃子周速 15m/s 解砕混合粒度 40mm角目通過 Γ篩分け機 ・網目寸法 13mm ・篩上比率 33.3% ・篩下比率 66.7% ・篩上 組成 舗装表層材 33.3% 路盤材 66.7% ・篩下性状 製品 CBR 70 % 含水比 19.8% 以上詳述した通り本発明によれば、掘削土と回
収助材および土質安定剤を最初から一緒にして破
砕予備混合し、次いで衝撃により解砕混合を行う
ようにしたので、破砕機の刃板への粘着がなく、
且つ雪だるま式の塊にならないで充分混合を行な
うことができ、従つて、土質安定剤の使用量も少
なくて済み、ローム、粘性系土質等の粘性及び含
水比の高い掘削土の支持力を充分持たせ得ること
ができるので従来再生処理出来なかつた掘削土の
再利用が可能になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の工程を示す系統図、第
2図は本発明の実施例の工程及び使用機器を説明
する図式図、第3図は解砕混合機の一例を示す断
面図である。 1……掘削土、4……破砕機、5……回収助
材、6……土質安定剤、8……解砕混合機(衝撃
式混合機)、9……篩分け機、10……再生土、
82……回転打撃子、83……可撓式解砕板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 掘削土および土質安定剤を一緒にして解砕混
    合を行い、次いで篩分けを行い、篩下を再生土と
    する掘削土再生処理方法において、上記の篩分け
    における篩上を回収助材として、上記の掘削土お
    よび土質安定剤と一緒にして破砕予備混合を行
    い、上記の解砕混合を回転打撃子および可撓式解
    砕板を有する衝撃式混合機を使用して行なうこと
    を特徴とする掘削土の再生処理方法。
JP628481A 1981-01-21 1981-01-21 Treatment for regenerating excavated soil Granted JPS57121086A (en)

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JP628481A JPS57121086A (en) 1981-01-21 1981-01-21 Treatment for regenerating excavated soil

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JP628481A JPS57121086A (en) 1981-01-21 1981-01-21 Treatment for regenerating excavated soil

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Publication Number Publication Date
JPS57121086A JPS57121086A (en) 1982-07-28
JPH0146659B2 true JPH0146659B2 (ja) 1989-10-09

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ID=11634087

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JPS57121086A (en) 1982-07-28

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